JPS61190058A - 溶融メツキ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は金属線または金属条等の金属長尺材の溶融メッ
キ方法に係り、特に金属長尺材に高速で厚メッキするの
に適した溶融メッキ方法に関する。

［従来の技術１ 従来、前述した金属長尺材を溶融メッキする方法は、被
金属材溶融メッキ金属中を通してダイスで絞り成形する
という方法であった。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、この方法によればメッキにより付着される金属
の厚さの増加には限界があり、また、被メッキ金属材の
走行速度を上げた場合にはメッキにより付着される金属
の厚さが一様でなくなるのでメッキ速度の増加にも限界
があった。また、メッキにより付着された金属の表面状
態も安定せず、しかもこれを任意に制御することができ
なかった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の溶融メッキ方法は大気圧より高い圧力に加圧さ
れている溶融メッキ金属中に被メッキ金属材を通してメ
ッキするようにしたものである。

［作用］ 本発明によれば、大気圧より高い圧力に加圧されている
溶融メッキ金属を用いているので、加圧が厚さメッキに
有効に作用し、しかも加圧条件を特定することにより任
意性をもってメッキの厚さ及びメッキにより付着した金
属の表面状態を改善し制御することができる。

［実施例］ 以下本発明の図面に示す実施例により説明する。

第１図は本雇明の溶融メッキ方法の一実施例を示すもの
であり、被メッキ金属導入孔１とダイス２と加圧装置３
とが設けられているメッキ金属溶融槽４を用い、上記被
メッキ金属導入孔１から上記メッキ金属溶融槽４の中の
、あらかじめ、上記加圧装置３により大気圧より高い圧
力３　Ｋ９　／　ｃｉに加圧されている５ｎ６０％、Ｐ
ｂ４０％の溶融メッキ金属５中にφ０．５のＣｕ線の被
メッキ金属材６を通し走行させ上記ダイス２から取出す
ようにしている。

この場合上記溶融メッキ金属に加圧のないときはメッキ
厚さが２〜３μｍであるが、上記３８９／ｄに加圧した
ときは５〜６μｍとなった。しかも、断面を観察した結
果メッキ厚さのバラツキは極めて少なく表面状態も良好
であった。

このような溶融メッキ方法によれば、メッキ金属溶融槽
４中の溶融メッキ金屈５はあらかじめ、加圧装置３によ
り大気圧より高い圧力に加圧されＣいるので線条の被覆
メッキ金属６に付着メッキされダイス２から出てくる溶
融メッキ金罵５の量が多くなるのでメッキ厚さが増加し
、しかも加圧により制御された条件の下で均一に厚さメ
ッキされる。また、メッキ速度を増加させてもメッキ金
　　　　・属が被メッキ金属に良く追随するのでメッキ
厚さが均一である。

第２図は本発明の溶融メッキ方法の伯の実茄例を示すも
のであり、加圧装置３により溶融メッキ５をメッキ金属
溶融槽４中に連続的に供給するようにしたものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明に係る溶融メッキ方法は、
大気圧より高い圧力に加圧されている溶融メッキ金属中
に被メッキ金属材を通してメッキするようにしたので、
メッキ厚さを増加させることができると共にその厚さと
表面状況を加圧条件により任意性をもって制御し、改善
を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の溶融メッキ方法の一実施例を示す縦
断面図、第２図は本発明の溶融メッキ方法の他の実施例
を示す縦断面図である。 １：被メッキ金属導入孔、２：ダイス、３二加圧装置、
４：金属溶融槽、 ５：溶融メッキ金属、６：被メッキ金属材、７：被メッ
キ金属送出し装置、８：前処理槽、９：冷却装置。 代理人　弁理士　佐　藤　不二雄 第　１　口 Ｍ　２　旧

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）溶融メッキ金属中に被メッキ金属材を通してメッ
   キする溶融メッキ方法において、大気圧より高い圧力に
   加圧されている溶融メッキ金属中に被メッキ金属材を通
   してメッキすることを特徴とする溶融メッキ方法。