JPS61202744A - ロストワツクス鋳型 - Google Patents
ロストワツクス鋳型Info
- Publication number
- JPS61202744A JPS61202744A JP4309785A JP4309785A JPS61202744A JP S61202744 A JPS61202744 A JP S61202744A JP 4309785 A JP4309785 A JP 4309785A JP 4309785 A JP4309785 A JP 4309785A JP S61202744 A JPS61202744 A JP S61202744A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- added
- slurry
- mold
- lost wax
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は精密鋳造法の代表例として知られているロスト
ワックス法に係り、より詳細には、ロストワックス鋳型
の改良に関する。
ワックス法に係り、より詳細には、ロストワックス鋳型
の改良に関する。
(従来の技術及び問題点)
ロストワックス法は、原型模型であるワックス模型の製
作、鋳型造型、ワックス除去、鋳込みの工程からなり、
ロストワックス鋳型は1通常、注湯時の型割れ防止のた
め、スラリー塗布→スタッコ材(ロストワックス鋳型に
使用する鋳物砂)ふりかけ→乾燥の工程を多数回繰り返
してワックス模型の表面に多層からなる被覆を形成して
造型されている。
作、鋳型造型、ワックス除去、鋳込みの工程からなり、
ロストワックス鋳型は1通常、注湯時の型割れ防止のた
め、スラリー塗布→スタッコ材(ロストワックス鋳型に
使用する鋳物砂)ふりかけ→乾燥の工程を多数回繰り返
してワックス模型の表面に多層からなる被覆を形成して
造型されている。
この点、従来の造型法では、スラリー塗布、スタッコ材
ふりかけ、乾燥からなる工程を6〜8回も繰り返す必要
があり、しかも各工程での乾燥には3〜8時間必要であ
り、造型作業を完了するまでには長時間を要する欠点が
あった。
ふりかけ、乾燥からなる工程を6〜8回も繰り返す必要
があり、しかも各工程での乾燥には3〜8時間必要であ
り、造型作業を完了するまでには長時間を要する欠点が
あった。
(発明の目的)
本発明は、前述の従来のロストワックス鋳型造型に伴う
欠点を解消し、造型時間が短縮できると共にスタッコ材
使用量を低減でき、しかも鋳型の強度及び靭性を向上し
得るロストワックス鋳型を提供することを目的とするも
のである。
欠点を解消し、造型時間が短縮できると共にスタッコ材
使用量を低減でき、しかも鋳型の強度及び靭性を向上し
得るロストワックス鋳型を提供することを目的とするも
のである。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、本発明者等は、従来の造型作
業の長時間化が注湯時の型割れ防止のために多数回の工
程を必要としている点に鑑み、鋳型の強度及び靭性を向
上させることにより工程数を節減可能であるとの知見の
下に、スラリー中又はスタッコ材中に強化材を添加する
ことを想到し、強化材として炭素繊維又はアルミナ質等
々の耐火物繊維を添加することにより可能であることを
見い出したものである。
業の長時間化が注湯時の型割れ防止のために多数回の工
程を必要としている点に鑑み、鋳型の強度及び靭性を向
上させることにより工程数を節減可能であるとの知見の
下に、スラリー中又はスタッコ材中に強化材を添加する
ことを想到し、強化材として炭素繊維又はアルミナ質等
々の耐火物繊維を添加することにより可能であることを
見い出したものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳述する。
添加する炭素繊維又は1大物繊維は1例えば、20μm
φのものを10mm以下のチョップ材にして使用し、鋳
型の強度向上、添加時の均一分散化などの点より0.1
〜3%の範囲で添加するのが好ましい。
φのものを10mm以下のチョップ材にして使用し、鋳
型の強度向上、添加時の均一分散化などの点より0.1
〜3%の範囲で添加するのが好ましい。
使用するスラリーとしては、水性エチルシリケートにシ
リコンフラワーを混合したもの等々1通常使用される材
料でよく、特に制限されない。
リコンフラワーを混合したもの等々1通常使用される材
料でよく、特に制限されない。
また、スタッコ材もジルコンサンド、ハイアルミナ粒な
ど、通常使用される材料でよく、特に制限されない。
ど、通常使用される材料でよく、特に制限されない。
上記繊維をスラリー中に添加する場合及び/又はスタッ
コ材に添加する場合、必ずしも各工程毎。
コ材に添加する場合、必ずしも各工程毎。
すなわち各層毎に添加する必要はなく、添加量を調節さ
せて適宜層に添加することも可能である。
せて適宜層に添加することも可能である。
スタッコ材に添加して、これを被覆するには、例えば、
底部にポーラスレンガを有する容器内に繊維添加スタッ
コ材を収容し、空気をそのポーラスレンガを通して下方
より供給することにより流動層を形成し、この中に被覆
すべき鋳型を差し入れて表面に被覆することができる。
底部にポーラスレンガを有する容器内に繊維添加スタッ
コ材を収容し、空気をそのポーラスレンガを通して下方
より供給することにより流動層を形成し、この中に被覆
すべき鋳型を差し入れて表面に被覆することができる。
上記繊維を添加することにより、鋳型の強度(抗折力)
は約1.6倍大きくすることができ、したがって、スラ
リー塗布→スタッコ材ふりかけ→乾燥の工程を4回位の
少数回にまで減することが可能である。
は約1.6倍大きくすることができ、したがって、スラ
リー塗布→スタッコ材ふりかけ→乾燥の工程を4回位の
少数回にまで減することが可能である。
(実施例)
製作したロストワックス模型に次の要領でスラリー塗布
→スタッコ材被覆→乾燥の工程を4回繰り返した。
→スタッコ材被覆→乾燥の工程を4回繰り返した。
スラリー(各層)・・・水性コロイダルシリカ500v
a flジルコンフラワー と溶融シリカ 900g 炭素繊維(10mm長さ)−2、5% (対ジルコンフラワー) スタッコ材(1〜2層)・・・ジルコンサンドスタッコ
材(3〜4層)・・・ハイアルミサンド得られたロスト
ワックス鋳型について抗折力テストを行い、炭素繊維添
加量と曲げ強さくkg/cm” )の関係を調べた。そ
の結果を第1図に示す。
a flジルコンフラワー と溶融シリカ 900g 炭素繊維(10mm長さ)−2、5% (対ジルコンフラワー) スタッコ材(1〜2層)・・・ジルコンサンドスタッコ
材(3〜4層)・・・ハイアルミサンド得られたロスト
ワックス鋳型について抗折力テストを行い、炭素繊維添
加量と曲げ強さくkg/cm” )の関係を調べた。そ
の結果を第1図に示す。
同図よりわかるように、スラリー中に炭素繊維を添加す
ることにより、無添加の場合よりもロストワックス鋳型
の抗折力を向上することができ、特に0.3〜1%位添
加すると1.4倍以上、最大1.6倍の抗折力向上が得
られ、工程数をそれに応じて著減できる。
ることにより、無添加の場合よりもロストワックス鋳型
の抗折力を向上することができ、特に0.3〜1%位添
加すると1.4倍以上、最大1.6倍の抗折力向上が得
られ、工程数をそれに応じて著減できる。
なお、スタッコ材中に添加量を変えてSiC繊維を添加
し、上記と同様の要領でロストワックス鋳型を造型し、
抗折力テストを実施した結果、第1図の場合(スラリー
中への添加)とはゾ同じ傾向が確認された。
し、上記と同様の要領でロストワックス鋳型を造型し、
抗折力テストを実施した結果、第1図の場合(スラリー
中への添加)とはゾ同じ傾向が確認された。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、ロストワックス鋳型の
スラリー中又はスタッコ材中に炭素繊維又は耐火物繊維
を添加したので、鋳型の強度、靭性を向上することがで
きるので、造型工程数を大幅に低減でき、したがって、
被覆層数の減少及び造型時間の短縮化やスタッコ材使用
量の低減化が可能になるので、省エネルギー、低コスト
等の実用上の効果が大きい。
スラリー中又はスタッコ材中に炭素繊維又は耐火物繊維
を添加したので、鋳型の強度、靭性を向上することがで
きるので、造型工程数を大幅に低減でき、したがって、
被覆層数の減少及び造型時間の短縮化やスタッコ材使用
量の低減化が可能になるので、省エネルギー、低コスト
等の実用上の効果が大きい。
第1図はロストワックス鋳型の抗折力と炭素繊維添加量
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
Claims (1)
- ワックス模型の表面にスラリー塗布、スタッコ材被覆、
乾燥の工程を多数回繰返して造型してなるロストワック
ス鋳型において、上記スラリー又はスタッコ材中に炭素
繊維又は耐火物繊維を添加せしめたことを特徴とするロ
ストワックス鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309785A JPS61202744A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ロストワツクス鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309785A JPS61202744A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ロストワツクス鋳型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202744A true JPS61202744A (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=12654330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309785A Pending JPS61202744A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | ロストワツクス鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61202744A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286980A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | General Electric Co <Ge> | 補強セラミックシェル鋳型及び関連プロセス |
US6364000B2 (en) * | 1997-09-23 | 2002-04-02 | Howmet Research Corporation | Reinforced ceramic shell mold and method of making same |
EP1339512A1 (en) * | 2000-11-10 | 2003-09-03 | Buntrock Industries | Investment casting mold and method of manufacture |
JP2003326335A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-18 | Howmet Research Corp | 強化シェルモールドおよび方法 |
JP2005153021A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-16 | Howmet Research Corp | 強化されたシェルモールド及び該シェルモールドの製造方法 |
US7004230B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-02-28 | Buntrock Industries, Inc. | Investment casting shells and compositions including rice hull ash |
US7048034B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-05-23 | Buntrock Industries, Inc. | Investment casting mold and method of manufacture |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP4309785A patent/JPS61202744A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6364000B2 (en) * | 1997-09-23 | 2002-04-02 | Howmet Research Corporation | Reinforced ceramic shell mold and method of making same |
US6460599B1 (en) | 1997-09-23 | 2002-10-08 | Howmet Research Corporation | Reinforced ceramic shell mold and method of making same |
US6568458B2 (en) | 1997-09-23 | 2003-05-27 | Howmet Research Corporation | Reinforced ceramic shell mold and method of making same |
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EP1339512A4 (en) * | 2000-11-10 | 2004-06-23 | Buntrock Ind Inc | PRECISION MOLDING AND MANUFACTURING METHOD |
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US6991022B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-01-31 | Buntrock Industries, Inc | Investment casting mold and method of manufacture |
US7004230B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-02-28 | Buntrock Industries, Inc. | Investment casting shells and compositions including rice hull ash |
KR100557205B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2006-03-10 | 분트록 인더스트리즈 인코포레이티드 | 인베스트먼트 주조 주형 및 제조 방법 |
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JP2003326335A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-18 | Howmet Research Corp | 強化シェルモールドおよび方法 |
JP4574954B2 (ja) * | 2002-05-15 | 2010-11-04 | ハウメット リサーチ コーポレイション | 強化シェルモールドおよび方法 |
JP2005153021A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-16 | Howmet Research Corp | 強化されたシェルモールド及び該シェルモールドの製造方法 |
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