JPS6116913Y2 - - Google Patents

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JPS6116913Y2
JPS6116913Y2 JP1982101875U JP10187582U JPS6116913Y2 JP S6116913 Y2 JPS6116913 Y2 JP S6116913Y2 JP 1982101875 U JP1982101875 U JP 1982101875U JP 10187582 U JP10187582 U JP 10187582U JP S6116913 Y2 JPS6116913 Y2 JP S6116913Y2
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JP
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bar
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JP1982101875U
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JPS596044U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、連続鋳造設備に使用するダミーバ
ー、特に垂直型連鋳での使用に適する分割式ダミ
ーバーに関する。
垂直型連続鋳造設備の1例は特開昭49−31540
に開示されており、第1図はその概要を示す。連
続鋳造に当つては、その開始に際し水冷鋳型a内
にダミーバーbの頭部を挿入しタンデイシユcか
ら鋳込まれる溶湯の流下を一旦遮り外殻壁の擬固
開始を俟つて鋳込を継続しつつダミーバーおよび
それに接続する連続鋳片を2次冷却ガイドロール
d、引抜用ピンチロールeを通して引下げてゆ
く、所定位置で搬出バスゲツトf等の搬出設備の
操作によりダミーバーは外され連続鋳片はガス切
断機gにより切断されては搬出される。
ダミーバーが一体形で、ダミーバーの水冷鋳型
への挿入方式が下方挿入の場合はケーソン(井筒
基礎)と呼ぶ地下ピツトが深くなり、上方挿入の
場合は建屋、クレーンレベルが高くなり、何れも
設備費用が高くなる。
ダミーバーを分割式とし逐次取外し撒去できる
ようにすることはその1つの解決策として考えら
れるが、垂直型連鋳では複数群のピンチロールに
よりダミーバーを鋳型に下方挿入し、また連続鋳
片の重量およびダミーバーの自重と釣合を保つて
鋳型からの連続鋳片の引抜を行うため、ダミーバ
ーの分割自体がピンチロールとの関係で制約を受
け、さらに分割ダミーバーの連結手段としてはピ
ンチロール部の通過を可能とし、確実な連結によ
り不測の離脱を防止しその反面所定時期には容易
に連結を外せるようにする等の要件を兼備させる
ことが構造上困難である等の問題があり実現され
ていない。
本考案はこれらの技術的課題を解決し満足な機
能を発揮する分割式ダミーバーの構造を与えるた
めになされたものである。
本考案の垂直型連続鋳造設備の分割式ダミーバ
ーは、一連のダミーバーが長さ方向に上下に分割
され上位分割ダミーバーと下位分割ダミーバーと
が中間の連結具を介し連結および分離可能とされ
ており、この連結具が下位分割ダミーバーの上端
に結合される釣止頭部を有する下部部材と上位分
割ダミーバーの下端に結合されかつ揺動可能なレ
バー部を内蔵しその下端に前記鈎止頭部に係脱可
能なローラを有しその上端が外部のガイドローラ
により接離操作される上部作動部材とにより構成
されることを特徴としている。以下、本考案を添
付図に示す2分割式の実施例により具体的かつ詳
細に説明する。
第2図は一連のダミーバーを構成する長さ方向
に上下に分割された上位分割ダミーバー1と下位
分割ダミーバー2とが中間の包括符号3で示す連
結具すなわちコネクタを介して連結された状態の
部分破断側面図を示し、第3図は上下ダミーバー
1,2の連結および分離を可能とする連結具3の
連結状態における拡大縦断側面図を示す。この連
結具3は下部部材4と上部作動部材5とからな
る。連続鋳片が通常は長四角の断面形であるのに
対応して上下分割ダミーバー1,2および連結具
3の外面は広幅の広面wと狭幅の狭面nとの4面
により限界され、引抜用ピンチロールeはこれら
の広面wの側に当接する。第2および3図は広面
側からみた側面図であり、第4図は狭面側からみ
た連結具3の部分縦断端面図を示す。上位分割ダ
ミーバー1の下端には前記連結具の上部作動部材
5が嵌合され結合シヤフト8により一体的に結合
される。上部作動部材5はレバー部9を内蔵する
ための内腔10を持ちそのまわりの広面および狭
面を持つボデイ部分の下端は下位分割ダミーバー
2の上端と相対しはめあいの山11と溝12とを
嵌入させてセンターリングを行つて当接し、ここ
に上下分割ダミーバー1,2の分離面Sが与えら
れる。下位分割ダミーバー2の上端には連結具の
下部部材4が嵌合された結合シヤフト13により
一体的に結合される。こられ貫通コツター7、結
合シヤフト8,13の頭部はダミーバーの外面に
出ないよう陥没され他端で没入したエンドプレー
トに結合される。連結具3の下部部材4と上部作
動部材5との連結のため、下部部材4の側は上向
T字形の鈎止頭部14すなわちコネクタ頭を有
し、これは上部作動部材5の内腔10内に挿入さ
れる。これに対し上部作動部材5の側には内腔1
0内に相対するレバー9が中部をレバーシヤフト
15により揺動可能に枢支され、両レバー9の下
方端にはT字形鈎止頭部14に両側から係脱可能
なローラ16が設けられ、両ローラ16を相互に
引寄せるスプリング17が両レバー9間に掛渡さ
れる。レバー9の上端部は狭面の窓孔から外にの
ぞくが外面に出ない。そして外部のガイドローラ
18の接離操作により上端部が押された場合にレ
バー9が揺動してローラ16の相互間隔を開くよ
うになつている。
以上の構成を有する本考案の分割式ダミーバー
は次の作業手順により操作される。
すなわち、鋳造開始時には、上下位分割ダミー
バーを連結したドツキング状態としてピンチロー
ルeにより鋳片引抜を行う。このドツキング状態
は、レバー9が第2、第3図に示す位置に揺動移
行し、レバー先端のローラ16を介してT字形鈎
止頭部14を両側からクランプすることによりな
される。
このクランプ位置において、第5図に示すよう
に、ダミーバー中心線からローラ16の中心Rま
での距離P2がレバーシヤフト15の中心Nまでの
距離P1より少許大きくR,N線がダミーバー中心
線に対して傾きを有するようにすると、下位分割
ダミーバー2の自重Wの反力W′は分力W″と中心
向分力Qとの合力となり、この分力Qはローラ1
6のセルフロツク力として中心線向に作用する。
このセルフロツク力QはR,N間距離をP3として
次式で計算される。
Q=W×tanP2-P1/P3 スプリング17のばね力はセルフロツク力Qと
同方向に作用しているが、セルフロツク力に較べ
て小さい。
下位分割ダミーバーが搬出テーブルの搬出バス
ケツトf内に保持されながら鋳片引抜が続行され
て所定のレベルに達したとき、両側のガイドロー
ラ18が油圧シリンダなどのアクチユエータの操
作により実線図示の待機位置Aから前進を始め位
置Bで連結具3の外面とレバー9の上端部に接触
し上下位分割ダミーバーの分離を開始する。ここ
で、上下位分割ダミーバーの分離面Sの位置は、
狭面ガイドローラ18の前進速度、鋳造速度およ
び搬出バスケツトfの上昇レベルにより決定され
る。そして狭面ガイドローラ18がさらに進んで
位置Cに達する間にレバー9がレバーシヤフト1
5を旋回芯として傾動し上下位分割ダミーバーの
分離がなされる。すなわち、鈎止頭部の巾1より
両ローラ16の面間距離Lが大きくなつた時点
で、下位分割ダミーバーは自由となり降下し急速
に分離が行なわれる。ガイドローラ18のその後
の位置Cから位置Dまでの行程は油圧シリンダの
ストローク端の状態である時間保持して前記の分
離に支障を与えないようにするためのものであ
る。
以上、本考案を2分割式ダミーバーの実施例に
より説明したが、同様にして3以上の分割式ダミ
ーバーとして実施することも可能である。以上次
第で本考案によると、上下位分割ダミーバーの連
結を比較的簡単な接続構造で確実に行いかつ所定
時期に容易迅速に分離することができ、しかもセ
ルフロツク式のため下位分割ダミーバーの不時の
釈放が起らず作動が確実で作業が容易であり、結
局ダミーバーを分割式としたことに由来してケー
ソンを浅くあるいは建屋を低く建設費用を顕著に
低下させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は垂直型連続鋳造設備の概要を示す側面
図、第2図は本考案の1実施例の連結具により上
下位分割ダミーバーを連結した状態の分割式ダミ
ーバーの部分破断側面図、第3図はその要部連結
具の連結状態での拡大縦断側面図、第4図はこの
連結具の部分縦断端面図、第5図は連結具の連結
状態での作用力関係を示す線図である。 1……上位分割ダミーバー、2……下位分割ダ
ミーバー、3……連結具、4……下部部材、5…
…上部作動部材、6……ダミーバーヘツド、7…
…コツター、8,13……結合シヤフト、9……
レバー、10……内腔、11……山、12……
溝、14……鈎止頭部、15……レバーシヤフ
ト、16……ローラ、17……スプリング、18
……ガイドローラ、w……広面、n……狭面、S
……分離面、R……ローラ中心、N……レバーシ
ヤフト中心、P1,P2……距離、W……下位分割ダ
ミーバー自重、W′……反力、W″……分力、Q…
…中心向セルフロツク力、A,B,C,D……ガ
イドローラ位置、I……鈎止頭部巾、L……両ロ
ーラ面間距離、a……水冷鋳型、b……ダミーバ
ー、c……タンデイシユ、d……2次冷却ガイド
ロール、e……引抜用ピンチロール、f……搬出
バスケツト、g……ガス切断機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直型連続鋳造の一連のダミーバーが長さ方向
    に上下に分割され、上位分割ダミーバーと下位分
    割ダミーバーとが中間の連結具を介して連結およ
    び分離可能とされており、この連結具が下位分割
    ダミーバーの上端に結合される鈎止頭部を有する
    下位部材と、上位分割ダミーバーの下端に結合さ
    れかつ揺動可能なレバー部を内蔵しその下端に前
    記鈎止頭部に係脱可能なローラを有しその上端が
    外部のガイドローラにより接離操作される上部作
    動部材とにより構成され、ダミーバー中心線から
    鈎止頭部に係合状態のローラの中心までの距離が
    レバー部を枢支するレバーシヤフトの中心までの
    距離より大となるようにしたことを特徴とする垂
    直型連続鋳造設備の分割式ダミーバー。
JP10187582U 1982-07-05 1982-07-05 垂直型連続鋳造設備の分割式ダミ−バ− Granted JPS596044U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10187582U JPS596044U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 垂直型連続鋳造設備の分割式ダミ−バ−

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JP10187582U JPS596044U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 垂直型連続鋳造設備の分割式ダミ−バ−

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Publication Number Publication Date
JPS596044U JPS596044U (ja) 1984-01-14
JPS6116913Y2 true JPS6116913Y2 (ja) 1986-05-24

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ID=30240376

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JP10187582U Granted JPS596044U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 垂直型連続鋳造設備の分割式ダミ−バ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705677B1 (ko) * 2001-05-03 2007-04-09 주식회사 포스코 연주기용 더미바의 헤드 클립 분리장치
KR100821502B1 (ko) * 2001-12-17 2008-04-11 주식회사 포스코 온 라인상의 박판 선단부 자동분리 제거장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56168948A (en) * 1980-06-02 1981-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Split type dummy bar for continuous casting equipment and operating method

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JPS596044U (ja) 1984-01-14

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