JPS61178565A - 形状記憶合金アクチユエ−タ - Google Patents

形状記憶合金アクチユエ−タ

Info

Publication number
JPS61178565A
JPS61178565A JP1874185A JP1874185A JPS61178565A JP S61178565 A JPS61178565 A JP S61178565A JP 1874185 A JP1874185 A JP 1874185A JP 1874185 A JP1874185 A JP 1874185A JP S61178565 A JPS61178565 A JP S61178565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape memory
memory alloy
spring
shape
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1874185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0580590B2 (ja
Inventor
Masaru Honma
大 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1874185A priority Critical patent/JPS61178565A/ja
Publication of JPS61178565A publication Critical patent/JPS61178565A/ja
Publication of JPH0580590B2 publication Critical patent/JPH0580590B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like
    • F03G7/065Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like using a shape memory element

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、形状記憶合金を駆動源とする形状記憶合金ア
クチュエータに係り、特に回転力を発生させる形状記憶
合金アクチュエータに関する。
従来の技術 第11図は、従来の形状記憶合金アクチュエータの一例
を示す。このアクチュエータはT i −Ni(50−
50at%)合金からなるコイル状に巻かれた線状の形
状記憶合金1と、引っ張りコイルバネからなるバイアス
・バネ2とを有してなり、前記形状記憶合金1は、収縮
した形状を記憶している。前記形状記憶合金1およびバ
イアス・バネ2の一端は互いに結合されており(符号3
はその結合点を示す)、またこれらの形状記憶合金1お
よびバイアス・バネ2の他端はそれぞれ固定部材4に固
定されている。
この従来の形状記憶合金アクチュエータにおいては、形
状記憶合金1が低温の状態では、バイアス・バネ2の収
縮力によって該合金1は伸長した状態に変形される。し
たがって、形状記憶合金1とバネ2との結合点3は、図
上右方に移動されている。しかし、形状記憶合金1があ
る温度以上に加熱されると、該合金1は形状記憶効果に
より記憶形状に戻ろうとして、バネ2に抗して収縮する
ので、結合点3は図上左方に移動する。
発明が解決しようとする問題点 次に、前記従来の形状記憶合金アクチュエータの動作を
さらに詳しくみてみる。第12図は、前記形状記憶合金
1の回復および変形時の負荷−変位線図の一例を示した
ものである。この図において、実線は形状記憶合金1の
形状回復時の負荷と変位との関係、破線は形状記憶合金
1の変形時の負荷と変位との関係をそれぞれ示している
。この図から分るように、変形の全範囲において回復力
の方が変形に要する力を上回っている。
そして、前記バイアス・バネ2の負荷−変位線図は、第
12図中において一点鎖線で示される。
すなわち、バネ2の変位零の点をOs、バネ2のバネ定
数をkとすると、バネ2の負荷−変位線は点Qsを通る
傾きkの直線となる。
形状記憶合金1は低温のマルテンサイト相のとき、バネ
2の力FSによって原点O(形状記憶合金1の変位が7
の点)から点C1まで変形を受ける。この点C1はバネ
2の力Fsと形状記憶合金1を変形させるに要する力F
dとが釣り合う点であり、第12図中では、これより左
側はバネ2の力1”sの方が形状記憶合金1を変形させ
るに要する力Fdを上回る領域である。
また、このような状態から形状記憶合金1が加熱され、
高温の母相状態になると、理想的には、変形に要しだ力
Fdをはるかに越えて点C2に至る形状回復力Frが発
生し、形状記憶合金1はバネ2に抗してその変位Xを減
少して行く。そして、形状回復力Frとバネ2のパイア
スカFsとが平衡する点C3まで形状が回復する(なお
、形状回復力Frは形状記憶合金1の変位Xが減少する
につれ小さくなって行く)。このような加熱回復状態で
外部に取り出せる力Fohは、 Foh=Fr −Fs         ・・(1)と
なる。このFohの変化は第13図の実線の曲線で示さ
れる。
この曲線から明らかなように、Fohの大きさは変位X
に依存し、点C1の変位×1において最大値、 Foh(max  )=Fr  (Xi  )−Fs 
 (Xl  )・・・ (2) をとり、点C3の変位×3において最小値Foh(mi
n)=Oとなる。
次に、形状記憶合金1が冷却されると、形状回復力を失
うため、該合金1はバネ2のパイアスカFsによって再
び点C1まで変形される。したがって、この冷却時に外
部に取り出せる力Focは、FOC=FS −Fd  
       ・・・(3)となる。このFocの変化
は第13図の破線の曲線で示される。この曲線から明ら
かなように、点C3における変位×3でこの力Focは
最大値、Foc(nax ) =Fr  (X3 ) 
−Fd  (X3 )・・・(4) をとり、点C1における変位×1において最小値Foc
(min ) =Qとなる。
前記f’、oh(max )およびFoc(IIIax
)は、バネ2のバネ定数kが大きいほど大きくなる。
また、上述のような加熱−冷却を繰り返すと、第11図
のアクチュエータは、理想的には、第12図の点CI 
−02−03−04−CIを通る運動のサイクルを繰り
返すことになる。そして、これらの点CI −02−0
3−04−CIによって囲まれる面積が1回の運動ナイ
クルで取り出されるエネルギQOとなる。また、外部に
取り出せる最大変位X n+axは、 Xmax −Xi −X3        =−(5)
となり、原点Oにおけるバネ2の力Fs  (0)を一
定とした場合、このXll1axはバネ2のバネ定数k
が小さいほど大きくなる。
以上のことから分かるように、使用する形状記憶合金1
の無負荷状態で完全に回復可能な最大変位がXR,その
ときの回復力がFRであったとしても、実際に外部に取
り出せる最大変位xIIla×および加熱時に実際に外
部に取り出せる最大力Foh(IIlaX)はこれらに
比べかなり小さな値となる。
また、前述のようにxmax 、 Foh(max )
およびFoe(maX)は、バネ2のバネ定数にやバネ
2のQs点の設置位置に大きく依存し、バネ定数にやO
3点の設置位置を変化させ、X maxが大きくなるよ
うにすると、Foh(IIlax > 、Foe(ff
lax )が大幅に小さくなり、逆にFoh(max 
) 、Foc(max)を大きくするようにすると、X
 maxが大幅に小さくなり、かつ外部に取り出せる力
(出力)Foh、l”ocの変動が大きくなる。
しかるに、ロボット用のアクチュエータ等においては、
形状記憶合金の加熱回復時および冷却変形時にある程度
以上の大きさの力を外部に取り出すことができ、かつ変
位の範囲を広範囲とすることができ、しかもこの広範囲
の変位範囲において取り出せる力の大きざの変動が少な
いことが望まれる。
発明の目的 本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、形
状記憶合金の加熱回復時および冷却変形時にある程度以
上の大きざのトルクを外部に取り出すことができ、かつ
変位の範囲を広範囲とすることができ、しかもこの広範
囲の変位範囲において取り出せるトルクの大きさの変動
が少ない形状記憶合金アクチュエータを提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明による形状記憶合金アクチュエータは、回転可能
な巻き掛け部材と、少なくとも一部に形状記憶合金から
なる部分を有し、前記巻き掛け部材に巻き掛けられると
ともに、一部を前記巻き掛け部材に対して固定された線
状材と、前記形状記憶合金に伸び変形を与えるように前
記線状材に引張り力を作用するバイアス手段とを具備し
てなる。
そして、前記バイアス手段は、例えば第1図の曲線Ts
で示されるように、少なくとも所定範囲内において、従
来のアクチュエータの場合とは逆に、前記形状記憶合金
の伸び変形が小さくなるほど(すなわち、形状回復が進
むほど)、前記線状材に作用する引張り力を小さくする
特性を有する(なお、第1図において曲線Trは形状記
憶合金の形状回復時の負荷トルクと変位との関係、曲線
Tdは形状記憶合金1の変形時の負荷トルクと変位との
関係をそれぞれ示す)。
作用 本発明においては、前記バイアス手段が上述のような特
性を有するため、例えば第2図の曲線TohおよびTO
Cで示されるように、形状記憶合金の加熱回復時および
冷却変形時にある程度以上の大きさのトルクを外部に取
り出すことができ、かつ変位の範囲を広範囲とすること
ができ、しかもこの広範囲の変位範囲において取り出せ
るトルクの大きさの変動が少なく、例えばロボットの肩
の関節のアクチュエータ等として使用するに好適であ−
る。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第3図から7図までは、本発明の一実施例を示す。この
実施例において、箱状の本体5には、回転軸6が回転可
能に支持されており、この回転軸6の先端部は本体5の
外部に突出されている。前記回転軸6には、第4図およ
び5図に示されるように本体5の内部において、巻き掛
け部材7が固定されている。前記巻き掛け部材7は、扇
形部7aと、この扇形部7aから互いに平行に突出する
一対の腕部7bとを有してなる。
前記巻き掛け部材7の扇形部7aの円弧部7Cには、T
i−Ni合金からなる線状の形状記憶合金8が巻き掛け
られている。なお、前記巻き掛け部材7の円弧部7Cは
回転軸6を中心とする円弧をなしている。そして、この
円弧部7Cには、第7図に示されるように、形状記憶合
金8が巻き掛け部材7から外れないようにするための溝
部7dが形成されている。また、前記形状記憶合金8は
、真直ぐで長さしの形状を記憶している(ただし、本発
明では、もっばら形状記憶合金8の伸び変形からの形状
回復を利用して動作するので、形状記憶合金8は曲った
形状を記憶していてもよい)。
前記形状記憶合金8の一端は、巻き掛け部材7に固定さ
れており、他端は本体5に固定されてい」\ネコ0と機
械的な干渉を避けるために分離されているだけで、実質
的には1本の腕として機能するものであり、これらの腕
部7bの先端部間には、バネ支持棒9が取り付けられて
いる。前記バネ支持棒9には、引張りコイルバネからな
るバイアス・バネ10の一端が取り付けられており、こ
のバネ10の他端部は点Qにおいて本体5に取り付けら
れている。そして、前記バネ10は、巻き掛け部材7を
介して形状記憶合金8に引張り力を作用している。
次に、本実施例の作動を説明する。
形状記憶合金8は、バイアス・バネ10の収縮力によっ
て引張られているので、該合金8が低温の状態では伸び
変形を受ける。したがって、巻き1卦は部材7は第5図
のように図上時計方向に回転されている。しかし、形状
記憶合金8がある温度以上に加熱されるとくこのような
加熱は、例えば該合金8の両端間に通電を行うことによ
り実現できる)、該合金8は形状記憶効果により記憶形
状の長さしに戻ろうとして、バネ10に抗して収縮する
ので、巻き掛け部材7および回転軸6は反時計方向に回
転する。
また、前記加熱が停止されると、形状記憶合金8は形状
回復力を失うので、再びバネ10の力により形状記憶合
金8は伸び変形を受け、巻き掛け部材7および回転軸6
は時計方向に回転する。
次に、本実施例の動作をさらに詳しく説明みてみる。巻
き掛け部材7の円弧部7Cの半径をRとすると、回転軸
6がθ回転したとき、形状記憶合金8の全長の伸びXは
、はぼ X−R・θ            ・・・(6)とな
る(ただし、ここで、形状記憶合金8が記憶形状の長さ
Lとなっている場合をθ=Oとし、かつ形状記憶合金8
が伸び変形を受ける回転の向き、すなわち図上時計方向
の回転を正方向とする)。
そして、これにより、前記伸びXと形状記憶合金1の形
状回復力に基づくトルクTrおよび形状記憶合金1を変
形させるに要する力Tdは、第8体5に対する固定点Q
と回転軸6との間の距離を△、バネ支持棒9と回転軸6
との距離をB、回転軸6と点Qとを結ぶ直線と、回転軸
6とバネ支持棒9とを結ぶ直線とがなす角度をαとし、
またバネ10の無負荷時の長さをY、バネ10の全長の
伸びをyとすると、 (Y+’l/> 2=A’ +82+2ABCO3α・
・・(7) となる。
したがって、バネ10の伸びyは、 y=   2+  ”+  A  cosα−Y・・・
(8) これ故、バネ10のバネ定数をkとすると、バネ10の
パイアスカFSは、 Fs=に−y =k (2+8’ +2ABcosα−Y)・・・(9
) また、バネ10の力の作用線と回転軸6との間の距離(
モーメントの腕の長さ)をCとすると、C−ABsin
 (Z/L        −(10)したがって、バ
ネ10によるトルクTsは、Ts−Fs−C −k (2+  ’ +2ABOO3α−Y)・ABs
in a/L       −(11)となる。
そして、θ−〇のとき、α−βであるとすると、α=β
−θとなるので、(11)式は −Y) ・ABsin  (β−θ)/L・・・(12
) と書き換えることができる。
このTsとθとの関係は第8図に示されるようになる。
同図から明らかなように、このアクチュエータの場合、
バネ10の力の作用線と回転軸6との間の距離Cは、θ
が小さくなるにつれて減少するので、バネ10によるト
ルクTsもθが小さくなるにつれて減少する。
このため、バネ10の無負荷時の長さYおよびバネ定数
kを適当に選択すれば、第8図のようにバネ10等から
なるバイアス機構の特性を、前記第1図に示したバイア
ス手段の理想的な特性の例とほぼ同じ特性とすることが
でき、したがって。
形状記憶合金8の加熱回復時および冷却変形時にそれぞ
れ比較的大きなトルクToh、TOCを外部に取り出す
ことができ、かつ変位の範囲を広範囲とすることができ
、しかもこの広範囲の変位範囲において前記取り出せる
トルクToh、Tocの大きさの変動を少なくすること
ができる。
第9図および10図は、本発明の他の実施例を示し、こ
の実施例は形状記憶合金をバイアス手段として使用した
例である。
箱状の本体11には、回転軸12が回転可能に支持され
ており、この回転軸12の先端部は本体11の外部に突
出されている。前記回転軸12には、本体11の内部に
おいて、扇形の巻き掛け部材13が固定されている。
7i−Jli合金からなる線状の形状記憶合金14!3
よび15は、それぞれその一端を巻き掛け部材13の円
弧部13aの中央部に固定されており(符号16はその
固定点を示す)、かつ固定点16付近の部分を円弧部1
3aに巻き掛けられている。なお、前記巻き掛け部材1
3の円弧部13aは、前記実施例と同様に回転軸12を
中心とする円弧をなしており、かつ該円弧部13aから
形状記憶合金14および15が外れないようにするため
の溝部を形成されている。
前記形状記憶合金14および15の他端は、本体11に
固定されている。ここで、前記形状記憶合金14および
15は、いずれも真直ぐで長さしの形状を記憶している
(ただし、前にも述べたように、本発明では、もっばら
形状記憶合金14および15の伸び変形からの形状回復
力を利用するので、形状記憶合金15および15は曲っ
た形状を記憶していてもよい)。そして、形状記憶合金
14および15の両方が低温の状態にあるときは、この
アクチュエータは第5図の状態にあり、この次に、本実
施例の作動を説明する。
一方の形状記憶合金15を低温状態としたまま、他方の
形状記憶合金14をある温度以上に加熱するとくこのよ
うな加熱は、例えば該合金14の両端間で通電を行うこ
とにより実現できる)、該合金14は形状記憶効果によ
り元の記憶形状の長さLに戻ろうとして、形状記憶合金
15に抗して収縮する。また、このとき形状記憶合金1
5の方はより大きく伸び変形を受ける。したがって、巻
き掛け部材13および回転軸12は図上反時計方向に回
転される。
また、上の場合とは逆に、形状記憶合金14の方を低温
状態としたまま、形状記憶合金15の方をある温度以上
に加熱すると、該合金15は形状記憶効果により記憶形
状の長さしに戻ろうとして、形状記憶合金14に抗して
収縮する。また、このとき、形状記憶合金14の方はよ
り大きく伸び変する方の低温状態の形状記憶合金14ま
たは15が変形に抗する力の作用線と回転軸12との距
離(モーメントの腕の長さ)Dは、加熱されてい゛る方
の形状記憶合金の伸び変形が小さくなるほどくすなわち
、形状回復が進むほど)小さくなる。
したがって、低温の方の形状記憶合金(バイアス手段)
が加熱されている方の形状記憶合金に作用する引張り力
は、後者の形状記憶合金の伸び変形が小さくなるほど小
さくなるので、前記実施例の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
なお、前記各実施例では、形状記憶合金自体が直接巻き
掛け部材に巻き掛けられているが、形状記憶合金に線状
の非形状記憶合金を接続し、この非形状記憶合金の方を
巻き掛け部材に巻き掛けてもよい。
発明の効果 以上のように本発明による形状記憶合金アクチとするこ
とができ、しかもこの広範囲の変位範囲において取り出
せるトルクの大きさの変動が少なく、例えばロボットの
肩の関節のアクチュエータ等として使用するに好適であ
るという優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるバイアス手段の変位とパイアス
カとの関係を示す特性図、第2図は本発明による形状記
憶合金アクチュエータの理想出力トルク特性の一例を示
す特性図、第3図は本発明による形状記憶合金アクチュ
エータの一実施例を示す斜視図、第4図および5図は前
記実施例をそれぞれ異なる動作状態おいて示す断面図、
第6図は第5図のP方向矢視図、第7図は前記実施例に
おける巻き掛け部材の円弧部の断面図、第8図は前記実
施例における形状記憶合金およびバネの負荷−変位線図
、第9図および10図は本発明の他の実施例をそれぞれ
異なる動作状態おいて示す断面図、第11図は従来の形
状記憶合金アクチュエータを示す正面図、第12図は前
記従来例における形状記憶合金およびバネの負荷−変位
線図、第13図は前記従来例における出力特性を示す特
性図である。 7・・・巻き掛け部材、8・・・形状記憶合金、10・
・・バイアス・バネ、13・・・巻き掛け部材、14.
15・・・形状記憶合金。 特許出願人   時 枝 直 満 代理人  弁理士  大 森  泉 第1図 形状記憶合金の変位 第2図 0   形状記憶合金の変位X 第5図 Q 第6図      第7図 第8図 回転軸6の角度θ 第9図     第10図 第11図 第12図 第13図 形状記憶合金の変位X

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転可能な巻き掛け部材と、少なくとも一部に形状記憶
    合金からなる部分を有し、前記巻き掛け部材に巻き掛け
    られるとともに、一部を前記巻き掛け部材に対して固定
    された線状材と、前記形状記憶合金に伸び変形を与える
    ように前記線状材に引張り力を作用するバイアス手段と
    を具備してなる形状記憶合金アクチュエータにおいて、
    前記バイアス手段は、少なくとも所定範囲内において、
    前記形状記憶合金の伸び変形が小さくなるほど前記線状
    材に作用する引張り力を小さくする特性を有することを
    特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。
JP1874185A 1985-02-04 1985-02-04 形状記憶合金アクチユエ−タ Granted JPS61178565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1874185A JPS61178565A (ja) 1985-02-04 1985-02-04 形状記憶合金アクチユエ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1874185A JPS61178565A (ja) 1985-02-04 1985-02-04 形状記憶合金アクチユエ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61178565A true JPS61178565A (ja) 1986-08-11
JPH0580590B2 JPH0580590B2 (ja) 1993-11-09

Family

ID=11980082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1874185A Granted JPS61178565A (ja) 1985-02-04 1985-02-04 形状記憶合金アクチユエ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61178565A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130257A2 (en) * 2000-03-03 2001-09-05 United Technologies Corporation Shape memory alloy bundles and actuators
WO2002086316A1 (de) * 2001-04-19 2002-10-31 Bayerische Motorenwerke Ag Stellantrieb mit formgedächtnismaterial
CN104047820A (zh) * 2014-07-05 2014-09-17 中国科学技术大学 一种混合驱动式形状记忆合金直线驱动装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497683A (ja) * 1972-03-31 1974-01-23
JPS57204475U (ja) * 1981-06-23 1982-12-25
JPS59206681A (ja) * 1983-05-07 1984-11-22 Shinichi Nishimura 動特性機構

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497683A (ja) * 1972-03-31 1974-01-23
JPS57204475U (ja) * 1981-06-23 1982-12-25
JPS59206681A (ja) * 1983-05-07 1984-11-22 Shinichi Nishimura 動特性機構

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1130257A2 (en) * 2000-03-03 2001-09-05 United Technologies Corporation Shape memory alloy bundles and actuators
EP1130257A3 (en) * 2000-03-03 2002-09-11 United Technologies Corporation Shape memory alloy bundles and actuators
EP1520985A2 (en) * 2000-03-03 2005-04-06 United Technologies Corporation A self contained mechanism containing a shaped memory alloy actuator
EP1520985A3 (en) * 2000-03-03 2008-09-17 United Technologies Corporation A self contained mechanism containing a shaped memory alloy actuator
WO2002086316A1 (de) * 2001-04-19 2002-10-31 Bayerische Motorenwerke Ag Stellantrieb mit formgedächtnismaterial
CN104047820A (zh) * 2014-07-05 2014-09-17 中国科学技术大学 一种混合驱动式形状记忆合金直线驱动装置
CN104047820B (zh) * 2014-07-05 2016-07-06 中国科学技术大学 一种混合驱动式形状记忆合金直线驱动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0580590B2 (ja) 1993-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965545A (en) Shape memory alloy rotary actuator
RU2265134C2 (ru) Пучок из сплава с памятью формы, способ изготовления такого пучка и исполнительный компонент из сплава с памятью формы
EP1576255A1 (en) High stroke, highly integrated sma actuators
JP2011117452A (ja) 作動装置
US20020118090A1 (en) Shape memory alloy actuators activated by strain gradient variation during phase transformation
JPS61178565A (ja) 形状記憶合金アクチユエ−タ
JP2009083020A (ja) 多指可動ロボットハンド及び多指可動ロボットハンドにおける指関節駆動制御方法
JP4040794B2 (ja) 形状記憶合金アクチュエータ
Vehar et al. Closed-loop tape springs as fully compliant mechanisms: preliminary investigations
JP4057840B2 (ja) 複軸関節ロボット
KR102425193B1 (ko) 스윙형 sma 액추에이터
JPS61171885A (ja) アクチユエ−タ
EP3409593B1 (en) Rotational drive for a satellite component, having heat-controlled drive characteristics
JPS6321367A (ja) 形状記憶合金装置
JP2000262464A (ja) 多方向屈曲機構及び首振り構造体
JP4043839B2 (ja) ロボット
JP2804263B2 (ja) 形状記憶合金アクチュエータ
JP2004283925A (ja) ハンド用アーム機構を備えたマニピュレータ
JPH1015875A (ja) 産業用ロボット
JP2003225474A (ja) 形状記憶合金製部材を利用した駆動機構
JPH0660628B2 (ja) 熱―力学的エネルギ変換装置
JPS6326279B2 (ja)
JPH0375758B2 (ja)
KR102017560B1 (ko) 선형 응답 특성이 개선된 형상기억합금 엑추에이터
JPH0242636B2 (ja)