JPS61178661A - エンテロトキシンの定量法 - Google Patents
エンテロトキシンの定量法Info
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- JPS61178661A JPS61178661A JP2057085A JP2057085A JPS61178661A JP S61178661 A JPS61178661 A JP S61178661A JP 2057085 A JP2057085 A JP 2057085A JP 2057085 A JP2057085 A JP 2057085A JP S61178661 A JPS61178661 A JP S61178661A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/569—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
- G01N33/56911—Bacteria
- G01N33/56916—Enterobacteria, e.g. shigella, salmonella, klebsiella, serratia
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- G—PHYSICS
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- G01N33/569—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
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- G01N33/56938—Staphylococcus
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンテロトキシンの定量法に関し、特に食品中
に混入したブドウ球菌あるいはセレウス菌の産生ずる毒
素(以下エンテロトキシンと略す)を検出する方法に関
するものである。
に混入したブドウ球菌あるいはセレウス菌の産生ずる毒
素(以下エンテロトキシンと略す)を検出する方法に関
するものである。
特に食品衛生検査上、食中毒を生じせしめたエンテロト
キシン究明を行う際、食品及び患者材料(吐物)中に存
在するエンテロトキシンを正確に定■することにより、
食中毒の診断を行うものである。
キシン究明を行う際、食品及び患者材料(吐物)中に存
在するエンテロトキシンを正確に定■することにより、
食中毒の診断を行うものである。
(従来の技術)
従来からエンテロトキシンの定量法としては次のような
方法が行なわれている。食中毒を生じさせたと推定され
る食品10gを90m1の生理食塩水あるいはリン酸緩
衝生理食塩水(以下PBSと略す)にてホモジネートし
、その0.11をマンニット−食塩−卵黄寒天培地に塗
抹し、37℃で24〜48時間培養を行い、生じたコロ
ニーを計測して、食品1g中の菌数を出す。食品1g中
の菌数が10個以上の場合、菌による食中毒と推定され
る。次いで、コアグラーゼ産生性を10倍希釈ウサギプ
ラズマ0.5μlにブレーンハートインフュージョン培
地(以下BHIと略す)培養被検菌51を加え、3〜2
4時間後、プラズマの凝固又は、フィブリンの析出が認
められるかどうか判定し、凝固した場合には黄色ブドウ
球菌と同定される。
方法が行なわれている。食中毒を生じさせたと推定され
る食品10gを90m1の生理食塩水あるいはリン酸緩
衝生理食塩水(以下PBSと略す)にてホモジネートし
、その0.11をマンニット−食塩−卵黄寒天培地に塗
抹し、37℃で24〜48時間培養を行い、生じたコロ
ニーを計測して、食品1g中の菌数を出す。食品1g中
の菌数が10個以上の場合、菌による食中毒と推定され
る。次いで、コアグラーゼ産生性を10倍希釈ウサギプ
ラズマ0.5μlにブレーンハートインフュージョン培
地(以下BHIと略す)培養被検菌51を加え、3〜2
4時間後、プラズマの凝固又は、フィブリンの析出が認
められるかどうか判定し、凝固した場合には黄色ブドウ
球菌と同定される。
さらに黄色ブドウ球菌の産生ずるエンテロトキシンを測
定する場合、被検菌を3%NZ−アミン培地又はBHI
培地で振盪培養し、培養液を遠心後、ミクロスライドゲ
ル内沈降反応法により、一方にエンテロトキシンを動物
に免疫して得た抗血清を入れ、他方に培養遠心上清を倍
数希釈してそれぞれの穴に入れ、48時間湿箱中で反応
させ、抗血清を入れた穴と各希釈液との間に沈降線、の
有無を判定する。あるいはエンテロトキシンに対する抗
血清をポリエチレン等のラテックスに結合させたものを
用いて培養上清を倍数希釈し、凝集を示す最高希釈倍数
を求め、本方法の最少検出感度によりエンテロトキシン
を求めるラテックス凝集反応が用いられている。
定する場合、被検菌を3%NZ−アミン培地又はBHI
培地で振盪培養し、培養液を遠心後、ミクロスライドゲ
ル内沈降反応法により、一方にエンテロトキシンを動物
に免疫して得た抗血清を入れ、他方に培養遠心上清を倍
数希釈してそれぞれの穴に入れ、48時間湿箱中で反応
させ、抗血清を入れた穴と各希釈液との間に沈降線、の
有無を判定する。あるいはエンテロトキシンに対する抗
血清をポリエチレン等のラテックスに結合させたものを
用いて培養上清を倍数希釈し、凝集を示す最高希釈倍数
を求め、本方法の最少検出感度によりエンテロトキシン
を求めるラテックス凝集反応が用いられている。
(発明が解決しようとする問題点)
このように食中毒の原因解明には、食品中の菌の分離、
同定、エンテロトキシン量の定量といった一連の操作は
繁雑で、簡単に行なうことは不可能であった。本発明者
等は、食品中のエンテロトキシン、を直接定量する高感
度で、しかも簡便゛な方法を開発すべく鋭意研究した結
果本発明に到達した。
同定、エンテロトキシン量の定量といった一連の操作は
繁雑で、簡単に行なうことは不可能であった。本発明者
等は、食品中のエンテロトキシン、を直接定量する高感
度で、しかも簡便゛な方法を開発すべく鋭意研究した結
果本発明に到達した。
(問題点を解決するための方法)
すなわち本発明は、エンテロトキシン含有液を抗エンテ
ロトキシン抗体不溶化担体および酵素標識抗エンテロト
キシン抗体と反応させ、結合した酵素標識抗エンテロト
キシン抗体または未結合の酵素標識抗エンテロトキシン
抗体の酵素活性を測定することによりエンテロトキシン
を定量することを特徴とするエンテロトキシンの定量法
である。
ロトキシン抗体不溶化担体および酵素標識抗エンテロト
キシン抗体と反応させ、結合した酵素標識抗エンテロト
キシン抗体または未結合の酵素標識抗エンテロトキシン
抗体の酵素活性を測定することによりエンテロトキシン
を定量することを特徴とするエンテロトキシンの定量法
である。
エンテロトキシンは黄色ブドウ球菌の産生ずる催吐活性
毒素に対して与えられた固有名詞と理解されてきたが、
近年コレラ菌、大組Lウェルシュ菌の下痢性毒素もエン
テロトキシンと呼ばれるようになった。そこで、従来よ
りのエンテロトキシンは国名を付してブドウ球菌エンテ
ロトキシンと呼ぶようになった。本発明はこれらの全て
のエンテロトキシンの定量を含有しているものである。
毒素に対して与えられた固有名詞と理解されてきたが、
近年コレラ菌、大組Lウェルシュ菌の下痢性毒素もエン
テロトキシンと呼ばれるようになった。そこで、従来よ
りのエンテロトキシンは国名を付してブドウ球菌エンテ
ロトキシンと呼ぶようになった。本発明はこれらの全て
のエンテロトキシンの定量を含有しているものである。
ブドウ球菌食中毒は菌体外毒素により発生する疾患であ
ることが、1930年代にDacks (Dack 、
G 、1. 。
ることが、1930年代にDacks (Dack 、
G 、1. 。
Cary、 W、!、、 Woolpert、 o、I
Wigglng+ H,J、 : J。
Wigglng+ H,J、 : J。
Prev、 led、、 4. lG?、(1930)
)によって証明され、このエンテロトキシンが単離精製
された。このブドウ球菌エンテロトキシンにはA、B、
C,D及びEの5つのタイプが存在することも明らかに
されている。これらの5つのタイプは、従来の技術の項
で述べたようなゲル内沈降反応により、特異的沈降パタ
ーンにより区別することが可能であり、5つのタイプの
中にも、共通抗原が存在することも又明らかである。こ
れらのエンテロトキシンの分離、精製法は別冊、蛋白質
、核酸、酵素11.89 (197B)に詳細に記載さ
れているように培養上清を出発原料にしてCM−セファ
ローズカラムクロマトグラフイー、セファデックスG−
100゜セファデックスG−75によるゲル濾過を繰返
し行う操作が多く用いられる。
)によって証明され、このエンテロトキシンが単離精製
された。このブドウ球菌エンテロトキシンにはA、B、
C,D及びEの5つのタイプが存在することも明らかに
されている。これらの5つのタイプは、従来の技術の項
で述べたようなゲル内沈降反応により、特異的沈降パタ
ーンにより区別することが可能であり、5つのタイプの
中にも、共通抗原が存在することも又明らかである。こ
れらのエンテロトキシンの分離、精製法は別冊、蛋白質
、核酸、酵素11.89 (197B)に詳細に記載さ
れているように培養上清を出発原料にしてCM−セファ
ローズカラムクロマトグラフイー、セファデックスG−
100゜セファデックスG−75によるゲル濾過を繰返
し行う操作が多く用いられる。
本発明に用いられる抗エンテロトキシン抗体は次のよう
にして得ることができる。すなわち、上記のようにして
分離、精製したエンテロトキシンに対する抗血清を得る
には、例えばエンテロトキシン60μg/■l、 OJ
mlとフロイントの完全アジュバント0.11を等全混
合しウサギ皮下に注射し、さらに6〜7週後に追加免疫
し、最初の免疫より10〜lla目で全採血する。得ら
れたエンテロトキシンに対する抗血清の力価、純度はゲ
ル内沈降反応により検定する。
にして得ることができる。すなわち、上記のようにして
分離、精製したエンテロトキシンに対する抗血清を得る
には、例えばエンテロトキシン60μg/■l、 OJ
mlとフロイントの完全アジュバント0.11を等全混
合しウサギ皮下に注射し、さらに6〜7週後に追加免疫
し、最初の免疫より10〜lla目で全採血する。得ら
れたエンテロトキシンに対する抗血清の力価、純度はゲ
ル内沈降反応により検定する。
このようにして得られたエンテロトキシンに対する抗血
清を用いて、抗体画分を通常の33%飽和硫安塩析−D
EAEセファローズカラムクロマトグラフィーにより1
g0m分を得る。又別法としてプロティンA結合セファ
ローズCL−4Bに抗血清を通し、PBSで洗浄後吸む
されたIgGを、グリシン−塩酸緩衝液pH2,7を用
いて溶出する。
清を用いて、抗体画分を通常の33%飽和硫安塩析−D
EAEセファローズカラムクロマトグラフィーにより1
g0m分を得る。又別法としてプロティンA結合セファ
ローズCL−4Bに抗血清を通し、PBSで洗浄後吸む
されたIgGを、グリシン−塩酸緩衝液pH2,7を用
いて溶出する。
溶出後、直ちに2M)リスアミノメタンで中和後、PB
Sに対し一夜透析することによりIgGに精製すること
もできる。さらに動物より得られる抗血清以外でもハイ
ブリドーマ法によるモノクロナール抗体も利用すること
ができる。
Sに対し一夜透析することによりIgGに精製すること
もできる。さらに動物より得られる抗血清以外でもハイ
ブリドーマ法によるモノクロナール抗体も利用すること
ができる。
このようにして得た抗エンテロトキシンの110画分を
不溶性担体に結合する方法としては物理吸着を利用して
も良く、又通常蛋白質あるいは酵素を不溶化するに用い
られる方法を用いて共存結合させても良い。例えば不溶
性多糖類を用いる場合であれば、不溶性多糖を臭化シア
ン、過ヨーソ酸ナトリウム、エピクロルヒドリンl、1
′−力ルボニルジイミダゾール等で活性化して結合反応
を行なわせる。又、固相に適当なスペーサーを導入後、
スペーサーを介して抗エンテロトキシン抗体を結合させ
ても良い。
不溶性担体に結合する方法としては物理吸着を利用して
も良く、又通常蛋白質あるいは酵素を不溶化するに用い
られる方法を用いて共存結合させても良い。例えば不溶
性多糖類を用いる場合であれば、不溶性多糖を臭化シア
ン、過ヨーソ酸ナトリウム、エピクロルヒドリンl、1
′−力ルボニルジイミダゾール等で活性化して結合反応
を行なわせる。又、固相に適当なスペーサーを導入後、
スペーサーを介して抗エンテロトキシン抗体を結合させ
ても良い。
本発明で使用する抗エンテロトキシン抗体は、110画
分をそのまま用いても良いが、抗原結合部位のみを分離
したものでも良い。即ち、パパイン、ペプシンなどのプ
ロテアーゼで処理して得られるFab+ Fab’、
F (ab’) 、部分なども使用することができる。
分をそのまま用いても良いが、抗原結合部位のみを分離
したものでも良い。即ち、パパイン、ペプシンなどのプ
ロテアーゼで処理して得られるFab+ Fab’、
F (ab’) 、部分なども使用することができる。
本発明の不活性担体としては、ポリスチレン等のプラス
チック、ガラスあるいはアガロース、デキマトラン、セ
ルロース等の多糖類が使用でき、形態としては、ビーズ
吠、繊維吠、チューブ吠等種々の形態が利用できる。又
、酵素を標識剤として110画分に結合させる方法とし
てグルタルアルデヒドを架橋剤として用いる方法(Av
rameas、S、;1mmunoche1stry、
8.43−52.1999)及びペルオキシダーゼを
標識剤として用いる1lakaneの過ヨーソ酸酸化法
(Nakane、 P、に、、 & Kawaol、
A、; J、旧5toches+、 Cytoabet
a、 22.1084−1093.1974) +さら
にβ−ガラクトシダーゼを標識剤とし、マレイミドを架
橋剤として用いる方法(加藤兼房、石川栄治:免疫実験
操作法、IV、 1975 P113))により、標識
酵素と抗体の110画分あるいはFab、Fab;F(
ab’ )。
チック、ガラスあるいはアガロース、デキマトラン、セ
ルロース等の多糖類が使用でき、形態としては、ビーズ
吠、繊維吠、チューブ吠等種々の形態が利用できる。又
、酵素を標識剤として110画分に結合させる方法とし
てグルタルアルデヒドを架橋剤として用いる方法(Av
rameas、S、;1mmunoche1stry、
8.43−52.1999)及びペルオキシダーゼを
標識剤として用いる1lakaneの過ヨーソ酸酸化法
(Nakane、 P、に、、 & Kawaol、
A、; J、旧5toches+、 Cytoabet
a、 22.1084−1093.1974) +さら
にβ−ガラクトシダーゼを標識剤とし、マレイミドを架
橋剤として用いる方法(加藤兼房、石川栄治:免疫実験
操作法、IV、 1975 P113))により、標識
酵素と抗体の110画分あるいはFab、Fab;F(
ab’ )。
分を結合させることができる。“
a!識酵素としては、ペルオキシダーゼ、β−D−ガラ
クトシダーゼのほかにアルカリホスファターゼ、ゲルコ
ールオキシダーゼ、リンゴ酸脱水素酵素等通常用いられ
る酵素であればいずれでも良いが、特にペルオキシダー
ゼが、測定感度が高いために好ましい。
クトシダーゼのほかにアルカリホスファターゼ、ゲルコ
ールオキシダーゼ、リンゴ酸脱水素酵素等通常用いられ
る酵素であればいずれでも良いが、特にペルオキシダー
ゼが、測定感度が高いために好ましい。
又、酵素基質−発色剤としては、一般に用いられている
ものが使用可能であり、ペルオキシダーゼの場合には、
過酸化水素と0−フェニレンジアミン・2HC9,過酸
化水素と2,2′−アジノージ−(3−エチレンベンツ
チアゾリンスルホン酸■〕とが、感度の点より用いられ
、又、蛍光基質として過酸化水素と3(p−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸(HPPAと略す)も使用可能
であり、β−D−ガラクトシダーゼの場合、0−ニトロ
フェニルβ−ローガラクトシドあるいは蛍光基質として
4−メチルウンベリフェリルβ−ローガラクトシドを用
いることができる。さらにアルカリホスファターゼの場
合には、p−ニトロフェノール・リン酸や蛍光基質とし
ての4−メチルウンベリフェリル・リン酸の使用もでき
る。
ものが使用可能であり、ペルオキシダーゼの場合には、
過酸化水素と0−フェニレンジアミン・2HC9,過酸
化水素と2,2′−アジノージ−(3−エチレンベンツ
チアゾリンスルホン酸■〕とが、感度の点より用いられ
、又、蛍光基質として過酸化水素と3(p−ヒドロキシ
フェニル)プロピオン酸(HPPAと略す)も使用可能
であり、β−D−ガラクトシダーゼの場合、0−ニトロ
フェニルβ−ローガラクトシドあるいは蛍光基質として
4−メチルウンベリフェリルβ−ローガラクトシドを用
いることができる。さらにアルカリホスファターゼの場
合には、p−ニトロフェノール・リン酸や蛍光基質とし
ての4−メチルウンベリフェリル・リン酸の使用もでき
る。
本発明の定量法はエンテロトキシン含有液を抗エンテロ
トキシン抗体不溶化担体および酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体と反応させ、結合した酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体または未知の酵素標識抗エンテロトキシン抗体
の酵素活性を測定することにより、エンテロトキシン定
量する方法である。
トキシン抗体不溶化担体および酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体と反応させ、結合した酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体または未知の酵素標識抗エンテロトキシン抗体
の酵素活性を測定することにより、エンテロトキシン定
量する方法である。
具体的には次のような方法がある。
(1) エンテロトキシン含有液を抗エンテロトキシ
ン抗体不溶化担体と反応させ、エンテロトキシン−抗エ
ンテロトキシン抗体不溶化担体複合体を形成しく第1段
反応)、次いで該複合体と酵素標識抗エンテロトキシン
抗体を反応させ(第2段反応)、該複合体と結合した酵
素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定するこ
とにより、エンテロトキシンを定量する。
ン抗体不溶化担体と反応させ、エンテロトキシン−抗エ
ンテロトキシン抗体不溶化担体複合体を形成しく第1段
反応)、次いで該複合体と酵素標識抗エンテロトキシン
抗体を反応させ(第2段反応)、該複合体と結合した酵
素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定するこ
とにより、エンテロトキシンを定量する。
■ エンテロトキシン含有液を酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体と反応させ、エンテロトキシン−酵素標識抗エ
ンテロトキシン抗体複合体を抗エンテロトキシン抗体不
溶化担体を反応させ(第2段反応)、該担体に結合した
酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定する
ことにより、エンテロトキシンを定量する。
シン抗体と反応させ、エンテロトキシン−酵素標識抗エ
ンテロトキシン抗体複合体を抗エンテロトキシン抗体不
溶化担体を反応させ(第2段反応)、該担体に結合した
酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定する
ことにより、エンテロトキシンを定量する。
(3) エンテロトキシン含を液と酵素標識抗エンテ
ロトキシン抗体複合体と抗エンテロトキシン抗体不溶化
担体とを同時に反応させ、該担体に結合した酵素標識抗
エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定することにより
、エンテロトキシンを定量する。
ロトキシン抗体複合体と抗エンテロトキシン抗体不溶化
担体とを同時に反応させ、該担体に結合した酵素標識抗
エンテロトキシン抗体の酵素活性を測定することにより
、エンテロトキシンを定量する。
上記反応は温度4〜45℃、特に37℃付近で行なうこ
とが好ましく、反応PHは中性付近、特にpH7〜7.
5付近であることが好ましい。酵素活性測定は酵素の至
適PH1付近で行なうことが好ましい。
とが好ましく、反応PHは中性付近、特にpH7〜7.
5付近であることが好ましい。酵素活性測定は酵素の至
適PH1付近で行なうことが好ましい。
反応時間は特に制限はないが、逐次反応法の(1)およ
び■においては、第1段反応を約30分〜約2時間ある
いは一夜放置後、第2段反応を約30分〜約2時間ある
いは一夜放置する。同時反応法の(3)においては、約
10分〜約5時間反応させる。反応温度、反応paおよ
び反応時間は必要により変化してもよい。
び■においては、第1段反応を約30分〜約2時間ある
いは一夜放置後、第2段反応を約30分〜約2時間ある
いは一夜放置する。同時反応法の(3)においては、約
10分〜約5時間反応させる。反応温度、反応paおよ
び反応時間は必要により変化してもよい。
酵素活性測定は結合した酵素標識抗エンテロトキシン抗
体の酵素活性に代えて未結合の酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体の酵素活性を測定してもよい。
体の酵素活性に代えて未結合の酵素標識抗エンテロトキ
シン抗体の酵素活性を測定してもよい。
検体中に存在するエンテロトキシンの息は予め作製した
標識曲線により正確にかつ高感度で測定する。
標識曲線により正確にかつ高感度で測定する。
(発明の効果)
本発明では、微生物の産生したエンテロトキシンを簡便
で、迅速な操作により正確に測定でき、食中毒原因解明
ができる。
で、迅速な操作により正確に測定でき、食中毒原因解明
ができる。
(実施例)
次に実施例により本発明を説明する。
(1) 精製ブドウ球菌エンテロトキシンAの調製品
用らの方法〔日細誌3G、883.(1975)〕によ
り調製した。即ち黄色ブドウ球菌F Rl−722を用
い3%NZアミンープロティンヒドロラーゼ(以下PH
Pと略す)培地を用い、16〜18時間振盪培養し、遠
心分離により培養上清を得、8N−HCIでpHを5.
7に調製した。4倍量の蒸留水で希釈したものを0.0
IMリン酸緩衝液pH5,7で平衡化したCM−セファ
デックスによるバッチクロマトを行い、カラムにつめp
H5,7のo、01Mリン酸緩衝液で洗浄後、 pH5
,7の0.01Mリン酸緩衝液とpH7,5の0.1M
リン酸緩衝液でグラシュエンド溶出した。次いで0.0
25Mグリシン−NaOH緩衝液pH9,5テ平衡化し
たDEAE−セファデックスカラムクロマトにかけ、0
.025Mグリシン−NAOH緩衝液pH9,5と0.
2NN a Clを含む0.05Mグリシン−NaOH
緩衝液pH9,5でグラシュエンド溶出し、セファデッ
クスG−75ゲル濾過後、精製水に対し透析後、凍結乾
熾し、精製ブドウ球菌エンテロトキシンAとした。
用らの方法〔日細誌3G、883.(1975)〕によ
り調製した。即ち黄色ブドウ球菌F Rl−722を用
い3%NZアミンープロティンヒドロラーゼ(以下PH
Pと略す)培地を用い、16〜18時間振盪培養し、遠
心分離により培養上清を得、8N−HCIでpHを5.
7に調製した。4倍量の蒸留水で希釈したものを0.0
IMリン酸緩衝液pH5,7で平衡化したCM−セファ
デックスによるバッチクロマトを行い、カラムにつめp
H5,7のo、01Mリン酸緩衝液で洗浄後、 pH5
,7の0.01Mリン酸緩衝液とpH7,5の0.1M
リン酸緩衝液でグラシュエンド溶出した。次いで0.0
25Mグリシン−NaOH緩衝液pH9,5テ平衡化し
たDEAE−セファデックスカラムクロマトにかけ、0
.025Mグリシン−NAOH緩衝液pH9,5と0.
2NN a Clを含む0.05Mグリシン−NaOH
緩衝液pH9,5でグラシュエンド溶出し、セファデッ
クスG−75ゲル濾過後、精製水に対し透析後、凍結乾
熾し、精製ブドウ球菌エンテロトキシンAとした。
■ ブドウ球菌エンテロトキシンAに対する抗血清
ブドウ球菌エンテロトキシンAにする抗血清は精製ブド
ウ球菌エンテロトキシンAを初回10μg (0,5m
1)とフロイントの完全アジュバント(0,5m1)を
混ぜ、1膳!のウサギの背部皮下に接種した。7〜9週
目にブースターとしておのおの同量のブドウ球菌エンテ
ロトキシンAをアジュバンドを加えないで皮下に免疫し
た。力価が最高になった11〜13週に採血した。
ウ球菌エンテロトキシンAを初回10μg (0,5m
1)とフロイントの完全アジュバント(0,5m1)を
混ぜ、1膳!のウサギの背部皮下に接種した。7〜9週
目にブースターとしておのおの同量のブドウ球菌エンテ
ロトキシンAをアジュバンドを加えないで皮下に免疫し
た。力価が最高になった11〜13週に採血した。
(3) 抗ブドウ球菌エンテロトキシンA抗血清より
のIgG画分の調製 得られたブドウ球菌エンテロトキシンAに対するウサギ
抗血清をプロティンA結合セファローズCL−4B (
ファルマシア製)をつめたカラムに通し、0.01M
P B Sで洗浄し、波長280amにおける吸光度が
0.050以下になった段階で0.1Mグリシン−HC
l緩衝液p■2.7を通し、プロティンA結合セファロ
ーズCL−4Bに結合しているIgG画分を溶出させた
。溶出後、すぐに2M)リスアミノメタンを用いて中和
し、0゜011 P B S (+)H7,2)に対し
透析する。透析後精製抗ブドウ球エンテロトキシンAウ
サギIgGとして使用に供した。
のIgG画分の調製 得られたブドウ球菌エンテロトキシンAに対するウサギ
抗血清をプロティンA結合セファローズCL−4B (
ファルマシア製)をつめたカラムに通し、0.01M
P B Sで洗浄し、波長280amにおける吸光度が
0.050以下になった段階で0.1Mグリシン−HC
l緩衝液p■2.7を通し、プロティンA結合セファロ
ーズCL−4Bに結合しているIgG画分を溶出させた
。溶出後、すぐに2M)リスアミノメタンを用いて中和
し、0゜011 P B S (+)H7,2)に対し
透析する。透析後精製抗ブドウ球エンテロトキシンAウ
サギIgGとして使用に供した。
(4) F(ab’)m フラグメントの調製抗ブド
ウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGにペプシン(ブ
タ腸粘膜由来、シグマ社製)IOW/V%を加え、37
℃、16時間処理し、セファデックスG−200ゲル瀘
過によりF(ab’ )t フラグメントを得た。
ウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGにペプシン(ブ
タ腸粘膜由来、シグマ社製)IOW/V%を加え、37
℃、16時間処理し、セファデックスG−200ゲル瀘
過によりF(ab’ )t フラグメントを得た。
■ 抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGをペ
ルオキシダーゼの結合体の調製過ヨウ素酸塩酸化法(N
akane、 P、に、、 &にawaoi+A、;
J、 Hlstoches、 Cytochem、 2
2.1084−109L(凰374)】により、抗ブド
ウ球菌エンテロトキシンAウサギIKGと西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(東洋紡製、グレードI−C)を結合し
、セファデックスG−200ゲル濾過により、ペルオキ
シダーゼ標識抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギI
gGを得た。
ルオキシダーゼの結合体の調製過ヨウ素酸塩酸化法(N
akane、 P、に、、 &にawaoi+A、;
J、 Hlstoches、 Cytochem、 2
2.1084−109L(凰374)】により、抗ブド
ウ球菌エンテロトキシンAウサギIKGと西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(東洋紡製、グレードI−C)を結合し
、セファデックスG−200ゲル濾過により、ペルオキ
シダーゼ標識抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギI
gGを得た。
■ 抗体結合固相の調製
抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGを1/4
インチポリスチレンボールに物理吸着させた。即ち、抗
ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGを0.IM
炭酸緩衝液pas、sに20〜30gg/mlに調製し
た液にポリスチレンポールを浸漬し、室温4時間、4℃
、液装置した。0.01M P HS (1)■7.2
)啓洗浄後、1%牛血清アルブミン(B S A )、
o、r%P B S (pH7,2)に使用まで保存し
た。
インチポリスチレンボールに物理吸着させた。即ち、抗
ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGを0.IM
炭酸緩衝液pas、sに20〜30gg/mlに調製し
た液にポリスチレンポールを浸漬し、室温4時間、4℃
、液装置した。0.01M P HS (1)■7.2
)啓洗浄後、1%牛血清アルブミン(B S A )、
o、r%P B S (pH7,2)に使用まで保存し
た。
抗体結合固相は、少なくとも6力月は安定であった。
■ 測 定 操 作
標準ブドウ球菌エンテロトキシンAは、精製ブドウ球菌
エンテロトキシンAを、0.01M P B Sに、所
定濃度になるように溶解調製したものを用いた。
エンテロトキシンAを、0.01M P B Sに、所
定濃度になるように溶解調製したものを用いた。
標準ブドウ球菌エンテロトキシンAm、100μ!ある
いは、食中毒を生じさせた食品10gを生理食塩水90
1に溶解ホモジネートシ、遠心分離した。上清100μ
!を、内径10III11高さ30龍の試験管が20個
結合したイムノポールトレー(小野薬品工業社製)の中
に入れ、正常家兎血清4 V/V%を含む、0.01M
P B S +)11?、2,200μlを追加混合
後、抗体結合ポールを1ヶ入れ、37℃で、1時間、静
置インキュベートした。
いは、食中毒を生じさせた食品10gを生理食塩水90
1に溶解ホモジネートシ、遠心分離した。上清100μ
!を、内径10III11高さ30龍の試験管が20個
結合したイムノポールトレー(小野薬品工業社製)の中
に入れ、正常家兎血清4 V/V%を含む、0.01M
P B S +)11?、2,200μlを追加混合
後、抗体結合ポールを1ヶ入れ、37℃で、1時間、静
置インキュベートした。
1時間後、アスピレータ−を用いて、液を吸引除去し、
O,OIM P B S pH7,2を用いて3回洗浄
後、0.25W/V%BSAを含む。0.01M P
HS pIN7.2で適当に希釈した。希釈したもの
(標準ブドウ球菌エンテロトキシンA 100 ng/
mlを用いた場合に吸光度が!、θ付近になるように調
製する。)25001加え、37℃、2時間、インキュ
ベートした。インキュベート終了後、 0.OfM P
B 5pH7,2を用いて3回洗浄後、新たな試験管
ボックス(イムノポール・スピッツボックス)にポール
のみ移し、 0.02%HsOa、O−フェニレンジア
ミン・2HC1(牛丼化学社製)3■/ml含む、0.
2Mクエン酸、0.1関リン酸緩衝液PH5,7,0,
51を加え、暗所、室温で1時間反応させた。
O,OIM P B S pH7,2を用いて3回洗浄
後、0.25W/V%BSAを含む。0.01M P
HS pIN7.2で適当に希釈した。希釈したもの
(標準ブドウ球菌エンテロトキシンA 100 ng/
mlを用いた場合に吸光度が!、θ付近になるように調
製する。)25001加え、37℃、2時間、インキュ
ベートした。インキュベート終了後、 0.OfM P
B 5pH7,2を用いて3回洗浄後、新たな試験管
ボックス(イムノポール・スピッツボックス)にポール
のみ移し、 0.02%HsOa、O−フェニレンジア
ミン・2HC1(牛丼化学社製)3■/ml含む、0.
2Mクエン酸、0.1関リン酸緩衝液PH5,7,0,
51を加え、暗所、室温で1時間反応させた。
1時間後、IN−硫酸21を加え酵素反応を停止後、波
長492nmでの吸光度を測定した。得られたブドウ球
菌エンテロトキシンAの標準曲線を第1図に示す。食品
中のブドウ球菌エンテロトキシンAは、この標準曲線よ
り求められた。又、ブドウ球菌エンテロトキシンの他の
型、即ちB%c1D、Hについて、そのエンテロトキシ
ン濃度を1000 ng/mlとしたときの交差程度は
、Eのみ20 ng/l程度検出され2%程度の交差反
応を示した。
長492nmでの吸光度を測定した。得られたブドウ球
菌エンテロトキシンAの標準曲線を第1図に示す。食品
中のブドウ球菌エンテロトキシンAは、この標準曲線よ
り求められた。又、ブドウ球菌エンテロトキシンの他の
型、即ちB%c1D、Hについて、そのエンテロトキシ
ン濃度を1000 ng/mlとしたときの交差程度は
、Eのみ20 ng/l程度検出され2%程度の交差反
応を示した。
実施例 2
(1) 精製ブドウ球菌エンテロトキシンBの調製精
製ブドウ球菌エンテロトキシンBの調製は実施例に示し
たような品用らの方法によって調製した。即ち、黄色ブ
ドウ球菌243 (staphylococcus a
ureus243 )株を用い、3%NZ−アミン加え
、3IAPHP培地を用いて振盪培養し、遠心分離によ
り培養上清を得、6N−HCfでpns、7に調製後、
蒸留水で5倍に希釈した。次いでCMセファデックスバ
ッチ法クロマトグラフィー、DEAE−セファデックス
カラムクロマトグラフィーおよびセファデックスG−7
5によるゲル濾過を行い、精製水に対し透析後、凍結乾
燥し、精製ブドウ球菌エンテロトキシンBを得た。
製ブドウ球菌エンテロトキシンBの調製は実施例に示し
たような品用らの方法によって調製した。即ち、黄色ブ
ドウ球菌243 (staphylococcus a
ureus243 )株を用い、3%NZ−アミン加え
、3IAPHP培地を用いて振盪培養し、遠心分離によ
り培養上清を得、6N−HCfでpns、7に調製後、
蒸留水で5倍に希釈した。次いでCMセファデックスバ
ッチ法クロマトグラフィー、DEAE−セファデックス
カラムクロマトグラフィーおよびセファデックスG−7
5によるゲル濾過を行い、精製水に対し透析後、凍結乾
燥し、精製ブドウ球菌エンテロトキシンBを得た。
■ ブドウ球菌エンテロトキシンBに対する抗血清
実施例1で示したブドウ球菌エンテロトキシンAに対す
る抗血清作製法と同一の操作を行いエンテロトキシンB
に対する抗血清を得た。
る抗血清作製法と同一の操作を行いエンテロトキシンB
に対する抗血清を得た。
(3) 抗ブドウ球菌エンテロトキシンB抗血清より
のIgG画分の調製 実施例1で示したブドウ球菌エンテロトキシンAに対す
る抗血清より糖製抗体を得たと同じ方法で、ブドウ球菌
エンテロトキシンBに対する精製抗体を得た。
のIgG画分の調製 実施例1で示したブドウ球菌エンテロトキシンAに対す
る抗血清より糖製抗体を得たと同じ方法で、ブドウ球菌
エンテロトキシンBに対する精製抗体を得た。
(2)精製抗ブドウ球菌エンテロトキシンBウサギIg
Gとペルオキシダーゼの結合体の調製実施例1で示した
と同じ過ヨウ素酸塩酸化法により、ペルオキシダーゼ結
合位ブドウ球菌エンテクトキシンBウサギIgGを得た
。
Gとペルオキシダーゼの結合体の調製実施例1で示した
と同じ過ヨウ素酸塩酸化法により、ペルオキシダーゼ結
合位ブドウ球菌エンテクトキシンBウサギIgGを得た
。
■ 抗体結合固相の調製
実施例1で示した同じ方法で抗体結合固相を得た。
■ 測 定 操 作
実施例1で示したと同じ方法で測定操作を行い、ブドウ
球菌エンテロトキシンBの標準曲線はエンテロトキシン
Aに対する標準曲線と類似の標準曲線が得られた。他の
ブドウ球菌エンテロトキシンに対しては、交差反応を示
さなかった。
球菌エンテロトキシンBの標準曲線はエンテロトキシン
Aに対する標準曲線と類似の標準曲線が得られた。他の
ブドウ球菌エンテロトキシンに対しては、交差反応を示
さなかった。
実施例 3゜
(1) ブドウ球菌エンテロトキシンCの精製黄色ブ
ドウ球菌(staphylococcus aureu
s) FRI−381を用い、実施例1と同じような方
法で培養し、遠心分離により得た培養上清に精製水を加
え、希釈後、pIIを5.7にしCM−セファデックス
を加え、エンテロトキシンCを吸普後、カラムにつめ、
0.01gリン酸緩衝液PII5.7で洗浄後0.0I
Mリン酸緩衝液pH5,7と0.IMリン酸緩衝液p1
17.5を用いてグラシュエンド溶出する0次いで、0
.025Mグリシン緩衝液pH9,5で平衡化したDE
AE−セルロースによるクロマトで0.025Mグリシ
ン緩衝液pH3,5と0.2NNaCI加え、0.05
Mグリシン緩衝液pn9.5によるグラシュエンド溶出
し、セファデックスG−75によるゲル濾過後、凍結乾
燥を行うことにより、精製エンテロトキシンCを得た。
ドウ球菌(staphylococcus aureu
s) FRI−381を用い、実施例1と同じような方
法で培養し、遠心分離により得た培養上清に精製水を加
え、希釈後、pIIを5.7にしCM−セファデックス
を加え、エンテロトキシンCを吸普後、カラムにつめ、
0.01gリン酸緩衝液PII5.7で洗浄後0.0I
Mリン酸緩衝液pH5,7と0.IMリン酸緩衝液p1
17.5を用いてグラシュエンド溶出する0次いで、0
.025Mグリシン緩衝液pH9,5で平衡化したDE
AE−セルロースによるクロマトで0.025Mグリシ
ン緩衝液pH3,5と0.2NNaCI加え、0.05
Mグリシン緩衝液pn9.5によるグラシュエンド溶出
し、セファデックスG−75によるゲル濾過後、凍結乾
燥を行うことにより、精製エンテロトキシンCを得た。
■ 測定材料の調製
ブドウ球菌エンテクトキシンCに対する抗血清は、実施
例1、実施例2に記載の方法に準じて作製し、又、精製
1g(i画分を得た。又、西洋ワサビペルオキシダーゼ
との結合物も同様に作製した。
例1、実施例2に記載の方法に準じて作製し、又、精製
1g(i画分を得た。又、西洋ワサビペルオキシダーゼ
との結合物も同様に作製した。
■ 測 定 方 法
実施例1に記載の方法でブドウ球菌エンテロトキシンC
の測定を行った。エンテロトキシンAの場合と同様な標
準曲線が得られ、他のエンテロトキシンA、B1D1E
との交差もほとんど認めらなかった。
の測定を行った。エンテロトキシンAの場合と同様な標
準曲線が得られ、他のエンテロトキシンA、B1D1E
との交差もほとんど認めらなかった。
実施例 4
(1) 精製ブドウ球菌エンテロトキシンDの調製黄
色ブドウ球菌(staphylococcus aur
eus)1151−7NGを用い、実施例1と同じ方法
で培養し、遠心分離により得た培養上清を10倍に濃縮
後、piを5.7に調製し、実施例1と同じ方法でブド
ウ球菌エンテロトキシンDを精製した。
色ブドウ球菌(staphylococcus aur
eus)1151−7NGを用い、実施例1と同じ方法
で培養し、遠心分離により得た培養上清を10倍に濃縮
後、piを5.7に調製し、実施例1と同じ方法でブド
ウ球菌エンテロトキシンDを精製した。
■ 測定材料の調製
実施例1に記載の方法で、測定材料を調製した。
即ち、抗血清よりの精製1gG1西洋ワサビペルオキシ
ダーゼ結合1gG等を調製した。
ダーゼ結合1gG等を調製した。
■ 測 定 方 法
実施例1に記載の方法に準じて、ブドウ球菌エンテロト
キシンDの測定を行ったところ、実施例1と同様な結果
が得られた、 実施例 5゜ 品用らの方法〔品用邦汎1国田信治、阪ロ玄二:日細誌
32.829 (197〕)〕に従ってブドウ球菌エン
テロトキシンEの精製を行い、実施例1に記載の方法に
従って抗血清、精製1gG、西洋ワサビペルオキシダー
ゼ結合1gGを得、実施例1に記載の方法でブドウ球菌
エンテロトキシンEの測定を行ったところ、実施例1と
同様な結果が得られ、ブドウ球菌エンテロトキシンAと
一部交差反応のあることが認められたが、その測定値に
しめる割合はわずかで実用上は問題にならなかった。
キシンDの測定を行ったところ、実施例1と同様な結果
が得られた、 実施例 5゜ 品用らの方法〔品用邦汎1国田信治、阪ロ玄二:日細誌
32.829 (197〕)〕に従ってブドウ球菌エン
テロトキシンEの精製を行い、実施例1に記載の方法に
従って抗血清、精製1gG、西洋ワサビペルオキシダー
ゼ結合1gGを得、実施例1に記載の方法でブドウ球菌
エンテロトキシンEの測定を行ったところ、実施例1と
同様な結果が得られ、ブドウ球菌エンテロトキシンAと
一部交差反応のあることが認められたが、その測定値に
しめる割合はわずかで実用上は問題にならなかった。
第1図は実施例1における標準曲線を示す。
特許出願人 東洋紡績株式会社
手続補正書(自発)
昭和60午2月19日
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、 事件の表示
昭和60年特許願第 号
(昭和60年2月5日提出)
λ 発明の名称
エンテロトキシンの定量法
a 補正をする者
事件との関係 特許出願人
大阪市北区堂島浜二丁目2番8号
4、 補正の対象
明細書の「発明の詳細な説明」の欄
& 補正の内容
(1) 明細書の所定箇所を別紙正誤表の通り訂正する
。 (2) 明細書第23頁第11行目と第12行目との間
に、次の実施例6を挿入する。 「実施例6 セレウス苗によるエンテロトキシンの検出(1) セ
レウス菌によるエンテロトキシン(Bacillus
cereusエンテロトキシ/、以下B、C。 エンテロトキシンと略す)の精製 九 食中毒由来セレウス菌を1%ブドウ糖加Brait−H
eart−1nsusion(旧rco社製)培地で3
2℃、6時間振とう培養し、遠心上清を得、品用らの方
法[大阪府立公衛研所報 9,131 (1978)]
に従って精製した。 (2) 抗血清の作製 n、c、エンテロトキシンを60μg/■t、0.0m
lとフロインドの完全アジ、バンド0.8i+ tを等
全混合し、ウサギ皮下に免疫した。6〜7週後にn、c
、エンテロトキシンを30μglut 、1 aft
を追加免疫し、最初の注射より11週0に全採血を行い
、抗血清を作製した。 (3) 測定材料の調製 実施例1に記αの方法で測定材料を調製した。 即ち、抗血清よりの精製1gG画分、抗体結合ポール、
西洋ワサビペルオキシダーゼ結合1gG等を調製した。 (4) 測定方法 実施例1に記載の方法に準じて、B、C,エンテロトキ
シンの測定を行ったところ、実施例1と同じような結果
が得られた。」 a 添付書類 訂正された明細書 第3.4頁 〃 第6.7.8頁 〃 第13.14.15. 18.17.18頁 正 誤 表 に食品中に混入したブドウ球菌あるいはセレウス菌の産
生ずる毒素(以下エンテロトキシンと略す)を検出する
方法に関するものである。 特に食品衛生検査上、食中毒を生じせしめたエンテロト
キシン究明を行う際、食品及び患者材料(吐物)中に存
在するエンテロトキシンを正確に定量することにより、
食中毒の診断を行うものである。 (従来の技術) 従来からエンテロトキシンの定量法としては次のような
方法が行なわれている。食中毒を生じさせたと推定され
る食品10gを90m1の生理食塩水あるいはリン酸緩
衝生理食塩水(以下PBSと略す)にてホモジナイズ後
、その0.1mlをマンニット−食塩−卵黄寒天培地に
塗抹し、37℃で24〜48時間培養を行い、生じたコ
ロニーを計測して、食品1g中の菌数を求める0食品1
g中の菌数が10個以上の場合、本国による食中毒と推
定される0次いで、コアグラーゼ産生性を5〜7倍希釈
ウサギプラズマ0.5mlにブレーンハートインフュー
ジョン培地(以下BHIと略す)培養被検菌0.51を
加え、3〜24時間後、プラズマの凝固又は、フィブリ
ンの析出が認められ場合には黄色ブドウ球菌と同定され
る。 さらに黄色ブドウ球菌の産生ずるエンテロトキシンを測
定する場合、被検菌を3%NZ−アミン培地又はBHI
培地でti盪培養し、培養液を遠心後、ミクロスライド
ゲル内沈降反応法を用いる。 その方法は中央の穴にエンテロトキシンを動物に免疫し
て得た抗血清を入れ、周囲の穴に培養遠心上清をそれぞ
れ入れ、48時時間和中で反応さす。抗血清を入れた穴
と培養上清を入れた穴との間に沈降線の形成有無を確認
して判定する。あるいはエンテロトキシンに対する抗血
清をラテックスに結合させたものを用いて培養上清を倍
数希釈し、凝集を示す最高希釈倍数を求める。本方法の
最少検出感度によりエンテロトキシンを検出するラテッ
クス凝集反応が用いられている。 (発明が解決しようとする問題点) ようになった。そこで、従来からエンテロトキシンと呼
ばれていた毒素は国名を付してブドウ球菌エンテロトキ
シンと呼ぶようになった。本発明はこれらの全てのエン
テロトキシンの定量を含有しているものである。 ブドウ球菌食中毒は菌体外毒素により発生する疾患であ
ることが、1930年代にDacks (Dack 、
G 、M、 。 Cary、 W、E、、 Woolpert、 o、、
Wlggltlg、H,J、 : J。 Prey、 Med、、 4.187.(1930))
によって証明され、それ以後このエンテロトキシンが単
離精製され、現在このブドウ球菌エンテロトキシンには
A。 B、C,D及びEの5つのタイプが存在することも明ら
かにされている。これらの5つのタイプは、従来の技術
の項で述べたようなゲル内沈降反応により、特異的沈降
パターンにより区別することが可能であり、5つのタイ
プの中にも、共通抗原が存在することも又明らかである
。これらのエンテロトキシンの分離、精製法は別冊、蛋
白質、核酸、酵素11.H(197B)に詳細に記載さ
れているように培養上清を出発原料にしてCM−セファ
ローズカラム、クロマトグラフィー、セファデックスG
−100,セファデックスG−75によるゲル濾過を繰
返し行う操作が多く用いられる。 本発明に用いられる抗エンテロトキシン抗体は次のよう
にして得ることができる。すなわち、上記のようにして
分離、精製したエンテロトキシンに対する抗血清を得る
には、例えばエンテロトキシン60μg/■L O,6
mlとフロイントの完全アジュバント0.11を等量混
合しウサギ皮下に注射し、さらに6〜7週後に追加免疫
し、最初の免疫より10〜11週目で全採血する。得ら
れたエンテロトキシンに対する抗血清の力価、特異性は
ゲル内沈降反応により検定する。 このようにして得られたエンテロトキシンに対する抗血
清から、33%飽和硫安塩析−DEAEセファローズカ
ラムクロマトグラフィーにより抗体IgG画分を得る。 又別法としてプロティンA結合セファローズCL−4B
に抗血清を通し、PBSで洗浄後吸着されたIgGをグ
リシン−塩酸緩衝HDB2.7を用いて溶出する。溶出
後、直ちに2Mトリスアミノメタンで中和後、PBSに
対し一夜透析することによりIgGを精製することもで
きる。さらに動物より得られる抗血清以外、例えばハイ
ブリドーマによるモノクロナール抗体も利用することが
できる。 このようにして得た抗エンテロトキシンのIgG画分を
不溶性担体に結合する方法としては物理吸着を利用して
も良(、又通常蛋白質あるいは酵素を不溶化するに用い
られる方法を用いて共有結合させても良い。例えば不溶
性多糖類を用いる場合であれば、不溶性多糖を臭化シア
ン、過ヨーソ酸ナトリウム、エピクロルヒドリン1.1
’−カルボニルジイミダゾール等で活性化して結合反応
を行なわせる。又、固相に適当なスペーサーを導入後、
スペーサーを介して抗エンテロトキシン抗体を結合させ
ても良い。 本発明で使用する抗エンテロトキシン抗体は、IgG画
分をそのまま用いても良いが、抗原結合部位のみを分離
したものでも良い。即ち、パパイン、ペプシンなどのプ
ロテアーゼで処理して得らキシン抗体の酵素活性に代え
て未結合の酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性
を測定してもよい。 検体中に存在するエンテロトキシンの量は予め作製した
標識曲線により正確にかつ迅速に測定する。 (発明の効果) 本発明では、微生物の産生じたエンテロトキシンを簡便
で、迅速な操作により正確に測定できる。 (実施例) 次に実施例により本発明を説明する。 (1) [1ブドウ球菌エンテロトキシンAの調製品
用らの方法〔日細誌30.H3,(1975) )によ
り調製した。即ち黄色ブドウ球菌F Rl−722を用
い3%NZアミンープロティンヒドロラーゼ(以下PH
Pと略す)培地を用い、16〜18時間振盪培養し、遠
心分離により上清と菌体を分離し、この上清と、8N−
HCIでpllを5.7に調製した。4倍量の蒸留水で
希釈したものをO,OIM!Jン酸緩衝液pH5,7で
平衡化したCM−セファデックスを添加しバッチクロマ
トを行う。毒素吸着樹脂をカラムにつめl)[5,7の
0.0!にリン酸緩衝液(pH5,7)で洗浄後、毒素
溶出はpll5 、フの0.0!Mリン酸緩衝液とpa
’y 。 5のO,INリン酸緩衝液によるグラシュエンド溶出を
行った。次いで毒素活性分画を集め0.025Mグリシ
ン−NaOH緩衝液(pH9,5)で平衡化したDEA
E−セファデックスカラムクロマトにかけ、毒素溶出は
0.02511グリシン−NaOH緩衝液(pH9,5
)と0.2MN a Clを含む0.05Mグリシン−
NaOH緩衝液(pH9,5)によるグラシュエンド溶
出を行なう。さらに、セファデックスG−75ゲル濾過
後、精製水に対し透析後、凍結乾燃し、精製ブドウ球菌
エンテロトキシンAとした。 ■ ブドウ球菌エンテロトキシンAに対する抗血清 ブドウ球菌エンテロトキシンAにする抗血清は精製ブド
ウ球菌エンテロトキシンAを初回10μg (0,5m
1)とフロイントの完全アジュバント(0,5m1)を
混ぜ、11のウサギの背部皮下に接種した。7〜93!
l目にブースターとして同量(10Mg)のブドウ球菌
エンテロトキシンAをアジュバントを加えないで皮下に
注射した。力価が最高になった11〜13週に採血した
。 ■ 抗ブドウ球菌エンテロトキシンA抗血清よりのIg
G画分の調製 得られたブドウ球菌エンテロトキシンAに対するウサギ
抗血清をプロティンA結合セファローズCL−4B (
ファルマシア製)カラムに通し、波長280n■におけ
る吸光度がo、oso以下になるまで0.01M P
B Sで洗浄した。次いでプロティンA結合セファロー
ズCL−4Bに結合しているIgG画分を0.1翼グリ
シン−HCl緩衝液(pH2,7)で溶出した。溶出後
、すぐに21)リスアミノメタンを用いて中和し、0.
01MP B S CpH7,2)に対し透析する。透
析後精製抗ブドウ球エンテロトキシンAウサギIgGと
して使用に供した。 (2) F(ab’)m フラグメントの調製抗ブドウ
球菌エンテロトキシンAウサギIgGにペプシン(ブタ
腸粘膜由来、シグマ社製)IOW/V%を加え、37℃
、16時間処理し、セファデックスG−200ゲル瀘過
によりF(ab’ )m フラグメントを得た。 ■ 抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGをペ
ルオキシダーゼの結合体の調製過ヨウ素酸塩酸化法(N
akane、 P、に、+ & Kavaoi。 A、; J、旧stochem、 Cytochem、
22.1084−109L(1974)]により、抗
ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGと西洋ワサ
ビペルオキシダーゼ(東洋紡製、グレードI−G)を結
合し、セファデックスG−200ゲル濾過により、ペル
オキシダーゼ標識抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサ
ギIgGを得た。 ■ 抗体結合固相の調製 抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGを経lへ
インチポリスチレンボールに物理的に反応により吸着さ
せた。即ち、抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギI
gGを0.1M炭酸緩衝液PH8,5に20〜30μg
/mlに調製した液にポリスチレンボールを浸漬し、室
温4時間、4℃、液装置した。 0.01M P B S (pH7,2)啓洗浄後、1
%牛血清アルブミン(BSA)、0.1% P B S
(pH7,2)に使用まで保存した。抗体結合固相は
、少なくとも6力月は安定であった。 ■ 測 定 操 作 標準ブドウ球菌エンテロトキシンAは、精製ブドウ球菌
エンテロトキシンAを、所定濃度になるように0.01
1 P B Sに溶解調製したものを用いた。 標準ブドウ球菌エンテロトキシンA液、O,1*lある
いは、食中毒を生じさせた食品10gを生理食塩水90
+slで抽出した上清(0,1*l)を、内径101■
、高さ30龍の試験管が20個結合したイムノボールト
レー(小野薬品工業社製)の中に入れ、正常家兎血清4
V/V94を含む、O,alN P B S pH7
,2,0,21を添加混合後、抗体結合ボールを1個入
れ、37℃で、1時間、静置し反応させた。1時間後、
アスピレータ−を用いて、トレイ中の溶液を吸引除去し
、 0.011 PBS (pH7,2)を用いて3
回洗浄後、0.25W/V%BSAを含む0.01M
P B S(pH7,2)で至適活性濃度に調整した。 酵素標識抗体0.25m1加え、37℃、2時間反応さ
せた。反応後、o、01M P B S (pH7,2
)を用(Sで3回洗浄後、新たな試験管ボックス(イム
ノボール・スピッツボックス)にボールのみ移し、0.
02%Hz O* 、O−フェニレンジアミン・2HC
1(牛丼化学社製)3■/■l含む、0.2Mクエン酸
、G、1Mリン酸緩衝液pH5、フ、0.51を加え、
暗所、室温で1時間反応させた。1時間後、IN−硫酸
21を加え酵素反応を停止後、波長492n■での吸光
度を測定した。得られたブドウ球菌エンテロトキシンA
の標準曲線を第1図に示す。食品中のブドウ球菌エンテ
ロトキシンAは、この標準曲線より求められた。又、ブ
ドウ球菌エンテロトキシンの他の型、即ちB、C%D%
Eに対する交差反応は、E 20 ng/mlに対し2
%程度の交差反応を示した。しかし他の81C1Dに対
してはエンテロトキシン1.000w/ml程度でも反
応は示さなかった。 実施例 2 手続補正書(自発) 昭和60年11月 8日 1、事件の表示 昭和60年特許願第20570号 2 発明の名称 エンテロトキシンの定量法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 & 補正の内容 「実施例」を「実施例1」に訂正する。 ■ 同第20頁第2行目 「糖製抗体」を「精製抗体」に訂正する。 ■ 同第7頁 (昭和80年2月19日提出の手続補正書別紙第7頁の
第9行目) ro、1mff1Jをro、8mff1Jに訂正する。 (2)同第13頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第13頁
の第18行目) 「上清と」を「上演を」に訂正する。 ■ 同第14頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第14頁
の第2行目) r (pH5,7) Jを削除する。 ■ 同第16頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の第15行目) 「物理的に」を「物理的な」に訂正する。 ■ 同第16頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の第18行目 「液装置した。」を「−夜装置した。」に訂正する。 ■ 同第16頁 (昭和80年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の末行) 「啓」を「で」に訂正する。 (gl 同第17頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第17頁
第1行目) ro、1%」の次に「アジ化ナトリウム(NaH,)を
含む0.01MJを挿入する。 以 上
。 (2) 明細書第23頁第11行目と第12行目との間
に、次の実施例6を挿入する。 「実施例6 セレウス苗によるエンテロトキシンの検出(1) セ
レウス菌によるエンテロトキシン(Bacillus
cereusエンテロトキシ/、以下B、C。 エンテロトキシンと略す)の精製 九 食中毒由来セレウス菌を1%ブドウ糖加Brait−H
eart−1nsusion(旧rco社製)培地で3
2℃、6時間振とう培養し、遠心上清を得、品用らの方
法[大阪府立公衛研所報 9,131 (1978)]
に従って精製した。 (2) 抗血清の作製 n、c、エンテロトキシンを60μg/■t、0.0m
lとフロインドの完全アジ、バンド0.8i+ tを等
全混合し、ウサギ皮下に免疫した。6〜7週後にn、c
、エンテロトキシンを30μglut 、1 aft
を追加免疫し、最初の注射より11週0に全採血を行い
、抗血清を作製した。 (3) 測定材料の調製 実施例1に記αの方法で測定材料を調製した。 即ち、抗血清よりの精製1gG画分、抗体結合ポール、
西洋ワサビペルオキシダーゼ結合1gG等を調製した。 (4) 測定方法 実施例1に記載の方法に準じて、B、C,エンテロトキ
シンの測定を行ったところ、実施例1と同じような結果
が得られた。」 a 添付書類 訂正された明細書 第3.4頁 〃 第6.7.8頁 〃 第13.14.15. 18.17.18頁 正 誤 表 に食品中に混入したブドウ球菌あるいはセレウス菌の産
生ずる毒素(以下エンテロトキシンと略す)を検出する
方法に関するものである。 特に食品衛生検査上、食中毒を生じせしめたエンテロト
キシン究明を行う際、食品及び患者材料(吐物)中に存
在するエンテロトキシンを正確に定量することにより、
食中毒の診断を行うものである。 (従来の技術) 従来からエンテロトキシンの定量法としては次のような
方法が行なわれている。食中毒を生じさせたと推定され
る食品10gを90m1の生理食塩水あるいはリン酸緩
衝生理食塩水(以下PBSと略す)にてホモジナイズ後
、その0.1mlをマンニット−食塩−卵黄寒天培地に
塗抹し、37℃で24〜48時間培養を行い、生じたコ
ロニーを計測して、食品1g中の菌数を求める0食品1
g中の菌数が10個以上の場合、本国による食中毒と推
定される0次いで、コアグラーゼ産生性を5〜7倍希釈
ウサギプラズマ0.5mlにブレーンハートインフュー
ジョン培地(以下BHIと略す)培養被検菌0.51を
加え、3〜24時間後、プラズマの凝固又は、フィブリ
ンの析出が認められ場合には黄色ブドウ球菌と同定され
る。 さらに黄色ブドウ球菌の産生ずるエンテロトキシンを測
定する場合、被検菌を3%NZ−アミン培地又はBHI
培地でti盪培養し、培養液を遠心後、ミクロスライド
ゲル内沈降反応法を用いる。 その方法は中央の穴にエンテロトキシンを動物に免疫し
て得た抗血清を入れ、周囲の穴に培養遠心上清をそれぞ
れ入れ、48時時間和中で反応さす。抗血清を入れた穴
と培養上清を入れた穴との間に沈降線の形成有無を確認
して判定する。あるいはエンテロトキシンに対する抗血
清をラテックスに結合させたものを用いて培養上清を倍
数希釈し、凝集を示す最高希釈倍数を求める。本方法の
最少検出感度によりエンテロトキシンを検出するラテッ
クス凝集反応が用いられている。 (発明が解決しようとする問題点) ようになった。そこで、従来からエンテロトキシンと呼
ばれていた毒素は国名を付してブドウ球菌エンテロトキ
シンと呼ぶようになった。本発明はこれらの全てのエン
テロトキシンの定量を含有しているものである。 ブドウ球菌食中毒は菌体外毒素により発生する疾患であ
ることが、1930年代にDacks (Dack 、
G 、M、 。 Cary、 W、E、、 Woolpert、 o、、
Wlggltlg、H,J、 : J。 Prey、 Med、、 4.187.(1930))
によって証明され、それ以後このエンテロトキシンが単
離精製され、現在このブドウ球菌エンテロトキシンには
A。 B、C,D及びEの5つのタイプが存在することも明ら
かにされている。これらの5つのタイプは、従来の技術
の項で述べたようなゲル内沈降反応により、特異的沈降
パターンにより区別することが可能であり、5つのタイ
プの中にも、共通抗原が存在することも又明らかである
。これらのエンテロトキシンの分離、精製法は別冊、蛋
白質、核酸、酵素11.H(197B)に詳細に記載さ
れているように培養上清を出発原料にしてCM−セファ
ローズカラム、クロマトグラフィー、セファデックスG
−100,セファデックスG−75によるゲル濾過を繰
返し行う操作が多く用いられる。 本発明に用いられる抗エンテロトキシン抗体は次のよう
にして得ることができる。すなわち、上記のようにして
分離、精製したエンテロトキシンに対する抗血清を得る
には、例えばエンテロトキシン60μg/■L O,6
mlとフロイントの完全アジュバント0.11を等量混
合しウサギ皮下に注射し、さらに6〜7週後に追加免疫
し、最初の免疫より10〜11週目で全採血する。得ら
れたエンテロトキシンに対する抗血清の力価、特異性は
ゲル内沈降反応により検定する。 このようにして得られたエンテロトキシンに対する抗血
清から、33%飽和硫安塩析−DEAEセファローズカ
ラムクロマトグラフィーにより抗体IgG画分を得る。 又別法としてプロティンA結合セファローズCL−4B
に抗血清を通し、PBSで洗浄後吸着されたIgGをグ
リシン−塩酸緩衝HDB2.7を用いて溶出する。溶出
後、直ちに2Mトリスアミノメタンで中和後、PBSに
対し一夜透析することによりIgGを精製することもで
きる。さらに動物より得られる抗血清以外、例えばハイ
ブリドーマによるモノクロナール抗体も利用することが
できる。 このようにして得た抗エンテロトキシンのIgG画分を
不溶性担体に結合する方法としては物理吸着を利用して
も良(、又通常蛋白質あるいは酵素を不溶化するに用い
られる方法を用いて共有結合させても良い。例えば不溶
性多糖類を用いる場合であれば、不溶性多糖を臭化シア
ン、過ヨーソ酸ナトリウム、エピクロルヒドリン1.1
’−カルボニルジイミダゾール等で活性化して結合反応
を行なわせる。又、固相に適当なスペーサーを導入後、
スペーサーを介して抗エンテロトキシン抗体を結合させ
ても良い。 本発明で使用する抗エンテロトキシン抗体は、IgG画
分をそのまま用いても良いが、抗原結合部位のみを分離
したものでも良い。即ち、パパイン、ペプシンなどのプ
ロテアーゼで処理して得らキシン抗体の酵素活性に代え
て未結合の酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活性
を測定してもよい。 検体中に存在するエンテロトキシンの量は予め作製した
標識曲線により正確にかつ迅速に測定する。 (発明の効果) 本発明では、微生物の産生じたエンテロトキシンを簡便
で、迅速な操作により正確に測定できる。 (実施例) 次に実施例により本発明を説明する。 (1) [1ブドウ球菌エンテロトキシンAの調製品
用らの方法〔日細誌30.H3,(1975) )によ
り調製した。即ち黄色ブドウ球菌F Rl−722を用
い3%NZアミンープロティンヒドロラーゼ(以下PH
Pと略す)培地を用い、16〜18時間振盪培養し、遠
心分離により上清と菌体を分離し、この上清と、8N−
HCIでpllを5.7に調製した。4倍量の蒸留水で
希釈したものをO,OIM!Jン酸緩衝液pH5,7で
平衡化したCM−セファデックスを添加しバッチクロマ
トを行う。毒素吸着樹脂をカラムにつめl)[5,7の
0.0!にリン酸緩衝液(pH5,7)で洗浄後、毒素
溶出はpll5 、フの0.0!Mリン酸緩衝液とpa
’y 。 5のO,INリン酸緩衝液によるグラシュエンド溶出を
行った。次いで毒素活性分画を集め0.025Mグリシ
ン−NaOH緩衝液(pH9,5)で平衡化したDEA
E−セファデックスカラムクロマトにかけ、毒素溶出は
0.02511グリシン−NaOH緩衝液(pH9,5
)と0.2MN a Clを含む0.05Mグリシン−
NaOH緩衝液(pH9,5)によるグラシュエンド溶
出を行なう。さらに、セファデックスG−75ゲル濾過
後、精製水に対し透析後、凍結乾燃し、精製ブドウ球菌
エンテロトキシンAとした。 ■ ブドウ球菌エンテロトキシンAに対する抗血清 ブドウ球菌エンテロトキシンAにする抗血清は精製ブド
ウ球菌エンテロトキシンAを初回10μg (0,5m
1)とフロイントの完全アジュバント(0,5m1)を
混ぜ、11のウサギの背部皮下に接種した。7〜93!
l目にブースターとして同量(10Mg)のブドウ球菌
エンテロトキシンAをアジュバントを加えないで皮下に
注射した。力価が最高になった11〜13週に採血した
。 ■ 抗ブドウ球菌エンテロトキシンA抗血清よりのIg
G画分の調製 得られたブドウ球菌エンテロトキシンAに対するウサギ
抗血清をプロティンA結合セファローズCL−4B (
ファルマシア製)カラムに通し、波長280n■におけ
る吸光度がo、oso以下になるまで0.01M P
B Sで洗浄した。次いでプロティンA結合セファロー
ズCL−4Bに結合しているIgG画分を0.1翼グリ
シン−HCl緩衝液(pH2,7)で溶出した。溶出後
、すぐに21)リスアミノメタンを用いて中和し、0.
01MP B S CpH7,2)に対し透析する。透
析後精製抗ブドウ球エンテロトキシンAウサギIgGと
して使用に供した。 (2) F(ab’)m フラグメントの調製抗ブドウ
球菌エンテロトキシンAウサギIgGにペプシン(ブタ
腸粘膜由来、シグマ社製)IOW/V%を加え、37℃
、16時間処理し、セファデックスG−200ゲル瀘過
によりF(ab’ )m フラグメントを得た。 ■ 抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGをペ
ルオキシダーゼの結合体の調製過ヨウ素酸塩酸化法(N
akane、 P、に、+ & Kavaoi。 A、; J、旧stochem、 Cytochem、
22.1084−109L(1974)]により、抗
ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGと西洋ワサ
ビペルオキシダーゼ(東洋紡製、グレードI−G)を結
合し、セファデックスG−200ゲル濾過により、ペル
オキシダーゼ標識抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサ
ギIgGを得た。 ■ 抗体結合固相の調製 抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギIgGを経lへ
インチポリスチレンボールに物理的に反応により吸着さ
せた。即ち、抗ブドウ球菌エンテロトキシンAウサギI
gGを0.1M炭酸緩衝液PH8,5に20〜30μg
/mlに調製した液にポリスチレンボールを浸漬し、室
温4時間、4℃、液装置した。 0.01M P B S (pH7,2)啓洗浄後、1
%牛血清アルブミン(BSA)、0.1% P B S
(pH7,2)に使用まで保存した。抗体結合固相は
、少なくとも6力月は安定であった。 ■ 測 定 操 作 標準ブドウ球菌エンテロトキシンAは、精製ブドウ球菌
エンテロトキシンAを、所定濃度になるように0.01
1 P B Sに溶解調製したものを用いた。 標準ブドウ球菌エンテロトキシンA液、O,1*lある
いは、食中毒を生じさせた食品10gを生理食塩水90
+slで抽出した上清(0,1*l)を、内径101■
、高さ30龍の試験管が20個結合したイムノボールト
レー(小野薬品工業社製)の中に入れ、正常家兎血清4
V/V94を含む、O,alN P B S pH7
,2,0,21を添加混合後、抗体結合ボールを1個入
れ、37℃で、1時間、静置し反応させた。1時間後、
アスピレータ−を用いて、トレイ中の溶液を吸引除去し
、 0.011 PBS (pH7,2)を用いて3
回洗浄後、0.25W/V%BSAを含む0.01M
P B S(pH7,2)で至適活性濃度に調整した。 酵素標識抗体0.25m1加え、37℃、2時間反応さ
せた。反応後、o、01M P B S (pH7,2
)を用(Sで3回洗浄後、新たな試験管ボックス(イム
ノボール・スピッツボックス)にボールのみ移し、0.
02%Hz O* 、O−フェニレンジアミン・2HC
1(牛丼化学社製)3■/■l含む、0.2Mクエン酸
、G、1Mリン酸緩衝液pH5、フ、0.51を加え、
暗所、室温で1時間反応させた。1時間後、IN−硫酸
21を加え酵素反応を停止後、波長492n■での吸光
度を測定した。得られたブドウ球菌エンテロトキシンA
の標準曲線を第1図に示す。食品中のブドウ球菌エンテ
ロトキシンAは、この標準曲線より求められた。又、ブ
ドウ球菌エンテロトキシンの他の型、即ちB、C%D%
Eに対する交差反応は、E 20 ng/mlに対し2
%程度の交差反応を示した。しかし他の81C1Dに対
してはエンテロトキシン1.000w/ml程度でも反
応は示さなかった。 実施例 2 手続補正書(自発) 昭和60年11月 8日 1、事件の表示 昭和60年特許願第20570号 2 発明の名称 エンテロトキシンの定量法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 & 補正の内容 「実施例」を「実施例1」に訂正する。 ■ 同第20頁第2行目 「糖製抗体」を「精製抗体」に訂正する。 ■ 同第7頁 (昭和80年2月19日提出の手続補正書別紙第7頁の
第9行目) ro、1mff1Jをro、8mff1Jに訂正する。 (2)同第13頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第13頁
の第18行目) 「上清と」を「上演を」に訂正する。 ■ 同第14頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第14頁
の第2行目) r (pH5,7) Jを削除する。 ■ 同第16頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の第15行目) 「物理的に」を「物理的な」に訂正する。 ■ 同第16頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の第18行目 「液装置した。」を「−夜装置した。」に訂正する。 ■ 同第16頁 (昭和80年2月19日提出の手続補正書別紙第16頁
の末行) 「啓」を「で」に訂正する。 (gl 同第17頁 (昭和60年2月19日提出の手続補正書別紙第17頁
第1行目) ro、1%」の次に「アジ化ナトリウム(NaH,)を
含む0.01MJを挿入する。 以 上
Claims (4)
- (1)エンテロトキシン含有液を抗エンテロトキシン抗
体不溶化担体および酵素標識抗エンテロトキシン抗体と
反応させ、結合した酵素標識抗エンテロトキシン抗体ま
たは未結合の酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活
性を測定することにより、エンテロトキシンを定量する
ことを特徴とするエンテロトキシンの定量法。 - (2)エンテロトキシン含有液を抗エンテロトキシン抗
体不溶化担体と反応させ、エンテロトキシン−抗エンテ
ロトキシン抗体不溶化担体複合体を形成し、次いで該複
合体と酵素標識抗エンテロトキシン抗体と反応させ、該
複合体と結合した酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵
素活性を測定することにより、エンテロトキシンを定量
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエン
テロトキシンの定量法。 - (3)エンテロトキシン含有液を酵素標識抗エンテロト
キシン抗体と反応させ、エンテロトキシン−酵素標識抗
エンテロトキシン抗体複合体を形成し、次いで該複合体
と抗エンテロトキシン抗体不溶化担体を反応させ、該担
体に結合した酵素標識抗エンテロトキシン抗体の酵素活
性を測定することにより、エンテロトキシンを定量する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエンテロ
トキシンの定量法。 - (4)エンテロトキシン含有液と酵素標識抗エンテロト
キシン抗体複合体と抗エンテロトキシン抗体不溶化担体
とを同時に反応させ、該担体に結合した酵素標識抗エン
テロトキシン抗体の酵素活性を測定することにより、エ
ンテロトキシンを定量することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のエンテロトキシンの定量法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2057085A JPS61178661A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | エンテロトキシンの定量法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2057085A JPS61178661A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | エンテロトキシンの定量法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178661A true JPS61178661A (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=12030847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2057085A Pending JPS61178661A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | エンテロトキシンの定量法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178661A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391563A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-22 | Nitsusui Seiyaku Kk | 細菌由来蛋白特異抗原の検査法 |
JPH0688824A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Toray Ind Inc | 黄色ブドウ球菌感染の検査方法 |
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