JPS6118269A

JPS6118269A - 電子カメラ装置

Info

Publication number: JPS6118269A
Application number: JP59139472A
Authority: JP
Inventors: Tetsushi Takaba; 鷹羽　哲史
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1984-07-04
Filing date: 1984-07-04
Publication date: 1986-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はシャッタのチャージ動作とヘッド送り動作を同
時に行うよ５にした電子カメラ装置に関する。

（従来の技術）電子カメラ装置はＣＯＤ等の撮像索子によって光学情報
を電気信号に変換し、変換された電気信号を磁気ディス
ク等の情報記録媒体に記録するものである。情報記録媒
体に記録された画像情報は、必要に応じてＣＲＴ等の表
示装置で可視画像として再生することができ、場合によ
ってはプリンタ等の記録装置でハードコピーすることも
できる。

このように、電子カメラ装置は従来のフィルムに記録す
る方式のカメラに比較してシステムとしての拡張性があ
り、近い将来曽及することが期特されている。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、従来のこの種の装置においては、シャッタの
チャージ動作とヘッド送り動作はそれぞれ独立しており
、通常シャッタのチャージを行った後、ヘッド送りを行
うようになっている。このように、各動作をシーケンシ
ャルに行うため、連続撮影を行う場合にも一定の時間的
制約があり、高速の連写ができなかった。

本発明は、このような点に鑑みてなされたちので、その
目的は、高速の連続撮影ができる電子カメラ装置を実現
することにある。

（問題点を解決するための手段）前記した問題点を解決する本発明は、カメラ本体に装着
した情報記録媒体に画像情報をヘッドを介して電気信号
として記録する電子カメラ装置において、シャッタのチ
ャージ用駆動源とヘッド送ヘッド送り動作を同時に並行
して行うように構成したことを特徴とするものである。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示す機械的構成図である
。図において、ヘッド１を備えたヘッド台２は、カメラ
に固設したシャフト３ａと３ｂを案内として上下方向に
摺動可能となっているが、圧６縮ばね４によって常に上
方、即ち１、初期位置の方向に付勢されている。

又、外周部に歯６ａをもつセクタ６は、カメラに固定し
た軸７を支点としｔし回動可能となっているが捩りばね
８によって常に反時計方向に付勢されている。

更に、前記ヘッド台２の背面には、該ヘッド台２に固設
した軸２ｂを支点として自由に揺動できるレバー９が取
付けられ、該レバー９の折曲部９ａに設けたねじ穴に、
前記ヘッド台２に一体に設けた立上り部２Ｃの穴に通し
たボルト１０が螺合している。

かかる状態にある前記レバー９の長穴には、前記セクタ
６に固設したビン６ｂが嵌入しているので前記ヘッド台
２と前記セクタ６の相対位腰は、　　−前記ボルト１０
を回転することによって微細に調節され、圧縮ばね１１
のばね力によって調節位置が変動しないよう保たれてい
る。

一方、カメラに固設した軸１３には、前記セクタ６の歯
６ａと噛合うビニオン１２と、該ビニオン１２と一体の
ラチェット歯車１４と、更にその背面にラチェット１５
を軸１６で支持した送り板１７とを何れも回動自在に設
けてあり、前記ラチェット１５は捩りばね１８によって
時計方向に付勢され前記ラチェット歯車１４を反時計方
向に回転するべく機能づけられている。尚、前記ラチェ
ット歯車１４の１歯当りの回転角は、前記ビニオン１２
．セクタ６を介してヘッド台２に伝達され、前記ヘッド
１に１トラツク相当の移動」を与えるよう構成されてい
る。

又、前記ラチェット歯車１４には、軸１９を支点として
引張ばね２０によって反時計方向に付勢されたストップ
爪２１が係合し、前記ラチェット１５の作動４８ｆ＠時
にラチェット歯車１４が逆転しないよう係止する作用を
している。更に、前記ラチエット１５及びストップ爪２
１のそれぞれの端部１５ａ、２１に臨むビン２２ａを備
えたアーム２２が、軸２４を支点として引張ばね２３に
よって時計方向に付勢されているが、ビン２２．ｂが第
２図に示す如き本発明によるカセットホルダ４１に従動
するカム板２５のカム部２５ａに押圧されて前記端部１
５ａ及び２１ａから離間した状態を保っている。

即ち、第２図＜ａ　＞と、そのＡＡ断面を示した第２図
（ｂ）におけるカセットホルダ４１は、カメラに固設し
た軸４２を支点とし、引張ばね４３によって反時計方向
に付勢されたジャケットＪの装填容器であるが、その゛
内部４１ａにジャケットＪを収容しジャケットＪの位置
を規制した後、時計方向に回転して図示の状態に係止さ
れることによりカメラに装填される。

ジャケットＪが装填されて閉扉した状態では、前記カセ
ットホルダ４１に固着したビン４１ｂが、カメラの基板
４４に設けた一対のビン４４ａに沿って摺動するカム板
２５を、該カム板２５の溝２５ｂを介して左方に移動さ
せた状態としているので、前述した如くカム部２５ａの
頂部が前記アーム２２のビン２２ｂを押圧する位置を占
めている。

一方、前記送り板１７に設けた長穴１７ａには、カメラ
に固設した複数の案内軸２７を摺動する長穴２６ａをも
つスライド板２６の端部に備えたビン２６ｂが嵌入して
いる。又、前記スライド板２６はその上に設けた穴にそ
の一端が取付けられた引張ばね２８によって常に左方向
に付勢されている。

尚、前記スライド板２６は、モータ３３によって回転さ
せられるカム２９によって図の矢印方向に移動させられ
るよう−になっている。即ち、モータ３３の回転は、回
転軸３４に固着された歯車３２と、カム２９の回転軸３
１に固着された歯車３０との噛合わせによりカム２９に
伝達される。スライド板２６には、図に示すように矩形
の切抜き部３５が設けられ、この切抜き部３５にカム２
９が摺め込まれる。そして、カム２９の先端が切抜き部
３５の内面２６ｃに当接して、スライド板２６を矢印方
向に移動することができるようになっている。３６はス
ライド板２６の背部に載置されたシャッタユニット、３
７はスライド板２６、が矢印方向に移動したときに、移
動位置を検知するスイッチである。

図において、シャッタユニット３６のシャッタチャージ
１回分と、ヘッド送り用歯車及びカム３０．２９の１回
転（ヘッド１トラック分の送り）が同じになるように歯
車３２と３０の歯車比は設計されている。更に、スイッ
チ３７がオンになる位置は、ラチェット歯車１４が１歯
送られた位置でオンになるように調節され、このとぎ、
該スイッチ３７の接点のオン信号でモータ３３が停止す
るようになっている。

このように構成された装置の動作を第３図に示すタイミ
ングチャートを参照しながら詳細に説明する。図におい
て、（イ）はモータ３３の動作を、（ロ）はシＶツタの
チャージ状態を、（ハ）はスライド板２６の動きを、（
ニ）はスイッチ３７の動作をそれぞれ示している。（イ
）において、１１１　Ｉ＋レベルが回転状態を、１１０
　Ｉ＋レベルが停止状態を、（ハ）において、上方向が
スライド板２６の右方向への移動を、下方向が左方向へ
の移動を、（ニ）において“１″レベルが接点オンを、
“０°ルベルが接点オフをそれぞれ示している。

ヘッド１が１トラツクの記録を終了すると、時刻ｔ１に
おいて第３図（イ）に示すようにモータ３３がオンにな
る。このモータ３３の回転は、歯車３２及び歯車３０を
介してカム２９に伝わる。

そして、カム２９が矢印方向に回転する。カム２９はス
ライド板２６の内面２６ｃに当接し、第３図（ハ）に示
すようにスライド板２６を右方向（第１図の矢印方向）
に移動させる。同時にモータ３３は、第３図（ロ）に示
すようにシャッタユニット３６に作用して、該シャッタ
ユニット内のシャッタのチャージ動作も並行して行う。

この結果、スライド板２６のピン２６ｂが、送り板１７
を反時計方向に回転し、該送り板１７上のラチェット１
５がラチェット歯車１４を反時計方向に回転させる。

この場合、スライド板２６は、ラチェット１５に、クチ
１ツト歯車１４の１歯相当分の回転を伝達するように、
予めスイッチ３７によって規、制されている。駆動モー
タ３３が所定回転すると、シャッタはチャージされ、該
シャッタのチャージ動作は、第３図（〔１）に示づ゛よ
うに時刻ｔ２で終了１゛る。そして、ｈムク９の回転に
よりスライド板２６が右方向に移動する。スイッチ３７
はラチェツト歯が１歯送られた位置で接点がオンになる
ように調整されてい−る。即ち、スライド板２６が右方
向に移動すると、その一端がスイッチ３７の接点に当接
し、この時点で後述するヘッド送りが終了し、スイッチ
３７の接点がオンになり、この位置がラチェツト歯が丁
度１歯送られた位置に相当することになる。

第３図（ニ）に示すように、時刻ｔ３でヘッド送りが完
了しスイッチ３７の接点がオンになると、この接点信号
がモータ３３に送られ、時刻ｔ４で該モータ３３の動作
を停止させる。このとき、シャッタのチャージ動作は、
第３図（ロ）より明らかなように完了している。時刻ｔ
４でモータ３３へのパワーの供給はストップされるが、
モータの慣性のために実際にモータ３３が停止するのは
時刻ｔ５である。次にヘッド送り゛動作について説明す
る。

モータ３３の回転によってスライド板２６が右方向に所
定位置まで移動すると、前記ラチェツト歯１ｔ１１４は
、その１蜘数相当分の回転によって、ラチェット歯車１
４と一体となったビニオン１２及びセクタ６を介して前
記ヘッド台２のヘッド１に１トラック分の移動量を伝達
するようにもなっている。

従って、前記駆動モータ３３の作用により、ヘッド１は
間欠的にシートの回転中心方向に移動し、シー　トジャ
ケットＪ内の該シート上に同心円状の画像記録、即ち、
トラックを形成していくことができる。

シート全面の記録を終えた場合、或いは記録を中断して
シートジャケットＪをカメラより取出す場合、第２図に
示した閉扉状態にあるカセットホルダ４１の係止を解除
すると、該カセットホルダ４１は引張ばね４３の作用に
よって反時計方向に回転し、自動的に開扉される。

従って、ジャケットＪの取出し及び装填は頗る容易且つ
迅速となるが、本発明においては更に、前記カセットホ
ルダ４１０開扉に連動してカム板２５を第２図において
右方に移動させ、該カム板２５のカム部２５ａをアーム
２２のビン２２ｂを押圧する位置から移動して退避させ
る作用も伴っている。

その結果、シートジャケットＪの取出し或いは装填が行
われる都度、前記アーム２２は反時計方向に大きく回動
じて該アーム２２のビン２企“ａが前記ラチェット１５
．ストップ爪２１のそれぞれの端部１５ａ、２１ａを押
圧して反時計方向或いは時計方向に回動させるので、前
記ラチェット歯車１４はその係止が解除されて自由に回
転できるようになる。

前記ラチェット歯車１４が自由になると、セクタ６とヘ
ッド台２は共に一体となってそれぞれ捩りばね８．圧縮
ばね４の共働作用により上方に移動し、前記ヘッド台２
が停止部材５に当接した位置で停止する。上述したヘッ
ド送り動作は第３図の時刻ｔ３で終了する。

かかる状態で前記ヘッド台２のヘッド１は、シートに対
しその記録を開始すべき位置にリセツ１〜されたことと
なり、前記ヘッド１との間に多少のバックラッシュを有
していたとしても、トラック数を適確に表示することが
可能となる。

一方、記録の中断されているシートジャケットＪを再装
填し、再び記録を継続する場合には該シートジャケット
Ｊをカセットホルダ４１に装填し閉扉した後、初期位置
にリセットされたヘッド１を記録動作によらずに移動し
て、予め記録を再開するトラック数で空送りしてから撮
影を行えＩｆよい。

上述の説明では、駆動源としてモータを用ｌ／Ｘだ場合
を例にとったが、本発明はこれに限る必要（よなく、シ
ャッタのチャージ動作とヘッドの送り動作を並行して行
うことができる駆動源であれば、どのようなものであっ
てもよい。例えば電磁ソレノイドを用いるようにしても
よい。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明によれ【ズ、共通の
駆動源により、シャッタのチャージ動作とヘッ゛ド送り
動作を同時に並行して行うことにより、撮影に必要な時
間を短縮することができる。従って、本発明によれば、
連写等の高速動作が可能な電子カメラ装置を実現するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示′ｇ機械的構成図、第２
図はカセットホルダ部の平面とＡＡ断面を示す図、第３
図は各部の動作を示すタイミングチャートである。１・・・ヘッド　　　　　２・・・ヘッド台６・・・セ
クタ　　　　　１２・・・ビニオン１４・・・ラチェッ
ト歯車１５・・・ラチェット　　１６・・・ストップ爪２２・
・・アーム　　　　２５・・・カム板２５ａ・・・カム
部　　　２６・・・スライド板２９・・・カム　　　　
　３０．３２・・・歯車３１．３４・・・回転軸　３３
・・・モータ３５・・・切抜き部　　　３６・・・シャ
ッタユニット３７・・・スイッチ　　　４１・・・カセ
ットホルダ４３・・・引張ばね　　　４４・・・基板Ｊ
・・・シートジャケット

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カメラ本体に装着した情報記録媒体に画像情報を
ヘッドを介して電気信号として記録する電子カメラ装置
において、シャッタのチャージ用駆動源とヘッド送り用
駆動源を共用し、シャッタのチャージ動作とヘッド送り
動作を同時に並行して行うように構成したことを特徴と
する電子カメラ装置。
（２）前記駆動源としてモータを用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の電子カメラ装置。