JPS6117381Y2 - - Google Patents

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JPS6117381Y2
JPS6117381Y2 JP16054978U JP16054978U JPS6117381Y2 JP S6117381 Y2 JPS6117381 Y2 JP S6117381Y2 JP 16054978 U JP16054978 U JP 16054978U JP 16054978 U JP16054978 U JP 16054978U JP S6117381 Y2 JPS6117381 Y2 JP S6117381Y2
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powder
conveyor
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weighing device
automatic
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JP16054978U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉末の自動秤量装置に関するもので、
粉末が人体に付着、近接することを危険とされて
いる物質、たとえばプルトニウム酸化物等を計量
するのに適したものである。
粉末を所定の容器に収納し(一般に切出しとい
われる)、計量する設備としては、原料ホツパ
ー、排出供給器、および秤から成るのが普通であ
る。そしてそれぞれに数種類の公知の機構のうち
の最適なものが組み合わされて使用されるもので
ある。また、機械的に計量動作を行なう場合に
は、容器を秤上に着脱する操作および計量目標設
定、原点復帰の操作を、その都度手作業で行なう
のが通常である。
粉末を扱かう操業上の通例としては、架橋、閉
塞、噴出、付着、飛散の諸現象を必然的に伴なう
ので、たとえ設備が自動化されていても作業者は
掃除、分解、手入れ等の間接手作業のため相当な
労力を要することになる。
本考案は取扱う粉末が人体に付着、近接するこ
とを危険とされている物質、たとえばプルトニウ
ム酸化物等を計量するため、設備の主体を人間と
隔離された密室(グローブボツクス)内に置き、
室外に置いた操作部より容易に遠隔操作できると
ともに、分解掃除等の間接手作業をも殆んど不要
にすることを目的としたものである。
本考案は以上述べた機能のほか、次のような要
求を満足するためになされたものである。即ち、 高精度で切出しを行なえ、数値の表示が明確
であること。
切出し目標値は、その都度任意に設定できる
こと。
同一の容器に1ロツト2種類以上の粉末が順
次計量切出しできること。
本考案はこれらの要求を満足させたものであ
る。本考案の一実施例を図について説明すると、
第1図および第2図において1はグローブボツク
スであつて、透明な材質から成る壁1aと屋根1
b、および不錆鋼床1cと図示しない形鋼の骨組
によつて密室を形成しているものである。
このグローブボツクス1の側壁には作業者が手
を挿入するための孔1dが複数個穿設されてい
る。そしてこの孔1dの内側には、可撓材の袋が
取り付けられている(図示せず)。グローブボツ
クス1の内部には、グローブボツクス1の長手方
向(図における左右方向)に移動するコンベア2
が設けられている。このコンベア2は、第2図お
よび第3図に示すように、所定間隔離して2列に
ローラー2aが設けられているものである。
コンベア2は、主フレーム3の上面に取り付け
られているものである。この主フレーム3は、接
続板4によつて接続されており、必要によつて分
割できるようになつている。コンベア2の間の部
分には、コンベア2の長手方向に、複数個の秤量
ユニツト5が所定間隔をおいて設けられている。
この秤量ユニツト5は、前述した諸条件を満足す
るために、ロードセル(電子式ストレーンゲー
ジ)により構成されている。このように秤量ユニ
ツト5をロードセルとしたのは、コンベア2がロ
ーラーコンベアであることにより実現されること
になる。
秤量ユニツト5に臨んだコンベア2の側部に
は、複数個のフイーダーユニツト6が取り付けら
れている。このフイーダーユニツト6は、第3図
に示すように、秤量ユニツト5に対向した位置の
上部にホツパー7を取り付け、側部に排出口8を
有するものである。そしてこのホツパー7の側部
にはバイブレーター9が取り付けられており、ホ
ツパー7に入れられた粉末に振動を与えて下方に
移動しやすくしてある。バイブレーター9は振動
強度を任意に設定できるようになつている。
ホツパー7は、防振ゴム10を介してフイーダ
ーフレーム11の上端に載置されている。またホ
ツパー7の下部は、蛇腹式のキヤンパス12を介
して密閉トラフ型の振動フイーダー13の基端に
接続されている。振動フイーダー13は、振動の
強度を任意に2段階に設定し、自動的に強弱2段
に切換えができるものであり、その先端には前述
の排出口8が設けられており、またその外周部に
は防塵用のジヤケツトフード14が取り付けられ
ている。このジヤケツトフード14にはノズル1
5が設けられており、このノズル15はホース1
6により、後述の防塵用ユニツト17に接続され
ている。防塵用ユニツト17は、グローブボツク
ス1内に飛散する粉末を吸収するものである。
第1図に示すように、グローブボツクス1の内
部には、防塵用ユニツト17が設けられている。
この防塵用ユニツト17は、第4図に示すような
構造になつている。即ち、基台18にフイルタ1
9とブロワ20が取り付けられており、このフイ
ルタ19とブロワ20とが、途中に弁21,22
を介して直列に接続されているものである。
フイルタ19は焼結多孔質金属製濾過筒19a
の内部にフイルタ素子23が取り付けられている
ものであつて、ホース16から入つた空気はフイ
ルタ19により浄化されてブロワ20側に向かう
ようにしてある。ブロワ20の出口側は、グロー
ブボツクス1内部の排気口(図示せず)に接続さ
れている。
コンベア2は、前述のように2列の形成されて
おり、その間の部分には案内レール24が設けら
れている(第3図、第5図、第6図、第7図参
照)。案内レール24の外周部には、下部にねじ
孔25aを刻設したアタツチメント25が位置し
ている。このアタツチメント25は、上部が案内
レール24の上方に突出しており、この部分で後
述の計量容器30を押圧するものである。
アタツチメント25には、軸受26で両端を支
持されたねじ棒27が螺合している。このねじ棒
27の一端は、減速機を内蔵した電動機28の出
力軸に結合している。これによつて電動機28が
作動したとき、ねじ棒27が回転し、このねじ棒
27に螺合したアタツチメント25が左方または
右方に移動することになる。
コンベア2の側部には、磁気検知式の近接スイ
ツチ29が設けられている(第5図、第6図参
照)。この近接スイツチ29は次に述べる計量容
器30を各定点に停止させるためのものである。
近接スイツチ29は、グローブボツクス1に隣接
して設けられた操作盤31の内部回路に接続さ
れ、必要に応じて電動機28の作動、停止、およ
び回転方向等を制御することになる。32は操作
盤31の表示設定部である。
第8図および第9図は計量容器を示している。
計量容器30は、前述した本考案に対する諸条
件、およびグローブボツクス1内を搬送する設備
条件に合わせて、段付円筒状からなる本体33
と、その内部に位置する内筒34と、これらの上
部に位置し、これらの上部を閉塞する蓋体35と
からなつている。なお、蓋体35の中央部には孔
36が穿設されており、この孔36はピン37で
枢着された小蓋38によつて閉塞されるようにな
つている。小蓋38はグローブボツクス1の内部
で開かれるものである。
次に、このように構成されたこの自動秤量装置
の作動を説明する。手順は次のとおりである。
粉末をそれぞれのホツパー7に投入する。こ
の作業は、グローブボツクス1の側壁に設けら
れた孔1dから手を入れ、孔1dの内側に取り
付けられた袋越しに行なわれる。
計量容器30を主フレーム3のA点上に降
し、小蓋38を開ける。
原料粉末の種類ごとに計量の目標値を操作盤
31前面の表示設定部32にデイジタル目盛で
インプツトする。
各バイブレーター9と各振動フイーダー13
の大小振動強度をあらかじめ操作盤31のレン
ジで設定しておく。
操作盤31の押釦を操作すると防塵用ユニツ
ト17のブロワ20が作動して、振動フイーダ
ー13の先端のノズル15より空気の吸引が開
始され、以下の一連の動作が自動的に進行す
る。
電動機28が作動してねり棒27が正回転
し、アタツチメント25の左側が計量容器30
の胴部を押し、計量容器30はローラー2a上
をA点から右方に移動し、第1計量定位置C点
に来たとき近接スイツチ29により自動的に停
止する。
計量容器30が定位置で停止すると、風袋重
量が表示設定部32内で自動的にキヤンセルさ
れて零点になる。
第1のフイーダーユニツト6の振動フイーダ
ー13が大きく(強く)振動し、ホツパー7内
の粉末を計量容器30中央の孔36より内筒3
4に多量に供給する。この間ホツパー7のバイ
ブレーター9が間欠的に振動して排出を補助す
る。
目標値の100〜200グラム以前に大供給が小供
給に切り換わり(振幅の減少)、これと共に、
バイブレーター9が停止する。小供給で目標値
に到達したとき、信号によつて振動フイーダー
13の振動が停止し、計量が完了する。そのと
きの定量値は表示設定部32に表示され、同時
に自動的にプリントされる。
第1のフイーダーユニツト6の計量が完了す
ると電動機28が逆転し、アタツチメント25
の右側が計量容器30を押し、これをC点より
左方に移動させる。そしてB点で自動的に停止
する。
第1のフイーダーユニツト6で計量完了した
計量容器30の重量が、供給済の粉末重量と合
わせてB点にて操作盤31の標示設定部32で
自動的にキヤンセルされ、零点になる。
第1のフイーダーユニツト6の計量完了後に
行なわれる第2のフイーダーユニツト6の計量
でも、前述と同様方法により計量が行なわれ、
操作盤31の標示設定部32で実量値が表示さ
れ、プリントされる。
第2のフイーダーユニツト6の計量が完了し
たら、ないしの動作を順次繰り返えしなが
ら、第3、第4の計量が粉末の種類数だけ行な
われ、最終的にはA点に戻る。
充填済の計量容器30がA点に帰着すると1
バツチの計量が完了し、ブロワ20が停止して
自動操作は解除される。
計量完了後、充填済の計量容器30はグロー
ブボツクス1内の搬送機によつて、他のグロー
ブボツクスに搬出される。
本考案は以上実施例で説明したように、側壁に
手を挿入する孔を設けると共に該孔の内側に可撓
材の袋を取り付けたグローブボツクスを設け、該
グローブボツクスの内部には該グローブボツクス
の長手方向に移動するコンベアを設け、該コンベ
アの途中部分には所定間隔をおいて複数個の秤量
ユニツトを設け、該秤量ユニツトに臨んだ前記コ
ンベアの側部には上部にホツパーを取り付け側部
に排出口を有するフイーダーユニツトを設け、さ
らに粉末の飛散を防止する防塵用ユニツトを設け
たものであるから、粉末が人体に付着、近接する
と危険であるとされている物質の計量を、安全、
かつ容易に、確実に行なえることになる特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体を示す平面
図、第2図は第1図のものの正面図、第3図は第
1図の−断面図、第4図は防塵用ユニツトの
一部断面図、第5図は主フレームの平面図、第6
図は第5図のものの正面図、第7図は第5図の
−断面図、第8図は計量容器の一部切欠平面
図、第9図は第8図のものの縦断面図である。 1……グローブボツクス、1a……壁、2……
コンベア、2a……ローラー、3……主フレー
ム、5……秤量ユニツト、6……フイーダーユニ
ツト、7……ホツパー、8……排出口、9……バ
イブレーター、11……フイーダーフレーム、1
3……振動フイーダー、15……ノズル、17…
…防塵用ユニツト、19……フイルタ、20……
ブロワ、24……案内レール、25……アタツチ
メント、27……ねじ棒、28……電動機、29
……近接スイツチ、30……計量容器、31……
操作盤、32……表示設定部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側壁に手を挿入する孔を設けると共に該孔の
    内側に可撓材の袋を取り付けたグローブボツク
    スを設け、該グローブボツクスの内部には該グ
    ローブボツクスの長手方向に移動するコンベア
    を設け、該コンベアの途中部分には所定間隔を
    おいて複数個の秤量ユニツトを設け、該秤量ユ
    ニツトに臨んだ前記コンベアの側部には上部に
    ホツパーを取り付け側部に排出口を有するフイ
    ーダーユニツトを設け、さらに粉末の飛散を防
    止する防塵用ユニツトを設けたことを特徴とす
    る粉末の自動秤量装置。 (2) コンベアを所定間隔を設けて2列に形成し、
    該2列のコンベアの間の部分に、コンベアの長
    手方向に所定間隔をおいて複数個の秤量ユニツ
    トを設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載の粉末の自動秤量装置。 (3) 2列に形成されたコンベアの間に案内レール
    を設け、該案内レールの下部には電動機で回転
    駆動されるねじ棒を設け、該ねじ棒には下部に
    ねじ孔を刻設したアタツチメントを前記ねじ孔
    により螺合させ、該アタツチメントの上部を前
    記2列のコンベアの間からその上部に突出させ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項または第(2)項記載の粉末の自動秤量装置。 (4) 秤量ユニツトをロードセルにより構成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
    ないし第(3)項のいずれかに記載の粉末の自動秤
    量装置。 (5) コンベアの側部に、該コンベアに載置される
    計量容器の位置を検出するための近接スイツチ
    を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項ないし第(4)項のいずれかに記載の粉
    末の自動秤量装置。 (6) フイーダーユニツトのホツパーにパイプレー
    ターを取り付け、排出後に振動フイーダーを使
    用したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項ないし第(5)項のいずれかに記載の粉末
    の自動秤量装置。 (7) バイブレーターおよび振動フイーダーは、い
    ずれも振動強度が任意に設定できるようにし、
    振動フイーダーは強弱2段に自動切換え可能に
    形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(6)項記載の粉末の自動秤量装置。
JP16054978U 1978-11-21 1978-11-21 Expired JPS6117381Y2 (ja)

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JP16054978U JPS6117381Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21

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JP16054978U JPS6117381Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21

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Publication Number Publication Date
JPS5577149U JPS5577149U (ja) 1980-05-28
JPS6117381Y2 true JPS6117381Y2 (ja) 1986-05-28

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ID=29154425

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JP16054978U Expired JPS6117381Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193021A (ja) * 1987-02-06 1988-08-10 Ee & D:Kk 遠隔操作型電子天秤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193021A (ja) * 1987-02-06 1988-08-10 Ee & D:Kk 遠隔操作型電子天秤

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JPS5577149U (ja) 1980-05-28

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