JPS61181469A - 胸郭支持材 - Google Patents
胸郭支持材Info
- Publication number
- JPS61181469A JPS61181469A JP60023276A JP2327685A JPS61181469A JP S61181469 A JPS61181469 A JP S61181469A JP 60023276 A JP60023276 A JP 60023276A JP 2327685 A JP2327685 A JP 2327685A JP S61181469 A JPS61181469 A JP S61181469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactic acid
- acid
- support material
- poly
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は外科手術用の胸郭支持材に関し、生体内での分
解吸収性を有する乳酸重合体、あるいは乳酸とヒドロキ
シカルボン酸またはラクトンとの共重合体によりこれを
構成したことに特徴を有するものである。
解吸収性を有する乳酸重合体、あるいは乳酸とヒドロキ
シカルボン酸またはラクトンとの共重合体によりこれを
構成したことに特徴を有するものである。
（従来技術）
グリフール酸や乳酸から得られる重合体、あるいは共重
体の外科用合成材料の開発に関しては既に多くの特許や
学術報告があり、例えば次の如きものがある。
体の外科用合成材料の開発に関しては既に多くの特許や
学術報告があり、例えば次の如きものがある。
米国特許２．［１８３，１３８（１９５４年７月６日）
「オキシ＃酸と他のアルコール酸との共重合体」にはグ
リコール酸と乳酸あるいはオキシピバリン酸等との重合
体で溶融紡糸可能な繊維が得られることが示されている
。また、カナダ特許８ｆ１３，８７３ （１９７１年
２月１６日）「吸収可能な縫合糸」には光学活性ポリ乳
酸の縫合糸、膜、管、棒、網のような生体層＃ａを＃、
Ａ’Ｆたｌ子侭鉾すふｔめの外糾田城曲廿が世示されて
いる。さらに、米国特許４３９Ｊ６２（１９８２年ＩＩ
Ｊ３ ８日）「吸収性の骨固定用器具」にはオクタン酸
第−スズ触媒を用いて重合した高分子量のポリＬ−乳酸
を吸収性骨固定用器具として利用することが提示されて
いる。またＣｕｔｒｉｇｈｔらはＪ、ＯｒａｌＳｕｒｇ
（２９，３９３，１９７１）、 １ｂｉｄ （３！
ＬＬ３４４．１９７２） 、 ０ｒａｌ ’；ｕｒｇ
（３Ｊ２８．１９７２）等において骨接合用材料として
金属のかわりに生体吸収性材料を利用することを検討し
ている。彼らは初期強度が高く加水分解速度も十分に遅
いという理由からもっばらポリＬ−乳酸の成型品を用い
て、下が〈骨の骨折接合および損傷限穿床の修復のため
の動物実験を行ない良好な結果を得ている。また、５ｅ
ｄｅｌ らはＲｅｖ、ｃｈｉｒ、０ｒｔｈｐ （６４，
９２，１９７８）でポリＬ−乳酸、ポリＤ、Ｌ−乳酸、
ポリグリコール酸およびそれらの共重合体から、シリン
ダー、プレート、ネジなどを成型し、動物の体内にイン
ブラントしている。彼らの結果を要約すると （１）いずれも特記すべき異物反応は起こらず、インブ
ラント部位が皮下であっても骨皮質であっても同じであ
る。
「オキシ＃酸と他のアルコール酸との共重合体」にはグ
リコール酸と乳酸あるいはオキシピバリン酸等との重合
体で溶融紡糸可能な繊維が得られることが示されている
。また、カナダ特許８ｆ１３，８７３ （１９７１年
２月１６日）「吸収可能な縫合糸」には光学活性ポリ乳
酸の縫合糸、膜、管、棒、網のような生体層＃ａを＃、
Ａ’Ｆたｌ子侭鉾すふｔめの外糾田城曲廿が世示されて
いる。さらに、米国特許４３９Ｊ６２（１９８２年ＩＩ
Ｊ３ ８日）「吸収性の骨固定用器具」にはオクタン酸
第−スズ触媒を用いて重合した高分子量のポリＬ−乳酸
を吸収性骨固定用器具として利用することが提示されて
いる。またＣｕｔｒｉｇｈｔらはＪ、ＯｒａｌＳｕｒｇ
（２９，３９３，１９７１）、 １ｂｉｄ （３！
ＬＬ３４４．１９７２） 、 ０ｒａｌ ’；ｕｒｇ
（３Ｊ２８．１９７２）等において骨接合用材料として
金属のかわりに生体吸収性材料を利用することを検討し
ている。彼らは初期強度が高く加水分解速度も十分に遅
いという理由からもっばらポリＬ−乳酸の成型品を用い
て、下が〈骨の骨折接合および損傷限穿床の修復のため
の動物実験を行ない良好な結果を得ている。また、５ｅ
ｄｅｌ らはＲｅｖ、ｃｈｉｒ、０ｒｔｈｐ （６４，
９２，１９７８）でポリＬ−乳酸、ポリＤ、Ｌ−乳酸、
ポリグリコール酸およびそれらの共重合体から、シリン
ダー、プレート、ネジなどを成型し、動物の体内にイン
ブラントしている。彼らの結果を要約すると （１）いずれも特記すべき異物反応は起こらず、インブ
ラント部位が皮下であっても骨皮質であっても同じであ
る。
（２）分解吸収速度はグリコール酸と乳酸の共重合体＞
Ｄ、Ｌ−乳酸とＬ−乳酸の共重合体〉ポリＬ−乳酸の順
で減少し、ポリグリコール酸はかなり速やかにもろくな
り、その破片間に骨組織が侵入する。
Ｄ、Ｌ−乳酸とＬ−乳酸の共重合体〉ポリＬ−乳酸の順
で減少し、ポリグリコール酸はかなり速やかにもろくな
り、その破片間に骨組織が侵入する。
（３）最も有望なのはポリＬ−乳酸である。
以上の如く脂肪族ポリエステル、特にポリ乳酸を整形外
科用として骨折時に用いる骨支持プレートに応用しよう
とする試みが数多く見られる。
科用として骨折時に用いる骨支持プレートに応用しよう
とする試みが数多く見られる。
胸部外科領域における外科的治療の例としては次のよう
な場合がある。まず、胸壁の異常としては肋骨や胸骨の
異常、漏斗胸、鳩胸あるいは胸壁ヘルニアなど、先天性
のものが多いが後天的にも発生する。これらは１重症の
ものでは勿論外科治療が必要であるが軽症でも美容上か
ら、あるいは精神的な面でも手術を行う場合が多々ある
０次に、胸壁の損傷がある。これは交通事故や労務上で
の重篤な胸部損傷が年々増加していく傾向にあり、具体
的には交通事故など重篤な外傷で同時に片側あるいは両
側胸郭の多数の肋骨骨折を生じ胸郭のささえがなくなる
ため重篤な呼吸循環障害をきたす動揺胸郭がある。この
場合も外科的な手術が必要となる。さらに胸壁の炎症や
胸壁の腫瘍がある。炎症の場合は適切な化学療法を行え
ばよいが難治のものでは助軟骨切除や屡孔切除などを行
なう必要がある。＠瘍の場合も、放射線療法を行なうこ
ともよいが、大部分の限局性胸壁腫瘍では外科的切除を
行なうことが最も良い治療法といえよう。
な場合がある。まず、胸壁の異常としては肋骨や胸骨の
異常、漏斗胸、鳩胸あるいは胸壁ヘルニアなど、先天性
のものが多いが後天的にも発生する。これらは１重症の
ものでは勿論外科治療が必要であるが軽症でも美容上か
ら、あるいは精神的な面でも手術を行う場合が多々ある
０次に、胸壁の損傷がある。これは交通事故や労務上で
の重篤な胸部損傷が年々増加していく傾向にあり、具体
的には交通事故など重篤な外傷で同時に片側あるいは両
側胸郭の多数の肋骨骨折を生じ胸郭のささえがなくなる
ため重篤な呼吸循環障害をきたす動揺胸郭がある。この
場合も外科的な手術が必要となる。さらに胸壁の炎症や
胸壁の腫瘍がある。炎症の場合は適切な化学療法を行え
ばよいが難治のものでは助軟骨切除や屡孔切除などを行
なう必要がある。＠瘍の場合も、放射線療法を行なうこ
ともよいが、大部分の限局性胸壁腫瘍では外科的切除を
行なうことが最も良い治療法といえよう。
（発明が解決しようとする問題点）
以上のように、胸部外科領域において外科的治療が数多
く行われているが、従来はこれらの手術の際には胸壁や
胸郭を支持する材料として、整形外科用金属の骨プレー
トやセラミックス、あるいは一部でポリメチルメタアク
リレートなどが用いられている。しかしながら金属プレ
ートやセラミックスの場合、材料自体の弾性率が高すぎ
て骨を変質させたり、あるいは吸収障害を起すとか、ま
た金属の場合は金属イオンの溶出による生体損傷性なと
の問題も残されている。さらに、これらの材料は成型加
工が容易でなく１体型や体格による個人差、あるいは使
用部位などによる形状の差など術直前に変形加工が不可
能である欠点がある。 また、ポリメチルメタアクリ
レートの場合は金属と同様に非分解性であるため治癒後
の再手術が必要であり、強度的にも非品性高分子である
ため問題があり、さらに残存モノマーの毒性の問題など
もある。
く行われているが、従来はこれらの手術の際には胸壁や
胸郭を支持する材料として、整形外科用金属の骨プレー
トやセラミックス、あるいは一部でポリメチルメタアク
リレートなどが用いられている。しかしながら金属プレ
ートやセラミックスの場合、材料自体の弾性率が高すぎ
て骨を変質させたり、あるいは吸収障害を起すとか、ま
た金属の場合は金属イオンの溶出による生体損傷性なと
の問題も残されている。さらに、これらの材料は成型加
工が容易でなく１体型や体格による個人差、あるいは使
用部位などによる形状の差など術直前に変形加工が不可
能である欠点がある。 また、ポリメチルメタアクリ
レートの場合は金属と同様に非分解性であるため治癒後
の再手術が必要であり、強度的にも非品性高分子である
ため問題があり、さらに残存モノマーの毒性の問題など
もある。
（問題を解決するための手段）
本発明は胸壁や胸郭を支持するための素材として生体内
分解吸収性高分子、特にポリＬ−乳酸もしくはＬ−乳酸
とヒドロキシカルボン酸またはラクトンとの共重合体に
よりこれを構成したことに特徴を有するもので、かかる
素材が生体内分解吸収性の高分子でありながら高い力学
的強度を保持する機能を有すること、および６０〜８０
℃の温水あるいは熱風により使用部位に合せて容易に変
形加工できる機能があることを究明し、かかる特徴を活
しこれを胸壁や胸郭を支持するための素材として適用し
たことに特徴を有するものである。
分解吸収性高分子、特にポリＬ−乳酸もしくはＬ−乳酸
とヒドロキシカルボン酸またはラクトンとの共重合体に
よりこれを構成したことに特徴を有するもので、かかる
素材が生体内分解吸収性の高分子でありながら高い力学
的強度を保持する機能を有すること、および６０〜８０
℃の温水あるいは熱風により使用部位に合せて容易に変
形加工できる機能があることを究明し、かかる特徴を活
しこれを胸壁や胸郭を支持するための素材として適用し
たことに特徴を有するものである。
（作用）
本発明の胸郭支持材は、おおむね従来の金属性骨固定用
器具として用いられるものの形状および形態を有してい
てもよ〈、あるいは１０Ｘ２０ｃ謬程度の単なる平板状
でもよい、これは金属とかセラミックス材料と異なり、
目的部位によりよく適合するように手術室内で使用直前
に成型加工、変形、あるいは形状の修正ができる大きな
利点を有するからである。従って胸郭支持材としての特
定形状、形態は本発明において特に限定しないが、熱に
より容易に変形可能なような板状であることが望ましい
。
器具として用いられるものの形状および形態を有してい
てもよ〈、あるいは１０Ｘ２０ｃ謬程度の単なる平板状
でもよい、これは金属とかセラミックス材料と異なり、
目的部位によりよく適合するように手術室内で使用直前
に成型加工、変形、あるいは形状の修正ができる大きな
利点を有するからである。従って胸郭支持材としての特
定形状、形態は本発明において特に限定しないが、熱に
より容易に変形可能なような板状であることが望ましい
。
本発明に使用される生体内分解吸収性高分子はＬ−乳酸
から得られるポリＬ−乳酸であるが、生体への吸収速度
を調整させる意味において３０モル％未満のヒドロキシ
カルボン酸、例えばＤ，Ｌ−乳酸あるいはグリコール酸
との共重合体もしくはε−カプロラクトンとの共重合体
を用いるのが好適である。なお、３０モル％以上のＤ，
Ｌ−乳酸やグリコール酸、ε−カプロラクトンが含まれ
ると分解吸収が早まり本発明の使用目的に対し適切でな
い。また、胸郭や胸壁の支持材は整形外科領域で用いら
れる骨固定用器具で要求される高い力学的強度は必要と
しない、従って、米国特許４３９９６２（１９８２年Ｅ
１月８日）で強調されているような高分子量のポリＬ−
乳酸でなくてもよく、重量平均分子量として４０，００
０以上、初期引張り強度として２００ｋｇ／ｃｒｎ”以
上また。生体内インブラント後２カ月間にわたって５０
ｋｇ／ｃｍ’以上の引っ張り強度があれば充分使用可能
であり、その使用部位、目的に応じ素材の組み合わせと
共に加熱により容易に変形可能な範囲で板状に成型して
構成するものである。
から得られるポリＬ−乳酸であるが、生体への吸収速度
を調整させる意味において３０モル％未満のヒドロキシ
カルボン酸、例えばＤ，Ｌ−乳酸あるいはグリコール酸
との共重合体もしくはε−カプロラクトンとの共重合体
を用いるのが好適である。なお、３０モル％以上のＤ，
Ｌ−乳酸やグリコール酸、ε−カプロラクトンが含まれ
ると分解吸収が早まり本発明の使用目的に対し適切でな
い。また、胸郭や胸壁の支持材は整形外科領域で用いら
れる骨固定用器具で要求される高い力学的強度は必要と
しない、従って、米国特許４３９９６２（１９８２年Ｅ
１月８日）で強調されているような高分子量のポリＬ−
乳酸でなくてもよく、重量平均分子量として４０，００
０以上、初期引張り強度として２００ｋｇ／ｃｒｎ”以
上また。生体内インブラント後２カ月間にわたって５０
ｋｇ／ｃｍ’以上の引っ張り強度があれば充分使用可能
であり、その使用部位、目的に応じ素材の組み合わせと
共に加熱により容易に変形可能な範囲で板状に成型して
構成するものである。
ポリ乳酸の合成に関しては既によく知られている。（筏
義人、高分子加工１９８１年５月号２０８ページ）用い
る重合触媒はルイス酸あるいは金属塩であり代表的な触
媒としてはｓｂよ０．５ｂＦｙ 、５ｎＣＩ□（米国特
許３，４４２．８７１１９８９年）あるいはオクチル酸
スズ（米国特許３，８３９．２９７１９７４年）がある
０本発明でのポリＬ−乳酸あるいはＬ−乳酸とり。
義人、高分子加工１９８１年５月号２０８ページ）用い
る重合触媒はルイス酸あるいは金属塩であり代表的な触
媒としてはｓｂよ０．５ｂＦｙ 、５ｎＣＩ□（米国特
許３，４４２．８７１１９８９年）あるいはオクチル酸
スズ（米国特許３，８３９．２９７１９７４年）がある
０本発明でのポリＬ−乳酸あるいはＬ−乳酸とり。
Ｌ−乳酸やグリコール酸との共重合体の合成に用いる触
媒としては、上記のどのような触媒であっても毒性等特
に問題はない。
媒としては、上記のどのような触媒であっても毒性等特
に問題はない。
（実施例）
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明するが１
本発明はかかる実施例により何ら限定されるものではな
い。
本発明はかかる実施例により何ら限定されるものではな
い。
〈実施例１〉
重量平均分子量２４０．０００のポリＬ−乳酸をホット
プレスにて２００℃でプレスした後水中に急冷すること
により長さ２０ｃｔ幅２０ｃ■、厚２層層のプレートに
成型した。この材料は非品性で極めて透明性を呈した。
プレスにて２００℃でプレスした後水中に急冷すること
により長さ２０ｃｔ幅２０ｃ■、厚２層層のプレートに
成型した。この材料は非品性で極めて透明性を呈した。
このプレートを長さ５０組幅ｌｃ層に切断しエチレンオ
キサイドガスで滅菌した後１体重的３ｋｇの家兎の背部
皮下（背筋筋膜上）にインブラントし材料のｆ ｎ ｖ
ｉｖｏ分解性と生体組織反応性を１．２．３．４，５．
および６ケ月と経時的に観察した。材料の分解性をＪＩ
Ｓ規格試験法による曲げ破壊強さを測定することにより
評価した。材料の曲げ破壊強度の経時変化を表１に示す
。 （表１） く経過時間〉 く曲げ破壊強度〉 スタート時 １２．０ｋｇ／ｍゴ １カ月後 １２．０／／ ２／／ １１．５／／ ３ ｔｔ １０．８ ／／４ｔｔ
８．４／’ ５ｔｒ ４．８／／ ６ 〃 Ｏ〃 尚、インブラント後の経時における材料周辺の生体組織
炎症反応は殆どみられず、２４力月後にはかかる材料は
完全に消失した。
キサイドガスで滅菌した後１体重的３ｋｇの家兎の背部
皮下（背筋筋膜上）にインブラントし材料のｆ ｎ ｖ
ｉｖｏ分解性と生体組織反応性を１．２．３．４，５．
および６ケ月と経時的に観察した。材料の分解性をＪＩ
Ｓ規格試験法による曲げ破壊強さを測定することにより
評価した。材料の曲げ破壊強度の経時変化を表１に示す
。 （表１） く経過時間〉 く曲げ破壊強度〉 スタート時 １２．０ｋｇ／ｍゴ １カ月後 １２．０／／ ２／／ １１．５／／ ３ ｔｔ １０．８ ／／４ｔｔ
８．４／’ ５ｔｒ ４．８／／ ６ 〃 Ｏ〃 尚、インブラント後の経時における材料周辺の生体組織
炎症反応は殆どみられず、２４力月後にはかかる材料は
完全に消失した。
〈実施例２〉
実施例１にて用いた材料を１４０℃にて５時間アニーリ
ングを行なった。アニーリングすることにより透明から
乳白色に変化した。この材料をあらかじめ使用部位の形
状にあわせて７０℃の温水中で成型した後、実施例１と
同様な方法によりｉｎマーｉマ０分解性と生体組織反応
性を観察した。材料の曲げ破壊強度の経時変化を表２に
示す。
ングを行なった。アニーリングすることにより透明から
乳白色に変化した。この材料をあらかじめ使用部位の形
状にあわせて７０℃の温水中で成型した後、実施例１と
同様な方法によりｉｎマーｉマ０分解性と生体組織反応
性を観察した。材料の曲げ破壊強度の経時変化を表２に
示す。
（表２）
く経過時間〉 く曲げ破壊強度〉
スタート時 １３．０ｋｇ／ｍゴ
１カ月後 １２．６／／
２ ｔｔ １２．２ ”
３ ／／ １１．７ ／／４／／
９．４／’ ５ｔｔ ６．Ｑｔｔ ６／／ １，２／／ ７ ｔｔ Ｑ ｔｔ尚、インブラン
ト後の経時における材料周囲の生体組織の炎症反応は実
験例１と同様殆どみられなかった。
９．４／’ ５ｔｔ ６．Ｑｔｔ ６／／ １，２／／ ７ ｔｔ Ｑ ｔｔ尚、インブラン
ト後の経時における材料周囲の生体組織の炎症反応は実
験例１と同様殆どみられなかった。
くＸ施Ｎ３〉
Ｌ−乳酸／Ｄ 、 Ｌ−乳酸（９０対ｌＯモル％）共重
合体（重量平均分子量２１０，０００）を実施例１と同
様プレート状に成型しｉｎ ｖｉマ０分解性と生体組織
反応性を観察した０曲げ破壊強度の経時変化を表３に示
す。
合体（重量平均分子量２１０，０００）を実施例１と同
様プレート状に成型しｉｎ ｖｉマ０分解性と生体組織
反応性を観察した０曲げ破壊強度の経時変化を表３に示
す。
（表３）
く経過時間〉 く曲げ破壊強度〉
スタート時 ９．５ｋｇ／ｍば
１力月後 ８ 、２ ｔｔ２／／
５，９ ｔｔ ３ｔｔ ３．８ｔｔ ４ ｔｔ Ｑ
ｔｔ尚、この材料においても生体組織の炎症反応は実施
例１と同様殆どみられなかった。
５，９ ｔｔ ３ｔｔ ３．８ｔｔ ４ ｔｔ Ｑ
ｔｔ尚、この材料においても生体組織の炎症反応は実施
例１と同様殆どみられなかった。
〈実施例４〉
Ｌ−乳酸／グリコール＠（９０対１０モル％）共重合体
（重量平均分子量１ａｏ、ｏｏｏ ）を実施例１同様プ
レート状に成型し１ｎｖｉマ０分解性と生体組織反応性
を観察した０曲げ破壊強度の経時変化を表４に示す。
（重量平均分子量１ａｏ、ｏｏｏ ）を実施例１同様プ
レート状に成型し１ｎｖｉマ０分解性と生体組織反応性
を観察した０曲げ破壊強度の経時変化を表４に示す。
（表４）
く経過時間〉 く曲げ破壊強度〉
スタート時 １１ 、３Ｋｇ／ｍゴ１カ月後
１０．１／／ ２／／ ９，４ｔｔ ３ｔｔ ５．５／／４ ｔｔ
Ｑ ｔｔ尚、この材
料においても生体組織の炎症反応は実施例１と同様殆ど
みられなかった。
１０．１／／ ２／／ ９，４ｔｔ ３ｔｔ ５．５／／４ ｔｔ
Ｑ ｔｔ尚、この材
料においても生体組織の炎症反応は実施例１と同様殆ど
みられなかった。
（発明の効果）
以上の実施例からも明らかなように本発明は生体内にお
いて２〜３カ月間高い強度を保持し、患部の治癒する間
、胸郭や胸壁を十分支えることが可能であり、最終的に
体内に吸収される性質を有するものであった。
いて２〜３カ月間高い強度を保持し、患部の治癒する間
、胸郭や胸壁を十分支えることが可能であり、最終的に
体内に吸収される性質を有するものであった。
また１本発明はその使用において、素材、重合体の組み
合せ、共重合比、厚さを変えること等使用目的に合わせ
た様々な態様が可能であること、更に、低い温度での熱
処理により容易に変形、修正が可催であるため手術中の
作業により身体に適合するような成型が可能であること
等従来にない優れた効果を有するものである。
合せ、共重合比、厚さを変えること等使用目的に合わせ
た様々な態様が可能であること、更に、低い温度での熱
処理により容易に変形、修正が可催であるため手術中の
作業により身体に適合するような成型が可能であること
等従来にない優れた効果を有するものである。
Claims (4)
- （１）重量平均分子量が４０，０００以上であるＬ−乳
酸の重合体、あるいはＬ−乳酸とヒドロキシカルボン酸
またはＬ−乳酸とラクトンとの共重合体より成り、適用
時に加熱により任意の形状に変形し、もしくは成型でき
るよう板状に成型して成ることを特徴とする胸郭支持材
。 - （２）ヒドロキシカルボン酸がグリコール酸もしくはＤ
，Ｌ−乳酸であることを特徴とする特許請求範囲第１項
記載の胸郭支持材。 - （３）ラクトンがε−カプロラクトンであることを特徴
とする特許請求範囲第１項記載の胸郭支持材。 - （４）Ｌ−乳酸が７０モル％以上含有された共重合体で
あることを特徴とする特許請求範囲第１項記載の胸郭支
持材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023276A JPH0611304B2 (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 胸郭支持材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023276A JPH0611304B2 (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 胸郭支持材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61181469A true JPS61181469A (ja) | 1986-08-14 |
| JPH0611304B2 JPH0611304B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12106076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60023276A Expired - Lifetime JPH0611304B2 (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 胸郭支持材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611304B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122459A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-26 | グンゼ株式会社 | 胸壁用メツシユ |
| JPS6456055A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Nippon Medical Supply | Medical molded article composed of lactic acid/epsilon-caprolactone copolymer and its preparation |
| WO1989006143A1 (en) * | 1987-12-28 | 1989-07-13 | Biomaterials Universe, Inc. | Surgical material which is degradable and absorbable in vivo and process for its preparation |
| JPH01198552A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-08-10 | Solvay & Cie | 生分解性の人工補装器として使用し得る乳酸ポリマーからつくられた物品及びその製造法 |
| JPH02501040A (ja) * | 1987-07-10 | 1990-04-12 | ビオコン オーワイ | 組識固定用吸収性材料 |
| JPH03505535A (ja) * | 1988-07-05 | 1991-12-05 | ビオコン オーワイ | 補強型生体機能材料用重合体フィルム |
-
1985
- 1985-02-07 JP JP60023276A patent/JPH0611304B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122459A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-26 | グンゼ株式会社 | 胸壁用メツシユ |
| JPH02501040A (ja) * | 1987-07-10 | 1990-04-12 | ビオコン オーワイ | 組識固定用吸収性材料 |
| JPS6456055A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Nippon Medical Supply | Medical molded article composed of lactic acid/epsilon-caprolactone copolymer and its preparation |
| JPH01198552A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-08-10 | Solvay & Cie | 生分解性の人工補装器として使用し得る乳酸ポリマーからつくられた物品及びその製造法 |
| WO1989006143A1 (en) * | 1987-12-28 | 1989-07-13 | Biomaterials Universe, Inc. | Surgical material which is degradable and absorbable in vivo and process for its preparation |
| JPH01198553A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-08-10 | Takiron Co Ltd | 生体内分解吸収性の外科用材料 |
| JPH03505535A (ja) * | 1988-07-05 | 1991-12-05 | ビオコン オーワイ | 補強型生体機能材料用重合体フィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0611304B2 (ja) | 1994-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0707044B1 (en) | Absorbable polymer blends | |
| Bos et al. | Resorbable poly (L-lactide) plates and screws for the fixation of zygomatic fractures | |
| Suuronen et al. | A 5-year in vitro and in vivo study of the biodegradation of polylactide plates | |
| EP1000958B1 (en) | Shape-memory, biodegradable and absorbable material | |
| Vert et al. | New insights on the degradation of bioresorbable polymeric devices based on lactic and glycolic acids | |
| US6352667B1 (en) | Method of making biodegradable polymeric implants | |
| RU2640817C2 (ru) | Сегментированные, полукристаллические рассасывающиеся сополимеры лактида и эпсилон-капролактона | |
| Tams et al. | Poly (L-lactide) bone plates and screws for internal fixation of mandibular swing osteotomies | |
| EP0854734A1 (en) | Under tissue conditions degradable material and a method for its manufacturing | |
| RU2694057C1 (ru) | Композиции, включающие смесь рассасывающихся полимеров с точно управляемыми скоростями рассасывания, способы их обработки и изготовленные из них медицинские устройства со стабильными размерами | |
| Kumta et al. | Absorbable intramedullary implants for hand fractures. Animal experiments and clinical trial | |
| US6332884B1 (en) | Two phase thermally deformable biocompatible absorbable polymer matrix for use in medical devices | |
| WO2015043496A1 (zh) | 一种骨损伤修复固定器械及其制备方法 | |
| Gierek et al. | Absorbable sutures in general surgery–review, available materials, and optimum choices | |
| CN104606722A (zh) | 一种具有抗菌防粘连功能的可降解垫片 | |
| JPS61181469A (ja) | 胸郭支持材 | |
| JPH11206871A (ja) | 生体内分解吸収性の骨固定材およびその製造方法 | |
| Suuronen et al. | Bioabsorbable self‐reinforced plates and screws in craniomaxillofacial surgery | |
| CN105983143B (zh) | 一种环抱式骨折内固定器件及制备方法 | |
| Waris et al. | Self-reinforced absorbable polylactide (SR-PLLA) plates in craniofacial surgery: a preliminary report on 14 patients | |
| Jayabalan et al. | Injectable biomaterials for minimally invasive orthopedic treatments | |
| Stendel et al. | Biodegradable implants in neurosurgery | |
| Vatchha et al. | Biodegradable implants in orthopaedics | |
| JP2002325830A (ja) | 骨組織再生誘導膜 | |
| Thaller et al. | Biodegradable polyglyconate plates and screws: a histological evaluation in a rabbit model |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |