JPS61169696A - 多翼送風機における風切音低減装置 - Google Patents

多翼送風機における風切音低減装置

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JPS61169696A
JPS61169696A JP1190685A JP1190685A JPS61169696A JP S61169696 A JPS61169696 A JP S61169696A JP 1190685 A JP1190685 A JP 1190685A JP 1190685 A JP1190685 A JP 1190685A JP S61169696 A JPS61169696 A JP S61169696A
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JP
Japan
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tongue
tip
casing
top edge
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP1190685A
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English (en)
Inventor
Hideo Utsuno
秀夫 宇津野
Kazuo Kubo
和夫 久保
Toshimitsu Tanaka
俊光 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、多翼送風機における風切音低減装置に関し
、羽根車とケーシング喉部(スクロール巻き始め部分)
の間で発生する風切音レベルの低減を図るものである。
従来の技術 従来の多翼送風機では、スクロール巻き始め部。
分での流量特性を改善して騒音を低減するため、第10
図に示すように、ケーシング1の喉部に舌部2を設けて
いる。(特開昭48−46909号、実開昭51−18
06号参照) 発明が解決しようとする問題点 上記の如く、舌部な設けると、羽根車3の翼4の外周と
舌部2との間隔が狭くなるため、1000 Hz付近(
但し、回転数と羽根枚数で決まる)に卓越スペクトルが
発生する。即ち、吐出口111点での騒音周波数分析結
果を示す第11図より明らかなように、1048Hzに
卓越スペクトルが観察される。この卓越スペクトルは風
切音と呼ばれ、周波数的に大変耳ぎわすな音に感じられ
るものである。
ヴを  するための手 この発明は、上記した風切音の低減を図ることを目的と
するもので、翼と舌部先端とをねじれの関係とし、翼面
上の各部分が舌部と最も近接する点を位置的に少しずつ
ずらし、位相の異なる波を実現して干渉効果に上り風切
音レベルの低減を図るものである。
具体的には、ケーシング@部に、先端を斜めカットした
舌部な、該舌部先端が羽根車の回転軸方向に対して斜め
となるように設け、羽根車の各部の先端面上の各部が舌
部と最も近接する点を位置的に少しずつずらせて位相の
ことなる周波を発生させる構成としたことを特徴とする
多翼送風機における風切音低減装置を提供するものであ
る。
寒撒匹 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
10は羽根車、11はケーシング、12はケーシング1
1の喉部Aの前面に設ける舌部である。
上記羽根車10はモータ(図示せず)により回転される
回転輪13に多数の翼14を固定し、該羽根車10の回
転に上り図中矢印で示す如く空気を吸い込み、グクト1
5より流出している。
上記舌部12は第6図に示す形状で、先端20を斜めに
カットし、ケーシングへの取付面21からの突出量を変
える(例えば、最小部22は80鶴鴫、最大部23は1
30mm)と共に、その中Wも最小部22より最大部2
3にかけて厚くなるようにしている。(例えば、最小部
22の先端側では20−一、最大部23の先端側では4
0■)該舌部12は先端20が回転輪13の軸芯に対し
て斜めになるように取付面21をケーシング11の喉部
Aに固定して取り付けている。この舌部先端20の傾斜
中tは、第7図に示すように羽根車10の半径をRとす
ると、0.1<L/R<0.15とし、かつ、舌部12
のケーシング喉部からの最大量aは第8図に示すように
、0.4≦a/R≦0.5と設定している。該形状の舌
部12をケーシング喉部に突設することにより、舌部1
2の先端20は翼14の先端面に対して軸方向に傾斜し
て配置され、舌部先端20と翼先端面とは言わばネジし
た関係となっている。
つぎに、上記送風機の作用を説明する。
モータにより図中矢印方向に回転される羽根車10の各
部14は、ケーシング喉部において、その先端面上の各
部が舌部先端20と最も近接する点は位置的に少しずつ
ずれ、舌部最大突出部側から始まり舌部最小突出部側へ
なり、舌部最小突出部側が最小突出部22と最も近接し
た位置となった時、翼14の先端面全体が舌部12と同
じ距離だけ近接した状態となる。この時、既に、次の翼
14の中央部が、次の次の翼14の舌部最大突出部側が
舌部先端20と最も近接した位置となっている。このよ
うに翼14の先端面上の各部が舌部12と最も近接する
点を位置的に少しずつずらすことにより、位相の異なる
周波が発生する。この位相の異なる周波は互いに干渉し
て卓越スペクトルの発生を防止し、風切音レベルを低減
する。
上記舌部12を設けた送風機について、前記第11図に
示す実験と同一の騒音周波数分析実験を行った結果は第
9図に示す如くであり、従来の舌部を設けた場合には1
000Hz付近で卓越スペクトルは発生していたが、本
発明の舌部12を設けた場合は卓越スペクトルは発生し
ない6仇邑 以上の説明より明らかなように、この発明によれば、多
翼送風機のスクロール巻き始め部分、即ち、ケーシング
喉部に、先端を斜めカットした舌部を翼回転軸に対して
先端が斜めになるように取り付けたことにより、該部分
において位相の異なる波が発生し、二べらの干渉効果に
より卓越スペクトルの発生が防止で訃、風切音レベルを
低減することが出来る。また、先端を斜めカットした舌
部を設けろだけの簡単な構造であるため、極めて容易に
実施することが出来る等の種々の利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の側面図、第2図は第1図の
■−■線断面図、第3図は第1図のm−■線断面図、t
IS4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は第1
図のV−V線断面図、第6図は舌部12の斜視図、第7
図は舌部の傾斜状態を示す概略図、第8図は舌部の部局
方向への突出量を示す概略図、第9図は本発明による騒
音実験の結果を示す線図、第10図は従来の送風機の断
面図、第11図は従来の送風機の騒音実験の結果を示す
線図である。 1000羽根車   110.ケーシング120.舌部
    1366回転紬 140.翼     200.舌部先端特許出願人 株
式会社神戸製作所 代理人 弁理士 青 山 葆ほか2名 第3図       第4図 第5図       第6図 手続補正書(0釦 昭和60年 4月11 日 昭和60年特許願第  011906   号2、発明
の名称 多翼送風機における風切音低減装置 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 明   細   書 1、発明の名称 多翼送風機における風切音低減装置 2、特許請求の範囲 (1)ケーシング喉部に、先端を斜めカットした舌部を
、該舌部先端が羽根車の回転軸方向に対して斜めとなる
ように設け、羽根車の容質の先端面上の各部が舌部と最
も近接する点を位置的に少しずつずらせて位相のことな
る音波を発生させる構成としたことを特徴とする多翼送
風機における風切音低減装置。 3、発明の詳細な説明 帆1元Δ杖朋分」 この発明は、多翼送風機における風切音低減装置に関し
、羽根車とケーシング喉部(スクロール巻き始め部分)
の間で発生する風切音レベルの低減を図るものである。 従来の技術 従来の多翼送風機では、スクロール巻き始め部分での流
量特性を改善して騒音を低減するため、第10図に示す
ように、ケーシングlの喉部に舌部2を設けている。(
特開昭48−46909号、実開昭51−1806号参
照) 発明が解決しようとする問題点 上記の如く、舌部を設けると、羽根車3の翼4の外周と
舌部2との間隔が狭くなるため、1000Hz付近(但
し、回転数と羽根枚数で決まる)に卓越スペクトルが発
生する。即ち、吐出口1m点での騒音周波数分析結果を
示す第11図より明らかなように、1048Hzに卓越
スペクトルが観察される。この卓越スペクトルは風切音
と呼ばれ、周波数的に大変耳ざわりな音に感じられるも
のである。 問題点を解決するための手段 この発明は、上記した風切音の低減を図ることを目的と
するもので、翼と舌部先端とをねじれの関係とし、翼面
上の各部分が舌部と最も近接する点を位置的に少しずつ
ずらし、位相の異なる音波を実現して干渉効果に上り風
切音レベルの低減を図るものである。 具体的には、ケーシング喉部に、先端を斜めカットした
舌部を、該舌部先端が羽根車の回転軸方向に対して斜め
となるように設け、羽根車の容質の先端面上の各部が舌
部と最も近接する点を位置的に少しずつずらせて位相の
ことなる音波を発生させる構成としたことを特徴とする
多翼送風機における風切音低減装置を提供するものであ
る。 寒嵐外 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。 IOは羽根車、11はケーシング、I2はケーシングl
lの喉部Aの前面に設ける舌部である。 上記羽根車10はモータ(図示せず)により回転される
回転軸13に多数の翼I4を固定し、該羽根車10の回
転により図中矢印で示す如く空気を吸い込み、ダクト1
5より流出している。 上記舌部12は第6図に示す形状で、先端20を斜めに
カットし、ケーシングへの取付面21からの突出量をa
”範囲で変える(例えば、最小部22は80ml11、
最大部23はl 30 +nm)と共に、その中Wも最
小部22より最大部23にかけて厚くなるように幅”t
”の範囲で変えている。(例えば、最小部22の先端側
では20mm、最大部23の先端側では40n+n+)
  該舌部12は先端20が回転軸13の軸芯に対して
斜めになるように取付面21をケーシング11の@部A
に固定して取り付けている。この舌部先端20の傾斜中
tは、第7図に示すように羽根車10の半径をRとする
と、0.1< t/R< 0.+5とし、かつ、舌部1
2のケーシング喉部からの最大!aは第8図に示すよう
に、0.4≦a/R≦0.5と設定している。該形状の
舌部12をケーシング喉部に突設することにより、舌部
12の先端20は翼14の先端面に対して軸方向に傾斜
して配置され、舌部先端20と翼先端面とは言わばネジ
した関係となっている。 つぎに、上記送風機の作用を説明する。 モータにより図中矢印方向に回転される羽根車lOの各
部14は、ケーシング喉部において、その先端面上の各
部が舌部先端20と最も近接する点は位置的に少しずつ
ずれ、舌部最大突出部側から始まり舌部最小突出部側へ
なり、舌部最小突出部側が最小突出部22と最も近接し
た位置となった時、翼14の先端面全体が舌部12と同
じ距離だけ近接した状態となる。この時、既に、次の翼
14の中央部が、次の次の翼14の舌部最大突出部側が
舌部先端20と最も近接した位置となっている。このよ
うに翼14の先端面上の各部が舌部12と最も近接する
点を位置的に少しずつずらすことにより、位相の異なる
音波が発生する。この位相の異なる音波は互いに干渉し
て卓越スペクトルの発生を防止し、風切音レベルを低減
する。 上記舌部12を設けた送風機について、前記第11図に
示す実験と同一の騒音周波数分析実験を行った結果は第
9図に示す如くであり、従来の舌部を設けた場合には1
000Hz付近で卓越スペクトルは発生していたが、本
発明の舌部12を設けた場合は卓越スペクトルは発生し
ない。 然果 以上の説明より明らかなように、この発明によれば、多
翼送風機のスクロール巻き始め部分、即ち、ケーシング
喉部に、先端を斜めカットした舌部を翼回転軸に対して
先端が斜めになるように取り付けたことにより、該部分
において位相の異なる波が発生し、これらの干渉効果に
より卓越スペクトルの発生が防止でき、風切音レベルを
低減することが出来る。また、先端を斜めカットした舌
部を設けるだけの簡単な構造であるため、極めて容易に
実施することが出来る等の種々の利点を有するものであ
る。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の実施例の側面図、第2図は第1図の
■−■線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図、第
4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は第1図の
■−V線断面図、第6図は舌部12の斜視図、第7図は
舌部の傾斜状態を示す概略図、第8図は舌部の翼角方向
への突出量を示す概略図、第9図は本発明による騒音実
験の結果を示す線図、第1O図は従来の送風機の断面図
、第11図は従来の送風機の騒音実験の結果を示す線図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング喉部に、先端を斜めカットした舌部を
    、該舌部先端が羽根車の回転軸方向に対して斜めとなる
    ように設け、羽根車の各翼の先端面上の各部が舌部と最
    も近接する点を位置的に少しずつずらせて位相のことな
    る周波数を発生させる構成としたことを特徴とする多翼
    送風機における風切音低減装置。
JP1190685A 1985-01-24 1985-01-24 多翼送風機における風切音低減装置 Pending JPS61169696A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1190685A JPS61169696A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 多翼送風機における風切音低減装置

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JP1190685A JPS61169696A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 多翼送風機における風切音低減装置

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JPS61169696A true JPS61169696A (ja) 1986-07-31

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ID=11790765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1190685A Pending JPS61169696A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 多翼送風機における風切音低減装置

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JP (1) JPS61169696A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0648939A3 (en) * 1993-10-18 1995-07-12 Hitachi Ltd Spinning machine for fluids.
WO1995025895A1 (de) * 1994-03-19 1995-09-28 Ksb Aktiengesellschaft Einrichtung zur geräuschreduzierung bei kreiselpumpen

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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