JPS61184246A - 耐食性チエ−ン - Google Patents

耐食性チエ−ン

Info

Publication number
JPS61184246A
JPS61184246A JP2229285A JP2229285A JPS61184246A JP S61184246 A JPS61184246 A JP S61184246A JP 2229285 A JP2229285 A JP 2229285A JP 2229285 A JP2229285 A JP 2229285A JP S61184246 A JPS61184246 A JP S61184246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium
pin
base material
chain
bush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2229285A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Yokoi
横井 光明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Daido Kogyo Co Ltd
Priority to JP2229285A priority Critical patent/JPS61184246A/ja
Publication of JPS61184246A publication Critical patent/JPS61184246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/06Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、水中や野ざらし状態の腐蝕環境下で使用さ
れるローラチェーンの改良に関する。
(従来の技術) チェーンは一般的には、ピンとブシュて軸受部を構成し
、互いに回転摺動するが、耐耗性・耐食性が要求される
チェーンとしては十分なものではない。ピン・ブシュを
Crメッキして使用されることもあるが、メッキを施し
た場合、ピンとブシュで構成される軸受部は、チェーン
屈曲の繰返し反復運動で表面に付着したCrNを容易に
剥離したり、一端部分的剥離が起ると、全体を早期に剥
離させることがあり、硬いCrの粉末は該軸受部材の鋼
にも悪影響を及ぼすこととになる。
(発明が解決しようとする問題点) 耐腐蝕性を向上するためには13クローム系ステンレス
鋼や、18−8ステンレス鋼は好適とは言えるが、耐摩
耗性に重要な硬さをみると一般チェーンの浸炭焼入れ・
焼もどしの後の硬さに比較して、はるかに劣り、その素
材は一般鋼材に比して高価であることと、量産における
プレス加工性が劣ることがあげられる。そのため、耐摩
耗性を犠牲にしながら、耐腐蝕性チェーンは製造されて
おり、材料費が高価であるためチェーン価格も高くなる
欠点を有していた。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、チェーンの寿命は摩耗伸ひ、ピン又はリンク
プレートの折損破壊等により決定される。しかしながら
、水中や野ざらし状態で使用されるチェーンにあっては
、前記摩耗や破壊だけでなく腐蝕が重なり、チェーンの
使用寿命を短くすることがあり、鋼製チェーンにあって
は発錆は致命的な寿命の短縮につながる。
例えば、実公昭50−3891号公報にみるようにピン
を13クローム系ステンレススチールとし、ブシュおよ
びローラを18−8ステンレススチールとして、ピンリ
ンクプレートおよびローラリンクプレートを合金鋼とし
て各構成要素の寿命が調和するチェーンも採用されてい
る。また、従来から使用されているチェーンとして、全
部品が18−8ステンレス鋼でなっているチェーンや、
全部品が13クローム系ステンレス鋼からチェーンをつ
くることもあった。これらのチェーンは、本発明の耐腐
蝕性の向上という点からみてかなり改善されるが、肌焼
鋼を用いて浸炭処理を施した従来チェーンにおけるピン
・ブシュに比較して機械的摩耗が著しい。
すなわち、耐腐蝕性を重視するため、摩耗性を無視した
ためであり、本発明に係るチェーンは耐久性向上にステ
ンレス鋼を使用せず、中高炭素鋼、中高炭素合金鋼肌焼
合金鋼などの鋼材を使用し、部品に成形後(肌焼鋼に於
いては浸炭後)その軸受部品表面に耐腐蝕性の高い物質
を冶金学的に統合させ焼入れ・焼戻しを行うことで、耐
摩性と耐食性を両立させ更に強靭性をも備えたものとし
ている。即ち、焼戻しに於いては肌焼鋼に比へて高温で
十分に戻すことができるので強靭鋼としての性能が確保
され、普通チェーンに比へ強力チェーンとなっている。
ここで、上記耐食性の高い物質とは、非常に安定性の高
いセラミックであり、該セラミックをピン、ブシュ外表
面にコーティングしたものである。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
(実 施 例) 第1図は一般的なローラチェーンであり、外リンクプレ
ート(1)、内リンクプレート(2)、ピン(3)、ブ
シュ(4)及びローラ(5)で1ピツチを構成し、互い
に連結して成っている訳であり、上記ピン(3)、ブシ
ュ(4)は第2図、第3図に示すごとく円柱状及び円筒
状をなしている。
ところで、該ピン(3)の外表面、及びブシュ(4)の
外表面、内表面には薄いセラミック層(6)がコーティ
ングされる。セラミックにも多種・多様の種類が存在し
ており、本発明において使用されるセラミ・ンクは窒化
チタン(TiN)若しくはチタンカーバイト(TiC)
であり、該セラミックが母材表面に蒸着される。該蒸着
方法には一般に化学蒸着と物理蒸着が採用されており、
上記化学蒸着法として知られている例をあげるとピン(
3)やブシュ(4)を多数炉内に入れて、1000℃程
度に加熱し、該炉内に反応ガスとして四塩化゛チタン(
Tic14)ガスを導入し、さらにキャリヤカスとして
水素(■2)を用いる。そうすると母材内部の炭素(C
)と母材表面に析出した反応ガス中のチタン(T1)が
結合してチタンカーバイト (TiC)となり、該母材
表面にチタンカーバイト (TiC)層が形成される。
この層は母材との間で拡散作用があり、硬質クロムメッ
キ等に比へはるかに秀れた密着力を有している。
又、窒化チタン(TiN)層も上記ガスの他に窒素ガス
を導入することで形成することができ、時にはチタンカ
ーバイト(TiC)と窒化チタン(TiN)層を交互に
重ねることもできる。このようなセラミックコーティン
グが適用されるものはローラチェーンのみでなくサイレ
ントチェーンのピン、父方いに転がり接触をなす割ピン
等にコーティングすることができ、以下に述べる特有の
舶来を得ることができる。
(効  果) (1)窒化チタン(TiN)及びチタンカーバイト(T
iC)は化学的に極めて安定しており、耐食性が高く水
中や野ざらし状態で使用しても腐蝕することはなく、チ
ェーン耐久性を大幅に向上する。
又、チタンカーバイト(TiC)及び窒化チタン(Ti
N)はともにビッカース硬度2000以上であり、互い
に摺動する面、並びに接触面に上記硬質層が形成される
ことは必然的に耐摩性をも大きく向上させ、チェーン伸
び対策として採用することも可能である。
(2)窒化チタン(TiN)は金色を呈し、金メッキ同
等のものとして装飾用として用い得る。又、上記のごと
く窒化チタン(TiN)は金メッキ層のような軟らかい
ものではなく硬度が高いためキズが付かず、しかもメッ
キとは異なり付着力がよいので剥離することなく、耐食
性も非常によく、さらに上記色の加減をもコントロール
してコーティング可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はローラチェーンで第2図、第3図は該ローラチ
ェーンな構成するピン及びブシュな表している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブシュおよびローラとローラリンクプレートでなるロー
    ラリンクと、ピンおよびピンリンクプレートとでなるピ
    ンリンクとを交互に連結して一連のチェーンとする鋼製
    ローラチェーンにおいて、すくなくともブシュおよびピ
    ンにチタンカーバイト(TiC)、又は窒化チタン(T
    iN)をコーティングし、該ブシュとピンとで軸受部材
    を構成したことを特徴とする耐食性チェーン。
JP2229285A 1985-02-06 1985-02-06 耐食性チエ−ン Pending JPS61184246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2229285A JPS61184246A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 耐食性チエ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2229285A JPS61184246A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 耐食性チエ−ン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61184246A true JPS61184246A (ja) 1986-08-16

Family

ID=12078671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2229285A Pending JPS61184246A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 耐食性チエ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61184246A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0869296A3 (en) * 1997-04-03 1999-01-13 Eastman Kodak Company Apparatus and method for spooling strips of web
EP0869297A3 (en) * 1997-04-03 1999-01-20 Eastman Kodak Company Ceramic chain drive system
EP1219861A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-03 BorgWarner Automotive K.K. Chain pin and method of manufacturing same
GB2388415A (en) * 2002-04-10 2003-11-12 Tsubakimoto Chain Co Wear resistant chain
WO2003093698A1 (de) 2002-05-02 2003-11-13 Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co. KG Gelenkkette mit nitriertem gelenkbolzen
WO2004036082A3 (de) * 2002-10-17 2004-10-14 Winklhofer & Soehne Gmbh Verschleissarmes kettengelenk
WO2005090824A1 (de) * 2004-03-19 2005-09-29 Daimlerchrysler Ag Gelenkkette und verfahren zu deren herstellung
CN103161881A (zh) * 2011-12-12 2013-06-19 雅邦企业股份有限公司 链条组件的强化结构

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0869296A3 (en) * 1997-04-03 1999-01-13 Eastman Kodak Company Apparatus and method for spooling strips of web
EP0869297A3 (en) * 1997-04-03 1999-01-20 Eastman Kodak Company Ceramic chain drive system
EP1219861A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-03 BorgWarner Automotive K.K. Chain pin and method of manufacturing same
GB2388415A (en) * 2002-04-10 2003-11-12 Tsubakimoto Chain Co Wear resistant chain
GB2388415B (en) * 2002-04-10 2005-05-11 Tsubakimoto Chain Co Wear resistant chain
WO2003093698A1 (de) 2002-05-02 2003-11-13 Joh. Winklhofer & Söhne GmbH und Co. KG Gelenkkette mit nitriertem gelenkbolzen
WO2004036082A3 (de) * 2002-10-17 2004-10-14 Winklhofer & Soehne Gmbh Verschleissarmes kettengelenk
WO2005090824A1 (de) * 2004-03-19 2005-09-29 Daimlerchrysler Ag Gelenkkette und verfahren zu deren herstellung
CN103161881A (zh) * 2011-12-12 2013-06-19 雅邦企业股份有限公司 链条组件的强化结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030192299A1 (en) Wear resistant chain
US20060126985A1 (en) Rocker arm bearing
JP2975347B2 (ja) 中炭素合金チェーンピンの表面硬化法及びチェーンピン
JPS61184246A (ja) 耐食性チエ−ン
JP2002286115A (ja) 高強度歯車及びその製造方法
DE102006052869A1 (de) PVD-Hartstoffbeschichtung von Kettengelenkteilen
JPH0571663B2 (ja)
US20050176539A1 (en) Sprocket chain comprising nitrated joint pins
JP2004052973A (ja) ローラチェーン
JP2007298056A (ja) 防食性ローラチェーン
US20050090348A1 (en) Roller chain
CN102115865A (zh) 一种粉末冶金零件的表面处理方法
JPH05163582A (ja) 表面処理方法
US10030773B2 (en) Piston ring
JPH06341442A (ja) 耐食性転がり軸受
JP5370808B2 (ja) 耐摩耗性TiN膜およびその形成体
US20040099344A1 (en) Heat-treating method for improving wear-resistance and corrosion-resistance of chromium-plated steel substrate
JPS6131183B2 (ja)
JP4456396B2 (ja) 硬質炭化物層の形成方法、並びにこの形成方法により得られたローラーチェーン及びサイレントチェーン
US4853284A (en) Mechanical part
JPS6217364A (ja) 内燃機関の燃料噴射ノズル
US20220032357A1 (en) Coated die for use in hot stamping
JP2011064218A (ja) 耐摩耗性チェーン
GB2406891A (en) A transmission chain
KR101456685B1 (ko) 금속 부품의 고경도 표면코팅 방법