JPS61173795A - キサンタンガムの改良製造方法 - Google Patents

キサンタンガムの改良製造方法

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JPS61173795A
JPS61173795A JP1269885A JP1269885A JPS61173795A JP S61173795 A JPS61173795 A JP S61173795A JP 1269885 A JP1269885 A JP 1269885A JP 1269885 A JP1269885 A JP 1269885A JP S61173795 A JPS61173795 A JP S61173795A
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JP
Japan
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xanthan gum
xanthan
fermentation
medium
inorganic salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP1269885A
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English (en)
Inventor
Hisamitsu Nishi
西 久光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キサンタンガムの改良製造法に関する。
(従来の技術) キサンタンガムはキサ/トモナス・カンペステリス(X
anthomonas campestris )の発
酵によって生産される細胞外散性へテロ多糖類である。
その製造方法については数多く報告されている。
U 8 p 5,000,790が基本的なものであシ
、炭素源栄養物、窒素源栄養物のほか微量の有機、無機
栄養物を含んだ水性培地中で好気的条件下で生産される
キサンタンガムは、その特異な粘性、保水性を利用して
、食品、工業的用途に多岐に使われている。
キサンタンの工業的製造KWつては、生成する多糖の特
性の丸めに大きな困難が伴なう。発酵によって生成する
キサンタンは、培養液中で凝固作用を示すので、酸素お
よび栄養物の移送、およびその均一な拡散が妨げられる
。その結果、キサンタンの生産は自から制限されるに到
る。また、この凝固塊状物は、キサンタンを回収、精製
する際にも大きな障害となる。典型的な回収方法は、先
ず凝固物の2〜5倍量の水で希釈し、流動状態にし九後
に1さらに希釈液の2〜2.5倍量の溶媒を添加し、凝
集体として回収する方法がとられている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の方法では、キサンタン収量当りの総原価は高価な
ものとなっておシ、前記キサンタンガムの製造くおいて
障害となる凝固作用をなくシ、キサンタ/の製造を容易
に、かつ安価に提供できる方法の出現が望まれている。
(問題点を解決する九めの手段) 本発明は、発酵条件下で、細胞外に分泌されるキサンタ
ンを逐次凝集して分散状態とし、発酵槽内の流動相の粘
度を抑える方法であり、発酵と回収を一工程で実施する
方法を提供するものである。
本発明は、図面で示される公知のキサンタンの化学的特
性(Kelco社ケルトロールゲルザhタログ資料第ゴ
19頁)を応用し、本発明の製造方法を達成するに到っ
た。すなわち、キサンタンは酸性多糖であり、構成糖の
1つにグルクロン酸があり、カルボキシル基を有する二
価および三価の無機イオンと容易に反応し、その反応物
は、特定のp¥領領域は水不溶な凝集体を形成する。本
発明者は、この事実に着目し、発酵培地中でキサンタン
の凝集体を形成することに鋭意注力した。キサントモナ
ス・カンペステリス菌の成育に必要な微量な無機塩量に
比べれば、大過剰な塩の存在と、中性をはずれたpH域
で、公知の培養条件で好気的発酵をした場合、その発酵
過程がどのような経過を示すかについては、全く予想す
ることができなかったが、意外にもか\る条件下におい
ても、キサントモナス菌の生命力およびキサンタンの生
産能力は維持されることが明らかKなった。キサンタン
は数ミリ大の凝集体となシ水相に浮遊し、粘度は数十セ
ンチボイズ(以下、cps’記す)以下に保持されるこ
とがIM認され、本発明に到った。
本発明において用いる無機塩は、キサントモナス菌の増
殖およびキサンタンの生成を阻害しないこと、さらに、
特定のDH領領域凝集体を形成することが必要である。
これらの塩としては、Ca 。
Mg1At  の塩酸塩、硝酸塩、燐酸塩、硫酸塩の中
から選ぶことができる。また、そのm度は、1.5重量
−を越えないことが好ましく、望ましくは0.25〜0
.75重量%である。0.25重量%未満ではキサンタ
ンの凝集効果が低(,0,75重量%以上特に1.5重
量係を越えるとキサンタンの生成に影蕃が見られる。一
方、pHの特定は、各イオンの塩の種類により多少異な
るが、図面の範囲が利用できる。すなわち、Ca  の
場合、I)H10〜13. MHI)H12〜’ 3 
、Atp H5へ10であシ、好ましくはCapH11
,5〜12、MgpH12〜12.5、At pH3,
5〜4.5である。
本発明の実施形態は稽々とることができる。すなわち、
発酵の開始時から塩を加え、pHを特定域に維持する方
法、対数増殖期まで通常の発酵を行い、凝固状態を呈す
る以前に塩あるいは塩の水溶液の形で加え、塩酸あるい
は苛性ソーダ等でpHtgl整し凝集体を形成する方法
、凝集体を形成し死後、pHを再び菌の成育に好適な中
性に戻し発酵を続け、培養液の流動状態をみながら再度
pHを変え、凝集体を形成することを繰シ返す方法など
である。これらの方法を半回分式、連続式発酵の方法に
適用してもよい。
凝集体を回収したキサンタンは、常法どおり乾燥、粉砕
し、石油掘削用等の工業用途に供せられる。まえ、食品
用に供するためには、回収キサンタンを水と溶媒の混合
液で洗浄し、10〜50μのミクロフィルターでP遇す
る。この操作を必要な純度に応じて数回繰り返し、脱塩
と除菌をした後、乾燥、粉砕して得られる。以下本発明
を実施例を挙げ具体的に説明する。
(発明の効果) 本方法を用いると、キサントモナス菌の増殖およびキサ
ンタンの生産能力は維持し、かつキサンタンは数ミリ大
の凝集体となり、水相に浮遊するので、粘度は数十〜数
百センチボイズ以下に保持されるとと忙なり、生産およ
び回収が極めて好適〈行われる。
(実施例) 実施例1 使用できる無機イオン種の選択 先ず培地1と培地2を調整した。
培地1 酵母抽出物    0.3  f/dt麦芽抽出物  
  0.31 ペプトン     0.51 グルコース    1.0I MgSO,・7 H200、2z NaCl        O,2z 蒸留水    100d p H7,0に?JR整 培地2 スフローズ    5.0  f/dt尿     素
       0.2 5 1KH鵞P04     
 0.20 INa−fumarate    Oj 
O1MgSO4・7H100,02# ”Metal 5olution  0.2 d蒸留水
    50 m 1stf#Ji2%無機塩水溶液 50  dp H7
,OK調整 ※1 (re(NO,)、、9H,0725m9/1X
ZnSO,−7H,044Q絋t。
Mn50,4H,020QrlW2/L )予め培地1
711Itを採った試験管で、キサントモナス・カンペ
ステリスIF013303を保存斜面培地よシ2白金耳
とり、28Cで24時間振盪培養して増殖させた。この
培養液7WItを、培地2 100mを採った500t
IItのイボ付き三角フラスコに添加した。28C,2
0(lrpmの条件で5日間発酵した。その結果、第1
表のような結果を得た。
第  1  表 ※1 B型回転粘度計5 Orpm 20Ca−夕1’
lh1 、Nn51’b4適桶な無機イオンとして08
% Mg s Atが採用できる。
実施例2 実施例IKおける培地2の無機塩として、1%のA4 
(804)s・14−113 HlOを用いた。培地を
高圧滅菌後、殺菌済みの希塩酸でp H5,OK調整し
た。実施例1と同様にキサントモナス・カンペステリス
IFO15503を培地17−で24時間培養した種菌
を、上記発酵液100−に0.24.48゜7211i
間毎に加え、28C,200rpmの条件で5日間発酵
させた。発酵の経過は、1日目培養液は黄色の混濁液と
なり、菌体の増帽したことを示したが、粘稠ではなかっ
た。3〜4日目と黄色味は増し、微粒状の浮遊物が多数
発生した。この場合も粘稠ではなかった。5日目の結果
は下記のとおシであった。
発酵後のpH4,25 発酵液の粘度 7 cps 凝集体キサ/タンの収量 1.52 f/dt未凝集体
キサ/タンの収量 0.81#計2.131 また、凝集体キサンタンの精製品の水溶液粘度は下記の
とおりであった。
0.5 t4   288 cps 1.0%  1,230 cpS 実施例3 実施例2と同様の方法で塩として1 % CaC4・2
H20の水溶液を用いた。種菌液も0,24.48゜7
2時間毎に71Mt追添し九0pHi;io、2μのミ
クロフィルターで一過したアンモニア水で12.0付近
に調整した。24.48.72.96時間毎KDHを調
べ、アンモニア水を追加した。
発酵経過は実施例2とはソ同様であったが、黄色混濁状
態になるのが18〜20時間頃で間抜干成育速度が速い
と思れる。また、発酵液の粘度、浮遊物の量は幾分高目
であった。5日後の結果は次のとおりであった。
発酵後のpH9,8 発酵液の粘度 96Qps 凝集体キサンタンの収量 1.44  f/dt未凝集
体のキサンタンの収量 0.93   #計2.57z また、凝集体キサンタンの精製品の水浴液粘度は下記の
とおりであった。
0.5  チ  556 (ps l、0%  1,624 cps
【図面の簡単な説明】
図面は0.5 %金属塩、ケルザン1%(キサンタンガ
ムの商品名)水溶液のpHKよるゲル化形成領域(実績
部)を現した図表である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水性培地中でのキサントモナス・カンペステリス(Xa
    nthomonas campestris)の好気的
    発酵によりキサンタンガムを製造するに際し、該培地に
    無機塩を加え、キサンタンガムが不溶化を呈するpHに
    維持発酵させて、キサンタンガムを凝集状態で得ること
    を特徴とするキサンタンガムの改良製造方法。
JP1269885A 1985-01-28 1985-01-28 キサンタンガムの改良製造方法 Pending JPS61173795A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698662A2 (en) 1994-07-26 1996-02-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Apparatus and method for the production of xanthan gum
US5580763A (en) * 1993-11-08 1996-12-03 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for fermentation production of xanthan gum

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5580763A (en) * 1993-11-08 1996-12-03 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for fermentation production of xanthan gum
EP0698662A2 (en) 1994-07-26 1996-02-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Apparatus and method for the production of xanthan gum

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