JPS6117420Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117420Y2 JPS6117420Y2 JP17079279U JP17079279U JPS6117420Y2 JP S6117420 Y2 JPS6117420 Y2 JP S6117420Y2 JP 17079279 U JP17079279 U JP 17079279U JP 17079279 U JP17079279 U JP 17079279U JP S6117420 Y2 JPS6117420 Y2 JP S6117420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- plate
- fixed
- ceramics
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は携帯時計などの時計の文字板に関し、
特に貴石、セラミツクス、貴金属などを用いた装
飾時計文字板に関するものである。
特に貴石、セラミツクス、貴金属などを用いた装
飾時計文字板に関するものである。
本考案の目的は装飾時計文字板において種々の
デザインバリエーシヨンを得た上、独特なデザイ
ン効果をもたらすことにある。
デザインバリエーシヨンを得た上、独特なデザイ
ン効果をもたらすことにある。
従来、携帯時計文字板に貴石、セラミツクスな
どの装飾板を用いた実施例はあるが、平板状部材
を露出して用いているため立体感に乏しく量感が
ないこと、黒色と金色、紺色と銀色などといつた
配色のバリエーシヨンが難しいこと、貴石、セラ
ミツクスなどの装飾物の表面光沢、仕上の単一性
などから外観、デザイン面で変化に乏しい欠点が
あつた。
どの装飾板を用いた実施例はあるが、平板状部材
を露出して用いているため立体感に乏しく量感が
ないこと、黒色と金色、紺色と銀色などといつた
配色のバリエーシヨンが難しいこと、貴石、セラ
ミツクスなどの装飾物の表面光沢、仕上の単一性
などから外観、デザイン面で変化に乏しい欠点が
あつた。
本考案は上記の従来の欠点を除去するものであ
り、貴石、セラミツクス、高級和紙などの装飾物
質から成り、中央部に穴を有する第一の装飾板の
上部に、中央部穴周辺に唐草模様、幾何学的模様
などの装飾的模様を打抜き形成すると共に外周端
部の複数箇所に固定爪部又は固定爪部および弾性
係合部を形成した貴金属などの金属の薄板からな
る第二の装飾薄板とを組合わせ、固定爪をデザイ
ン第一の装飾板の外周端部を包み込むように折り
曲げ固定したことにより従来になかつた独特な外
観、デザイン効果が得られたものである。
り、貴石、セラミツクス、高級和紙などの装飾物
質から成り、中央部に穴を有する第一の装飾板の
上部に、中央部穴周辺に唐草模様、幾何学的模様
などの装飾的模様を打抜き形成すると共に外周端
部の複数箇所に固定爪部又は固定爪部および弾性
係合部を形成した貴金属などの金属の薄板からな
る第二の装飾薄板とを組合わせ、固定爪をデザイ
ン第一の装飾板の外周端部を包み込むように折り
曲げ固定したことにより従来になかつた独特な外
観、デザイン効果が得られたものである。
本考案を図面により詳細に説明すると、第1図
および第2図において、1は貴石、セラミツク
ス、ガラス、高級木材、高級和紙などの装飾物質
から成る第一の装飾板で中央部にアナログ時計の
針を装着する時計機械体の筒ナカ、筒車が通る穴
1aが構成されている。2は金、銀などの金属薄
板からなる第二の装飾薄板であり、前記第一の装
飾板1と同様中央部には穴2aが構成されてお
り、その周辺には唐草模様、幾何学的模様などの
装飾的模様2bが打抜き加工などにより形成され
ており、文字板見切の内側部には前記装飾的模様
とは異つた形状の略字に相当する形状の打抜き2
dが施こされている。2cは4ケ所程度部分的に
内側に折曲げ成形した固定爪部であり、第一の装
飾板1を機械的に保持しているものである。ま
た、3は時計機械体への文字板固定のための従来
同様の2カ所の足であり、2cの固定爪部にロー
付、カシメ、熔接などにより固着されている。こ
の構成において第一の装飾板と第二の装飾薄板と
の組合せを黒オニキス、ラピスラズリ、マラカイ
ト、トルコ石、メノウ、トラメ石などの種々の
色、模様の貴石もしくはセラミツクスとイエロー
ゴールド、ホワイイトゴールドもしくは銀などの
貴金属材の種々の表面仕上の薄板金属とを固定爪
部で包も込むように固定することにより、立体的
かつ変化のある独特な外観が得られ、従来にない
量感ある装飾的なデザイン効果が得られたもので
ある。第一の装飾板については円板状の単一の装
飾板でなく、半円状の2枚の異つた種類の装飾板
を組合せるか、3枚以上の扇形状の装飾板の組合
せにするとさらに独特な外観が得られるものであ
る。第一の装飾板を多数の組合せにする場合はそ
の数に応じて固定爪2cの数を増やし、またその
境界の部分は第二の装飾薄板2の装飾的模様など
の打抜き部のない所にするのが外観的に境界隙間
が見えなくて好ましい。
および第2図において、1は貴石、セラミツク
ス、ガラス、高級木材、高級和紙などの装飾物質
から成る第一の装飾板で中央部にアナログ時計の
針を装着する時計機械体の筒ナカ、筒車が通る穴
1aが構成されている。2は金、銀などの金属薄
板からなる第二の装飾薄板であり、前記第一の装
飾板1と同様中央部には穴2aが構成されてお
り、その周辺には唐草模様、幾何学的模様などの
装飾的模様2bが打抜き加工などにより形成され
ており、文字板見切の内側部には前記装飾的模様
とは異つた形状の略字に相当する形状の打抜き2
dが施こされている。2cは4ケ所程度部分的に
内側に折曲げ成形した固定爪部であり、第一の装
飾板1を機械的に保持しているものである。ま
た、3は時計機械体への文字板固定のための従来
同様の2カ所の足であり、2cの固定爪部にロー
付、カシメ、熔接などにより固着されている。こ
の構成において第一の装飾板と第二の装飾薄板と
の組合せを黒オニキス、ラピスラズリ、マラカイ
ト、トルコ石、メノウ、トラメ石などの種々の
色、模様の貴石もしくはセラミツクスとイエロー
ゴールド、ホワイイトゴールドもしくは銀などの
貴金属材の種々の表面仕上の薄板金属とを固定爪
部で包も込むように固定することにより、立体的
かつ変化のある独特な外観が得られ、従来にない
量感ある装飾的なデザイン効果が得られたもので
ある。第一の装飾板については円板状の単一の装
飾板でなく、半円状の2枚の異つた種類の装飾板
を組合せるか、3枚以上の扇形状の装飾板の組合
せにするとさらに独特な外観が得られるものであ
る。第一の装飾板を多数の組合せにする場合はそ
の数に応じて固定爪2cの数を増やし、またその
境界の部分は第二の装飾薄板2の装飾的模様など
の打抜き部のない所にするのが外観的に境界隙間
が見えなくて好ましい。
また、第3図、第4図は第一の装飾板を落下衝
撃などの過大衝撃から保護し、貴石、セラミツク
スなどの脆性材料から成る装飾板の耐衝撃性を向
上させ、薄い板材でも衝撃強度を確保できたもの
で、また外観的にも略字を浮出し形状にするなど
さらに立体感、量感を出したものである。11お
よび21が貴石、セラミツクス、ガラス、陶磁器
などの脆性材料から成る第一の装飾板であり、1
2および22がバネ性のある金属薄板から成る第
二の装飾薄板で、12b,22bの装飾的模様打
抜き部のほかに12c,22cの固定爪部、12
d,22dの浮出し略字部、12e,22eの文
字板足の代わりに時計機械体15もしくは25に
弾性的に着脱できる3カ所以上の弾性係合部が構
成されている。この場合弾性係合部は固定爪部よ
りなるべく離れた位置に構成される。14はコ字
形断面形状の合成ゴムなどの軟質材料から成る緩
衝部材で、第一の装飾板を外周部で包み込み保持
しており、外周部以外は他部品と接触しない様浮
遊させて構成している。また、24はL字形断面
形状の合成ゴムなどの軟質材料から成る緩衝部材
である。第3図および第4図の実施例においては
耐衝撃性が一段と向上し、また種々の量感あるデ
ザイン外観を得ることができた。
撃などの過大衝撃から保護し、貴石、セラミツク
スなどの脆性材料から成る装飾板の耐衝撃性を向
上させ、薄い板材でも衝撃強度を確保できたもの
で、また外観的にも略字を浮出し形状にするなど
さらに立体感、量感を出したものである。11お
よび21が貴石、セラミツクス、ガラス、陶磁器
などの脆性材料から成る第一の装飾板であり、1
2および22がバネ性のある金属薄板から成る第
二の装飾薄板で、12b,22bの装飾的模様打
抜き部のほかに12c,22cの固定爪部、12
d,22dの浮出し略字部、12e,22eの文
字板足の代わりに時計機械体15もしくは25に
弾性的に着脱できる3カ所以上の弾性係合部が構
成されている。この場合弾性係合部は固定爪部よ
りなるべく離れた位置に構成される。14はコ字
形断面形状の合成ゴムなどの軟質材料から成る緩
衝部材で、第一の装飾板を外周部で包み込み保持
しており、外周部以外は他部品と接触しない様浮
遊させて構成している。また、24はL字形断面
形状の合成ゴムなどの軟質材料から成る緩衝部材
である。第3図および第4図の実施例においては
耐衝撃性が一段と向上し、また種々の量感あるデ
ザイン外観を得ることができた。
上記の構成において、装飾文字板の平面形状は
円形形状で説明したが角形、楕円形、三味形など
の非円形形状でも差支えない。また金属薄板の第
二の装飾薄板は折曲げ固定でなく、打抜かれた平
板状のままで貴石、セラミツクスなどの第一の装
飾板の上に接着などにより固着しても差支えな
い。また針を装着する中心穴部のほかに日付、曜
日を表示する場合の表示窓を第一の装飾板および
第二の装飾薄板に構成してもよい。この装飾文字
板は時計以外の計器類の文字板としても適用する
ことができる。
円形形状で説明したが角形、楕円形、三味形など
の非円形形状でも差支えない。また金属薄板の第
二の装飾薄板は折曲げ固定でなく、打抜かれた平
板状のままで貴石、セラミツクスなどの第一の装
飾板の上に接着などにより固着しても差支えな
い。また針を装着する中心穴部のほかに日付、曜
日を表示する場合の表示窓を第一の装飾板および
第二の装飾薄板に構成してもよい。この装飾文字
板は時計以外の計器類の文字板としても適用する
ことができる。
本考案は以上説明した様に貴石、セラミツク
ス、ガラス、陶磁器などの装飾板と装飾模様打抜
きの金属薄板の装飾板とを固定爪部で包み込み固
定し、固定爪部に固着した足もしくは金属薄板に
形成した弾性係合部で機械体に係止するようにし
たことにより、従来の貴石、セラミツクス文字板
では実現できなかつた数多くのデザインバリエー
シヨンが可能な独特な量感のある装飾文字板が得
られたもので、かつ時計機械体への固定も装飾薄
板を兼用することができるし、足取付時の文字板
表面の変形をなくすことができるなど実用効果が
大きい装飾時計文字板である。
ス、ガラス、陶磁器などの装飾板と装飾模様打抜
きの金属薄板の装飾板とを固定爪部で包み込み固
定し、固定爪部に固着した足もしくは金属薄板に
形成した弾性係合部で機械体に係止するようにし
たことにより、従来の貴石、セラミツクス文字板
では実現できなかつた数多くのデザインバリエー
シヨンが可能な独特な量感のある装飾文字板が得
られたもので、かつ時計機械体への固定も装飾薄
板を兼用することができるし、足取付時の文字板
表面の変形をなくすことができるなど実用効果が
大きい装飾時計文字板である。
第1図は本考案の文字板の一実施例を示す縦断
面図、第2図は本考案の一実施例を示す平面図、
また第3図、第4図は本考案の他の実施例を示す
部分縦断面図である。 1,11,21……第一の装飾板、2,12,
22……第二の装飾薄板、2c,12c,22c
……固定爪部、12e,22e……弾性係合部、
3……足。
面図、第2図は本考案の一実施例を示す平面図、
また第3図、第4図は本考案の他の実施例を示す
部分縦断面図である。 1,11,21……第一の装飾板、2,12,
22……第二の装飾薄板、2c,12c,22c
……固定爪部、12e,22e……弾性係合部、
3……足。
Claims (1)
- 中央部に穴を有し貴石、セラミツクなどからな
る板状の第1の装飾板と、該第一の装飾板と組合
わせる中央部の穴周辺に唐草模様、幾何学的模様
などを、外周部に略字などを打抜き形成すると共
に外周端部の複数箇所に固定爪部又は固定爪部お
よび弾性係合部を形成した金属薄板からなる第2
の装飾薄板とで構成し、前記第一の装飾板の外周
端部を直接又は緩衝部材を介して包み込むように
折り曲げ固定するように形成した前記固定爪に固
着した足もしくは前記弾性係合部で機械体に係止
するようにしたことを特徴とする装飾時計文字
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17079279U JPS6117420Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17079279U JPS6117420Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5688161U JPS5688161U (ja) | 1981-07-14 |
JPS6117420Y2 true JPS6117420Y2 (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=29681623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17079279U Expired JPS6117420Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117420Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP17079279U patent/JPS6117420Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5688161U (ja) | 1981-07-14 |
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