JPS61176986A

JPS61176986A - 可搬式ドラム・セツト

Info

Publication number: JPS61176986A
Application number: JP60264725A
Authority: JP
Inventors: ゲイリイ　エル．ガウアー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-01-28
Filing date: 1985-11-25
Publication date: 1986-08-08
Also published as: BE903629A; GB8527759D0; KR860006084A; CN85109428A; AU578575B2; JPS6355080B2; CN1003814B; FR2576700A1; IT1190195B; DE3600062A1; GB2170343B; IT8647567A0; FR2576700B1; DE3600062C2; AU5155285A; US4593596A; CA1229753A; GB2170343A; CH665299A5; KR890005357B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】関゛特許出願との関係本件出願は、本件出願人の出願にかかる１９８３年６月
１７日付出願番号第５０５，２０７号の継続部分を成すものである。

発明の背景これまで永年にわたって、ドラム製造業界では、在来の
ドラム・セットおよびキットから抜は出して新機軸を生
み出すことに比較的消極的であった。

この中にあって、比較的新しい一つの新機軸は、米国特
許第４．３５６，７５６号および第４．４１６．１８１
号に公示されている、いわゆる予調体ドラム・ヘッドで
ある。これらの特許はあらかじめ調律されたドラム・ヘ
ッドを示すものであるが、今日までの所ではこ・の新機
軸の機能は必ずしも全面的な評価を得ていない。特に、
上に引用した特許は実際には、通常のシェルとこのシェ
ルにヘッドを取付けるためのある種のクランプとを有す
る在来型のドラムに用いられているのである。ここに参
考のためにその内容が引用されている、本件出願人の１
９８３年６月１７日付出願番号第５０５，２０７号の既
出願は、如何にすれば予調体ドラムヘッドをシェルなし
で用いてなお効果的な音響効果を出すことができるかと
いうこと、すなわちかさの大きなシェルをもたない極め
て運搬しやすいドラム、を示すものである。また本件出
願人の米国特許第４，１５８，９８０号および第４，２
５２．０４９号ならびにそれらの中に引用されている特
許の中には、ドラムをすえつけるための種々の異なった
方法が示されている。

そこで、本発明の目的は、予調体されたドラム・ヘッド
を用いながら、しかも在来型のドラム・セットに全く等
しいとまでは行かないにしてもこれに近い音質特性をも
った、一つのドラム・セットを提供することにある。更
に本発明のもう一つの目的は、極めて簡単に運搬ならび
に組立てができて、しかも運搬時にも演奏時にも最小の
スペースしか要しないような、一つの可搬式ドラム・セ
ットを提供することにあるのである。

本発明の要点本発明によれば、予調律されたドラム・ヘッドを用い、
かつシェルを持たない一つの可搬式ドラム・セットが得
られる。特に、バス・ドラムの予調律されたヘッドの直
径よりも幾分大きい直径をもっていて、かつ１８０°よ
りも広い範囲にわたって延びている一つの弓形メンバが
、予調律されたドラム・ヘッドの周りに設けられ、かつ
これに、二個の金属片によるクランプもしくは、この弓
形メンバならびに予調律ドラム・ヘッドの外輪枠の双方
にはまり合うみぞをもった、ゴムなどのような弾性材料
でできたモールド成形ブロックによって、取付けられて
いる。この弓形メンバの両端近くにそれぞれ一つずつ、
更にこれらの中間に幾つかの、この種の（ゴム製もしく
は金属製の）クランプが設けられておれば、申し分ない
。実際には、ここに挙げられている例ではこのようなり
ランプ取付個所数はく両端のクランプも含めて）総計６
ケ所になっているが、クランプ数は更に少なくとも差支
えない。

更に、（その両端部が下向きになった形で垂直に置かれ
ている）この弓形メンバの直径上の相対する二点には、
二組の脚装置が取付けられており、それぞれの脚装置に
は二本の脚をその中には持してしかも脚を着脱可能にク
ランプするのに用いられる一つのグリツピング・メンバ
が含まれている。

これらの脚は従って、一番安定した設置状態を得るため
に、しかもまた格納するときに極めてコンパクトなユニ
ットになるように脚の斜めに曲った部分をドラム・ヘッ
ドの周縁に近い方へ回して合せるようにしてたたむこと
ができるように、上下方向にも回転方向にも調節できる
ようになされている。

また、この弓形メンバの頂上近傍に固着された板に一つ
あるいはそれ以上のドラム、シンバルもしくはその他の
打楽器を取付けることもできる。

このように他の打楽器を附加することは一般に打楽器奏
者にとっては望ましいことであり、事実この例の場合に
は、これらの打楽器の余分な重量がセット全体を安定さ
せかつその動きを防ぐのに役立つので、特に望ましいこ
とである。これら余分の打楽器はまた、脚の一本にかぶ
せられてこれにクランプされている一つのスリーブを用
いて取付けることもできる。

これらの脚は調節できるので、予調律されたドラム・ヘ
ッドの底部は床面ないしはこのドラム・セットが置かれ
ている支持面から浮き上っている。

バス・ドラム用ペダルは、通常は床面ないしは支持面上
にじかに置かれるダイカストの底面を持っているのが普
通である。本発明においては、（バス・ドラム・ヘッド
の外輪枠の最下部にクランプされている）ペダルを絶縁
するのに役立つようにペダルの底面に一枚の弾性材料で
作られたパッドがはりつけられており、それによってバ
ス・ドラムを支持面から絶縁し、その結果一層澄んだ音
が出せるようになっている。

本発明のこれらの、更にその他の目的や利点は、添付の
図面を参照しながらなされる以下の説明によって更に一
層はつきりしてくるだろうが、これらの図面の中では参
考例同様の特徴がいくつかの図の色々の所で同一のない
しは類似の部分によく示されている。

一層　の　面による説明第１図には本発明が全体として記号１ｏで示されている
。ドラム・セット１０は、米国特許第４，３５６．７５
６号ならびに第４．４１６，１８１号に記述されているのと同様、一
組の予調律されたドラム・ヘッド１２を使用するために
設計されている。この種の予調律ドラム・ヘッド１２は
通常一枚のフィルム１４１３よび一つの外輪枠１６から
成っている。

更に、通常一つの弓形メンバ１８が用いられているが、
これはドラム・ヘッド１２の周りに１８０°よりもいく
らか広い範囲にわたって広がつている。弓形メンバには
第一および第二の端部、それぞれ２ｏおよび２２がある
。第４図にグリラビング・メンバ２４の詳細が示されて
いる。弓形メンバ１８の両側にはそれぞれ、その直径上
の相対する二点に一つずつこの種のグリラビング・メン
バ２４が設けられている。特にグリラビング・メンバ２
４は、その片側には一つの穴２８を、反対側には一つの
切れ口３０をもっている、全体として卵形をした一つの
金属バンドを含んでいる。

ぞしてグリラビング・メンバ２４の内側には脚を受入れ
るための二つのポケット３２が形成されている。脚の調
律を行い得るよう一〇の締付はボルト３４が用いられて
いるが、この締付はボルト３４は角頭部３４ａ１角軸部
３６およびねじ部３８をもっている。またグリラビング
・メンバを締付けるのにはちょうナツト４０が用いられ
る。

脚４２がポケット３２の中を貫通しているが、その中を
上下にスライドしたり回転したりすることによって調節
がうまくできるようになっている。

これらの脚は普通は第１図に示されているように長方形
の四隅に開いて立っているが、格納したりあるいは運搬
したりするためには、仮想線で示されている位置にたた
むことができる。脚４２はポケット３２にはまり込む垂
直の部分４４、斜めに曲った部分４６および足の部分４
８とから成っている。

一組の標準型フート・ペダル５０がありぎたりの取付具
によってドラム・ヘッド１２の外輪枠１６にクランプさ
れている。普通は金属面がそのままむき出しになってい
るこのペダル５ｏの底面には、しかしながらこの場合に
は、弾力性のあるパッド５２がはり付けられている。こ
のパッド５２は、ドラム・セット１ｏが設置されている
支持面からペダルおよびドラム・ヘッド１２を絶縁する
ために、ゴム製パッドのような材料で作るのがよい。こ
の弾力性のあるパッド５２はドラム・セット１０がずれ
動くことがないようにつかまえておくのにも役立つ。

第３図にその詳細が示されているように、クランプ５４
はゴムなどのような弾力性のある材料で作られていて、
ドラム・ヘッド１２を弓形メンバ１８にしつかり取付け
るために用いられている。

みぞ５６は弓形メンバ１８にぴったりはまり込んでは持
するのに役立つ一方、弓形メンバ１８をみぞ５６の中へ
はめ込むためにはめ込みみぞ５８が設けられている。同
様にまたドラム・ヘッド１２の外輪枠１６にはまり込む
ためにみぞ６０が設けられるとともに、みぞ６０の中へ
外輪枠１６をはめ込むことができるようにはめ込みみぞ
６２が設けられている。

第５図には、剛性をもった一つのクランプ６４の詳細が
示されている。このクランプ６４は二個の全く同じ形を
したクランプ金具６６からできていて、これらはそれぞ
れ外輪枠とはまり合うくぼみ６８および弓形メンバとは
まり合うくぼみ７０をもっており、これら二つのくぼみ
はボルト・フランジ７２によって隔てられている。これ
ら二つのクランプ金具６６を一緒にして締付けるのにボ
ルト７４およびナツト７６が用いられている。

第３図および第５図に示されている実施例には、ドラム
に色々異なった音質を出させるように、間隔を変えるこ
とができるという利点と同時に、クランプを溶接すると
かあるいはその他永久的に締付けてしまうとかいったこ
とを要しないという利点がある。

第１図に示されているように、弓形メンバ１８の頂上部
には一枚の取付は板７８が、締付は金具もしくは溶接、
あるはその他のありきたりの固着方法によって取付けら
れている。そこへ更に、在来のドラム取付は用具８０が
取付けられていて、一つないしはいくつかの他のドラム
だとか、あるいは他の打楽器類８２を取付けて一つの完
全なセットを組み上げるのに用いられている。このよう
な打楽器類（ドラム、シンバルなど）を附加することは
、上に説明したセットの重量が普通は軽いので、事実上
の望ましいことであり、これらの楽器のＩＩが追加され
ることは熱狂的な演奏が行われている間、セットを安定
させるのに役立っている。また更に楽器を追加するため
に補助取付は用具８４を用いることもできる。特に、脚
４２の垂右部４６の上には一つのスリーブ８６がかぶせ
られていて、ちょうナツト８８によってこれにしつかり
取付けられている。第１図に見られるように、その上に
また別のドラム９ｏやシンバル９２を取付けることもで
きる。

以上、ここでは本発明の一つの実施例を挙げて説明した
が、本発明の真髄ならびに特許請求の範囲に記述されて
いる内容から逸脱することなく、種々の変更や適応なら
びに修正を行い得ることは論をまたないところである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を用いた一組のドラム・セットを正面か
ら見た透視図である。第２図は予調律されたドラム・ヘッドに弾力性のあるク
ランプ・メンバが弓形メンバを取付けている状態を示す
簡単化された透視図である。第３図は、第２図の線３−３に沿った断面図である。第４図は第１図の線４−４に沿って切断した脚部の断面
図である。第５図は、第３図の断面と同じような断面ながら、クラ
ンプ装置のもう一つ別の実施例を示す断面図である。１０・・・ドラム・セット、１２・・・ドラム・ヘッド
、１４・・・フィルム、１６・・・外輪枠、１８・・・
弓形メンバ、２４・・・グリツピング・メンバ、４２・
・・脚装置、５０・・・フート・ペダル、５２・・・パ
ッド、５４・・・クランプ（弾力性のある）、６４・・
・クランプ（剛体の）、７８・・・取付は板、８０・・
・ドラム取付は用具、８４・・・補助取付は用具、８６
・・・スリーブ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ある直径と一つの外輪枠とを有する、あらかじめ
調律された一つのバス・ドラム、ヘッドと、第一および
第二の端部とある直径を有し、かつその直径が該バス・
ドラム・ヘッドの直径よりもわずかに大きく、更にその
長さが該バス・ドラム・ヘッドの円周の半分よりも大き
い範囲にわたっている、一つの弓形メンバと、該バス・ドラム・ヘッドを該弓形メンバにクランプする
ための複数個のクランプ装置にして、該弓形メンバのそ
れぞれの端部に隣接して該クランプ装置の一つが配設さ
れており、しかも少なくともそれがこの両端のクランプ
装置の中間に配設されているクランプ装置にも近く配設
されているような、複数個のクランプ装置と、該弓形メンバの直径上のほぼ相対する二点にそれぞれ取
付けられていて、該バス・ドラム・ヘッドおよび該弓形
メンバを、支持床面に対してほぼ垂直な平面内に、しか
も該バス・ドラム・ヘッドならびに該弓形メンバが該支
持床面に触れることがないように保持している第一およ
び第二の支持脚、とを含む。可搬式ドラム・セット。
（２）該クランプ装置のそれぞれ一つ一つが、該外輪枠
をしっかりは持し得るような寸法に作られた第一のみぞ
部と、該弓形メンバをしっかりは持し得るような寸法に作られ
た第二のみぞ部とを有する、弾性材料でできたモールド成形品から成る、特許請求の範囲第１項記載の可搬式ドラム・セット。
（３）該クランプ装置のそれぞれ一つ一つが、該外輪枠
を受けとめるための第一のくぼみ部と、該弓形メンバを
受けとめるための第二のくぼみ部とを、それぞれ有する
、比較的剛性のある材料でできた第一および第二の小片
部材と、二つの該小片部材を、上述のくぼみ部がそれぞれ互いに
向き合うようにして、互いに締めつけるための装置、とから成る、特許請求の範囲第１項記載の可搬式ドラム・セット。
（４）上述の締めつけ装置が、該小片部材のそれぞれの、上記第１および第二のくぼみ
部の中間にあるフランジ部と、該フランジ部同志を調節しながら締めつけることができ
る、ボルト装置とから成る、特許請求の範囲第３項記載の可搬式ドラム・セット。
（５）更に、該弓形メンバに装着された少なくとも一組
の打楽器セットを含む、特許請求の範囲第１項記載の可
搬式ドラム・セット。
（６）上記の打楽器セットが該弓形メンバの頂上部に装
着されている、特許請求の範囲第５項記載の可搬式ドラ
ム・セット。
（７）該弓形メンバの両端部が下向きに面している、特
許請求の範囲第１項記載の可搬式ドラム・セット。
（８）上述の支持脚がそれぞれ一組の脚メンバを含んで
いる、特許請求の範囲第１項記載の可搬式ドラム・セッ
ト。
（９）上述の一組の脚メンバを、着脱し得るようにそれ
ぞれは持する、第一および第二のブラケットを含む、特許請求の範囲第８項記載の可搬式ドラム・セット。
（１０）上述のブラケットが、該脚メンバを該弓形メン
バに対して垂直にかつ回転し得るように位置せしめ得る
ための装置を含んでいる、特許請求の範囲第９項記載の
可搬式ドラム・セット。
（１１）上述の脚メンバがそれぞれ、一つの支持面に着床するための足部と、上述のブラケットの一つとの組み合わされる垂直部分と
、該足部と該垂直部との中間の斜めの部分とから成る、特許請求の範囲第１０項記載の可搬式ドラム・セット。
（１２）更に、その裏面に弾力性のある材料をはりつけ
てあり、かつ該外輪枠にクランプされている、一組のバ
ス・ドラム用ペダルを含む、特許請求の範囲第１項記載
の可搬式ドラム・セット。