JPS61202362A - テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構 - Google Patents

テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構

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Publication number
JPS61202362A
JPS61202362A JP60040796A JP4079685A JPS61202362A JP S61202362 A JPS61202362 A JP S61202362A JP 60040796 A JP60040796 A JP 60040796A JP 4079685 A JP4079685 A JP 4079685A JP S61202362 A JPS61202362 A JP S61202362A
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JP
Japan
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loading
tape
guide post
moving
arm
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Pending
Application number
JP60040796A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ooyama
正男 大山
Takeshi Nagasawa
剛 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP60040796A priority Critical patent/JPS61202362A/ja
Publication of JPS61202362A publication Critical patent/JPS61202362A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープレコーダにおけるテープローディング機構
を、以下の項目に従って説明する。
A6産業上の利用分野 B1発明の概要 C0従来技術〔第9図1 D0発明が解決しようとする問題点 E6問題点を解決するための手段 F、実施例 a、シャーシ[第1図乃至第4図、第6図] b、ヘッドドラム[第1図、第2図、第6図] C,リール台[第1図乃至第4図] d、ブロックガイド[第1図、第2図]e、テープロー
ディング機構[第1図乃至第8図] e−1,移動ブロック[第1図乃至第 3図、第6図] e−2,ローディングリング[第1図 乃至第6図] e−3,ローディングリング駆動機構 [第1図乃至第4図、第6 図] e−4,ブロック移動アーム〔第1図 乃至第3図、第5図] e−5,ローディングリングの動作 [第1図乃至第3図] e−6,ピンチローラアーム押圧子 [第2図、第4図、第5図] e−7,移動ガイドポスト押圧子[第 1図、第2図、第4図、第5 図] e−8,移動ガイドポスト [81図、第2図、第4図
、第7図] f、ピンチローラ[第1図、第2図、第4図、第7図、
第8図] g、テープカセットの位置決めビン[第1図、第2図、
第7図] h、画定ガイドポスト[第1図、第2図]i、キャプス
タン[第1図、第2図] j、テンションレギュレータ[第1図、第2図] k、アーム戻しばね[第1図、第2図、第7図、第8図
] t、移動ガイドポストの位置決めブロック[第1図、第
2図] m、テープカセット[第1図、第り図]n、テープレコ
ーダの動作 n−1,テープローディング動作 n−2,テープアンローディング動作 G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なテープレコーダにおけるテープローディ
ング機構に関する。詳しくは、テープローディングポス
ト及び少なくとも1つの移動ガイドポストを所定の位置
へ移動せしめることによりテープカセットから磁気テー
プを引き出して、該磁気テープが所定の走行経路を通る
ようにした状態で記録又は再生を行なうテープレコーダ
におけるテープローディング機構に関するものである。
(B、発明の概要) 本発明テープレコーダにおけるテープローディング機構
は、前記移動ガイドポストの駆動手段に前記テープロー
ディングポストの駆動手段であるローディングリングを
利用することによって、この種のテープローディング機
構の構造を簡単なものとし、かつ、コストを低減すると
共に、移動ガイドポストとテープローディングポスト等
信の移動部材との間の動作タイミングの制御精度を向上
せしめることができるようにしたものである。
(C,従来技術)[第9図] 例えば、ビデオテープレコーダにおける記録再生は該磁
気テープをテープカセットから引き出すと共に、磁気ヘ
ッドが設けられたヘッドドラムに所定の巻付角巻き付け
、かつ、所定の走行経路を通るようにした状態で行なわ
れる。そして、テープカセットからの磁気テープの引き
出しは、一般に、2つのテープローディングポストと1
乃至複数の移動ガイドポストをそれぞれ所定の位置へ移
動せしめることによって行なうようにされている。
第9図にそのような構成を有する従来のテープレコーダ
のm個aを示す。
bはメカシャーシであり、該メカシャーシbの後部に図
示しない回転磁気ヘッドが設けられたヘッドドラムCが
配置されている。dl、dl。
d3及びd4はそれぞれメカシャーシbの所定の位置に
配置された固定ガイドポストであり、eはキャプスタン
である。
fl及びflはテープローディングポストであり、該テ
ープローディングポス)fl及びflはメカシャーシb
の下側に回転自在に設けられた図示しない2つのローデ
ィングリングに図示しないブロック等を介して各別に支
持されており、非ローディング状態においては同図に実
線で示す位置(以下、「非ローディング位置」という、
)に保持され、テープローディングが行なわれると、2
つのローディングリングが互いに反対方向へ回転される
ことによって、同図に2点鎖線で示す位置(以下、「ロ
ーディング完了位置」という、)へと移動されることに
なる。尚、テープローディングポス)fs及びflは、
例えば、これらを各別に支持する移動ブロックの一部が
メカシャーシbに形成された図示しないガイド長孔に摺
動自在に係合されており、その移動ブロックがガイド長
孔に沿って移動することにより移動方向が案内されるよ
うになっている。
gは図示しない回動アームの回動端に設けられたテンレ
ギピン、また、hはこれも図示しない回動アームの回動
端に回転自在に支持されたピンチローラであり、これら
テンレギピンg及びピンチローラhは非ローディング状
態において同図に実線で示す位置に来ており、少なくと
もプレイモードにおいて同図に2点鎖線で示す位置へ移
動されるようになっている。
iは移動ガイドポストの支持アームであり、その基端部
寄りの部分がメカシャーシbに設けられた支持軸jに回
動自在に支持されると共に、その支持軸jより稍回動端
側へ寄った位置に、一端がメカシャーシb側に支持され
た引張りスプリングにの他端が連結されており、回動端
に移動ガイドポス)Lが立設されている。しかして、支
持アームiは引張りスプリングにの引張力によって、常
時1反時計回り方向へ回動しようとする回動力が付勢さ
れていると共に、非ローディング状態においてはメカシ
ャーシbに設けられた図示しない規制部に当接すること
によってその移動ガイドポストtが同図に実線で示す位
置(以下、「非ローディング位置」という、)に来てい
る状態が保持されるようになっている。
また、mはメカシャーシbのうち前記移動ガイドポスト
の支持アームiの基端部からある程度前方へ寄った位置
に配置されたソレノイドであり、該ソレノイドmのプラ
ンジャーnの先端部からは係合ピン0が突設されており
、該係合ピン0は支持アームiの反ソレノイドm側の側
縁の基端部りの部分に摺動自在に係合されている。
尚、プランジャーnはソレノイドmが励磁されていない
間はソレノイドmのケースp内に内蔵された図示しない
弾発手段によって後方へ押圧されてケースpから突出さ
れており、ソレノイドmが励磁されたときにケースp内
へ吸引されるようになっている。従って、支持アームi
はツルイドmが励磁されることにより、引張りスプリン
グにの引張力に抗して時計回り方向へ回動されると共に
、その移動ガイドポストtがメカシャーシbに設けられ
た図示しない規制部に当接することにより同図に2点鎖
線で示す位置(以下、「ローディング完了位置」という
、)へと移動されることになる。
しかして、テープレコーダaにテープカセットqが装着
されると、前記テープローディングポストft、fl、
テンレギピンg、ピンチローラh及び移動ガイドポスM
Lはいずれも、カセットケースr内に収納された磁気テ
ープSのうちカセットケースrの前面部を通されている
部分の内側に位置することになる。そして、テープロー
ディングが行なわれると、前記したようにしてテープロ
ーディングポストft、flがローディング完了位置へ
と移動されると共に、ソレノイドmが励磁されるので、
移動ガイドポス)Lがローディング完了位置へと移動さ
れることになる。これによって、テープSがカセットケ
ースrから引き出されると共に、その一部がヘッドドラ
ムCの外周面に所定の巻付角巻き付けられるようになリ
、かつ、同図に太い2点鎖線で示す走行経路と略同じよ
うな走行経路を通るようにされる。そして、プレイモー
ドになると、ピンチローラhが同図に2点鎖線で示す位
置、即ち、キャプスタンeに磁気テープSを挾んで圧着
する位置へ来ると共に、テンレギビンgが同図に2点鎖
線で示す位置へ来るようになり、これによって磁気テー
プSがプレイモードにおける所定の走行経路を通される
ことになる。そして、この状態において、磁気テープS
がキャプスタンeとピンチローラhとによって定速走行
せしめられると共に、ヘッドドラムCに設けられた磁気
ヘッドが回転され、それによって磁気テープSに対する
記録又は再生が行なわれることになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)第9図に示すテ
ープレコーダaにおいては、各移動部材を前記したよう
にして移動せしめるのであるが、特に、移動ガイドポス
トtを移動せしめる機構に幾つかの問題がある。
即ち、このテープレコーダaにおいては移動ガイドポス
トtを移動せしめる駆動手段としてプランジャーnを有
するソレノイドmが使用されているが、既知の通り、こ
の種のソレノイドmは比較的高価な部材であるため、こ
れがテープレコーダaのコストを押し上げる原因となっ
ていた。そして、ソレノイドmは、一般に、これが作動
するとき耳障りな動作音が発生するという問題がある。
また、移動ガイドポストtとテープローディングポスト
f1、f2とはいずれもテープのローディングを行なう
主たる移動部材であり、しかも、この両者の所定のモー
ドにおける所定の位置への移動タイミングは互いに同期
されることが必要である。ところが、テープローディン
グポストf1.f2はローディングモータを含む駆動系
によって回転されるローディングリングにより移動され
、移動ガイドポストtはソレノイドmにより移動される
ので、テープローディングポストf1、f2と移動ガイ
ドポストtとの動作タイミングを精度良く制御すること
が極めて困難であるといった問題がある。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明は上記した問題点を解決するために、磁
気ヘッドが設けられたヘッドドラムと、ローディング開
始前においてテープカセットの前面側にある磁気テープ
の内側に位置する2つのテープローディングポスト及び
少なくとも1つの移動ガイドポストと、上記2つのテー
プローディングポストを各別に支持しかつ互いに反対方
向へ回転される2つのローディングリングとを備えてお
り、前記ローディングリングを回転して前記2つのテー
プローディングポストを前記ヘッドドラムに対して所定
の位置へ移動せしめることにより磁気テープをヘッドド
ラムに所定の巻付角巻き付けると共に前記移動ガイドポ
ストを所定の位置へ移動せしめることによって磁気テー
プが所定の走行経路を通るようにしたテープレコーダに
おけるテープローディング機構であって、前記ローディ
ングリングにテープローディング時これか回転されるこ
とにより前記移動ガイドポストを前記所定の位置へ移動
せしめる押圧部材を設けたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、移動ガイドポストを、テープ
ローディングポストを移動するための駆動手段であるロ
ーディングリングを駆動手段として移動せしめることが
できるので、移動ガイドポストを移動するための格別な
駆動手段を設ける必要がない、そして、いずれもテープ
ローディングを行なう移動部材であるところのテープロ
ーディングポストと移動ガイドポストとを1つの駆動手
段によって移動せしめるようにしたことによって、テー
プローディングポストと移動ガイドポストの所定のモー
ドにおける所定の位置への到達タイミングを精度良く制
御することができる。
(F、実施例) 以下に、本発明テープレコーダにおけるテープローディ
ング機構の詳細を添付図面に示した実施例に従って説明
する。
図中1は本発明を適用したテープレコーダである。
(a、シャーシ)[第1図乃至第4図、第6図] 2はメカシャーシであり、該メカシャーシ2の前端(第
1図における下方へ向かう方向を前側とし、上方へ向か
う方向を後側とする。また、同図における左方へ向かう
方向を左側とし、右方へ向かう方向を右側とする。以下
の説明において向きを示すときはこの方向によるものと
する。)寄りの位置に左右方向に長い比較的大きなリー
ル台配置用の開口部3が形成されている。また、4はメ
カシャーシ2の前部の下方に配置されたサブシャーシ(
第3図参照)であり、該サブシャーシ4は支柱5,5.
5によりメカシャーシ2と所定の距離離間するようにし
て一体的に固定されている。
(b−ヘッドドラム)[第1図、第2図、第6図] 6はメカシャーシ2の上面の後端部のうち稍左側縁寄り
の位置に配置されたヘッドドラムである。ヘッドドラム
6は、第6図で良く分るように、下側ドラム7と上側ド
ラム8とから成り、下側ドラム7はメカシャーシ2の上
面に固定されたドラム支持台9に固定されており、上側
ドラム8は下側ドラム7に対して回転自在なるように支
持されている。そして、上側ドラム8の下端面にはその
先端がヘッドドラム6の外周面上に位置する記録再生用
の磁気へラド10(第6図参照)が一体重に設けられて
おり、該磁気へラドlOは上側ドラム8が回転されるこ
とによって回転軸跡を描いて移動することになる。
また、下側のドラム7の外周面のうち略前方を向いてい
る部分にはこの外周面の所定の部分を極く浅く削り取る
ようにして形成された図示しないリード部が形成されて
おり、該リード部にょうて、ヘッドドラム6に所定の巻
付角巻き付けられて走行する後述する磁気テープのヘッ
ドドラム6の外周面に対する接触位置が精度良く保たれ
るようになっている。
11は上側ドラム8から下方へ向けて突設された駆動軸
であり、上側ドラム8はこの駆動軸11が図示しないド
ラムモータによって回転されることにより回転されるよ
うになっている。
そして、ヘッドドラム6はその全体がメカシャーシ2に
対する垂直方向に対し略左側へ向けて所定の傾き角α(
第6図参照)傾いた状態で設けられている。
(c、リール台)〔第1図乃至第4図]12及び13は
後述するテープカセットの内部に設けられたテープリー
ルを回転せしめるための。
リール台であり、該リール台12及び13は互いに左右
方向に離間して配置されると共に、前記サブシャーシ4
から立設されたリール台支持軸14.14′に回転自在
に支持されている。そして、リール台12及び13はそ
の上部がメカシャーシ2に形成された上記リール台配置
用の開口部3から上方へ突出するように位置されている
と共に、その下部に図示しないギヤ部が一体に形成され
ている。また、15.15”はリール台12及び13の
軸心部に一体的に設けられたリール係合軸であり、後述
するテープカセット内のテープリールと係合してこれを
一体的に回転せしめるためのものである。
しかして、リール台12及び13はこれらに形成された
図示しないギヤ部に係脱自在に噛合する図示しない揺動
ギヤによって、所定のテープ走行モードに応じたいずれ
か一方のものが所定の方向へ回転されるようになってい
る。
尚、リール台12及び13のうち左側のもの12が供給
側のテープリールが係合される供給側のリール台(以下
、rS側リール台」という、)であり、右側のもの13
が巻取側のテープリールが係合される巻取側のリール台
(以下、「下側り一ル台」という、)である。
(d、ブロックガイド)[第1図、第2図]16及び1
7はメカシャーシ2に形成されたガイド長孔であり、こ
れらガイド長孔16及び17は後述する移動ブロックの
移動方向を案内するためのものである。これらガイド長
孔16及び17はその大部分がヘッドドラム6を挾んで
左右両側に位置するように配置されると共に、略逆ハの
字を成すように配置されており、左側のもの16は略直
線状に延びるように形成され、右側のもの17はその前
端部において僅かに屈曲されている。
そして、これらガイド長孔16及び17の各前端は前記
リール台配置用の開口部3からある程度ヘッドドラム6
側へ寄った位置まで延びており、また、左側のブロック
ガイド長孔16の後端はヘッドドラム6の中心部の左側
の位置から稍前方へ寄った位置まで延び、右側のブロッ
クガイド長孔17の後端はヘッドドラム6の中心部の右
側の−から稍後方へ寄った位置まで延びている。従って
、左側のガイド長孔16は右側のガイド長孔17よりあ
る程度短くされている。即ち、左側のガイド長孔16の
後端とS側リール台12との間の距離は右側のガイド長
孔17の後端とT側す−ル台13との間の距離より短く
されている。
18及び19は前記ガイド長孔16及び17の各後端部
に配置されたローディングポストの位置決め用のブロッ
クであり、該位置決めブロック18及び19には、上端
部から略水平に突出された当接片20及び20′と下端
部から突設された取付片21.21及び21′、21′
が一体に形成されており、当接片20及び20′には略
V字状の切欠部22及び22′が形成されている。
そして、これら位置決めブロック18及び19はその当
接片20及び20′が前記ガイド長孔16及び17の後
端部の上方に臨むように位置された状態で、その取付片
21.21及び21′、21′がねじ止め等の固定手段
によりメカシャーシ2上に固定されている。
(e、テープローディング機構)[第1図乃至第8図] 23はテープローディング機構である。該テープローデ
ィング機構23はその大部分がメカシャーシ2の下側に
設けられており、前記ガイド長孔16.17に沿って移
動される2つの移動ブロックと、該移動ブロックを移動
せしめる2つのローディングリングと、該ローディング
リングと上記移動ブロックとを連結する連結アームと、
上記ローディングリングを駆動するローディングモータ
及び複数の駆動ギヤと、前記ローディングリングがml
転されることにより後述する移動ガイドポストを移動せ
しめる押圧部材等から成る。
(e−1,移動ブロック)[第1図乃至第3□ 図、第
6図] 24及び25は移動ブロックである。該移動ブロック2
4及び25はある程度の厚みを有すると共に、それぞれ
の後端部からテープローディングポスト26.26′が
立設されると共に、左側の移動ブロック24の後端縁寄
りの部分のうちの右側縁側の部分と右側の移動ブロック
25の左側縁寄りの部分とは稍高く形成されており、そ
の高くされた部分からそれぞれ傾斜ガイドポスト27及
び27′が立設されている、尚、傾斜ガイドポスト27
及び27′の傾斜角度及び傾斜方向は前記ヘッドドラム
6の傾斜角度及び傾斜方向と略同じようにされている。
そして、移動ブロック24及び25の各前端部からは前
記ガイド長孔16.17の幅と略等しい径を有する連結
軸28及び28′(第3図参照)が下方へ向けて突設さ
れており、これら連結軸28及び28′はガイド長孔1
6及び17に膚動自在に係合されている。尚、連結軸2
8及び28′の下端部は後述する連結アームを介してロ
ーディングリングに連結されている。
しかして、移動ブロック24及び25はその連結軸28
.28′がガイド長孔16.17に係合して移動される
ことにより、これらガイド長孔16.17に沿って移動
されることになる。
(e−2,ローディングリング)[M1図乃至第6図] 29及び30がローディングリングである。これらロー
ディングリング29及び30は略同環状ム形成されると
共に、メカシャーシ2の下面から下方へ突出するように
設けられた3つの支持ローラ31.31.31に回転自
在に支持されている。即ち、支持ローラ31.31.3
1(第4図参照)は 略円筒状に形成されると共に、そ
の軸方向に■いに離間した部分が大径に形成され、かつ
、その大径に形成された部分に環状溝32.32.32
及び33.33、(33)(図面では下側の環状溝は2
つの支持ローラについてのみ示しである。)が形成され
ている。そして、支持ローラ31.31.31はメカシ
ャーシ2の下面のうちそのE面に設けられた前記ドラム
支持台9を囲む円周上の3つの位置から下方へ向って突
設されたローラ支持軸34.34.34に回転自在に支
持されている。
そして、一方のローディンクリング29はその内周縁が
前記支持ローラ31.31.31に形成された上側の環
状溝32.32.32に係合されることによって、また
、他方のローディングリング30はその内周縁が支持ロ
ーラ31.31,31に形成された下側の環状溝33.
33、(33)と係合されることによってそれぞれシャ
ーシ2に対して回転自在に支持されると共に、すいに同
軸Eに、かつ、上下に離間して配置される。
そして、北側のローディングリング29はその略半周余
りの部分が幅を狭くされており1幅が広い部分の外周縁
にギヤ歯35が形成されていると共に、幅が広い部分の
うち周方向における略中央部に周方向に沿って延びる係
合長孔36が形成され、その係合長孔36から反時計回
り方向へ離間した位置にばね掛ピン37が立設されてい
る。
また、下側のローディングリング3oはその外周縁にギ
ヤ歯38が形成されると共に、周方向に沿って延びる係
合長孔39が形成され、その係合長孔39から時計回り
方向へ離間した位置にばね掛ピン40が立設されている
(e−3,ローディングリング駆動機構)[第1図乃至
第4図、第6図] 41は前記ローディングリング29及び30を回転駆動
するためのローディングモータであり、該ローディング
モータ41はメカシャーシ2の上面のうち右側縁寄りの
後端部に設けられており、その出力軸42に駆動側プー
リ43が取着されている。
44はメカシャーシ2の下面の後端部のうち右側縁寄り
の部分に固定されたギヤ基板であり、該ギヤ基板44の
うち前記ローディングモータ41の前後両端部と略対応
する位置から下方へ向けて支持片45.45が突設され
ており、該支持片45.45にウオーム46が回転自在
に支持されている。そして、ウオーム46の軸47の後
端部には従動側プーリ48が取着されると共に、この従
動側プーリ48と前記ローディングモータ41の出力軸
42に設けられた駆動側プーリ43との間に無端状のベ
ルト49が架は渡されている。
50は前記ウオーム46と噛合されたウオームホイール
であり、該ウオームホイール50には前記下側ローディ
ングリング30を回転せしめるための第1のギヤ51と
該第1のギヤ51のヒ方に位置され、かつ、これと略等
しい外径を有する伝達ギヤ52とが一体に形成されてい
ると共に、F記第1のギヤ51が下側のローディングリ
ング30のギヤ歯38と噛合された状態で、前記ギヤ基
板44の所定の位置から下方へ向って突設された支持@
53に回転自在に支持されている。
また、54は第2のギヤであり該第2のギヤ54は前記
第1のギヤ5’lと略等しい径を有すると共に、これよ
り小径な増速ギヤ55が一体に形成されている。そして
、第2のギヤ54は前記上側のローディングリング29
のギヤ歯35と噛合されると共に、その増速ギヤ55が
前記→オームホイール50に一体に形成された伝達ギヤ
52と噛合された状態で、ギヤ基板44から下方へ向っ
て突設された支持軸56に回転自在に支持されている。
しかして、ローディングモータ41が回転されると、そ
の回転は駆動側プーリ43−ベルト49−従動側プーリ
48−ウオーム46−ウオームホイール50と伝達され
るので、第1のギヤ51が回転され、これによって、下
側のローディングリング30が所定の方向へ回転される
ことになる。また、上記ローディングモータ41の回転
はウオームホイール50と一体に形成された伝達ギヤ5
2及び増速ギヤ55を介して第2のギヤ54へ所定の増
速比に応じて増速されて伝達され、これによって上側の
ローディングリング29が下側のローディングリング3
0の回転方向と反対の方向へ、かつ、下側のローディン
グリング30の回転速度より速い回転速度で回転される
ことになる。
尚、ローディングモータ41はテープローディングを行
なうとき正転され、テープアンローディングを行なうと
き逆転されるようになっている。
そして、ローディングモータ41が正転されたときは下
側のローディングリング30が時計回り方向(以下、下
側のローディングリング30に関しての「テープローデ
ィング方向」という、)へ回転され、上側のローディン
グリング29が反時計回り方向(以下、上側のローディ
ングリング29に関しての「テープローディング方向」
という、)へ回転されるようになっている。
(e−4,ブロック移動アーム)[第1図乃至第3図、
第5図] 57及び58は前記ローディンクリング29及び30に
各別に連結されると共に、前記移動ブロック24及び2
5と各別に連結された連結アームである。
これら連結アーム57及び58は細長い板状に形成され
ていると共に、その一端部が略直角に屈曲されており、
該屈曲点位置から下方へ向けて保合ビン59.59′が
突設されている。尚、左側の連結アーム57から突設さ
れた係合ビン59の長さはローディングリング29と3
0との間の距離より稍長くされている。そして、連結ア
ーム57及び58はその一端部の屈曲された部分の先端
部にばね掛孔60.60′が形成されている。
そして、左側の連結アーム57はその係合ピン59の下
端部が下側のローディングリング30に形成された前記
係合長孔39に摺動自在に係合されると共に、そのばね
掛孔60と下側のローディングリング30から立設され
た前記ばね掛ピン40との間に引張りスプリング61が
架は渡されることによって下側のローディングリング3
0に支持されており、その上面の他端部に固定された連
結子62に前記左側の移動ブロック24から下方へ向け
て突設された連結軸27の下端部が回動自在に連結され
ている。
また、右側の連結アーム58はその係合ピン59′が上
側のローディングリング29に形成された前記係合長孔
36に摺動自在に係合されると共に、そのばね掛孔60
′と上側のローディングリング29から立設された前記
ばね掛ピン37との間に引張りスプリング61’が架は
渡されることによって上側のローディングリング29に
支持されており、その上面の他端部に固定された連結子
62′に前記右側の移動ブロック25から下方へrIj
口すて突設された連結軸27′の下端部が回動自在に連
結されている。
尚、左側の連結アーム57はこれが前記したようにして
下側のローディングリング30に支持されると、その係
合ピン59の長さがローディングリング29と30との
間の離間距離より長くされていることによって、上側の
ローディングリング29より高い位置に来ることになる
しかして、連結アーム57及び58は引張りスプリング
61及び61′の引張力によってその係合ピン59及び
59′がローディンクリング30及び29の係合長孔3
9及び36のばね掛ピン40.37側の端縁に当接され
ると共に、係合長孔39及び36に沿って略反ばね掛ビ
ン40.37側へ相対的に移動することができる状態で
ローディングリング30及び29に支持されており。
かつ、これらの移動を阻止する力が加えられない間はロ
ーディングリング30及び29と一体的に移動されるこ
とになる。
尚、ローディングリング30及び29は、非ローディン
グ状態において、それぞれ第1図及び第3図に示す位置
に来ており、この状態において、移動ブロック24及び
25は前記ガイド長孔16及び17の略前端部と対応す
る位置(以下、「非ローディング位置」という。)に来
ている。
そして、この非ローディング状態において、連結アーム
57及び58はその係合ピン59.59′がローディン
グリング30.29に形成された係合長孔39.36の
ばね掛ピン40.37側の端縁に当接された状態になっ
ている。
(e−5,ローディングリングの動作)111図乃至第
3図] しかして、第1図に示す非ローディング状態からローデ
ィングモータ41が正転すると、ローディングリング2
9及び30はそれぞれテープローディング方向へと回転
されるので、下側のローディングリング30に設けられ
た左側の連結アーム57か略左斜め後方へ向けて移動さ
れて行き、これによって、左側の移動ブロック24がガ
イド長孔16に沿って移動されて行くことになると共に
、−上側のローディングリング29に設けられた右側の
連結アーム58が略右斜め後方へ向けて移動されて行き
、これによって、右側のブロック25がガイド長孔17
に沿って移動されて行くことになる。
そして、ローディングリング29及び30が第3図にそ
の2点鎖線で示した係合長孔36.39、ばね掛ビン3
7.40等により示された位lまで来ると、移動ブロッ
ク24及び25から立設された前記テープローディング
ボス)26.26′が前記位置決めブロック18.19
に形成された略V字状の切欠部22.22′に当接され
、それより後方への移・動が阻1トされるようになる。
この状態がストップモードであり、この時点でローディ
ングモータ41の回転が停止トされる。
ぞして、ストップモードから、ローディングモータ41
を正転せしめる指令、例えば、記録又は再生を行なうた
めの指令が為されると、ローディングリング29及び3
0は第2図に示す位置まで回転されることになる。これ
によって、ローディングリング30.29のばね掛ピン
40.37と連結アーム57.58との間の距離が長く
されるため、引張りスプリング61.61′の引張力が
増大されると共に、連結アーム57.58の係合ピン5
9.59′が係合長孔39.36のばね掛ピン40.3
7側の端縁から離れることになる。従って、移動ブロッ
ク24及び25はそのテープローディングポスト26.
26′が位置決めブロック18.19の切欠部22.2
2′に引張りスプリング61.61”の引張力によって
圧接された状態とされ、これによって、移動ブロック2
4及び25がローディング完了位置に安定して保持され
るようになる。
尚、第2図に示す状態がプレイモードである。
そして、第2図に示す状態、即ち、プレイモードからロ
ーディングモータ41が逆転されると、下側のローディ
ングリング30は反時計回り方向(以下、下側のローデ
ィングリング30に関しての「テープアンローディング
方向」という。)へ回転され、かつ、上側のローディン
グリング29は時計回り方向(以下、E側のローディン
グリング29に関しての「テープアンローディング方向
」という、)へ回転されるようになり、ストップモード
に戻される。そして、その状態から更にローディングモ
ータ41が逆転されると、ローディングリング30.2
9が連結アーム57.58を略前方へ向けて移動せしめ
ることになる。そして、ローディングモータ41はロー
ディングリング30.29が移動ブロック24.25を
非ローディング位置へ移動させた位置まで回転されたと
ころで停止ヒされる。
尚、前記したように、左側のガイド長孔16は右側のガ
イド長孔17より短かくされているので、これらガイド
長孔16.17の一端部から他端部までの間を移動する
左右の移動ブロック24と25の移動ストロークは互い
に異なるのであるが、前記したように、下側のローディ
ングリング30の回転速度は上側のローディングリング
29の回転速度より遅くされているため、この下側のロ
ーディングリング30によって移動される左側の移動ブ
ロック24の単位時間当りの移動量は右側の移動ブロッ
ク25の単位時間当りの移動量より短かくなるようにさ
れている。従って、2つの移動ブロック24及び25は
、その移動ストロークが互いに異なっていても、非ロー
ディング位置からローディング完了位置への到達及びロ
ーディング完了位置から非ローディング位置への到達は
々−いに略同期して行なわれることになる。
また、ローディングモータ41の制御はメカシャーシ2
の上面のうちローディングモータ41の略左側に配置さ
れたロータリーエンコーダ63によって行なわれる。即
ち、ロータリーエンコーダ63は、その図示しない回転
検出子が下側のローディングリング30によって回転さ
れるようになっており、その回転検出子が検出したロー
ディンクリング30の回転角に応じた信号に従ってロー
ディングモータ41の回転が制御されるようになってい
る。
尚、移動ブロック24及び25が非ローディング位置か
らローディング完了位置へ移動されると、テープレコー
ダlに装着された後述するテープカセットから磁気テー
プが引き出されるようになるが、この動作については後
述する。
(e −6、ピンチローラアーム押圧子)[第2図、第
4図、第5図] 64はピンチローラアームを押圧するための押圧子であ
り、該押圧子64は前記上側のローディングリング29
に支持されている。
押圧子64は略弧状に延びる基部片65と該基部片65
の一端部から略直角に屈曲された押圧片66と該押圧片
66の先端部から反基部片65側へ向けて略直角に屈曲
されたばね掛川67とが一体に形成されて成ると共に、
基部片65の両端寄りの部分に該基部片65の延びる方
向に沿って延びる係合長孔68.68が形成され、また
、押圧片66の基部片65側の端部に挿通孔69が形成
されている。
そして、前記上側のローディングリング29の幅広に形
成された部分のうち前記係合長孔36から時計回り方向
に隔った位置の下面に円周方向に間隔を置いて2木の係
合ビン70.70が突設されており、前記押圧子64は
その係合長孔68゜68にこれら係合ピン70.70が
摺動自在に係合されることにより、上側のローディング
リング29の下面にローディングリング29の回転方向
に沿っである程度摺動自在なる状態で支持されている。
尚、図示を省略しであるが、上側のローディングリング
29から突設されたと記係合ピン70.70のうちピン
チローラアーム押圧子64の係合長孔68.68から下
方へ突出した部分には抜け1トめリングが係着されてお
り、これによって、押圧子64の係合ビン70.70か
らの抜け!Hめが為されている。
そして、押圧子64のうち押圧片66側の端部に形成さ
れた係合長孔68に近接した位置の下面からばね掛ピン
71(第4図参照)が突設され。
また、h側のローディングリング29の下面うちの前記
2つの係合ピン70と70との間の部分のうち係合長孔
36側の係合ビン70に寄った位置からもばね掛ビン7
2(第4図及び第5図参照)が突設されており、これら
ばね掛ピン71.72間に引張りスプリング73が架は
渡されている。
しかして、押圧子64は、これに引張りスプリング73
の引張力に抗する後方への力が加えられない間は、上側
のローディングリング29に対し、引張りスプリング7
3の引張力によってその係合長孔68.68の押圧片6
6側の端縁が上側ローディングリング29に形成された
係合ピン70.70に当接された状態で支持されている
と共に、その状態でh側のローディングリング29と一
体的に回転されるようになっている。
尚、押圧子64の押圧片68は上側のローディングリン
グ29の外周縁より外側へ、該外周縁に略直交する方向
へ向けて、突出するように位置されている。
(e−7,移動ガイドポスト押圧子)[第1図、第2図
、第4図、第5図] 74は移動ガイドポストを押圧するための押圧子である
。該押圧子74は中間片75と該中間片75の両端部か
ら互いに反対方向へ向けて略直角に屈曲された押圧片7
6及びばね掛止77とが略クランク状を成すように一体
に形成されて成り、その中間片75のばね掛止77側の
端部から支持ピン78が立設されている。そして、押圧
子74はそのばね掛止77が前記ピンチローラアーム押
圧子64のばね掛止67と略平行に対向する姿勢でその
支持ピン78が押圧子64に形成された前記挿通孔69
に挿通されると共に、そのばね掛止77とピンチローラ
アーム押圧子64のばね掛止67との間に引張りスプリ
ング79が架は漉されている。これによって、移動ガイ
ドボスト押圧子74はピンチローラアーム押圧子64に
回動自在に支持されると共に、引張りスプリング79の
引張力により、常時、反時計回り方向へ回動しようとす
る回動力が付勢され、移動ガイドポスト押圧子74に形
成されたストッパー片74aがピンチローラアーム押圧
子64の押圧片66の側縁に係合することにより、その
中間片75がピンチローラアーム押圧子64の押圧片6
6の下側にこれと略重ね合わされるように位置する姿勢
が保持されるようになっている。
しかして、移動ガイドポスト押圧子74は上側のローデ
ィングリング29が回転されることにより、該上側のロ
ーディングリング29及びピンチローラアーム押圧子6
4と一体的に移動されると共に、その移動を阻1卜する
力が加えられたときは引張りスプリング79の引張力に
抗して時計回り方向へと回動せしめられることになる。
尚、前記ピンチローラアーム押圧子64はローディング
リング動作が行なわれるとき後述するピンチローラアー
ムを所定の位置へ移動せしめ、また、これと略同期して
ガイドポスト押圧子74は後述する移動テープガイドポ
ストを所定の位置へ移動せしめるようになるのであるが
、これらの動作用については後述する。
(e−8,移動ガイドポスト)[第1図、第2図、第4
図、第7図] 80はメカシャーシ2の下面側に設けられた移動ガイド
ポストの支持アームである。該支持アーム80は細長い
板状に形成されると共に、その基端部が、メカシャーシ
2のうち後述するピンチローラアームの支持軸より稍後
方へ寄った位置から下方へ突設された支持軸81に回動
自在に支持されており、その回動端から移動ガイドポス
ト82が立設されている。そして、該移動ガイドポスト
82の上部はメカシャーシ2に支持軸81を中心とする
円弧状に形成された弧状の孔83を通してメカシャーシ
2の上方へ突出されている。また、84は支持アーム1
03の基端寄りの位置から立設されたばね掛ピンであり
、該ばね掛ピン84の上部はメカシャーシ2にこれも前
記支持軸81を中心とする円弧状に形成された弧状の孔
85を通してメカシャーシ2の上方へ突出されてい(f
、ピンチローラ)[第1図、第2図、第4図、第7図、
第8図] 86はピンチローラアームである。該ピンチローラアー
ム86は略り字状に屈曲されており。
その基端部がメカシャーシ2の一ヒ面の右側縁に近接し
た部分のうちの中間部から稍前方へ寄った位置から立設
された支持軸87に回動自在に支持されており、その回
動端にローラ支持軸88がピンチローラアーム86を上
下方向に貫通するように設けられている。そして、ロー
ラ支持軸88のアーム86から上方へ突出した部分には
ある程度のゴム弾性を有する素材により形成されたピン
チローラ89が回転自在に支持されており、また、ロー
ラ支持軸88のアーム86から下方へ突出した部分はメ
カシャーシ2に支持軸87を中心とする円弧状に形成さ
れた弧状の孔90を通してメカシャーシ2の下方へ突出
されている。尚、91はピンチローラアーム86のL字
に屈曲した位置から稍基端側へ寄った位置に設けられた
ばね掛ピンである。
(g、テープカセットの位置決めビン)[第1図、第2
図、第7図] 92及び93はテープカセットの位置決めをするだめの
位置決めビンである。これら位置決めビン92及び93
は後述するテープカセットのテープレコーダ1に対する
装着位置を規制するためのものであり、左側のもの92
は、メカシャーシ2の上面の左側縁寄りの部分のうち前
後方向における略中央部にメカシャーシ2の上面からあ
る程度り方へ離間して設けられた支持片94から立設さ
れており、また、右側のもの93はメカシャーシ2の上
面の右側縁寄りの部分のうち左側の前後方向における略
中央部にある位置から立設されている。
(h、固定ガイドポスト)[第1図、第2図]95.9
6.97及び98はメカシャーシ2の上面に設けられた
固定ガイドポストであり、これらのうち第1の固定ガイ
ドポスト95は前記支持片94の下方の位置から稍後方
へ寄った位置に配置され、第2の固定ガイドポスト96
は上記第1の固定ガイドポスト95と前記左側の位置決
めブロック18との間の略中間の位置に配置されている
。そして、第3の固定ガイドポスト97は右側の位置決
めブロック19と前記右側の位置決めビン93との間の
略中間の位置に配置され、第4の固定ガイドポスト98
は右側の位置決めビン93から右斜め後方へある程度離
間した位置に配置されている。
(l。キャプスタン)[第1図、第2図]99はキャプ
スタンである。該キャプスタン99はメカシャーシ2の
下方に配置された図示しないフライホイールから立設さ
れると共に、その上部はメカシャーシ2に形成された図
示しない挿通孔を通して上方へ突出されており、1ii
j記第3の固定ガイドポスト97から右斜め前方へある
程度離間した位置に配置されている。尚、キャプスタン
99は記録又は再生が行なわれるとき図示しないキャプ
スタンモータによって定速回転されるようになっている
(j、テンションレギュレータ)〔第1図、第2図] 100はテンレギアームである。該テンレギアーム10
0はその基端部がメカシャーシ2の上面の左側縁に近接
した部分のうち前記S側リール台12の左側に離れた位
置から立設されたテンレギアーム支持軸101に回動自
在に支持されると共に、回動端からテンレギビン102
が立設されている。そして、テンレギアーム100の基
端部から略反回動端側へ向けてばね掛川103が突設さ
れている。
104はメカシャーシ2の上面のうち前記リール台配置
用の開口部3と左側縁の間の略中間部から立設されたば
ね掛ビンであり、このばね掛ビン104とテンレギアー
ム100のばね掛川103との間に引張りスプリング1
05が架は渡されている。従って、テンレギアーム10
0は引張りスプリング105の引張力によって、常時、
反時計回り方向へ回動しようとする回動力が付勢されて
おり、非ローディング状態においては、引張リスプリン
グ105の引張力に抗して、図示しない制御手段により
第1図に示す位置、即ち、テンレギビン102が非ロー
ディング位置に来ている2つの移動ブロック24と25
との間に位置されている。
また、106はテンレギバンドであり、該テンレギバン
ドlO6はその中間部がS側リール台12の外周面に略
半周程度巻き付けられると共に、その一端がテンレギア
ーム100に回動自在に支持されたバンド連結子107
に固定されており、その他端がメカシャーシ2上に設け
られたバンド調整ブロック108に固定されている。
(k、アーム戻しばね)[第1−1第2図、第7図、第
8図] 109は所謂鉄形ばね状に形成されたアーム戻しばねで
あり、その略コイル状に形成された中間部109aが前
記右側のテープカセット位置決めビン93の下部に形成
された小径部110(第8図参照)に外嵌されると共に
、一方の作用腕109bが前記ピンチローラアーム86
に設けられたばね掛ピン91に左側から係合され、他方
の作用腕109Cが前記支持アーム80に設けられたば
ね掛ピン84のうち弧状孔85から上方へ突出した部分
に後方から係合されている。
即ち、アーム戻しばね109の一方の作用腕109bは
ピンチローラアーム86のばね掛ピン91に対してピン
チローラアーム86を反時計回り方向へ付勢する方向か
ら係合されており、また、他方の作用腕109cは支持
アーム80のばね掛ビン84に対して移動ガイドポスト
支持アーム80を反時計回り方向へ付勢する方向から係
合されている。従って、これらピンチローラアーム86
及び支持アーム80には、常時、反時計回り方向へ回動
しようとする回動力が付勢されている。
しかして、前記したように、ピンチローラアーム86と
移動ガイドポスト支持アーム80の2つのアームは1つ
のアーム戻しばね109によって反時計回り方向へ回動
しようとする回動力が付勢されており、非ローディング
状態においてはこの回動力によって第1図に示す位置に
保持されている。即ち、ピンチローラアーム86はその
ローラ支持軸88の下部がメカシャーシ2に形成された
弧状孔90の前端縁に当接された位置に、また、支持ア
ーム80はその移動ガイドポスト82がメカシャーシ2
に形成された弧状孔83の前端縁に当接された位置に、
それぞれ保持されている。
(1,移動ガイドポストの位置決めブロック)[第1図
、第2図] 尚、111はメカシャーシ2の上面のうち前記移動ガイ
ドポスト82が挿通された弧状孔83の後端縁と近接す
る位置に設けられた位置決めブロックであり、その上端
部から略水平に突出された部分に略V字状の切欠部11
2が形成されており、この位置決めブロック111はそ
の切欠部112が弧状孔83の後端部の上方に臨むよう
に位置された状態でメカシャーシ2に固定されている。
(m、テープカセット)[第1図、第2図]113はテ
ープレコーダ1に着脱自在に装着されるテープカセット
である。
114は比較的薄い略箱形に形成されたカセットケース
であり、該カセットケース114の前面、即ち、テープ
レコーダ1に装着された状態において前記ヘッドドラム
6側を向く面にはテープ引出し用の凹部115が形成さ
れていると共に。
テープ引出し用の凹部115は図示しない開閉自在な前
面蓋により覆われている。
116.116′はカセットケース114の前面のうち
上記テープ引出し用凹部115の両側に形成されたテー
プ出口の位置を示すものであり。
該116.116′にあるテープ出口のテープ引出し用
凹部115寄りの部分にガイドポスト117.117′
が設けられている。
そして1図示を省略しであるが、カセットケース114
内には互いに#間して配置された2つのテープリールが
回転自在なるように設けられている。118は磁気テー
プであり、その両端が図示しないテープリールに固定、
かつ、所定量巻装されていると共に、テープローディン
グが行なわれるまでの間は第1図に太い2点鎖線で示す
パスを通されている。即ち、この状態において、磁気テ
ープ118は図示しない供給側テープリールから引き出
され、カセットケース114の116で示す位置にある
左側のテープ出口からカセットケース114外へ導出さ
れると共に、テープ引出し凹部115の前面側を通って
116′で示す位置にある右側のテープ出口からカセッ
トケースl14内へ導入され、図示しない巻取側テープ
リールに巻き取られている。尚、カセットケース114
外のテープパスはガイドポス)117.117′により
規制されている。
しかして、テープカセット113は磁気テープ118が
上記したパスを通された状態のままテープレコーダ1に
装着される。尚、テープカセット113がテープレコー
ダlに装着されると、2つのテープリールが前記リール
台12及び13上に載置されると共に、そのリールに形
成された係合孔にリール台12.13のリール係合軸1
5.15′が係合されることになり、これによって、供
給側テープリールはS側リール台12と一体的に回転さ
れ、巻取側テープリールはT側す−ル台13と一体的に
回転される状態となる。
そして、これと共に、カセットケース114はこれに形
成された図示しない位置決め孔にメカシャーシ2から立
設された前記位置決めビン92.93が挿入されること
によって、テープレコーダ1に対する位置決めが為され
、かつ、図示しない前面蓋がカセットケース114の前
面を開放する位置へと移動されることになる。
(n、テープレコーダの動作) そこで、前記したように構成されたテープレコーダlに
よるテープローディング動作、テープアンローディング
動作及びテンレギアーム100、ピンチローラアーム8
6、移動ガイドポスト支持アーム80等の移動は次のよ
うにして行なわれる。
(n−1,テープローディング動作) 先ず、テープローディング動作とそれに伴なう各移動部
材の移動について説明する。
テープ力セツ)113はテープレコーダlが第1図に示
す状態、即ち、非ローディング状態にあるときに装着さ
れる。そして、テープレコーダlにテープカセット11
3が装着されると、前記した移動ブロック24及び25
から立設されたテープローディングポスト26.26′
及び傾斜ガイドポスト27.27′、テンレギピン10
2、ピンチローラ89、移動ガイドポスト82はいずれ
もテープカセットl13のテープ引出用凹部115内、
即ち、カセットケース114外に引き出されている磁気
テープl18の内側に位置されるようになる。
そこで、テープローディングを行′なう指令が為される
と、ローディングモータ41が正転され、これによって
前記したように、ローディングリング29及び30がそ
れぞれテープローディング方向へと回転されると共に、
移動ブロック24及び嬰5が非・−デ4ング位置からロ
ープ4ング完了位置へと移動される。従って、テープカ
セット113内に収納された磁気テープ118はそのカ
セットケース114の前面部に位置された部分がテープ
ローディングポスト26及び26′によって後方へと引
張られて行くことにより、カセットケース114から引
き出されることになる。
そして、移動ブロック24.25がローディング完了位
置へ移動される間に、テンレギアーム100はそれまで
これの移動を阻止していた図示しない制御手段がテンレ
ギアーム100の回動を阻止しない位置へと移動される
ことにより、引張りスプリング1.05の引張力によっ
て、反時計回り方向へと回動されると共に、そのテンレ
ギピン102が第2図に示す位置より稍右側へ寄ったと
ころに来る□位置まで移動されることになる。尚、テン
レギアーム100の上記した位置まで移動された状態は
下側のローディングリング30によって移動される図示
しないテンレギアーム制御手段によって保持されるよう
になっている。
また、移動ブロック24及び25がローディング完了位
置へと移動される間に、ピンチローラアーム86及び移
動ガイドボスト82がそれぞれ所定のモードを形成する
ための所定の位置へと移動される。即ち、上側のローデ
ィングリング29がテープローディング方向へ回転され
ると、これに支持された前記ピンチローラアーム押圧子
64及び移動ガイドポスト押圧子74が第1図に及び@
4図に示す位置から反時計回り方向へと動されて行くこ
とになる。そ′して、上側のローディングリング29が
ある程度回転されると、先ず、移動ガイドポスト押圧子
74の押圧片76の先端が移動ガイドボスト82の下部
に略左斜め前方から衝合され、次いで、これに稍遅れて
、ピンチローラアーム押圧子64の押圧片66の反ばね
掛川67側の側縁がピンチローラアーム86に設けられ
たローラー支持軸88の下部にこれも略左斜め前方から
衝合されるようになる。これによって、ピンチローラア
ーム86及び移動ガイドポスト支持アーム80が前記ア
ーム戻しばね109の弾発力に抗してそれぞれ時計回り
方向へと回動されて行くようになる。そして、上側のロ
ーディングリング29が第3図に2点鎖線で示す位置の
少し手前まで来ると、移動ガイドポスト82の上部が前
記位置決めブロックillのV字状の切欠部112に当
接(第2図参照)されるようになり、この状態から更に
上側のローディングリング29が第3図に2点鎖線で示
す位置まで回転される。従って、移動ガイドポスト押圧
子74は移動ガイドポスト82を位置決めブロック11
1に当接せしめた状態からその支持ビン78の位置が反
時計回り方向へある程度移動されることによって、該支
持ビン78を回動中心とし、かつ、引張りスプリング7
9の引張力に抗して、時計回り方向へと回動せしめられ
ることになる。これによって、移動ガイドポスト82は
引張りスプリング79の弾発力により位置決めブロック
111に圧着されることになる。即ち、移動ガイドボス
ト82の所定の位置へ移動された状態が安定して保持さ
れることになる。
そして、この状態において、ピンチローラアーム86は
ピンチローラ89が第2図に示す位置よりある程度左斜
め前方へ寄ったところに位置する位置に来ていると共に
、ピンチローラアーム押圧子64はその係合長孔68.
68の一端縁が引張りスプリング73の引張力によりロ
ーディングリング29の保合ビン70.70に当接した
状態となっている。
しかして、前記したように、移動ブロック24.25が
ローディング完了位置まで来るとローディングモータ4
1の回転が停止され、ストップモードが形成される。こ
のストップモードにおいて、テープカセット113から
引き出された磁気テープ118は第2図に示す走行経路
と略同じような走行経路を通されているが、テンレギビ
ン102及びピンチローラ89は、それぞれ、磁気テー
プ118と接触する位置より稍手前の位置に来ている。
そして、ストップモードから、記録又は再生を行なう指
令が為されると、前記したように、ローディングモータ
41が更に所定量正転され、ローディングリング29及
び30がテープローディング方向へ回転される。これに
よって、前記したように、移動ブロック24.25のテ
ープローディングポスト26.26′が位置決めブロッ
ク18.19の切欠部22.22′に圧着されると共に
、テンレギアーム100及びピンチローラアーム86が
第2図に示す位置へと移動されることになる。即ち、テ
ンレギアーム100は、これをストップモードにおける
位置に保持していた図示しないテンレギアーム制御手段
がテンレギアーム100の一定範囲の回動を許容する位
置へと移動されることにより、そのテンレギピン102
が磁気テープ118のうち前記第1の固定ガイドポスト
95と第2の固定ガイドポスト96との間の部分に接触
してその部分を軽く左側へ押圧する位置へ来ることにな
る。
また、上側のローディングリング29が前記したストッ
プモードにおける位置から第2図に示す位置まで回転さ
れると、ピンチローラアーム86はそのピンチローラ8
9が前記キャプスタン99に当接する位置まで移動され
る。そして、上側のローディングリング29はピンチロ
ーラ89をキャプスタン99に当接せしめた位置から更
にある程度回転したところで停止される。従って、ピン
チローラアーム押圧子64はピンチローラ89がキャプ
スタン99に当接された後上側のローディングリング2
9に対し相対的に時計回り方向へ移動されるようになる
ため、第4図に2点鎖線で示すように、その係合長孔6
8.68の一端縁がローディングリング29の係合ビン
70.70から離間されるようになる。これによって、
ピンチローラ89が、ピンチローラアーム押圧子64を
引張っている引張りスプリング73の引張力により、キ
ャプスタン99に磁気テープ118を挾んで圧着される
ことになる。
尚、ピンチローラアーム86がそのピンチローラ89が
キャプスタン99に当接される位置まで移動される間に
、移動ガイドポスト押圧子74は前記したストップモー
ドにおける姿勢から更に時計回り方向へ回動せしめられ
第4図に2点鎖線で示す姿勢となる。
しかして、テープレコーダlは第2図に示す状態、即ち
、プレイモードとなる。そして、このプレイモードにお
ける磁気テープ118は次のような走行経路を通されて
いる。即ち、磁気テープ118は、カセットケース11
4の116で示される位置にある左側のテープ出口から
カセットケース114外へ出た後、81の固定ガイドポ
スト95、テンレギピン102、第2の固定ガイドポス
ト96に順次接触して行く間に略くの字状に屈曲され、
左側のテープローディングポスト26に巻き付けられた
ところから略左側へ走行方向を変えると共に、左側の傾
斜ガイドポスト27を離れた後、ヘッドドラム6の外周
面のうち略前方を向いている部分に巻き付けられる。そ
して、ヘッドドラム6から離れた後は右側の傾斜ガイド
ポスト27′、右側のテープa−ディングポスト26′
に順次巻き付けられると共に、右側のテープローディン
グポスト26′から略左側め前方へ折り返えされるよう
になる。そして、磁気テープ118は右側のテープロー
ディングポスト26′から折り返された後、コントロー
ル信号等記録用の磁気ヘッド119、第3の固定ガイド
ポスト97、キャプスタン99及びピンチローラ89に
順次接触され、移動ガイドポスト82に巻き付けられた
ところで、その走行方向を略前方へ向けられると共に、
第4の固定ガイドポスト98に接触した後、116′で
示された位置にある右側のテープ出口からカセットケー
ス114内へ入って行くようにされている。
そして、磁気テープ118は、上記したような走行経路
を通された状態で、キャプスタン99及びピンチローラ
89によって定速走行せしめられると共に、上側のドラ
ム8が回転されることによって磁気ヘッド10が回転さ
れ、これによって、磁気テープ118に対する記録又は
再生が行なわれることになる。
そして、走行する磁気テープ118の張力(パックテン
ション)はテンレギアーム100によって略一定に保た
れるようになる。即ち、磁気テープ118の張力が変化
すると、テンレギピン102が左右方向に移動されるた
め、テンレギアーム100が揺動されることになり、こ
れによって、テンレギバンド106のS側リール台12
に対する巻付は力が加減されることになる。
従って、S側リール台12に係合された供給側テープリ
ールのこれからほどき出されて行く磁気テープ118に
対する引張力が加減されるので、これによって、磁気テ
ープ118の張力が一定に保たれるようになる。
(n−2,テープアンローディング動作)次に、テープ
アンローディング動作等について説明する。
ストップモードにおいてテープアンローディングを行な
う指令が為されると、ローディングモータ41が逆転さ
れるので、前記したように、移動ブロック24.25が
ローディング完了位置から非ローディング位置へ向って
戻されると共に、テンレギアーム100は1図示しない
制御手段によって、第1図に示す位置へと戻されて行く
ようになる。そして、これと略同時に、ピンチローラア
ーム86及び支持アーム80はこれを押圧しそいたピン
チローラアーム押圧子64及び移動ガイドポスト押圧子
74が時計回り方向、即ち、これらアニムを押圧しない
方向へ移動されて行くことによって押圧を解除されるの
で、前記アーム戻しばね109の弾発力により、第1図
に示す位置へと戻されることになる。
尚、テープアンローディングを行なう指令が為されると
、リール台12及び13のうちいずれか一方がテープ巻
取り方向へ回転されるようになっており、テープカセッ
ト114から引き田されていた磁気テープ118は移動
ブロック24.25が非ローディング位置へ戻されるの
と略同時にカセットケース114内に巻き取られること
になる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テー
プレコーダにおけるテープローディング機構は、磁気ヘ
ッドが設けられたヘッドドラムと、ローディング開始前
においてテープカセ−/ トの前面側にある磁気テープ
の内側に位置する2つのテープローディングポスト及び
少なくとも1つの移動ガイドポストと、上記2つのテー
プローディングポストを各別に支持しかつ互いに反対方
向へ回転される2つのローディングリングとを備えてお
り、前記ローディングリングを回転して前記2つのテー
プローディングポストを前記ヘッドドラムに対して所定
の位置へ移動せしめることにより磁気テープをヘッドド
ラムに所定の巻付角巻き付けると共に前記移動ガイドポ
ストを所定の位置へ移動せしめることによって磁気テー
プが所定の走行経路を通るようにしたテープレコーダに
おけるテープローディング機構であって、前記ローディ
ングリングにテープローディング時これが回転されるこ
とにより前記移動ガイドポストを前記所定の位置へ移動
せしめる押圧部材を設けたことを特徴とする。
従って1本発明によれば、移動ガイドポストを、テープ
ローディングポストを移動する駆動手段であるローディ
ングリングを駆動手段として移動せしめることができる
ので、移動ガイドポストを移動するための各別な駆動手
段を設ける必要がない、そして、いずれもテープローデ
ィングを行なう移動部材であるところのテープローディ
ングポストと移動ガイドポストとを1つの駆動手段によ
って移動せしめるようにしたことによって、テープロー
ディングポストと移動ガイドポストの所定のモードにお
ける所定の位置への到達タイミングを精度良く制御する
ことができる。
しかして、本発明によれば、より少ない数の部品により
、低コストに、しかも動作性に優れた新規なテープレコ
ーダにおけるテープローディング機構を提供することが
できる。
尚、前記した実施例においては、移動ガイドポストを押
圧する押圧部材を所謂リミッタ−作用を奏する弾発部材
を介してローディングリングと連結するようにしたが、
このようにすることによって、移動ガイドポストの所定
のモードにおける所定の位置へ移動された状態を安定的
に保持することができると共に、ローディングリングに
無理な力が加えられることを防止することができる。
尚、前記した実施例においては、移動ガイドポストが1
箇のものを示したが、本発明は移動ガイドポストを複数
備えたテープローディング機構にも適用することができ
ると共に、複数の移動ガイドポストの移動方向が互いに
略反対方向である場合にも適用することができ、この場
合、−の方向へ移動されるものを押圧する押圧部材を2
つのローディングリングのうちの一方に設け、他の方向
へ移動されるものを押圧する押圧部材を他方のローディ
ングリングに設けるようにすれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明テープレコーダにおけるテー
プローディング機構の実施の一例を示すものであり、第
1図は非ローディング状態におけるテープレコーダの全
体を示す平面図、第2図はプレイモードにおけるテープ
レコーダの全体を示す平面図、第3図及び第4図はテー
プローディング機構の要部を示す水平断面図、第5図は
テープローディング機構の要部を分解して示す斜視図。 第6図はローディング完了時におけるテープレコーダの
一部省略背面図、第7図はテープレコーダの要部斜視図
、第8図は第1図の■−■線に沿う断面図、第9図は従
来のテープレコーダの一例を示す概略平面図である。 符号の説明 l・・・テープレコーダ、 6・・・ヘッドドラム、 lO・番・磁気ヘッド。 23−・・テープローディング機構、 26.26′・・・テープローディングポスト、 2つ、30・・・ローディングリング、74・・・押圧
部材。 105・・・移動ガイドポスト、 113−・・テープカセット、 118@・・磁気テープ 出 願 人 ソニー株式会社、−」1 、′ 同           尾    川    秀  
  昭 ・、′シ″゛:′、jl’・・5) ゛パ(−・′ 4秤輯稚潤 第7図 帽1(■−■fl) 第8図 第9f!1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドが設けられたヘッドドラムと、ローディング
    開始前においてテープカセットの前面側にある磁気テー
    プの内側に位置する2つのテープローディングポスト及
    び少なくとも1つの移動ガイドポストと、上記2つのテ
    ープローディングポストを各別に支持しかつ互いに反対
    方向へ回転される2つのローディングリングとを備えて
    おり、前記ローディングリングを回転して前記2つのテ
    ープローディングポストを前記ヘッドドラムに対して所
    定の位置へ移動せしめることにより磁気テープをヘッド
    ドラムに所定の巻付角巻き付けると共に前記移動ガイド
    ポストを所定の位置へ移動せしめることによって磁気テ
    ープが所定の走行経路を通るようにしたテープレコーダ
    におけるテープローディング機構であって、 前記ローディングリングにテープローディング時これが
    回転されることにより前記移動ガイドポストを前記所定
    の位置へ移動せしめる押圧部材を設けた ことを特徴とするテープレコーダにおけるテープローデ
    ィング機構
JP60040796A 1985-03-01 1985-03-01 テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構 Pending JPS61202362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60040796A JPS61202362A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP60040796A JPS61202362A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61202362A true JPS61202362A (ja) 1986-09-08

Family

ID=12590581

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60040796A Pending JPS61202362A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 テ−プレコ−ダにおけるテ−プロ−デイング機構

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JP (1) JPS61202362A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346765A (en) * 1990-02-06 1994-09-13 Sumitono Bakelite Company Limited Cover tape for packaging chip type electronic parts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5346765A (en) * 1990-02-06 1994-09-13 Sumitono Bakelite Company Limited Cover tape for packaging chip type electronic parts

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