JPS61185336A - 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法 - Google Patents

高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法

Info

Publication number
JPS61185336A
JPS61185336A JP60023351A JP2335185A JPS61185336A JP S61185336 A JPS61185336 A JP S61185336A JP 60023351 A JP60023351 A JP 60023351A JP 2335185 A JP2335185 A JP 2335185A JP S61185336 A JPS61185336 A JP S61185336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
cobalt
spinel
surface area
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60023351A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0578383B2 (ja
Inventor
スチユワート エル ソールド
ロツコ エイ フイアトウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ExxonMobil Technology and Engineering Co
Original Assignee
Exxon Research and Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exxon Research and Engineering Co filed Critical Exxon Research and Engineering Co
Priority to JP60023351A priority Critical patent/JPS61185336A/ja
Publication of JPS61185336A publication Critical patent/JPS61185336A/ja
Publication of JPH0578383B2 publication Critical patent/JPH0578383B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (1)  発明の分野 本発明は高表面積鉄−コバルトフィッシャー・・ トロ
プシュスラリー触媒、その製造および多量のC,%C,
,α−オレフィン物質を選択的に製造するためのフィッ
シャー・トロプシュスラリー法における使用に関する。
(2)  先行技術の簡単な説明 コバルトを助触媒として含む共沈鉄基触媒を使用しフィ
ッシャー・トロプシュ法により低分子量オレフィンを製
造する方法は、例えば米国特許第2.850.515号
、第2,686.195号、第2.662.090号お
よび第2.’735.862号;AICHE1981サ
マー・ナショナル・ミーティング・プレプリントFh4
08r選択した金属触媒上のCOおよびH2混合物から
の軽質炭化水素の合成J AC3173rdシンポジウ
ム・フューエル・ディビジョン、Ne%10rlean
s −。
1977年3月; J、 Catalysis 198
1、隘72  (1) 、  pp 37〜50 ;A
dv、 Chem、 Sem。
1981、 194. 573〜88;  Physi
csReport (5ection  Cof Ph
ysics Letters )12隘5 (1974
)pp335〜374;英国特許出願1Vh2. 05
0. 859 A ;J、Catalysis72.9
5〜1)0 (1981);グメリン・ハンドプソフ・
デル・アンオルガニッシエ・ヘミ−8,Auflage
  (1959) 、 pp88〜96 ;およびCh
em、 Ing、 Tech、  49 (1979)
 Na5、pp463〜468に記載されたように該技
術においてよ(知られている。
さらに、5tud、 5urf、 Catal、 7 
、 Pt/A、 pp。
432 (1981)に記載されたように共沈鉄−コバ
ルト合金触媒中の高水準のコバルトが一定プロセス条件
下にオレフィン系生成物に対する高い選択性を生ずるこ
とが知られている。
上記先行技術が良好な固定床オレフィン合成活性を表わ
す触媒および方法を記載するけれども、殊に望ましいも
のは、好ましくはスラリー液体中現場で完全に前処理し
てプロセス中に良好なC2〜C2゜オレフィン合成活性
、低いメタン選択性の組合せを良好な商業プロセスに重
要な長期活性持続と結びついて表わす還元し炭化物化し
た活性触媒を生ずることができるスラリー触媒である。
触媒前駆物質が最終触媒の金属酸化物スピネルである場
合に殊に望ましい。
5rrf/g未満のBET表面積を有する低表面積鉄−
コバルトスピネルは、CZ〜C2゜オレフィン製造活性
触媒を容易に生ずるためにフィッシャー・トロプシュス
ラリー液体中現場で穏和な条件のもとで容易に前処理さ
れないことが見出された。
高表面金属酸化物の製造は、P、 Courteおよび
B、 Delmonによりフランス論文rC,R,^c
ad、 Sc。
Paris jp、268 (1969,5,28)に
記載されている。その論文は相当するグリコール酸、乳
酸、リンゴ酸または酒石酸の金属塩の水溶液を蒸発乾固
することにより高表面積金属酸化物を製造する方法を記
載する。彼らの記載した方法により製造された1つの酸
化物はCoFezOnであった。
しかし上記論文は、4:1またはより高い鉄−コバルト
原子比を有する単相Fe : Coスピネルの使用を記
載または示唆しておらず、あるいはスラリー型フィッシ
ャー・トロプシュ法の実施または実行におけるその適用
可能性を示唆していない。
発明の概要 α−ヒドロキシ脂肪族カルボン酸、例えばグリコール酸
、を、溶解した鉄およびコバルト塩を含む塩基性水溶液
に加え、その溶液を蒸発乾固し無定形の混合金属酸化物
を生成させる方法により、高温でか焼するとスピネル結
晶構造を表わし高い表面積を有する高表面積の、現場で
前処理できる鉄−コパルトスラリ−触媒を製造できるこ
とが見出された。
この方法で製造された不担持高表面積Fe −Coスピ
ネルは約100〜200rrr/g(平方メートル毎ダ
ラム)の範囲内の表面積(BET)を有し、それは従来
法により製造された相当するFe −Coスピネル、例
えば0.2〜1.Ord/gよりかなり高い。
表面析出または含浸、による炭酸アルカリのような促進
剤試薬の添加後、高表面積スピネルは次に完全還元合金
を得るための高温、例えば300〜400″CH,還元
、次いで合金を完全な浸炭状態に転化するための300
〜400℃におけるH、/CO処理にかけられる。
生じた高表面積の還元し浸炭された触媒は、スラリー反
応器条件下のCO/ Hzのα−オレフィンへの直接転
化において異常に高い活性、選択性および活性持続を与
える。これらの触媒は、反応帯域中のα−オレフィン滞
留時間を最少にすることができ、触媒床の物理的性質が
微粒粉末触媒の使用を行ないうる低圧スラリー反応器系
において殊に有用である。
本発明によれば、不担持の第IA族またば第■A族金属
促進剤添加鉄−コバルトスピネルまたはその混合物を含
み、前記スピネルがFe3O4と事実上同型構造の単相
粉末X線回折図を表わし、5nr/gより大きいBET
表面積および約4対1またはより高い鉄−コバルト原子
比を有する組成物が提供される。
さらに、X%1回折法により測定すると金属α−鉄と同
型構造であり、5m2/gより大きいBET表面積を有
する鉄−コバルト金属合金で前記合金が上記Fe : 
Coスピネルを還元雰囲気に接触させることにより製造
された合金を含む組成物が提供される。
また、還元した炭化物化した鉄−コバルト合金を含む組
成物で、前記組成物がX線回折法により測定するとx 
−Fe5Cg (Hagg炭化物)と事実上同型構造で
あり、5m2/gより大きいBET表面積を有し、前記
組成物が上記鉄−コバルト合金を炭化物化雰囲気に接触
させることにより製造された組成物が提供される。Fe
、C(セメンタイト)と同型構造であり、5m2/gよ
り大きいBET表面積を有する関連組成物もまた提供さ
れる。
さらに、上記鉄−コバルトスビネル組成物を製造する方
法であって、(a)少くとも1つのα−ヒドロキシ脂肪
族カルボン酸の鉄およびコバルト塩の混合物で、前記酸
と遊離金属としてとった前記鉄およびコバルトの全モル
数とのモル比が約1:1またはより以上であり、前記混
合物中の遊離金属としてとった鉄:コバルトの原子比が
2=1より大きい混合物を含む液体溶液を蒸発させて無
定形残留物を生成させ、偽)前記残留物を高温で、粉末
X線回折法により測定するとFe、0.と同型構造の単
相スピネルを表わす鉄−コバルトスピネルを生ずるのに
十分な時間か焼する段階を含む製造方法が提供される。
さらに、上記鉄−コバルトスピネルをスピネルの金属酸
化物を実質的に還元するのに十分な時間、高い温度、圧
力、空間速度の条件のもとて還元雰囲気に接触させるこ
とを含む、上記鉄−コバルト合金組成物を製造する方法
が提供される。
また、上記鉄−コバルト金属合金を、前記合金を実質的
に炭化物化するのに十分な時間、高い温度、圧力、空間
速度の条件のもとて炭化物化雰囲気に接触させる段階を
含む、上記還元し炭化物化したスピネルを製造する方法
が提供される。
さらに、不担持鉄−コバルトスピネルまたはその混合物
からなり、前記スピネルが初めにX線回折法により測定
するとFe、04と同型構造である単一スピネル相を表
わし、5 m2 / gより大きい初期BET表面積お
よび4:1またはより高いFe : C。
原子比を有する触媒組成物を、02〜C2゜オレフィン
の生成に十分な時間、圧力、空間速度および高温の条件
のもとでCOと水素の混合物に接触させる段階を含む0
2〜C2゜オレフィンを含む炭化水素混合物を合成する
方法が椋供される。
発明および好ましい態様の説明 同型構造であり、単一スピネル相を表わす新規組成物で
ある。用語「スピネル」は一般化学量論がABZO4(
但し、AおよびBは同一または異種の陽イオンであるこ
とができる)1こ相当する結晶構造表わす。普通に認め
られるスピネル、MgA l 204、はこの定義内に
含まれる。AおよびBは次の陽電荷組合せ:A=+2、
B=+3、A=+4、B=+2、またはA=+6、B=
+1、を有することができる。スピネルは有効四面体間
げきの1/8および八面体間げきの172が充たされた
酸素原子のはり立方最密配列を含み、何百の異なる相を
表わすことができる。スピネル構造の一層の説明はA、
 F、 Wellsによる「無機構造化学」3版、0x
ford PressおよびG、 Biassによる論
文[スピネル構造を有する混合金属酸化物の結晶構造お
よび若干の磁気的性質J Ph1llips Re5e
arch ReviewSupplement、 Vo
l、 3. pp、  1〜30 (1964)に見出
すことができる。用語「同型構造」は原子の配列が単位
格子定数、結合エネルギーおよび角に小さな変化を存す
るのみで非常に類似したままである同様の一般構造型に
おける結晶化を表わす。
用語「単一スピネル相」は金属成分のすべてが組込まれ
る単一スピネル物質に相当し、1つの特性X線回折図を
表わす1つの構造および組成式を表わす。
スピネルはS、 Brunouers P、 H,Em
mettおよびG、 Te1lerにより文献JAC3
Vol、60.p。
309 (1928)に記載されてよく知られたBET
表面積測定法により測定すると5rrr/gより大きい
BET表面積を有し、好ましくはスピネルは50rr?
/gより大きい、殊に好ましくは約100〜3’00 
rd/ gの表面積を有する。この得られた表面積はス
ピネル形成の従来法、例えば酸素を含まない雰囲気中の
成分酸化物の高温焼結、と対照的である。その表面積は
一般に約0.1〜1 rrr / gの範囲内にある。
本方法で得られる高い表面積は粒度で約0.01〜0.
002ミクロンに相当する。
スピネル中の金属の鉄対コバルト原子比は4:lまたは
より以上であり、好ましくは71〜35:1の範囲、殊
に好ましくは19〜20:1の範囲にある。
スピネルは式、FeXCo、04、により表わすことが
でき、式中、Xおよびyは0以外の小数または整数の値
であり、x十yの和は3であり、Xとyとの比は4:1
またはより以上であり、好ましくは約7:1〜35:1
である。鉄対コバルト原子比が約19〜20:1である
場合、殊に好ましい。
上式に相当する種々のスピネルの代表的な例はPeg、
  escOo、  r 5obs  Fez、  1
tscoo、  5ysLs  Peg、  9?cO
0,03o4およびFew、 gscOo、 tsOa
である。
これらの主題スピネルの物理的性質は一般にマグネタイ
ト、FezOいの性質に類似し、1400℃より高い融
点および褐色〜黒色の色を含む。
鉄−コバルトスピネルは一般にスラリー法に不担持形態
で使用される。
促進剤試薬もまた組成物中に使用でき、殊にプロセス中
、例えばオレフィンの形成を促進するために使用できる
。適当な促進剤試薬の一般種には、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム、セシウム、バリウム、カル
シウム、ストロンチウム、マグネシウムなどを含む第I
A族および第■A族金属の炭酸塩、炭酸水素塩、有機酸
塩例えば酢酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、硫酸塩、水酸
化物が含まれる。
特定の促進剤試薬の代表的な例は炭酸カリウム、硫酸カ
リウム、炭酸水素カリウム、塩化セシウム、硝酸ルビジ
ウム、酢酸リチウム、水酸化カリウムなどである。第I
A族化合物が好ましく、殊に好ましい促進剤試薬は炭酸
カリウムである。
促進剤は使用されれば、一般に全組合金属ダラム原子を
基にして金属イオン約0.1〜1グラム原子%で存在す
る。促進剤試薬の好ましい水準は1〜2グラム原子%の
範囲内である。主題発明の殊に好ましいスピネル組成物
はFe、 5scoo、 l SO4/1%に1炭素カ
リウムとして、である。用いた実験式中、促進剤試薬、
例えばカリウム、の量は用いた金属の全ダラム原子を基
にしたダラム原子パーセントにより表わされている。従
って、「カリウムの1グラム原子%」はFeおよびCo
の合せたダラム原子の100合計ダラム原子当り1グラ
ム原子のカリウムの存在を表わす。
主題スピネルの効用は、スラリー液体中現場で還元およ
び前処理を意外に容易にうけて鉄−コバルト合金を形成
する能力であり、それはさらに現場炭化物化されてCo
/水素からCt〜Ct、オレフィンを製造するフィッシ
ャー・トロプシュスラリー法における活性スラリー触媒
を形成する。
主題のスg4“組成物は、α−ヒドロキシ脂肪族カルボ
ン酸のコバルトおよび鉄塩の塩基性水溶液を蒸発乾固し
て無定形残留物を残し、次にそれを高温で加熱して、F
e、O,と同型構造であり、5m2/gより大きい、好
ましくは50m/g以上の表面積を有するスピネルを単
一スピネル相に実質的に形成する方法により製造できる
。加熱は最終スピネルの表面積の重大な損失を招かない
ように行なわれる。
主題のスピネルの合成の鍵は、前記水性媒質中に、酸性
側のpH1すなわち5〜7のpH,で可溶性である錯塩
を形成する有機飽和脂肪族α−ヒドロキシカルボン酸の
使用にある。α−ヒドロキシカルボン酸の鉄およびコバ
ルト有機塩の溶解度は結晶化が起こり溶液から得られる
比較的低い表面積を有する結晶性生成物が生ずるのを防
ぐ。
主題の方法は水溶液中の鉄およびコバルト塩に対する可
溶化剤として作用するα−ヒドロキシ脂肪族カルボン酸
を使用する。少くとも1つのα−ヒドロキシ配置を含む
任意の飽和脂肪族α−ヒドロキシカルボン酸を穏和な塩
基性水溶液中に、本発明の範囲内に含まれると思われる
主題発明の方法における可溶性鉄およびコバルト塩の形
成に使用できる。モノヒドロキシまたジヒドロキシ、あ
るいはモノカルボン酸またはジカルボン酸であることが
できるそのような酸の代表的な例はグリコール酸、リン
ゴ酸、グリセリン酸、マンデル酸、酒石酸、乳酸および
それらの混合物である。この方法に使用される好ましい
カルボン酸はグリコール酸である。
用いる酸の量は少くとも化学量論量、すなわち存在する
各金属に対し1対1モル比、好ましくは化学量論量の約
5〜lO%モル過剰である。より高い比は、そのように
することが経済的であれば使用できる。より低い量もま
た使用できるが、しかし不完全な鉄およびコバルトの酸
性塩の形成が生じよう。
プロセス中の第1段階は鉄塩およびコバルト塩酸するこ
とを含む。
水性液体中の塩の濃度は、沈殿を避けるため塩が飽和溶
液未満で存在する範囲まで臨界的ではない。例えばプロ
セス中の沈殿を避けるため合せた溶解金属モル濃度の8
0〜90%飽和溶液を有効に使用できる。
水溶液の温度は臨界的ではなく、可溶化プロセスの援助
に室温以上であることができる。しかし、室温は適当で
あり、プロセスに一般に使用される温度である。圧力も
またプロセスに臨界的ではなく、大気圧が一般に使用さ
れる。
水溶液はまた、α−ヒドロキシカルボン酸の鉄およびコ
バルト塩の可溶化の援助のため有機溶媒、例えばエタノ
ール、アセトンなど、を少量含むことができる。
鉄およびコバルト塩の溶解の次に、α−ヒドロキシカル
ボン酸並びに生ずる酸性塩を可溶化する十分な量の塩基
、通常水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウムなど、好ましくは水酸化アンモニウム、を加え
る。加える塩基の量はpitを約5〜7.0の範囲に維
持すれば十分である。
生ずる水溶液が、溶液中のα−ヒドロキシカルボン酸の
鉄およびコバルト塩として化学量論量で溶解した鉄およ
びコバルト塩を含有すれば、段階の正確な順序は上記の
ように従う必要がないことに注意すべきである。塩基お
よび有機酸の添加後年溶性物質が存在すれば、蒸発段階
の前にそれを濾過すべきである。
この時点で、生じた溶液を例えば空気乾燥により、また
は減圧下に回転蒸発器中で実施されるように高温で、あ
るいは真空乾燥器中で蒸発させる。
蒸発段階から生じた物質は無定形残留物であり、一般に
粉末である。この残留物を100〜600°Cの高温で
約1〜24時間、一般に空気中で加熱し、前記のように
X線回折法により測定するとFe50.と同型構造であ
る事実上単一スピネル相を生成する。好ましい温度範囲
は100〜400℃であり、単相スピネルの形成には約
350℃が殊に好ましい。
さらに本発明の主題は上記スピネルから形成された還元
した鉄−コバルト金属合金であり、前記合金がXvA回
折法により測定するとα−鉄と同型構造であり、好まし
くは約5 rd / gまたはより高いBET表面積を
有する組成物である。
表面積が約5〜10rrr/gである場合が一般に好ま
しく、6〜ad7gが殊に好ましい。鉄とコバルトとの
原子比は制限されず、4:1およびより以上であること
ができる。しかし一般に、上記主題の方法における02
〜C2゜オレフィン合成には、鉄−コバルト原子比は好
ましくは約4対1およびそれ以上であり、約7対1〜3
5対1がより好ましく、約19〜20対1が殊に好まし
い範囲である。
鉄−コバルト合金は還元雰囲気中で一般に約240℃お
よびそれ以上、好ましくは300〜400℃の高温で、
上記鉄−コバルトスピネルを還元することにより製造で
きる。還元は水素、Hz /COなど、およびそれらの
混合物を含む種々の還元ガスで行なうことができる。実
質上純粋な非炭化物化合金が望まれるとき、好ましくは
水素ガス単独が不活性キャリヤー媒質、例えばヘリウム
、ネオン、アルゴン、または窒素、中でCOの不在下に
一般に使用される。
合金は現場外で管反応器中で、または現場でフィッシャ
ー・トロプシュスラリープロセス中で製造することがで
きる。現場製造は上記スピネルがスラリー液体中に懸濁
されて還元されるとき、スラリー装置中で、好ましくは
水素雰囲気である還元雰囲気中で、約240℃またはよ
り以上の、好ましくは240〜300℃である高温で、
スピネルの合金への実質的な還元が生ずる十分な空間速
度、圧力および水素濃度で行なわれる。実質的な還元は
、X線回折図がα−鉄と事実上同型構造の図を示すとき
に完成される。
上記合金は前記02〜C2゜オレフィンを製造する主題
のフィッシャー・トロプシュスラリー法に有用な炭化物
化鉄−コバルト触媒の形成に有用である。
また本発明の主題は還元し炭化物化した鉄−コバルト合
金である組成物であり、1はX線回折法により測定する
とナガクラ他によりTrans、 ofthe Iro
n & 5teel In5t、 of Japan、
 vol、  8 、 p。
265 (196B)に記載されたFe5Ct (Ha
gg炭化物)と同型構造であり、5m/gより大きいB
ET表面積を有し、2はX線回折法により測定するとF
ezCrセメンタイト」と同型構造であり、5rrr/
gより大きい表面積を有する。
どちらの物質の表面積も約25〜20Qrrr/gであ
る場合に好ましく、殊に約60〜150rrr/gが好
ましく、ともに形成されたFe −Co炭化物および炭
化物化段階中に形成された表面炭素を含む。
鉄:コバルトの原子比はいずれの組成物にも制限がない
が、しかし一般に02〜C2゜オレフィンを製造する主
題の方法における使用には4:1またはより以上の、好
ましくは7:1〜35:1、殊に好ましくは約19〜2
0:1の範囲である。
Pe5C,と同型構造のX線回折図を有する炭化物化し
た鉄−コバルト合金は、前記鉄−コバルト合金を適当な
炭化物化雰囲気中で約400℃までの高温で炭化物化す
ることにより製造できる。500℃以上の温度はFe、
C、セメンタイト、と同型構造であるFe −Co炭化
物の形成に通ずる。
主題の還元し炭化物化した触媒の生成に使用できる炭化
物化雰囲気にはC01Co/水素、脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素などが含まれる。好ましい炭化物化雰囲気
はCo/水素である。Co/水素炭化物化雰囲気を用い
るとき、Co/水素の混合物は1:10〜10:1モル
容量比で用いることができる。カーバイド化目的に使用
する好ましい割合は1=1モル比である。
炭化物化段階は一般に約250℃またはより高い温度で
、好ましくは300〜400℃で行なわれる。合金を炭
化物化する好ましい方法は現場でフィッシャー・トロプ
シュ法に使用するスラリー液体中である。殊に好ましい
方法は炭化水素合成前に現場で1段階でスピネルをCo
/水素の混合物で処理して還元し炭化物化する場合であ
る。圧力は一般に約1気圧であり、約20〜20.00
0v / v 7時の空間速度は、物質がHagg炭化
物、Fe5Cz 、と同型構造になるとXvA回折法に
より測定できる出発鉄−コバルト酸化物を完全に炭化物
化するために選ばれる。この方法で生成されたHagg
型Fe−Co炭化物は一般式:Fe5− Lsix)y
 Co (S/3) ycz、を有し、また炭化物化プ
ロセス中に生じた表面炭素を含む。500℃以上の、好
ましくは500〜700℃の炭化物化温度は一般式、F
133−y Co、 C、の混合Fe −Co炭化物の
形成に通じ、それは一般に現場スラリープロセスに可能
であるより高い温度を使用できる現場外手順のもとで形
成される。
生じた炭化物は記載したフィッシャー・トロプシュスラ
リー法において02〜C2゜オレフィンを製造するため
の活性スラリー触媒である。
また上記合金および炭化物はスラリー装置とは別に製造
でき、発火性で取扱いに不便であるかもしれない、その
場合、その物質を発火性傾向を低下または排除する十分
な時間酸素に接触させることにより不動態化することが
できる。一般に不動態化プロセスに使用する酸素はヘリ
ウムのような不活性ガス流キャリヤー中で不動態化を生
ずる十分な時間使用される。一般に、これは好ましくは
室温で、完全な不動態化に必要なプロセスの効率を制御
し最大にするのに便利で容易な圧力および空間速度で行
なわれる。
また、本発明の主題は前記鉄−コバルトスピネル、鉄−
コバルト合金および還元し炭化物化した鉄−コバルトス
ピネル触媒を用いることによりC2〜C2゜オレフィン
を製造するフィッシャー・トロプシュ法である。
固定床プロセスを使用できるけれども、記載した触媒を
用いるフィッシャー・トロプシュ法を運転する好ましい
プロセス様式は微細粒度の、5M7g以上の高表面積の
触媒を液体炭化水素中に懸濁してCo/水素混合物を触
媒スラリーに通してCo/水素と触媒との間を良好に接
触させ炭化水素合成プロセスを開始し持続するスラリー
型プロセスである。
スラリープロセスの固定床プロセスに勝る利点は反応中
にフィッシャー・トロプシュ法で生ずる発生熱の良好な
制御があること、および連続的な再循環、回収および再
生手順を与えることを可能にすることにより触媒活性の
持続を良好に制御することである。スラリープロセスは
回分または連続サイクルで、および連続サイクルで運転
することができ、全スラリーを系中で循環し反応帯域中
の主生成物滞留時間の良好な制御を可能にすることがで
きる。
主題のプロセスは触媒または触媒前駆物質として上記物
質: Fe30aと同型構造の鉄−コバルトスピネル;
α−鉄と同型構造の鉄−コバルト合金;あるいはFe、
C,またはFe、Cと同型構造である還元し炭化物化し
た鉄−コバルト合金、のいずれも使用できる。物質はす
べて記載した効率を要求するスラリープロセスに適用で
きるために5’m2/gより大きいBET表面積を有さ
ねばならない。これらの物質はまた、使用前にその装置
とは別に製造することができ、あるいは現場でプロセス
の実施中に装置中で製造することができる。好ましい手
順はスピネルを高表面積形態で、別個の還元−炭化物化
段階でまたはCo/水素を高温で用いるような1還元−
炭化物化段階でスラリー液中現場で前処理する場合であ
る。物質、その性質およびその製造のそれぞれの十分な
論議は前に示され、繰返す必要はない。
プロセスに使用するスラリー液体は反応温度で液体であ
り、反応条件のもとで化学的に不活性でなければならず
、またCo/水素に対し比較的良好な溶剤であり、微粒
触媒に対し良好なスラリー化および分散化特性を有さね
ばならない。使用できる有機液体の代表的な種類は高沸
点パラフィン、芳香族炭化水素、エーテル、アミン、ま
たはそれらの混合物である。高沸点パラフィンはCIO
〜C5゜線状または枝分れパラフィン系炭化水素が含ま
れ、芳香族炭化水素には02〜C2゜単環および多環並
びに縮合環芳香族炭化水素が含まれ、エーテルには芳香
族エーテルおよびエーテル酸素が水素化されるのを立体
的に束縛する置換芳香族エーテルが含まれ、アミンには
第一級、第二級および第三級であることができる長鎖ア
ミンが含まれ、第一級アミンは好ましくは長さで少くと
もCI 2アルキル基を含み、第二級アミンは好ましく
は長さで07またはより大きい少くとも2つのアルキル
基を含み、第三級アミンは好ましくは長さでChまたは
より大きい少くとも3つのアルキル基を含む。スラリー
液体は分子構造中にNおよび0を含むことができるが、
しかしS% P% Asまたはsbはスラリープロセス
に有害であるのでそれらを含むことができない。有用な
特定の液体スラリー溶剤の代表的な例はドデカン、テト
ラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン、コサン、テト
ラコサン、オクタコサン、トドリアコンタン、ヘキサト
リアコンクン、テトラコンタン、テトラテトラコンタン
、トルエン、0−lm−およびp−キシレン、メシチレ
ン、C1〜C1□モノ−およびマルチ−アルキル置換ベ
ンゼン、ドデシルベンゼン、ナフタレン、アントラセン
、ビフェニル、ジフェニルエーテル、ドデシルアミン、
ジノニルアミン、トリオクチルアミンなどである。好ま
しい液体炭化水素スラリー溶剤はオクタコサンまたはヘ
キサデカ     □ンである。
液体炭化水素スラリー溶剤中に用いる触媒の量は一般に
スラリー液体500g当り乾燥触媒約io〜60gであ
る。好ましくは約30〜50gの乾燥触媒毎500gス
ラリー液体スラリーが使用され、それぞれ約5=1〜1
0:1重量比である。
スラリー液体および微粒触媒からなるスラリー系は、一
般に触媒の沈降を避け、ガスと液体相間の物質輸送制限
を排除するためにかきまぜてプロセス中、前処理中の良
好な分散を促進する。典型的な研究室装置では、かきま
ぜ速度は一般に約600〜1. 20 Orpm 、好
ましくは1. 000〜1.20Orpmの範囲で行な
われる。
Co/水素炭化水素合成運転の前に、還元し炭化物化し
た鉄−コバルト触媒は一般に装置中で窒素でパージして
反応性酸素含有ガスを除去することによりコンジショニ
ングし、次いでかきまぜながら温度を反応温度範囲に上
げる。次に系を、一般に炭化水素合成を妨害する表面金
属酸化物の存在の完全な除去を保証する十分な時間水素
処理にかける。
場合により、そして好ましくは触媒が現場で製造されれ
ば、水素処理は一般に必要でないか、または単に短時間
実施される。不活性ガス−水素コンジショニング段階中
の圧力および空間速度は臨界的ではなく、実際の炭化水
素合成において実際に使用される範囲で用いることがで
きる。
コンジシジニング段階の次にCo/水素フィード流がス
ラリー触媒室に導入され、次いで圧力、空間速度、温度
および水素/Coモル比が炭化水素合成条件に所望のよ
うに調整される。
プロセスにおいて水素およびCOは約10=1〜1:1
0モル比、好ましくは3:1〜0.5=1、殊に好まし
くは1:1〜2:1のモル比の気体フィード流中のモル
比で使用される。
プロセス中の温度は一般に約200〜300℃の範囲内
であり、好ましくは230〜270℃、殊に好ましくは
約240〜260℃である。より高い温度範囲もまた使
用できるが、しかしより軽質の生成物および多くのメタ
ンに通ずる傾向があリ、より低い温度もまた使用できる
が、しかしより低い活性およびろうの形成に通ずる傾向
がある。
プロセスに有用な圧力は一般に約3.5〜28kg/c
Id(約50〜400psig) 、好ましくは約4、
 9〜15. 8kg/c1)1 (約70〜225p
sig)の範囲で行なわれる。より高い圧力もまた使用
できるが、しかし、殊に低温との組合せで含ろう物質に
通ずる傾向がある。
プロセスに用いる空間速度は一般にガスフィード流約1
00〜4,000容量/スラリー中の乾燥触媒毎容量/
毎時であり、好ましくは約400〜1.’ 200 v
/v/時、殊に好ましくは800〜1,200V/V/
時の範囲である。より高い空間速度もまた使用できるが
、しかしより低いCO転化率となる傾向があり、またよ
り低い空間速度もまた使用できるが、しかしより多くの
パラフィン系生成物に通ずる傾向がある。
一般に、前処理後Go/水素フィード流を導入して炭化
水素合成を開始し、持続する。系中の前記触媒の使用に
より活性の持続は非常に良好であり、研究室規模、例え
ば前記触媒50gを500ccのスラリーで30日の連
続運転がCO転化率活性の重大な減退なく、良好なC2
〜CtOオレフイン合成活性を持続することが観察され
た。
C2〜CtOオレフインの実質量を与えて主題のプロセ
ス中に得られるCO転化率は、十分な02〜C2(lオ
レフィンの生成に対して約30〜80%、通常約50〜
60%の範囲である。
プロセス中に生ずる「全炭化水素」はC3〜約C4゜(
包括)炭化水素である炭化水素へのCO転化率の選択性
に関連する。全炭化水素転化率は一般に転化した全CO
の0〜50%およびより以上であり、残りにCO2に転
化する。
メタン以上を含む生成全炭化水素のC2〜CZ。
炭化水素パーセントは約60〜90重量%である。
生成02〜C2゜全炭化水素の生成02〜C2゜オレフ
ィンパーセントは約60〜70重量%である。
プロセス中に生ずるオレフィンは実質的にα−オレフィ
ンである。
CO転化の量を基にしたメタンへの選択率は生成全炭化
水素の約1〜10重量%である。好ましくは約5%、お
よび未満のメタンがプロセス中に生成する。
上記のようにプロセスにおけるC0g形成への選択率は
転化したCOの約10〜50%である。
好ましくは反応プロセス変量が、Cotの生成を最小に
し、メタン生成を最小にし、CO転化率を最大にし、C
2〜CtOオレフイン選択率を最大にして触媒系中の活
性持続を達成するように調整される。
−aにこの様式は、用いるスラリー液体がヘキサデカン
であり、用いる触媒がFez、 ascOo、 + 5
04/1%に、KzCO:lとして、であり、触媒/液
体重量比が401500であり、系が1.20Orpm
でかきまぜられ、前処理手順が現場で1段階で、9:1
のHz/Nzを用い220℃、大気圧、1.2QOV/
V/時の空間速度で5時間行なわれ、プロセスが1:1
の水素:00モル比、約245°Cの温度で、0.5〜
10. 5kg/cJ (7〜150psig)の圧力
で、1,000〜1,200v / v 7時の空間速
度で行なわれるプロセスの好ましい運転様式で得ること
ができる。上記変量範囲で上記プロセスを行なうことに
より効果的な活性持続および02〜C2゜オレフィンの
生成を達成することができる。
反応器から退出するプロセス中の流出ガスは、望むなら
ばさらにCO炭化水素合成のために反応器に再循環する
ことができる。
プロセス中の生成物を捕集する方法は当該技術によく知
られ、分別蒸留などを含む。生成物液体炭化水素および
気体流の分析法もまた当該技術に知られ、一般にガスク
ロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、高圧液体
クロマトグラフィーなどを含む。
好ましいプロセスに有用な装置は、水平または垂直型で
あり、触媒スラリーが停留または循環式である任意の普
通のスラリー型反応器である。ここに特に記載しない他
の装置はこの開示の理解から当業者に明らかであろう。
実施例 以下の実施例は発明者の意図する発明を実施する最良の
様式の例示であり、本発明の範囲および精神を制限する
ものと解すべきではない。
他に示さなければ生成物炭化水素の選択率重量%はC0
ff1を含まない基準で与えられる。
さらに、実施例8のデータは大規模スラリー装置を用い
て得られ、そのデータは報告したように、アルコール含
量について分析したことに注意すべきである。その前の
実施例はアルコール含量を分析または報告しなかったが
、それは小規模装置における全生成物の15%未満であ
ると合理的に信じられる。
実施例I Fez、 55cOo、 l seaスピネルの製造水
144cc中の硝酸第二鉄198.04gおよび水8C
c中の硝酸コバル)7.5gを混合した。
この溶液に、水酸化アンモニウム4’ 5 ccを含む
85%グリコール酸41.6gの溶液を加え、生じたア
ンモニウムグリコラート溶液のp旧よ約6.5であった
。アンモニウムグリコラート溶液はグリコール酸0.5
1モルを構成し、鉄およびコバルトを含む全金属とグリ
コール酸との約1対1モル比が生じた。アンモニウムグ
リコラート溶液は鉄およびコバルト塩を含み内容物をか
きまぜた溶液に加えた。生じた溶液を空気乾燥により蒸
発させた。室温で乾燥した後生じた固体はX線回折によ
り鋭い不連続反射がないので無定形物質であることを示
した。固体を空気中で350℃で2時間加熱した。生じ
た物質のX線回折図は、それがFe50゜と同形の単相
コバルト−鉄スピネルであることを示した。X線回折ピ
ークは高温度手順により得られた組成物に等しい物質に
比較して広げられた。
これは結果の得られた物質が非常に小さい粒度であった
ことを示した。生じた物質の表面積は約200rrr/
gであった。その物質の炭素分析は約0.15%の炭素
パーセントを示した。生じた物質を炭酸カリウムの水溶
液を用いて1グラム原子パーセントのカリウムを含浸し
、生じた含浸試料を125℃で乾燥した。生じた固体は
Fet、 5scOo、 +sOa/1%にの実験式を
有した。
合金の製造 上に得られた酸化物を15容量%水素/85%ヘリウム
の流れ中200 V/V/時(S HS V)で4時間
400°Cで還元した。ヘリウム中1%の酸素を室温で
1時間導入し物質を不動態化した。
生じた物質のX線はα−鉄と同型構造であった。
生じたBET窒素表面積は8rd/gであった。
炭化物の製造 上記還元した物質を400℃で、15容量%水素/80
%ヘリウム15%COの流れ中、200v / v 7
時で4時間処理した。この後試料を室温に冷却し、ヘリ
ウム中10%酸素を1時間導入して物質を不動態化した
。生じた物質のX線回折図はFe、O□と同型構造であ
った。その物質のBET窒素表面積は約1)8m/gで
あった。分析はその物質の約60〜70重量%が炭素で
あり、従って物質はFe4. ?5COO,zscz/
 1グラム原子%におよび表面炭素の複合体であること
を示した。
実施例2 3 Q Qcc parr C3TR(連続攪拌タンク
形反応器)であるスラリー反応器中へ、オクタコサン5
0gおよび実施例1に記載した高表面積スピネル5.0
gを装てんした。系を窒素で、次にH2でパージし、同
時に温度を室温から220℃に上げ、そこで系を水素雰
囲気中に、60Qrpmで1時間撹拌しながらこれらの
条件下に保持した。次いで系を、反応温度を270℃に
、Ht / G O容量比を1:lに、空間速度をガス
フィード流1200 v/v乾燥触媒/時に、圧力を4
.9kt/cal(70psig)に、およびスラリー
かきまぜ速度を60Orpmにオクタコサン溶剤中で調
整することによりCO水素化反応条件下に置いた。反応
器からの流出ガスをHP−584OA製油所ガスアナラ
イザーによりモニターLCO転化率および炭化水素性成
物の性質を測定した。結果は表I中高表面積スピネルの
下に「酸化物」として示される。
さらに、スラリー液体中へ装てんする前に(1)現場外
還元および(2)現場外還元/炭化物化したスピネルを
基にして試験を行なった。結果は表にそれぞれ「還元」
および「還元/浸炭」として特定前処理条件とともに示
される。実質的に同じ条件のもとで運転した対照および
低表面積スピネルもまた示される。
示した比較試料、FezO=はAlpha Chemi
calsから入手され、10rrr/g未満のBET表
面積を有した。
示した比較試料、Fez、 5scoo、 rsOa/
1%K、はFezO1、Fe金属およびCO*Oaの適
切なモル比の均質混合物を800〜1.000℃で24
時間真空排気した密閉管中で焼結することにより製造し
た。
固体を捕集し、粉砕し、ペレットにし、次いで焼結手順
を繰返した。得られた固体を粉砕し、次いで水性炭酸カ
リウムで含浸し、次に乾燥炉中125℃で数時間乾燥し
た。得られた固体の表面積は約0.3耐/gであった。
この実施例に見られるように、高表面積スピネルから製
造した触媒は、従来の鉄酸化物触媒より高い活性および
02〜C4オレフィン選択率を与えた。
実施例3 実施例2の触媒、装置、触媒前処理および一般CO水素
化手順を用い、表■に示したように、変更したCO水素
化条件を250℃で2:1のH2:COで用いて繰返し
た。
λ口 実施例4 実施例2に記載した触媒、装置、触媒前処理および−I
CO/水素化手順を用い、表■に示した特定プロセス条
件を用いて次の試験を行なった。
m−且 co転化率、%      4544 CO□への00%     −− HCへの00%      −− 選択率、重量% CH41,92,0 02〜C,8,38,4 Cs+         32.3    23.6c
 O257,066,0 条件: 250℃、1200v/v−触媒/時、1:I
  H,:C014,9kg/col(70psig)
 、600RPM 、オクタコサン溶剤。触媒は300
+’Cで現場外H2処理、次に350 +’Cで現場外
Hz / CO処理し完全還元−浸炭、次に酸素不動態
化にかけた。
表■の結果は低および高表面積Fe −Coスピネルか
ら製造した触媒が、それらをともに現場外で完全に前還
元し浸炭したときに匹敵する性能を与えることを示す。
低表面積前駆物質から得た触媒は前記反応条件のもとで
高表面積前駆物質から生じた触媒より多くのCO□およ
び少ないC2十炭化水素を生じた。
実施例5 実施例2に記載した触媒、装置、前処理および一般CO
水素化手順を用い、表■に示した特定プロセス条件のも
とて試験を行なった。
表−IV− CO転化率%   64   42   65CO□へ
の00% 36   24   39HCへの00% 
 28   18   26選択率、重量% CH,3,64,15,I Cs”       26.6  25.6  18.
8Cot      56   56   60(1!
I)  Pet、 5scOo、 +sO*/ 1%K
、100 + rd / g 。
(b)  Aと同様、しかし1rrf/g未満(C)表
面積=100+rrf/g 条件:250℃、1200v/v−触媒/時、2  :
  I   Hz  : Co、  4. 9kg/r
rr  (70psig) 、600RPM 、オクタ
コサン、300+’CでHz、次いで350+’CでH
2/Co中現場外処理。
見られるように、現場外で完全に還元し炭化物化したF
e −GoおよびFeスピネル前駆物質から生じた触媒
はCO水素化条件のもとで匹敵する活性を示した。しか
し、Fe −Co基系は、Feのみの類似体に比較した
ときより少ない望ましくないCH,およびCO□、並び
に02〜C4留分を生じた。
高および低表面積スピネル前駆物質からのFe −Co
触媒、試験AおよびB、の比較は、高表面積前駆物質が
低表面積前駆物質よりも、両触媒を現場外で前還元/炭
化物化したときにα−オレフィンのより高い収率および
より少ないメタンを生じたことを示す。同様の結果は実
施例4に示した。
実施例6 実施例2に記載したスピネル触媒、装置および〜般CO
水素化条件を用い、次の試験を表■に示した特定現場前
処理および炭化水素合成プロセス条件を用いて行なった
CO転化率%      60    8CO2への0
0%     36     5.2HCへの00% 
     24     2.8選択率、重量% CH,1,84,O C2〜C,8,015 C,+         30,2 1)Co2   
     60.0  65条件= 250℃、1,2
00V/V−触媒/時、2:I   H,:C014、
9kg/aJ(T。
PSig) 、600RPM 、オクタコサン、触媒は
反応器に酸化物として装てんし、現場で使用前にH2で
7 kg/aJ (100psig)で、200℃で1
時間処理した。
見られるように、コバルトを添加した、および添加しな
い高表面積スピネルから得た触媒は、スラリー反応器条
件のもとで直接現場で使用し前処理したときに実質的に
異なる活性を表わした。Fe−Co触媒はFeのみの触
媒より約5倍も高い活性である。Fe −Co触媒はま
たFeのみの触媒より少ないCHaおよびCO□を生じ
、α−オレフィンに冨むCt ”” C4留分を生ずる
実施例7 実施例2に記載した触媒、装置、前処理および一般CO
水素化手順を用い、次の試験を1.0および2.0のH
g/Go比で行なった比較試験を含めて表■に示した特
定峯件を用いて行なった。
表−一一一一■ CO転化率、%  44  28  55   54H
,/Co       1.0  2.0  1.0 
  2.OCO,への00% 26  15  34 
  34HCへの00%  18  13  21  
 200選択率重量% CH,1,81,02,22,4 C2〜C,1),15,010,91),IC、+  
            28.1   41.0  
 24.8    23.5co259  53  6
2   63条件:270℃、1 : I  H2:C
0,1200v / v−触媒/時、4. 9kg/m
 (70psig) 、600rpm t、触媒は現場
外でH22B2O3で12時間および400℃で24時
間前還元した。
(a)  初期スピネル表面積−約100rrr/g。
山) 初期スピネル表面積−約10Onf/g。
実施例8 実施例2に記載した前処理および一般CO水素化手順を
用い、次の試験を下記特定の触媒およびCO水素化条件
を用いて行なった。
実施例2に記載したスピネルFew、 ascoo、 
I sO+71%K、を実施例2に記載した手順と同様
に現場外で還元し炭化物化した。1:1ニアモル比で水
素/CO/ヘリウムフィード流を350℃および約30
0v/v/時で24時間用いた。粉末X線回折分析は生
じた物質がHaag炭化物、Fe5C,、と同型構造で
あったことを示した。その物質の゛元素分析はそれが、
約19=1の原子比のFeおよびCo、並びに約60〜
70誓景%の炭素を含むことを示した。物質の表面積は
約180〜2 Q Orrf/gであると測定された。
触媒(触媒容140cc)を表■に示した条件下、CO
水素化における2つの異なる圧力のもとて運転した。
用いた装置はMagnedrive・(登録商標)頭お
よび内部ガス再循環を備えた1)攪拌タンク形反応器(
316s、s、、)であった。
CO転化率、%     2453 CO2への00%    1)23 HCへの00%     1330 圧力、kg/cn (psig)   5.3(75)
   10.5(150)選択率、重量% CH44,94,7 Cz =Cto=     59.3     53.
2CI   CIOアルコール  ?、8     1
).5C2゜’  Cto。26.2     20.
6cwt”          痕跡    10.6
条件: 240℃、1 : IH! /Co、1,00
0v / v 7時、1.20ORPM、100〜15
0時間運転。
昭和  年  月  日 **ii* 、t xt   ”2   適1、事件の
表示    昭和60年特許願第23351号2、発明
の名称  高表面積の鉄/コバルトフィッシャー・トロ
プシェ触媒の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 4、代理人 6、補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の欄
(1)  明細書、第14頁の第2行と第3行の間に下
記のとおり加入する。
[使用される組成物は少くとも2種の鉄−コバルトスピ
ネルが存在するスピネル混合物からなることができ、F
e3O4と同型構造であり、5−/−より大きい表面積
を有し、かつ]二二人ピネルは個別に4対1またはより
高い異なった鉄−コバルト原子比を有する。」(21同
書、第26頁第3〜5行の1連続サイクルで、・・・・
・ことができ、′を「連続サイクルで運転することがで
き、連続サイクルで運転する場合には、」と訂正する。
(3)  同書の記載を下記のとおり訂正する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不担持の第 I A族または第IIA族金属塩促進剤
    添加した鉄−コバルトスピネルまたはその混合物を含み
    、前記スピネルがFe_3O_4と事実上同型構造の単
    相粉末X線回折図を表わし、5m^2/gより大きいB
    ET表面積および4対1またはより大きい鉄−コバルト
    原子比を有する組成物。
  2. (2)表面積が約50m^2/gまたはより大きい、特
    許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  3. (3)表面積が約100〜300m^2/gの範囲内に
    ある、特許請求の範囲第(2)項記載の組成物。
  4. (4)スピネルが式、Fe_xCo_yO_4(式中、
    xおよびyは0以外の整数または少数の値であり、x+
    yの和は3であり、x/yは4:1または以上である)
    を有する、特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  5. (5)比、x/yが約7:1〜35:1の範囲内にある
    、特許請求の範囲第(4)項記載の組成物。
  6. (6)比、x/yが約19〜20:1である、特許請求
    の範囲第(5)項記載の組成物。
  7. (7)スピネルが式、Fe_2_._8_5Co_0_
    ._1_5O_4を有する、特許請求の範囲第(4)項
    記載の組成物。
  8. (8)さらに、Fe_3O_4と同型構造であり5m^
    2/gより大きい表面積を有する少くとも2つの鉄−コ
    バルトスピネルが存在し、前記スピネルが4:1または
    より以上である異なる鉄−コバルト原子比を有するスピ
    ネルの混合物を含む、特許請求の範囲第(1)項記載の
    組成物。
  9. (9)促進剤試薬が金属含量の全グラム原子を基にして
    金属イオン約0.1〜10グラム原子パーセントで存在
    する、特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  10. (10)特許請求の範囲第(1)項記載の組成物の製造
    方法であって、 (a)少くとも1つのα−ヒドロキシ脂肪族カルボン酸
    の鉄およびコバルト塩の混合物で、前記酸と遊離金属と
    してとった前記鉄およびコバルトの全モル数とのモル比
    が約1:1またはより以上であり、前記混合物中の遊離
    金属としてとった鉄:コバルトの原子比が2:1より大
    きい混合物を含む液体溶液を蒸発させて無定形残留物を
    生成させ、 (b)前記残留物を高温で、粉末X線回折法により測定
    するとFe_3O_4と同型構造の少なくとも1つのス
    ピネル相を表わす鉄−コバルトスピネルを生ずるのに十
    分な時間か焼する、 段階を含む製造方法。
JP60023351A 1985-02-08 1985-02-08 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法 Granted JPS61185336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60023351A JPS61185336A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60023351A JPS61185336A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185336A true JPS61185336A (ja) 1986-08-19
JPH0578383B2 JPH0578383B2 (ja) 1993-10-28

Family

ID=12108160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60023351A Granted JPS61185336A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61185336A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270858A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nippon Oil Corp オレフィンに富む炭化水素を製造するための触媒
JP2009519123A (ja) * 2005-12-16 2009-05-14 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 炭化水素合成触媒の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270858A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nippon Oil Corp オレフィンに富む炭化水素を製造するための触媒
JP2009519123A (ja) * 2005-12-16 2009-05-14 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 炭化水素合成触媒の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0578383B2 (ja) 1993-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557959B2 (ja) 炭化鉄ベース触媒を用いるh▲下2▼及びco▲下2▼からのアルコール及びオレフィンの製造法
EP0527032B1 (en) Catalyst for fischer-tropsch process
US5140049A (en) Method for producing olefins from H2 and CO2 using an iron carbide based catalyst
EP0216972B1 (en) Fischer-tropsch process with cobalt-promoted catalysts
US5248701A (en) Substituted cobalt catalysts for Fischer-Tropsch synthesis
US4618597A (en) High surface area dual promoted iron/managanese spinel compositions
EP0261288B1 (en) High surface area dual promoted iron/manganese spinel compositions and their use for catalyzing conversion of co/h2 mixtures to alpha olefins
US5118715A (en) Selective fixed-bed fischer-tropsch synthesis with high surface area Cu and K promoted, iron/manganese spinels
US3404100A (en) Methane production using a promoted catalyst
US4584323A (en) Fischer-Tropsch hydrocarbon synthesis with copper promoted iron/cobalt spinel catalyst
US4518707A (en) Process for preparing high surface area iron/cobalt Fischer-Tropsch slurry catalysts
US4544671A (en) Process for preparing high surface area iron/cobalt Fischer-Tropsch slurry catalysts
CN112169817B (zh) 一种钙钛矿型复合载氧体和应用
US4607020A (en) Copper promoted iron/cobalt spinels and their preparation
JPS6274990A (ja) コバルト促進触媒を用いるフイツシヤ−・トロプシユ法
US4621102A (en) Fischer-Tropsch hydrocarbon synthesis with high surface area Cu and K promoted reduced-carbided iron/manganese spinels
JPS61185336A (ja) 高表面積の鉄/コバルトフイツシヤ−・トロプシユ触媒の製造方法
US4537867A (en) Promoted iron-cobalt spinel catalyst for Fischer-Tropsch processes
US2567296A (en) Preparation of a fischer-tropsch catalyst
Linehan et al. Effects of iron-oxygen precursor phase on carbon-carbon bond scission in benzyl (naphthylbenzyl) methane
JPS61200856A (ja) コバルトにより促進されたフイツシヤ−−トロプシユ触媒
EP0446035A2 (en) Process for slurry fischer-tropsch hydrocarbon synthesis with high surface area reduced-carbided iron/manganese catalysts
US2567297A (en) Preparation of a fischer-tropsch catalyst
CA1249605A (en) Fischer-tropsch process with cobalt-promoted catalysts
CA1239924A (en) Process for preparing high surface area iron/cobalt fischer-tropsch catalysts

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees