JPS61200516A - 光フアイバの被覆方法 - Google Patents

光フアイバの被覆方法

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JPS61200516A
JPS61200516A JP60041487A JP4148785A JPS61200516A JP S61200516 A JPS61200516 A JP S61200516A JP 60041487 A JP60041487 A JP 60041487A JP 4148785 A JP4148785 A JP 4148785A JP S61200516 A JPS61200516 A JP S61200516A
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JP
Japan
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film
value
inner layer
young
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP60041487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Araki
荒木 真治
Toru Arikawa
徹 有川
Takeru Fukuda
福田 長
Yasuyuki Sugawara
菅原 康行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光ファイバの被覆方法に関し、特にオールU
V樹脂被覆からなる。2層構造の、被覆構造の決定方法
に関するものである。
なお被覆構造というのは。
1)被覆の内層と外層との材料の組合わせ、2)内層と
外層との被覆径比。
のことを言う。
[従来問題とその問題点] 光ファイバの被覆には、目的に応じて、種々の材料が用
いられている。
内層には、緩衝を目的として、低ヤング率の樹脂を用い
る。外層には、側圧から光ファイバを保護するために、
高ヤング率の樹脂を用いる。
それらの樹脂のほとんどは、低温域において。
ヤング率が増大し、かつ収縮する。そして、そのために
光ファイバが微小的がりを受け、伝送損失の増加が発生
するといわれている。
したがって従来の、低温域における損失増加の少ない被
覆材の選び方は、低温におけるヤング率を基に考え、そ
れが余り増大しないものを選択するようにしていた。
しかしオールUV樹脂被覆光ファイバの場合は、低温で
の損失増加が、単に被覆材のヤング率が増大したためと
考えるだけでは不可解な点が多く、ヤング率以外の要因
が損失増加に影響を及ぼしていると考える方が妥当とも
思われる(後記実施例の2参照)。
また一方、内層と外層の適正組合せおよび被覆層比など
を決める方法としては、従来は実際に光ファイバを試作
し、そのファイバの低温における損失増加特性を評価す
る手法が用いられ、手間のかかるものであった。
この発明は1以上の問題に解決を与えるもので、被覆構
造の決定を、光ファイバを試作することなく、またヤン
グ率を基準にすることなしに、行なえるようにしたもの
である。
[問題点を解決するための手段] この発明は、UV樹脂被覆の低温域における損失増加の
原因は、被覆中に発生する応力または歪による、という
新しい現象に対する認識にもとづくもので。
(1)第2図のように、ヤング率がE1、ポアソン比が
ν!、厚さがhlの内層材UV樹脂フィルム21と、ヤ
ング率がE2、ポアソン比がシ2.厚さがh2の外層材
UV@脂フィルム22とからなる2層構造のフィルム2
0を作ること、(2)  それを、20℃から一20℃
まで温度変化させて、熱膨張率の差によって生じる湾曲
状態の2層構造フィルム(第2図)の曲率半径をρとす
るとき、 前記内層材フィルムzl中に発生しかつ上記(1)式で
表わされる応力Pの値が゛0.1kg/12以下になる
か、 または上記(2)式で表わされる歪εの値が3z以下に
なるか、 もしくは応力Pおよび歪(の両方の値とも前記数値以下
になるような、 被覆構造(内層材フィルムと外層材フィルムとの材料の
組合せ、ならびに厚さの比n)の許容されるa開を會め
スこ)− (3)前記内層材フィルム21と外層材フィルム22と
の材料の組合せと同じ材料の組合わせで、かつ内層材フ
ィルムと同じ材料が内層31になり(第4図)、また前
記外層材フィルムと同じ材料が外層32になり、 かつ前記内層の断面MSsと外層の断面mS2との比が
前記nの値の許容範囲に入るように、光ファイバの被覆
30を構成すること、を特徴とする。
[そのより詳しい説明] 実際に被覆構造を決定するには1次の手順による。
(1)内層用のUV樹脂(低ヤング率)として複数のも
のが知られている。また外層用のUV樹脂(高ヤング率
)としも複数のものが知られている。内層用UV樹脂の
フィルム(21)と外層用のフィルム(22)とをいろ
いろ組合わせて、各種の2層フィルム20を作る(第1
図)、また同じ組合せのものでも、nすなわち厚み比の
異なるものを作り、それらを評価用の試料とする。
(2)それら各種多数の2Rフイルム20を、室温(2
0℃)から−20℃まで冷却する。すると2層フィルム
は膨張係数の差によって、ちょうどバイメタルのように
円弧状に湾曲する(第2図)。
そこで、そのときの曲率半径ρを測れば、フィルム21
中に存在する残存応力の平均値Pは上記(1)式により
、また残存歪εは上記(2)式により、それぞれ求める
ことができる(参考文献:Y。
Inoue and Y、Kabatake ;App
l、 Sci、Res、、A7.53(1958)) 
(3)そうすると、Pの値が0.1kg/112以下に
なるか、またはεの値が3z以下になるような2層フィ
ルムのグループが決まる。
(4)それから、フィルム21と同じ材料を内層とし、
またフィルム22と同じ材料を外層としく第4図)、か
つ断面積比51/S2がnになるように径比を決めて、
ファイバ10上に被覆すれば、−20℃における損失増
加が、後記の理由により、 0.1dB/に層以内に収
まる光ファイバが得られ〔P、(と損失増加との関係] あらかじめ硬化させた内層材のフィルムに上に外層材を
塗布硬化させて、寸法40■鳳x40■■、厚み約0.
3鵬鳳の2層フィルムを作り、20℃および一20℃(
20分間放置後)での曲率半径ρを求めた。
なお、−20℃でのP、εを求める場合、ヤング率は−
2060での値、ポアソン比は内層材0.47、外層材
0.43 (いずれも推定値)を用いた。
第5図に、  l/ρ、P、εと損失増加との関係を示
す、これらの値の各サイクルでの変化傾向が類似してい
ることが分る。
[P、εの数値限定の根拠] 下記の第1表に示す各種UV樹脂被覆材料を用イー1’
、 50/125.−1.0$17)グレーデッドイン
デックス型光ファイバa−hおよび2層フィルムを製作
し、−20℃におけるP、εと損失増加との相関を調査
したところ、第1図のような結果を得た。
光ファイバの試験長は1〜2に層である。
第1表 一20’Cにおける損失増加を、0.ldB八履へ内に
収めることを目標と定めるとき、第1図から、Pの値が
0.1 kg/am2以下になるか、またはεの値が3
z以下になればよいことになり、そのように数値を限定
したわけである。
[2層フィルムの厚み比nについて] 2層フィルムの内層材中に発生するP、εの値は同一の
材料の組合せでもnを変化させると、第増大するに従い
、 1/ρ(すなわちPならびにε)が減少する。
なおこのときの材料は次の第2表のものである。
第2表 [実施例 l〕 上記第2表の被覆材を用いて、下記第3表の2層フィル
ムA、B、C1ならびにその厚み比nと等しい断面積比
を持つ第4表の光ファイバA。
B、Cを試作し、評価した。その結果を、それぞれ第3
表と第4表に示す、なお、光ファイバはΔ10.35%
 、  入c 1.28ILs+ 、コア径9gm 、
ファイバ径125.腸の単一モードファイバである。
なお第3表の応力と歪は、−20℃における値を云ナー
 すf−填4Jしの63矢4昌4−イ直1士始1シ1−
1 区園、20℃における値、また損失増加量は20℃
に対する値で、それぞれ単位はdB/kmである。
第3表 第4表 この場合も、nが小さいほど、損失増加が少なくなって
いる。
また、 2層フィルムの内層材21内の応力Pの値が0
.1 kgls■2以下になるか、または歪εの値が3
z以下であれば、光ファイバの一20℃での損失増加が
0.1dB/km以内に収まることが示されている。
[実施例 2] UV樹脂被覆光ファイバにおいて、内層材のヤング率の
温度依存性がほとんど無いものを用いても、必ずしも損
失増加特性が良くはならないことを示した例である。
光ファイバはA、Bとも(第4図)、ファイバ10 ハ
50/125.−1.0!(7)グレーデッド型、内層
31は280JL層φ、外層32は300ル腸φである
が、ファイバAは第5表の内層材−1を、ファイバBは
内層材−2を用いた。外層材は両方とも同じである。
また第6表には、光ファイバA、Bと同構成の2層フィ
ルムの応力および歪の値も示した。
第5表 第6表 応力と歪は、−20℃における値を示す。
また損失増加量は20℃に対する値で、それぞれ単位は
dB/に鵬。
[発明の効果] 光ファイバでの評価なしに、適正な被覆構造を決定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2層フィルム内の一20℃における残留応力と
歪ならびに光ファイバの損失増加量との関係を示す図、 第3図は低温において湾曲した状態の説明図、第4図は
光ファイバの断面の説明図、 第5図は1/ρ、応力、歪と損失増加量との関係を示す
線図、 第6図は内層材と内層材の厚み比と1/ρとの関係を示
す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ヤング率がE_1、ポアソン比がν_1、厚さがh_1
    の内層材のUV樹脂フィルムと、ヤング率がE_2、ポ
    アソン比がν_2、厚さがh_2の外層材のUV樹脂フ
    ィルムとからなる2層構造のフィルムを、 20℃から−20℃まで温度変化させて、熱膨張率の差
    によつて生じる湾曲状態の2層構造フィルムの曲率半径
    をρとしたとき、 前記内層材フィルム中に発生しかつ次の(1)式で表わ
    される応力Pの値が0.1kg/mm^2以下になるか
    、または次の(2)式で表わされる歪εの値が32以下
    になるか、もしくは応力Pおよび歪εの両方の値とも前
    記数値以下になるような、内層材フィルムと外層材フィ
    ルムとの材料の組合せ、ならびに厚み比nの値の許容さ
    れる範囲を求めた後、 前記内層材フィルムと外層材フィルムとの材料の組合せ
    と同じ材料の組合わせで、かつ内層材フィルムと同じ材
    料が内層になり、また前記外層材フィルムと同じ材料が
    外層になり、 かつ前記内層の断面積と外層の断面積との比が前記厚み
    比nの値の許容範囲に入るように、2層の被覆構成をす
    ることを特徴とする、光ファイバの被覆方法。 p=E_2h_2/12|1/ρ|{{(1−mn^2
    )^3(1−m)+[mn(n+2)+1]^3+m(
    mn^2+2n+1)^3}/[n(n+1)(1+m
    n^3)](1)ε=P{(1−ν_1^2)/E_1
    h_1+(1−ν_1^2)/E_2h_2}(2)た
    だし、 m=E_1/E_2、n=h_1/h_2 E_1、E_2の単位は〔kg/mm^2]h_1、h
    _2、ρの単位は[mm]
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002066390A1 (en) * 2001-02-20 2002-08-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated optical fiber, optical fiber tape core using it and optical fiber unit

Cited By (3)

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WO2002066390A1 (en) * 2001-02-20 2002-08-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated optical fiber, optical fiber tape core using it and optical fiber unit
US6907175B2 (en) 2001-02-20 2005-06-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated optical fiber, optical fiber tape core using it and optical fiber unit
KR100889698B1 (ko) 2001-02-20 2009-03-24 스미토모덴키고교가부시키가이샤 피복 광섬유, 이를 사용하는 광섬유 테이프 심선 및광섬유 유니트

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