JPS61177027A - デコ−ダおよびその応用回路 - Google Patents

デコ−ダおよびその応用回路

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JPS61177027A
JPS61177027A JP1798885A JP1798885A JPS61177027A JP S61177027 A JPS61177027 A JP S61177027A JP 1798885 A JP1798885 A JP 1798885A JP 1798885 A JP1798885 A JP 1798885A JP S61177027 A JPS61177027 A JP S61177027A
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Retsu Yamakawa
烈 山川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 デコーダは、多値論理の論理値を表わす電流信号または
アナログ量を表わす電流信号を、それらの値に対応する
2値論理の複数ビットの電圧信号に変換するものである
。デコーダの応用回路では、複数種類の多値論理関数の
演算が可能な多機能回路の機能が2値論理に変換された
電圧信号により選択される。
目    次 (1)発明の背景 (1,11技術分野 (1,2)従来技術 (2)発明の概要 (21)発明の目的 (2,2)発明の構成と効果 (3)実施例の説明 (3,1)フローティング・スレシホールド・スイッチ
ング回路 (3,2)スレンホールド5PDTスイツチング回路 (3,3)デコーダ (3,4)多値論理回路 (3,4,1)MAX回路 (3,4,2) MAX回路 (3,4゜3)MIN回路 (3,4,4) M I N回路 (3,5)多値論理多機能回路へのデコーダの応用例 (1)発明の背景 (1,1)技術分野 この発明は、多値論理の論理値を表わす電流信号または
アナログ量を表わす電流信号を、それらの値に対応する
2値論理の複数ビットの電圧信号に変換するデコーダ、
およびその応用回路に関する。
(1,2)従来技術 ]ンピュータをはじめとする多くのディジタル回路シス
テムの基礎となる2値論理のもついくつかの限界を補完
ないしは克服するものとして多値論理およびその演算回
路の研究が盛んに行なわれている。2値論理がOと1の
2つの値を取扱い、2値論理回路システムで用いられる
信号がこれら2つの値に対応した2つのレベルをとるの
に対して、多値論理は3つ以上の値を取扱い、多値論理
回路シテムで用いられる信号は3つ以上のレベルをとる
多値論理(回路システム)は2値論理(回路シテスム)
と比較して次のような利点をもっているといわれている
1)0と1の間の不確定な状態の記述が可能である(た
とえば3値の場合)。
2)IC基板上の配線領域およびビン数を減少さUるこ
とができ、実効的な集積度を高めることができる。たと
えば、64値の場合には2値論理回路の1/6の配線領
域で足りる。
3)10値マシンの実現によって人間と同じ論理を用い
ることが可能になるから、2値マシンで必要であったエ
ンコーダやデコーダが不要となる。
ところで、2値、多値という観点とは別に、情報処理シ
ステムで用いられる回路モードという観点からみると、
従来の回路システムは2つに分類することができる。そ
の1つは、電圧モード回路システムであり、ここでは情
報は信号電圧の大きさと極性によって表わされる。従来
の2値のディジタル回路のほとんどはこの電圧モードの
ものであり、電圧モードのいくつかの多値論理回路も報
告されている。他の1つは電流モード回路システムであ
り、ここでは情報は信号電流の大きさと向きによって表
わされる。
電流モードの回路は、単にラインを結線するだけで、加
、減算を達成することができるという大きな特長をもっ
ている。
たとえば121回路はこの電流モード回路のカテゴリー
に属し、供給電圧が低い、遅延時間/電力の積が小さい
、高密度集積化が可能で■LSIに適している等の特長
をもっている。
121回路の多値論理システムへの応用も報告されてい
る。たとえば、T、Tich Dao。
”Threshold  I2L  and  Its
 Applicationto  Binary  S
ymmetric  FunCtiOnS  andH
ultivalued  Logic”、  IEEE
  Journalof  5olid−3tate 
 C1rcuits、  vol、5c−12゜No、
 5.463−472(1977年10月)  :T、
  Tich  Dao。
Edward  J、  HacCIuskey  a
nd  Lewis  に。
Ru5sell、  ”  Hultivalued 
 IntegratedInjectiOn  Log
ic”、 IEEE Trans、  C0IFlut
、。
vol、c−26、NO,12,Dp、1233−12
41(1977年12月)。
しかしながら、121回路はバイポーラ・トランジスタ
によって構成されているので、この回路で用いられる多
出力電流ミラーがエラーを生じることは不可避であり、
とくにこの多出力電流ミラーの1またはそれ以上のコレ
クタが飽和したときにはこのエラーは著しくなる。した
がって、2値論理回路システムに121回路を適用して
も特に支障はないとしても、多値論理とくに10値以上
の多値論理回路システム中に121回路を用いることは
きわめて困難である。
このようなバイポーラ多出力電流ミラーの欠点を克服す
るものとしてMO3多出力電流ミラーがある。NO8F
ETを用いた回路ではエラーがほとんどなく、10値以
上の多値論理回路システムを電流モードで構築すること
が可能である。
(2)発明の概要 (2,1)発明の目的 この発明は、このような10値以上の多値論理回路シス
テムの実現をめざしてその基本的構成要素となるととも
に多くの応用が期待できるデコーダを提供するとともに
、デコーダの応用回路もまた提供するものである。
(2,2)発明の構成と効果 この発明によるデコーダは、入力電流信号と同じ値を表
わす複数の電流信号を生成する電流分配回路、電流分配
回路の一の出力電流と上位ビットのためのスレシホール
ド値を表わす電流とを比較して上位ビット電圧信号を発
生する上位ビットための電流比較回路、上位ビット信号
がハイ・レベル、ロウ・レベルのいずれか一方である場
合にのみ電流分配回路の他の出力電流から所定値を表わ
す電流を減算する減算回路、および減算回路の出力電流
と下位ビットのためのスレシホールド値を表わす′R流
とを比較して下位ビット電圧信号を発生する下位ビット
のための電流比較回路、を含むことを特徴とする。
このデコーダは多機能回路に応用される。すなわち、多
機能回路は、異なる機能をもつ複数の回路に共通する構
成要素と共通しない構成要素と共通しない構成要素を選
択するためのスイッチとからなり、このスイッチがデコ
ーダのビット信号により制御される。
上記のデコーダによって2N(il!電流信号(Nは2
以上の整数)がNビット2値信号に変換される。多値信
号を用いると1本のラインで多くの情報を送ることがで
きるのでライン数ライン数を減少させることが可能であ
る。この発明によるデコーダを用いることにより、多値
信号で送られてきた情報を2値信号に変換することがで
きるので、2値論理回路に多値論理で表わされる情報を
与えることが可能となり、ライン数の削減が達成される
。また、この発明によるデコーダは電流モードで動作す
るから、上記減算回路を単にラインを結線することによ
り構成することが可能であり、構成が簡素となる。さら
に、この発明によるデコーダの応用回路によると、複数
の論理回路機能を選択的に活用でき、しかも複数の異な
る機能をもつ回路の構成要素を共通に使用できるので回
路構成が簡素となる。
(3)実施例の説明 (3,1)70−ティング・スレシホールド・スイッチ
ング回路 第1図はフローティング・スレシホールド・スイッチン
グ回路の一例を示している。フローティング・スイッチ
(1F)としてはNチャネルMO8形FET (N−N
O8FET)が用いられており、そのドレインが電流源
(2)に、ソースが出力端子(4)にそれぞれ接続され
、サブストレートは接地されている。またこのMOSF
ETのゲートには、制御信号発生回路(C)から出力さ
れる制御電圧が印加される。スイッチ(1F)は、アー
ス(または電源)から浮いているのでフローティング・
スイッチと呼ばれる。これに対して、一端子がアース(
または電源)に接続されたスイッチをグランディト・ス
イッチという。
制御信号発生回路(C)は電流比較回路であり、Pチt
、lIzMO8形FET(P−MOS  FET)より
なる電流ミラー(31)とN−MOS  FETよりな
る電流ミラー(32)とから構成されている。ここに図
示された電流ミラーは、2つのMOS  FETからな
り、これらのFETのゲートが相互に接続されかつこれ
らのゲートが一方のFETのドレインに接続されること
により構成される電流ミラーと等価である。もちろんソ
ースおよびゲートを共通にして2つのFETを一基板上
に容易に集積化して作製することができる。電流ミラー
(31)は、入力端子(33)によってそのゲートに吐
き出し電流(8!れ出す方向の電流)11が与えられる
と、出力側ドレインから同じ値の電8!11を吐き出す
ように作用する。電流ミラー(32)は、入力端子(3
4)によってそのゲートに吸い込み電流(流れ込む方向
の電?m)12が与えられると、出力側ドレインに同じ
値の電流I2を吸い込むように作用する。
電流ミラー(31)のソースは正電源+■口に接続され
、電流ミラー(32)のソースは接地されている。これ
ら2つの電流ミラー(31)(32)の出力側ドレイン
は結節点(35)によって相互に接続され、この結節点
(35)が70−ティング・スイッチ(1F)を構成す
るMOS  FETのゲートに接続されている。
さて、電流I が電流I2より大きい場合には電流ミラ
ー(31)がオンとなり、電流ミラー(32)は吸い込
み出力電流I2を発生する。したがって、結節点(35
)の電位はハイ・レベル(電源電圧+VDにほぼ等しい
)になる。このハイ・レベルの電圧がフローティング・
スイッチ(1F)を構成するN−MOS  FETのゲ
ートに印加されるので、このFETはオンとなる。した
がって、電流源(2)の電流Jが出力電流I。とじて端
子(4)から流出される。
逆に、電流11が電流I2よりも小さい場合には、電流
ミラー(32)がオンとなり、電流ミラー (31)は
吐き出し出力電流■1を発生する。このため結節点(3
5)の電位はロウ・レベル(はとんどOV)になるので
、フローティング・スイッチ(1F)のFETはオフの
状態を保つ。出力電流l。は0である。
電流I2を一定値として固定し、電流11を変化させた
場合に、電流11が電流I2を超えればフローティング
・スイッチ(1F)がオンとなり、出力電流■。はJの
値となる。電流11が゛電流I2より小さくなればフロ
ーティング・スイッチ(1F)はオフとなり、出力電流
I。はOとなる。第1図の回路は、電流12をスレシホ
ールド値として電流1iの値に応じて出力電流■0がJ
とOの2レベルに変換される。また、この回路では70
−ティング・スイッチが用いられている。そこで、この
ような回路を「フローティング・スレシホールド・スイ
ッチング回路」と呼ぶ。
電流I を一定値として固定し、電流I2を変化させた
と考えた場合には、電流11がスレシホールド値になる
さらに第1図の回路は興味ある特徴をもっている。すな
わち、フローティング・スイッチ(1F)をオン、オフ
制御するための信号は「電圧」信号(電圧モード)であ
る(結節点(35)の電位)。これに対して、フローテ
ィング・スイッチ(1F)によってスイッチされる信号
(フローティング・スイッチを流れる信号)は「電流」
信号(電流モード)である。このように、電圧モードと
電流モードとが組合されて作動する回路を「ハイブリッ
ド・モード回路」と呼ぶことにする。このようなハイブ
リッド・モード回路は、電圧モードで動作する回路を制
御回路として持つこともできるし、電流モードで動作す
る回路を被制御回路および制御回路としてこれらに接続
することら可能となるので、汎用性がきわめて高くかつ
その応用範囲が広い。
因みに制御信号発生回路(電流比較回路)(C)で比較
される信号は電流モードである。したがって、この第1
図の回路は電流/電圧/電流のモード変換を行なってい
ると言える。
第2図はフローティング・スレシホールド・スイッチン
グ回路をモデル化して示したものである。
第2図(A)は、第1図における電流ミラー【31)お
よびその入力端子(33)を電流源(11)に、電流ミ
ラー(32)およびその入力端子(34)を電流源(1
2)にそれぞれ置きかえたものである。これらの電流源
(11)と(12)の結節点は符号(15)で示されて
いる。電流比較回路(C)は、一般的に、2つの非直線
電流源が直列に接続されかつ一定の供給電圧によって駆
動されるものと特徴づけることができる。
第2図(B)は、フローティング・スイッチ(1「)と
してP−MOS  FETが用いられた回路を示してい
る。このFETは、そのソースが電流源(2)に接続さ
れ、そのドレインが出力端子(4)に接続されている。
またこのFETのサブストレートは電源電圧+■oに接
続されている。この回路においては、I くI2で結節
点(15)の電位がロウ・レベルになったときにFET
(70−ティング・スイッチ(IF))がオンとなり、
出力電流I。とじてJが得られる。また、I >I2で
結節点(15)の電位がハイ・レベルになると、FET
はオフとなり、出力電流■。
はOとなる。
(3,2)スレンホールド5PDTスイツチング回路 第3図は5PDT (単極双投)スイッチ(以下5PD
TSという)の機能を模式的に示している。一方の端子
が(p)で示され、これに5PDTSを介して接続され
るべき他方の2つの端子が(a)(b)で示されている
。5POTSはいわば切替スイッチであり、端子(D)
を端子(a)(b)のうちいずれか一方に常に接続され
ている状態に保持しかつ切替える。この5PDTSは端
子(+))から端子(a)または(b)に向って信号を
流すこともできるし、逆に端子(a)または(b)から
端子(+))に信号を伝達させることもできる。すなわ
ち双方向性をもつ。また、電圧信号および電流信号のい
ずれも伝達可能である。この5PDTSを2値パイラテ
ラル(双方向)Tゲート呼ぶこともできる。
第4図はスレンホールド5PDTスイツチング回路を示
している。
5PDTSは2つのF E T (21)(22)によ
り構成されている。これらのF E T (21N22
)は相補形MO8(C−MOS)FETである。これら
のF E T (21)(22)の一方の端子(ソース
またはドレイン)は結節点(25)において相互に接続
され、一方の端子(1))に導かれている。またFE 
T (21H22)の他方の端子(ドレインまたはソー
ス)は他方の端子(a)(b)にそれぞれ接続されてい
る。ざらにF E T (21)と(22)のゲートは
相互に接続され、ここに結節点(23)が設けられてい
る。この結節点(23)には電流比較回路(C)から出
力される制御電圧が加えられ、FET (21H22)
がオン、オフ制御される。これらのFETがオンからオ
フに、またはオフからオンに切替えるためのゲートに加
えられる制御電圧のスレシホールド電圧は、F E T
 (21)と(22)において等しく設定されているこ
とが好ましいが、制御電圧が2値の値をもつものであれ
ば必ずしもその必要はない。
電流比較回路(C)は第1図に示すものと同じである。
入力端子(33)には電流11に代えてスレシホールド
電流l□が、入力端子(34)には電流I2に代えて制
御電流■。が与えられている。
制御電流I。がスレシホールド電流I0よりも小さい場
合には(l くI■)、結節点(35)C の電位はハイ・レベルになる。このハイ・レベルの電圧
が結節点(23)を経てF E T (21)(22)
のゲートに印加されるので、F E T (22)がオ
ン、F E T (21)がオフとなる。したがって、
端子(p)と端子(b)とが接続される。
逆に、制御電圧I。がスレシホールド電流11よりも大
きい場合には(1>I工)、結節点(35)の電位はロ
ウ・レベルになるので、FET (21)がオン、F 
E T (22)がオフとなる。これにより、端子(p
)は端子(a)と接続される。
制御電流I。がスレシホールド電流11よりも大きいか
小さいかによって端子(a>(b)が切替えられること
が理解できよう。
第5図は電流比較回路(C1をモデル化して示したもの
で、この電流比較回路は第2図(A>に示すものと同じ
である。
第5図において、電流源(11)と(12)を交換すれ
ば5PDTSは上述と逆の動作をすることは容易に理解
できよう。第4図において、端子(33)(34)に入
力する電流I とI。とを交換して■ も、同じように、5PDTSは上述と逆の動作を行なう
(3,3)デコーダ デコーダは、多値論理の論理値を表わす電流信号または
アナログ量を表わす電流信号を、それらの値に対応する
2値論理の複数ビットの電圧信号に変換するものであり
、多値(アナログ)/2値変換回路ということができる
まず、最も簡単な4値/2ビツト2値変換について説明
する。
第6図は4値/2ビツト2値変換の原理を説明するため
のものである。4値信号がSで、2ビツト2値信号の各
ビットがす、b2でそれぞれ表わされている。4値信号
Sは、0.1.2および3の値をとる。2値信号の各ビ
ットb1、b2のとる2つの値がそれぞれH(ハイ・レ
ベルまたは1)、L(ロウ・レベルまたは0)で表わさ
れている。
第2のスレシホールド値を(第1のスレシホールド値に
ついては後述する)を1.5とすれば、このスレシホー
ルド値によって4値信号Sのとる4つの論理値を2つの
グループに分けることができ、これらのグループを2値
信号のビットb2の論理値H1しに対応させることがで
きる。
すなわち、4値信号Sの論理値のうちスレシホールド値
1.5よりも大きい論理値2および3をビットb2の論
理値Hに対応させ、1.5よりも小さいOおよび1をb
2=Lに対応させる。
第1のスレシホールド値を0.5とする。4値信号Sの
論理値Oおよび1をこのスレシホールド値0.5で弁別
することにより、これらの論理値Oと1を2値信号のビ
ットb1のLとHに対応させることができる。ざらに、
4値信号Sの論理値2および3からそれぞれ2を減算す
るとこれらの論理値はOおよび1になるので、同様に第
1のスレシホールド値0,5を用いて論理値2と3をb
  =Lとす、=Hにそれぞれ対応させることができる
このようにして4値信号Sの論理値0,1.2および3
は、2つのスレシホールド値0.5と1.5を用いて、
2値信号b2b1の論理値LL。
LHSHL、およびHHに変換される。
第7図は上述の4値/2値変換を行なうデコーダの一例
を示している。
4値信号Sは入力端子(71)にその論理値を表わす吐
き出し入力電流として与えられる。入力端子(71)は
P−MOS  FETよりなる2出力電流ミラー(電流
分配回路) (72)のゲートに接続されている。した
がって、この2出力電流ミラー(72)の2つの出力用
ドレインからは4値信号Sと同じ値の吐き出し電流がそ
れぞれ出力される。
2出力電流ミラー(72)の第1の出力用ドレインは、
結節点(1ii)(101)を経て、第1のスレシホー
ルド値0.5の吐き出し入力電流を発生する電流源(8
1)に接続されている。結節点(101)が2値信号の
ビットb1のための出力端子(91)に接続されている
2出力電流ミラー(72)の第2の出力用ドレインは、
結節点(102)を経て、第2のスレシホールド値1.
5の吐き出し入力電流を与える電流源(83)に接続さ
れている。結節点(102)が、結節点(102a)を
経て、2値付号のビットb2のための出力端子(92)
に接続されている。
被減数2.0の値の吐き出し入力電流を発生する電流源
(82)がさらに設けられ、この電流源(82)と上述
の結節点(111)との間にN−MOSFETよりなる
フローティング・スイッチ(1F)が接続されている。
このスイッチ(1F)は結節点(102)の1位によっ
て制御される。結節点(111)は減算−路(B1)を
構成している。
2出力電流ミラー(72)の第2の出力用ドレインを含
む部分、電流源(83)および結節点(102)が第2
の電流比較回路(C2) (第1の電流比較回路につい
ては後述する)を構成している。そして、この電流比較
回路(C2)とフローティング・スイッチ(1F)とか
らなる回路が、第1図または第2図(A>に示された7
0−ティング・スレシホールド・スイッチング回路に対
応する。
4値付号Sの論理値(これを便宜的にSで表わす)が3
>1.5の場合には結節点(102)の電位はハイ・レ
ベルになる。したがって、2値付号のビットb2はHと
なる。このときフローティング・スイッチ(1F)はオ
ンとなる。逆にS〈1.5の場合にはb2=Lとなり、
スイッチ(1F)がオフとなる。
2出力電流ミラー(72)の第1の出力用ドレインを含
む部分、電流源(81)および結節点(101)が第1
の電流比較回路(C1)を構成している。
3>1.5の場合には上述のようにフローティング・ス
イッチ(1F)がオンとなるので、結節点(111)に
は電流源(82)によって2.0の吐き出し入力電流が
与えられる。したがって、結節点(111)で(S−2
,0)の減算が行なわれ、この減算結果(S−2,0)
を表わす電流が結節点(111)から(101)に流入
する。第1の電流比較回路(C1)において、(S −
2,0) > 0.5の場合には結節点(101)の電
位がハイ・レベルになり、b1=Hとなる。逆に(S 
−2,0) < 0.5であればb1=Lとなる。
S<1.5の場合には、70−ティング脅スイ(1F)
はオフであるから、結節点(101)には2出力電流ミ
ラー(72)からSの電流が流入する。したがッテ、3
>0.5であればb1=H,S< 0.5の場合にはb
1=Lとなる。
以上のようにして、第6図に示された4値/2値変換が
達成される。
4値付号Sが吸い込み入力電流の形態で与えられた場合
には、2出力電流ミラー(72)の前段に電流の向きを
反転するための電流ミラー(70)を破線で示すように
接続すればよい。または、FETでそれぞれ構成し、第
7図の回路を若干変更することにより、吸い込み入力電
流Sに対処することも可能である。
以上の4値/21ia変換の考え方を拡張することによ
り、2N値の多値信号(Nは2以上の整数)をNビット
2値信号に変換することが可能である。−例として、N
−3の場合、すなわち8値/2値変換について説明して
おく。
第8図は8値/2値変換の原理を示している。
811[信号Sは011.2.3.4.5.6および7
の値をとる。2値付号は3ビツトb3b2b1である。
第3のスレシホールドli13.5が用意される。
8値付号Sをこのスレシホールド値3.5で弁別するこ
とにより2値付号のビットb3が得られる。
信号Sの1〜3までの値については、2値付号の他のビ
ットb、b1を上述の4値/2値変換のやり方で求める
ことができる。
信号Sの4〜7までの値については、信号Sから4を減
算すればこれらの値はO〜3になるので、同様にして2
値付号ビットb、b1を求めることができる。
第9図は8値/3ビット2値変換回路の一例を示してい
る。
入力端子(71)は2出力電流ミラー(73)に接続さ
れているから、この電流ミラー(73)の2つの出力用
ドレインから8値付号Sと同じ値の電流が吐き出される
。電流ミラー(73)の第1の出力用ドレインは、結節
点(112)および電流ミラー(10)を経て、上述の
2出力電流ミラー(72)に接続されている。電流ミラ
ー(73)の第2の出力用ドレインは、結節点(103
)によって、第3のスレシホールド値3.5の吐き出し
入力電流を与える電流源(85)に接続されており、こ
れらが第3の電流比較回路(C3)を構成している。結
節点(103)の電位が結節点(103a)を経て出力
端子(93)° に現われ、2値付号ビットb3となる
。4.0の値の吐き出し入力電流を与える電流源(84
)と結節点(112)との間にフローティング・スイッ
チ(2F)が接続され、このスイッチ(2F)は結節点
(103)の電位によって制御される。結節点(112
)は第2の減算回路(B2)を構成している。・さて、
3>3.5の場合には結節点(103)の電位がハイ・
レベルになるのでB3−Hとなるとともに、スイッチ(
2F)がオンとなる。結節点(112)で(S−4,0
)の減算が行なわれ、この(S−4,0)の値の電流が
電流ミラー(70)を経て電流ミラー(72)に入力し
、b  、b  のための4値/2値変換が行なわれる
S<3.5の場合には結節点(103)の電位はロウ・
レベルになりb3=Lである。スイッチ(2F)はオフ
であるから、Sの値の電流が4値/2値変換回路に流入
してb  、b  に変換される。
第10図は第9図の回路を簡略化したものである。2出
力電流ミラー(73)に代えて3出力電流ミラー(74
)が設けられている。また電流ミラー (70)(72
)が省略され、その代わりに2つの減算用結節点(11
2a)(112b)が設けられている。そして4.0の
値の電流を発生する2つの電流源(84a)(84b)
が設けられ、これらの電流源(84a)(84b)と結
節点(112a)(112b)との間に70−ティング
・スイッチ(2Fa) (2Fb)が接続されている。
これらのフローティング・スイッチ(2Fa)(2Fb
)は結節点(103)の電位によって同時にオンにまた
はオフになるように制御される。この第10図の回路が
第9図の回路と同じ働きをすることは容易に理解できよ
う。
上述の説明では、スレシホールド値として、0.5.1
.5、および3,5の値を採用しているが、これらのス
レシホールド値としてOと1の間の任意の値、1と2の
間の任意の値、3と4の間の任意の値を採用することが
できるのはいうまでもない。
さらに上述の考え方は入力信号がアナログ信号の場合に
も拡張できることも容易に理解できよう。
(3,4)多値論理回路 以下に、いくつかの多値論理関数の機能を実現する回路
の例について説明する。これらは、上述のデコーダの応
用回路を説明するための前提となるものである。以下に
述べる多値論理回路はいずれも電流モードで動作する回
路であり、MOS  FETよりなる多出力電流ミラー
を利用している。MO8多出力電流ミラーはエラーがほ
とんどなく、10値以上の多値論理関数の回路が容易に
実現できる。基数(ラデイツクスまたはベース)をrと
する。
(3,4,1) MAX回路 多値論理関数MAXは多値NORとも呼ばれ、次式で表
わされる。
・・・ (1) ここで、マーr−1−X       ・・・(1−1
)V=r−1−’/       ・・・(1−2)多
値論理関数MAXを実行する回路の一例が第11図に示
されている。
第11図において、入力Xおよびyを表わす電流は入力
端子(41)および(42)に吸い込み入力電流として
与えられる。入力端子(41)はN−MOS  FET
よりなる電流ミラー(51)のゲートに接続され、この
電流ミラー(51)の出力用ドレインは出力端子(43
)に接続されている。入力端子(42)はN−MOS 
 FETよりなる2出力電流ミラー(52)のゲートに
接続されている。したがって、この電流ミラー(52)
の2つの出力用トレインからはyの値を表わす吸い込み
出力“名流がそれぞれ発生する。2出力電流ミラー(5
2)の第1の出力用ドレインは入力端子(41)と電流
ミラー(51)との間に接続されている(結節点(53
) )。この結節点(53)では(x−y)の減算が行
なわれる。2出力電流ミラー(52)の第2の出力用ド
レインは電流ミラー(51)の出力用ドレインと出力端
子(43)との間に接続されている(結節点(54))
。結節点(54)と出力端子(43)との間には結節点
(55)が設けられ、ここに電流源(56)から(r−
1>の値を表わす電流が流入している。
さて、x<yの場合には結節点(53)での減算結果(
x−y)は負になるが、電流ミラー(51)が逆流防止
用ダイオードとして働くので電流ミラー(51)に流入
する入力電流はOである。したがって、電流ミラー(5
1)の出力電流も0となる。
結節点(54)には2出力電流ミラー(52)の第2の
出力用ドレインからyの値の吐き出し入力電流が与えら
れているので、結節点(55)から(54)に向ってy
の値の電流が流れる。したがって、結節点(55)では
[(r−1)−ylの演算が行なわれ、(r、−1−y
)=yの値の電流が出力端子(43)から吐き出される
X≧yの場合には、電流ミラー(51)の入力電流は(
X−1/)となり、この電流ミラー(51)の出力電流
も(X−y)となる。結節点(54)では[(X−”W
)+V] =Xの演算が行なわれ、Xの値の電流が結節
点(55)から(54)に流れる。したがって、結節点
(55)では[(r−1)−x]の演算が行なわれ、(
r−1−x)−xの値の電流が出力端子(43)から吐
き出される。
以上のようにして、第(1)式で表わされる「TIの値
を表わす出力が吐き出し出力電流として得られる。
(3,4,2) MAX回路 多値論理関数MAXは次式で定義される。
・・・ (2) MAX回路の一例が第12図に示されている。
このMAX回路は第11図のMAX回路とよく似ており
、第11図の結節点(55)および電流源(5G)が電
流ミラー(57)で置換されている点のみが異なってい
る。第12図において、第11図に示すものと同一物に
は同一符号が付けられている。
X≧yの場合には、上述したように、結節点(54)で
[(x−y)+yl −xの演算が行なわれ、Xを表わ
す電流が電流ミラー(57)に吐き出し入力電流として
入力する。したがって、電流ミラー(57)すなわち出
力端子(43)からはXの値の電流が吐き出される。
x<yの場合には、電流ミラー(51)の出力電流は0
であるから、2出力電流ミラー(52)の第2の出力用
ドレインの吸い込み出力電流(yの値)が直接に電流ミ
ラー(57)を駆動し、電流ミラー(57)の出力すな
わち出力端子(43)の出力はyの値を表わす吐き出し
電流となる。
以上により第(2)式のMAXの機能が達成される。
(3,4,3) M I N回路 多値論理関数MINは多値NANDとも呼ばれ、次式で
表わされる。
MIN回路の一例が第13図に示されている。
このMIN回路もまた第11図のMAX回路とよく似て
いる。すなわち、「n回路は、N−MOS  FETよ
りなる電流ミラー(51) (第11図)をP−MOS
  FETよりなるm!ミラー (61)で置きかえる
ことにより実現される。電流ミラー(51)が吐き出し
入力電流を阻止するダイオードとして作用するのに対し
て、電流ミラー(61)は吸い込み入力電流を阻止する
ダイオードとして働く。
したがって、X≧yの場合に結節点(53)から電流ミ
ラー(61)に流入しようとする電流の流れが電流ミラ
ー(61)によって阻止されるので、このとき電流ミラ
ー(61)の出力は0となる。電流ミラー(52)の第
2の出力用ドレインから出力されるyの値を表わす電流
が結節点(54)を経て結節点(55)に吐き出し入力
として与えられる。結節点(55)では[(r−1>−
yl =yの演算が行なわれ、■の値の電流が出力端子
(43)から吐き出される。
x<yの場合には、電流ミラー(61)の叶き出し入力
電流は<’y−x>となり、これに等しい値の電流が電
流ミラー(61)から吐き出される。
結局、結節点(54)(55)で[(r−1)+ (y
−x) −yl = (r−1−x) =7の演算が行
なわれ、Xの値の電流が出力端子(43)から吐き出さ
れる。
以上のようにして、MINの演算が実行される。
(3,4,4) M I N回路 多値論理回路関数MINは次式で定義される。
・・・ (4) MIN回路の一例が第14図に示されている。
第14図の回路は、第13図の■TX回路における結節
点(55)および電流源(56)を第12図のMAX回
路における電流ミラー(57)で誼きかえたものである
。上述のMIN回路およびMAX回路の動作説明から、
第14図の回路が第(4)式で表わされるMIN (X
、V)の演算を行なうことは容易に理解できよう。
(3,5)多値論理多機能回路へのデコーダの応用例 第15図は多値論理多機能回路とこれに応用されたデコ
ーダとを示している。多機能回路はMAX/MAX/M
 I N/MI N回路であり、これら4つの機能がデ
コーダによりデコードされた信号により選択される。こ
の多機能回路はまた上述の5PDTSの応用回路でもあ
る。
上述のように、MAX回路〈第11図)とMIN回路(
第13図)は電流ミラー(51)と(61)が異なるの
みで他の構成要素は全く同じである。また、MAX回路
(第12図)とMIN回路(第14図)との相違点も電
流ミラー(51)と(61)にある。
、さらに、MAX回路とMAX回路の相違点は、電流源
(56)および結節点(55)とN流ミラー(57)と
にある。MIN回路とMIN回路の相違点も同様である
第15図に示す多機能回路は、これら4つの回路に共通
の構成要素を共通に用い、異なる構成要素を5PDTS
により切替えるようにしたものである。第15図におい
て、第11図から第14図に示すものと同一物には同一
符号が付けられている。
第1の5PDTスイツチ(これを5PDTS1とする)
は、結節点(53)の出力側(端子(p)に対応)と2
つの電流ミラー(51)(61)の入力側(端子(a)
(b)に対応)との間に接続されている。この5PDT
S1は第4図、第5図に示すものと同じである。5PD
TS1の結節点(23)にはデコードされた電圧信号b
2が印加される。電流ミラー(51)(61)の出力側
は結節点(68)を介して結節点(54)に導かれてい
る。
第2の5PDTスイツチ(これを5PDTS2とする)
は、結節点(54)の出力側と結節点(55)および電
流ミラー(57)の入力側との間に接続されている。結
節点(55)および電流ミラー(57)の出力側は結節
点(69)を介して出力端子(43)に導かれている。
5PDTS2の結節点(23)にはデコードされた電圧
信号b1が与えられる。
結節点(55)にはF E T (651を介して電流
源(5B)が接続されている。F E T (65)の
ゲートには結節点(66)から5PDTS2の結節点(
23)と同じ電圧が印加される。F E T (65)
は5PDTS2のF E T (21)と同時にオン、
オフ制御される。
信号b %b がともにHレベルの場合には、両5PD
TS1.5PDTS2のF E T (21)がオフ、
F E T (22)がオンとなるから、電流ミラー(
51)と電流ミラー(57)が選択されるので、この多
機能回路はMAX回路となり、出力端子(43)からは
出力電流f(x)としてMAXの演算結果を表わす電流
が出力される。
信号す、blがともにLレベルの場合には、両5PDT
S1,5PDTS2のF E T (21)がオン、F
 E T (22)がオフとなり、このときFET (
65)もオンとなるので、電流ミラー(61)と、結節
点(55)および電流源(56)とが選択され、MIN
の演算が行なわれる。
信号b がHレベル、信号b1がLレベルの場合には、
電流ミラー(51)と、結節点(55)および電流源(
56)とが選択され、この多機能回路はMAX回路とな
る。
信号b がLレベル、blがHレベルになると、電流ミ
ラー(61)と電流ミラー(57)が選択され、MIN
の演算が行なわれる。
信号す、blのレベルと選択される機能との関係が第1
6図に示されている。この図にはまた、デコーダに入力
するセレクト信号Sのレベルもまた示されている。この
セレクト信号Sは第7図に示された4値付号Sであり、
第15図に示されたデコーダは第7図に示されたものと
全く同じである。
このようにして、4値付号Sの論理値に応じてMAX、
MAX、M I N1M I Nのいずれが1つの機能
がデコーダによりデコードされた2値付号す、blによ
り選択される。
【図面の簡単な説明】
第1図は70−ティング・スレシホールド・スイッチン
グ回路の一例を示す回路図、第2図は2種類のフローテ
ィング・スレシホールド・スイッチング回路をモデル化
して示すものである。 第3図は5POTスイツチの機能を模式的に示す図、第
4図はスレシホールド5PDTスイッチング回路を示す
回路図、第5図はスレシホールド5PDTスイッチング
回路をモデル化して示す回路図である。 第6図は4値/2ビツト2値変換の原理を示す図、第7
図ハ41i1/ 2m変換01 (y”:l−’j )
の−例を示す回路図である。 第8図は8値/3ビツト2値変換の原理を示す図、第9
図は8値/2値変挽回路(デコーダ)の−例を示す回路
図、第10図は同回路の他の例を示す回路図である。 第11図はgτ■回路を、第12図はMAX回路を、第
13図はMIN回路を、第14図はMIN回路をそれぞ
れ示す回路図である。 第15図はデコーダを多機能回路に応用した例を示す回
路図、第16図はデコーダの機能とデコーダされた信号
により選択される機能とを示す図である。 (71)・・・入力端子、(72)・・・2出力電流ミ
ラー(電流分配回路) 、(91)(92)・・・出力
端子、(C1)(C2)・・・電流比較回路、(B1)
・・・減算回路。 以  上 第2図 第6図 @7図 第13図 第14 E’i’J 手続補正書防式) 昭和60年6月25日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力電流信号と同じ値を表わす複数の電流信号を
    生成する電流分配回路、 電流分配回路の一の出力電流と上位ビット のためのスレシホールド値を表わす電流とを比較して上
    位ビット電圧信号を発生する上位ビットための電流比較
    回路、 上位ビット信号がハイ・レベル、ロウ・レ ベルのいずれか一方である場合にのみ電流分配回路の他
    の出力電流から所定値を表わす電流を減算する減算回路
    、および 減算回路の出力電流と下位ビットのための スレシホールド値を表わす電流とを比較して下位ビット
    電圧信号を発生する下位ビットのための電流比較回路、 を含むデコーダ。
  2. (2)入力電流信号と同じ値を表わす複数の電流信号を
    生成する電流分配回路、 電流分配回路の一の出力電流と上位ビット のためのスレシホールド値を表わす電流とを比較して上
    位ビット電圧信号を発生する上位ビットための電流比較
    回路、 上位ビット信号がハイ・レベル、ロウ・レ ベルのいずれか一方である場合にのみ電流分配回路の他
    の出力電流から所定値を表わす電流を減算する減算回路
    、 減算回路の出力電流と下位ビットのための スレシホールド値を表わす電流とを比較して下位ビット
    電圧信号を発生する下位ビットのための電流比較回路、
    および 異なる機能をもつ複数の回路に共通する構 成要素と共通しない構成要素と共通しない構成要素を選
    択するためのスイッチとからなり、このスイッチが上記
    ビット信号により制御される多機能回路、 を含むデコーダの応用回路。
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EP86101096A EP0189894A3 (en) 1985-01-29 1986-01-28 Basic circuitry particularly for construction of multivalued logic systems
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