JPS61199822A - 化学発熱体 - Google Patents

化学発熱体

Info

Publication number
JPS61199822A
JPS61199822A JP60041532A JP4153285A JPS61199822A JP S61199822 A JPS61199822 A JP S61199822A JP 60041532 A JP60041532 A JP 60041532A JP 4153285 A JP4153285 A JP 4153285A JP S61199822 A JPS61199822 A JP S61199822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium
water
alkali metal
chemical heating
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60041532A
Other languages
English (en)
Inventor
賢二 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwax Inc
Original Assignee
Iwax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwax Inc filed Critical Iwax Inc
Priority to JP60041532A priority Critical patent/JPS61199822A/ja
Publication of JPS61199822A publication Critical patent/JPS61199822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水を添加することによって発熱反応を生ずる化
学発熱体に関するもので、その1応用例として簡易湯沸
器について詳述するが、熱論湯沸器の内容物は水に限定
されるものではない。
主な用途として、酒類又はカレー、スープ、弁当等の調
理済食品類の加熱又は保温、あるいは熱水又は温水を必
要とする即席めん類、コーヒー、紅茶、日本茶等の乾燥
調理法食品類全般が挙げられるが、他の用途としては加
熱連敗性薬剤の熱源としても使用可能である。
(2)従来の技術 水と反応する化学発熱体に関しては本発明者が既に提案
した特願昭59−255298以外に、特開昭49−7
8943、同50−40477、同52−113383
、同55−99544、同55−135188、同59
−229131等の提案があり、又熱エネルギー源とし
ての立場からは特開昭57−123801 、米国特許
3348919、同3540854等の提案が見うけら
れる。
又、化学発熱体を用いて食品を加熱する方法に関しては
、本発明者が既に提案した実開昭59−192042以
外に、実開昭56−99349、特開昭54−3414
4、同55−28436等に具体的な提案が見うけられ
る。
(3)発明が解決しようとする問題点 本発明者が既に提案した特願昭59−255298に示
される数10種におよぶ化学発熱体の組成物は、一部分
が消防法に係る危険物で構成されるが、毒劇物取締法に
係る物質が皆無であることを特徴としている。
又、前記特許願は化学発熱体構成物の1つに、酸化カル
シウムを用いておシ、従ってこれが水利反応を生じる過
程で微細粒子化が起る結果、例えば熱分解性亜硫酸塩か
ら生じる亜硫酸ガスが高表面積化した水利酸化カルシウ
ムに捕捉され、不快臭気の発生が低減されることも特徴
の1つである。
更に前記特許願は5000〜90°Cに至る水の加熱温
度範囲の選択が、例えば酸化カルシウム−金XFC7/
レミニウム粉末−過炭酸ナトリウムという化学物質の一
組合せにおいては当然の事、前記A−B−Cの化学物質
の組合せにおいて、Cという化学物質を任意に選び出す
ことによっても可能であり、又直ちに発熱反応を生ぜし
めたい場合、あるいは少し時間を経てから生ぜしめたい
場合等、極めて広範囲な加熱制御が可能でもある。
特願昭59−255298を除いて、前記従来の化学発
熱体は水を加熱するという目的において、それ相応の効
果は期待出来るも、不快臭が強すぎて実用性に欠けてい
、るか、又は熱エネルギー発生速度および熱エネルギー
発生量が極めて狭い範囲に限定されている為に、実用領
域における被加熱物の選択範囲を狭めていると言えよう
(4)発明の目的 本発明は特願昭59−255298の追加に係るもので
、前記特許願記載の化学物質に加えて、更に広範囲な発
熱反応有効性を呈す新規な化学物質の調査を行ない、発
熱反応に係る理論化の一助とすると共に、化学発熱体製
造に必要な工業用化学物質選択範囲の拡張を行ない、例
えば1つの原料が入手不能の事態に陥いっても、あるい
は経済情勢の変動による原料価格の暴騰が生じても化学
発熱体製造の安定操業化および化学発熱体価格の安定化
を可能ならしめることを目的としている。
(5)発明の構成 本発明に係る化学発熱体の発熱反応特性を評価する方法
として、添付図記載構造の簡易湯沸器を用いた。
次のように実施される。
底部に透水性膜7を装着した紙製容器2に、化学発熱体
5を構成する物質を各々所定の量、追加計量して、全体
を充分に混合した後、連続気泡のプラスチック発泡弾性
体から成る通気性リング4a、4bを装着した容積45
0 mlの金属製容器lを挿入する。
次に金属製容器lに330 mlの水を注ぎ、温度計を
入れておく。
そこで予じめ70 mlの水を入れておいた紙製容器3
に、温度計および水の入った金属製容器1を保有し、か
つ化学発熱体5を内蔵した紙製容器2を挿入する。
紙製容器3の水は紙製容器2の底部分に加工された通水
孔6a、6bを通り、透水性膜7を経て化学発熱体5に
至シ発熱反応が始まる。
水の温度測定は紙製容器3の水と化学発熱体5を内蔵す
る紙製容器2が接触した時点から開始した。
(6)比較例 化学発熱体N011として、粒状生石灰(奥多摩工業(
株)製造、粒径1−10mm、以下同様)60g、N0
92として粒状生石灰50f、粒径200メツシュ以下
の金属アルミニウム粉末(湊ア7レミニウム工業所(株
)製造、以下同様) 101を各々計量し、14°Cの
水を用い1発熱反応特性を測定し、得られた結果を表−
1に示した。
(7)実施例−1 粒状生石灰40 f 、粒径200メツシュ以下の金属
アルミニウム粉末10 fを共通配合とし、表−2記載
の粉末又は角粒状のアルカリ金属塩無水物を各々10y
追加計量して、化学発熱体No 、 3〜NO+21を
製造し、159Cの水を用いて発熱反応特性を測定し、
得られた結果を表−2−1に示した。
表−2記載のアルカリ金属塩の中、Na4P2o7、K
、P、O,、、Na48; 04は半回化学薬品(株ン
製造の試薬を、他の物は和光紬薬工業(株)製造の試薬
を使用し7た。
表−2 表−2−141位ゴC (8)実施例−2 粒状生石灰40 f、NaClO210yを共通配合と
し、金属アルミニウム粉末の粒径を30〜100メツシ
ュ、!、100〜200メツシュの2種類を選び、各々
追加計量して前者を化学発熱体NO+ 22とし後者を
No 、23とし、15°Cの水を用いて発熱反応特性
を測定し得られた結果を表−3に示した。
表−3単位二00 (9)発明の効果 比較例において得られた結果から自明の如く、酸化カル
シウム単体又は酸化カルシウムと金属アルミニウム粉末
の配合のみでも、それ相応の効果はある。
本発明は酸化カルシウム−金属アルミニウム粉末に第3
番目の物質としてアルカリ金属塩を配合し、単位重量当
りの発生熱量を高めることによって、用途によって各々
異なる発生熱量を得るに必要な化学発熱体量を極力低減
し、即ち小型軽量の熱源を提供することも目的の1つと
している。
実施例−1において各々配合したアルカリ金属塩は同一
化学発熱体重量で比較した場合に、発熱反応に寄与した
効果が、各化合物間に程変の差は認められるも、全て比
較例より有効であった。
次に実施例2で粒状生石灰−亜塩素酸ナトリウムの組合
せにおいて、金属アルミニウム粉末の粒径の異なる2種
類を調査した結果では、粒径30〜100メツシュ以下
の物であるならば、充分実用性の高い発熱反応を呈すこ
とが明らかとなった。
本発明は以上詳述して来た如く、何時如何なる場所にお
いても、水さえあれば直ちに発熱反応を始める即席の熱
源を提供するものであり、従って地震、火事等の緊急時
、ガス爆発の可能性のある鉱山内、船上、車上、野外等
の国民の食生活において、貢献絶大なるものである。
4、追加の関係 本発明は昭和59年特特許第255298号の特許請求
の範囲において請求した酸化カルシウムおよび金属アル
ミニウム粉末を共通物質とし、第3類の物質であるアル
カリ金属元素化合物を異にするものである。
【図面の簡単な説明】
本図面は簡易湯沸器の中央縦断面図である。 特許出願人 イヮックス株式会社 図   面 7透水性膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直径1〜10mmの粒状酸化カルシウムおよび粒
    径30〜100メッシュ以下の金属アルミニウム粉末お
    よび粉末又は顆粒状のアルカリ金属塩無水物で構成され
    たことを特徴とする化学発熱体。
  2. (2)アルカリ金属塩がナトリウム又はカリウムの弗化
    水素塩、チオシアン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩
    、トリポリリン酸塩であり、又は亜塩素酸ナトリウム、
    アルミン酸ナトリウム、ハイドロサルファイトナトリウ
    ム、オルトケイ酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム
    、クエン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウムであり、又
    は過マンガン酸カリウム、重酒石酸カリウムである特許
    請求の範囲第1項記載の粉末又は顆粒状のアルカリ金属
    塩無水物。
JP60041532A 1985-03-01 1985-03-01 化学発熱体 Pending JPS61199822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60041532A JPS61199822A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 化学発熱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60041532A JPS61199822A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 化学発熱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61199822A true JPS61199822A (ja) 1986-09-04

Family

ID=12611020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60041532A Pending JPS61199822A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 化学発熱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61199822A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200357B1 (en) * 2000-02-17 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Kyodo Heating medium and use of the same
JP2006225437A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Harumi Handa 発熱剤及び発熱助剤
JP2008013739A (ja) * 2006-06-06 2008-01-24 Oosaki:Kk 発熱剤
WO2008143289A1 (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Mycoal Co., Ltd. 物品加熱装置
JP2017115059A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 太平洋マテリアル株式会社 加水発熱剤
JP2019006921A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 太平洋マテリアル株式会社 加水発熱剤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200357B1 (en) * 2000-02-17 2001-03-13 Kabushiki Kaisha Kyodo Heating medium and use of the same
EP1126004A1 (en) * 2000-02-17 2001-08-22 Kabushiki Kaisha Kyodo Heating medium and use of the same
JP2006225437A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Harumi Handa 発熱剤及び発熱助剤
JP2008013739A (ja) * 2006-06-06 2008-01-24 Oosaki:Kk 発熱剤
WO2008143289A1 (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Mycoal Co., Ltd. 物品加熱装置
JP2017115059A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 太平洋マテリアル株式会社 加水発熱剤
JP2019006921A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 太平洋マテリアル株式会社 加水発熱剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7537002B2 (en) Exothermic agent
US4255157A (en) Thermogenic compositions
JPS6220583A (ja) 発熱剤組成物
US4093424A (en) Thermogenic compositions
JPS61199822A (ja) 化学発熱体
US8205608B2 (en) Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters
US7971585B2 (en) Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters
CN101200630A (zh) 一种新型食品自加热剂
JP6256969B2 (ja) 発熱構造
US4406797A (en) Fire extinguishant materials
JP2006512269A (ja) 被覆過炭酸ナトリウム粒子、その製造方法、その使用及びそれを含有する洗剤組成物
KR101277378B1 (ko) 발열체 조성물 및 이를 이용한 식품 가열기구
CN108130054A (zh) 一种火山灰高效能食品级发热包的发热芯
US1891673A (en) Fire extinguishing compound
US1924401A (en) Fire extinguishing compound
KR102237429B1 (ko) 발포성 발열체 조성물 및 이의 제조방법
KR102685204B1 (ko) 즉석조리식품 조리용 발열체 조성물
US4203418A (en) Exothermic composition and hot pack
JPS60122576A (ja) 粉末消火剤
JPH0527672B2 (ja)
JPS6321716B2 (ja)
KR101505517B1 (ko) 알루미늄 파우더를 함유하는 발열제 제조방법
KR920000210B1 (ko) 발열조성체
Serikbayeva et al. THE EXOTHERMIC FLAMELESS HEATERS OF CANNED MEAT PRODUCTS
JPS58165758A (ja) 可食性水難溶性物の製造方法