JPS61196887A - 大型船における粒状物の積込方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は大型船における粒状物の積込方法に関する。

〈発明の背景〉 近年バラ積み船の大型化、幅広化が行われているが、港
湾設備によっては粒状物（ブレーン）積込みのローダが
膣口まで届かない状態が生じている。この場合粒状物を
フルに積込めず、また粒状物が片舷に片寄って積込まれ
るため船体が横傾斜する等の問題を生じ、その解決が望
まれている。

〈発明の概要〉 本発明は、このようにａ−ダが膣口まで届かないような
大聖の幅広船における粒状物の積込方法を提供せんとす
るもので、ハツチカバーの端部を艙口上へ突出させ、ロ
ーダから該ハツチカバー上に粒状物を排出堆積させなか
ら艙内に流入させると共に、舷側から該堆積した粒状物
を押して艙内に落し込むことを基本的な特徴とするもの
である。

この方法により、ローダが膣口まで届かない場合でも、
粒状物が片寄って積込まれることがなく、艙内に満載す
ることができる。

く爽施例〉 以下図面に示す実施例により詳細に説明する。

第１図において、（１７はハツチカバー、（２〕は膣口
、（３）はローダ、（４）はノ・ツチカバーの油圧装置
である。まずハツチカバー（１）を膣口（２）上に若干
突出させ、このハツチカバー（１）上に口−ダ（３）か
ら粒状物を落す。この時粒状物（Ｘ）は山をつくるが、
一端が崩れて膣口（２）へ流れ込む。そして順次ハツチ
カバー（１〕の突出を大きくして粒状物（Ｘ）を積み込
んで行く（第１図（Ｂ））。はとんど積み終ったら最後
に押板（ト）等によ、り舷側からカバー（１ン上に残っ
た粒状物（Ｘ）を押して、膣口（２）内に落し込み作業
を終了する。

ここで押板（ト）は第１図及び第２図に示すようにハツ
チカバー（１）とほぼ同幅となっており、舷側から油圧
装置（４）により膣口（２）側へハツチカバー（１）上
の粒状物（Ｘ）を押すように構成さｎている。またハツ
チカバー（１）の両側には側板α廓を立設すると、粒状
物（Ｘ）がこぼれることなく積込み作業を行なうことが
できる。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明方法によれば、大型幅広船
でローダが膣口に届かない場合ζこも、片寄りを生じず
に粒状物の積込みを行なうことができ、艙内に粒状物を
満載することができる。またハツチカバー自体を利用す
るため、大損りな装置も必要としない等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の説明図、第２図はハツチカバーの
構成を示す斜視図である。 （１）・・・ハツチカバー、（２＋・・・膣口、（３）
・・・ロータ、（４）・・・油圧装置、ａｌ・・・押板
、α℃・・・側板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ハッチカバーの端部を艙口上へ突出させ、 ローダから該ハッチカバー上に粒状物を排 出堆積させながら艙内に流入させると共に、舷側から該
   堆積した粒状物を押して艙内に 落し込むことを特徴とする大型船における 粒状物の積込方法。