JPS61180611A - アルミニウム押出形材用プラ−装置 - Google Patents

アルミニウム押出形材用プラ−装置

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JPS61180611A
JPS61180611A JP60019215A JP1921585A JPS61180611A JP S61180611 A JPS61180611 A JP S61180611A JP 60019215 A JP60019215 A JP 60019215A JP 1921585 A JP1921585 A JP 1921585A JP S61180611 A JPS61180611 A JP S61180611A
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puller
extrusion
tension
shape
signal
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Hidekazu Noda
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C35/00Removing work or waste from extruding presses; Drawing-off extruded work; Cleaning dies, ducts, containers, or mandrels
    • B21C35/02Removing or drawing-off work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/02Making uncoated products
    • B21C23/04Making uncoated products by direct extrusion
    • B21C23/14Making other products
    • B21C23/142Making profiles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルミニウム押出形材(以下形材と称する)の
プラー矯正装置に関するものである。
(従来の技術) 形材の押出において、その先端を把持して、形材に張力
を加えつつ索引すれば、押出ダイス部分において押出変
形力を受けつつあるアルミニウムの塑性流動が容易にな
るとともに、押出直後における形材の曲り等の不所望な
形状変形が、特に多本同時押出の場合に、防止されるこ
とは古くから知られていたため、適切な索引手段の開発
が望まれていたが、近年、形材に加えられる張力を適正
に保つように形材把持部を駆動する手段が実現されるに
至り、プラーが形材の押出に実用されるようになった。
特に、多本押しの場合、全形材の先端部を爪で把持して
、所定の張力で索引すれば、長さの不揃いが解消し歩留
が向上する効果があるためにプラーの利点は多本押出に
おいて大である。
一般にプラーは、主としてリニアモーター、直流モータ
ー、油圧モーター等の低速・一定速度運転に適した駆動
手段を使用することによって、比較的小さい一定の張力
が該形材に加えられるように設計されている。リニアモ
ーターは直接駆動されるプラーは、慣性モーメントは、
比較的小さく押出中の押出速度変化に対してプラーは追
従しゃすく押出速度が変化しても形材は押出速度と完全
に同調して走行する。
通常のプラー装置は、ガイドレールに沿って走行するリ
ニアモーターのキャリアに固着されたジヨウにより爪を
開閉可能にし、ショウを介して形材に所定張力を与える
アクチュエータを制御盤により制御可能にして構成され
ている。
リニアモータ一式プラーは通常全自動方式により次の如
き動作を行なう。押出開始前にはプラーの爪が開かれた
状態でプラーはプラテン附近で押出開始信号を待機して
おり、押出開始信号がプラーに与えられると、プラーは
あるタイミングをとって走行を開始すると同時に爪が閉
じられ、押出速度に同調しながらあらかじめ定められた
一定張力で形材を索引しなからプラーは走行する。
プラーの動作は次の点を考慮して行われる。プラーの走
行距離は形材押出長さを基準としているが一般にはイニ
シャルテーブル長とランナウトテーブル長の合計の余裕
を見込んで定められている。
通常押出される形材毎に押出長さは多少相異するために
、押出機からの押出終了信号によってプラーの走行が停
止するようにプラーは制御されている。
形材に過度な張力を加えると形材の肉厚が減少するだけ
でなく外形寸法も縮小しその製品の許容公差以上に変化
する場合があるので張力は過度にならないように設定さ
れる。したがって、単に長さ不揃を張力により解消する
ことのみを目的として張力の値を決めるのではな(、不
所望な形状変形を起こさないような張力の値を設定する
ことが重要である。
押出速度は全押出期間中に一定とする場合と押出末期に
減速される場合とがある。押出速度が減速される場合も
プラーは押出速度に同調するが、押出速度を押出終了時
に急激に減速される場合にはプラーの慣性モーメントの
影響は無視できない。
押出終了と同時に形材は停止するがその押出された形材
はプラーの慣性でテーブル上に引き上げられて落下する
現象が起こり、形材にキズを発生させる。この現象をな
くすには押出終了直前にプラーの推力を0にする必要が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のプラー装置は押出中に予め設定された一定張力下
で走行し、押出末期には手動により張力減少可能なよう
に設計されている。このようなプラー装置では、近年薄
肉化されつつある形材の形状安定化に十分に対処できな
いことが分かった。
以下、本発明者の知見による形材形状変化の例を説明す
る。
直接押出機を用いて押出したH型形材の形状変化の傾向
は、押出初期(第2図(イ))はやや内側に変形し、押
出中期(第2図(ロ))には正常となり、また押出末期
(第2図(ハ))には外側に変形する傾向となる。この
ような傾向は直接押出機の場合ビレット長さが減少して
行うにつれビレット内部のメタルフローの状態が変化し
ている為に起こると考えられる。またこの傾向は第2図
に)に示すタング比(l/W)が大きいほど現われやす
い。
従来上述のような形状変化を抑制し形材形状を安定化す
るためにはビレット加熱温度の調節およびビレットのテ
ーパ加熱またはテーパ焼入れが行なわれていたが、複雑
なメタルフローの変化に起因する形状変化を十分に抑制
することには成功していない。
本発明者等は従来の形状安定化手段以外について考察し
た結果、従来上として長さ不揃い解消に利用されてきた
プラーを形状安定化にも用いる着想を得た。このような
着想を具体化すべく、本発明者は直接押出機においてプ
ラーの張力を変化させて各種形状のUチャンネル形材を
押出す実操業においてプラー張力を大きくすると一般的
にUチャンネルは閉じ、張力を小さくすると、一般的に
Uチャンネルは開く傾向にあることを確認した。
よって、このような知見を実操業に応用する研究を行な
ったが、第1の問題点は押出中の形材の断面形状を押出
と同時にかつ全長にわたってX線等により測定する方法
は現在のところ発明されていないので、押出中の形状変
化をプラー張力にフィードバックする方法が採用できな
いということであった6例えば、X線CT等により形材
の断面形状を検知できる方法が将来実用化されると断面
形状変化をプラー張力にフィードバックする方法が採用
されるようになろう。なお、Uチャンネル形材を一般的
に定義することは困難であるため、第3図(イ)−(へ
)にその例を示し、第3図(ト)に非Uチャンネル形材
の例を示す。同図(イ)−(→以外のIl[aU字形状
をもつ形材もUチャンネル形材に含まれるが、(ト)の
如くU字形状が大きく変形したものは該形材に含まれな
い。
第2の問題点は、従来のプラーは、押出中に一定の張力
を形材に与えることを基本的ねらいとしているために、
張力を下限上限の間の一つレベルで予め設定する手段は
常備しているが走行距離は表示のみで制御信号として取
出していす、この結果として押出中の走行距離変化に応
じて張力レベルを変化させる機能を備えていないので形
材形状安定化には十分に対処できないことにある。
第3の問題点は、長さ不揃いが押出初期、中期または後
期の何れかの時期に集中して起こることがあるため、従
来法のように押出中に一定の張力を加える方法では長さ
不揃いが発生した時期にそれを十分に防止することがで
きないところにある。
長さ不揃いが押出中の一部の時期に起こる原因を究明す
るために本発明者はメタルフローの考察を行なった。
ダイス芯、コンテナ芯、ステム芯が完全に一致しそれぞ
れのビレット接触面が完全に平行な場合、第4図の様な
左右対象のダイスを用いて形材A。
B(真円丸棒)を押出すと押出された形材には長さ不揃
いは発生しない、ところが上記ダイス芯等の各工具の芯
や平行度にわずかでも差異がある場合ダイス面上に発生
する圧力分布も左右で対象にならない。押出開始直後及
び押出終了直前では、押出中期のメタルフローがほぼ定
常状態の時に比較して、押出しに供給された面圧に対す
るダイス面での押出しに供される発生面圧の比率が小さ
くなる。一方メタルフローは1度形成されるとメタルの
中に蓄積された応力もリリーフする結果となり偏った流
れが発生すると増々偏りが増長される。
第4図の点線は分流線であるがその分流線も流れにくい
開口部の方へ移動する。
プラー張力のうち形材を引き伸ばす為に費やされる応力
の比率は小さく、プラー張力のほとんどは上記の応力リ
リーフ方向を決定づける為に働いていると考えられてい
る。押出開始直後の分流線が確定する迄と押出終了直前
の分流線が乱れる時に形材の長さ不揃いが発生しやすい
ので、プラー張力も終始一定張力方式でなく押出開始直
後、押出中、押出終了前と変化させることが望ましいと
判断される。
第4の問題点は、押出速度、押出ダイス、プラー張力等
が形材の形状に複雑な影響を及ぼすので、プラー張力を
形材の形状安定化に利用するためには押出速度、押出ダ
イス等のファクタを究明したうえでプラー張力を変化さ
せる必要があり、そしてこのような究明が必ずしも容易
でないことにある。
一般に押出速度を大にすると、Uチャンネル型形材は閉
じる傾向となる。また、Uチャンネル型形材押出用ダイ
スは、実操業の結果を基にして、設計寸法が修正される
。この修正の際、不可避的形状変形を原則的にはローラ
ー矯正により矯正しようという通常の考え方と、本発明
が目的とするように原則的にはプラー張力増大により少
なくしようという考え方とにより、ダイス修正の方法は
異なってくる。本発明の場合は、Uチャンネル型形材が
開く傾向にダイスを修正をすることがダイス修正の原則
となる。さらに、Uチャンネル型形材は押出速度一定の
条件では押出進行とともに開く傾向にある。
上述のように、形材の開閉傾向は押出の諸条件により複
雑に変化するために、プラーによる形材の形状安定化を
各押出回毎に所望のとうり達成することは容易ではない
本発明は、上述の諸問題を解決できる制御方式により制
御されるプラー装置を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明によると、押出初期、中期および末期において張
力を変化させる張力変化パターンを設定した調節器がプ
ラーに附設した走行距離検知器により検知されたプラー
の走行距離に応じてプラー駆動用電源を介してプラーの
張力を変化させるように構成されたプラー装置が提供さ
れる。
本発明において、押出初期、中期、末期という押出期間
の区分は、押出が開始されてから終了するまでの時間を
適宜区分して定めるものとする。
この押出期の区分法としては三等分法でもよい。
また各期間の長さを異ならせてもよい。例えば、押出末
期を短かくして押出完了直前の期間とし、残りの大半の
期間を前記、中期に分けてもよい。
さらに、押出直後および押出完了直前はメタルフローが
非定常的になり易いために、この期間を短時間の押出前
期・末期とし、大半を中期としてもよい。また押出中期
を短か(することもある。これは押出ラム速度を増速制
御する場合、押出ラム速度がある程度高いレベルに達す
る中期に、形材の形状不良等の不安定現象が現われやす
いために、その解消が重要になるからである。
本発明において、押出初期、中期および末期において張
力を変化させるとは、従来のブラー使用法のように張力
を一定として押出を行なうのではなく、これらの時期の
何れかが他の何れかの時期と比較して張力を高くまたは
低くすることである。
当該何れかの時期における張力は一定であっても変化し
ていてもよい。
本発明において張力変化パターンとは、ブラー張力の制
御を行なう際に形材の形状変化もしくは長さ不揃いを検
出し、この検出結果をプラー張力にフィードバックする
張力制御法を行なうのではなく、予めブラー張力変化を
い(つかの類型に限定しておき、かかる類型により押出
初期、中期、後期で張力を変化させる際の張力高低の類
型をいう。
(作用) 上記第1の問題点は張力変化パターンを定めまたブラー
に走行距離検知器を附設することにより解決される。す
なわち、本発明者は、フィードバック制御を断念し、パ
ターンにより定められる目標張力に張力を制御する方法
を指向したが、当該問題点を解決するために行なわれる
張力変化はいくつかの張力高低類型に分けられることを
見出した。 そして通常のブラー張力として一般的に採
用される0、05〜0.5kg/額2 (押出全形材面
積)の範囲内で張力を高くするかあるいは低(するかに
よって形材の形状を押出中に修正できることを究明した
。但し、このような形材形状修正を行なうためにはブラ
ーの走行距離を検知し、制御信号に変換することが不可
欠になるのでプラー走行距離検知器をブラーに附設した
上記第2の問題点は、プラー走行距離が増大するにつれ
て押出期が初期、中期および末期と移行するにつれて、
その少なくとも一時期で他の時期よりもプラー張力変化
させるようにブラー走行距離検知器を介してブラー装置
を動作させることにより解決される。
第3および第4の問題点は、押出初期、中期、および後
期の張力を予め設定されたパターンにしたがって増減す
ることにより解決される。このパターンは次表のとおり
6種類となる。なお表中H,Lはそれぞれ高、低を意味
する。
第1表 上記り、Hの値は一般に採用されるプラー張力の範囲内
の値で10%以上の差があれば、微細に変更される必要
がない。よって、HまたはLの一方を基準として他方を
一定割合多く (少なく)しておけば、ビレット加熱温
度等が変化しても、L、Hの値を変更する必要はない。
上記1〜6の張力変化パターンにより押出中のほとんど
に対応することができ、特に1〜3により大半の事態に
対応できる。以下各パターンが主として対処しようとす
る事態を説明する。
1:Uチャンネル型の形材の開き傾向修正2:押出初期
・末期の長さ不揃修正 3:押出中期の長さ不揃修正 4:押出初期の長さ不揃修正 5:Uチャンネル形材の開き傾向修正 6:押出末期にプラーの速度が突然ゼロになることの対
策。
この対策の意味について説明する。押出終了と同時に押
出ラム速度を0とし、プラー張力も0とするとプラーの
慣性モーメントを押出された形材に吸収させなければな
らない。この応力は高速押出の時はど大きくなる、形材
速度を大きく出来る珍種は押出比が大きくすなわち断面
積の小さい形材言いかえれば単位長さ当りの重量が小さ
い珍種である。
押出終了時、形材は、懸垂線状に張られたワイヤーの両
端に引張り方向に応力を瞬時加えた時のワイヤーの挙動
に似た状態になり、応力がなくなると形材はテーブルに
落下する。上述の如く押出終了と同時にプラー張力をゼ
ロにすることは形材落下の問題が起こるために、パター
ン6を採用すると形材落下に伴う問題を軽減できる。
上述のパターン1〜6の何れを採用するかは、ダイス交
換後の一回目の押出しを、プラー張力を一定とする自動
押出しあるいはプラー張力を手動で変化させる手動押出
しにより行ない、そして長さ不揃、形状不安定の発生状
況を確認のうえ、定められる。勿論、ブラー張カ一定の
自動押出を行なっても形材の長さ不揃、形状不安定が生
じないこともある。これはT型、T型等の単純な形状の
形材の場合に多い。この場合は自動押出を2回目以降継
続してもよくあるいはパターン6を採用してもよい。自
動押出を2.回目以降も継続する前者の場合は本発明の
範囲外であり、また本発明によるプラー制御方式は採用
されない。何回目かの自動押出の時に長さ不揃等が発生
したときには次回以降の押出を本発明によるプラー制御
方式で行なうことができる。
上述の張力変化パターン選定後は、ビレットの加熱温度
およびダイスの温度等の変更を考慮せずに所定選定パタ
ーンによる制御到達目標を達成するようにプラー張力を
変更することができる。すなわち、押出回数毎にダイス
の温度は上昇してメタルフローが変化し、またこのよう
なメタルフロー変化による形材品質の影響を少なくする
ためにビレット加熱温度を調節することはよく知られて
いるが、このような事項は考慮せずに、例えばUチャン
ネル型形材の開き傾向抑制(パターンl)を考慮し、H
値が大き過ぎて閉じ傾向が目立って来たときはH値を少
なくするように押出回毎にプラー張力を変更してもよい
。但し、この場合、プラー張力が変更されてもパターン
(すなわちパターン1)は変更されない。この例から分
かるように、一旦パターンを設定した後はダイス交換ま
では他のパターンに移行しないことが本発明の制御方式
のひとつの特徴であり、また第3、第4の問題点にはこ
の特徴が有効に対処している。
以下、本発明の詳細な説明する。
(実施例) 本発明においては、プラーの走行距離を少なくとも3つ
の時期において検出できるリミットスイッチ等をプラー
走行距離検知器として用いることができるが、以下の実
施例ではパルス発生によりプラーの連続走行距離を検知
するパルス発生器を用いた例を説明する。
また、プラーの張力を制御するためにはリレー回路等の
リニアモーター電圧制御回路等を使用することもできる
が、以下の実施例ではマイコンによりプラー張力を制御
する例を説明する。
第1図は本卑明に係るプラー装置の概略の構成を示す図
面である。
1はプラー、2はプラーを走行させるプラーレール、4
はプラーの爪に把持されて索引されている2本形材、5
はイニシャルテーブル、6はランナウトテーブル、7は
クーリングテーブル、8はトロリー線、9は電源、10
はパルス発生器である。
パルス発生器10の詳細な取付構造を第5図に示す。
第5図(す、(0)においては、10はプラ一本体、1
3はプラ一本体10をプラーレール14上を移動させる
ホイール、15はプラーの駆動電源を供電するトロリー
線、20はプラ一本体10に固定された取付板21に取
付られた近接スイッチ、22はくし状鉄板である。この
くし状鉄板22のくしの数を近接スイッチ22を経てカ
ウントすることによりプラー走行距離が求められる。
第6図は電源9により設定される電圧V t ”” V
 aと、プラー速度、プラー推力との関係を示す。通常
のプラー索引法ではV、−Vオの何れかにプラー電源電
圧が一定に設定され押出しが行なわれるが、本発明では
以下述べるように電源電圧を押出中に変更しなから押出
を行なう。
リニアモーターの電源電圧の変更はマイコンにより以下
詳述するように行なわれる。先ず押出機およびパルス発
生機10からマイコンへ入力される信号について説明す
る。
押出機からマイコンに入力される信号は次のとおりであ
る。
(イ)ダイス交換中信号−ダイスがエンドプラテンに固
定されていないときにこの信号が発生される。ダイス交
換中信号発生中において本発明によるプラー張力制御マ
イコンプログラムはスタートせず、電源9の誤動作が防
止される。
(ロ)押出開始信号−ダイス交換生信号が消されそして
主ラムの前進開始等が検知されるとこの信号が発生せし
められる。この押出開始信号発生の都度、その回数がマ
イコン内に積算されて押出回数がマイコン内に記憶され
る。そして、第1回の押出においては、誤ってプラー張
力制御データがキーボードから入力されても、その入力
は無視されるようにマイコンのプログラムが作成される
第2回以降の押出においては、予め定められたプラー張
力変更パターンの何れを選択されるかがキーボードより
入力されると、そのパターンに従ってプラー張力が制御
される。押出回数が増大しそしてダイス交換生信号(イ
)がマイコンに入力されると、押出回数信号(ロ)はゼ
ロに再セットされる。
(ハ)押出終了信号−生ラムが前進限に到達したことを
リミットスイッチが検知し、そしてリミットスイッチに
より押出終了信号が発生せしめられる。押出終了信号が
マイコンに入力された時は、ダイス交換生信号が入力さ
れずかつプラー張力設定パターンが入力されているとの
条件が満たされている時は、次回の押出においても当該
張力設定パターンがマイコン内に保持される。
押出終了信号は押出開始信号もしくはダイス交換信号の
入力によりキャンセルされる。
(ニ)押出終了直前信号−この信号は、第1回目の押出
における全押出長さをプラー走行距離等により計算し、
そして第2回目以降の押出において押出長さより若干少
ない押出長さをプラー走行距離等により算出することに
より、発生せしめられる。この押出終了直前信号がマイ
コンに入力された時点を本発明の押出末期を代表する時
点としてもよい。あるいは、押出末期において後述する
ように連続的にプラー張力制御を行ない、押出終了直前
信号がマイコンに入力された時点でプラー張力をゼロに
する制御に当該信号を用いてもよい。
プラー1からマイコンに入力される信号はパルス発生器
10により検出されるプラー走行距離信号(ホ)である
(ホ)プラー走行距離信号−押出開始信号がプラー1に
与えられた晴から当該距離の計算が開始され、そしてプ
ラーの爪が開放された時にその開放信号により計算が終
了する。第1回目の押出ではパルス発生器10によりプ
ラー走行距離が求められ、かくして求められたプラー走
行距離を3等分もしくは適当な区分に分けられたプラー
走行距離区分がマイコン内で計算される。第2回目以降
の押出において、プラー張カバターンが入力されると当
該区分において高(H)低(L)張力をどの時期で形材
に印加するかが測定された時点の走行距離に応じてマイ
コンにより設定される。
マイコンからプラー用リニアモーター電源電圧調節器へ
の出力は次のとおりである。
(へ)コントロールオンオフ状態信号 A、ダイス交換中信号あリーコントロールオフ B、ダイス交換生信号なし− (a)ブラー張カバターン入力なし−コントロールオフ (bllブラーカバターン入力あり (i)押出開始信号−コントロールオン(ii )押出
終了信号−コントロールオフ(ト)張力指令電圧−コン
トロールオン状態において、張力変更パターンにより張
力を定める電圧が設定される。例えば第6図のV、から
vtに電圧が変更されると張力は変更される。但し、プ
ラー速度は押出速度範囲内にあるのでプラーは押出に同
調して走行する。
以下、マイコンの制御機能を第7図および第8図により
説明する。
押出機からのダイス交換信号がマイコンに入力されると
、押出回数の積算の起算(ステップ1゜2 、4) 、
パターン制御実行以降の従前の張カバターンキャンセル
(ステップ17.1)および正常操業後のプログラム再
スタート(ステップ8.1)が行なわれる。
押出開始信号は押出回数の積算(ステップ3゜4)およ
び張カバターン制御後のタイマスタート(ステップ18
 、11)に使用される。よってダイス交換信号がOF
Fになり押出開始信号が入力されると、押出回数(N)
が積算され、Ni2のときはプラーの走行距離が読み込
まれ(ステップ7)、押出終了信号があった時のプラー
走行距離がマイコンに記憶される。
続いて、マイコンはダイス交換信号Noを検知して(ス
テップ2)、押出信号が入力されるまで、その入力有無
を確定しくステップ3)、入力があった時に押出回数(
N)を積算する。N≧2において通常押出を行なうか否
かはキーボードからの入力有無によりマイコンが判断し
くステップ6)、通常押出の場合はN=1のときと同様
のフローが辿られる。プラー張カバターン制御を行なう
場合(ステップ6−No)は、プラー張力変更パターン
を例えば第1表の数字により入力部る(ステップ9)。
マイコン内には張力のHとLの値が記憶されているので
、プラー走行距離の具体的長さの関数としてH,Lが設
定され(ステップ10)そしてタイマがスタートする(
ステップ11)、なお、上記ステップ6 、7 、8.
10.11は第7図では張力設定手段として示されてい
る。ステップ12〜16はタイマにより設定された時間
長を1周期として各操作が押出終了信号があるまで(ス
テップ16−YES)繰返される。
ステップ12ではプラーの現在の走行距離を読み込んで
、ステップ15においてこの距離に対応する張力を計算
しそして制御電圧としてプラーに出力する。ステップ1
3は割り込み入力(第7図)に相当する任意的附加ステ
ップであり割り込みがあったときはH,Lを変更しくス
テップ13)、割り込みがなければ従前のH,Lがその
まま張力制御に使用される。このような割込みH,Lは
キーボードからマルチタスク弐〇PUのキーボード入力
部に入力され、入力があった時点でH,Lは書換えられ
る(H=H’、L=L ’ )。このような割り込み方
式を利用すると押出中に形材の形状変化等を観察して、
H,Lを微調整することが可能になる。
続いてプラー張力変更パターンの具体例を第9図−第1
1図に示す。
第9図は第1表のパターン1、第10図は同じくパター
ン2、第11図はパターン3に該当するものである。そ
れぞれの図において[株]印が押出各期のH,L張力で
ある。また、・印はH,L張力の中間値であってH,L
間をなめらかな曲線で結ぶよう−にした値である。本実
施例ではマイコンにより張力を計算するために、なめら
かな曲線を三角関数、高次式、双曲線その他任意の数式
をマイコンに記憶させ、その第8図−第10図の如きプ
ラー張力変化を計算することは容易である。この場合、
第8図のステップ9において第9図〜第11図の何れか
のパターンが符号により設定されると、そのパターンの
数式がマイコンのメモリから取出され、そしてプラー走
行距離の関数としてプラー張力がステップ15により計
算される。
第9図−第11図の曲線はプラー走行の始めと終りで曲
線の勾配がゼロであるとの条件の下に描かれている。こ
の条件を満足する曲線の式はTL=AL’  +BL3
 +CL”  +T、、但し、A=−−□  (3T、
  −4T2  +T3)L04 只 である。また、Loはプラーが走行する距離の合計、T
1、T2、T3はそれぞれ押出始め、真中、終りにおけ
るプラー張力である。
上記4次式をマイコンに記憶させておくと、ステップ9
.10においてTI 、Tz 、T3を入力するとマイ
コンがステップ15において張力を計算しまた必要なら
ばTI、T2、T3の変更をステップ14にて行なうと
、張力は押出中になめらかに変化することになる。
なお、T、 、’r、 、T3のみの値を基準張力とし
て入力すると前述のH,L二段階の張力制御になり、こ
のような制御方式も可能である。さらにH,L二段階の
中間にいくつかの中間的張力基準としてもよい。
(発明の効果) 本発明によると、形材の形状を修正するために常用され
ているローラー矯正機の負担が軽減されるので、形材生
産性が向上する。
また、従来のプラー使用法よりもさらに効果的に形材の
長さ不揃が解消される。
さらに、オペレータを機械化が困難な形材の疵検査によ
る押出速度修正等に集中させられるようになるので、形
材の歩留が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るプラー装置の図面、 第2図(イ)、(o)、Q〜は形材の形状変化の説明図
、同図に)は形材のタング比の説明図、 第3図(イ) −(ト)は形材を例示する図、第4図は
ダイスの断面図、 第5図(イ)、(0)はパルス発生器の附設構造を示す
図面、 第6図はリニアモータ一式プラーの張力、速度および電
源電圧の関係を説明するグラフ、第7図はマイコンの機
能説明図〜 第8図はマイコンのプログラムを示すフローチャート、 第9図−第11図はプラー張カバターンの具体例である
。 1・・・プラー、2・・・プラーレール、4・・・形材
、5・・・イニシャルテーブル、6・・・ランナウトテ
ーブル、7・・・クーリングテーブル、8・・・トロリ
ー線、9・・・電源、10・・・パルス発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルミニウム押出形材の押出初期、中期および末期
    においてプラーの張力を変化させる張力変化パターンを
    設定した調節器が、プラーに附設されたその走行距離検
    知器により検知されたプラー走行距離に応じて、プラー
    駆動源を介してプラーの張力を調節することを特徴とす
    るアルミニウム押出形材用プラー装置。
JP60019215A 1985-02-05 1985-02-05 アルミニウム押出形材用プラ−装置 Granted JPS61180611A (ja)

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