JPS61187700A - 分子線エピタキシ−装置用シヤツタ−装置 - Google Patents
分子線エピタキシ−装置用シヤツタ−装置Info
- Publication number
- JPS61187700A JPS61187700A JP2896085A JP2896085A JPS61187700A JP S61187700 A JPS61187700 A JP S61187700A JP 2896085 A JP2896085 A JP 2896085A JP 2896085 A JP2896085 A JP 2896085A JP S61187700 A JPS61187700 A JP S61187700A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- molecular beam
- molecular
- beam source
- source cell
- Prior art date
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- Pending
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、分子線エピタキシー装置における分子線源
セルのシャッター装置に関する。
セルのシャッター装置に関する。
第3図は分子線エピタキシー装置における分子線源セル
と基板との相対配置の一例を示す概略図であり、第4図
は分子線源セル及びシャッター回りをやや詳細に示す断
面図である。真空容器8内において、基板2に向けてこ
の例では複数の分子線源セル4が配置されている。各分
子線源セル4は、結晶成長のための材料を収納するるつ
ぼ10、当該材料を加熱して分子線を発生させるための
ヒータ11及び熱シールド12等から成る。また、各分
子線源セル4の開口部13の前方には、例えばタンタル
、モリブデン等の薄い板から成るシャッター6が設けら
れており、このシャッター6を機構部14によって矢印
Rのように回転させて開口部13の前方を開閉すること
により、結晶成長の際に各分子線源セル4を選択的に使
用する。尚、符号16は、液体窒素を入れることによっ
て余分な分子を除去しお互いのセル温度の干渉を防ぐ等
を行うシュラウドである。
と基板との相対配置の一例を示す概略図であり、第4図
は分子線源セル及びシャッター回りをやや詳細に示す断
面図である。真空容器8内において、基板2に向けてこ
の例では複数の分子線源セル4が配置されている。各分
子線源セル4は、結晶成長のための材料を収納するるつ
ぼ10、当該材料を加熱して分子線を発生させるための
ヒータ11及び熱シールド12等から成る。また、各分
子線源セル4の開口部13の前方には、例えばタンタル
、モリブデン等の薄い板から成るシャッター6が設けら
れており、このシャッター6を機構部14によって矢印
Rのように回転させて開口部13の前方を開閉すること
により、結晶成長の際に各分子線源セル4を選択的に使
用する。尚、符号16は、液体窒素を入れることによっ
て余分な分子を除去しお互いのセル温度の干渉を防ぐ等
を行うシュラウドである。
第5図は、従来のシャッター装置を示す概略断面図であ
る。この、シャッター装置は、シャッター6とそれを回
転させるための機構部14から成る。
る。この、シャッター装置は、シャッター6とそれを回
転させるための機構部14から成る。
機構部14においては、シャッター6が取り付けられた
回転軸18がロータリーカップ20内で曲げられており
、その端部はロータリーカップ20の偏心させた位置に
設けられた穴に入れられている。また、真空側VSと大
気側ASとを絶縁(真空シール)するために、ベローズ
22が回転軸18を覆うように取り付けられている。そ
して、シャ・7ター6の開閉は、ロータリーカップ20
を例えば遠隔操作で回転させて回転軸18を回転させる
ことにより行う。
回転軸18がロータリーカップ20内で曲げられており
、その端部はロータリーカップ20の偏心させた位置に
設けられた穴に入れられている。また、真空側VSと大
気側ASとを絶縁(真空シール)するために、ベローズ
22が回転軸18を覆うように取り付けられている。そ
して、シャ・7ター6の開閉は、ロータリーカップ20
を例えば遠隔操作で回転させて回転軸18を回転させる
ことにより行う。
上述のようなシャッター装置においては、シャッター6
は矢印Rのように回転させられるのみである。この場合
、シャッター6が開口部13の近くに取り付けられてい
て両者間の距離L(第4図参照)が小さい場合には、シ
ャッター6を閉じている時の分子線源セル4内の蒸気圧
が高くなり過ぎて、結晶成長の際にシャッター6を開い
た瞬間に多量の分子線が一度に出て時間経過と共に減少
するようなことが起こり、これによって結晶成長の制御
が困難になるという問題が生じる。逆に、シャッター6
が開口部13から離れて取り付けられていて両者間の距
離りが大きい場合には、常に分子線が分子線源セル4か
ら漏れ出て他のセルが汚染されるという問題が生じる。
は矢印Rのように回転させられるのみである。この場合
、シャッター6が開口部13の近くに取り付けられてい
て両者間の距離L(第4図参照)が小さい場合には、シ
ャッター6を閉じている時の分子線源セル4内の蒸気圧
が高くなり過ぎて、結晶成長の際にシャッター6を開い
た瞬間に多量の分子線が一度に出て時間経過と共に減少
するようなことが起こり、これによって結晶成長の制御
が困難になるという問題が生じる。逆に、シャッター6
が開口部13から離れて取り付けられていて両者間の距
離りが大きい場合には、常に分子線が分子線源セル4か
ら漏れ出て他のセルが汚染されるという問題が生じる。
従ってこの発明は、分子線源セルからの分子線の漏れ等
を防止することができると共に、シャッターを開いた時
の分子線放出量を一定にすることができるシャッター装
置を提供することを目的とする。
を防止することができると共に、シャッターを開いた時
の分子線放出量を一定にすることができるシャッター装
置を提供することを目的とする。
この発明のシャッター装置は、真空側に設けられたシャ
ッターを大気側から回転及び直進させる機構を備えてい
る。
ッターを大気側から回転及び直進させる機構を備えてい
る。
シャ・ツタ−を直進させることによって、シャッターと
分子線源セルの開口部との間の距離を、結晶成長時以外
は小さくし、結晶成長直前に大きくすることができる。
分子線源セルの開口部との間の距離を、結晶成長時以外
は小さくし、結晶成長直前に大きくすることができる。
これによって、分子線源セルからの分子線の漏れ等が防
止されると共に、シャッターを開いた時の分子線放出量
が一定にされる。
止されると共に、シャッターを開いた時の分子線放出量
が一定にされる。
第1図は、この発明の一実施例に係るシャッター装置を
示す概略断面図である。真空容器8に連通ずるように、
例えばフランジ等を用いて有底の筒28が真空容器8に
取り付けられており、これによって真空側VSと大気側
ASとを絶縁している。筒28は、例えばステンレス等
の非磁性体から成る。そして、筒28の内側には、一端
に磁石26が取り付けられた軸24が入れられており、
軸24の他端には前述したシャッター6が取り付けられ
ている。一方、筒28の外側にも、例えばドーナツ形を
した磁石30が設けられており、これと内側の磁石26
とは磁気的に結合されている。
示す概略断面図である。真空容器8に連通ずるように、
例えばフランジ等を用いて有底の筒28が真空容器8に
取り付けられており、これによって真空側VSと大気側
ASとを絶縁している。筒28は、例えばステンレス等
の非磁性体から成る。そして、筒28の内側には、一端
に磁石26が取り付けられた軸24が入れられており、
軸24の他端には前述したシャッター6が取り付けられ
ている。一方、筒28の外側にも、例えばドーナツ形を
した磁石30が設けられており、これと内側の磁石26
とは磁気的に結合されている。
もっとも、磁石26.30のいずれか一方は単なる磁性
体であっても良い。
体であっても良い。
上述のような構成により、大気側ASの磁石30を回転
させることによって真空側VSO軸24及びそれに取り
付けられたシャッター6を矢印Rのように回転させるこ
とができ、これによって前述した分子線源セル4の開口
部13を開閉することができる。更に、磁石30を筒2
8に沿って前後に移動させることにより、軸24及びそ
れに取り付けられたシャッター6を矢印Sのように前後
に直進させることができ、これによって前述したシャッ
ター6と開口部13との間の距離りを変えることができ
る。この場合磁石30は、例えば、電磁的あるいは空気
的な手段により遠隔操作しても良い。
させることによって真空側VSO軸24及びそれに取り
付けられたシャッター6を矢印Rのように回転させるこ
とができ、これによって前述した分子線源セル4の開口
部13を開閉することができる。更に、磁石30を筒2
8に沿って前後に移動させることにより、軸24及びそ
れに取り付けられたシャッター6を矢印Sのように前後
に直進させることができ、これによって前述したシャッ
ター6と開口部13との間の距離りを変えることができ
る。この場合磁石30は、例えば、電磁的あるいは空気
的な手段により遠隔操作しても良い。
このシャッター装置の操作に当っては、結晶成長時以外
は距離りを小さくしてシャッター6を閉じてお(ことに
より、そこからの分子線の漏れを防止することができる
。また、結晶成長時はその直前に距離りを大きくして分
子線源セル4から適度に分子線を漏らして分子線源セル
4内の蒸気圧を下げておくことにより、シャッター6を
開いた際に分子線源セル4から放出される分子線量を一
定にすることができる。これによって、結晶成長レート
等の制御が容易になる。
は距離りを小さくしてシャッター6を閉じてお(ことに
より、そこからの分子線の漏れを防止することができる
。また、結晶成長時はその直前に距離りを大きくして分
子線源セル4から適度に分子線を漏らして分子線源セル
4内の蒸気圧を下げておくことにより、シャッター6を
開いた際に分子線源セル4から放出される分子線量を一
定にすることができる。これによって、結晶成長レート
等の制御が容易になる。
第2図は、この発明の他の実施例に係るシャッター装置
を示す概略断面図である。第1図のシャッター装置との
主な相違点は、筒28と真空容器8との間にスライド機
構32を設け、その部分をベローズ34によって伸縮自
在に真空シールしていることである。そして、シャッタ
ー6の回転は、上述と同様に磁石30を回転させること
によって行い、シャッター6の直進は、上述とは違って
スライド機構32をそれに取り付けられた磁石30と共
に前後にスライドさせることによって行う。
を示す概略断面図である。第1図のシャッター装置との
主な相違点は、筒28と真空容器8との間にスライド機
構32を設け、その部分をベローズ34によって伸縮自
在に真空シールしていることである。そして、シャッタ
ー6の回転は、上述と同様に磁石30を回転させること
によって行い、シャッター6の直進は、上述とは違って
スライド機構32をそれに取り付けられた磁石30と共
に前後にスライドさせることによって行う。
この場合、スライド機構32の操作も、例えば遠隔操作
によって行っても良い。その他の点については、第1図
の場合と同様であるので説明を省略する。
によって行っても良い。その他の点については、第1図
の場合と同様であるので説明を省略する。
以上のようにこの発明によれば、シャッターを直進させ
ることによってシャッターと分子線源セルの開口部との
間の距離を、結晶成長直前外は小さくし、結晶成長直前
に大きくすることができる。
ることによってシャッターと分子線源セルの開口部との
間の距離を、結晶成長直前外は小さくし、結晶成長直前
に大きくすることができる。
これによって、分子線源セルからの分子線の漏れ等を防
止することができると共に、シャッターを開いた時の分
子線放出量を一定にすることができる。
止することができると共に、シャッターを開いた時の分
子線放出量を一定にすることができる。
第1図は、この発明の一実施例に係るシャッター装置を
示す概略断面図である。第2図は、この発明の他の実施
例に係るシャッター装置を示す概略断面である。第3図
は、分“子線エピタキシー装置における分子線源セルと
基板との相対配置の一例を示す概略図である。第4図は
、分子線源セル及びシャッター回りをやや詳細に示す断
面図である。第5図は、従来のシャッター装置を示す概
略断面図である。
示す概略断面図である。第2図は、この発明の他の実施
例に係るシャッター装置を示す概略断面である。第3図
は、分“子線エピタキシー装置における分子線源セルと
基板との相対配置の一例を示す概略図である。第4図は
、分子線源セル及びシャッター回りをやや詳細に示す断
面図である。第5図は、従来のシャッター装置を示す概
略断面図である。
Claims (1)
- (1)分子線エピタキシー装置における分子線源セルの
シャッター装置において、真空側に設けられたシャッタ
ーを大気側から回転及び直進させる機構を備えることを
特徴とするシャッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2896085A JPS61187700A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 分子線エピタキシ−装置用シヤツタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2896085A JPS61187700A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 分子線エピタキシ−装置用シヤツタ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187700A true JPS61187700A (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12262981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2896085A Pending JPS61187700A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 分子線エピタキシ−装置用シヤツタ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61187700A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300285A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-23 | Nissin Electric Co Ltd | シャッター装置 |
JP2008012646A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Tsukatani Hamono Seisakusho:Kk | フレキシブルダイ |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2896085A patent/JPS61187700A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300285A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-23 | Nissin Electric Co Ltd | シャッター装置 |
JP2008012646A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Tsukatani Hamono Seisakusho:Kk | フレキシブルダイ |
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