JPS61178599A - フアン用翼の製造方法 - Google Patents
フアン用翼の製造方法Info
- Publication number
- JPS61178599A JPS61178599A JP1933885A JP1933885A JPS61178599A JP S61178599 A JPS61178599 A JP S61178599A JP 1933885 A JP1933885 A JP 1933885A JP 1933885 A JP1933885 A JP 1933885A JP S61178599 A JPS61178599 A JP S61178599A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leading edge
- blade
- edge
- front edge
- cover
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
この発明はファン用翼の製造方法に係り、更に詳しく言
えば摩耗性粉塵の多いガスに使用するのに好適な耐摩耗
性の翼の製造方法に係る。
えば摩耗性粉塵の多いガスに使用するのに好適な耐摩耗
性の翼の製造方法に係る。
(従来技術)
多量の粉塵を含むガス例えば石炭焚きボイラの排ガスを
吸引、圧送するのに使用されるファン用の翼は摩耗し易
く、特に翼の前縁側において先端から約1/3〜1/4
の長さの範囲の摩耗が激しく、ファン用翼の寿命を左右
する要因となっており、ファン用翼の寿命延長の要望が
強く、その効果的な対策が急がれている。
吸引、圧送するのに使用されるファン用の翼は摩耗し易
く、特に翼の前縁側において先端から約1/3〜1/4
の長さの範囲の摩耗が激しく、ファン用翼の寿命を左右
する要因となっており、ファン用翼の寿命延長の要望が
強く、その効果的な対策が急がれている。
本発明者は翼の前縁部全長にわたって耐摩耗性の硬質材
料のエツジを取りつけたステンレス鋼板製の前縁カバー
を被せた耐摩耗性のファン用翼(実願昭56−1467
39) 、および硬質焼結材料製の断面山形状の前縁エ
ツジがステンレス鋼板製の前縁カバーのエツジ切欠きに
、該前縁エツジ底部に取付けられた取付は金具によって
取付けられ、該前縁カバーが翼本体の前縁に被せて取付
けられた耐摩耗性のファン用翼(実願昭 57−111
990)を先に提示した。
料のエツジを取りつけたステンレス鋼板製の前縁カバー
を被せた耐摩耗性のファン用翼(実願昭56−1467
39) 、および硬質焼結材料製の断面山形状の前縁エ
ツジがステンレス鋼板製の前縁カバーのエツジ切欠きに
、該前縁エツジ底部に取付けられた取付は金具によって
取付けられ、該前縁カバーが翼本体の前縁に被せて取付
けられた耐摩耗性のファン用翼(実願昭 57−111
990)を先に提示した。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は翼本体の前縁にカバーを被せ、摩耗の激しい部
分のみを耐摩耗性の硬質焼結材で翼前縁エツジを形成し
たファン用翼の製造方法を提供することを目的とする。
分のみを耐摩耗性の硬質焼結材で翼前縁エツジを形成し
たファン用翼の製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決する手段)
この発明は、
前縁にカバーをしたファン用翼の製造方法において、
台床に耐摩耗性硬質焼結材を固着して前縁エツジ片とし
、 該前縁エツジ片を翼の先端側を部分的に切除した前縁カ
バーに固着して表面仕上げを施し、翼本体前縁の切欠き
に前記前縁エツジ片を合わせて前縁カバーを翼本体前縁
にかぶせて固着することを特徴とするファン用翼の製造
方法に係る。
、 該前縁エツジ片を翼の先端側を部分的に切除した前縁カ
バーに固着して表面仕上げを施し、翼本体前縁の切欠き
に前記前縁エツジ片を合わせて前縁カバーを翼本体前縁
にかぶせて固着することを特徴とするファン用翼の製造
方法に係る。
(実施例)
次に添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
翼1の本体2は通例のように軽合金や鋼で製作し、その
前縁エツジ3には前縁カバー31を被せてねじ等適宜固
着手段34で本体2に固着しである。
前縁エツジ3には前縁カバー31を被せてねじ等適宜固
着手段34で本体2に固着しである。
前縁カバー31はステンレス鋼製で、翼前縁エツジ3の
先端から大約前縁長さの173〜1/4の摩耗の激しい
範囲は第2図に示すように切欠いてあり、第3図に示す
ように前縁エツジ片4の台床41を該切欠き32の縁部
に固着して前縁エツジ3の全形を構成するようにしであ
る。
先端から大約前縁長さの173〜1/4の摩耗の激しい
範囲は第2図に示すように切欠いてあり、第3図に示す
ように前縁エツジ片4の台床41を該切欠き32の縁部
に固着して前縁エツジ3の全形を構成するようにしであ
る。
したがって予め翼前縁エツジ3の形状に合わせて先端部
の所定の長さの切欠き32を切除された前縁カバー31
をステンレス鋼板等の耐食性と耐摩耗性とを有する材料
で製作しておく。
の所定の長さの切欠き32を切除された前縁カバー31
をステンレス鋼板等の耐食性と耐摩耗性とを有する材料
で製作しておく。
前縁エツジ片4のエツジ補完部43は断面が前縁エツジ
3と同一形状で、かつ前縁カバー31の切欠き32を補
完する外形に、金属硼化物(例示すること)の如き超硬
焼結材、アルミナのごとき無機質酸化物焼結材或いはタ
ングステンカーバイドの蝮き金属酸化物の焼結材で製作
し、粉末を成形し焼結する際に、予め製作しておいたス
テンレス鋼製の台床41とエツジ補完部43とを拡散接
合させて一体に製作しておく。
3と同一形状で、かつ前縁カバー31の切欠き32を補
完する外形に、金属硼化物(例示すること)の如き超硬
焼結材、アルミナのごとき無機質酸化物焼結材或いはタ
ングステンカーバイドの蝮き金属酸化物の焼結材で製作
し、粉末を成形し焼結する際に、予め製作しておいたス
テンレス鋼製の台床41とエツジ補完部43とを拡散接
合させて一体に製作しておく。
前縁エツジ片4はその台床41の基部44を前縁カバー
で挟むように切欠き32の中に挿し込んで、台床41の
溶接開先42と前縁カバー31の切欠き縁33とを突合
わせて溶接する。この溶接はエレクトロビーム溶接のご
とくに熱影響範囲の少ない溶接方法が変形も少ないので
好ましい。
で挟むように切欠き32の中に挿し込んで、台床41の
溶接開先42と前縁カバー31の切欠き縁33とを突合
わせて溶接する。この溶接はエレクトロビーム溶接のご
とくに熱影響範囲の少ない溶接方法が変形も少ないので
好ましい。
次に、溶接線の盛上がり等の凸部を研削してならしたの
ち、好ましくは硬質クロムめっき等の耐摩耗性を有する
表面処理層5を施して仕上げる。
ち、好ましくは硬質クロムめっき等の耐摩耗性を有する
表面処理層5を施して仕上げる。
使用条件によっては表面処理を省略することもできる。
前縁カバー31と前縁エツジ片4とを一体に接合した前
縁カバー3を、前縁エツジ片4の形状に予め端部を切除
しである翼本体に合わせて被せ、皿ビス34等適宜固着
手段によって取付ける。取付けは取外し可能にしておく
と修理或いは交換に便利である。
縁カバー3を、前縁エツジ片4の形状に予め端部を切除
しである翼本体に合わせて被せ、皿ビス34等適宜固着
手段によって取付ける。取付けは取外し可能にしておく
と修理或いは交換に便利である。
台床41の形状は例えば第6図(Mlのように台床41
とエツジ補完部43とが平面で接着されている場合が最
も簡単であるが、一方エッジ補完部43の容積が大きく
なり硬質焼結材の費用が嵩むようになる。第6図(bl
O台床41の形状はエツジ補完部43の硬質焼結材の量
を減らすことができるが、台床41と硬質焼結材43と
の接合に注意を払う必要がある。第6図(C)は台床4
1をステンレス鋼板を曲げて製作した場合で材料費を節
約できる。またステンレス鋼粉末を用いて台床41をエ
ツジ補完部の硬質焼結材43と同時に焼結成形すること
もできる。
とエツジ補完部43とが平面で接着されている場合が最
も簡単であるが、一方エッジ補完部43の容積が大きく
なり硬質焼結材の費用が嵩むようになる。第6図(bl
O台床41の形状はエツジ補完部43の硬質焼結材の量
を減らすことができるが、台床41と硬質焼結材43と
の接合に注意を払う必要がある。第6図(C)は台床4
1をステンレス鋼板を曲げて製作した場合で材料費を節
約できる。またステンレス鋼粉末を用いて台床41をエ
ツジ補完部の硬質焼結材43と同時に焼結成形すること
もできる。
なお、前縁エツジの強化範囲を翼の先端部およそ1/3
〜1/4にしたのは摩耗が周速度の大きな先端部はど著
しいこと、遠心力による翼付加荷重を極力軽減すること
が好ましいことによる。
〜1/4にしたのは摩耗が周速度の大きな先端部はど著
しいこと、遠心力による翼付加荷重を極力軽減すること
が好ましいことによる。
硬質クロムめっき層は耐摩耗性の優れた表面処理層であ
るが、めっき厚さには限度があり、これと同等またはこ
れに次ぐ耐摩耗性を有する焼結材を前縁エンジに使用す
れば充分な寿命延長が期待できる。
るが、めっき厚さには限度があり、これと同等またはこ
れに次ぐ耐摩耗性を有する焼結材を前縁エンジに使用す
れば充分な寿命延長が期待できる。
前縁エツジ補完部の硬質焼結材は切削が困難であるから
粉末冶金で必要な形状に焼結し、台床と拡散焼結成いは
同時焼結すれば充分に高い結合強度が得られる。
粉末冶金で必要な形状に焼結し、台床と拡散焼結成いは
同時焼結すれば充分に高い結合強度が得られる。
(効果)
以上説明したように本発明の方法は前縁エツジの最も摩
耗の激しい部分を耐摩耗性硬質焼結材で製作した翼の製
作方法であって、台床を介して硬質焼結材のエツジを翼
の前縁カバーと固着させ、これを翼の前縁エツジに被せ
て翼を製作する方法であるから、耐摩耗性焼結材と前縁
カバーとの接合が容易かつ確実であって、前縁エツジの
最も摩耗の激しい部分だけを耐摩耗性硬質焼結材のエツ
ジで補強することができ、翼の寿命を著しく延長するこ
とができる。
耗の激しい部分を耐摩耗性硬質焼結材で製作した翼の製
作方法であって、台床を介して硬質焼結材のエツジを翼
の前縁カバーと固着させ、これを翼の前縁エツジに被せ
て翼を製作する方法であるから、耐摩耗性焼結材と前縁
カバーとの接合が容易かつ確実であって、前縁エツジの
最も摩耗の激しい部分だけを耐摩耗性硬質焼結材のエツ
ジで補強することができ、翼の寿命を著しく延長するこ
とができる。
第1図は本発明の方法に係る翼の平面図、第2図は前縁
カバー先端部の前縁エツジの切欠き状態を示す斜視図、
第3図は同じく前縁エツジ切欠きを補完する前縁エツジ
片の斜視図、第4図は翼前縁部の第1図IV−IV断面
図、第5図は同じ<V−■断面図、第6図は前縁エツジ
片の硬質焼結材と台床と前縁カバーとの組合せ状態を例
示する断面図である。 1・・・翼、2・・・翼本体、3・・・翼前縁、31・
・・前縁カバー、32・・・前縁カバー切欠き、4・・
・前縁エツジ片、41・・・台床、43・・・耐摩耗硬
質焼結材、5・・・硬質めっき層
カバー先端部の前縁エツジの切欠き状態を示す斜視図、
第3図は同じく前縁エツジ切欠きを補完する前縁エツジ
片の斜視図、第4図は翼前縁部の第1図IV−IV断面
図、第5図は同じ<V−■断面図、第6図は前縁エツジ
片の硬質焼結材と台床と前縁カバーとの組合せ状態を例
示する断面図である。 1・・・翼、2・・・翼本体、3・・・翼前縁、31・
・・前縁カバー、32・・・前縁カバー切欠き、4・・
・前縁エツジ片、41・・・台床、43・・・耐摩耗硬
質焼結材、5・・・硬質めっき層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 前縁にカバーをしたファン用翼の製造方法において、 台床に耐摩耗性硬質焼結材を固着して前縁エッジ片とし
、 該前縁エッジ片を翼の先端側を部分的に切除した前縁カ
バーに固着して表面仕上げを施し、翼本体前縁の切欠き
に前記前縁エッジ片を合わせて前縁カバーを翼本体前縁
にかぶせて固着することを特徴とするファン用翼の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60019338A JPH0631639B2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | フアン用翼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60019338A JPH0631639B2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | フアン用翼の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178599A true JPS61178599A (ja) | 1986-08-11 |
JPH0631639B2 JPH0631639B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=11996613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60019338A Expired - Lifetime JPH0631639B2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | フアン用翼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631639B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4832252A (en) * | 1986-12-20 | 1989-05-23 | Refurbished Turbine Components Limited | Parts for and methods of repairing turbine blades |
US5785498A (en) * | 1994-09-30 | 1998-07-28 | General Electric Company | Composite fan blade trailing edge reinforcement |
JP2003056497A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | エンジン用静翼 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514960A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Manufacturing method of revolving blade |
JPS5917298U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-02 | 石川島播磨重工業株式会社 | フアン用の翼 |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP60019338A patent/JPH0631639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514960A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Manufacturing method of revolving blade |
JPS5917298U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-02 | 石川島播磨重工業株式会社 | フアン用の翼 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4832252A (en) * | 1986-12-20 | 1989-05-23 | Refurbished Turbine Components Limited | Parts for and methods of repairing turbine blades |
US5785498A (en) * | 1994-09-30 | 1998-07-28 | General Electric Company | Composite fan blade trailing edge reinforcement |
JP2003056497A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | エンジン用静翼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631639B2 (ja) | 1994-04-27 |
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