JPS6118021Y2 - - Google Patents

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JPS6118021Y2
JPS6118021Y2 JP19525783U JP19525783U JPS6118021Y2 JP S6118021 Y2 JPS6118021 Y2 JP S6118021Y2 JP 19525783 U JP19525783 U JP 19525783U JP 19525783 U JP19525783 U JP 19525783U JP S6118021 Y2 JPS6118021 Y2 JP S6118021Y2
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JP
Japan
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skiving
leather
ruler
rotary knob
knob
Prior art date
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JP19525783U
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JPS59165442U (ja
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Publication date
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は皮漉機の改良に関するものである。皮
漉機は皮革の裏皮を漉取る機械として従来から皮
革加工業者の間で使用されている。最近では一般
に広く使用されつつあるが、皮漉機の取扱いは非
常に熟練を要するものである。皮漉には基本的に
は平漉(べた漉ともいう)や溝漉があるが、これ
ら皮漉の操作の中で特に裏皮を所定の厚み漉取る
こと、裏皮を均一平坦に漉取ることである。この
操作はツマミを回転操作することで皮押え定規を
上、下調整又は角度調整される構成になつてい
る。ところが、従来の皮漉機はこの皮押え定規の
調整を永年の感と、経験にたよつて所望条件の皮
漉を行つていたため、経験の浅い一般者にとつて
は皮漉機を使いこなすことは困難であつた。
本考案の目的は、経験の浅い一般者にとつても
取扱い易すく簡単に平漉や溝漉を行えるように改
良した皮漉機を提供することにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図乃至第3図において、1はフレームで枠
組みされた機台で、その上にテーブル2が設けて
ある。テーブル2上には皮漉機のケーシング3が
支持されていて、ケーシング3の上面一部に窓孔
4が開設してある。この窓孔4には断面コ字形状
の円筒ナイフ5が配置され、円筒ナイフ5はその
中心に軸6を有し、軸6はケーシング3に備えた
軸受7,7に該円筒ナイフ5と共に回転自在に支
承している。上記円筒ナイフ5の周縁には外刃状
の刃部8を有しており、円筒ナイフ5の上部は窓
孔4からケーシング3外へ僅かに突き出ている。
一方、軸6は継承部6aを有し、必要に応じて継
承部6aでもつて伸縮可能に形成してある。又、
軸6の一端(第1図右端)は軸受7外へ突出し、
ここに多段プーリー9を取付けている。
上記円筒ナイフ5の上部刃部の裏面に近接して
ビヤダル型の皮送りローラー10が配置され、こ
のローラーの表面は砂状粗面に形成してある。送
りローラー10には軸11を有し、この軸は送り
ローラー10が上記円筒ナイフ5の刃部裏面に対
して上、下に揺動可能なようにフレーム12に支
承されており、ローラー10は通常はバネ手段
(図示せず)で上方へ附勢されている。又、送り
ローラー10は円筒ナイフの刃部8との間隔を可
変する調整ツマミ13が備えられ、ツマミの軸に
ストツパーツマミ13aを有している。又、フレ
ーム12には送りローラー10を刃部8に対して
角度変更する調整ツマミ14を有している。
上記送りローラー10は皮送り方向すなわち皮
漉方向に回転自在であつて、これに対して円筒ナ
イフ5は皮漉方向と直交して回転が行われる。1
5は送りローラー10の前方に備えたガイドテー
ブルである。
皮送りローラー10の軸11の一端は減速機1
6の出力軸16aに接続され、減速機16の入力
軸16bは上記円筒ナイフの軸6と平行に支承
し、その端部に多段プーリー17が取付けてあ
る。
なお、上記円筒ナイフ5の刃部8に近接してグ
ラインダー18が配置され、グラインダーの軸1
8aにプーリー19が備えてある。グラインダー
18は通常は刃部8から離れておりツマミ(図示
せず)の操作で刃部8に接触し研磨が行える。
上記円筒ナイフ5、皮送りローラー10および
グラインダー18の駆動は、機台1に据え付けた
モータ20によつて行われる。このモータ20の
出力プーリー20aと多段プーリー9とにベルト
21を掛回して円筒ナイフ5の高速回転が行える
と共に、多段プーリー9と別の多段プーリー17
にベルト22が掛回されて皮送りローラー10の
低速回転が行える。又、多段プーリー9とプーリ
ー19とにテンシヨン(図示せず)を介してベル
ト23が掛回されてグラインダー19の高速回転
が行える。モータ20のスイツチはレバー24お
よびリング25を介して踏板26に連結されてお
り、この踏板26の操作でモータ20の駆動が行
える。
さて、前記円筒ナイフの刃部8の真上には筒状
の取付台27が配され、取付台はケーシング3か
ら延びるアーム28の先端に備えてある。取付台
27の下部には皮押え定規の支持体29が挿着さ
れ、この支持体に皮押え定規30がネジ30aに
より着脱可能に取付けてある。上記定規はその押
え面30bが円筒ナイフ5の曲面の沿う弧状面を
なし、押え面30bは刃部8の先端部に位置して
いる。又、皮押え定規30は皮漉の種類に応じて
第4図に示すように、平漉定規31や溝漉定規3
2があり、両定規31,32に取付穴31a,3
2aが設けてある。
上記取付台27の上部には螺管33が挿通され
ていて、この螺管に第1の回転ツマミ34の軸3
5が挿入され、その先端は支持体29に係合して
いる。これにより、第1の回転ツマミ34を回動
することによつて皮押え定規30を刃部8に対し
て上、下動させて皮漉厚の調整が行える。上記取
付台27上には途中に段部36aを有するストツ
パー36が立設してある。このストツパーは第1
の回転ツマミを回動して軸35を深く挿入したと
き該ツマミ34の裏面が段部36aに当接してこ
れ以上挿入されることのない下死点すなわち、平
漉定規31を使用したときの皮漉厚の最高限度を
規制する作用が得られる。又、第1の回転ツマミ
34の上面に調整目盛り37が表示してある。こ
の調整目盛りはストツパー36の位置を規準とし
て読取り、例えば一目盛の回動で新聞紙一枚分の
厚みの皮漉厚の調節が行える。又、第1の回転ツ
マミの軸35には溝漉定規32を使用したときの
皮漉厚の最高限度を規制する目盛り38が表示し
てある。この目盛り38は上記螺管33の上縁に
よつて読取る。
一方、上記支持体29には皮押え定規30の押
え面30bを刃部8に対して平行に角度調整する
第2の回転ツマミ39が備えてある。このツマミ
には規準目盛り40を有し、ツマミの軸39aに
ストツパーツマミ41を有している。この皮押え
定規の押え面30bと刃部8との最適平行条件を
出すための手段として、予め最適平行時のときの
ツマミ39と支持体29との距離を第5図に示す
ゲージ42の長さに一致させておけば、このゲー
ジ42を用いてツマミ39を回転して位置合わせ
することにより簡単に最適平行条件を出すことが
できて好適である。
なお、第1図中、43は皮押え定規30をロツ
クするためのレバー、44は溝漉の幅を決めるス
ケールである。
次に本考案の皮漉機の作用を平漉を例にとつて
説明する。皮漉機は予め、第1の回転ツマミ34
を回転操作して平漉厚を調整し、又、ゲージ42
に一致させるべく第2の回転ツマミ39を回転し
て平漉定規31と円筒ナイフ5の刃部8との最適
平行条件に調整しておく。その後、踏板26を操
作して円筒ナイフ5と皮送りローラー10とを始
動する。この状態で皮漉しようとする皮革をその
裏皮を下向きにしてガイドテーブル15側から刃
部8と平漉定規31との間隙に位置すると、皮革
は皮送りローラー10で送られて該間隙内に引き
込まれる。この皮革の引き込まれによつて、皮革
は定規で圧迫され、この圧迫された分だけ皮送り
ローラー10が沈む。したがつて皮革は刃部8と
皮送りローラー10との間に生じた間隙分の裏皮
が漉取られる。そして裏皮の漉取られた皮革は定
規後方に送り出されるのである。なお、皮漉され
た皮革の裏皮をより以上に漉取りたい場合には、
第1の回転ツマミ34を操作して漉取り量に応じ
た目盛り分を回転することにより所望の皮漉が容
易に行える。又、溝漉操作についても上記平漉と
同様の操作をもつて行うことが可能である。この
場合は、溝漉定規32に当てたスケール44に沿
つて行えばよい。さらに第2の回転ツマミ39は
一度セツトすれば平漉、溝漉を問わず変える必要
はない。
以上のように本考案の皮漉機によれば、皮漉厚
を決定する回転ツマミにストツパーおよび調整目
盛りを設けたことにより、平漉および溝漉の皮漉
を希望する皮漉厚に婦人でも簡単、容易に漉取る
ことができ、かつ、皮漉の漉すぎが未然に防止で
きて失敗も解消される。又、皮押え定規と刃部と
の最適平行条件をゲージを組合せる事により簡単
に、できるため、均一で平坦な皮漉が容易に行え
る。これら皮漉の操作は極めて取扱い易いため未
熟練者であつても使いこなすことができる等実用
上幾多の且つ極めて顕著な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は皮漉機の全体の正面図、第2図は動作構成を示
す斜視図、第3図は本考案要部の斜視図、第4図
は皮漉定規のそれぞれの斜視図、第5図はゲージ
の斜視図である。 3……ケーシング、5……円筒ナイフ、8……
刃部、10……皮送りローラー、16……減速
機、20……モータ、26……踏板、27……取
付台、30……皮押え定規、31……平漉定規、
32……溝漉定規、34……第1の回転ツマミ、
36……ストツパー、37……調整目盛り、38
……目盛り、39……第2の回転ツマミ、40…
…規準目盛り、42……ゲージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 皮漉方向と直交して回転する断面コ字状の周縁
    に刃部を有する円筒ナイフと、この円筒ナイフの
    内方から上部刃部に近接されて皮漉方向に回転す
    るビヤダル型の皮送りローラーとを有し、かつ皮
    押え定規を上部刃部の直上に交換可能にセツトす
    る支持体に当該定規を上下動して皮漉厚を調節す
    る第1の回転ツマミと、皮押え定規を刃部に平行
    に調整する第2の回転ツマミとを備えた皮漉機で
    あつて、上記第1の回転ツマミには皮漉限度を規
    制するストツパーと、調整目盛りとを表示し、又
    第1の回転ツマミの軸に溝漉限度の目盛りを表示
    し、第2の回転ツマミに皮押え定規と刃部との最
    適平行条件のための規準目盛りを表示し得るよう
    に構成し、且つゲージを組合せて皮押え定規と刃
    部との最適平行条件をゲージにより調整し得るよ
    うにしたことを特徴とする皮漉機。
JP19525783U 1983-12-19 1983-12-19 皮漉機 Granted JPS59165442U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19525783U JPS59165442U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 皮漉機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19525783U JPS59165442U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 皮漉機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165442U JPS59165442U (ja) 1984-11-06
JPS6118021Y2 true JPS6118021Y2 (ja) 1986-06-02

Family

ID=30419431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19525783U Granted JPS59165442U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 皮漉機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6685038B1 (ja) 2018-09-19 2020-04-22 株式会社 ニッピ機械 皮漉機

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JPS59165442U (ja) 1984-11-06

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