JPS61199277A - 光記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光ヘッドをリニアモータで移送し、高速で情
報検索を行なうことのできる光記録再生装置に関する。

〔発明の背景〕

アクセスにリニアモータを用いた元記録再生装置におい
ては、メインスイッチをＯＮした時のりニアモータの誤
動作により移送台とハウジングが衝突し、元ヘッドに衝
撃を与えて光学部品の位置ずれを生じ、その性能〈悪影
響を及ぼすという問題がある。この対策として、従来は
特開昭５８−１２８０５３号公報に示されるよ５＆Ｃ，
ディスクカバーの開閉動作に機構的に連動させることＫ
より、メインスイッチがＯＮ状態となった後にリニアモ
ータとその駆動回路を接続するサブスイッチをＯＮ状態
にするという方法が知られていた。しかし、ディスクカ
バーを急激に開閉した時には前記両スイッチのＯＮ。

ＯＦ　Ｆの時間差がほとんど無（なる点、またディスク
カバーを閉じた状態でコンセントの着脱を行なうと、両
スイッチ（７；）ＯＮ、ＯＦＦが同時忙なるという点に
ついては配慮がされていなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の問題を解決し、光
ヘッドの性能劣化を招（原因となへ主電源投入時のりニ
アモータの誤動作による衝突の生じない、光記録再生装
置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明では、移送台の制動を行なうためにソレノイドに
よって駆動されるストッパを設け、それを遅延回路を介
して駆動することにより、メインスイッチがＯＮした一
定時間後にストッパが解除されるようにしたことで、電
源出力の立ち上がり時のリニアモータの誤動作による移
送台の暴走を防止することを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の第１の実施例を第１図、第２図及び第３
図忙より説明する。第１図は本発明の光学式記録再生装
置の要部斜視図、第２図は回路構成のブロック図、第３
図は動作のタイミングチャートである。ディスク１はク
ランパ２により固定され、回転モータ３によって回転駆
動されろ。光学ヘッド４は移動台５により保持され、移
送台５はガイドシャフト６によってディスク１の半径方
向になめらかに移動できるように支持されている。また
移待台５にはりニアモータ７の可動コイル（図示せず）
が接続さ汰リニアモータ７により直接駆動される。スト
ッパレバー８は先端をピン９により固定され、図中の矢
印ＡおよびＢで示す方向に回動することができる。また
、ストッパレバー８のもう一方の端忙はバネ等から成る
弾性手段１０とソレノイド１１が設置されている。弾性
手段１０は矢印Ａの方向に常に引張り力を加え、ストッ
パレバー８を移送台５に取付けられた摩擦材料１２に押
し付けることにより（点線で示す実態）、廊送台５に対
し制動力を加える。ソレノイド１１は弾性手段に対向し
て配置され、電源投入時矢印Ｂ方向に動作すること釦よ
りストッパレバー８を摩擦材料１２から引き離しく実線
で示す状態）、移送台５を解放状態にする。

本発明に係る回路構成を第２図に基づき説明する。電源
コード２１より入力した電圧はメインスイッチ２２を介
して電源回路２５ＶＣ供給される。

電源回路２３で所定電圧に変換され、ＩＪ　ニアモータ
駆動制御回路２４を経てＩＪ　ニアモータ７に供給され
る。また、ストッパレバー８を駆動するソレノイド１１
には、電源回路２５から遅延回路２５を介して所定電圧
が供給される。

第３図により、本発明の機構の動作状態忙ついて説明す
る。メインスイッチ２２をＯＮすると、遅延回路２５の
働きＫよって電源回路２３の出力が定常状態になってか
らソレノイド駆動電圧Ｖｓがソレノイド１１に供給され
る。ソレノイド１１が動作すると、ストッパレバー８が
摩擦材料１２から引き離されることによりストッパが解
除され、移送台５はディスク１０半径方向忙移動可能と
なり、リニアモータ７で所定の動作（アクセス動作、再
生動作等）が可能となる。したがって電源投入時にプラ
ス、マイナス電源の極性による出力の立ち上がりのズレ
のためＩＪ　ニアモータ７が誤動作しても、移送台５が
ストッパレバー８により制動されているので移送台５の
暴走を防止することができる。同様にメインスイッチ２
２をＯＦＦにした時忙は、メインスイッチＯＦＦと同時
にソレノイド駆動電圧の供給が停止しストッパレバー８
が作動する。したがってプラス、マイナス電源の極性に
よる出力の立ち下がりのズレのためリニアモータ７が誤
動作しようとしても、ストッパレバー８によって移送台
５の暴走は生じない。

次に、本発明の第２の実施例を第４図及び第５図により
説明する。第２の実施例は、第１の実施例におけるスト
ッパ駆動用のソレノイド１１として、一つの動作状態を
保持する機能を持つ自己保持型ソレノイド３１を使用す
るものであり、その他は第１図に示す構成と同様である
。本発明における回路構成を第４図により説明する。

回路構成も第２図に示した第１の実施例のものと比べ、
ソレノイドド１１のかわりに自己保持型ソレノイド３１
を使用している点と、回転モータ３に発生する逆起電力
を自己保持型ソレノイド３１に供給するための手段とし
てリレー５２を設置した点以外は同じ構成であり、同一
部分は同一符号を付しである。第５図により、本発明の
機構の動作状態について説明する。メインスイッチ２２
をＯＮすると、遅延回路２５によって電源回路２３の出
力が定常状態になってから、自己保持型ソレノイド５１
にパルス状のソレノイド駆動電圧Ｖｓ、が供給される。

駆動電圧Ｖｓ１が供給されると、自己保持型ソレノイド
３１はストッパレバー８を吸引して移送台５に固定した
摩擦材料１２から引き離し、ストッパレバー８を移送台
５から解除した状態で動作を保持する。またメインスイ
ッチ２２をＯＦ’ＦＫした時には、メインスイッチ２２
のＯＦＦと同時にリレー５２が動作して、ディスク１の
慣性により回転モータで生じる逆起電力Ｖｓ、を自己保
持型ソレノイド３１に供給する。逆起電力Ｖｓ、はソレ
ノイド駆動電圧Ｖｓ、とは反対の極性を持ち、自己保持
型ソレノイド３１はストッパレバー８を移動台５の摩擦
材料１２に押し付ける方向に動作し、その状態を保持、
する。

したがって電源の立ち上がり、立ち下がり時には常にス
トッパレバー８が作動し、移送台５に制動を加えている
ため、移送台５の暴走は防止できる。また、自己保持型
ソレノイド３１は、単にパルス状電圧を加えるだけでそ
の状態を保持するため、連続した通電が不要となり省電
力化が可能である。

〔発明の効果〕

以上述べたよ５に本発明によれば、メインスイッチのＯ
Ｎ後、遅延回路により一定時間後に移送台を制動するス
トッパを解除するようにし、またメインスイッチＯＦＦ
と同時にストッパを作動するようにしているため、リニ
アモータの駆動電源であるプラス、マイナス電源の出力
の立ち上がり、および立ち下がり時忙発生する極性のズ
レで起こる、リニアモータの誤動作による移送台の暴走
が防止できる。したがって、移送台とハウジングとの衝
突を防ぐことができるので、衝突による光学ヘッドでの
精密光学部品のズレ、角度変化等の悪影響が減少でき、
高信頼性を有する光記録再生装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学式記録再生装置
の要部斜視図、第２図は同要部の回路構成を示すブロッ
ク図、第３図は同要部の動作を示すタイミングチャート
、第４図は本発明の他の実施例における元記録再生装置
要部の回路構成を示すブロック図、第５図は同要部の動
作を示すタイミングチャートである。 １・・・ディスク、２・・・クランパ、３・・・回転モ
ータ、４・・・光学ヘッド、７・・・リニアモータ、８
−・・ストッパレバー、１０・・・弾性手段、１１・−
：／　Ｌ／　／　イド、２３・・・電源回路、２５・・
・遅延回路、６１・・・自己保持型ソレノイド、３２−
・・りン一。 代理人ヅ１冠上小　川　Ｗｔ　！Ａ（’ぐ′冨　１　図 第２図 一一４１り 第４　図 第５　図 ／）Ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ディスクに対し情報の記録および再生を行なう光学
   ヘッドと、該光学ヘッドを保持する移送台と、該移送台
   を駆動するリニアモータと、該移送台を任意の位置で制
   動するストッパ機構と、該ストッパ機構を駆動するソレ
   ノイドと、装置の主電源をＯＮ、ＯＦＦするメインスイ
   ッチと、前記ディスクを回転させる回転モータを備え、
   遅延回路を設けることにより前記メインスイッチのＯＮ
   状態後に前記ソレノイドがＯＮ状態となり、前記ストッ
   パ機構を解除することを特徴とした光記録再生装置。