JPS6117266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117266Y2 JPS6117266Y2 JP1978086821U JP8682178U JPS6117266Y2 JP S6117266 Y2 JPS6117266 Y2 JP S6117266Y2 JP 1978086821 U JP1978086821 U JP 1978086821U JP 8682178 U JP8682178 U JP 8682178U JP S6117266 Y2 JPS6117266 Y2 JP S6117266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction pipe
- runner
- exhaust
- pipe
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Control Of Water Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の技術分野］
本考案は、ポンプ起動時あるいは水車調相運転
時に水面押し下げ運転を行う横軸水力機械の排気
装置に関する。
時に水面押し下げ運転を行う横軸水力機械の排気
装置に関する。
［考案の技術的背景とその問題点］
一般に水力機械ではポンプ機動時あるいは水車
調相運転時、ランナ駆動トルクの軽減をはかるた
め流路の水を高圧空気の給気により押し下げてラ
ンナを空中で運転し、しかる後流路の残留空気を
排出して流路を充水せしめてから所要のポンプ揚
水運転あるいは水車調相運転などへ移行させてい
る。
調相運転時、ランナ駆動トルクの軽減をはかるた
め流路の水を高圧空気の給気により押し下げてラ
ンナを空中で運転し、しかる後流路の残留空気を
排出して流路を充水せしめてから所要のポンプ揚
水運転あるいは水車調相運転などへ移行させてい
る。
この場合、吸出し管内の水がランナの回転軸に
対して水平に流入してくる流路形状からなる横軸
水力機械においては、ただ単にランナ室上部から
回転軸方向に流路部の残留空気を排出せしめる従
来の堅軸水力機械と同様の排気装置では排気管が
水で閉塞されやすく排気時間が長くなるなどして
実用的でないといえる。
対して水平に流入してくる流路形状からなる横軸
水力機械においては、ただ単にランナ室上部から
回転軸方向に流路部の残留空気を排出せしめる従
来の堅軸水力機械と同様の排気装置では排気管が
水で閉塞されやすく排気時間が長くなるなどして
実用的でないといえる。
［考案の目的］
本考案は、吸出し管の上部より吸出し管中央部
に向かい進退自在な排気管を取付けることにより
流路内の残留空気の排気作用を促進させて積極的
にランナ流路内および吸出し管内の充水を行なわ
しめ速やかに排気完了ならしめることができる横
軸水力機械の排気装置を提供することを目的とす
る。
に向かい進退自在な排気管を取付けることにより
流路内の残留空気の排気作用を促進させて積極的
にランナ流路内および吸出し管内の充水を行なわ
しめ速やかに排気完了ならしめることができる横
軸水力機械の排気装置を提供することを目的とす
る。
［考案の概要］
上記の目的を達成するために本考案は、横置し
たランナを囲む下カバに直結した吸出し管と、こ
の吸出し管に上部より吸出し管中央部に向かい進
退自在に取付けられた排気管と、ランナ室内の充
水圧力を検知する圧力検出器と、この圧力検出器
により検知した充水圧力が所定の値に達した際前
記排気管の排気口の位置を前記吸出し管の中央近
傍に突出するよう制御するサーボモータとを有す
ることにより、吸出し管の中央近傍に滞つた残留
空気を積極的に排気するようにしたことを特徴と
する。
たランナを囲む下カバに直結した吸出し管と、こ
の吸出し管に上部より吸出し管中央部に向かい進
退自在に取付けられた排気管と、ランナ室内の充
水圧力を検知する圧力検出器と、この圧力検出器
により検知した充水圧力が所定の値に達した際前
記排気管の排気口の位置を前記吸出し管の中央近
傍に突出するよう制御するサーボモータとを有す
ることにより、吸出し管の中央近傍に滞つた残留
空気を積極的に排気するようにしたことを特徴と
する。
［考案の実施例］
以下本考案の一実施例について第１図及び第２
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
１は主軸であり、この主軸１には横置きされた
ランナ２が直結されている。このランナ２はラン
ナ室２ａを形成する上カバ３及び下カバ４にて囲
まれ、さらにこの下カバ４には吸出し管５が直結
されている。ランナ２の外周部には複数のガイド
ベーン６が放射状に配置され、さらにその外周部
にはケーシング７が設けられている。８は吸出し
管５に上部より吸出し管中央部に向かい進退自在
に取付けられた排気管、９は上カバ３に取付けら
れた排気管である。また１０ａ及び１０ｂはそれ
ぞれケーシング圧力及びランナ室圧力を検出する
圧力検出器である。さらに１１は弁、１２は空気
溜、１３は前記排気管８の排気口の位置を制御す
るサーボモータである。
ランナ２が直結されている。このランナ２はラン
ナ室２ａを形成する上カバ３及び下カバ４にて囲
まれ、さらにこの下カバ４には吸出し管５が直結
されている。ランナ２の外周部には複数のガイド
ベーン６が放射状に配置され、さらにその外周部
にはケーシング７が設けられている。８は吸出し
管５に上部より吸出し管中央部に向かい進退自在
に取付けられた排気管、９は上カバ３に取付けら
れた排気管である。また１０ａ及び１０ｂはそれ
ぞれケーシング圧力及びランナ室圧力を検出する
圧力検出器である。さらに１１は弁、１２は空気
溜、１３は前記排気管８の排気口の位置を制御す
るサーボモータである。
次に動作をポンプ起動時に例をとつて説明す
る。ポンプ起動時には、第１図に示すごとくガイ
ドベーン６を全閉にした状態でランナ室２ａに圧
縮空気を供給し、ランナ室２ａ内の水を吸出し管
５内に排除する。したがつて吸出し管５の水面は
ランナ２の下方でランナ最大外周下端より低い位
置にある。ランナ室２ａが空気におきかえられた
状態でランナ２を回転させ、排気管８，９から圧
縮空気を除去に排出する。圧縮空気の排除に伴つ
て吸出し管５内の水面は徐々に上昇しランナ２出
口の下部に達すると、回転しているランナ２のポ
ンプ作用と遠心力とによつてランナ２の外周方向
にとばされるため、水面の水位が上昇していない
ランナ外周上部も徐々に充水されガイドベーン６
の内面にリング状に水柱を形成する。第２図に示
すごとく、水面が前記以上に上昇するとランナ室
２ａの上部、下部は完全に水柱で満されランナ室
２ａの上部につながる吸出し管５の管壁に沿つて
水はとばされやすくなり、水面が届いていない吸
出し管５の上部でリング状の水柱を形成する。そ
のため吸出し管５の中央近傍に圧縮空気が滞りや
すくなるがケーシング圧力１０ａとランナ室２ａ
の圧力１０ｂの圧力差あるいはランナ室２ａの圧
力１０ｂがあらかじめ定めた値に達したことによ
り排気管８の排気口の位置を吸出し管５の中央近
傍に突出するようサーボモータ１３により制御す
ることによつて積極的に残留空気の排気を行う。
その結果ランナ室２ａの圧力は排気じゆう滞を起
すことなくスムーズにケーシングの水圧力に充分
抗することが出来るものとなる。排気管８は水力
機械が定常運転に入つた時点で運転中の吸出し管
５の効率を妨げないように吸出し管５の外に押し
出すよう制御することも可能である。また弁１１
をランナ室２ａの圧力１０ｂにより制御すること
により給排気制御することも可能である。
る。ポンプ起動時には、第１図に示すごとくガイ
ドベーン６を全閉にした状態でランナ室２ａに圧
縮空気を供給し、ランナ室２ａ内の水を吸出し管
５内に排除する。したがつて吸出し管５の水面は
ランナ２の下方でランナ最大外周下端より低い位
置にある。ランナ室２ａが空気におきかえられた
状態でランナ２を回転させ、排気管８，９から圧
縮空気を除去に排出する。圧縮空気の排除に伴つ
て吸出し管５内の水面は徐々に上昇しランナ２出
口の下部に達すると、回転しているランナ２のポ
ンプ作用と遠心力とによつてランナ２の外周方向
にとばされるため、水面の水位が上昇していない
ランナ外周上部も徐々に充水されガイドベーン６
の内面にリング状に水柱を形成する。第２図に示
すごとく、水面が前記以上に上昇するとランナ室
２ａの上部、下部は完全に水柱で満されランナ室
２ａの上部につながる吸出し管５の管壁に沿つて
水はとばされやすくなり、水面が届いていない吸
出し管５の上部でリング状の水柱を形成する。そ
のため吸出し管５の中央近傍に圧縮空気が滞りや
すくなるがケーシング圧力１０ａとランナ室２ａ
の圧力１０ｂの圧力差あるいはランナ室２ａの圧
力１０ｂがあらかじめ定めた値に達したことによ
り排気管８の排気口の位置を吸出し管５の中央近
傍に突出するようサーボモータ１３により制御す
ることによつて積極的に残留空気の排気を行う。
その結果ランナ室２ａの圧力は排気じゆう滞を起
すことなくスムーズにケーシングの水圧力に充分
抗することが出来るものとなる。排気管８は水力
機械が定常運転に入つた時点で運転中の吸出し管
５の効率を妨げないように吸出し管５の外に押し
出すよう制御することも可能である。また弁１１
をランナ室２ａの圧力１０ｂにより制御すること
により給排気制御することも可能である。
［考案の効果］
以上述べたように、本考案によれば、横軸水力
機械のポンプ起動時あるいは水車調相運転時の排
気を行う場合においてすみやかにかつ的確に排気
を行いうることが可能となる。
機械のポンプ起動時あるいは水車調相運転時の排
気を行う場合においてすみやかにかつ的確に排気
を行いうることが可能となる。
第１図は本考案の横軸水力機械の排気の一実施
例を示す断面図、第２図は水面の水位が上昇した
場合を示す横軸水力機械の排気装置の断面図であ
る。 １……ケーシング、２……ランナ、２ａ……ラ
ンナ室、３……上カバ、４……下カバ、５……吸
出し管、６……ガイドベーン、７……ケーシン
グ、８……排気管、９……排気管、１０ａ……圧
力検出器、１０ｂ……圧力検出器、１１……弁、
１２……空気溜、１３……サーボモータ。
例を示す断面図、第２図は水面の水位が上昇した
場合を示す横軸水力機械の排気装置の断面図であ
る。 １……ケーシング、２……ランナ、２ａ……ラ
ンナ室、３……上カバ、４……下カバ、５……吸
出し管、６……ガイドベーン、７……ケーシン
グ、８……排気管、９……排気管、１０ａ……圧
力検出器、１０ｂ……圧力検出器、１１……弁、
１２……空気溜、１３……サーボモータ。
Claims (1)
- 横置きしたランナを囲む下カバに直結した吸出
し管と、この吸出し管に上部より吸出し管中央部
に向かい進退自在に取付けられた排気管と、ラン
ナ室内の充水圧力を検知する圧力検出器と、この
圧力検出器により検知した充水圧力が所定の値に
達した際前記排気管の排気口の位置を前記吸出し
管の中央近傍に突出するよう制御するサーボモー
タとを有することを特徴とする横軸水力機械の排
気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086821U JPS6117266Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086821U JPS6117266Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS556405U JPS556405U (ja) | 1980-01-17 |
| JPS6117266Y2 true JPS6117266Y2 (ja) | 1986-05-27 |
Family
ID=29011760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978086821U Expired JPS6117266Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117266Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0312167Y2 (ja) * | 1986-09-25 | 1991-03-22 |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP1978086821U patent/JPS6117266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS556405U (ja) | 1980-01-17 |
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