JPS6117717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117717Y2 JPS6117717Y2 JP1982155579U JP15557982U JPS6117717Y2 JP S6117717 Y2 JPS6117717 Y2 JP S6117717Y2 JP 1982155579 U JP1982155579 U JP 1982155579U JP 15557982 U JP15557982 U JP 15557982U JP S6117717 Y2 JPS6117717 Y2 JP S6117717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- slider
- blade
- continuous uneven
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、紙等を切断する際に用いられるカツ
タナイフに係り、とりわけ、ホルダに対して刃体
を所定位置に掛留する為の掛留機構の改良に関す
る。
タナイフに係り、とりわけ、ホルダに対して刃体
を所定位置に掛留する為の掛留機構の改良に関す
る。
一般に、紙等の切断に降しては、折筋入りの刃
体を用いたカツタナイフが頻用されている。
体を用いたカツタナイフが頻用されている。
これは、周知の如く、ホルダと、ホルダ内に出
入れ自在に設けた刃体と、刃体に着脱自在に取付
けられてこれを作動する為のスライダと、ホルダ
に対して刃体を所定位置に掛留する為の掛留機構
とから構成されている。
入れ自在に設けた刃体と、刃体に着脱自在に取付
けられてこれを作動する為のスライダと、ホルダ
に対して刃体を所定位置に掛留する為の掛留機構
とから構成されている。
而して、掛留機構としては、ホルダに連続凹凸
部を形成すると共にスライダにはこれに弾力的に
掛合し得る掛部を設けたものや、スライダ若しく
はホルダに締付螺子を設けたもの等が知られてい
る。
部を形成すると共にスライダにはこれに弾力的に
掛合し得る掛部を設けたものや、スライダ若しく
はホルダに締付螺子を設けたもの等が知られてい
る。
前者の掛留機構は、連続凹凸部のピツチが刃体
の折筋のピツチに略合致され、通常約5mmに設定
してある。
の折筋のピツチに略合致され、通常約5mmに設定
してある。
従つて、スライダ並びにこれに取付けられた刃
体は、前記ピツチ毎に掛留できると共に、ホルダ
先端から突出する刃体の突出量は該ピツチの整数
倍に等しい値となる。
体は、前記ピツチ毎に掛留できると共に、ホルダ
先端から突出する刃体の突出量は該ピツチの整数
倍に等しい値となる。
ところが、例えば微細な切断作業を行なう場合
には、刃体の突出量が僅かな方が良いが、前記の
様な掛留機構では、一応、連続凹凸部のピツチよ
り小さい量だけ刃体をホルダ先端から突出させる
事ができてもその位置に掛留できなかつたので、
実際にはこの種の作業が行なえなかつた。
には、刃体の突出量が僅かな方が良いが、前記の
様な掛留機構では、一応、連続凹凸部のピツチよ
り小さい量だけ刃体をホルダ先端から突出させる
事ができてもその位置に掛留できなかつたので、
実際にはこの種の作業が行なえなかつた。
他方、後者の掛留機構は、ホルダに対して刃体
を任意の位置に掛留できるので、前者の難点を解
消する事が可能である。
を任意の位置に掛留できるので、前者の難点を解
消する事が可能である。
然しながら、締付螺子を螺緩した後に刃体を進
退すると共に、締付螺子を螺締して刃体を掛留す
る構造であるので、この操作が極めて煩雑であつ
た。
退すると共に、締付螺子を螺締して刃体を掛留す
る構造であるので、この操作が極めて煩雑であつ
た。
加えて、締付螺子の螺動は、一体の指ではなか
なか行なえず、又、刃体の突出量は使用者が遂一
設定してその状態を一時保持して置かねばならな
いので、切断前の準備作業と云うべきものに多く
の時間と労力が掛る難点があつた。
なか行なえず、又、刃体の突出量は使用者が遂一
設定してその状態を一時保持して置かねばならな
いので、切断前の準備作業と云うべきものに多く
の時間と労力が掛る難点があつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
所望する刃体の突出量が迅速且つ的確に得られる
と共に、刃体の進退と掛留を要する手間が掛らな
い様にしたカツタナイフを提供するにある。
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
所望する刃体の突出量が迅速且つ的確に得られる
と共に、刃体の進退と掛留を要する手間が掛らな
い様にしたカツタナイフを提供するにある。
本考案のカツタナイフは、内部長手方向に形成
されたスライダ案内腔と、スライダ案内腔から表
側まで形成されてこれより上下高さが小さいスラ
イダが案内長孔とを備えたホルダと、下縁に形成
された刃と、後部に穿設された貫孔とを備えたホ
ルダのスライダ案内腔に出入れ自在に嵌挿された
刃体と、ホルダのスライダ案内腔内に位置してそ
の裏面中程のみがホルダの裏壁に弾力的に接触す
べく平面略へ型に為された基部と、基部の前方表
側に設けた刃体用の連結突起と、基部の後方表側
に設けられたホルダのスライダ案内長孔を経て外
突する操作部とを備えたスライダと、ホルダの上
部表壁の下端に形成されてピツチが大きい第一連
続凹凸部と、ホルダの下部表壁の上端に形成され
て第一連続凹凸部よりピツチが小さい第二連続凹
凸部と、スライダの基部の後方表側上部に設けら
れて第一連続凹凸部の一つの凹部に弾力的に掛合
し得る第一掛部と、スライダの連結突起と操作部
との間で基部の表側下部から後方へ延出してその
遊端が第二連続凹凸部の一つの凹部に弾力的に掛
合し得る第二掛部と、から構成した事に特徴が存
する。
されたスライダ案内腔と、スライダ案内腔から表
側まで形成されてこれより上下高さが小さいスラ
イダが案内長孔とを備えたホルダと、下縁に形成
された刃と、後部に穿設された貫孔とを備えたホ
ルダのスライダ案内腔に出入れ自在に嵌挿された
刃体と、ホルダのスライダ案内腔内に位置してそ
の裏面中程のみがホルダの裏壁に弾力的に接触す
べく平面略へ型に為された基部と、基部の前方表
側に設けた刃体用の連結突起と、基部の後方表側
に設けられたホルダのスライダ案内長孔を経て外
突する操作部とを備えたスライダと、ホルダの上
部表壁の下端に形成されてピツチが大きい第一連
続凹凸部と、ホルダの下部表壁の上端に形成され
て第一連続凹凸部よりピツチが小さい第二連続凹
凸部と、スライダの基部の後方表側上部に設けら
れて第一連続凹凸部の一つの凹部に弾力的に掛合
し得る第一掛部と、スライダの連結突起と操作部
との間で基部の表側下部から後方へ延出してその
遊端が第二連続凹凸部の一つの凹部に弾力的に掛
合し得る第二掛部と、から構成した事に特徴が存
する。
而して、第一連続凹凸部と第一掛部との掛合、
及び第二連続凹凸部と第二掛部との掛合を夫々解
除し得る力をスライダに加えて第一連続凹凸部の
ピッチの整数倍だけスライダを移動させると、第
一連続凹凸部と第一掛部が再び掛合してその位置
にスライダが掛留される。
及び第二連続凹凸部と第二掛部との掛合を夫々解
除し得る力をスライダに加えて第一連続凹凸部の
ピッチの整数倍だけスライダを移動させると、第
一連続凹凸部と第一掛部が再び掛合してその位置
にスライダが掛留される。
又、前記両掛合を解く力をスライダに加えて第
二連続凹凸部のピツチの整数倍だけスライダを移
動させると、第二連続凹凸部と第二掛部とが再び
掛合してその位置にスライダが掛留される。
二連続凹凸部のピツチの整数倍だけスライダを移
動させると、第二連続凹凸部と第二掛部とが再び
掛合してその位置にスライダが掛留される。
従つて、スライダに取付けた刃体もこれに連れ
て移動及び掛留が為され、スライダの移動量に相
当する分だけ刃体をホルダ先端から突出でき、最
少突出量は第二連続凹凸部の一ピツチ分がこれに
相当する。
て移動及び掛留が為され、スライダの移動量に相
当する分だけ刃体をホルダ先端から突出でき、最
少突出量は第二連続凹凸部の一ピツチ分がこれに
相当する。
尚、本考案は、第一連続凹凸部と第一掛部との
掛合と、第二連続凹凸部と第二掛部との掛合とが
同時に行なわれていても良いし、異なつても良
い。
掛合と、第二連続凹凸部と第二掛部との掛合とが
同時に行なわれていても良いし、異なつても良
い。
本考案は、斯くの如き構成を呈するから、次の
様な優れた効果を奏する事ができる。
様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) ホルダ、刃体、スライダ、第一連続凹凸部、
第二連続凹凸部、第一掛部、第二掛部とで構成
したので、所望する刃体の突出量が迅速且つ的
確に得られると共に、刃体の進退と掛留に要す
る手間が掛らない。
第二連続凹凸部、第一掛部、第二掛部とで構成
したので、所望する刃体の突出量が迅速且つ的
確に得られると共に、刃体の進退と掛留に要す
る手間が掛らない。
(2) スライダの基部を、その裏面中程のみがホル
ダの裏壁に弾力的に接触すべく平面略へ型にし
たので、ホルダに対してスライダを円滑且つ容
易に移動できる。
ダの裏壁に弾力的に接触すべく平面略へ型にし
たので、ホルダに対してスライダを円滑且つ容
易に移動できる。
(3) スライダの基部を、その裏面中程のみがホル
ダの裏壁に弾力的に接触すべく平面略へ型にし
たので、第一掛部が表側に弾圧されて第一連続
凹凸部に掛合できると共に、基部の前方も刃体
と共に表側へ弾圧され、この為、スライダに別
途専用の弾性体を設ける必要がない。
ダの裏壁に弾力的に接触すべく平面略へ型にし
たので、第一掛部が表側に弾圧されて第一連続
凹凸部に掛合できると共に、基部の前方も刃体
と共に表側へ弾圧され、この為、スライダに別
途専用の弾性体を設ける必要がない。
(4) 第一掛部を、第一連続凹凸部の一つの凹部に
弾力的に掛合し得る様にしたので、掛合接触部
分が少なく、それだけ掛脱が円滑に行なわれて
掛脱不良に依るトラベルを防止できる。
弾力的に掛合し得る様にしたので、掛合接触部
分が少なく、それだけ掛脱が円滑に行なわれて
掛脱不良に依るトラベルを防止できる。
(5) 第二掛部を、スライダの連結突起と操作部と
の間で基部の表側下部から後方へ延出してその
遊端が第二連続凹凸部に弾力的に掛合し得る様
にしたので、スライダの基部の前方が刃体と共
に常時上方へ弾圧されて刃体の刃がホルダの一
部に当触する事がなく、この為、刃体の刃の損
耗や切損を防止できる。
の間で基部の表側下部から後方へ延出してその
遊端が第二連続凹凸部に弾力的に掛合し得る様
にしたので、スライダの基部の前方が刃体と共
に常時上方へ弾圧されて刃体の刃がホルダの一
部に当触する事がなく、この為、刃体の刃の損
耗や切損を防止できる。
以下、本考案の実施例を示す。
第1図は、本考案の実施例に係るカツタナイフ
の構造を示す一部破断正面図。第2図は、第1図
の−断面図。第3図は、第1図の−断面
図。第4図は、第1図の−断面図。第5図
は、第1図の−断面図である。
の構造を示す一部破断正面図。第2図は、第1図
の−断面図。第3図は、第1図の−断面
図。第4図は、第1図の−断面図。第5図
は、第1図の−断面図である。
本考案の実施例に係るカツタナイフ1は、ホル
ダ2、刃体3、スライダ4、掛留機構5からその
主要部が構成されている。
ダ2、刃体3、スライダ4、掛留機構5からその
主要部が構成されている。
ホルダ2は、細長い形状を呈し、内部長手方向
には先端近傍から後端まで達するスライダ案内腔
6と、この表側に続いて先端から後端まで達しス
ライダ案内腔より上下高さが大きい刃体案内溝7
とが夫々形成され、表側と刃体案内溝とを連通し
て刃体案内溝より上下高さが小さいスライダ案内
長孔8が前端近傍から後端まで長手方向に形設さ
れている。
には先端近傍から後端まで達するスライダ案内腔
6と、この表側に続いて先端から後端まで達しス
ライダ案内腔より上下高さが大きい刃体案内溝7
とが夫々形成され、表側と刃体案内溝とを連通し
て刃体案内溝より上下高さが小さいスライダ案内
長孔8が前端近傍から後端まで長手方向に形設さ
れている。
ホルダ2の後方下部には、ポケツト等に引掛け
る為のハンガ9が設けられて居り、ホルダ2と共
に合成樹脂等にて一体的に成形される。
る為のハンガ9が設けられて居り、ホルダ2と共
に合成樹脂等にて一体的に成形される。
刃体3は、薄鋼板に依り作製されて平行四辺形
状を呈し、下縁には刃10が形成されていると共
に、前端から所定間隔毎に斜折筋11が刻設さ
れ、後部には貫孔12が穿設されて居り、前記ホ
ルダ2の刃体案内溝7に出入自在に嵌挿される。
状を呈し、下縁には刃10が形成されていると共
に、前端から所定間隔毎に斜折筋11が刻設さ
れ、後部には貫孔12が穿設されて居り、前記ホ
ルダ2の刃体案内溝7に出入自在に嵌挿される。
スライダ4は、ホルダ2のスライダ案内腔6及
び刃体案内溝7内に位置する基部13と、これの
前方表側に設けた刃体3用の連結突起14と、基
部13の後方表側に設けられホルダ2のスライダ
案内長孔8を経て外突する操作部15とから成つ
て居り、合成樹脂等にて作製されている。
び刃体案内溝7内に位置する基部13と、これの
前方表側に設けた刃体3用の連結突起14と、基
部13の後方表側に設けられホルダ2のスライダ
案内長孔8を経て外突する操作部15とから成つ
て居り、合成樹脂等にて作製されている。
而して、スライダ4は、その基部13の裏面中
程のみがホルダ2の裏壁に接触すべく「への字」
型に為されて刃体3を表側に弾圧すると共に、基
部13の中程を細くして刃体3を上側に弾圧する
様にしている。
程のみがホルダ2の裏壁に接触すべく「への字」
型に為されて刃体3を表側に弾圧すると共に、基
部13の中程を細くして刃体3を上側に弾圧する
様にしている。
掛留機構5は、第一連続凹凸部16、第二連続
凹凸部17、第一掛部18、第二掛部19とから
成つている。
凹凸部17、第一掛部18、第二掛部19とから
成つている。
第一連続凹凸部16は、ホルダ2の上部表壁に
その下端から形成されて角形凹凸状を呈し、その
ピツチPは大きく、5mmに設定してある。
その下端から形成されて角形凹凸状を呈し、その
ピツチPは大きく、5mmに設定してある。
第二連続凹凸部17は、ホルダ2の下部表壁に
その上端から形成されて鋸歯状を呈し、そのピツ
チPは前記ピツチPより小さくしてあり、1mmに
為されている。
その上端から形成されて鋸歯状を呈し、そのピツ
チPは前記ピツチPより小さくしてあり、1mmに
為されている。
第一掛部18は、スライダ4の基部13の表側
の後方上部に操作部15に連続して設けられて居
り、スライダ4が「への字」型に為されている事
に依り第一連続凹凸部16に弾力的に掛合し得
る。
の後方上部に操作部15に連続して設けられて居
り、スライダ4が「への字」型に為されている事
に依り第一連続凹凸部16に弾力的に掛合し得
る。
第二掛部19は、連結突起14と操作部15と
の間に存してその前端が基部13の表側下部に設
けられ、第二連続凹凸部17に自己の弾性力に依
り弾力的に掛合する事ができる。
の間に存してその前端が基部13の表側下部に設
けられ、第二連続凹凸部17に自己の弾性力に依
り弾力的に掛合する事ができる。
而して、第一及び第二連続凹凸部16,17は
ホルダ2に、第一及び第二掛部18,19はスラ
イダ4に夫々一体的に形成されている。
ホルダ2に、第一及び第二掛部18,19はスラ
イダ4に夫々一体的に形成されている。
ホルダ2の後部には、合成樹脂等にて作製され
たキヤツプ20が着脱自在に装着され、これは刃
折溝21を備えている。
たキヤツプ20が着脱自在に装着され、これは刃
折溝21を備えている。
本実施例のカツタナイフ1にあつては、第一連
続凹凸部16と第一掛部18が掛合した際、第二
連続凹凸部17と第二掛部19とが掛合する様に
してある。
続凹凸部16と第一掛部18が掛合した際、第二
連続凹凸部17と第二掛部19とが掛合する様に
してある。
斯くの如きカツタナイフ1に於ては、スライダ
4の操作部15を裏方へ押圧すれば、第一連続凹
凸部16と第一掛部18の掛合を解くことがで
き、この様な状態でスライダ4の操作部15に大
きな進退力を加えると第二連続凹凸部17と第二
掛部19との掛合を解くことができる。
4の操作部15を裏方へ押圧すれば、第一連続凹
凸部16と第一掛部18の掛合を解くことがで
き、この様な状態でスライダ4の操作部15に大
きな進退力を加えると第二連続凹凸部17と第二
掛部19との掛合を解くことができる。
而して、第一連続凹凸部16のピツチPの整数
倍に相当する距離だけスライダ4を前進若しくは
後退させると、第一連続凹凸部16と第一掛部1
8とは再び掛合すると共に、第二連続凹凸部17
と第二掛部19も再び掛合し、スライダ4及びこ
れに取付けてある刃体3はホルダ2に対してその
位置に掛留される。
倍に相当する距離だけスライダ4を前進若しくは
後退させると、第一連続凹凸部16と第一掛部1
8とは再び掛合すると共に、第二連続凹凸部17
と第二掛部19も再び掛合し、スライダ4及びこ
れに取付けてある刃体3はホルダ2に対してその
位置に掛留される。
又、第一連続凹凸部16と第一掛部18との掛
合と、第二連続凹凸部17と第二掛部19との掛
合とを夫々解除し得る力をスライダ4に加えてこ
れを第二連続凹凸部17のピツチPの整数倍に相
当する距離だけ前進若しくは後退させると、少な
くとも第二連続凹凸部17と第二掛部19は再び
掛合し、スライダ4並びにこれを取付けてある刃
体3がホルダ2に対してその位置に掛留される。
合と、第二連続凹凸部17と第二掛部19との掛
合とを夫々解除し得る力をスライダ4に加えてこ
れを第二連続凹凸部17のピツチPの整数倍に相
当する距離だけ前進若しくは後退させると、少な
くとも第二連続凹凸部17と第二掛部19は再び
掛合し、スライダ4並びにこれを取付けてある刃
体3がホルダ2に対してその位置に掛留される。
従つて、ホルダ2の先端から突出する刃体3の
突出量はスライダ4の移動量に比例し、最小では
第二連続凹凸部17の一ピツチPだけ突出でき
る。その結果、微細な切断作業等を容易に行なえ
る。
突出量はスライダ4の移動量に比例し、最小では
第二連続凹凸部17の一ピツチPだけ突出でき
る。その結果、微細な切断作業等を容易に行なえ
る。
本実施例のカツタナイフ1は、スライダ4に依
り刃体3が表側に且つ上側に常に弾圧されている
ので、刃体3の刃10並びに刃先がホルダ2の一
部に接触する事がなく、その損耗や切損を防止で
きる。
り刃体3が表側に且つ上側に常に弾圧されている
ので、刃体3の刃10並びに刃先がホルダ2の一
部に接触する事がなく、その損耗や切損を防止で
きる。
ホルダ2の一部にハンガ9を設けているので、
ポケツト等に容易に引掛ける事ができる。従来、
ハンガはキヤツプに設けていたが、これはホルダ
2に対して脱着自在であつたので、脱離し易く、
紛失の惧れがあつたがこれを防ぐことができる。
ポケツト等に容易に引掛ける事ができる。従来、
ハンガはキヤツプに設けていたが、これはホルダ
2に対して脱着自在であつたので、脱離し易く、
紛失の惧れがあつたがこれを防ぐことができる。
専用の刃体案内溝7を設けているので、刃体3
は極めてスムーズに案内される。
は極めてスムーズに案内される。
第1図は、本考案の実施例に係るカツタナイフ
の構造を示す一部破断正面図。第2図は、第1図
の−断面図。第3図は、第1図の−断面
図。第4図は、第1図の−断面図。第5図
は、第1図の−断面図である。 1……カツタナイフ、2……ホルダ、3……刃
体、4……スライダ、16……第一連続凹凸部、
17……第二連続凹凸部、18……第一掛部、1
9……第一掛部。
の構造を示す一部破断正面図。第2図は、第1図
の−断面図。第3図は、第1図の−断面
図。第4図は、第1図の−断面図。第5図
は、第1図の−断面図である。 1……カツタナイフ、2……ホルダ、3……刃
体、4……スライダ、16……第一連続凹凸部、
17……第二連続凹凸部、18……第一掛部、1
9……第一掛部。
Claims (1)
- 内部長手方向に形成されたスライダ案内腔と、
スライダ案内腔から表側まで形成されてこれより
上下高さが小さいスライダ案内長孔とを備えたホ
ルダと、下縁に形成された刃と、後部に穿設され
た貫孔とを備えてホルダのスライダ案内腔に出入
れ自在に嵌挿された刃体と、ホルダのスライダ案
内腔内に位置してその裏面中程のみがホルダの裏
壁に弾力的に接触すべく平面略へ型に為された基
部と、基部の前方表側に設けた刃体用の連結突起
と、基部の後方表側に設けられホルダのスライダ
案内長孔を経て外突する操作部とを備えたスライ
ダと、ホルダの上部表壁の下端に形成されてピツ
チが大きい第一連続凹凸部と、ホルダの下部表壁
の上端に形成されて第一連続凹凸部よりピツチが
小さい第二連続凹凸部と、スライダの基部の後方
表側上部に設けられて第一連続凹凸部の一つの凹
部に弾力的に掛合し得る第一掛部と、スライダの
連結突起と操作部との間で基部の表側下部から後
方へ延出してその遊端が第二連続凹凸部の一つの
凹部に弾力的に掛合し得る第二掛部と、から構成
した事を特徴とするカツタナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15557982U JPS5959971U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | カツタナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15557982U JPS5959971U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | カツタナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5959971U JPS5959971U (ja) | 1984-04-19 |
JPS6117717Y2 true JPS6117717Y2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=30343569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15557982U Granted JPS5959971U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | カツタナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5959971U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007044816A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Olfa Corp | 傾斜カッタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646679U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-25 |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15557982U patent/JPS5959971U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646679U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5959971U (ja) | 1984-04-19 |
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