JPS6117388Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6117388Y2
JPS6117388Y2 JP8413278U JP8413278U JPS6117388Y2 JP S6117388 Y2 JPS6117388 Y2 JP S6117388Y2 JP 8413278 U JP8413278 U JP 8413278U JP 8413278 U JP8413278 U JP 8413278U JP S6117388 Y2 JPS6117388 Y2 JP S6117388Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
lubricating oil
tank
amount
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8413278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS553713U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8413278U priority Critical patent/JPS6117388Y2/ja
Publication of JPS553713U publication Critical patent/JPS553713U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6117388Y2 publication Critical patent/JPS6117388Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、潤滑油消費量測定装置における油量
制御装置に関する。
内燃機関等の潤滑油消費量を測定する強制循環
式瞬時潤滑油消費量測定装置は、内燃機関等の油
溜と計量タンクの間で潤滑油を強制的に循環させ
て油溜内の油量を常に一定に保ち、計量タンク内
の油量の減少量から潤滑油消費量を測定するもの
である。計量タンクは、潤滑油温安定による測定
値の安定に要する時間の短縮や計量センサーの精
度を高めるためにできるだけ容量が小さい事が望
ましいが、連続して測定できる時間が減少する欠
点を伴う。また適当な容量の計量タンクを設けた
場合にも潤滑油が不足すれば補給する必要があ
り、計量タンクが満油の場合に油溜油量が規定量
を越えて戻り量が多くなつた場合には、計量タン
クから潤滑油を抜き取る必要が生じ、そのために
特別のポンプを設けたりして装置全体として設備
費が嵩んだり複雑になる欠点があつた。
例えば特公昭44−27923号公報には内燃機関の
燃料消費量測定装置として主タンクとは別に計量
タンクを設け、計量タンク内に燃料レベルと主タ
ンクレベルとほぼ同一に保つ技術が開示されてい
る。しかしながら潤滑油の消費量は燃料の消費量
に比して極めて少なく、測定時に前記技術の如
く、燃料供給ポンプを用いるのは不適当であり、
潤滑油に関してはかかる技術を用いて油溜りの液
面を一定に保つことができない。
したがつて本考案の目的は、計量タンクから潤
滑油を抜き取りまた補給する場合に格別なポンプ
装置等を必要とせず、簡単な手段で油溜りの液面
を一定に保つことができる潤滑油消費量測定装置
の油量制御装置を提供するにある。
本考案によれば、計量タンクと潤滑油消費機器
の油溜りとの間に潤滑油を強制循環せしめる送油
ポンプおよび吸戻ポンプを備えた潤滑油消費量測
定装置において、補助タンクが計量タンクより上
方の位置に設けられ、送油ポンプ又は吸戻ポンプ
の吐出側に前記補助タンクに連通する分岐管が切
換弁を介して接続され、補助タンクから計量タン
クへ潤滑油を重力により供給する補給管に開閉弁
を設けてある。
したがつて、内燃機関等の潤滑油消費機器の運
転に際し、潤滑油が消費されるとその量は計量タ
ンク内の潤滑油の減少として測定されるが、戻り
量が多くなつた場合は、切換弁により補助タンク
に流入させ、したがつて計量タンク内には適正な
油量が貯溜される。また計量タンク内の油量が不
足した場合は開閉弁を開いて上方に設置した補助
タンクから重力によつて油を補強するので、ポン
プ等の供給手段を必要としない。
それ故に吸戻ポンプが潤滑油の強制循環と補助
タンクへの一時貯溜を兼ねることができ、装置全
体が簡単化し、その操作も切換弁の切換作業のみ
でよいから、測定作業も容易である。しかも油溜
の液面は例えば吸戻管の吸戻位置や吸戻ポンプの
作動によつて一定に保つことができる。
以下本考案の実施例を図面とともに説明する。
第1図において1は内燃機関等の潤滑油を消費す
る機器で、油溜2を有する。3は潤滑油を秤13
等により測定する計量タンクで、この計量タンク
3と油溜2との間には、送油ポンプ4、補給管1
2吸戻ポンプ5および吸戻管11が設けられ、計
量タンク3から油溜2に所定量の潤滑油が強制循
環せしめられ、油溜2の油量は常に一定に保たれ
る。吸戻ポンプ5の吐出管14と補助タンク8に
連通する分岐管9との間には、これらの管14,
9に選択的に潤滑油を流す切換弁6が設けられて
いる。補助タンク8内の潤滑油を重力により計量
タンク3に供給する補給管10には開閉弁7が設
けられている。
本考案の一実施例は上記のように構成されてお
り、計量タンク3内の潤滑油は送油ポンプ4によ
り送油管12を介して油溜2に送られ、油溜2内
の潤滑油は吸戻ポンプ5により吸戻管11、吐出
管14を介して計量タンク3へ戻され、斯くして
潤滑油は強制循環され油溜2内には常に一定量の
潤滑油が貯溜される。内燃機関等の潤滑油消費機
器を運転し、潤滑油が消費されると、その量は計
量タンク内の潤滑油の減少として測定される。頭
初の潤滑油の供給量が多過ぎて油溜油量が規定量
を越えて戻り量が多くなつた場合は、切換弁6の
出口を分岐管9側に切換えると、吸戻ポンプ5か
らの吐出油は管9を通つて補助タンク8へ貯溜さ
れ、計量タンク3内には適当な油量が貯溜され
る。また計量タンク3内の油量が不足した場合
は、開閉弁7が開かれ、補助タンク8内の油が重
力により計量タンクに補給される。
以上述べたように、本考案は潤滑油消費量測定
装置の構成要素である吸戻ポンプを潤滑油の強制
循環および補助タンクへの一時貯溜に兼用するの
で、装置全体の製作が低廉且つ容易に行なうこと
ができ、その操作も切換弁を切換えるだけでよい
ので、潤滑油消費量の測定を簡便に行なうことが
できる。
本考案の他の実施例が、第2図に示されてお
り、第2図において第1図の構成要素に対応する
ものには、同一符号が付されている。そして第2
図においては、送油ポンプ4の吐出側にある送油
管12に、切換弁6を介して分岐管9が接続さ
れ、分岐管9からの油が補助タンク8に連通して
いる。従つて油溜2の油が規定量を越えると、吸
戻ポンプ5により計量タンク3に吸戻される潤滑
油が多くなり、この場合切換弁6を切換えること
により、計量タンク3の潤滑油は送油ポンプ4に
より分岐管9を介して補助タンク8に送られ貯溜
され、前記実施例とほぼ同様の作用効果を奏する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による潤滑油消費量測定装置の
油量制御装置の一実施例を示す図、第2図は本考
案の他の実施例を示す図である。 1……潤滑油消費機器、2……油溜、3……計
量タンク、4……送油ポンプ、5……吸戻ポン
プ、6……切換弁、8……補助タンク、9……分
岐管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計量タンクと潤滑油消費機器の油溜りとの間に
    潤滑油を強制循環せしめる送油ポンプおよび吸戻
    ポンプを備えた潤滑油消費量測定装置において、
    補助タンクが計量タンクより上方の位置に設けら
    れ、送油ポンプ又は吸戻ポンプの吐出側に前記補
    助タンクに連通する分岐管が切換弁を介して接続
    され、補助タンクから計量タンクへ潤滑油を重力
    により供給する補給管に開閉弁を設けたことを特
    徴とする潤滑油消費量測定装置の油量制御装置。
JP8413278U 1978-06-21 1978-06-21 Expired JPS6117388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8413278U JPS6117388Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8413278U JPS6117388Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS553713U JPS553713U (ja) 1980-01-11
JPS6117388Y2 true JPS6117388Y2 (ja) 1986-05-28

Family

ID=29006546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8413278U Expired JPS6117388Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6117388Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010535983A (ja) * 2007-08-14 2010-11-25 ホーホシューレ・ダルムシュタット・ユニバーシティー・オブ・アプライド・サイエンシズ オイル潤滑される機械のオイル消費量検出装置及びその方法
KR20150143096A (ko) * 2014-06-13 2015-12-23 현대중공업 주식회사 감속기어 및 추진모터 베어링에 대한 윤활유공급장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010535983A (ja) * 2007-08-14 2010-11-25 ホーホシューレ・ダルムシュタット・ユニバーシティー・オブ・アプライド・サイエンシズ オイル潤滑される機械のオイル消費量検出装置及びその方法
KR20150143096A (ko) * 2014-06-13 2015-12-23 현대중공업 주식회사 감속기어 및 추진모터 베어링에 대한 윤활유공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS553713U (ja) 1980-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1000238B1 (en) Fuel vapour extraction system
JP6360556B2 (ja) 内燃機関の動的燃料消費量を連続的に測定するための装置ならびに方法
US5701862A (en) Method and apparatus for replenishing the lubricating oil of an internal combustion engine
JPS6117388Y2 (ja)
CN104848906A (zh) 液体消耗量的测量结构、测量方法、及实时测量方法
EP0043283A2 (en) Monitoring fuel consumption of internal combustion engines
US4552015A (en) Fuel consumption measuring system
JPS6117387Y2 (ja)
WO2016033866A1 (zh) 一种汽车发动机油底壳补油装置
JPH0543046B2 (ja)
WO1991017355A1 (en) Fuel system for an internal combustion engine
JPH0315817Y2 (ja)
JPS59150915A (ja) 自動給油装置
JPS6117389Y2 (ja)
JPH0315816Y2 (ja)
JPH02308916A (ja) エンジンオイルの自動補給装置
JPH04104117U (ja) 内燃機関の潤滑油給油装置
JPH0557625U (ja) 燃料消費量測定装置
JPS6213494B2 (ja)
JPS5979815A (ja) エンジンオイル消費量測定装置
JPS61160509A (ja) 2サイクル内燃機関用燃料タンクへの潤滑油混入装置
JPH0351639Y2 (ja)
JPS609062Y2 (ja) 自動車等のフユエルタンク
JP2833330B2 (ja) エンジンの潤滑油面の管理システム
JPS593128Y2 (ja) エンジンのオイル補給装置