JPS61199525A - プレス加工装置 - Google Patents
プレス加工装置Info
- Publication number
- JPS61199525A JPS61199525A JP60039398A JP3939885A JPS61199525A JP S61199525 A JPS61199525 A JP S61199525A JP 60039398 A JP60039398 A JP 60039398A JP 3939885 A JP3939885 A JP 3939885A JP S61199525 A JPS61199525 A JP S61199525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- drawn
- punch
- tin
- intervention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の
絞り加工などを行うプレス加工装置に関する。
１Ｌへ【１
従来のプレス加工装置特に絞り加工する装置のパンチや
ダイには、合金工具鋼５ＫＤ１１や高速度鋼などが使用
されている。この装置によって、軽量・高強度・耐食性
に優れた純チタンやチタン合金等の板材等を絞り加工す
るには、摩擦を伴うことによるパンチおよびダイとの焼
付きが起こりやすいので絞り工程中の破断が生じやすく
、この破断を防止するために板材の表面に各種の処理が
施されていた。例えば、冷間加工の場合には、二硫化モ
リブデンを含有する潤滑剤を塗布したり、プレス工作油
を供給していた。また熱間加工の場合には、黒鉛の懸濁
液を介在させていた。
ダイには、合金工具鋼５ＫＤ１１や高速度鋼などが使用
されている。この装置によって、軽量・高強度・耐食性
に優れた純チタンやチタン合金等の板材等を絞り加工す
るには、摩擦を伴うことによるパンチおよびダイとの焼
付きが起こりやすいので絞り工程中の破断が生じやすく
、この破断を防止するために板材の表面に各種の処理が
施されていた。例えば、冷間加工の場合には、二硫化モ
リブデンを含有する潤滑剤を塗布したり、プレス工作油
を供給していた。また熱間加工の場合には、黒鉛の懸濁
液を介在させていた。
明が しようとする問題点
しかるに、純チタンやチタン合金等の板材等に潤滑剤の
固体皮膜を形成するまでには長時間を要していた。
固体皮膜を形成するまでには長時間を要していた。
また、これら板材の絞り加工後には、前記固体皮膜の除
去を必要とした。黒鉛の懸濁液を使用した場合も同様に
処理に工数がかかっていた。さらにプレス工作油を使用
した場合には液内に塩素（ｃｆｆｉ ）が含まれている
ため、表面が荒れたり特にチタン合金の場合には応力腐
食割れをもたらすこともあって連続加工ができないとい
う不具合があった。
去を必要とした。黒鉛の懸濁液を使用した場合も同様に
処理に工数がかかっていた。さらにプレス工作油を使用
した場合には液内に塩素（ｃｆｆｉ ）が含まれている
ため、表面が荒れたり特にチタン合金の場合には応力腐
食割れをもたらすこともあって連続加工ができないとい
う不具合があった。
本発明は、このような不具合を解消し、潤滑剤や黒鉛の
懸濁液やプレス工作油の供給が無くとも、焼付き無しに
純チタンやチタン合金を連続的に絞り加工できるプレス
加工装置を提供することを目的とする。
懸濁液やプレス工作油の供給が無くとも、焼付き無しに
純チタンやチタン合金を連続的に絞り加工できるプレス
加工装置を提供することを目的とする。
同 点を ′する および
プレス加工装置特に絞り加工する装置の、加工物と焼付
きを起こしやすい型材の少なくともその加工表面にＴｉ
Ｎを有せしめることにより、被加工物を潤滑材料の介在
無しに絞り加工するものである。
きを起こしやすい型材の少なくともその加工表面にＴｉ
Ｎを有せしめることにより、被加工物を潤滑材料の介在
無しに絞り加工するものである。
Ｋ１目１
以下本発明を実施例に基いて説明する。
（第１実施例）
第１図は本発明の第１の実施例を示すプレス加工装置の
要部の側面図であり、第２図はプレス加工装置によって
絞り成形される部品の１例を示す。
要部の側面図であり、第２図はプレス加工装置によって
絞り成形される部品の１例を示す。
プレス加工装置１のフレーム２の上側には、パンチホル
ダー３を有するラム４が上下動自在に備えられている。
ダー３を有するラム４が上下動自在に備えられている。
このパンチホルダー３に、純チタンの板材５を絞り加工
するパンチ６を固定したパンチプレート７がバッキング
プレート８を介して固定されている。一方、フレーム２
の下側には、図示しないダイホルダーに、絞り加工され
る板材５を受けるダイ９を固定したダイプレート１０が
固定されている。
するパンチ６を固定したパンチプレート７がバッキング
プレート８を介して固定されている。一方、フレーム２
の下側には、図示しないダイホルダーに、絞り加工され
る板材５を受けるダイ９を固定したダイプレート１０が
固定されている。
前記パンチ６は、合金工具鋼５ＫＤ１１を型材とする成
形加工面に、ＰＶＤ法等によりＴｉＮ層を形成せしめで
ある。またダイ９の成形加工面にも同様にＴｉＮ層を形
成せしめである。上記プレス加工装置１１により本実施
例の作用を説明する。
形加工面に、ＰＶＤ法等によりＴｉＮ層を形成せしめで
ある。またダイ９の成形加工面にも同様にＴｉＮ層を形
成せしめである。上記プレス加工装置１１により本実施
例の作用を説明する。
成形加工面にＴｉＮ層を形成したパンチ６およびダイ９
により、純チタンの板材５を絞り加工すると、パンチ６
およびダイ９の成形加工面に設けたＴｉＮ層が、純チタ
ンとの潤滑作用をして、ＩＩｋｌ滑剤や黒鉛の懸濁液や
プレス工作油等の潤滑材料の介在無しに、良好な表面精
度を有する絞り加工を行うことができる。特に第２図で
示す絞り部品１１のコーナ一部Ｒは、潤滑作用が損なわ
れないので、従来のように段階的に徐々にＲを小さくし
ながら、絞り込む必要もない。また板材°５あるいは′
絞り部品１１に焼鈍工程を格別に必要とせず、さらに再
度の潤滑剤の介在も格別に必要とせずに、２段目の絞り
部１２も続けて絞り加工を行うことができる。
により、純チタンの板材５を絞り加工すると、パンチ６
およびダイ９の成形加工面に設けたＴｉＮ層が、純チタ
ンとの潤滑作用をして、ＩＩｋｌ滑剤や黒鉛の懸濁液や
プレス工作油等の潤滑材料の介在無しに、良好な表面精
度を有する絞り加工を行うことができる。特に第２図で
示す絞り部品１１のコーナ一部Ｒは、潤滑作用が損なわ
れないので、従来のように段階的に徐々にＲを小さくし
ながら、絞り込む必要もない。また板材°５あるいは′
絞り部品１１に焼鈍工程を格別に必要とせず、さらに再
度の潤滑剤の介在も格別に必要とせずに、２段目の絞り
部１２も続けて絞り加工を行うことができる。
また、パンチ６及びダイ９の成形加工面がＴｉＮで被覆
されているため約ＨＶ−２４００〜２８００と高く、成
形加工表面に損傷も発生しないので、同品質の絞り部品
１１を安定して供給できる。
されているため約ＨＶ−２４００〜２８００と高く、成
形加工表面に損傷も発生しないので、同品質の絞り部品
１１を安定して供給できる。
板材５がチタン合金の場合も同様であり、特に熱間加工
で行えばさらに絞り加工を容易に行うことができる。
で行えばさらに絞り加工を容易に行うことができる。
（第２実施例）
第１実施例においては、パンチ６およびダイ９共に、そ
の成形加工表面にＴｉＮ層を形成するように説明したが
、これに限らずダイ９にのみＴｉＮ１ｌを形成しておい
てもよい。すなわち、第１図において、パンチ６が上下
動を繰り返しながら被加工物である純チタンあるいはチ
タン合金の板材を徐々に絞り加工する場合には、パンチ
６と被加工物との焼付きが起きに゛くい。従って、ダイ
９のみの成形加工表面にＴｉＮ層を形成していても第１
実施例と同様な効果を得ることができる。
の成形加工表面にＴｉＮ層を形成するように説明したが
、これに限らずダイ９にのみＴｉＮ１ｌを形成しておい
てもよい。すなわち、第１図において、パンチ６が上下
動を繰り返しながら被加工物である純チタンあるいはチ
タン合金の板材を徐々に絞り加工する場合には、パンチ
６と被加工物との焼付きが起きに゛くい。従って、ダイ
９のみの成形加工表面にＴｉＮ層を形成していても第１
実施例と同様な効果を得ることができる。
上記第１実施例、第２実施例における少なくともダイ９
の型材は５ＫＤ１１に限らず、伯の合金工具鋼や高速度
鋼であってもその成形加工面にＴｉＮ層を形成して使用
できる。
の型材は５ＫＤ１１に限らず、伯の合金工具鋼や高速度
鋼であってもその成形加工面にＴｉＮ層を形成して使用
できる。
上記型材の成形加工表面にＴｉＮを形成する変形例とし
ては種々考えられる。例えば少なくともダイ９の型材の
成形加工表面に、イオン注入法によりＴ１イオンとＮイ
オンを注入してＴＡＮを形成し含有するさせてもよい。
ては種々考えられる。例えば少なくともダイ９の型材の
成形加工表面に、イオン注入法によりＴ１イオンとＮイ
オンを注入してＴＡＮを形成し含有するさせてもよい。
また型材の内部までにも注入して、ＴｉＮを内部にも含
有させてもよい。さらにＴｉＮを含有する金属材料を型
材としてもよい。さらにチタン材にＮイオンを注入し、
これを型材としてもよい。
有させてもよい。さらにＴｉＮを含有する金属材料を型
材としてもよい。さらにチタン材にＮイオンを注入し、
これを型材としてもよい。
このように、少なくともダイ９の成形加工表面にＴｉＮ
を有するよ５にすれば、潤滑材料の介在を必要としない
ので、純チタンやチタン合金の素材である板材や絞り工
程途中あるいは絞り後の成形品の処置が容易であるばか
りでなく、連続的に絞り加工をすることもできる。従っ
て、成形工程を短縮できるので、絞り部品を安価に生産
することができる。
を有するよ５にすれば、潤滑材料の介在を必要としない
ので、純チタンやチタン合金の素材である板材や絞り工
程途中あるいは絞り後の成形品の処置が容易であるばか
りでなく、連続的に絞り加工をすることもできる。従っ
て、成形工程を短縮できるので、絞り部品を安価に生産
することができる。
４、発明の効果
被加工物である板材を、プレス加工装置のパンチやダイ
との加工面に特別に潤滑材料を介在しなくとも、焼付き
無しに連続的に絞り加工でき、成形工程を短縮化できる
。
との加工面に特別に潤滑材料を介在しなくとも、焼付き
無しに連続的に絞り加工でき、成形工程を短縮化できる
。
第１図は本発明の実施例に示すプレス加工装置の要部側
面図、第２図は絞り加工した部品の１例を示す。 １・・・・・・プレス加工装置 ６・・・・・・パン
チ９・・・・・・ダイ １１・・・・・・絞
り部品第 Ｉ 図 第２囚
面図、第２図は絞り加工した部品の１例を示す。 １・・・・・・プレス加工装置 ６・・・・・・パン
チ９・・・・・・ダイ １１・・・・・・絞
り部品第 Ｉ 図 第２囚
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、被加工物を載置するダイと被加工物を押圧するパン
チを備えて被加工物を絞り加工するプレス加工装置にお
いて、 少なくともダイの成形加工表面にＴｉＮを 有していることを特徴とするプレス加工装置。 ２、前記ＴｉＮは、少なくともダイの型材の成形加工表
面に、ＴｉＮの皮膜として形成されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のプレス加工装置。 ３、前記ＴｉＮは、少なくともダイの型材の成形加工表
面に含有させていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のプレス加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60039398A JPS61199525A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | プレス加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60039398A JPS61199525A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | プレス加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61199525A true JPS61199525A (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=12551884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60039398A Pending JPS61199525A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | プレス加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61199525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5921126A (en) * | 1996-05-31 | 1999-07-13 | General Electric Company | Metalworking dies with soft metal lubricant platings |
| CN111729981A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-02 | 陈祥瑞 | 一种3004铝合金易拉罐加工制造方法 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP60039398A patent/JPS61199525A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5921126A (en) * | 1996-05-31 | 1999-07-13 | General Electric Company | Metalworking dies with soft metal lubricant platings |
| CN111729981A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-02 | 陈祥瑞 | 一种3004铝合金易拉罐加工制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6006564A (en) | Application of dry lubricant to forming dies and forging dies that operate with high force | |
| GB1140258A (en) | Method of forming a cup-shaped container | |
| Browne et al. | Optimisation of aluminium sheet forming using a flexible die | |
| US4571983A (en) | Refractory metal coated metal-working dies | |
| EP0512131A3 (en) | Apparatus and method for lubricating and cooling in a draw and iron press | |
| US1923514A (en) | Low limit bearing and method of making same | |
| JPS6096330A (ja) | 容器の製造方法 | |
| JPS61199525A (ja) | プレス加工装置 | |
| JPH06238358A (ja) | 打抜き加工機 | |
| US4354370A (en) | Method for deep drawing sheet metal | |
| JPS6182944A (ja) | 大径フランジ付き軸部品の製造方法 | |
| CN1024712C (zh) | 用金属条材制造轴承保持架端面挡圈的方法 | |
| JPH04351229A (ja) | アルミニウム合金板の温間深絞り成形加工方法 | |
| Schmid et al. | Fundamentals of tribology in metal forming | |
| Maeno et al. | Automatic re-lubrication by pulsating motion with punch having dimple bottom in backward extrusion of cylindrical cup | |
| SU1430167A1 (ru) | Способ гор чей изотермической штамповки | |
| JPH10113726A (ja) | 同一方向二工程せん断穴あけ加工方法 | |
| RU1784302C (ru) | Способ обработки поверхности листа | |
| SU1159670A1 (ru) | Способ изотермического деформировани титановых сплавов | |
| JPH05337560A (ja) | 絞り成形性に優れたプレス加工用薄板 | |
| JP2000343152A (ja) | パンチプレス用金型及びその製造方法 | |
| GALDOS et al. | Design of a new simulative tribotest for warm forming applications having high contact pressure and surface enlargement | |
| SU633657A1 (ru) | Способ многопереходной объемной штамповки | |
| SU947200A1 (ru) | Способ упрочнени поверхностей металлических заготовок | |
| JPS63220931A (ja) | 極低温せん断加工装置 |