JPS61176594A - 溶性キナゾリノ‐1,4‐ベンゾジアゼピン‐5,13‐ジオン誘導体 - Google Patents

溶性キナゾリノ‐1,4‐ベンゾジアゼピン‐5,13‐ジオン誘導体

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JPS61176594A
JPS61176594A JP61012274A JP1227486A JPS61176594A JP S61176594 A JPS61176594 A JP S61176594A JP 61012274 A JP61012274 A JP 61012274A JP 1227486 A JP1227486 A JP 1227486A JP S61176594 A JPS61176594 A JP S61176594A
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acid
tables
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tetrahydro
chemical formulas
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JP61012274A
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マーク ジー.ボツク
ロジヤー エム.フレイデインガー
ベン イー.エヴアンス
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Merck and Co Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性媒質に溶解し、コレシストキニン類(C
CK)機能の拮抗物質であることが見出された新規なキ
ナゾリノ−1.4−ベンゾジアゼピン−5,13−ジオ
ン誘導体、これらの化合物の製造方法および拮抗作用が
例えば哺乳動物、特にヒトの胃腸、中枢神経および食欲
調整系障害の治療および予防に有用であるCCK機能を
拮抗するこれらの化合物の用途に関するものである。
コレシストキニン類(CCK)は、胃腸組織および中枢
神経系の両方に存在する( V。
マット、ガストロインスチナルホルモンズ、G、 B、
 J、  グラス、編集ラベンプレス、N、 Y。
1980年第169頁) 神経ペプチドであり(マット
およびジョルペス、バイオヶム(Biochem ) 
J 、第125巻、第678頁(1971年)参照)、
例えばCCK−33,33アミノ酸の神経ペプチドおよ
びそのカルボキシル末端オクタペプチド、CCK−8を
包含する。これらの分子は、生理的飽満ホルモンである
と考えられ、それ故食欲調整に重要な役割をはたすこと
ができる( G、 P、スミス、イーチングアンドイツ
ツディソーダース、A、J、スタンカードおよびE、ス
テラ−編集、ラベンプレス、ニューヨーク、1984年
、第67頁)。
さらにCCKは、結腸固有運動性、胆のう収縮および膵
臓酵素分泌を刺激し、胃の空腹を抑制する。またCCK
は、特定の中脳ニューロン中のドーパミンと共に存在す
ることが報告されており、従ってさらに脳中のドーパミ
ン作用系の機能に役割をはたし、並びに独自に神経伝達
物質として役立つことができる。
A、 J、  プランジ(Prange )等、気ペプ
チデスイン ザ セントラル ナーバス システム(P
eptides in the Central Ne
rvous System ) ’アン、レプツ、メト
、ケム、  (Ann、 Repts。
Med、 Chem、)第17巻、第31.33頁(1
982年)およびその中に引用されるJ、 A。
ウィリアムス、バイオメト−レス、  (Biomed
Res、 )第3巻、第107頁(1982年)および
JJ、  モルレイ、ライフSet、第30巻、第47
9頁(1982年)参照。
CCKに対する拮抗物質は、哺乳動物、特にヒトの胃腸
、中枢神経および食欲調整系のCCK関連障害の予防ま
たは治療に有用である。三種の別個の化学物質のCCK
−受容体拮抗物質が報告されている。第一の種類は、環
状ヌクレオチドの誘導体を包含し、ジブチリル環状GM
Pは、詳細な構造官能研究によって最も効能があること
が示されている(N。
バーロス等、石、エフイシオル、 (Physiol 
)、第242巻、第G161頁(1982年)およびP
ロベレヒト等、モル、ファーマコル・(Mo 1゜Ph
armacol )、第17巻、第268頁(1980
年)参照)。第二の種類は、CCKのC末端フラグメン
トおよび類似体であるペプチド拮抗物質を包含し、CC
Kの短い(Boc4t−Asp−Phe−NH!、Me
t−Asp−Phe−NHI )および長い(ebz−
Tyr(SO3H)−Met−Gly−Trp−Met
−Asp−NH,)  両方のC−末端フラグメントが
最近の構造官能研究によれば、CCK−拮抗物質として
作用することができるのである(R,T。
ジエン吋ン等、ビオキミカ、ビオフィス、アクタ、(B
iochim、Biophys、Acta、 )第75
7巻、第250頁(1983年)およびM、スパナ−ケ
ル(5panarkel )等、 ジャーナルオフバイ
オロジカル ケム、  (J、Biol、Chem、 
)  第258巻、第6746頁(1983年)参照)
。さらにCCK受容体拮抗物質の第三の種類としては、
アミノ酸誘導体:プログルミド、グルタラミン酸の誘導
体であるプロゲルミドおよびパラ−クロロベンゾイル−
L−トリプトファン(ベンゾトリプト)を包含するN−
アシルトリプトファン類を包含する( W、 F、ハー
ネ()(ahne )等、プロシーディンゲス オフナ
ショナル アカデミ−オフ サイエンス(Proe、 
Natl、 Acad、 Sci、 ) U、 S、 
A、第78巻、第6304頁(1981年)およびR,
T、 ジエンセン(Jensen )等、ビオキミ力、
ビオフィス、アクタ、第761巻、第269頁(198
3年)参照)。しかしながら、これらの化合物の全てが
CCKの比較的弱い拮抗物質であり(IC,oニ一般に
10−’M、 L、がしペプチド類の場合には10−’
M まで下る)、ペプチドCCK拮抗物質は、実質的に
安定性および吸収に問題がある。
1983年9月20日に出願された出願番号第509,
883号の合衆国出願に開示される(本明細書中に引用
する)通シ、アスペルギルスアリアセウス(Aaper
gillus alliaceus )  トムおよび
チャーチの菌株、好ましくはATCCl@20655お
よびATCCm20656 の制御された好気性発酵に
おいて産生される式(Dを有する化合物、7β−((2
,3,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−
2−(2−メチルプロピル)−3−オキソ−1H−イミ
ダゾ−(1,2−A )−インドール−9−イル)−メ
チル)キナゾリノ(入2−A)(1,4)ベンゾジアゼ
ピン−5,13−(6H,7H)ジオンは、CCK拮抗
物質であることが示されている。しかしながら、この化
合物は、水にわずかしか溶解せず、従って静脈内用調製
物のようなある種の薬学的処方の調製を得ることは困難
である。
O それ故、本発明の目的は、水性媒質に溶解し、哺乳動物
、特にヒトの疾病状態のコレシストキニン類の機能を有
効に拮抗する物質を確認することである。本発明の他の
目的は、これらの新規なコレシストキニン拮抗物質の製
造方法を開発することである。また本発明の目的は哺乳
動物の疾病状態でコレシストキニン類の機能を拮抗する
方法を開発することである。なおさらに本発明の目的は
、哺乳動物、特にヒトの胃腸、中枢神経および食欲調整
系障害の予防または治療方法を開発することである。
本発明は、水性媒質に溶解し、コレシストキニン類(C
CK)の作用の拮抗物質であることが分っているある種
のキナゾリノ−1.4−ベンゾジアゼピン−5,13−
ジオン誘導体、アスペルギルスアリ7セウス菌株の好気
性発酵によって製造された化合物からこれらの化合物の
製造、及び哺乳動物、特にヒトの胃腸、中枢神経および
食欲調整系障害の予防または治療におけるこれらの化合
物の使用に関する。
本発明の溶性キナゾリノ−1.4−ベンゾジアゼピン−
5,13−ジオン誘導体は式0:〔式中 xlおよびX2は独立にH,Br、α、FS OH。
0− C+ −C4−アルキルまたはC1〜C4−アル
キルであり; Yは、)(、Br、α、F’、OHまたはOCR!  
であシ: Rは、 H,(CH,)ncOOH,C(CH2)mcOOH。
ヒドロキシアルキルまたはcCHNH2(nは1〜4で
あり、mは0〜4でありおよびR4はH,CH,OH%
 CHOCH5、CH,−)工二ルーOH,CH!−フ
ェニル−080,H,CH。
−フェニル−0PO1H,OH,Coon、  (CH
,)、C0OH。
(CH! ) nNH2または R1は、RがHである場合 R1はHではないおよびR
がHでない場合、WはHであるようなRであり; tは、H1メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチルおよび1−ブチルを包含するC1〜
C9直鎖または分枝鎖フル*)I、 ; CH,R’ 
(R’= t: t’c1 *シー CH〜C,アルキ
ルまたはCHISCH3)  または置換基がOHtた
はO20,HであるCH!−無置換またはモノ置換フェ
ニルであり;および 蔽は、可変(飽和〔−重〕または不飽和〔二重〕)結合
である。〕 を有する化合物またはこれらの化合物の薬学的に受容し
得る塩である。
本発明による式■を有する好適な化合物は、Rが(CH
l ) ncOOH。
OH0H OHOHC0OH た通りである)であり R1がHであり、R2がCHt
 CH(CH、)sであり、Xl、X2およびYがHで
ありおよび可変結合が飽和である化合物およびその薬学
的に使用し得る塩を包含する。
本発明による特に好適な化合物は、xl、xtおよびY
がHであり、RがCHICOOHまたはご(CH,)、
C0OHであり;R1がHであシ;R2がCHl C)
((CHl)*であり;および可変結合が飽和である化
合物およびその薬学的に使用し得る塩を包含する。これ
らの化合物は、特に7β−〔(1−力ルボキシメチルー
ス3.9.9 Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ
−2−(2−メチルプロピル)−3−オキソ−1H−イ
ミダゾ−(1,2−A )インドール−9−イル)メチ
ル) −6,7,7A −8−テトラヒドロ−5H,1
3H−キナゾリン(3,2−A)−1,4−ベンゾジア
ゼピン−5H,13−ジオンナトリウム塩およびナトリ
ウム9− (5゜6、7.7 A 、  8. l 3
− ヘキサヒト0−5.13−ジオキソキナゾリノ−(
3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)
 −2,3,9,9A−テトラヒドロ−9α−ヒドロキ
シ−2−(2−メチルプロピル)−r、3−ジオキソ−
1H−イミダゾ−(1,2−A )インドール−1−ブ
タノエートを包含する。
本発明の化合物の薬学的に使用し得る塩は、例えば無毒
性の無機または有機酸から生成される本発明の化合物の
通常の無毒性塩または第四級アンモニウム塩を包含する
。かかる通常の無毒性塩は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、
スルファミン酸、リン酸、硝酸などのような無機酸から
誘導される塩または水酸化リチウム、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウムなどのような無機塩基から誘導される塩またはトリ
メチル、トリエチルアミンなどのような有機アミンまた
は酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステ
アリン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコ
ルビン酸、パモイツク(pamoie )アシッド、マ
レイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グル
タミン酸、安息香酸、サリチル酸、スルファニル酸、2
−アセトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンスルーン酸
、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、シュウ酸、
イセチオン酸などのような有機酸から調製される塩を包
含する。
本発明の式■による化合物およびその塩は、二つの略図
によって製造することができる。
即ち: 略図1 (SIaへ)        (sl[Iへ)5nb (SIIaから) OQ 略図1によれば、式SVを有するアミノ化合物またはそ
の酸付加塩をコハク酸のような炭酸、コハク酸無水物の
ような反応性炭酸誘導体、グリオキシル酸のようなアル
デヒド、アルキルハライドまたは他の適当な求電子試薬
でアシル化またはアルキル化することによって一般式S
IVを有する1−置換−イミダゾインドール−9−イル
−5H,13H−キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピ
ン誘導体を製造する。(本発明で出発物質として使用さ
れるイミダゾインドール−9−イル−5I(。
13H−キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン誘導体
の製造は、米国出願番号第509,883号および〔こ
れと共に同時に提出され、代理人ドケットナンバー(d
oeket  number )17124  を有す
る〕に記載される方法に従い公知の方法で実施すること
ができる。)アシル化は、正常な大気圧下水分を排除し
ながら一30℃から溶媒の沸点までの温度で非プロトン
性溶媒中で行なわれる。炭酸無水物または炭酸ハロゲン
化物をアシル化剤として使用する場合には、反応は、ト
リエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジ
ンなどを包含する第三アミンまたは、水酸化ナトリウム
、炭酸カリウムなどを包含するアルカリ金属水酸化物ま
たはアルカリ金属炭酸塩のような酸結合剤の存在下で好
適に行なわれる。適当な不活性溶媒の具体例としては、
N、N−ジメチルホルムアミド、クロロホルム、塩化メ
チレン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエンお
よびクロロベンゼンを包含する。
また式SIVを有する化合物は、不活性溶媒中−30℃
から溶媒の沸点までの温度で、好ましくは室温でジシク
ロへキシルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミドヒドロクロリド
、カルボニルジイミダゾールなどのような適当なカップ
リング剤の存在下式SVを有する化合物を炭酸と反応さ
せることによって製造することかできる。
さらに不活性溶媒中、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジ
ン、水酸化ナトリウム、炭酸カリウムなどのような適当
な塩基の存在下式SVを有する化合物を適当なアルキル
ハライド、アルキルフェニルスルホネート、アルキルト
リフルオロメチルスルホネートなどと反応させて、一般
式SIVを有する化合物を得ることができる。これらの
反応は、−30℃から溶媒の沸点まで、好ましくは室温
で1〜48時間行なうことができる。   。
式S■を有する化合物は、一般式s■を有する化合物を
酢酸、トリフルオロ酢酸またはギ酸のような酸性媒質に
一10Cがら酸性媒質の沸点までの温度で溶解し、次に
グリオキシル酸マロン酸アルデヒドまたはコハク酸アル
デヒドのようなカルボキシル基を有するアルデヒドとナ
トリウム、リチウムまたはカリウムボロヒドリド、好ま
しくはナトリウムシアノボロヒドリドのような還元剤と
を30分から10時間、好ましくは2時間添加すること
によって得られる。
次に順次一般式S tVを有する化合物を式5Iat−
有する対応する塩に転化することができる。これは、式
S IVを有する化合物を水、メタノール、エタノール
、酢酸エチル、テトラヒドロフランまたは他の適当な有
機溶媒または溶媒の組み合わせのような溶媒に懸濁させ
てその得られた反応混合液を式SIVを有する化合物が
塩基性か酸性部分を含有するかによって所望の塩生成無
機または有機酸または塩基の化学量論的量または過剰量
で処理することによる通常の化学手段によって達成する
ことができる。Rが酸性官能性を含有する場合、適当な
塩生成無機塩基の具体例としては、水酸化ナトリウム、
リチウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウムの
ようなアルカリまたはアルカリ土類金属水酸化物または
炭酸カリウムを包含し、一方適当な有機塩基としては、
トリエチルアミン、ジベンジルエチレンジアミン、ジイ
ソプロピルエチJLアミン、ピペリジン、ピロリジン、
ベンジルアミン、α−メチルベンジルアミンなどのよう
な第三アミンを包含する。Rが塩基性官能性を含有する
場合、式S IVを有する化合物を対応する塩に転化す
るための適当な無機酸の具体例としては、塩酸および臭
化水素酸のような鉱酸を包含し、一方適当な有機酸とし
ては酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、コハク酸
、グリコール酸、ステアリン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、アスコルビン酸、パモイツクアシツド、
マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グ
ルタミン酸、安息香酸、サリチル酸、スルファニル酸、
2−アセトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、シュウ酸
、イセチオン酸などを包含する。
一般式S■を有する化合物は、水、メタノール、エタノ
ールなどのようなプロトン性溶媒またはテトラヒドロフ
ランのような非プロトン性溶媒中式SIVを有する化合
物をリチウム、ナトリウムまたはカリウムボロヒドリド
のような還元剤と一40℃から溶媒の沸点までの温度で
5分から10時間反応させることによシ一般式S IV
を有する化合物を還元することによって得ることができ
る。反応は、酢酸またはトリフルオロ酢酸中15℃で0
.5時間ナトリウムシアノボロヒドリドで行なうことが
好ましい。
最後に一般式SIを有する本発明による化合物の薬学的
に使用し得る塩は、式SIa化合物の製造に記載した方
法を用いて一般式S■を有する化合物から合成すること
ができる。
略図2によれば一般式S■を有する1−置換−イミダゾ
インドール−9−イル−5H。
13H−キナゾリノ−1.4−ベンゾジアゼピン誘導体
は、一般式S■を有する化合物の反応官能性の選択的保
護で開始する5段階の順序で製造する、SVの第三アミ
ンは当業界で十分に確立されている方法および操作を用
いてt−ブチルオキシカルボニルまたはベンジルオキシ
カルボニルのような一般の窒素保護基(9)のいずれか
を用いて保護して、一般式S■を有する化合物を得る。
次にSVIの第三ヒドロキシル基金アシル化(機構■の
一般式S■を有する化合物の製造として上記で記載した
方法を用いて)するかまたは炭酸、反応性炭酸誘導体、
アルキルハロゲン化物または他の適当な求電子試薬でア
ルキル化することができる。
次に一般式S■を有する化合物を脱保護して一般式S 
I[aを有する化合物を得る。第二窒素基を脱保護する
方法は、保護基の選択に依存することになるが、当業界
で十分に確立されている操作に従う。
5IIa化合物の塩の製造は、S■生成物の転化として
上記の略図1で略述した操作に従って達成することがで
きる。
式S■を有する化合物の製造は、上記の式S■を有する
化合物の合成の操作に従って達成することができる。
次に式S■を有する本発明の化合物の薬学的に使用し得
る塩の製造は、上記の略図1からの塩生成としての記載
に従って達成することができる。
両方の立体配置のキラル(chiral )アシル化お
よびアルキル化剤を、本発明による化合物の類似体の製
造に使用することができる。
本発明による生成物の好適な立体化学配置は式■で定義
したものである。
重要なCCK−拮抗作用を確認するために生物活性を定
量およびそれらのIC,o  値を得る本発明による新
規な化合物の選別法は”’ I−CCK受容体結合アッ
セイおよび試験管内分離組織調製物を用いて達成するこ
とができる。
CCK−33をサンカラ(5ankara )  等(
ジャーナル オフ バイオロジカル ケミストリー (
J、 Biol、 Chem、 )第254巻、第93
49〜9351頁、1979年)に記載される通り+2
111−ポルトンハンター(Bolton Hunte
r )試薬(2000Ci/ミリモル)で放射能で標識
する。受容体結合は、”’ I−CCK受容体結合アッ
セイに影響しない追加のプロテアーゼ抑制剤であるフェ
ニル−メタンスルホニルフロリドおよびO−フェナント
ロリンを添加するいくらかの変性をしてイニス(Inn
1s ) およびスナイダー(5nyder ) (プ
ロシーディンゲス。
オフ6ナシヨナル、アカデミ−、オフ。サイエンス、第
77巻、第6917〜6921頁、1980年)に従っ
て行なう。
断頭によって犠牲にした雄のスプラグーダウシー(Sp
rague −Dawley )ラット(200〜35
02)の全膵臓を脂肪組織がないように解剖し、プリン
マンポリトロン(Br1nlanann Po1ytr
on )PT−10を用いて氷冷50 m M トリス
Hα(25℃でpi 7.7 ) 20容量で均質にす
る。
ホモゲネートを48,0009で10分間遠心分離し、
次に得られたペレットをトリス緩衝液に再懸濁させ、上
記のように遠心分離し、結合γ・洲緩衝液(トリスHα
5.OmM、25℃でpi7.7、ジチオスレイトール
5mM、バシトラシンQ、 l m M 、フェニルメ
タンスルホニルフルオリド1.2 m MおよびO−フ
ェナントロリン0.5mM)200容量に再懸濁させる
結合アッセイとして、緩衝液(全結合に対して)または
CCK−8の最終濃度1μMを得るのに十分なラベルし
てないCCK−8硫酸塩(非特異的結合に対して)また
は本発明による化合物を有する式の化合物(”’ I−
CCK結合に対する拮抗作用の定量に対して)25μt
および”’ I−CCK−3325μtをミクロフユー
ジ711(microfuge tube )  の膜
懸濁液450μtに添加する。検定はすべて二重または
三重に行ない、反応混合液を37℃で30分間培養し、
水冷インキュベーション緩衝液1−を添加した後直ちに
ベツクマンミクロフユージ(Baclanan Mic
rofuge )中で遠心分離する(4分)。上澄み液
を吸引して廃棄し、ペレットをベックマンガンマ500
0で計数する。最も強力な化合物によって結合する”’
 I−CCKの抑制の機構を決定するためのスキャツチ
ャード゛(5catchard )  分析には(アナ
ールス、オフ、ニュー、ヨーク、アカデミ−、オフ。サ
イエンス(Ann、 N、 Y、 Acad、 Sci
 、 )  51巻、660頁、1949年)、CCK
−33の濃度を増大させなから1t’ I−CCK−3
3を次第に希釈する。
CCK−33を放射能で標識し、サイト−(5aito
 )等、J、二二一口ケム(Neurochem )、
第37巻、第483〜490頁1981年による変更を
用いて膵臓の方法の記載に従って結合を行なった。
雄のハートレー(Hartley )  モルモット(
300〜500t)  を断頭によって犠牲にし、脳を
除去して、氷冷50 m M トリスHα(トリズマ(
Trizma )−7,4) C25℃でpit 7.
43中に入れた。脳皮質を解剖し、受容体源として1吏
用して、新しいモルモットの脳1組織の各9をプリンク
マンポリトロンPT−10を有するトリス/トリダマ緩
衝液10−で均質化する。ホモゲネートを42,000
 tで15分間遠心分離し、次に得られたペレットを結
合アッセイ緩衝液(N−2−ヒドロキシ−エチルピペラ
ジン−N′−2−エタンスルホン酸(HEPES)10
mM、4α、5mM、  エチレングリコール−ビス−
(β−アミノ−エチルエーテル−N、N’−テトラ酢酸
(EGTA ) 1 m M。
0.4SBSA  およびバシトラシンQ4519/s
d 。
pH6,5) 80容量に再懸濁させる。
結合アッセイ方法の残りは、反応混合液を遠心分離前に
25℃で2時間培養する以外は膵臓の方法で記載した通
シである。
使用することができるCCKの競争的拮抗作用を確認す
る別の方法は次の通りである。
断頭によって犠牲にした雄のハートレーモルモット(4
00〜600? )  の隣接組織のない胆嚢の2等分
二つをNaα118mM、  Kα4.75mM、Ca
α! 2.54 mM 、  KH2PO41,19m
M 。
A4SO41,2mM 、  NaHCO325mM 
 およびデキストロース11 mMのクレブス(Kre
b’s )の重炭酸塩溶液を含有する臓器浴5−中に胆
管の軸に沿って張力1tで吊し、32℃に維持し、95
%O7および5%CO!  の混合で泡立てる。組織を
10分毎に1時間洗浄して、研究の開始前に平衡を得、
その小片の等尺性収縮(iiometrie cont
ractiona )をスタサム(statham )
 (60f : 0.12m )  ストレインゲージ
およびヒユーレット−パラカード(Hewlett −
Packard ) 77588  記録計を用いて記
録する。
CCK−8を浴に累積的に添加し、回帰分析を用いて定
量する。洗い流した後(10分毎に1時間)、CCK−
8を添加する前に試験される化合物を少なくとも5分前
に添加し、試験される化合物の存在下CCK−8のEC
5゜を同様に定量する。
最大収縮応答を減少させないCCK服用量応答曲線の右
の方のシフトは、この方法でのCCKの競争的拮抗作用
を示す。
CCKを拮抗する本発明の化合物の能力が哺乳動物、特
にヒトにおけるCCKが含まれる疾患の治療及び予防の
幼Y医薬としで有用な物としている。
かかる疾病症状の具体例としては、特に過敏性腸症候群
または潰瘍、膵臓または胃分泌過多症、急性肺臓炎また
は1動性障害のような胃腸疾病、神経弛緩障害、遅発生
ジスキネシア、パーキンソン病、精神病またはジルブチ
ツーレット(G11les de la Touret
te )症候群のようなドーパミンとのCCK相互作用
によって生じる中枢神経系疾病および食欲調整系の疾病
を包含する。
本発明の化合物またはその薬学的に使用し得る塩は、単
独でまたは好ましくは標準の製薬技法に従い薬学組成物
の薬学的に使用し得る担体または希釈剤と組み合わせて
ヒトの患者に投与することができる。化合物は、経口的
または静脈内、筋肉内、腹腔内、皮下および局所投与を
包含する非経口的に投与することができる。
本発明によるCCKの拮抗物質の経口用途としては、選
択した化合物を例えば錠剤またはカプセル剤の形態でま
たは水性溶液または懸濁液として投与することができる
。経口用途として錠剤の場合には、一般的に使用される
担体は、ラクトースおよびコーンスターチを包含し、ス
テアリン酸マグネシウムのような潤滑剤を一般的に添加
する。カプセル形態の経口投与に対して有用な希釈剤は
ラクトースおよび乾燥コーンスターチを包含する。経口
用途に水性懸濁液剤を必要とする場合、活性成分は、乳
化および懸濁液剤と組合わせる。
所望ならばある種の甘味および/または香味剤を添加す
ることができる。筋肉内、腹腔内、皮下および静脈内用
途としては、通常活性成分の滅菌溶液を調製し、溶液の
piを適当に調整し、緩衝液化すべきである。静脈内用
途には、製剤を等張にするために溶質の全濃度を制御す
るべきである。
本発明による化合物またはその塩をヒトの患者のCCK
の拮抗物質として使用する場合には、日用量は、処方す
る医師によって標準的に決定される。さらに用量は、個
々の患者の年令、体重および応答並びに患者の症状の程
度に従って変化する。はとんどの場合、有効な日用量は
約1〜1500■好ましくは約10〜5ooqの範囲で
一回または分割した服用量で投与される。しかしながら
ある場合にはこれらの限定外の用量を使用することが盛
装である。
本発明はさらに次の実施例により、より明確にされるが
、これらは、具体的に例示するものであり限定するもの
ではない。
実施例1 2、3.9.9 Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキ
シ−2−(2−メチルプロピル)−γ、3−ジオキソー
9− (5,6,7,13−テトラヒドロ−5,13−
ジオキソキナゾリノ(3,2−A)−1,4−ベンゾジ
アゼピン−7−イルー1H−イミダゾ(1,2−A )
インドール−1−ブタン酸の製造 乾燥塩化メチレン25−中7β−((2,&9.9Aα
−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチル
プロピル)−3−オキソ−LH−イミダゾ(1,2−A
 )−インドール−9−イル)メチル)キナゾリン(λ
2−A)ベンゾジアゼピン−5,13−(6H,7H)
−ジオン(1,34t、  2.5ミリモル)の溶液に
コハク酸無水物(1,25F、  12.5ミリモル)
および4−ジメチルアミノピリジン(3054゜2、.
5ミリモル)を添加した。反応混合液を水分から保護し
く塩化カルシウム)、室温で20時間攪拌した。反応混
合液を塩化メチレンで最初の容量の5倍に希釈し、次に
10%クエン酸溶液および食塩水(brins )で洗
浄した。有機相を乾燥(硫酸ナトリウム)、濃縮して粗
生成物乞4gを泡状物として得た。
粗反応生成物をシリカゲル上フラッシュクロマトグラフ
ィ処理(クロロホルム−メタノール−酢酸溶離、95:
4:l)して、分析的に純粋な物質6781Ni%m、
p、  200℃(a)  を生成した。
Rf=0.29 (93: 6: t  クロロホルム
−メタノール−酢酸) FAR質量スペクトル:(M+H)636pmr (メ
タノール−(la) :  1.03(3H,d)。
1.12 (3H,d)、  2.02 (1H,m)
、  2.15 (1H。
m)、  2.57 (1H,m)、  2.35 (
2H,m)、  Z7(3H,ml、  2..85 
(1H,m)、  3.3 (2H,m)。
4.45 (LH,m)、  4.9 (1H,m)、
  6.1 (1H,s l。
6.78(1H,dxd)、  6.92(2H,p)
、  7.27(1H,d)、  7.48 (2H,
m)、  7.7 (3H,m)。
7.95 (LH,d)、  8.1 (1H,d、 
NH交換)元素分析: C,、H33N、Q、・C,H
,O,に対する計算値: N、 10.07:  C,63,88;  H,5,
36測定値:  N、 10.26: C,63,86
: H,5,01実施例2 ナトリウム2,3,9.9Aα−テトラヒドロ−9α−
ヒドロキシ−2(2−メチルプロピル)−r、3−ジオ
キソ−9−(5,6,7,13−テトラヒドロ−5,1
3−ジオキソキナゾリノ(3,2−A)−1,4−ベン
ゾジアゼピン−7−イル)−1H−イミダゾ(1,2−
A ’)イン水1−中実施例1の酸(1501q、 0
.24ミリモル)の懸濁液に室温で・水酸化ナトリウム
1モル溶液(0,24ミリモル)λ4−を添加した。
反応混合液は20分以内に均質になり、水を減圧下で蒸
発させ、得られた残渣を120°10.5トルで18時
間真空中で乾燥した。
Pmr (D!O) : 0.9 (6H,m、メチル
)、  4.3(1H。
m、αプロトン) 、  4.73 (1H,m、キナ
ゾリン環内のαプロトン) 元素分析: C5aH3tNs07Na3H20に対す
る計算値: N、 9.84: C,59,06: H,5,38測
定値:  N、 10.00: C,59,34: H
,5,29実施例3 1、2.9.9 Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキ
シ−1−(2,6−ジアミツヘキサノイル)−2−(2
−メチルプロピル)−9−[:(5゜6、7.13−テ
トラヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3,2−
A ) −1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)メチ
ル〕−3H−イミダゾ (1,2−A )インドール−
3−オンジヒフβ−((ス亀9,9Aα−テトラヒドロ
−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチルプロピル)−3
−オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−
9−イル)−メチル)キナゾリン(3,2−A)ベンゾ
ジアゼピン−5゜13−(6H,7H)−ジオン(1,
07f、  2ミリモル)、N  −t−Boa −N
−Cbz−L−リジン無水物(12,29F、  16
.6 ミリモル)および4−ジメチルアミノピリジン(
732η、6ミリモル)を乾燥塩化メチレン3〇−中で
室温で反応させた。反応は2時間後完了し、その時、酢
酸エチル600sdで希釈し、10%クエン酸溶液(2
X toO−)、50%重炭酸ナトリウム溶液(a x
 1oo* )および食塩水で連続して洗浄した。有機
相を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮して組物質11.7
4fを得、溶離液としてクロロホルム−エタノール(9
5:5)を用いてシリカゲルカラムに直接適用した。
留分12〜18(各50−)を合わせ、濃縮、酢酸エチ
ル−ヘキサン(70:30)で再クロマトグラフィ処理
して均質生成物、インドール−3−オンジヒドロクロリ
ドの製造のためのN −t−Boc−N’−Cbz−保
護中間体1.35fを得た。
R,= 0.37  (5%エタノール/クロロホルム
)、FAB質量スペクトル: (M +H) 899元
素分析:C5゜式5Nroo・3/4 H! Oに対す
る計算値 N、 10.77: C,65,98: H,6,28
測定値:  N、 10.38: C,66,00: 
H,6,40そうして得た生成物をエタノール150%
水性酢酸(4: 1v/v)  4 o、atにクロマ
トグラフィ的に均質な中間体800mgliを溶解する
ことによってインドール−3−オンジヒドロクロリドに
転化し、10ts炭素上パラジウム触媒30011N?
で処理して48pgi(3,371’iI/d)で2匈
時間パル(parr )  装置で水素添加した。反応
混合液をセライトで濾過し、溶媒を減圧下で除去し、残
留する油状物を溶離液としてクロロホルム−エタノール
−アンモニア(80:10:1)を用いてシリカゲル上
でクロマトグラフィを行った、20W1tフラクシヨン
の40回後場合には勾配を80:20:2に変化させた
。生成物は51〜66に含有され、溶媒を減圧下で除去
し、残留する油状物(625■)は、酢酸エチルに溶解
した。得られた溶液は、0℃に冷却し、塩化水素ガスの
連続流で1時間処理し、過剰の試薬および溶媒を回転蒸
発させて水溶性白色粉末(m、p。
120℃(d))を得た。
実施例4 9− (5,6,7,7A、  8.13−ヘキサヒド
ロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(λ2−A)−1,
4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,λ9.9A−
テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチルプ
ロピル)−γ、3−ジオキソ−1H−イミダゾ(1,2
−A )インド−氷酢酸1.5艷に実施例1の酸(16
0呪0.25ミリモル)を添加し、反応混合液を15℃
に冷却した。反応混合液をナトリウムシアノボロヒドリ
ド64111I(1,0ミリモル)で一回で処理し、3
0分間攪拌し、次に水4〇−に注入した。得られた懸濁
液を酢酸エチル(3X40m、)で抽出し合わせた有機
抽出液を食塩水で洗浄した。乾燥させfc(硫酸マグネ
シウム)抽出液を回転蒸発させて、ガラス様の油250
■を生成し、エーテルでこねて白色粉末112■、m、
p、  211℃ を得た。
Rf=0.3  (CHα3〜CH30H−CHsCO
zH、92ニア:1): FAB質量スペクトル: (M 十H) 638、(M
  +Na ) 660 Pmr (CDα、/メタノールーd、 ) : 1.
0 (6H。
m)、  1.57 (LH,m)、  1.8 (L
H,m)、   2.0(1H,ml、  2.15 
(LH,m)、  2.7 (2H,m)。
2.8 (1H,m)、  2.95 (1H,m)、
  3.3 (1H,m)。
3.55(2H,m)、  4.67(1H,dxd)
、  4.95(1H,d)、  5.79(1H,s
)、  5.92(1H,s)。
6.93 (1H,dxd)、  7.0 (LH,m
)、  7.17 (1H。
dxd)、  7.3(1H,m)、  7.39(1
H,m)。
7.46 (LH,d)、  7.5 (2H,m)、
  7.55 (1H。
m)、  7.83 (II(、d)、  7.87 
(LH,d) :元素分析: C8,Hl、N、07・
2H10に対する計算値 N、 10.40:  C,62,39;  H,5,
83測定値:  N、 10.93:  C,62,3
6: H,5,87実施例5 ナトリウム9− (5,6,7,7A、  8.13−
ヘキサヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3゜2
−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,
&9,9A−テトラヒドロー9α−ヒドロキシ−2−(
2−メチルプロピル)−γ。
3−ジオキソ−1H−イミダゾ(1,2−A )インド
ール−1−ブタノエート3水和物の製造 水酸化ナトリウム0.05モル溶液(1,8、d )を
実施例4の酸(0,09ミリモル)57ηに添加し、室
温で15分間攪拌した後、均質な反応混合液を濃縮して
、白色固体501195m、 p。
240℃を生成した。
F’AB質量スペクトル: (M +H) 660 。
(M +Na ) 682 Prnr (D!O) :理論に従う。
元素分析: C35H34N50? Na 3 B10
に対する計算値 N、 9.81:  C,58,90:  H,5,6
5測定値:  N、 10.32: C,58,95:
 H,5,57実施例6 し2.9.9 Aα−テトラヒドロ−9α−とドロキシ
−1−〔2−アミノ−5−((フエ;ルメトキシ)カル
ボニル)アミノペンタノイル〕−2−(2−メチルプロ
ピル)−9−〔(5゜6、7.13−テトラヒドロ−5
,13−ジオキソーキナゾリノ(3,2−A)−t、4
−ベンゾジアゼピン−7−イル)メチル〕−3H−イミ
ダゾ(1,2−A )インドール−3−オンヒドロクロ
リドの製造 7β−((2,3,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−
ヒドロキシ−2−(2−メチルプロピル)−3−オキソ
−1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−9−イル
)メチル)キナゾリノ(3,2−A)ベンゾジアゼピン
−5,13−(6H,7H)−ジオン(5354,1ミ
リδ モル) 、N −t−Boc −N −Cbz−L−オ
ルニチン無水物(3,57t、  5ミリモル)および
4−ジメチルアミノピリジン(122q、  1ミリモ
ル)を室温で混合し、乾燥塩化メチレン15−中で攪拌
した。得られた反応混合液を水分から保護し、24時間
攪拌してその後無水物さらに5ミリモルおよび4−ジメ
チルアミノピリジンさらに1ミリモルを反応混合液に添
加する。全36時間後、反応混合液を酢酸エチル250
−で希釈し、5チクエン酸溶液(2X5ONt)、50
%水性重炭酸ナトリウム(2X50m)および食塩水で
連続して洗浄した。
有機相を乾燥(4804) シ、濃縮して固体(泡状物
’)3.89を生成した。この粗生成物を最初に酢酸エ
チル−ヘキサン(60:40v/v)、次に酢酸エチル
−ヘキサン(70:30 V/’V )を用いてシリカ
ゲル上でクロマトグラフを行つそインドール−3−オン
ヒドロクロリドの製造のための純粋なN−t−Boe保
護中間体482ηを生成した。
Rf=0.57、m、p、  79〜89℃FAB質量
スペクトル: (M +H) 885この中間体(20
011P)を乾燥酢酸エチル20−に溶解し、塩化水素
ガスの連続流れで0℃、60分間処理した。溶媒および
過剰のHαガスを減圧下で除去し、残渣を溶離液として
クロロホルム−エタノール−アンモニア(90ニア:0
.5)を用いて分取用薄層クロマトグラフィ処理して精
製した。この方法で標記化合物121ηを純粋な形態r
rLP、  123℃(軟化)で得た。
FAB質量スペクトル:(M−Hα)784pmr (
メタノール−di ) : 1.0(6H,2d)。
1.3 (2H,t)、  1.6 (2H,m)、 
 1.82 (1H。
m)、  1.9 (2H,m)、  2.48 (1
H,dxd)。
3.10(1H,dxd)、  3.17(1H,dx
t)、  4.04(1H,t)、  4.28 (2
H,m)、  4.47 (2H,m)。
5.05(2H,m)、  5.55(1H,s)、 
 7.02(LH。
t)、  7.09(1H,t)、  7.16(1H
,t)、 7.34(5H,m)、  7.39 (1
H,d)、  7.55 (1H,t)。
7.65 (2H,m)、  7.67 (1H,d)
、  7.77 (1H。
t)、  7.81(1H,t)、  7.9(1H,
d)、  7.99(1H,d)。
実施例7 7β−〔(1−カルボキシメチル−2,3,9,9Aα
−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチル
プロピル)−3−オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A
)インドール−9−イル)メチル) −6,7,7A 
−8−テトラヒドロ−5H,13H−キナゾリン(3,
2−A )−1,4−ベンゾジアゼピン−5H,13−
シフβ−〔(ス入9,9Aα−テトラヒドロ−9α−ヒ
ドロキシ−2−(2−メチルプロピル)−3−オキソ−
1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−9−イル)
メチル〕キナゾリノ(λ2− A ) −1,4−ベン
ゾジアゼピン−5,13−(6H,7H)−ジオ:/ 
(1,01゜2ミリモル)を氷酢酸2o−に溶解し、グ
リオキシル酸(0,252t、  6ミリモル)および
ナトリウムシアノボロヒドリド(1,257t。
20ミリモル)を連続して窒素下室源でこの溶液に添加
した。2時間後(TLC監視)、水150dを添加する
ことによって終結させ、得られた白色沈殿を集め、水で
洗浄し、次にシリカゲル上フラッシュクロマトグラフヲ
行って〔クロロホルム−メタノール95:’5V/V 
(400d)、 クロロホルム−メタノ−7L 90 
: 10 V/V (225+d) 、り00 * ル
A−メタノール80 : 20 V/V (150m)
  オ!びクロロホルム−メタノール75 : 25 
V/V(675+d) )、分析用生成物194岬を生
成した。
R,= 0.3  クロロホルム−メタノール4:IV
/V 、  HPLCにより 99%純粋Pmr (3
60MHz 、  メタノール−d4):0.875 
(3H,d)、  0.925 (3H,d)、  1
.3 (1H,m)、  1.45 (1H,m)、 
 1.85 (1H,m)。
2.13 (1H,dxd)、  Z3 (1H,dx
d)、  3.37(2H,d)、3.6(1H,rn
)、  4.2(1H2t)−5,29(1H,d)、
  5.36(1H,d)、  6.85(LH。
t)、  7.0(1H,d)、  7.1(1H,t
)、  7.5(4H,m)、  7.55 (4H,
m)、  7.8 (1H,d)。
元素分析: C33H33N5 Q6・0.75CHα
、に対する計算値 N、 10.22:  C,59,16: H,4,9
7測定値:  N、 10.19; C,59,05;
 H,5,14実施例8 7β−〔(1−力ルボキシメチル−λ亀9,9Aα−テ
トラヒドロー9α−ヒドロキシ−2−(2−メチルプロ
ピル)−3−オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A )
インドール−9−イル)メチル’:] −6,7,7A
 −8−テトラヒドロ−5H,13H−キナゾリン(3
,2−A )−,1,4−ベンゾジアゼピン−5H,1
3−シアー((1−カルボキシメチル−419,9Aα
−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチル
プロピル)−3−オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A
 )−インドール−9−イル)メチル)−6,7,7A
、8−テトラヒドロ−5H,13H−キナゾリン(3,
2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−5H,13−ジ
オン溶媒和物(148Wli、  0.21ミリモル)
を乾燥メタノール511tに溶解し、0.IN水酸化ナ
トリウム溶液2.16−で処理した。減圧上溶媒を回転
蒸発させて、ナトリウム塩を生成し、最初に65℃で2
0時間、次に109℃で24時間乾燥した。
元素分析: c33H3!”5o6Na a、asu、
o 0.75CHα3に対する計算値 N、 9.12: C,52,77: H,5,18測
定値:  N、 8.82: C,52,62; H,
4,88実施例9 7β−〔(ス3.9.9 Aα−テトラヒドロ−9α−
(3−カルボキシ−1−オキソプロポキシ)−2−(2
−メチルプロピル)−3−オキソ−1H−イミダゾ(1
,2−A )インドール−9−イル)メチル〕キナゾリ
ノ(3,2−A ) −1,4−ベンゾジアゼピン−5
,13−7β−((λ3.9.9 Aα−テトラヒドロ
−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチルプロピル)−3
−オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−
9−イル)メチル)キナゾリン(3,2−A )ベンゾ
ジアゼピン−5,13(6H,7I()−ジオン(1,
Of、1.87ミリモル)および4−ジメチルアミノピ
リジン(228q、  1.87  ミリモル)を乾燥
塩化メチレン20−に懸濁させ、0℃で攪拌した。次に
反応混合液をペンジルクロロホーメ・−ト(1,511
g、  9.35ミリモル)で処理し、室温に15分間
にわたって暖めておいた。さらにベンジルクロロホルメ
ートg当量および塩基1当量を添加し、反応を室温で6
時間攪拌させておいた。塩化メチレン400dを添加し
、有機相を10%クエン酸溶液(2X50m)および食
塩水で洗浄した。乾燥(MjS04)  抽出液を回転
蒸発させて油(39)を得、シリカゲルクロマトグラフ
ィ(4チエタノール/クロロホルム)よって精製した。
R,=0.33.360MHzPmr 理論による、F
AB質量スペクトル: (M +H) 670次にこの
精製物質(実施例1のN −Cbz −誘導体) (1
,53f、  2.3ミリモル)を塩化メチレン15−
中コハク酸(718Tng、  3.45ミリモル)、
4−ジメチルアミノピリジン(421■、  3.45
ミリモル)およびジシクロへキシルカルボジイミド(塩
化メチレン中IM溶液3.45gg)のモノベンジルエ
ステルを用いて第三ヒドロキシル基においてさらにアシ
ル化した。−晩攪拌した後、反応混合液を塩化メチレン
(250d )で希釈、濾過して、p液を5チクエン酸
溶液2xsoy、50%重炭酸ナトリウム溶液(2X5
0d)および食塩水で洗浄した。溶媒を蒸発させて無定
形固体1.69P、m、p、79〜89℃(軟化および
ガス放出) 1.69fを得た°。
この生成物300ηを無水エタノール75−に溶解し、
10%炭素上パラジウム50ηで処理し、50 psi
 (3,5K9/d )で41/2  時間パル装置で
水素添加した。溶媒および触媒を除去して油170■を
得、分取用薄層クロマトグラフィ(クロロホルム/エタ
ノール90:10)よって精製して、標記化合物を灰白
色の固体として生成した。
IR(CDα39部分的) 1700. 1610゜1
605、 1480. 1380. 1250譚−1F
AB質量スペクトル: (M +H) 636Pmr 
(メタノール−ti、 )  : 0.85(3H,d
)。
0.90(3H,d)、  1.15(LH,m)、 
 1.51(LH。
m)、  1.67 (LH,m)、  2.47 (
1H,dxd )。
2.56(2H,bd)、  2.6(2H,bd)、
  3.6(LH。
dxd)、  4.1 (1H,m)、  4.4 (
1H,dxd)。
5.62 (LH,d)、  7.09 (1H,dx
t )、  7.26(1H,dxt)、  7.33
(2H,t)、  7.55(2H。
m)、  7.60 (1H,dxt)、  7.67
 (1H,m)。
7.72 (2H,m)、  7.83 (1H,m)
 、  8.20 (1H。
m)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中 X^1、X^2およびYは独立にH、Br、Cl、F、
    OH、O−C_1〜C_4−アルキルまたはC_1〜C
    _4−アルキルであり; Rは H、(CH_2)_nCOOH、▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ ヒドロキシアルキルまたは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、 (nは1〜4であり、mは0〜4でありお よびR^4はH、CH_2OH、CHOCH_3、CH
    _2フェニル−OH、CH_2−フェニル−OSO_3
    H、CH_2−フェニル−OPO_3H、CH_2CO
    OH、(CH_2)_2COOH、(CH_2)_nN
    H_2または ▲数式、化学式、表等があります▼である。)であり; R^1はRがHである場合、R^1はHではなくおよび
    RがHでない場合、R^1はHであるようなRであり; R^2はH、C_1〜C_4直鎖または分枝鎖アルキル
    ;CH_2R^5(R^5=ヒドロキシ−C_1〜C_
    4アルキルまたはCH_2SCH_3);またはCH_
    2−無置換またはモノ置換フェニル(置換基は、 OHまたはOSO_3Hである)であり; ■は可変結合である。〕 を有する溶性キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−
    5,13−ジオン誘導体またはこれらの化合物の薬学的
    に許容し得る塩。 2、Rが(CH_2)_nCOOH、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    ま たは▲数式、化学式、表等があります▼(n、mおよび
    R^4は特許請求の範囲第1項で記載した通りである)
    であ り;R^1、X^1、X^2でおよびYがHであり;R
    ^2がCH_2CH(CH_3)_2でありおよび可変
    結合が一重結合である特許請求の範囲第1項記載の化 合物またはその薬学的に使用し得る塩。 3、RがCH_2COOHまたは▲数式、化学式、表等
    があります▼であり、R^1、X^1、X^2およびY
    がHであり、R^2がCH_2CH(CH_3)_2で
    ありおよび可変結合が一重結合である特許請求の範囲第
    1項記載の化 合物またはその薬学的に使用し得る塩。 4、7β−〔(1−カルボキシメチル−2,3,9,9
    Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メ
    チルプロピル)−3−オ キソ−1H−イミダゾ−(1,2−A)−インドール−
    9−イル)メチル〕−6,7,7A−8−テトラヒドロ
    −5H,13H−キナ ゾリノ(3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−5
    H,13−ジオンナトリウム塩; ナトリウム9−(5,6,7,7A,8,13−ヘキサ
    ヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3,2−A)
    −1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,3,9
    ,9A−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−
    メチルプロ ピル)−γ,3−ジオキソ−1H−イミダ ゾ(1,2−A)インドール−1−ブタノエート; 7β−〔(1−カルボキシメチル−2、3、9、9Aα
    −テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ −2−(2−メチルプロピル)−3−オキ ソ−1H−イミダゾ−(1,2−A)インドール−9−
    イル)メチル〕−6,7,7A−8−テトラヒドロ−5
    H、13H−キナゾリ ノ−(3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−5H
    ,13−ジオン、1,2,9,9Aα−テトラヒドロ−
    9α−ヒドロキシ−1−〔 2−アミノ−5−((フェニルメトキシ) −カルボニル)アミノペンタノイル〕−2 −(2−メチルプロピル)−9−〔(5,6,7,13
    −テトラヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ−(3
    ,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)メ
    チル〕−3H− イミダゾ(1,2−A)インドール−3−オンヒドロク
    ロリド;9−(5,6,7,7A,8,13−ヘキサヒ
    ドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3,2−A)−
    1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,3,9,
    9A−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メ チルプロピル)−γ,3−ジオキソ−1H −イミダゾ(1,2−A)インドール−1−ブタン酸;
    1,2,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ
    −1−(2,6−ジアミノヘキサノイル)−2−(2−
    メチルプロピ ル)−9−〔(5,6,7,13−テトラヒドロ−5,
    13−ジオキソキナゾリノ(3,2−A)−1,4−ベ
    ンゾジアゼピン−7−イル)メチル〕−3H−イミダゾ
    (1,2−A)−インドール−3−オンジヒドロクロリ
    ド;ナ トリウム2,3,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−ヒ
    ドロキシ−2−(2−メチルプロピ ル)−γ,3−ジオキソ−9−(5,6,7,13−テ
    トラヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3,2−
    A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−1H−
    イミダゾ(1,2−A)インドール−1−ブタノエート
    ; 7β−〔(2,3,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−
    (3−カルボキシ−1−オキソプロ ポキシ)−2(2−メチルプロピル)−3 −オキソ−1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−
    9−イル)メチル〕キナゾリノ (3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−5,13
    −(6H,7H)−ジオン;および2,3,9,9Aα
    −テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチル
    プロピル)−γ,3−ジオキソ−9−(5,6,7,1
    3−テトラヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3
    ,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−
    1H−イミダゾ(1,2−A)インドール−1−ブタノ
    エート酸から選択され る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5、7β−〔(1−カルボキシメチル−2,3,9,9
    Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メ
    チルプロピル)−3−オ キソ−1H−イミダゾ−(1,2−A)−インドール−
    9−イル)メチル〕−6,7,7A−8−テトラヒドロ
    −5H,13H−キナ ゾリノ(3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピン−5
    H,13−ジオンナトリウム塩お よびナトリウム9−(5,6,7,7A,8,13−ヘ
    キサヒドロ−5,13−ジオキソキナゾリノ(3,2−
    A)−1,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,3
    ,9,9A−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(
    2−メチル プロピル)−γ,3−ジオキソ−1H−イ ミダゾ(1,2−A)インドール−1−ブタノエートか
    ら選択される特許請求の範囲第 1項記載の化合物。 6、式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中 X^1、X^2およびYは独立にH、Br、Cl、F、
    OH、O−C_1〜C_4−アルキルまたはC_1〜C
    _4−アルキルである。 Rは、 H、(CH_2)nCOOH、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ ヒドロキシアルキルまたは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (nは1〜4である、mは0〜4である およびR^4はH、CH_2OH、CHOHCH_3、
    CH_2−フェニル−OH、CH_2−フェニル− OSO_3H、CH_2−フェニル−OPO_3H、C
    H_2COOH、(CH_2)_2COOH、(CH_
    2)nNH_2または▲数式、化学式、表等があります
    ▼である。)であ り; R^1は、RがHである場合、R^1はHではなくおよ
    びRがHでない場合、R^1はHであるようなRであり
    ; R^2は、H、C_1−C_4直鎖または分枝鎖アルキ
    ル;CH_2R^5(R^5=ヒドロキシ−C_1〜C
    _4アルキルまたはCH_2SCH_3);またはCH
    _2無置換またはモノ置換フェニル(置換基 はOHまたはOSO_3Hである)であり;■は、可変
    結合である。〕 を有する溶性キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−
    5,13−ジオン誘導体の製造方法において、適当な非
    プロトン性溶媒中式 SV: ▲数式、化学式、表等があります▼¥SV¥ を有するアミノ化合物を適当な求電子試薬 でアシル化し、次にその得られたアシル化 アミノ化合物をプロトン性または非プロト ン性溶媒中で適当な還元剤で還元するかま たは式SVを有するアミノ化合物を酸性媒 質に溶解し次にカルボキシル基を有するア ルデヒドと還元剤を添加してこれらの成分 を反応させることを特徴とする方法。 7、溶性キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−5,
    13−ジオン誘導体を適当な溶媒に懸濁させて適当な塩
    形成剤と反応させる特 許請求の範囲第6項記載の方法。 8、適当な求電子剤が、無水コハク酸またはグリオキシ
    ル酸であり;適当な非プロトン 性溶媒がN,N−ジメチル−ホルムアミド、クロロホル
    ム、塩化メチレン、テトラヒド ロフラン、ジオキサン、トルエンまたはク ロロベンゼンであり;および適当なプロト ン性溶媒が水、メタノール、エタノール、 酢酸またはトリフルオロ酢酸であり;適当 な還元剤がナトリウムシアノボロヒドリド、リチウムボ
    ロヒドリド、ナトリウムボロヒ ドリドまたはカリウムボロヒドリドであり;適当な酸性
    媒質が酢酸またはトリフルオロ 酢酸であり;およびカルボキシル基を有す るアルデヒドがグリオキシル酸、マロン酸 アルデヒドまたはコハク酸アルデヒドであ る特許請求の範囲第6項記載の方法。 9、式SVを有するアミノ化合物を−30℃から溶媒の
    沸点までの温度で水分を排除し ながらアシル化し、得られたアシル化アミ ノ化合物を−40℃からプロトン性または 非プロトン性溶媒の沸点までの温度で5分 から10時間還元するかまたは式SVを有 するアミノ化合物を−10℃から酸性媒質 の沸点までの温度で酸性媒質に溶解し、カ ルボキシル基を有するアルデヒドと還元剤 を添加した後、反応が30分から10時間 にわたつて生じる特許請求の範囲第6項記 載の方法。 10、適当な溶媒が水、メタノール、エタノール、酢酸
    エチルまたはテトラヒドロフラン であり、適当な塩形成剤がRが(CH_2)nCOOH
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼の場合 水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸 化カリウム、炭酸カリウム、トリエチルア ミン、ジイソプロピルエチルアミンである またはRが▲数式、化学式、表等があります▼または▲
    数式、化学式、表等があります▼の場 合、塩酸、臭化水素酸、酢酸、トリフルオ ロ酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコ ール酸、ステアリン酸、乳酸、イセチオン 酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコ ルビン酸、パモイツクアシツド、マレイン 酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン
    酸、安息香酸、サリチル酸、ス ルファニル酸、2−アセトキシ安息香酸、 フマル酸、トルエンスルホン酸、メタンス ルホン酸、エタンジスルホン酸またはシユ ウ酸であるまたは、Rが▲数式、化学式、表等がありま
    す▼の時、塩酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸、イセ
    チオ ン酸、メタンスルホン酸またはエタンジス ルホン酸であつて、n、mおよびR^4が特許請求の範
    囲第7項で定義した通りである特 許請求の範囲第7項記載の方法。 11、特許請求の範囲第1項記載の1種以上の溶性キナ
    ゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−5,13−ジオン
    誘導体またはこれらの誘導体の薬学的に使用し得る塩の
    哺乳動物の コレシストキニン類機能の拮抗作用として 薬学的に有効な量および薬学的に許容し得 る担体を包含している組成物。 12、溶性キナゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−5
    ,13−ジオン誘導体が7β−〔(1−カルボキシメチ
    ル−2,3,9,9Aα−テトラヒドロ−9α−ヒドロ
    キシ−2−(2− メチルプロピル)−3−オキソ−1H−イ ミダゾ−(1,2−A)インドール−9−イル)メチル
    〕−6,7,7A−8−テトラヒドロ−5H、13H−
    キナゾリノ−(3,2−A)−1,4−ベンゾジアゼピ
    ン−5H, 13−ジオンナトリウム塩およびナトリウ ム9−(5,6,7,7A,8,13−ヘキサヒドロ−
    5,13−ジオキソ−キナゾリノ−(3,2−A)−1
    ,4−ベンゾジアゼピン−7−イル)−2,3,9,9
    A−テトラヒドロ−9α−ヒドロキシ−2−(2−メチ
    ルプロピル)−γ,3−ジオキソ−1H−イミダゾ−( 1,2−A)インドール−1−ブタノエートの1種また
    は両方を包含している特許請求 の範囲第11項記載の組成物。 13、一回または分割した服用量で投与される薬学的に
    有効な量が約1〜1500mgである特許請求の範囲第
    11項記載の組成物。 14、薬学的に有効な量が約10〜500mgである特
    許請求の範囲第13項記載の組成物。 15、哺乳動物がヒトである特許請求の範囲第11項の
    組成物。 16、特許請求の範囲第1項記載の1種以上の溶性キナ
    ゾリノ−1,4−ベンゾジアゼピン−5,13−ジオン
    誘導体またはその薬学的に許容し得る塩の薬学的に有効
    な量を該哺 乳動物に投与することを特徴とする哺乳動 物の胃腸、中枢神経または食欲調整系障害 を予防または治療する方法。 17、薬学的に使用し得る担体もまた投与される特許請
    求の範囲第16項記載の方法。 18、哺乳動物がヒトであり、一回または分割した服用
    量で投与される薬学的に有効な量 が約1〜1500mgである特許請求の範囲第16項ま
    たは特許請求の範囲第17項記載 の方法。
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