JPS6118764Y2 - - Google Patents

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JPS6118764Y2
JPS6118764Y2 JP1981195903U JP19590381U JPS6118764Y2 JP S6118764 Y2 JPS6118764 Y2 JP S6118764Y2 JP 1981195903 U JP1981195903 U JP 1981195903U JP 19590381 U JP19590381 U JP 19590381U JP S6118764 Y2 JPS6118764 Y2 JP S6118764Y2
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JP
Japan
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unit
stand
pulled out
outer cylinder
slide rod
Prior art date
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JP1981195903U
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English (en)
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JPS5895746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえば自動預金支払機に収納さ
れているビルチエツカ用のユニツト、紙幣放出用
のユニツト等のそれぞれのユニツトの引出しに際
し、装置全体がバランスを崩して転倒するような
おそれのない転倒防止装置に関している。
上述例のような自動預金支払機を例にとつて説
明すると、通常このような装置の内部には預金、
支払機能に応じた種々の機構がそれぞれユニツト
ごとに装填されている。このためたとえば点検、
あるいは紙幣の補充等の目的で各ユニツトを引出
した際、装置全体はユニツトの引出された方向に
重心が変位してしまいバランスを崩して倒れるお
それがあり、非常に危険であつた。
そこでこの考案は、各ユニツトを装置本体より
引出しても転倒するおそれのない転倒防止装置の
提供を目的とする。
そしてこの考案によれば、ユニツトの外端部に
床面と接当可能なスタンドを設けてあるため、ユ
ニツトを引出したときはこのスタンドによつて引
出されたユニツトを支えるため、装置全体は床面
に対し装置本体とスタンドとの2点間でバランス
よく支持することができる。このためユニツトの
引出しによつて装置全体の重心位置が変位しても
傾倒するおそれはなく、しかもスタンドはユニツ
トの外端部にあつて引出された最外端部に位置す
るため、より安定した支持状態が得られる。
さらにスタンドは基端部を支点として回動可能
に設けられ、ユニツト収納時は折畳むごとく回動
させてユニツトと一体に収納することができるた
め、装置全体がかさばらず現状の大きさを維持で
きる。
またスタンドは先端部にキヤスタが設けられ、
引出し操作後半はキヤスタが床面に接当した状態
で引出すことができ、円滑に引出しまたは挿入す
ることができるうえ、前記スタンドは外筒の挿入
孔内のスライド杆の端部と、外筒の内底面との間
に緩衝バネを介して構成されているので、床面に
段差があつたとしても滑らかに引出し収納操作を
行なうことができる。
またスタンドは係止手段によつて回転停止位置
が規制されるため停止後にぐらついたりするよう
な心配はない。
このような特徴を有するこの考案の一実施例を
以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動預金支払機における転倒防止装置を
示し、第1図〜第3図において、1は装置本体
で、その背面より各ユニツトが引出し自在に装填
されで構成されている。
上述のユニツトは、上下方向に3段階に併列収
納され、上段にはカードリードおよび伝票発行用
のユニツト2と通帳プリンタ用のユニツト3が収
納され、中段には紙幣放出用のユニツト4とビル
チエツカ用のユニツト5が収納され、下段には制
御ユニツト6と電源ユニツト7が収納されてい
る。
上段および中段の各ユニツト2,3,4,5
は、頻繁に引出し操作が行なわれることから下部
両側が装置本体1のレール8,8上に載置した状
態に設けられ、引出しおよび装填時はこれらレー
ル8,8上を滑つて進退移動する。なお、下段の
制御ユニツト6と電源ユニツト7は通常引出し操
作が行なわれないことから、レール構造は設けら
れず装置全体1の下面に適宜の手段によつて固定
して載置されている。
そして、中段の両ユニツト4,5に転倒防止の
役目をなすスタンド9をそれぞれ設けている。す
なわち、スタンド9は床面と接当可能な長さを有
してその基端部がユニツト4,5の外端部に装着
された支持金具10,10によつて回動可能に枢
支されている。
このスタンド9は、外筒11とその内部に内嵌
する緩衝バネ12とスライド杆13とから構成さ
れ、外筒11は基端部がユニツト4,5の下面中
央に突設された支持金具10に引出し方向と直交
する方向に枢支され、引出し方向に回動可能に設
けられる。また外筒11の先端部は端面より内方
に向けて挿入孔14が形成され、これに後述する
スライド杆が挿入される。
すなわち、スライド杆13は上述の外筒11に
形成された挿入孔14に挿入可能な外径に形成さ
れ、また先端部にはユニツトの引出し方向に回動
するキヤスタ15を設けている。
そして上述の挿入孔14にコイル状の緩衝バネ
12を挿入したのち、スライド杆13の基部を挿
入する。従つて緩衝バネ12は挿入孔14内のス
ライド杆13の端部21と外筒11の内底面22
との間に介装され、スライド杆13に対して弾性
力を附与する。なお、スライド杆13は、外筒1
1内において、鍔を設けるなどの適宜の抜止め手
段によつて外筒11と一体に形成されるととも
に、その外筒11内で摺動可能な状態を挿通され
ている。
さらに、上述の支持金具10にはスタンド9の
回動停止状態を規制するための係止手段の一例と
して係止ピン16が設けられる。この係止ピン1
6の取付け位置は、ユニツト4,5が引出され、
それを支持すべく垂設されたスタンド9に対し、
外筒11の内側近接位置に相当する支持金具10
に係止孔17を形成し、これに係止ピン16を挿
入してスタンド9がユニツト4,5の下面側へ回
動することがないように設けている。なお、この
とき外筒11の外側はユニツトの外端面に位置す
る支持金具10の外面をスタンド9の回動係止面
に利用して上述の係止ピン16とでスタンド9の
基端部を挾持して固定するように設けている。な
お、この場合スタンド9の外面側に上述と同様な
係止ピンと係止孔を設けて係止するように設けて
もよい。
なお、上述のレール8は周知の伸縮式のものを
使用し、ユニツト引出し時は引出し方向に突出し
てユニツトを保持する。また18はレールガイド
部材であつて、ユニツト収納時にその中央下面上
に折畳またはスタンド9が載置された状態で収納
される。
今、このように構成された転倒防止装置を使用
してビルチエツカ用のユニツト5を引出す際、第
3図に示すようにユニツト5の引出し始めは両レ
ール8,8に案内されつつ引出され、スタンド長
さ引出されるとスタンド9は基端部を支点に自重
で自然に回動降下し、ユニツト5よりほぼ垂設さ
れた状態になる。そのとき係止ピン16を係止孔
17に挿入してスタンド9がぐらつくのを阻止
し、その状態でさらにユニツト5を最終の引出し
位置まで引出せば、キヤスタ15の床面走行によ
りバランスを崩すことなく引出され、引出し完了
後はユニツト5を取外してしまう等の係員操作を
傾倒のおそれなく行なう。なお、このとき両ユニ
ツト4,5を引出して、それぞれスタンド9,9
で支持するようにすれば3点支持構成となり好ま
しい。またユニツト5を装置本体1に収納すると
きは、スタンド9を折畳める許容範囲までスタン
ド5を挿入したのち、係止ピン16を抜きスタン
ド9をユニツト下面に沿設すべく回動させた状態
で装置本体1内に挿入する。これによりスタンド
9はレールガイド部材18上に位置した状態でユ
ニツト5とともに収納される。そしてユニツトの
引出し収納いずれの場合においても、スタンドに
は緩衝バネが設けられているので、床面に段差が
あつた場合でも操作は滑らかに行なえる。またそ
の収納状態において係止孔17に係止ピン16を
嵌め込んでおけば、スタンド9の回動停止作用に
もなり、また係止ピン16の粉失するおそれもな
いので好ましい。
なお、上述の実施例ではスタンドの回動停止位
置を係止ピンにより抜き差ししても規制するもの
を示したが、これに限らずスタンドの基端部に係
止用のピンを突出自在に設け、そのピンと支持金
具等の他部材との係止作用によつてスタンドの回
動位置を規制するように設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動預金支払機における転倒防止装置を示す概略縦
断側面図。第2図はその概略縦断背面図。第3図
はそのユニツト引出し状態を示す概略縦断側面
図、第4図はスタンド部分の一部切欠拡大側面図
である。 1……装置本体、4……紙幣放出用のユニツ
ト、5……ビルチエツカ用のユニツト、9……ス
タンド、10……支持金具、12……緩衝バネ、
13……スライド杆、15……キヤスタ、16…
…係止ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体の内部ユニツトを引出し自在に設け、 前記ユニツトの引出し方向外端部に装着した支
    持金具に、外筒とその挿入孔内に挿入されるスラ
    イド杆とからなるスタンドを回動可能にその基端
    部を枢支し、その先端部にはキヤスタを設けると
    ともに、前記挿入孔内のスライド杆の端部間に前
    記外筒の内底面との間に緩衝バネを設け、前記支
    持金具に対してスタンドの回動停止位置を規制す
    る係止手段を設け、前記スタンドの一方の回動停
    止位置では垂設され、他方の回動停止位置ではユ
    ニツト外面に沿設されてユニツトと一体に装置内
    部に収納すべく構成したことを特徴とする転倒防
    止装置。
JP19590381U 1981-12-24 1981-12-24 転倒防止装置 Granted JPS5895746U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19590381U JPS5895746U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 転倒防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19590381U JPS5895746U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 転倒防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5895746U JPS5895746U (ja) 1983-06-29
JPS6118764Y2 true JPS6118764Y2 (ja) 1986-06-06

Family

ID=30109162

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JP19590381U Granted JPS5895746U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 転倒防止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP5215251B2 (ja) * 2009-06-29 2013-06-19 富士通フロンテック株式会社 緩衝装置
KR200495380Y1 (ko) * 2020-06-15 2022-05-12 이병제 전도 방지형 안전 서랍장

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JPS4944831U (ja) * 1972-07-28 1974-04-19

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JPS4927305U (ja) * 1972-06-12 1974-03-08

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JPS4944831U (ja) * 1972-07-28 1974-04-19

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