JPS6117742A - 動力伝達用無端ベルト - Google Patents
動力伝達用無端ベルトInfo
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- JPS6117742A JPS6117742A JP59138552A JP13855284A JPS6117742A JP S6117742 A JPS6117742 A JP S6117742A JP 59138552 A JP59138552 A JP 59138552A JP 13855284 A JP13855284 A JP 13855284A JP S6117742 A JPS6117742 A JP S6117742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless carrier
- endless
- power transmission
- pulley
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/166—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動力伝達用無端ベルトに関する。更に詳しく
は、ベルト式無段変速機に用いられる動力伝達用無端ベ
ルトに係る。
は、ベルト式無段変速機に用いられる動力伝達用無端ベ
ルトに係る。
自動車等車両の変速機として、最近、ベルト式無段変速
機が提案されている。
機が提案されている。
従来提案されているベルト式無段変速機は、一方の回転
軸と他方の回転軸に、V字形断面の周溝を有するブーり
が設けられており、このプーリに動力伝達用無端ベルト
が掛は渡されている。そして、プーリのV字形断面の周
溝の幅が変えられることにより、一方の回転軸から他方
の回転軸に回転動力が無段階に変速されて、伝達される
ようになっている。
軸と他方の回転軸に、V字形断面の周溝を有するブーり
が設けられており、このプーリに動力伝達用無端ベルト
が掛は渡されている。そして、プーリのV字形断面の周
溝の幅が変えられることにより、一方の回転軸から他方
の回転軸に回転動力が無段階に変速されて、伝達される
ようになっている。
このベルト式無段変速機に使用される動力伝達用無端ベ
ルトとして、織物で形成された帯状の無端キャリアに、
剛性の高い部材で形成され両側部にプーリと摩擦係合す
る傾斜面を有する本体部材とこの本体部材とは別の挟着
・部材とからなる複数個のブロック体が、この本体部材
と挟着部材の間に、無端キャリアを挟着した状態で数珠
繋ぎに互いに隣接して取付けられたものがある(実願昭
58−187081号)。
ルトとして、織物で形成された帯状の無端キャリアに、
剛性の高い部材で形成され両側部にプーリと摩擦係合す
る傾斜面を有する本体部材とこの本体部材とは別の挟着
・部材とからなる複数個のブロック体が、この本体部材
と挟着部材の間に、無端キャリアを挟着した状態で数珠
繋ぎに互いに隣接して取付けられたものがある(実願昭
58−187081号)。
そして、この種の動力伝達用無端ベルトに用いられる無
端キャリアとしては、長手方向に繊維をフィラメントワ
インディング法等の手法により配設し、これをゴム状物
質で包囲形成したものがある(米国特許第263800
7号)。
端キャリアとしては、長手方向に繊維をフィラメントワ
インディング法等の手法により配設し、これをゴム状物
質で包囲形成したものがある(米国特許第263800
7号)。
しかし、無端キャリアが長手方向に配設された繊維のみ
で形成されているときには、これをゴム状物質で包囲形
成する場合でも、動力伝達時に高い引張り荷重が加えら
れる場合や、長期間の使用等により、無端キャリアはそ
の長手方向に亀裂を生じることがある。すなわち、いわ
ゆる縦裂き現象を生じるという問題がある。
で形成されているときには、これをゴム状物質で包囲形
成する場合でも、動力伝達時に高い引張り荷重が加えら
れる場合や、長期間の使用等により、無端キャリアはそ
の長手方向に亀裂を生じることがある。すなわち、いわ
ゆる縦裂き現象を生じるという問題がある。
而して、本発明が解決しようとする問題点は、無端キャ
リアにおける縦裂き現象の発生を防止することにある。
リアにおける縦裂き現象の発生を防止することにある。
本発明は、上述の問題点を、長手方向に配設されるタテ
糸の動きを幅(横)方向に配設されるヨコ糸で拘束する
ことにより解決しようとするものである。
糸の動きを幅(横)方向に配設されるヨコ糸で拘束する
ことにより解決しようとするものである。
具体的には、本発明は、上述したこの種の動力伝達用無
端ベルトにおいて、織物で形成された帯状の無端キャリ
アは、長手方向に配設されるタテ糸と幅方向に配設され
るヨコ糸から織成されており、ヨコ糸はタテ糸を拘束1
″″−成される手段をとる。
端ベルトにおいて、織物で形成された帯状の無端キャリ
アは、長手方向に配設されるタテ糸と幅方向に配設され
るヨコ糸から織成されており、ヨコ糸はタテ糸を拘束1
″″−成される手段をとる。
上述の手段によれば、長手方向に配設されるタテ糸は、
帰(横)方向に移動しようとすると、その移動は、幅方
向に配設されたヨコ糸により阻止される。
帰(横)方向に移動しようとすると、その移動は、幅方
向に配設されたヨコ糸により阻止される。
本発明は、上述したように、長手方向に配設されたタテ
糸の幅(横)方向への移動は、ヨコ糸により拘束され阻
止されるため、動力伝達用無端ベルトの動力伝達時に無
端キャリアに高い引張り荷重が加えられる場合や、長期
間の使用等によっても、無端キャリアはその長手方向に
亀裂を生じるよ、うなことがない。すなわち、縦裂き現
象の発生を防止することができる。
糸の幅(横)方向への移動は、ヨコ糸により拘束され阻
止されるため、動力伝達用無端ベルトの動力伝達時に無
端キャリアに高い引張り荷重が加えられる場合や、長期
間の使用等によっても、無端キャリアはその長手方向に
亀裂を生じるよ、うなことがない。すなわち、縦裂き現
象の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明にかかる動力伝達用無端ベルトが適用さ
れる無段変速機の一例を、模式図として、全体的に示し
たものである。
れる無段変速機の一例を、模式図として、全体的に示し
たものである。
この第3図について説明すれば、エンジン等の駆動源5
にはクラッチ6が連結されており、このクラッチ6には
入力プーリ1が連結されている。
にはクラッチ6が連結されており、このクラッチ6には
入力プーリ1が連結されている。
入力プーリ1は可動プーリ1aと固定プーリ1bとから
成っている。両プーリ1a、1bにはプーリ面2.2が
形成されている。このプーリ面2.2はプーリ1aおよ
び1bの駆動面となっており、プーリ1に■字形断面の
周溝を形成している。
成っている。両プーリ1a、1bにはプーリ面2.2が
形成されている。このプーリ面2.2はプーリ1aおよ
び1bの駆動面となっており、プーリ1に■字形断面の
周溝を形成している。
入力プーリ1に並べられて出力プーリ3が配設されてい
る。この化カブ−IJ 3も可動プーリ3aと固定プー
リ3bとから成っている。両プーリ3aおよび3bには
入力プーリの場合と同様にプーリ面4.4が形成されて
いる。このプーリ面4.4は両ブーU 3 aおよび3
bの従動面となっており、プーリ3に、■字形断面の周
溝を形成している。
る。この化カブ−IJ 3も可動プーリ3aと固定プー
リ3bとから成っている。両プーリ3aおよび3bには
入力プーリの場合と同様にプーリ面4.4が形成されて
いる。このプーリ面4.4は両ブーU 3 aおよび3
bの従動面となっており、プーリ3に、■字形断面の周
溝を形成している。
そして、入力プーリ1のプーリ面2.2により形成され
るV字形断面の周溝と、出力プーリ3のプーリ面4.4
により形成されるV字形断面の周溝との間に動力伝達用
無端ベル1−10が掛は渡されて、入力プーリ1から出
力プーリ3に回転動力が伝達されるよう北なっている。
るV字形断面の周溝と、出力プーリ3のプーリ面4.4
により形成されるV字形断面の周溝との間に動力伝達用
無端ベル1−10が掛は渡されて、入力プーリ1から出
力プーリ3に回転動力が伝達されるよう北なっている。
なお、・入力プーリ1の可動プーリ1aと、出力プーリ
3の可動プーリ3aはいずれも油圧等の手段によりそれ
ぞれのV字形断面の周溝の幅が変更されるようになって
いる。この周溝の幅が連続的に変更されることにより、
出力プーリ3の回転は、無段階に変速されて取り出され
る。
3の可動プーリ3aはいずれも油圧等の手段によりそれ
ぞれのV字形断面の周溝の幅が変更されるようになって
いる。この周溝の幅が連続的に変更されることにより、
出力プーリ3の回転は、無段階に変速されて取り出され
る。
このように、第3図に示す無段変速機は、動力伝達用無
端ベルト10が掛は渡された入力プーリ1と出力プーリ
3との組合せにより構成されるものであり、駆動源5か
らの回転動力はクラッチ6を介して無段変速機に伝えら
れて、無段変速機により変速されて取り出される。取り
出された回転動力は、減速歯車対8を経て差動機9に伝
達され、差動機9から更に車輪7に伝達され、車両を駆
動する。
端ベルト10が掛は渡された入力プーリ1と出力プーリ
3との組合せにより構成されるものであり、駆動源5か
らの回転動力はクラッチ6を介して無段変速機に伝えら
れて、無段変速機により変速されて取り出される。取り
出された回転動力は、減速歯車対8を経て差動機9に伝
達され、差動機9から更に車輪7に伝達され、車両を駆
動する。
第4図は第3図における入力プーリ1または出力プーリ
3に動力伝達用無端ベルト1oが掛は渡された状態を抽
出した側面図である。この図から分るように、動力伝達
ブロック12は無端キャリア11に数珠繋ぎに互いに隣
接して配設されて取付けられている。
3に動力伝達用無端ベルト1oが掛は渡された状態を抽
出した側面図である。この図から分るように、動力伝達
ブロック12は無端キャリア11に数珠繋ぎに互いに隣
接して配設されて取付けられている。
第5図および第6図は一個のブロック体12と無端キャ
リア11との取付は状態を示すものであり、第5図は分
解斜視図、第6図は組立斜視図を示す。
リア11との取付は状態を示すものであり、第5図は分
解斜視図、第6図は組立斜視図を示す。
無端キャリ、ア11はポリアミド繊維の織物で形成され
ている。この無端キャリア11は動力伝達を円滑かつ正
確に行うためには、動力伝達時に受ける引張荷重に対し
て伸度が可及的に低いものを用いるのが望ましい。
ている。この無端キャリア11は動力伝達を円滑かつ正
確に行うためには、動力伝達時に受ける引張荷重に対し
て伸度が可及的に低いものを用いるのが望ましい。
ブロック体12は本体部材13と挟着部材14とから形
成されている。本体部材13は、その中央位置に無端キ
ャリア11を収める挟着凹部13aが形成されており、
両側部にはプーリの周溝と摩擦係合する傾斜面13b、
13bが形成されている。また、本体部材13には、そ
の両側にブロック柱15.15が立設されており、この
ブロック柱15.15にはかしめ止め用の凹部15a、
15aが設けられている。なお、本体部材13は剛性の
高い、金属、セラミックス、または樹脂等で形成されて
いる。
成されている。本体部材13は、その中央位置に無端キ
ャリア11を収める挟着凹部13aが形成されており、
両側部にはプーリの周溝と摩擦係合する傾斜面13b、
13bが形成されている。また、本体部材13には、そ
の両側にブロック柱15.15が立設されており、この
ブロック柱15.15にはかしめ止め用の凹部15a、
15aが設けられている。なお、本体部材13は剛性の
高い、金属、セラミックス、または樹脂等で形成されて
いる。
挟着部材14は、バー16とプレート17とがら成って
おり、プレート17は二重に折り曲げられて、その間に
バー16が挟まれ、溶接18.18によりバー16とプ
レート17は一体的に結合されている。なお、この結合
は接着剤等によりおこなってもよい。
おり、プレート17は二重に折り曲げられて、その間に
バー16が挟まれ、溶接18.18によりバー16とプ
レート17は一体的に結合されている。なお、この結合
は接着剤等によりおこなってもよい。
挟着部材14におけるバー16の両側部のプレート17
間にはブロック柱挿入孔19.19が形成されており、
このブロック柱挿入孔19.19にブロック柱15.1
5が挿入されて、第6図に示すように、無端キャリア1
1を本体部材13と挟着部材14とで挟着した状態で、
プレート17の両側部が、かしめ止め20.20がおこ
なわれて、本体部材13と挟着部材14とは一体的とさ
れている。なお、かしめ止め20.20はブロック柱1
5.15に設けられたかしめ止め用の凹部15a、15
aに係合するようにおこなわれるので、強固に一体結合
される。
間にはブロック柱挿入孔19.19が形成されており、
このブロック柱挿入孔19.19にブロック柱15.1
5が挿入されて、第6図に示すように、無端キャリア1
1を本体部材13と挟着部材14とで挟着した状態で、
プレート17の両側部が、かしめ止め20.20がおこ
なわれて、本体部材13と挟着部材14とは一体的とさ
れている。なお、かしめ止め20.20はブロック柱1
5.15に設けられたかしめ止め用の凹部15a、15
aに係合するようにおこなわれるので、強固に一体結合
される。
また、挟着部材14のバー16とプレート17とが溶接
18.18により一体的とされた状態においては、無端
キャリア11を挟圧するバー16の下面16aの位置よ
りブ°レート17の前面17aの両側下面173′、1
7a′の方がわずか下方位置となっており、第6図に示
す組立られた状態においては、その下面1.6aの位置
は無端キャリアの厚み方向の中心線βと略同位置となっ
ている。
18.18により一体的とされた状態においては、無端
キャリア11を挟圧するバー16の下面16aの位置よ
りブ°レート17の前面17aの両側下面173′、1
7a′の方がわずか下方位置となっており、第6図に示
す組立られた状態においては、その下面1.6aの位置
は無端キャリアの厚み方向の中心線βと略同位置となっ
ている。
第7図は上述のようにして無端キャリア11に挟着支持
されるブロック体12が数珠繋ぎに互いに隣接して取付
けられた状態を示すものであり、この図から理解される
ように、互いに隣接するブロック体12は無端キャリア
11の位置より外方部(第7図で見て上方部)の接触面
部21で接触状態とされて、数珠繋ぎに取付けられてい
る。なお、ブロック体12の接触面部21はプレート1
7の前面17aが隣接する他のブロック体12Φプレー
ト17および本体部材13のそれぞれの後面に接触する
ことにより形成されており、その接触面部21の内方端
21 aはプレー)17の下面17a′により形成され
、その位置は無端キャリア11の厚み方向の中心線lの
位置と略同位置とされている。
されるブロック体12が数珠繋ぎに互いに隣接して取付
けられた状態を示すものであり、この図から理解される
ように、互いに隣接するブロック体12は無端キャリア
11の位置より外方部(第7図で見て上方部)の接触面
部21で接触状態とされて、数珠繋ぎに取付けられてい
る。なお、ブロック体12の接触面部21はプレート1
7の前面17aが隣接する他のブロック体12Φプレー
ト17および本体部材13のそれぞれの後面に接触する
ことにより形成されており、その接触面部21の内方端
21 aはプレー)17の下面17a′により形成され
、その位置は無端キャリア11の厚み方向の中心線lの
位置と略同位置とされている。
また、この第7図から分るように、ブロック体12の無
端キャリア11の位置より内方部には、プレート17の
板厚に相当する隙間tが設けられている。この隙間tが
設けられていることにより、第4図に示すように動力伝
達用無端ベル)10がプーリに掛は渡されて移動してい
くとき、ブロック体12は接触面部21の内方端21a
を支点として揺動回転して移動していく。
端キャリア11の位置より内方部には、プレート17の
板厚に相当する隙間tが設けられている。この隙間tが
設けられていることにより、第4図に示すように動力伝
達用無端ベル)10がプーリに掛は渡されて移動してい
くとき、ブロック体12は接触面部21の内方端21a
を支点として揺動回転して移動していく。
上述によるときには、動力伝達用無端ベルト10がプー
リに掛は渡されて移動していくとき、ブロック体12を
構成する剛性の高い部材で形成された本体部材13の傾
斜面1,3b、13bで摩擦係合して、動力伝達をおこ
なうものであるため、この摩擦係合力により座屈変形す
ることはなく、そのため、大きな回転動力を伝達するこ
とができるようになる。
リに掛は渡されて移動していくとき、ブロック体12を
構成する剛性の高い部材で形成された本体部材13の傾
斜面1,3b、13bで摩擦係合して、動力伝達をおこ
なうものであるため、この摩擦係合力により座屈変形す
ることはなく、そのため、大きな回転動力を伝達するこ
とができるようになる。
また、ブロック体12を数珠繋ぎに支持する無端キャリ
ア11は、織物で形成されており可撓性が良く、かつ、
無端キャリア11は引張力のみ受けるのみであるため、
大きな回転動力を伝達する場合でも比較的薄く形成する
ことができ、小さな最小曲率半径を得ることもできる。
ア11は、織物で形成されており可撓性が良く、かつ、
無端キャリア11は引張力のみ受けるのみであるため、
大きな回転動力を伝達する場合でも比較的薄く形成する
ことができ、小さな最小曲率半径を得ることもできる。
その結果、ベルト式無段変速機の変速圧の幅を広くとる
ことができるようになる。
ことができるようになる。
また、動力伝達用無端ベルト10がプーリに掛は渡され
て移動していくとき、ブロック体12は、無端キャリア
11の厚さ方向の中心線1位置と略一致する接触面部2
1の内方@21aを支点として揺動回転するため、無端
キャリア11の伸縮は殆どしなく、正確には、無端キャ
リア11の中心線lより上方面でわずかに伸長し、下方
面でわずかに縮小するのみであるので、無端キャリア1
1のプーリに沿う湾曲変形はスムースにおこなわれる。
て移動していくとき、ブロック体12は、無端キャリア
11の厚さ方向の中心線1位置と略一致する接触面部2
1の内方@21aを支点として揺動回転するため、無端
キャリア11の伸縮は殆どしなく、正確には、無端キャ
リア11の中心線lより上方面でわずかに伸長し、下方
面でわずかに縮小するのみであるので、無端キャリア1
1のプーリに沿う湾曲変形はスムースにおこなわれる。
また、ブロック体12の本体部材13と挟着部材14と
の一体的結合は、かしめ止め20.20によりおこなわ
れているため、ブロック体12の回転動力伝達方向の厚
み幅を、薄くでき、その結果、これによっても動力伝達
用無端ベル)10の最小曲率半径を小さくすることがで
き、また、ブロック体12とプーリとの接触面積が多く
とれるので、従来のゴムベルトの場合に比較して変速比
幅が大きくとれ、伝達トルクを上げることができる。。
の一体的結合は、かしめ止め20.20によりおこなわ
れているため、ブロック体12の回転動力伝達方向の厚
み幅を、薄くでき、その結果、これによっても動力伝達
用無端ベル)10の最小曲率半径を小さくすることがで
き、また、ブロック体12とプーリとの接触面積が多く
とれるので、従来のゴムベルトの場合に比較して変速比
幅が大きくとれ、伝達トルクを上げることができる。。
また、ブロック体12は無端キャリア11に挟着により
固定的に取付けられるものであるため、例えば、特公昭
55−678’3rたわみ連続伝動装置」のように摺動
自在に取付ける場合には摩擦損失を生じるが、そのよう
なことがなく、また、伝達効率もよく、組付性もよい。
固定的に取付けられるものであるため、例えば、特公昭
55−678’3rたわみ連続伝動装置」のように摺動
自在に取付ける場合には摩擦損失を生じるが、そのよう
なことがなく、また、伝達効率もよく、組付性もよい。
なお、織物で形成される無端キャリア11に、本体部材
13と挟着部材14とがら成るブロック体12を取付け
る取付は構造は、上述した実施例の如く、かしめによる
取付は構造のほが、各種の取付は構造が考えられるもの
であり、出願人が先に提案した実願昭58−18708
1号「動力伝達用無端ベルト」にもその他の例が記載さ
れている。
13と挟着部材14とがら成るブロック体12を取付け
る取付は構造は、上述した実施例の如く、かしめによる
取付は構造のほが、各種の取付は構造が考えられるもの
であり、出願人が先に提案した実願昭58−18708
1号「動力伝達用無端ベルト」にもその他の例が記載さ
れている。
次に、織物で形成される無端キャリア11の詳細構造に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図および第2図は織物で形成された無端キャリア1
1の織成状態を示す。第1図は平面図、第2図は側面断
面図を示す。
1の織成状態を示す。第1図は平面図、第2図は側面断
面図を示す。
織物で形成される無端キャリア11は、無端キャリア1
1の長手方向に配設される数多くのタテ糸111と、幅
(横)方向に配設される2本のヨコ糸112a、112
bとがら成っている。このタテ糸111およびヨコ糸1
12は、芳香族ポリアミド繊維からなる糸が用いられて
いる。なお、タテ糸は数多くから成っているため、タテ
糸を総称するときには符号111を用い、個々のタテ糸
を指称する゛ときには符号111a、1llb、−−1
111nを用いる。同様に、ヨコ糸についても、ヨコ糸
を総称するときには符号112を、用い、個々のヨコ糸
を指称するときには符号112a、112bを用いる。
1の長手方向に配設される数多くのタテ糸111と、幅
(横)方向に配設される2本のヨコ糸112a、112
bとがら成っている。このタテ糸111およびヨコ糸1
12は、芳香族ポリアミド繊維からなる糸が用いられて
いる。なお、タテ糸は数多くから成っているため、タテ
糸を総称するときには符号111を用い、個々のタテ糸
を指称する゛ときには符号111a、1llb、−−1
111nを用いる。同様に、ヨコ糸についても、ヨコ糸
を総称するときには符号112を、用い、個々のヨコ糸
を指称するときには符号112a、112bを用いる。
タテ糸111およびヨコ糸112として用いられる芳香
族ポリアミド繊維(アラミド)は、周知のように、主鎖
中に芳香族環構造を持つポリアミドから優られる合成繊
維であって、融点、モジュラスが高く、高温特性が良好
であるなどの特徴を有しており、例えば、ケブラー(K
evlar) 、ノーメックス(Nomex) (い
ずれも米国s du Pont社商品名)などとして市
販されている。
族ポリアミド繊維(アラミド)は、周知のように、主鎖
中に芳香族環構造を持つポリアミドから優られる合成繊
維であって、融点、モジュラスが高く、高温特性が良好
であるなどの特徴を有しており、例えば、ケブラー(K
evlar) 、ノーメックス(Nomex) (い
ずれも米国s du Pont社商品名)などとして市
販されている。
そして、このような繊維(フィラメント)を原糸として
用いて、所定のタテ糸111およびヨコ糸112に仕上
げ、無端キャリア11に製織するものであるが、特に無
端キャリア11における理想とする強伸度曲線に近い物
性、すなわち引張り強さと伸びとの関係を直線勾配的な
性能として効果的に実現させるためには、原糸のタテ方
向の織縮み率(−(L2 Ll)X100/Ll ;
但し、Llは採取した無端キャリア11の長さであり、
L2はり、の長さの無端キャリア11を分解したとき9
タテ糸111の長さである〕を極力小さくすることが重
要であり、そして、そのためには、タテ糸111とヨコ
糸112との原糸のデニールバランスを示す、次式で表
されるρΦ値が、2.4〜3.0の範囲内となるように
することが、好適に行われる必要がある。
用いて、所定のタテ糸111およびヨコ糸112に仕上
げ、無端キャリア11に製織するものであるが、特に無
端キャリア11における理想とする強伸度曲線に近い物
性、すなわち引張り強さと伸びとの関係を直線勾配的な
性能として効果的に実現させるためには、原糸のタテ方
向の織縮み率(−(L2 Ll)X100/Ll ;
但し、Llは採取した無端キャリア11の長さであり、
L2はり、の長さの無端キャリア11を分解したとき9
タテ糸111の長さである〕を極力小さくすることが重
要であり、そして、そのためには、タテ糸111とヨコ
糸112との原糸のデニールバランスを示す、次式で表
されるρΦ値が、2.4〜3.0の範囲内となるように
することが、好適に行われる必要がある。
p−(DaxMa)/ (DbxNb)但し、Da;タ
テ糸111の総デニールDbiヨコ糸112の総デニー
ル Ma;無端キャリアを構成するタテ糸111の本数 Na11インチ(2,54cm)当りのヨコ糸112打
込み本数 また、無端キャリア11の表面耐摩耗性能を向上させる
観点から、特にタテ糸111において、タテ糸原糸を単
糸でS方向に加燃し、次いでこの加熱糸をZ方向に三本
撚りして得られる三本子を使用することが推奨される。
テ糸111の総デニールDbiヨコ糸112の総デニー
ル Ma;無端キャリアを構成するタテ糸111の本数 Na11インチ(2,54cm)当りのヨコ糸112打
込み本数 また、無端キャリア11の表面耐摩耗性能を向上させる
観点から、特にタテ糸111において、タテ糸原糸を単
糸でS方向に加燃し、次いでこの加熱糸をZ方向に三本
撚りして得られる三本子を使用することが推奨される。
このようなタテ糸の単糸撚り、三本撚り時の撚数が無端
キャリア11の性能に影響しており、特に下式で示され
る撚係数が70〜90の範囲に入るように前記単糸撚り
、三本撚りを行うことが望ましい。
キャリア11の性能に影響しており、特に下式で示され
る撚係数が70〜90の範囲に入るように前記単糸撚り
、三本撚りを行うことが望ましい。
撚係数=T/J”V百百じ脣璽
但し、T;1メートル当りの撚数
D;加燃して得られた糸の総デニール
そして、上述したタテ糸111およびヨコ糸II2から
成る無端キャリアIIの織成は、第1図および第2図に
示すような組織となる如く行われる。すなわち、所定の
整経されたタテ糸111a、111b、−−−−111
1nに対して、二本のヨコ糸112a、112bをそれ
ぞれ別個に両耳側より相対向して同時に挿入せしめ(打
ち込み)、そしてそれぞれ挿入(打ち込み)方向に引張
って引き締めると共に、それぞれのヨコ糸112a、1
12bが製織方向Wにその挿入(打ち込み)方向を交互
に変えて位置せしめられるように、無端キャリア1!の
製織を行って、安定した無端キャリア11の巾と厚みを
得るものである。
成る無端キャリアIIの織成は、第1図および第2図に
示すような組織となる如く行われる。すなわち、所定の
整経されたタテ糸111a、111b、−−−−111
1nに対して、二本のヨコ糸112a、112bをそれ
ぞれ別個に両耳側より相対向して同時に挿入せしめ(打
ち込み)、そしてそれぞれ挿入(打ち込み)方向に引張
って引き締めると共に、それぞれのヨコ糸112a、1
12bが製織方向Wにその挿入(打ち込み)方向を交互
に変えて位置せしめられるように、無端キャリア1!の
製織を行って、安定した無端キャリア11の巾と厚みを
得るものである。
上述のように、無端キャリア11が織成されることによ
り、長手方向に配設されるタテ糸111a、 11 l
b、−−−−1111n(D@ (横)方向への移動
は、ヨコ糸112a、112bにより確実に拘束され阻
止される。その“結果、動力伝達用無端ベルトの動力伝
達時に無端キャリア11に高い引張り荷重が加えられる
場合や、長期間の使用等によっても、無端キャリア11
はその長手方向に亀裂を生じるようなことがない。すな
わち、縦裂き現象の発生を防止することができる。
り、長手方向に配設されるタテ糸111a、 11 l
b、−−−−1111n(D@ (横)方向への移動
は、ヨコ糸112a、112bにより確実に拘束され阻
止される。その“結果、動力伝達用無端ベルトの動力伝
達時に無端キャリア11に高い引張り荷重が加えられる
場合や、長期間の使用等によっても、無端キャリア11
はその長手方向に亀裂を生じるようなことがない。すな
わち、縦裂き現象の発生を防止することができる。
また、無端キャリア11は上述のように織成されること
によって、伸度が極めて低い数値に抑えられ、かつ、使
用したタテ糸111の強度が効率よく利用され得て、最
も経済的に所要の無端キャリア11の強度が得られるの
である。そして、このような無端キャリア11の製織組
織によって、ヨコ糸112a、112b自身の相互の引
締作用が一般的な力織機の後打作用を為し、タテ糸11
1 a、 11 l b、−=−1111nとヨコ糸1
12a、112bの組織構造をより緊密な状態に保持し
、無端キャリア11に荷重がかかればかかる程、その作
用を増して、無端キャリア11の引張強さの向上と伸度
の低減に顕著な効果を奏することとなる。
によって、伸度が極めて低い数値に抑えられ、かつ、使
用したタテ糸111の強度が効率よく利用され得て、最
も経済的に所要の無端キャリア11の強度が得られるの
である。そして、このような無端キャリア11の製織組
織によって、ヨコ糸112a、112b自身の相互の引
締作用が一般的な力織機の後打作用を為し、タテ糸11
1 a、 11 l b、−=−1111nとヨコ糸1
12a、112bの組織構造をより緊密な状態に保持し
、無端キャリア11に荷重がかかればかかる程、その作
用を増して、無端キャリア11の引張強さの向上と伸度
の低減に顕著な効果を奏することとなる。
また、かくの如き無端キャリア11の製織組織に従えば
、無端キャリア11をエンドレスに形成する場合に問題
となる糸端末、特にタテ糸111の端末の処理を効果的
に行い得るという優れた利点を有する。例えば、第8図
に示すように、両側に配置されるタテ糸111a、11
1nを一例にとって説明すれば、タテ糸111a、11
1nのそれぞれの糸端末111a’、1lln′は、一
方の耳側から他方の耳側に向って2本のヨコ糸112a
、112bとともに挿入せしめられ(打ち込まれ)、こ
れによって無端キャリア11に荷重がかかった場合には
、この糸端末111a’、111n′が緊密に保持され
るよう番こなって、これによっても、縦裂き現象を防止
することガできる。
、無端キャリア11をエンドレスに形成する場合に問題
となる糸端末、特にタテ糸111の端末の処理を効果的
に行い得るという優れた利点を有する。例えば、第8図
に示すように、両側に配置されるタテ糸111a、11
1nを一例にとって説明すれば、タテ糸111a、11
1nのそれぞれの糸端末111a’、1lln′は、一
方の耳側から他方の耳側に向って2本のヨコ糸112a
、112bとともに挿入せしめられ(打ち込まれ)、こ
れによって無端キャリア11に荷重がかかった場合には
、この糸端末111a’、111n′が緊密に保持され
るよう番こなって、これによっても、縦裂き現象を防止
することガできる。
すなわち、無端キャリア11に引張荷重が加えられた場
合、ヨコ糸112の早期切断によりタテ糸111のスリ
ップが始まり、タテ糸111の強度が充分に発揮されず
に一本宛切断される現象を効果的に阻止することが可能
となる。
合、ヨコ糸112の早期切断によりタテ糸111のスリ
ップが始まり、タテ糸111の強度が充分に発揮されず
に一本宛切断される現象を効果的に阻止することが可能
となる。
なお、上述のようにして織成された無端キャリア11は
、その片面または両面に、クロルスルフォン化ポリエチ
レンゴム、フッ素系ゴムあるいはフッ素系樹脂などのゴ
ム状物質ないしは熱可塑性樹脂物質を塗布し−、タテ糸
111およびヨコ糸112の網目が、かくれる程度の厚
さに被覆して形成するのがよい。なお、この被覆に際し
ては、必要に応じて公知の予備処理を施し、繊維の接着
力を向上せしめる手法をとるのがよい。
、その片面または両面に、クロルスルフォン化ポリエチ
レンゴム、フッ素系ゴムあるいはフッ素系樹脂などのゴ
ム状物質ないしは熱可塑性樹脂物質を塗布し−、タテ糸
111およびヨコ糸112の網目が、かくれる程度の厚
さに被覆して形成するのがよい。なお、この被覆に際し
ては、必要に応じて公知の予備処理を施し、繊維の接着
力を向上せしめる手法をとるのがよい。
第9図fa+、+blは、無端キャリア11の片面また
は両面に、ゴム状物質または熱可塑性樹脂物質からなる
層30が形成された状態を示す。第9図(a)は片面に
層30が形成された場合を示しており、第9図(b)は
両面に層30が形成された場合を示している。
は両面に、ゴム状物質または熱可塑性樹脂物質からなる
層30が形成された状態を示す。第9図(a)は片面に
層30が形成された場合を示しており、第9図(b)は
両面に層30が形成された場合を示している。
このように、ゴみ状物質または熱可塑性樹脂物質にて無
端キャリア11の表面を被覆することにより、油、水分
等による繊維の劣化を防止し、無端キャリア11の耐久
性を向上させることができる。
端キャリア11の表面を被覆することにより、油、水分
等による繊維の劣化を防止し、無端キャリア11の耐久
性を向上させることができる。
また、従来の長手方向にのみ繊維が配設され、これをゴ
ム状物質で形成するときには、その形成時における加熱
工程時に、繊維の移動を生じ、そのため、サーキュラ−
ピッチラインの乱れを生じ、無端キャリア11の歪が生
じるという問題を生じることがある。しかし、上述した
この実施例の場合には、ゴム状物質または熱可塑性樹脂
物質を被覆する場合でも、長手方向に配設されるタテ糸
111はヨコ糸112により移動が拘束されるため、サ
ーキュラ−ピッチラインの乱れを生じことがなく、無端
キャリア11に歪を生じることがない。
ム状物質で形成するときには、その形成時における加熱
工程時に、繊維の移動を生じ、そのため、サーキュラ−
ピッチラインの乱れを生じ、無端キャリア11の歪が生
じるという問題を生じることがある。しかし、上述した
この実施例の場合には、ゴム状物質または熱可塑性樹脂
物質を被覆する場合でも、長手方向に配設されるタテ糸
111はヨコ糸112により移動が拘束されるため、サ
ーキュラ−ピッチラインの乱れを生じことがなく、無端
キャリア11に歪を生じることがない。
なお、上述した無端キャリア11の内容は、本出願人が
先に提案した特願昭55−134923号および特願昭
56−43339号に詳細に記載されている。本発明は
この先に提案したこの種の無端キャリア11を用いて、
”第4図ないし第7図に示すタイプの動力伝達用無端ベ
ルトを構成したところに特徴がある。
先に提案した特願昭55−134923号および特願昭
56−43339号に詳細に記載されている。本発明は
この先に提案したこの種の無端キャリア11を用いて、
”第4図ないし第7図に示すタイプの動力伝達用無端ベ
ルトを構成したところに特徴がある。
第10図および第11図は無端キャリア11の他の実施
例を示す。第10図は断面図、第11図は平面図を示す
。
例を示す。第10図は断面図、第11図は平面図を示す
。
この実施例は、タテ糸111a、111b、−一、11
1nに対して、一本のヨコ糸112を蝮旋状に巻つけて
形成したものである。この構造においても、タテ糸11
1a、11 l b 、 ’−−−−−−1111nは
ヨコ糸112により拘束され、上述の実施例の場合と同
様の働きをなす。
1nに対して、一本のヨコ糸112を蝮旋状に巻つけて
形成したものである。この構造においても、タテ糸11
1a、11 l b 、 ’−−−−−−1111nは
ヨコ糸112により拘束され、上述の実施例の場合と同
様の働きをなす。
第12′図および第13図は無端キャリア11をエンド
レスに形成する他の手段を示すものである。
レスに形成する他の手段を示すものである。
第12図は無端キャリア11の両端11f、11gを当
て部材11hにより継いで接続する、いわゆるパッド法
により形成する場合を示す。第13図は無端キャリア1
1の両端11f、l1gを一部オーバラツプさせて接続
する、いわゆるオーバラップ法により形成する場合を示
す。
て部材11hにより継いで接続する、いわゆるパッド法
により形成する場合を示す。第13図は無端キャリア1
1の両端11f、l1gを一部オーバラツプさせて接続
する、いわゆるオーバラップ法により形成する場合を示
す。
第1図および第2図は織物で形成された無端キャリアを
示し、第1図は平面図、第2図は側面断面図、第3図は
本発明の動力伝達用無端ベルトが適用される無段変速機
の一例を示す模式図、第4図は動力伝達用無端ベルトが
プーリに掛は渡された状態を示す側面図、第5図は一個
のブロック体と無端キャリアとの取付は状態を示す分解
斜視図、第6図は同組立斜視図、第7図はブロック体が
数珠繋ぎに取付けられた状態を示す側面図、第8図はタ
テ糸の端末処理状態を示す平面図、第9図は無端キャリ
アの表面にゴム状物質等を塗布した状態を示し、第9図
(alは片面に塗布した状態を示す断面図、第9図(b
lは両面に塗布した状態を示す断面図ミ第10図および
第11図は無端キャリアの他の実施例を示し、第10図
は断面図、第11図は平面図、第12図および第13図
は無端キャリアをエンドレスに形成する場合の他の例を
示し、第12図はパッド法による場合であり、その(a
1図は側面図、fb1図は平面図、第13図はオーバラ
ップ法による場合であり、そのja1図は側面図、fb
1図は平面図である。 符号の説明 10−−−−一動力伝達用無端ベルト 11−−−−−一無端キャリア 111−−−一タテ糸 112−−−〜−−ヨコ糸 12−−−−−ブロック体 13−−−−−一本体部材 13b−・−一一一傾斜面 14−−−−−一挟着部材 第3図 第4図 1′) 第5図 第7図 第10図 第11図
示し、第1図は平面図、第2図は側面断面図、第3図は
本発明の動力伝達用無端ベルトが適用される無段変速機
の一例を示す模式図、第4図は動力伝達用無端ベルトが
プーリに掛は渡された状態を示す側面図、第5図は一個
のブロック体と無端キャリアとの取付は状態を示す分解
斜視図、第6図は同組立斜視図、第7図はブロック体が
数珠繋ぎに取付けられた状態を示す側面図、第8図はタ
テ糸の端末処理状態を示す平面図、第9図は無端キャリ
アの表面にゴム状物質等を塗布した状態を示し、第9図
(alは片面に塗布した状態を示す断面図、第9図(b
lは両面に塗布した状態を示す断面図ミ第10図および
第11図は無端キャリアの他の実施例を示し、第10図
は断面図、第11図は平面図、第12図および第13図
は無端キャリアをエンドレスに形成する場合の他の例を
示し、第12図はパッド法による場合であり、その(a
1図は側面図、fb1図は平面図、第13図はオーバラ
ップ法による場合であり、そのja1図は側面図、fb
1図は平面図である。 符号の説明 10−−−−一動力伝達用無端ベルト 11−−−−−一無端キャリア 111−−−一タテ糸 112−−−〜−−ヨコ糸 12−−−−−ブロック体 13−−−−−一本体部材 13b−・−一一一傾斜面 14−−−−−一挟着部材 第3図 第4図 1′) 第5図 第7図 第10図 第11図
Claims (1)
- 1、織物で形成された帯状の無端キャリアに、剛性の高
い部材で形成され両側部にプーリと摩擦係合する傾斜面
を有する本体部材とこの本体部材とは別の挟着部材とか
らなる複数個のブロック体が、この本体部材と挟着部材
の間に無端キャリアを挟着した状態で数珠繋ぎに互いに
隣接して取付けられてなる動力伝達用無端ベルトにおい
て、前記織物で形成された帯状の無端キャリアは、長手
方向に配設されるタテ糸と幅方向に配設されるヨコ糸か
ら織成されており、ヨコ糸はタテ糸を拘束して織成され
ていることを特徴とする動力伝達用無端ベルト
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138552A JPS6117742A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 動力伝達用無端ベルト |
US06/750,286 US4655734A (en) | 1984-07-04 | 1985-07-01 | Endless belt for power transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138552A JPS6117742A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 動力伝達用無端ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117742A true JPS6117742A (ja) | 1986-01-25 |
Family
ID=15224807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138552A Pending JPS6117742A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 動力伝達用無端ベルト |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4655734A (ja) |
JP (1) | JPS6117742A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7832297B2 (en) | 2005-04-19 | 2010-11-16 | Hewatt Chris B | Method and apparatus for gyroscopic propulsion |
WO2017200057A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 伝達ベルト |
JP2020076066A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-05-21 | 日東電工株式会社 | 粘着性物品 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1573559A (en) * | 1926-02-16 | Telephone directory stand | ||
US841154A (en) * | 1906-01-17 | 1907-01-15 | Robert A Hammond | Flat wire belt or rope. |
US1499314A (en) * | 1923-05-29 | 1924-06-24 | Job Lee Cobb | Mechanical belting |
DE3465374D1 (de) * | 1983-03-08 | 1987-09-17 | Honda Motor Co Ltd | V-belt transmission device |
JPS6079038U (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-01 | 本田技研工業株式会社 | Vベルト伝動装置 |
US4552550A (en) * | 1984-01-30 | 1985-11-12 | Dayco Corporation | Belt construction, transverse belt element therefor and method of making the same |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP59138552A patent/JPS6117742A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-01 US US06/750,286 patent/US4655734A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4655734A (en) | 1987-04-07 |
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