JPS6117816Y2 - - Google Patents
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- JPS6117816Y2 JPS6117816Y2 JP8819381U JP8819381U JPS6117816Y2 JP S6117816 Y2 JPS6117816 Y2 JP S6117816Y2 JP 8819381 U JP8819381 U JP 8819381U JP 8819381 U JP8819381 U JP 8819381U JP S6117816 Y2 JPS6117816 Y2 JP S6117816Y2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 240000004770 Eucalyptus longicornis Species 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
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- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は側壁部と回転底部とを有して回動可能
に支持された堅型バレル槽を備える流動バレル加
工装置に関するものであり、特に、そのバレル槽
がこの収容物を排出するために傾転させられたと
きにおいてもその回転底部を駆動する回転駆動装
置は移動しないバレル加工装置に関するものであ
る。
に支持された堅型バレル槽を備える流動バレル加
工装置に関するものであり、特に、そのバレル槽
がこの収容物を排出するために傾転させられたと
きにおいてもその回転底部を駆動する回転駆動装
置は移動しないバレル加工装置に関するものであ
る。
バレル加工装置の一種に、流動バレル加工装置
がある。この流動バレル加工装置は、側壁部と回
転底部とを有するバレル槽を備え、そのバレル槽
内に収容されたメデイアが、その回転底部の回転
によつて流動させられ、もつて、そのメデイア中
に混入されたワークを研摩するものである。そし
て、研摩終了後においてバレル槽内に収容された
メデイア及びワークをその上端開口部から排出す
るため、そのバレル槽が手動操作によつて水平状
態以上に傾転され得るように回動可能に支持され
ているバレル加工装置が考えられている。
がある。この流動バレル加工装置は、側壁部と回
転底部とを有するバレル槽を備え、そのバレル槽
内に収容されたメデイアが、その回転底部の回転
によつて流動させられ、もつて、そのメデイア中
に混入されたワークを研摩するものである。そし
て、研摩終了後においてバレル槽内に収容された
メデイア及びワークをその上端開口部から排出す
るため、そのバレル槽が手動操作によつて水平状
態以上に傾転され得るように回動可能に支持され
ているバレル加工装置が考えられている。
しかしながら、そのようなバレル加工装置に
は、回転底部を回転駆動するモータ及び減速機等
の駆動装置がバレル槽に対して位置固定に設けら
れており、バレル槽が傾転操作される場合に重量
の大きい駆動装置がバレル槽とともに回動するた
め、作業者の回動操作の負担が大きく、作業性が
悪い不都合があつた。特に、回転制御が容易な直
流モータを駆動装置に用いる場合には、その直流
モータは同出力の交流モータに比較して2.5倍程
度の重量となるため上記不都合が更に増加するの
である。
は、回転底部を回転駆動するモータ及び減速機等
の駆動装置がバレル槽に対して位置固定に設けら
れており、バレル槽が傾転操作される場合に重量
の大きい駆動装置がバレル槽とともに回動するた
め、作業者の回動操作の負担が大きく、作業性が
悪い不都合があつた。特に、回転制御が容易な直
流モータを駆動装置に用いる場合には、その直流
モータは同出力の交流モータに比較して2.5倍程
度の重量となるため上記不都合が更に増加するの
である。
これに対し、特公昭36−2450号公報に記載され
ているように、バレル槽をその中心軸周りに回転
可能且つ水平軸周りに傾転可能に支持する一方、
その水平軸の一端を、位置固定の回転駆動装置と
作動的に連結すると共に他端をバレル槽と傘歯車
を介して作動的に連結し、傾転位置に拘わらず位
置固定の回転駆動装置によつてバレル槽を回転駆
動することが考えられている。
ているように、バレル槽をその中心軸周りに回転
可能且つ水平軸周りに傾転可能に支持する一方、
その水平軸の一端を、位置固定の回転駆動装置と
作動的に連結すると共に他端をバレル槽と傘歯車
を介して作動的に連結し、傾転位置に拘わらず位
置固定の回転駆動装置によつてバレル槽を回転駆
動することが考えられている。
しかしながら、斯るバレル装置は槽が一体容器
型であるため、槽の底部のみが回転する流動バレ
ル槽に適用し難く、また適用できたとしても以下
のような不都合が生じる。すなわち、 バレル槽内のメデイア及びワークを排出させ
るためにバレル槽を傾転する場合には、バレル
槽に連結したアームをバレル槽と同じ角度だけ
回転させねばならず、バレル槽の傾転操作の操
作性及び迅速性が十分に得られない。
型であるため、槽の底部のみが回転する流動バレ
ル槽に適用し難く、また適用できたとしても以下
のような不都合が生じる。すなわち、 バレル槽内のメデイア及びワークを排出させ
るためにバレル槽を傾転する場合には、バレル
槽に連結したアームをバレル槽と同じ角度だけ
回転させねばならず、バレル槽の傾転操作の操
作性及び迅速性が十分に得られない。
バレル槽の傾転軸方向に隣接して回転駆動装
置を設けなくてはならないため、バレル装置の
幅寸法が大きくなり、特に、バレル槽を多数並
列して設ける場合には大きな設備空間を必要と
する。
置を設けなくてはならないため、バレル装置の
幅寸法が大きくなり、特に、バレル槽を多数並
列して設ける場合には大きな設備空間を必要と
する。
また、バレル槽を揺動させつつ研磨を行う場
合においては、バレル槽を直立させる方向と傾
ける方向とにおいて回転底部の回転速度が異な
り、均一なバレル効果が得られなくなる。
合においては、バレル槽を直立させる方向と傾
ける方向とにおいて回転底部の回転速度が異な
り、均一なバレル効果が得られなくなる。
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その要旨とするところは、 (イ) 装置本体と、 (ロ) 側壁部と回転底部とを備え、かつ前記装置本
体から切離して設けられたバレル槽と、 (ハ) 前記装置本体に固定して設けられた回転駆動
装置と、 (ニ) 両端に第1及び第2の非伸縮型自在継手を備
え、該第1自在継手によつて前記回転駆動装置
の出力軸に連結される一方、該第2自在継手に
よつて前記回転底部の中心軸に連結された回転
力伝達装置と、 (ホ) 前記第1自在継手の屈曲中心を通る第1水平
線のまわりに回動可能に前記装置本体によつて
支持された第1回動部材と、 (ヘ) 該第1回動部材によつて、前記第2自在継手
の屈曲中心を通る第2水平軸線のまわりに回動
可能に支持され、かつ前記バレル槽を支持する
第2回動部材と、 (ト) 前記第1水平軸線を中心線とし、前記装置本
体に対して固定された太陽歯車と、前記第2水
平軸線を中心線とし、前記第2回動部材に対し
て固定され、且つ前記太陽歯車と噛み合わされ
た遊星歯車とを含み、前記第1回動部材が回動
させられるとき、前記第2回動部材を連動して
同方向へ回動させる傾転装置と、を含むことに
ある。
であり、その要旨とするところは、 (イ) 装置本体と、 (ロ) 側壁部と回転底部とを備え、かつ前記装置本
体から切離して設けられたバレル槽と、 (ハ) 前記装置本体に固定して設けられた回転駆動
装置と、 (ニ) 両端に第1及び第2の非伸縮型自在継手を備
え、該第1自在継手によつて前記回転駆動装置
の出力軸に連結される一方、該第2自在継手に
よつて前記回転底部の中心軸に連結された回転
力伝達装置と、 (ホ) 前記第1自在継手の屈曲中心を通る第1水平
線のまわりに回動可能に前記装置本体によつて
支持された第1回動部材と、 (ヘ) 該第1回動部材によつて、前記第2自在継手
の屈曲中心を通る第2水平軸線のまわりに回動
可能に支持され、かつ前記バレル槽を支持する
第2回動部材と、 (ト) 前記第1水平軸線を中心線とし、前記装置本
体に対して固定された太陽歯車と、前記第2水
平軸線を中心線とし、前記第2回動部材に対し
て固定され、且つ前記太陽歯車と噛み合わされ
た遊星歯車とを含み、前記第1回動部材が回動
させられるとき、前記第2回動部材を連動して
同方向へ回動させる傾転装置と、を含むことに
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、装置本体10は回転駆動装置
12(第3図参照)バレル槽14の傾転装置16
とを支持するための架台18と、ベースプレート
20から構成されている。ベースプレート20に
は傾転装置16の傾転角度調節用のブラケツト2
2が立設されている。また、回転駆動装置12は
カバー24によりおおわれている。
12(第3図参照)バレル槽14の傾転装置16
とを支持するための架台18と、ベースプレート
20から構成されている。ベースプレート20に
は傾転装置16の傾転角度調節用のブラケツト2
2が立設されている。また、回転駆動装置12は
カバー24によりおおわれている。
架台18上に立設された1対の支柱26の側面
には、1対の太陽歯車28が、その中心線が水平
一軸線上に位置するようにして固定されている。
には、1対の太陽歯車28が、その中心線が水平
一軸線上に位置するようにして固定されている。
一方、一対の回動レバー30の先端部には平頭
付ピン32が固定されており、この平頭付ピン3
2が太陽歯車28の中心部の穴に回動可能に嵌合
されている。回動レバー30の他端部は回動レバ
ー34により結合されており、このにぎり34の
操作によつて回動レバー30は前記水平軸線のま
わりに回動させられる。また、回動レバー30の
中間部には1対の平頭付ピン36が、その軸心が
一水平軸心線上に位置するようにして固定されて
いる。各平頭付ピン36の先端部は遊星歯車38
の中心部と穴と、両遊星歯車38の内側面に固定
された傾転台40の穴とに摺嵌されている。遊星
歯車38は太陽歯車28と噛合わされかつ歯数が
同じとされている。また、傾転台40上にはバレ
ル槽14が取付けられている。これによつて、に
ぎり34により、第1回動部材としての回動レバ
ー30が第2図に示すように角度2aだけ押し下
げられると、遊星歯車38は装置本体10に固定
された太陽歯車28のまわりを公転しつつ自転
し、第2回動部材としての傾転台40上に固定さ
れているバレル槽14が角度4aだけ傾転される
ようになつている。このように、傾転装置16は
太陽歯車28、遊星歯車38、回動レバー30及
び傾転台40等よりなつている。
付ピン32が固定されており、この平頭付ピン3
2が太陽歯車28の中心部の穴に回動可能に嵌合
されている。回動レバー30の他端部は回動レバ
ー34により結合されており、このにぎり34の
操作によつて回動レバー30は前記水平軸線のま
わりに回動させられる。また、回動レバー30の
中間部には1対の平頭付ピン36が、その軸心が
一水平軸心線上に位置するようにして固定されて
いる。各平頭付ピン36の先端部は遊星歯車38
の中心部と穴と、両遊星歯車38の内側面に固定
された傾転台40の穴とに摺嵌されている。遊星
歯車38は太陽歯車28と噛合わされかつ歯数が
同じとされている。また、傾転台40上にはバレ
ル槽14が取付けられている。これによつて、に
ぎり34により、第1回動部材としての回動レバ
ー30が第2図に示すように角度2aだけ押し下
げられると、遊星歯車38は装置本体10に固定
された太陽歯車28のまわりを公転しつつ自転
し、第2回動部材としての傾転台40上に固定さ
れているバレル槽14が角度4aだけ傾転される
ようになつている。このように、傾転装置16は
太陽歯車28、遊星歯車38、回動レバー30及
び傾転台40等よりなつている。
次に傾転装置16の図示を省略した第3図にお
いて、バレル槽14、回転駆動装置12及びその
駆動力をバレル槽14に伝える回転力伝達装置に
ついて説明する。
いて、バレル槽14、回転駆動装置12及びその
駆動力をバレル槽14に伝える回転力伝達装置に
ついて説明する。
バレル槽14は円筒状の側壁部44と円盤状の
回転底部46とから構成されており、側壁部44
の下端部を塞ぐように一体的に形成された底部4
8の中心に設けられた軸受52によつて、回転底
部46の回転軸50が回転可能に支持されてい
る。
回転底部46とから構成されており、側壁部44
の下端部を塞ぐように一体的に形成された底部4
8の中心に設けられた軸受52によつて、回転底
部46の回転軸50が回転可能に支持されてい
る。
回転駆動装置12は、モータ56とこのモータ
56の出力軸に平行に設けられた駆動軸58とか
ら成り、モータ56の出力軸に取りつけられたV
プーリ60及び駆動軸58に取りつけられたVプ
ーリ62にVベルト64が掛けられて駆動軸58
がモータ56に駆動されるようになつている。そ
して、バレル槽14が上向きの状態におけるバレ
ル槽14の中心線と、駆動軸58の軸心Aとが一
点P0で交わり、かつ軸心Aがバレル槽14の最大
傾転角θMの二等分線と一致するように回転駆動
装置12がブラケツト66によつて斜めに固定さ
れている。
56の出力軸に平行に設けられた駆動軸58とか
ら成り、モータ56の出力軸に取りつけられたV
プーリ60及び駆動軸58に取りつけられたVプ
ーリ62にVベルト64が掛けられて駆動軸58
がモータ56に駆動されるようになつている。そ
して、バレル槽14が上向きの状態におけるバレ
ル槽14の中心線と、駆動軸58の軸心Aとが一
点P0で交わり、かつ軸心Aがバレル槽14の最大
傾転角θMの二等分線と一致するように回転駆動
装置12がブラケツト66によつて斜めに固定さ
れている。
そして、先端部付近を軸受68により支えられ
た駆動軸58の先端部と回転軸50の下端部とが
連結軸70によつて作動的に連結され、バレル槽
14の傾きに拘らず駆動軸58の回転力が回転軸
50に伝達されるようになつている。すなわち、
連結軸70はその両端に非伸縮型大角度等速自在
継手の一つであるパーフイールド型ジヨイント
(以下BJという)を備えており、そのうちBJ72
が傾転台40の穴71内に延出した回転軸50
に、BJ74が駆動軸50にそれぞれ接続されて
いる。尚BJ72,74は第1図から明らかなよ
うにプーツ76によつて覆われている。そして、
上記BJ72の屈曲中心P2を通る水平軸線が前記
傾転台40の回動中心線と合致させられる一方、
BJ74の屈曲中心P1を通る水平軸線は、前記回
動ハンドル30の回動中心線と合致させられてい
る。すなわち、BJ72,74のそれぞれの屈曲
中心P2、P1間の距離Lは、太陽歯車28と遊星歯
車38との軸心間距離と常に同じになるようにさ
れているのであり、これによつて回転駆動装置1
2が、バレル槽14の傾転を妨げることがないよ
うにされているのである。
た駆動軸58の先端部と回転軸50の下端部とが
連結軸70によつて作動的に連結され、バレル槽
14の傾きに拘らず駆動軸58の回転力が回転軸
50に伝達されるようになつている。すなわち、
連結軸70はその両端に非伸縮型大角度等速自在
継手の一つであるパーフイールド型ジヨイント
(以下BJという)を備えており、そのうちBJ72
が傾転台40の穴71内に延出した回転軸50
に、BJ74が駆動軸50にそれぞれ接続されて
いる。尚BJ72,74は第1図から明らかなよ
うにプーツ76によつて覆われている。そして、
上記BJ72の屈曲中心P2を通る水平軸線が前記
傾転台40の回動中心線と合致させられる一方、
BJ74の屈曲中心P1を通る水平軸線は、前記回
動ハンドル30の回動中心線と合致させられてい
る。すなわち、BJ72,74のそれぞれの屈曲
中心P2、P1間の距離Lは、太陽歯車28と遊星歯
車38との軸心間距離と常に同じになるようにさ
れているのであり、これによつて回転駆動装置1
2が、バレル槽14の傾転を妨げることがないよ
うにされているのである。
ここで、BJ72,74の最大屈曲角は42度程
度であるので、バレル槽14が直立した状態にお
ける連結軸70の軸心と、回転軸50及び駆動軸
58の軸心との挾角αは共に40度となるようにさ
れている。よつて、バレル槽14の最大傾転角4
αは160度である。
度であるので、バレル槽14が直立した状態にお
ける連結軸70の軸心と、回転軸50及び駆動軸
58の軸心との挾角αは共に40度となるようにさ
れている。よつて、バレル槽14の最大傾転角4
αは160度である。
以下、本実施例の作動を説明する。
バレル槽14内にメデイア及びワークがコンパ
ウンド溶液とともに投入された状態で回転底部4
6がモータ56によつて均一な回転速度で回転駆
動されると、メデイアがバレル槽14内でよく知
られた螺線運動を主体とする流動をするので、ワ
ークは流動するメデイアとの間の相対運動によつ
て研摩される。
ウンド溶液とともに投入された状態で回転底部4
6がモータ56によつて均一な回転速度で回転駆
動されると、メデイアがバレル槽14内でよく知
られた螺線運動を主体とする流動をするので、ワ
ークは流動するメデイアとの間の相対運動によつ
て研摩される。
所定の時間経過後、研摩されたワークを取出す
ために、モータ56が停止されるとともに、作業
者によつて回動レバー30が押し下げ操作され、
バレル槽14が第2図及び第3図に示される最大
傾転角度θMまで倒される。このとき、重量の大
きい回転駆動装置12がバレル槽14から分離さ
れておるので、作業者は軽い操作力につて容易に
バレル槽14を傾転させることができる。また、
バレル槽14は、第2図及び第3図に示されるよ
うに、上下がほぼ逆になる状態まで傾転(ほぼ反
転)させられるため、槽内に収容されているメデ
イア及びワークは、掻き出し作業を要することな
く容易に取り出され、容器78内に収容される。
ために、モータ56が停止されるとともに、作業
者によつて回動レバー30が押し下げ操作され、
バレル槽14が第2図及び第3図に示される最大
傾転角度θMまで倒される。このとき、重量の大
きい回転駆動装置12がバレル槽14から分離さ
れておるので、作業者は軽い操作力につて容易に
バレル槽14を傾転させることができる。また、
バレル槽14は、第2図及び第3図に示されるよ
うに、上下がほぼ逆になる状態まで傾転(ほぼ反
転)させられるため、槽内に収容されているメデ
イア及びワークは、掻き出し作業を要することな
く容易に取り出され、容器78内に収容される。
メデイア及びワークが取り出された後、レバー
30の操作によつてバレル槽14が引き起こされ
る。このときにおいても、前記バレル槽14の傾
転時と同様の理由によつて、作業者はバレル槽1
4を容易に引き起すことができる。
30の操作によつてバレル槽14が引き起こされ
る。このときにおいても、前記バレル槽14の傾
転時と同様の理由によつて、作業者はバレル槽1
4を容易に引き起すことができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例装置
においては、回動レバー30を種々の回動位置に
おいてピン80で固定し得るため、バレル槽14
を所定角度傾かせた状態でバレル加工を行なうこ
ともできるが、回動レバー30を駆動する油圧シ
リンダ等の駆動装置を設け、バレル研磨中にバレ
ル槽14を繰り返し揺動させることもできる。こ
の場合には、メデイアの流動パターンがパレル槽
14が垂直の場合と異なるため、バレル槽14を
垂直にしてバレル加工した場合に研摩され難い部
分が良好に研磨される等の効果が得られると共
に、バレル槽14の揺動方向に拘わらず回転底部
46の回転速度が変化しないので、均一なバレル
効果が得られる。
においては、回動レバー30を種々の回動位置に
おいてピン80で固定し得るため、バレル槽14
を所定角度傾かせた状態でバレル加工を行なうこ
ともできるが、回動レバー30を駆動する油圧シ
リンダ等の駆動装置を設け、バレル研磨中にバレ
ル槽14を繰り返し揺動させることもできる。こ
の場合には、メデイアの流動パターンがパレル槽
14が垂直の場合と異なるため、バレル槽14を
垂直にしてバレル加工した場合に研摩され難い部
分が良好に研磨される等の効果が得られると共
に、バレル槽14の揺動方向に拘わらず回転底部
46の回転速度が変化しないので、均一なバレル
効果が得られる。
また、本実施例によれば、傾転装置16が、回
動レバー30と、その回動レバー30の回転中心
と同軸に固定された太陽歯車28と、傾転台40
に固定され且つ太陽歯車28と噛み合わされた遊
星歯車38とを含み、回動レバー30の回動に伴
つて傾転40を連動して同方向へ回動させるの
で、回動レバー30の回転角度がバレル槽14の
傾転角度の半分で済むことも、作業性向上のため
に有効である。
動レバー30と、その回動レバー30の回転中心
と同軸に固定された太陽歯車28と、傾転台40
に固定され且つ太陽歯車28と噛み合わされた遊
星歯車38とを含み、回動レバー30の回動に伴
つて傾転40を連動して同方向へ回動させるの
で、回動レバー30の回転角度がバレル槽14の
傾転角度の半分で済むことも、作業性向上のため
に有効である。
また、本実施例のバレル装置は、回転底部46
と回転駆動装置12とが2つのBJ72及びBJ7
4を備えた連結軸70によつて連結されているの
で、回転駆動装置12はバレル槽14の下方且つ
後方(第3図右方)に配置され得て、バレル装置
の幅寸法が傘歯車を用いて回転駆動装置12の動
力を回転底部46へ伝達する場合よりも大幅に小
さくなる。このため、多数のバレル装置を効率良
く並置させることができる。
と回転駆動装置12とが2つのBJ72及びBJ7
4を備えた連結軸70によつて連結されているの
で、回転駆動装置12はバレル槽14の下方且つ
後方(第3図右方)に配置され得て、バレル装置
の幅寸法が傘歯車を用いて回転駆動装置12の動
力を回転底部46へ伝達する場合よりも大幅に小
さくなる。このため、多数のバレル装置を効率良
く並置させることができる。
しかも、本実施例装置においては、自在継手と
して2個とも非伸縮型大角度用を使用しているの
で、2個のうち1個を非伸縮型を使用する場合に
比しはるかに大きな角度でバレル槽を傾転させる
ことができ、掻き出し作業を要することなくメデ
イア及びワークを排出し得るのである。
して2個とも非伸縮型大角度用を使用しているの
で、2個のうち1個を非伸縮型を使用する場合に
比しはるかに大きな角度でバレル槽を傾転させる
ことができ、掻き出し作業を要することなくメデ
イア及びワークを排出し得るのである。
本実施例の如く遊星歯車機構を用いることによ
り、2個の自在継手に同時に屈曲を増加させてい
く方式においては、バレル槽14を傾転させる力
は回動レバー30だけに与えればよいので、これ
を自動化する場合には、油圧シリンダ等のアクチ
ユエータは1個ですむという利点もある。
り、2個の自在継手に同時に屈曲を増加させてい
く方式においては、バレル槽14を傾転させる力
は回動レバー30だけに与えればよいので、これ
を自動化する場合には、油圧シリンダ等のアクチ
ユエータは1個ですむという利点もある。
以上詳記したように、本考案のバレル加工装置
においては、前記バレル槽を傾転させるための傾
転装置が、前記第1水平軸線を中心線とし、前記
装置本体に対して固定された太陽歯車と、前記第
2水平軸線を中心線とし、前記第2回動部材に対
して固定され、且つ前記太陽歯車と噛み合わされ
た遊星歯車とを含み、前記第1回動部材が回動さ
せられるとき、前記第2回動部材を連動して同方
向へ回動させるものであるので、第1回動部材の
操作角よりも大きな傾転角が得られ、バレル槽の
傾転操作が迅速となつて操作性が大幅に改善され
るのである。
においては、前記バレル槽を傾転させるための傾
転装置が、前記第1水平軸線を中心線とし、前記
装置本体に対して固定された太陽歯車と、前記第
2水平軸線を中心線とし、前記第2回動部材に対
して固定され、且つ前記太陽歯車と噛み合わされ
た遊星歯車とを含み、前記第1回動部材が回動さ
せられるとき、前記第2回動部材を連動して同方
向へ回動させるものであるので、第1回動部材の
操作角よりも大きな傾転角が得られ、バレル槽の
傾転操作が迅速となつて操作性が大幅に改善され
るのである。
また、回転底部と回転駆動装置とが上記の如く
の回転力伝達装置によつて連結される結果、バレ
ル槽の下方且つ後方に回転駆動装置を設置するこ
とができ、バレル装置の幅寸法が回転駆動装置に
よつて大きくならない。このため、バレル装置を
効率良く並置することができる。
の回転力伝達装置によつて連結される結果、バレ
ル槽の下方且つ後方に回転駆動装置を設置するこ
とができ、バレル装置の幅寸法が回転駆動装置に
よつて大きくならない。このため、バレル装置を
効率良く並置することができる。
また、バレル槽の回転底部と回転駆動装置の出
力軸とが第1及び第2の非伸縮型自在継手を備え
た回転力伝達装置によつて連結されているので、
傘歯車を介して動力が伝達される場合と異なり、
バレル槽の振動に拘わらず一定の回転速度で回転
底部が駆動され、均一なバレル効果が得られるの
である。
力軸とが第1及び第2の非伸縮型自在継手を備え
た回転力伝達装置によつて連結されているので、
傘歯車を介して動力が伝達される場合と異なり、
バレル槽の振動に拘わらず一定の回転速度で回転
底部が駆動され、均一なバレル効果が得られるの
である。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す斜視図
である。第2図は第1図の実施例のバレル槽傾転
装置の作動を示す説明図である。第3図はバレル
槽傾転装置の図示を省略して、第1図の流動バレ
ル装置の内部構造示す説明図である。 10:装置本体、12:回転駆動装置、14:
バレル槽、16:傾転装置、28:太陽歯車、3
0:回動レバー、38:遊星歯車、40:傾転
台、44:側壁部、46:回転底部、70:連結
軸、72,74:バーフイールド型ジヨイント
(非伸縮型自在継手)。
である。第2図は第1図の実施例のバレル槽傾転
装置の作動を示す説明図である。第3図はバレル
槽傾転装置の図示を省略して、第1図の流動バレ
ル装置の内部構造示す説明図である。 10:装置本体、12:回転駆動装置、14:
バレル槽、16:傾転装置、28:太陽歯車、3
0:回動レバー、38:遊星歯車、40:傾転
台、44:側壁部、46:回転底部、70:連結
軸、72,74:バーフイールド型ジヨイント
(非伸縮型自在継手)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体と、 側壁部と回転底部とを備え、且つ前記装置本体
から切離して設けられたバレル槽と、 前記装置本体に固定して設けられた回転駆動装
置と、 両端に第1及び第2の非伸縮型自在継手を備
え、該第1自在継手によつて前記回転駆動装置の
出力軸に連結される一方、該第2自在継手によつ
て前記回転底部の中心軸に連結された回転力伝達
装置と、 前記第1自在継手の屈曲中心を通る第1の水平
軸線の周りに回動可能に前記装置本体によつて支
持された第1回動部材と、 該第1回動部材によつて、前記第2自在継手の
屈曲中心を通る第2水平軸線の周りに回動可能に
支持され、且つ前記バレル槽を支持する第2回動
部材と、 前記第1水平軸線を中心線とし、前記装置本体
に対して固定された太陽歯車と、前記第2水平軸
線を中心線とし、前記第2回動部材に対して固定
され。且つ前記太陽歯車と噛み合わされた遊星歯
車とを含み、前記第1回動部材が回動させられる
とき、前記第2回動部材を連動して同方向へ回動
させる傾転装置と、 を含むことを特徴とするバレル槽の傾転可能な流
動バレル加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8819381U JPS6117816Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8819381U JPS6117816Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202658U JPS57202658U (ja) | 1982-12-23 |
JPS6117816Y2 true JPS6117816Y2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=29883376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8819381U Expired JPS6117816Y2 (ja) | 1981-06-16 | 1981-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117816Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-16 JP JP8819381U patent/JPS6117816Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202658U (ja) | 1982-12-23 |
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