JPS61174897A

JPS61174897A - 立体テレビ

Info

Publication number: JPS61174897A
Application number: JP60014518A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Sakami; 裕幸酒見
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-01-30
Filing date: 1985-01-30
Publication date: 1986-08-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は立体テレビに関するものである。立体映像シス
テムは、映画フィルムでは既に実用化しており、特殊効
果を狙う映像に利用されているが、テレビによる立体映
像はまだ実現していない。

本発明は、テレビによる立体映像を実現しようとするも
のであり、現行のテレビ送受信システムを変更すること
なく、現行のテレビに立体映像椙畷を追加するもので、
現行のビデオシステムとも完全な互換性を有するシステ
ムである。

立体映像の原理はきわめて簡単であり、左右開眼で見た
視差を何らかの方法で記録し、それを再現することで立
体視が可能になる。つナリ、左眼で見た映像を左眼に、
右眼て見た映像を右眼に伝達すれば、立体像が知覚され
るのである。

本発明は、現行のテレビ映像システムで、飛び越し走査
方式が採用されていることに着目し、この方式を利用し
て立体映像を表示しようとするものである。つナリ、現
行のテレビ映像システムでは、１画面が１１！１２つの
フィールド１．２から構成され、この２つのフィールド
１．２は、５２５本の走査ｕ１．１５の半分を交互に受
持ち、飛び越し走査によフて初めて一つのフレームを構
成する方式である点に着目した。

現行のシステムでは、交互に並ぶａｔフィールド１と偶
数フィールド２の対によフて１つのフレームを横威し、
しかも互いに補完的走置をするインターレース方式であ
るから、現行のテレビシステムに於て既に分離されてい
る奇数フィールド１と８敗フィールド２をそのまま転用
し、一方を左眼用、他方を右眼用に割当てれば、立体映
像に必要な視差を得ることが可能になり、立体映像を表
現するのに必要な条件を満足させることができる本発明
は、この２つのフィールド１．２を、スクリーン前面に
設けたそれぞれの偏光膜１６により、各々異なりた偏光
映像に分離する。つまり、章に奇数フィールド１で走査
される螢光面には、縦縞の偏光膜４をストライプ状に設
け、一方、営にａｔフィールド２で走査される螢光面に
は、横縞の偏光膜３をストライプ状に設け、各々の偏光
膜ストライプで螢光面を完全に被う。この偏光膜１６を
通して、９敗フィールド１の映像は賞に纒罐光映備とし
て、癌跋フィールド２の映像は賞に横偏光映備として変
調され、二つの偏光映像が、同一画面上に同時に存存す
ることになる。この合成映像を、偏光グラス１４を通し
て左右の眼にそれぞれ個別に認謙させ、それによ７て立
体映像を表示するのが、本発明立体テレビシステムの方
式である。つまり、冑蚊フィールド１を左眼に、偶数フ
ィールド２を右眼に対応させれば、偏光グラス１４には
、左に■績の偏光フィルター５、右に横縞の偏光フィル
ター６を割当ればよく、これによフてｖｆ数フィールド
１の映像は賞に左眼に、偶数フィールド２の映像は営に
右眼に瀉するようになる。このシステムに於て、９１！
Ｉ８々のフィールド映像信号が、立体映像用に処理され
ていれば、ここに立体映像を視ることができるのである
。

本発明は、現行のビデオテープシステムやビデオディス
クシステムと併用し、立体映像信号は、主としてこのビ
デオテープやビデオディスクに１己録再生するものであ
るが、現行のビデオ方式は、ヘリカルスキャン方式であ
り、映像トラックはビデオテープ上に斜め方向に記録さ
れ、１本の映像トラックは１フイールドに対応し、６０
本の映像トラックで３０フレーム（１秒分）を構成する
。

したがフて、立体用のビデオ信号をビデオテープに記録
するには、人聞の眼の間隔に離した２つのビデオカメラ
から傳られる映像信号をそれぞれ交互にビデオトラック
に紀訝し、　＊蚊フィールドトラックには、左カメラか
らの映像信号を、ＳＶフィールドトラックには、右カメ
ラからの映像信号を各々記録すればよい。つまり現行の
ビデオカメラ２台を使い、立体用の信号処理回路を加え
て、立体用ビデオカメラにすることができる。この立体
ビデオカメラを用いて撮影したビデオテープは、物理特
性もフォーマットも現行の市販ビデオと全く変らず、ダ
ビングによる複製も同様に可能である。したがフて、医
学映像や科学映像など立体映像を必要とするビデオライ
ブラリーの編纂などに利用すれば便利である。

本発明は、モノクロ映像もカラー映像も同等に立体映像
化することが出来るだけでなく、テレビ放送局からの電
波による立体国債放映も可能であり、現行のシステムを
全く変更することなく、立体ビデオテープからの信号と
同様に、ｉｔフィールド１とＩｔフィールド２に立体映
像情報をのせて送信すれば、一般放送にも使用できる。

本発明に必要なテレビ受像１は、螢光面の前Ｉに偏光膜
１６を装着し、走置［１５に一致した偏光ストライプ膜
３．４を設置するだけでよく、立体ビデオや立体放送の
映像を見る時だけ、偏光グラス１４を使用する。螢光面
に装着する偏光膜１６は、棲めて薄く、透明！も扁いの
で、立体でない普通の映像を視るときは、偏光グラス１
４を外せば、従来通りそのｉｔ肉眼で見ることができ、
偏光膜１６の存存は、普通映像を視るのにおよそ影響を
与えることはない。この立体テレビ受像機の製造は、現
行のテレビ製造ラインに偏光１ｉｉ１６の挿入工程を追
加するだけで、全般的な工程に何等変更もなく、製造コ
ストも殆ど影響を受けないまた、本発明は、上記の立体
映像対応のテレビ受像機を使用せず、現在持りている普
通のテレビでも、立体映像を見ることができる。手持の
テレビでこの立体映像を見るためには、手持のテレビに
、走膏線ピッチに合゛せた簡８Ｎ光板を、スクリーン前
面に、偏光板のストライプと走査線１５を平行に一致さ
せて装着すればよい。この偏光板と蛍光体との距離は、
立体テレビ受像機のように完全密菅ではないので、１蘭
を見る人聞の目＝の位置に若干の制約があるが、簡単で
経済的であり、しかも、現行のビデオシステムを、その
ｉｔ立体用にも利用できるので便利である。つまり、現
行の手持テレビでも、簡ＳＮ光板と偏光グラス１４だけ
で、本発明による立体映像ビデオが即哩に利用できるの
である。

本発明の特徴をまとめれば次のようになる。

１、現行のテレビシステムと完全に互換性があり共存で
きる。

Ｚ　方式が簡単ですぐに導入できる。

３、　製造が簡単で安価である。

４、　　ｒＩ＃久性がある。

５、現行のビデオシステムを使える。

已　ソフトのダビングができる。

７、　今人敗が同時に見れる。

８、　手持の受像機を転用できる。

９、　電波による放映ができる。

１０、カラー立体画像を表示できる。

本発明の方式は、以上のように、水平走査線１５に偏光
１１＊１６を一致させ、慣ストライプ状に蛍光面に装着
するものであるが、一般放送との互換性を必要としない
、特殊用途としての白貝立体映償であれば、第４図に示
すような、更に簡単な方式とすることができる。つまり
、電子銃７から発射された２つの電子ビーム８．９を、
アパチャーグリル１０のシャドウマスクで、蛍光面１１
上に呵ストライプ伏に分離し、それぞれのストライプに
対して縦ストライブの偏光膜１１．１２を対応させ、左
眼用電子ビーム９で作られ、た映償ストライブに対して
は、げ縞偏光膜ｌストライプ１３を、右目Ｒ用電子ビー
ム８でつくられた映像ストライプに対しては横縞偏光膜
４ストライプ１２を対応させ、■偏光映像と攬偏光映像
を同一蛍光面に合成し、この合成画像を、偏光グラス１
４て見ることにより、ｔｆ！光映像は左眼に、ｆｉｌｌ
［光映像は右眼に知覚され、立体映像を見ることができ
る。つまり、左眼用映像信号を乗せた電子ビーム９で描
かれた像には縦縞偏光１１７ストライプ１３を重ね、右
眼用映像１′言号を乗せたビーム８で描かれた償には横
縞偏光Ｍａｌストライプ１２を重ねて、この画イ象を偏
光グラス１４で見ることにより、縦縞備光ｗ４１３の部
分はすべて左眼にのみ知覚され、横縞傭光膜１２の部分
はすべて右眼に知覚され、ここに立体映像を見ることが
できる。この方式は、アパチャ−グリル１０方式のため
、蛎、光、瞑１２．１３と電子ビーム８．９のずれが全
（おこらないので、調整が不要であり、放射線医学映像
などの、白黒で十分な立体映像用の方式として最適であ
る。

１　図面の簡単な説Ｂ月第１図は走置線図、第２固在は走査線に偏光膜を装着し
た蛍光面、第２固在は一実施例、第３（！ｌは偏光グラ
ス、第４図は白黒立体テレビの別方式概念図。

１・・・Ｗ数フィールド２・・・８ｗ！、フィールド３・・・横、慣偏光膜ストライプ４・・・艦道ｇ儒光膜ストライプ５・・・Ｉｉｉ！績儒光フィルター６・・・横１１（１光フイルター７・・・電子銃８・・・右服用電子ビーム９・・・左眼用電子ビーム１０・・・アパチャーグリル１１・・・モノクロ螢光面１２・・・４縞儒光ｌＩ！縦ストライプ１３・・・横縞
偏光膜４ストライプ１４・・・偏光グラス１５・・・走査線１６・・・偏光膜蓼）の１２■

Claims

【特許請求の範囲】

（１）奇数フィールド１と偶数フィールド２で画面を構
成する現行テレビシステムに於て、奇数フィールド１の走査線で走査される螢光面と、偶数フィールド２の走査線で走査される螢光面に、それぞれ互いに直交する偏光膜１６、例えば、奇数フィールド１には縦縞偏光膜４を、偶数フィールド２には横縞偏光膜３を重ね、それぞれのフィールドが描く光学的映像の偏光面が、互いに直交するよう変調し、この変調された二つの映像が並存しているテレビ画面を、互いに直交する偏光面を持つ偏光フィルター、例えば上記の場合、左に縦縞の偏光フィルター５、右に横縞の偏光フィルター６を持つ偏光グラス１４で視ることにより、合成映像の偏光面の差を利用して、左右の眼に選択的に分離して知覚させ、立体映像を視ることができるようにした立体テレビ。
（２）立体映像信号で制御された二つの電子ビーム８、
９を、アパチャーグリル１０で蛍光面１１上に分離し、それぞれの電子ビームが走査する各々の蛍光面１１に、互いに偏光面が直交する偏光膜、例えば電子ビーム８に対応して横縞偏光膜１２、電子ビーム９に対応して縦縞偏光膜１３を重ね、この偏光膜１２、１３で変調された二つの映像が並存するテレビ画面を、互いに直交する偏光面を持つ偏光フィルター、つまり上記の場合、左に縦縞の偏光フィルター５、右に横縞の偏光フィルター６を持つ偏光グラス１４で、選択的に視ることにより、立体映像を知覚できるようにした立体テレビ。
（３）現行の手持のテレビの水平走査線ピッチと同等の
ピッチで、互いに偏光面が直交する偏光膜、例えば奇数フィールド１の走査線に該当する蛍光面には縦縞偏光膜を、偶数フィールド２の走査線が走る蛍光面には横偏光膜を重ね、それぞれのフィールドの光学的映像を、偏光面が互いに直交するよう変調し、この変調されたテレビ映像を、直交する偏光膜を持つ偏光フィルター、つまり左に縦縞の偏光フィルター５、右に横縞の偏光フィルター６を持つ偏光グラス１４で、選択的に視ることにより、立体映像を知覚できるようにした簡易偏光板。
（４）既存のビデオテープレコーダおよびビデオディス
クに於て、奇数フィールドトラックと偶数フィールドトラックに、左視映像信号と右視映像信号を個別に記録することにより、本発明立体テレビで立体視できる映像信号を記録したビデオテープおよびビデオディスク。