JPS6119458B2

JPS6119458B2 -

Info

Publication number: JPS6119458B2
Application number: JP53057224A
Authority: JP
Inventors: Remaiya Pieeru
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1977-05-16
Filing date: 1978-05-16
Publication date: 1986-05-17
Also published as: JPS53142718A; IT7823357A0; US4204793A; DE2821295A1; FR2391092A1; FR2391092B1; IT1094649B

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコンテナ積載車に取り付ける荷役装置
に関する。

更に詳しく言えば、コンテナを地上から車に積
み込んだり、また逆に積み降ろしたり、また車に
積み込んだコンテナを傾斜させてその内容物を空
にすることができる荷役装置に関する。

〔従来の技術及び問題点〕

公知のこの種の荷役装置は、装置自体の重量が
大きいためこれを車に取り付けたとき、車の積載
可能重量を大幅に小さくてしまう。

この問題は、荷役装置の構成に起因する。

即ち、従来の荷役装置では、「コンテナの積込
み及び積降し」用と「コンテナの傾斜」用の二つ
の用途に同一の油圧ジヤツキが使用されていた。
その結果、これらの各用途に使用される油圧ジヤ
ツキのレバーアームの長さ及び負荷の最大値、即
ち油圧ジヤツキの性能の設定値はしばしば対立す
る要求について妥協した末に得られることにな
り、そうして得られた設定値はそれぞれの作業に
とつて最適値ではないことになる。

これらの装置の上部及び下部構造に加わる荷重
は相当なものであるから、製造業者は重量が大き
く経費のかかる油圧ジヤツキ及びこれに対応した
連結ピンやシヤシフレーム等を造らなければなら
ないことになる。

これに対して、本発明荷役装置の場合、「コン
テナの積込み及び積降し」と「コンテナの傾斜」
の各作業は別途に独立して行なわれるので、それ
ぞれの作業を行なうのに最適のレバーアーム長さ
を設定することが可能であり、一方の作業のため
に設定した値を、他方の作業を行なうのに所望の
結果を得るために犠牲にするという問題が生じる
ことがない。

従つて、得られるレバーアームの長さは各作業
に最適のものとなり、ジヤツキの重量はより小さ
く、より軽量のものとなる。

更に、本発明の実施例によれば、「コンテナの
傾斜」用のジヤツキは伸長する際にのみ荷重を受
けるにすぎず、従つてより小型で軽量のジヤツキ
を使用することが出来る。

本発明の目的は、従来公知の荷役装置の持つ性
能を低下させることなく自重がはるかに小さい荷
役装置を提供することにあり、上述したような解
決することの難しい問題点を克服したコンテナ積
載車用荷役装置を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る荷役装置は、車体上に固定したシ
ヤシフレームと、シヤシフレームの後端に取り付
けた第一の連結シヤフトに回動可能に支持された
ダンプ用シヤシと、ダンプ用シヤシに取り付けた
第二の連結シヤフトに回転可能に支持されたガン
トリを有する。

ガントリはコンテナの収容枠体を構成する二つ
のジブ、即ち第一ジブとＬ字状の第二ジブから成
り、第一ジブはダンプ用シヤシに設けた第二の連
結シヤフトによつて回動可能に支持され、Ｌ字状
の第二ジブは上記第一ジブに一定角度範囲内で回
動自在に結合され、基部アームと先端部にコンテ
ナを捕捉し得るフツクを有する捕捉アームとから
成り、コンテナを積み込んだ状態では第二ジブは
第一ジブの自由端部の延長上に位置する。

ガントリの操作用には少なくとも一個の油圧ジ
ヤツキを使用する。

後述する二つの実施例では、このジヤツキはそ
の一端がガントリの第二ジブの基部アームに回転
可能に取り付けてあり、他の一端は車後部のシヤ
シフレームに配設した第一の連結シヤフトに回転
可能に取り付けてあり、上記シヤフトにはダンプ
用シヤシの後端も回転可能に取り付けてある。

また図面には示していないが、他の実施例に於
ては、ダンプ用シヤシの回動中心となる第一の連
結シヤフトと、ガントリの第一ジブの回動中心と
なる第二の連結シヤフトとの間に、両連結シヤフ
トとは別途に連結ピンを設け、上記ジヤツキの一
端をガントリの第二ジブの基部アームに、他の一
端を上記連結ピンにそれぞれ回転可能に取り付け
るようにすることも可能である。

本発明の荷役装置には、車体の後部に設けた第
一の連結シヤフトの回りに、ダンプ用シヤシをガ
ントリと一体に回動させ、コンテナを傾斜させて
その内容物を空にさせる装置が設けてある。

後述する第一の実施例の場合、この装置には少
なくとも一個の二方向油圧ジヤツキが使用され、
その一端は車体に固定したシヤシフレームに回動
可能に取り付けてあり、他の一端はダンプ用シヤ
シに回転可能に取り付けてある。

後述する第二の実施例の場合には、コンテナを
傾斜させるための油圧ジヤツキは一方向型のも
の、即ち油圧ラムでよい。ただし、この場合、油
圧ジヤツキが一方向型であるため、これを伸長さ
せてダンプ用シヤシを押し上げるときには強い力
を発生するが、逆にラムを引抜き伸長させるよう
な外力に対する抵抗力は弱い。従つて、ガントリ
を回動させてコンテナを地上から持ち上げる初期
の段階に於て、ダンプ用シヤシがガントリと共に
持ち上がつてしまうのを阻止するため、この段階
でダンプ用シヤシをシヤシフレームに一時的に固
定して、ダンプ用シヤシが第一の連結シヤフトの
回りを回動できないようにするロツク機構を設け
ておくことが推奨される。

また、上記の二実施例では、ダンプ用シヤシの
二本の梁は横桁で相互に連結され、この横桁上に
第一ジブが載置され、更に第一ジブには第二ジブ
との連結部となるヒンジピンを越えて延びる延長
部が設けられ、コンテナを積載した状態ではこの
延長部に第二ジブの一端が当接し、相対的な回動
が規制され、第二ジブの基部アームと第一ジブと
はダンプ用シヤシと共に、コンテナ積載面を形成
するようになる。

従つて、コンテナが車体上に積み込まれたと
き、ガントリとダンプ用シヤシから成る組立体は
最もコンパクトな状態でシヤシフレーム上に載置
される。

〔実施例〕

添付の図面は本発明に係るコンテナ積載車用荷
役装置の二つの実施例を示すものである。

第一の実施例は、第１図、第２図及び第３図に
示されており、「コンテナの傾斜」が少なくとも
一個の二方向ジヤツキ、即ち、複動シリンダ又は
差動シリンダで確実に行なわれるものである。

第二の実施例は、第４図及び第５図に示されて
おり、「コンテナの傾斜」が一方向式ジヤツキ、
即ち単動シリンダ又はラム形シリンダ、更に望ま
しくは、単動テレスコープ形シリンダで行なわれ
るものである。

而して、第１図は本発明に係る荷役装置を取り
付けたコンテナ積載車のコンテナの積込み及び積
降し作業の各段階を示す側面図、第２図はガント
リの上側アームが第１図中の位置Ｂにきたときの
状態を示す平面図、第３図はコンテナを傾斜させ
た状態を示す側面図、第４図は他の実施例に於け
るコンテナの積込み及び積降し作業の各段階を示
す側面図、第５図は第４図に示した実施例に於い
てコンテナを傾斜させた状態を示す側面図であ
る。

先ず第一の実施例について説明する。

第１図及び第２図に示すように、荷役装置はト
ラツクの車体１上に取り付けられる。

シヤシフレーム４は車体１に固定されている。

ダンプ用シヤシ５はシヤシフレーム４の後端部
に取り付けた第一の連結シヤフト１８によつて回
動可能に支持されており、ガントリ３はこのダン
プ用シヤシ５の梁５１，５２間に取り付けた第二
の連結シヤフト８によつて回動可能に支持されて
いる。

ガントリ３はコンテナ２の収容枠体を構成する
二つのジブ、即ち、ダンプ用シヤシ５に取り付け
た第二の連結シヤフト８によつて回動可能に支持
された第一ジブ３１と、ヒンジピン７１によつて
第一ジブ３１に回動可能に結合された第二ジブ３
２とによつて構成されており、更に第二ジブ３２
は基部アーム３２１と自由端にフツク６を備えた
捕捉アーム３２２から成る。

第一の油圧ジヤツキ９の一端は第一の連結シヤ
フト１８に回動可能に取り付けてあり、他の一端
は連結ピン１２により基部アーム３２２に回動可
能に取り付けてある。

ガントリの第一ジブ３１は、これが第二の連結
シヤフト８に連結された側の端部とは反対側の自
由端部においてヒンジピン７１が設けられる箇所
より更に延び出た延長部１５を有し、第二ジブ３
２がヒンジピン７１を中心に車体前方へ向けてそ
の回動終点に押し倒されたとき、上記延長部１５
に阻止され、これに載置されるようになつてい
る。

ガントリ３の外側に配設された二本の二方向油
圧ジヤツキ１０１，１０２は、それぞれその一端
が連結ピン１０５，１０６によりシヤシフレーム
４の横桁８１に回動可能に取り付けられ、他の一
端が連結ピン１０３，１０４によりダンプ用シヤ
シ５の梁５１，５２の先端に回動可能に取り付け
られている。

第２図は、ガントリの捕捉アーム３２２が第１
図に示すＢの位置にきたときの状態を示すもので
あり、この状態では、第一ジブ３１はダンプ用シ
ヤシ５の梁５１，５２を連結する横桁１４の上面
に接触しており、又、第二ジブ３２の基部アーム
３２１は第一ジブ３１の自由端部側に延びてダン
プ用シヤシ５と平行になつている。

次に、第１図を参照しつゝ、地上からのコンテ
ナの積込み操作を説明する。

まず、コンテナ積載車を後退させて地上に置か
れたコンテナ２の取手４８にフツク６を係合させ
る。

この時ガントリ３は図中Ａの位置にあり、図示
する如く、基部アーム３２１の一端は第一ジブ３
１に設けたストツパ１６に接触している。

このストツパ１６は、基部アーム３２１が第一
ジブ３１に対して所定の角度以上に回動しないよ
う拘束するものである。

第一ジブ３１は第二の連結シヤフト８を中心と
して回動可能であり、第二ジブ３２はヒンジピン
７１を中心として回動可能であるから、ストツパ
１６が設けられていないと、この状態で第一の連
結シヤフト１８と連結ピン１２を結ぶ直線上にジ
ヤツキ９の力が作用したとき、フツク６には荷重
Ｐが作用しているので、第二ジブ３２は第一ジブ
３１に対して図中時計方向に回動すると共に、第
二ジブは第二の連結シヤフトを中心に反時計方向
に回動してしまい、その結果、ガントリ３はコン
テナ２を持ち上げることができず引きずつてしま
うことになる。ストツパ１６はこれを防止して、
フツク６を第１図中の円弧軌跡C₁に沿つて移動
させ、コンテナ２を持ち上げることを可能にす
る。即ち、ジヤツキ９が作動させられてそのシリ
ンダが延びると、第二ジブ３２が第一ジブ３１と
一体に第二の連結シヤフト８の回りを回動し、フ
ツク６に円弧C₁を描かせつゝコンテナ２を持ち
上げる。

かゝる動作中、第二ジブ３２は第一ジブ３１に
対し一定の相対位置を占め、この相対的位置関係
は、第一ジブ３１が横桁１４に接触するまで維持
される。

この位置より更にジヤツキ９が延びると、第一
ジブ３１はこれ以上回動し得ないから、第二ジブ
３２は第一ジブ３１に対してヒンジピン７１を中
心とする回動を始め、フツク６に円弧C₂を描か
せながら、コンテナ２を車体前方に引き込むよう
作動する。

このようにして、捕捉アーム３２２が位置Ｂに
達すると、コンテナ２は車体１上の最終的な積込
み位置に置かれる。

コンテナ２を地上に積み降ろす際には、上記の
操作を逆に行なえばよい。

次にコンテナを傾斜させてその内容物を空にす
る操作について説明する。

ジヤツキ１０１，１０２は二方向用のものであ
り、これを伸長させるときには、ガントリ３とダ
ンプ用シヤシ５とから成る組立体が第一のシヤフ
ト１８の回りを第１図中のＦ方向に回動できるこ
とは理解されよう。

即ち、捕捉アーム３２２のフツク６が第１図中
の位置Ｂにある状態で、第二のジヤツキ１０１，
１０２が伸ばされると、第二ジブ３２の基部アー
ム３２１は、第一ジブ３１の延長部１５にその一
端部が当接し、回動を阻止されているので第一ジ
ブ３１に対して一定の相対位置を保持したまゝ、
また第一ジブ３１はダンプ用シヤシ５に設けた横
桁１４に押し当てられた状態でダンプ用シヤシ５
に対し一定の相対位置を保持したまゝ、第３図に
示す如く、ガントリ３とダンプ用シヤシ５から成
る組立体が一体となつてシヤフト１８の回りを回
動してコンテナ２を傾斜させ、その内容物をダン
プすることになる。

次に、第４図及び第５図を参照しながら本発明
の第二の実施例について説明する。

本実施例で示す荷役装置は、内容物を空にする
ためコンテナを傾斜させる装置以外の各構成要素
は前記第一の実施例と同一である。

コンテナを傾斜させる装置は、シヤシフレーム
４の外側又は内側に配設された二本のテレスコー
プ形の一方向油圧ジヤツキ１０７，１０８から成
る。

これらのジヤツキはそれぞれシヤシフレーム４
に設けた連結ピン１０９，１１０と、ダンプ用シ
ヤシ５に設けた連結ピン１１１，１１２との間に
取り付けてある。

シヤシフレーム４には、ダンプ用シヤシ５をシ
ヤシフレーム４に対してロツクするロツク装置４
１が設けてある。

即ち、油圧ジヤツキ１０７，１０８は一方向型
であるため、第５図に示す如く油圧によつてこれ
を伸長させてダンプ用シヤシ５を強い力で押し上
げることは可能であるが、逆に、伸長する方向に
働く外力に対する抵抗力は弱く、従つて第４図に
示す如く第一の油圧ジヤツキ９を伸長させてコン
テナ２を持ち上げる時、ダンプ用シヤシ５が持ち
上がらないようにこれを引き留めておく機能はな
い。従つて、ガントリを回動させてコンテナを地
上から持ち上げる初期の段階に於て、ダンプ用シ
ヤシ５がガントリと共に持ち上がるのを阻止する
ため、この段階でダンプ用シヤシ５をシヤシフレ
ーム４に一時的に固定して、ダンプ用シヤシ５が
第一の連結シヤフト１８の回りを回動できないよ
うにするロツク機構が必要となるものである。

ロツク装置４１は図中左右方向に摺動自在に支
承された頑丈な係止部材４２を有し、係止部材４
２はこれが図中左方向へ移動したときにはシヤシ
フレーム４に設けたハウジング４３内に収容さ
れ、またこれが右方向へ移動したときには一部が
ハウジング４３の外方に突出し、その下面がダン
プ用シヤシ５に取り付けた横桁１４の上面に接触
しこれを係止し得るようになつている。

コンテナを積み込む初めの段階を示す第４図を
参照して操作を説明する。

係止部材４２を車体の後方へ摺動させると、係
止部材４２の一端部の下面がダンプ用シヤシ５に
取り付けた横桁１４の上面に接触してこれを係止
し、これによりガントリ３とダンプ用シヤシ５と
で形成される組立体は第一の連結シヤフト１８の
回りに回動し得なくなる。そのため、第一の油圧
ジヤツキ９を伸長させるとガントリ３は図中反時
計方向へ旋回し、フツク６は第４図中の円弧軌跡
C₁及びC₂に沿つて移動してコンテナ２が車輛上
に積み込まれる。

一方、傾斜操作を行なう場合には、係止部材４
２を車の前方、即ち図中左方向へ摺動させてダン
プ用シヤシ５に取り付けた横桁１４との係合を解
き、ダンプ用シヤシ５とシヤシフレーム４のロツ
クを解除する。然るのち、第５図に示す如く、一
方向油圧ジヤツキ１０７，１０８を伸長させれ
ば、ダンプ用シヤシ５は第一の連結シヤフト１８
を中心に時計方向に回動して持ち上がる。このと
き第二ジブの基部アーム３２１はその一端が第一
ジブ３１の延長部１５に当接されたまゝの状態で
第一ジブ３１に対してその相対位置を保持し、ま
た第一ジブ３１もその一端がダンプ用シヤシ５に
設けた横桁１４に当接されたまゝの状態でダンプ
用シヤシ５に対しその相対位置を保持し、これに
よつてガントリ３とダンプ用シヤシ５から成る組
立体が一体となつてシヤフト１８の回りを回動し
てコンテナ２を傾斜させることになる。

〔発明の効果〕

本発明に係るコンテナ積載車用荷役装置は、
「コンテナの積込み及び積降し」用と「コンテナ
の傾斜」用の各用途毎に別箇なジヤツキを設ける
構成にしてあるので、特に上記第二の実施例に於
ては、ジヤツキを作動させるレバーアームについ
て最適値を得ることが可能である。

従つて、コンテナを積み込んだり、コンテナを
傾斜させて内容物を空にしたりするような極めて
難しい処理操作中には、従来の装置とは異なり、
荷重に対してジヤツキの力が最も有効に働くこと
になり、また運搬すべき荷重が増大してもそれに
つれて装置の自重が増大することはないから、運
搬重量を自由に設定できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る荷役装置を取り付けたコ
ンテナ積載車のコンテナの積込み及び積降し作業
の各段階を示す側面図、第２図はガントリの上側
アームが第１図中の位置Ｂにきたときの状態を示
す平面図、第３図はコンテナを傾斜させた状態を
示す側面図、第４図は他の実施例に於けるコンテ
ナの積込み及び積降し作業の各段階を示す側面
図、第５図は第４図に示した実施例に於いてコン
テナを傾斜させた状態を示す側面図である。１……車体、２……コンテナ、３……ガント
リ、３１……第一ジブ、３２……第二ジブ、３２
１……基部アーム、３２２……捕捉アーム、４…
…シヤシフレーム、５……ダンプ用シヤシ、６…
…フツク、８……第二の連結シヤフト、９……第
一の油圧ジヤツキ、１０１，１０２，１０７，１
０８……第二の油圧ジヤツキ、１４……横桁、１
５……延長部、１６……ストツパ、１８……第一
の連結シヤフト、４１……ハウジング、４３……
係止部材、５１，５２……梁、７１……ヒンジピ
ン。

Claims

【特許請求の範囲】１下記(a)項乃至(e)項記載の構成要素から成るこ
とを特徴とするコンテナ積載車用荷役装置。 (a) 車体１に固定されたシヤシフレーム４。 (b) シヤシフレーム４の後端部に設けた第一の連
結シヤフト１８によつて回動可能に支持された
ダンプ用シヤシ５。 (c) 上記ダンプ用シヤシ５に設けた第二の連結シ
ヤフト８によつて回動可能に支持された第一ジ
ブ３１と、ヒンジピン７１により上記第一ジブ
３１に一定角度範囲内で回動自在に枢支され、
基部アーム３２１と先端部にコンテナを捕捉し
得るフツク６を有する捕捉アーム３２２とから
成るＬ字状の第二ジブ３２とから成るガントリ
３。 (d) 一端が連結ピン１２により第二ジブ３２の基
部アーム３２１に回動可能に取り付けられ、他
の一端が第一ジブ３１の回動中心となる第二の
連結シヤフト８よりも車体後方のシヤシフレー
ム４又はダンプ用シヤシ５に回動可能に取り付
けられ、第二ジブ３２の自由端を車体の後方か
ら前方へと或いはその逆に前方から後方へと移
動せしめる少なくとも一個の第一の油圧ジヤツ
キ９。 (e) 一端が連結ピン１０５，１０６，１０９，１
１０によりシヤシフレーム４に回動可能に取り
付けられ、他の一端が連結ピン１０３，１０
４，１１１，１１２によりダンプ用シヤシ５に
回動可能に取り付けられた少なくとも一個の第
二の油圧ジヤツキ１０１，１０２，１０７，１
０８。２第一の油圧ジヤツキ９の上記他の一端が、第
一の連結シヤフト１８に回動自在に取り付けられ
た特許請求の範囲第１項記載のコンテナ積載車用
荷役装置。３第一の油圧ジヤツキ９の上記他の一端が、第
二の連結シヤフト８と第一の連結シヤフト１８と
の間に、両シヤフトとは別途に設けられた連結ピ
ンに回動可能に取り付けられた特許請求の範囲第
１項記載のコンテナ積載車用荷役装置。４第二の油圧ジヤツキが二方向式油圧ジヤツキ
１０１，１０２である特許請求の範囲第１項乃至
第３項のうちの何れか一項に記載のコンテナ積載
車用荷役装置。５第二の油圧ジヤツキが一方向式油圧ジヤツキ
１０７，１０８であり、且つフツク６を有する捕
捉アーム３２２の自由端が低い位置から車体前方
へとその軌道を描き始めて地上からコンテナを持
上げる初期の段階に於て、ダンプ用シヤシ５がシ
ヤシフレーム４に対して回動しないよう保持する
ロツク装置４１が設けてある特許請求の範囲第１
項乃至第３項のうちの何れか一項に記載のコンテ
ナ積載車用荷役装置。６上記ロツク装置が、シヤシフレーム４に設け
たハウジング４３内へ収納される位置と、一部が
ハウジング４３外に突出しダンプ用シヤシ５に取
り付けた横桁１４の上側面と接触してこれを係止
する位置とをとり得る少なくとも一つの係止部材
４２から成る特許請求の範囲第５項記載のコンテ
ナ積載車用荷役装置。７一方向油圧ジヤツキ１０７，１０８がテレス
コープ形シリンダである特許請求の範囲第５項又
は第６項記載のコンテナ積載車用荷役装置。８ダンプ用シヤシ５が横桁１４で連結された二
本の梁５１，５２を有し、第一ジブ３１が横桁１
４に載置され、且つ第一ジブ３１がヒンジピン７
１よりも第二の連結シヤフト８とは反対方向に延
びる延長部１５を有し、第二ジブ３２の基部アー
ム３２１が、その直立位置から車体前方への回動
終点に押し倒されたとき、上記延長部１５に載置
される特許請求の範囲第１項乃至第７項のうちの
何れか一項に記載のコンテナ積載車用荷役装置。