JPS61186655A - 耐食鉄筋 - Google Patents
耐食鉄筋Info
- Publication number
- JPS61186655A JPS61186655A JP2640885A JP2640885A JPS61186655A JP S61186655 A JPS61186655 A JP S61186655A JP 2640885 A JP2640885 A JP 2640885A JP 2640885 A JP2640885 A JP 2640885A JP S61186655 A JPS61186655 A JP S61186655A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- layer
- corrosion
- reinforcing bars
- cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は表面の錆の生成を防止した鉄筋に関する。
（従来の技術）
鉄筋コンクリ−ト構造物における鉄筋が腐食する場合を
大別すると、 ■ 中性化によりコンクリートが鉄筋に対する防錆保護
効果を失う場合と、 ■ コンクリートに使用した材料中に含まれる塩分、ま
たは海洋環境下において海水塩粒子がコンクリート中に
侵入することによシ生ずる場合と がある６ コンクリートの骨材として川砂、川砂利が使われていた
が、近時川砂や川砂利の減少と共に、海砂、海砂利の使
用が多くなシ、このため上記■の場合における海砂、海
砂利の問題が今日解決すべき問題の１つとなっている。
大別すると、 ■ 中性化によりコンクリートが鉄筋に対する防錆保護
効果を失う場合と、 ■ コンクリートに使用した材料中に含まれる塩分、ま
たは海洋環境下において海水塩粒子がコンクリート中に
侵入することによシ生ずる場合と がある６ コンクリートの骨材として川砂、川砂利が使われていた
が、近時川砂や川砂利の減少と共に、海砂、海砂利の使
用が多くなシ、このため上記■の場合における海砂、海
砂利の問題が今日解決すべき問題の１つとなっている。
これは、海砂や海砂利に付着している塩酸塩及び硫酸塩
がコンクリートの水に溶解すると、塩素イオン及び硫酸
イオンを解離し、これが鉄筋の錆生成の主因となってい
るからである。
がコンクリートの水に溶解すると、塩素イオン及び硫酸
イオンを解離し、これが鉄筋の錆生成の主因となってい
るからである。
このため従来、骨材として海砂、海砂利を使用する場合
、使用する前にこれらの骨材を清水で洗浄して、付着し
ている塩酸塩、硫酸塩を除去して間接的に鉄筋の腐食を
防止する方法が採用されている。また他の方法として、
鉄筋の表面にエポキシ樹脂を塗装して直接的に鉄筋の防
食を図るものが提案されている。さらに鉄筋をＣｕ
Ｗ高純度鋼で構成し、鉄筋自体に耐塩性を与える方法が
ある。
、使用する前にこれらの骨材を清水で洗浄して、付着し
ている塩酸塩、硫酸塩を除去して間接的に鉄筋の腐食を
防止する方法が採用されている。また他の方法として、
鉄筋の表面にエポキシ樹脂を塗装して直接的に鉄筋の防
食を図るものが提案されている。さらに鉄筋をＣｕ
Ｗ高純度鋼で構成し、鉄筋自体に耐塩性を与える方法が
ある。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら海砂、海砂利を洗浄する方法は塩分を完全
に除去することが困難であシ、腐食の問題解決策として
は不十分である。またエポキシ樹脂塗装鉄筋の例ではコ
ンクリート付着性になお改善余地があシ、しかも塗装厚
が薄いため運搬から配筋作業に至る工程で、塗膜に傷が
付きやすく、品質管理上において解決すべき問題がある
。さらに耐塩特性を具備する鉄筋の例では、鋼材として
高純度鋼を用いるため製造コストがかり、経済性に問題
がある。
に除去することが困難であシ、腐食の問題解決策として
は不十分である。またエポキシ樹脂塗装鉄筋の例ではコ
ンクリート付着性になお改善余地があシ、しかも塗装厚
が薄いため運搬から配筋作業に至る工程で、塗膜に傷が
付きやすく、品質管理上において解決すべき問題がある
。さらに耐塩特性を具備する鉄筋の例では、鋼材として
高純度鋼を用いるため製造コストがかり、経済性に問題
がある。
本発明の第１の目的は海砂や海砂利の洗浄作業を省略し
ても、または洗浄が不十分であっても錆の生成のないよ
うにすることであシ、第２の目的はコンクリートの付着
性が良く、しかも品質管理が向上し、経済上有利な耐食
鉄筋を提供することにある。
ても、または洗浄が不十分であっても錆の生成のないよ
うにすることであシ、第２の目的はコンクリートの付着
性が良く、しかも品質管理が向上し、経済上有利な耐食
鉄筋を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、鉄筋１の表面に防錆層２１とセメント層２２
とを具備した耐食膜２を形成して、コンクリートの骨材
として、例えば海砂、海砂利を使用した場合に特に問題
となる鉄筋路の発生を防止したものである。上記耐食膜
２において、下層に位置する防錆層２１は水溶性フェノ
ール樹脂と水溶性無機高分子とからなる。そして上層に
位置しているセメント層２２はセメントとフライアッシ
ュ粉末とからなる。
とを具備した耐食膜２を形成して、コンクリートの骨材
として、例えば海砂、海砂利を使用した場合に特に問題
となる鉄筋路の発生を防止したものである。上記耐食膜
２において、下層に位置する防錆層２１は水溶性フェノ
ール樹脂と水溶性無機高分子とからなる。そして上層に
位置しているセメント層２２はセメントとフライアッシ
ュ粉末とからなる。
耐食膜２は少なくとも防錆層２１とセメント層２２の２
層からなるものであるが、必要に応じて鉄筋１の表面と
防錆層との間に、防錆層とセメント層との間に、さらに
はセメント層の表面に耐食のための層を配設して、耐食
膜を３層以上のものとすることもある。
層からなるものであるが、必要に応じて鉄筋１の表面と
防錆層との間に、防錆層とセメント層との間に、さらに
はセメント層の表面に耐食のための層を配設して、耐食
膜を３層以上のものとすることもある。
耐食膜２の防錆層２１が鉄筋１の表面を、防錆層ノ表面
をセメント層２２がそれぞれ直接覆っている場合の膜形
成は、例えば下記の方法で行う。
をセメント層２２がそれぞれ直接覆っている場合の膜形
成は、例えば下記の方法で行う。
まず、鉄筋１を水溶性フェノール樹脂と水溶性無機高分
子エマルジョン混合溶液の入った混合液槽内に含浸し、
鉄筋表面に混合溶液を塗布した防錆層２１が形成され、
その後鉄筋を槽から出して、ついで粉体噴霧槽内を通過
させて、通過の過程でセメントとフライアッシュの混合
粉体を鉄筋の防錆層表面に噴霧付着させて、セメント層
２２を形成させ、最後に加熱乾燥させる。
子エマルジョン混合溶液の入った混合液槽内に含浸し、
鉄筋表面に混合溶液を塗布した防錆層２１が形成され、
その後鉄筋を槽から出して、ついで粉体噴霧槽内を通過
させて、通過の過程でセメントとフライアッシュの混合
粉体を鉄筋の防錆層表面に噴霧付着させて、セメント層
２２を形成させ、最後に加熱乾燥させる。
（発明の効果）
本発明によれば、水溶性フェノール樹脂と水溶性フェノ
ール樹脂とからなる防錆層で鉄筋を被覆したので、防錆
能力の向上が図れ、例えば川砂。
ール樹脂とからなる防錆層で鉄筋を被覆したので、防錆
能力の向上が図れ、例えば川砂。
海砂利等の使用に対し錆の生成を防止でき、したがって
海砂や海砂利に対して水洗い作業が不要となシ、水洗い
が不完全であっても錆の問題は生じない。そして中性化
によってコンクリートが鉄筋に対する防錆保護機能を失
っても腐食防止効果が生じ、海洋環境下において海塩粒
子がコンクリート中に侵入することがあっても腐食を抑
制できる。
海砂や海砂利に対して水洗い作業が不要となシ、水洗い
が不完全であっても錆の問題は生じない。そして中性化
によってコンクリートが鉄筋に対する防錆保護機能を失
っても腐食防止効果が生じ、海洋環境下において海塩粒
子がコンクリート中に侵入することがあっても腐食を抑
制できる。
そして上記防錆層の上にフライアッシュを含むセメント
層を形成しであるので鉄筋に強固なセメント層が生成で
き、コンクリートとの付着性が良くなり、鉄筋表面が傷
付きにくく施工性が向上し、鉄筋の材質は通常のものを
用いることができるので経済上有利である。
層を形成しであるので鉄筋に強固なセメント層が生成で
き、コンクリートとの付着性が良くなり、鉄筋表面が傷
付きにくく施工性が向上し、鉄筋の材質は通常のものを
用いることができるので経済上有利である。
図面は要部の断面図である。
１・・・鉄筋、２・・・耐食膜、２１・・・防錆層、２
２・・′セメント層。 以上
２・・′セメント層。 以上
Claims (1)
- 鉄筋の表面を防錆層とセメント層とを具備する耐食膜で
覆ってあり、防錆層とセメント層のうち防錆層は鉄筋表
面側に位置すると共に水溶性フェノール樹脂と水溶性無
機高分子とからなり、上記セメント層はセメントとフラ
イアッシュ粉末とからなることを特徴とする耐食鉄筋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2640885A JPS61186655A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 耐食鉄筋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2640885A JPS61186655A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 耐食鉄筋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186655A true JPS61186655A (ja) | 1986-08-20 |
Family
ID=12192725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2640885A Pending JPS61186655A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 耐食鉄筋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61186655A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021310B1 (ja) * | 1970-07-01 | 1975-07-22 | ||
| JPS5325652A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-09 | Kansai Paint Co Ltd | Improvement of coating film of zinc rich paint |
| JPS5560057A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Ube Industries | Rust proofing coating forming agent for iron reinforcing lightweight foamed concrete |
| JPS5719756A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Canon Inc | Formation of image |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2640885A patent/JPS61186655A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021310B1 (ja) * | 1970-07-01 | 1975-07-22 | ||
| JPS5325652A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-09 | Kansai Paint Co Ltd | Improvement of coating film of zinc rich paint |
| JPS5560057A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Ube Industries | Rust proofing coating forming agent for iron reinforcing lightweight foamed concrete |
| JPS5719756A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Canon Inc | Formation of image |
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