JPS6117918Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117918Y2 JPS6117918Y2 JP19565283U JP19565283U JPS6117918Y2 JP S6117918 Y2 JPS6117918 Y2 JP S6117918Y2 JP 19565283 U JP19565283 U JP 19565283U JP 19565283 U JP19565283 U JP 19565283U JP S6117918 Y2 JPS6117918 Y2 JP S6117918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- fishing
- floating body
- long
- fishing spot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は人工的に構成された浮体式釣り場装置
に関する。
に関する。
従来例の構成とその問題点
近年釣りがスポーツあるいはレジヤーとして非
常に盛んになつているが、釣りに適する海岸等
は、臨海工業地帯の発展とか、海洋汚染の進展等
に伴つて相対的に減少している。その為近年人工
の釣り場を提供しようという案が検討され一部実
用化されている。
常に盛んになつているが、釣りに適する海岸等
は、臨海工業地帯の発展とか、海洋汚染の進展等
に伴つて相対的に減少している。その為近年人工
の釣り場を提供しようという案が検討され一部実
用化されている。
人工の釣り場として検討され実用化されている
ものには、岸壁から固定式又は浮体式の桟橋を設
けたものとか、岸壁近くに箱型浮体を係留し、岸
壁との間を桟橋とか小船で連絡したものがある。
この浮体式の釣り場で問題になるのは、その寸法
の割りには、収容人口が少ないことである。釣り
はその性格上舷縁から海面に向つて行うため収容
人口を多くしようとすれば長大な舷縁が必要にな
るが、浮体の寸法を大きくする割りには舷縁の長
さは増加せず、また浮体寸法が大きくなれば強度
上の問題からもあまり大きな浮体は作れないのが
実状である。
ものには、岸壁から固定式又は浮体式の桟橋を設
けたものとか、岸壁近くに箱型浮体を係留し、岸
壁との間を桟橋とか小船で連絡したものがある。
この浮体式の釣り場で問題になるのは、その寸法
の割りには、収容人口が少ないことである。釣り
はその性格上舷縁から海面に向つて行うため収容
人口を多くしようとすれば長大な舷縁が必要にな
るが、浮体の寸法を大きくする割りには舷縁の長
さは増加せず、また浮体寸法が大きくなれば強度
上の問題からもあまり大きな浮体は作れないのが
実状である。
また過去に釣り舟において、釣り甲板を舷側か
ら張り出したことがあるが、張り出し甲板の強度
の問題と釣り舟自体の安定性(復原力)の問題か
ら張り出し長さ、張り出し面積は僅かであつた。
ら張り出したことがあるが、張り出し甲板の強度
の問題と釣り舟自体の安定性(復原力)の問題か
ら張り出し長さ、張り出し面積は僅かであつた。
考案の目的
本考案は、浮体自体の寸法をむやみに大きくす
ることなく、釣りを行わないときには全体をコン
パクトにし得ると共に釣りを行うときには充分な
面積の釣り場を確保し得、しかも全体を簡単に構
成し得る浮体式釣り場装置を提案することを目的
とするものである。
ることなく、釣りを行わないときには全体をコン
パクトにし得ると共に釣りを行うときには充分な
面積の釣り場を確保し得、しかも全体を簡単に構
成し得る浮体式釣り場装置を提案することを目的
とするものである。
考案の構成
上記目的を達成するため、本考案の浮体式釣り
場装置は、長尺浮体を方形状に連結構成し、上記
各長尺浮体の外側部の上面に凹入部を構成し、こ
の凹入部に上記長尺浮体と平行して格納される複
数の浮体式釣り場を設け、各浮体式釣り場の相互
間および浮体式釣り場と長尺浮体間を連絡する渡
り板を少くともその一端を浮体式釣り場または長
尺浮体に連結して設け、上記浮体式釣り場を上記
長尺浮体の外側線より外方へ展開移動可能に構成
したものであり、これにより、浮体を格別大きく
せずに、かつ強度上および安定性において問題を
起こすことなく釣り場面積をきわめて大きくする
ことができるものである。
場装置は、長尺浮体を方形状に連結構成し、上記
各長尺浮体の外側部の上面に凹入部を構成し、こ
の凹入部に上記長尺浮体と平行して格納される複
数の浮体式釣り場を設け、各浮体式釣り場の相互
間および浮体式釣り場と長尺浮体間を連絡する渡
り板を少くともその一端を浮体式釣り場または長
尺浮体に連結して設け、上記浮体式釣り場を上記
長尺浮体の外側線より外方へ展開移動可能に構成
したものであり、これにより、浮体を格別大きく
せずに、かつ強度上および安定性において問題を
起こすことなく釣り場面積をきわめて大きくする
ことができるものである。
実施例と作用
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図、第2図は第1実施例を示す。図におい
て、1は浮体で4つの長尺浮体2を方形状に連結
することによつて構成されている。この浮体1は
チエンやシンカーなどの係留装置5により、希望
する海域において海底6に係留される。各長尺浮
体2に囲まれた海域は閉海面7となる。各長尺浮
体2の外海面9側には、上部ならびに側部が開放
する凹入部10が設けられ、ここに外海面9側に
展開移動可能な複数(実施例では4)の浮体式釣
り場11a,11b,11c,11dが長尺浮体
2と平行に格納して設けられてる。すなわち隣接
する浮体式釣り場間、11a,11b間、11
b,11c間、11c,11d間と、長尺浮体2
に最も近い浮体式釣り場11dと長尺浮体2間と
は、蝶番などの継手機構(図示せず)を介して渡
り板12a,12b,12c,12dにより連結
され、シリンダ装置などの伸縮操作機構(図示せ
ず)により渡り板12a,12b,12c,12
dを一つ置きに相反する方向に揺動させることに
より前述した展開移動および格納が可能となる。
また各渡り板12a,12b,12c,12dに
より、浮体1と各浮体式釣り場11a,11b,
11c,11dとの間で通行可能となる。
て、1は浮体で4つの長尺浮体2を方形状に連結
することによつて構成されている。この浮体1は
チエンやシンカーなどの係留装置5により、希望
する海域において海底6に係留される。各長尺浮
体2に囲まれた海域は閉海面7となる。各長尺浮
体2の外海面9側には、上部ならびに側部が開放
する凹入部10が設けられ、ここに外海面9側に
展開移動可能な複数(実施例では4)の浮体式釣
り場11a,11b,11c,11dが長尺浮体
2と平行に格納して設けられてる。すなわち隣接
する浮体式釣り場間、11a,11b間、11
b,11c間、11c,11d間と、長尺浮体2
に最も近い浮体式釣り場11dと長尺浮体2間と
は、蝶番などの継手機構(図示せず)を介して渡
り板12a,12b,12c,12dにより連結
され、シリンダ装置などの伸縮操作機構(図示せ
ず)により渡り板12a,12b,12c,12
dを一つ置きに相反する方向に揺動させることに
より前述した展開移動および格納が可能となる。
また各渡り板12a,12b,12c,12dに
より、浮体1と各浮体式釣り場11a,11b,
11c,11dとの間で通行可能となる。
以下、上記構成における作用について説明す
る。浮体1は両図右側に示されるように各浮体式
釣り場11a,11b,11c,11dを凹入部
10に格納した状態で自航または曳航により任意
の場所に移動され、そして係留装置5により係留
される。この状態で左側に示されるように各浮体
式釣り場11a,11b,11c,11dを凹入
部10から出して展開移動させることにより、こ
れら各浮体式釣り場11a,11b,11c,1
1dを渡り板12a,12b,12c,12dの
長さにほぼ等しい間隔を置いて浮遊させ得、以つ
て各浮体式釣り場11a,11b,11c,11
dや浮体1上から外海面9への釣り、ならびに浮
体1上から閉海面7への釣りが行なえる。なおウ
インチ装置などにより係留装置5を引上げること
により浮体1を移動させ得るが、この浮体1を係
留しないで、ただよわせながら釣りを行なうこと
もできる。
る。浮体1は両図右側に示されるように各浮体式
釣り場11a,11b,11c,11dを凹入部
10に格納した状態で自航または曳航により任意
の場所に移動され、そして係留装置5により係留
される。この状態で左側に示されるように各浮体
式釣り場11a,11b,11c,11dを凹入
部10から出して展開移動させることにより、こ
れら各浮体式釣り場11a,11b,11c,1
1dを渡り板12a,12b,12c,12dの
長さにほぼ等しい間隔を置いて浮遊させ得、以つ
て各浮体式釣り場11a,11b,11c,11
dや浮体1上から外海面9への釣り、ならびに浮
体1上から閉海面7への釣りが行なえる。なおウ
インチ装置などにより係留装置5を引上げること
により浮体1を移動させ得るが、この浮体1を係
留しないで、ただよわせながら釣りを行なうこと
もできる。
第3図は第2実施例を示す。この場合、各浮体
式釣り場11a,11b,11cを展開移動させ
る伸縮操作機構としては、一般に使用されている
手段、例えばパンタグラフ機構13とシリンダ装
置(図示せず)などの伸縮操作機構が使用され
る。また渡り板12a,12b,12cの基端は
浮体式釣り場11a,11b,11cに蝶番14
a,14b,14cを介して上下揺動可能に連結
されるとともに、先端は隣接する浮体式釣り場1
1b,11cならびに浮体1に摺動可能に載置さ
れ、浮体式釣り場11a,11b,11cの展開
格納に支障を来たさないように構成されている。
式釣り場11a,11b,11cを展開移動させ
る伸縮操作機構としては、一般に使用されている
手段、例えばパンタグラフ機構13とシリンダ装
置(図示せず)などの伸縮操作機構が使用され
る。また渡り板12a,12b,12cの基端は
浮体式釣り場11a,11b,11cに蝶番14
a,14b,14cを介して上下揺動可能に連結
されるとともに、先端は隣接する浮体式釣り場1
1b,11cならびに浮体1に摺動可能に載置さ
れ、浮体式釣り場11a,11b,11cの展開
格納に支障を来たさないように構成されている。
考案の効果
以上本考案によれば、複数の浮体式釣り場を方
形状に連結構成した長尺浮体から展開移動させる
ことにより、浮体を格別大きくせずに、かつ強度
上および安定性において問題を起こすことなく釣
り場面積をきわめて大きくすることができる。ま
た、複数の浮体式釣り場を格納することにより、
暴風雨等の危急時の災害を避けることができる。
さらに浮体式釣り場を採用したので、展開時にお
いて該浮体式釣り場側の変動や荷重の影響が浮体
側にほとんど伝わらず、これは全体構造を簡単に
できるし、剛体結合形式に比べて安全となり、か
つ運搬設置を簡易化することができる。
形状に連結構成した長尺浮体から展開移動させる
ことにより、浮体を格別大きくせずに、かつ強度
上および安定性において問題を起こすことなく釣
り場面積をきわめて大きくすることができる。ま
た、複数の浮体式釣り場を格納することにより、
暴風雨等の危急時の災害を避けることができる。
さらに浮体式釣り場を採用したので、展開時にお
いて該浮体式釣り場側の変動や荷重の影響が浮体
側にほとんど伝わらず、これは全体構造を簡単に
できるし、剛体結合形式に比べて安全となり、か
つ運搬設置を簡易化することができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は第1
実施例における浮体式釣り場装置の全体平面図、
第2図は同縦断正面図、第3図は第2実施例にお
ける浮体式釣り場装置の全体平面図である。 1……浮体、2……長尺浮体、10……凹入
部、11a,11b,11c,11d……浮体式
釣り場、12a,12b,12c,12d……渡
り板。
実施例における浮体式釣り場装置の全体平面図、
第2図は同縦断正面図、第3図は第2実施例にお
ける浮体式釣り場装置の全体平面図である。 1……浮体、2……長尺浮体、10……凹入
部、11a,11b,11c,11d……浮体式
釣り場、12a,12b,12c,12d……渡
り板。
Claims (1)
- 長尺浮体を方形状に連結構成し、上記各長尺浮
体の外側部の上面に凹入部を構成し、この凹入部
に上記長尺浮体と平行して格納される複数の浮体
式釣り場を設け、各浮体式釣り場の相互間および
浮体式釣り場と長尺浮体間を連絡する渡り板を少
なくともその一端を浮体式釣り場または長尺浮体
に連結して設け、上記浮体式釣り場を上記長尺浮
体の外側線より外方へ展開移動可能に構成したこ
とを特徴とする浮体式釣り場装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19565283U JPS59150275U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 浮体式釣り場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19565283U JPS59150275U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 浮体式釣り場装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59150275U JPS59150275U (ja) | 1984-10-08 |
JPS6117918Y2 true JPS6117918Y2 (ja) | 1986-05-31 |
Family
ID=30420093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19565283U Granted JPS59150275U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 浮体式釣り場装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59150275U (ja) |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP19565283U patent/JPS59150275U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59150275U (ja) | 1984-10-08 |
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