JPS6116896Y2 - - Google Patents
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- JPS6116896Y2 JPS6116896Y2 JP19479683U JP19479683U JPS6116896Y2 JP S6116896 Y2 JPS6116896 Y2 JP S6116896Y2 JP 19479683 U JP19479683 U JP 19479683U JP 19479683 U JP19479683 U JP 19479683U JP S6116896 Y2 JPS6116896 Y2 JP S6116896Y2
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- Japan
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- pipe
- bending
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- operating
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 43
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 15
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばロータンク式水洗トイレのタ
ンクへの給水管とか、洗面所への給水管といつた
銅管などの金属管を施工現場において手動操作に
より曲げ加工する場合に用いられる工具で、詳し
くは、工具本体に、その一端側に握り部を、か
つ、他端側に被加工管を受止める一対の受止め部
材を夫々設け、前記工具本体に、前記受止め部材
に受止められた被加工管に対して遠近する方向に
移動自在に操作部材を設けるとともに、前記操作
部材の軸線方向に沿つてその周面に形成された鋸
歯状の係止部と、この係止部に係合して、前記工
具本体に往復揺動自在に取付けられた操作レバー
の揺動操作力を前記操作部材の曲げ作用方向への
移動力に変換するように前記操作レバーに取付け
られた送り爪とで、前記操作レバーの往復揺動操
作に伴つてベンデイングツールを被加工管曲げ作
用方向にのみ移動させるように構成されたラチエ
ツト機構を備えている手動式ベンデイングツール
に関する。
ンクへの給水管とか、洗面所への給水管といつた
銅管などの金属管を施工現場において手動操作に
より曲げ加工する場合に用いられる工具で、詳し
くは、工具本体に、その一端側に握り部を、か
つ、他端側に被加工管を受止める一対の受止め部
材を夫々設け、前記工具本体に、前記受止め部材
に受止められた被加工管に対して遠近する方向に
移動自在に操作部材を設けるとともに、前記操作
部材の軸線方向に沿つてその周面に形成された鋸
歯状の係止部と、この係止部に係合して、前記工
具本体に往復揺動自在に取付けられた操作レバー
の揺動操作力を前記操作部材の曲げ作用方向への
移動力に変換するように前記操作レバーに取付け
られた送り爪とで、前記操作レバーの往復揺動操
作に伴つてベンデイングツールを被加工管曲げ作
用方向にのみ移動させるように構成されたラチエ
ツト機構を備えている手動式ベンデイングツール
に関する。
この種の工具で曲げ加工される被加工管として
は、小径のものから大径のものまで多岐にわたつ
ており、それらに対応できるようにするために、
従来一般に、操作部材を被加工管から最も離れさ
せた状態で、操作部材に取付けたベンデイングシ
ユーと両受止め部材との間に、被加工管を挿通す
るための大きな間隙が形成されるようにしてい
る。
は、小径のものから大径のものまで多岐にわたつ
ており、それらに対応できるようにするために、
従来一般に、操作部材を被加工管から最も離れさ
せた状態で、操作部材に取付けたベンデイングシ
ユーと両受止め部材との間に、被加工管を挿通す
るための大きな間隙が形成されるようにしてい
る。
ところが、被加工管が小径の場合に、ベンデイ
ングシユーを被加工管に押圧接触させる位置まで
変位させるのに、レバーを何度も往復揺動操作し
なければならず、初期セツトのための操作に手間
を要する欠点があつた。
ングシユーを被加工管に押圧接触させる位置まで
変位させるのに、レバーを何度も往復揺動操作し
なければならず、初期セツトのための操作に手間
を要する欠点があつた。
本考案は、上記の点に鑑み、被加工管の管径の
いかんにかかわらず、初期セツトを容易に行える
ように構成された手動式のベンデイングツールを
提供することを目的とする。
いかんにかかわらず、初期セツトを容易に行える
ように構成された手動式のベンデイングツールを
提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、冒頭に
記載のベンデイングツールにおいて、前記操作部
材を前記被加工管に近づける側へ付勢する弾機を
付設するとともに、前記工具本体の握り部から離
れる方向への前記操作レバーの一定以上の揺動に
伴つて前記係止部に対する送り爪の係合を解除す
る爪送り解除機構を設けて、前記ベンデイングシ
ユーを前記弾機の付勢力に抗して被加工管から離
れる側へ人為操作可能に構成し、さらに、前記被
加工管から離れる側に移行された操作部材を前記
弾機の付勢力に抗してその位置に維持するストツ
パーを作用解除操作自在に設けて、前記ストツパ
ーによる操作部材の位置維持状態の解除操作に伴
つてベンデイングツールを弾機の付勢力により被
加工管に接当する位置まで位置移動自在に構成し
たことを、その構成上の特徴とするものである。
記載のベンデイングツールにおいて、前記操作部
材を前記被加工管に近づける側へ付勢する弾機を
付設するとともに、前記工具本体の握り部から離
れる方向への前記操作レバーの一定以上の揺動に
伴つて前記係止部に対する送り爪の係合を解除す
る爪送り解除機構を設けて、前記ベンデイングシ
ユーを前記弾機の付勢力に抗して被加工管から離
れる側へ人為操作可能に構成し、さらに、前記被
加工管から離れる側に移行された操作部材を前記
弾機の付勢力に抗してその位置に維持するストツ
パーを作用解除操作自在に設けて、前記ストツパ
ーによる操作部材の位置維持状態の解除操作に伴
つてベンデイングツールを弾機の付勢力により被
加工管に接当する位置まで位置移動自在に構成し
たことを、その構成上の特徴とするものである。
上記の構成により、操作レバーを工具本体の握
り部から離れる方向に一定以上揺動させるに伴つ
て、係止部に対する送り爪の係合を爪送り解除機
構で解除させその状態でベンデイングシユーを被
加工管から離れる側へ移行させ、その位置をスト
ツパーで維持することにより、ベンデイングシユ
ーと両受止め部材との間に、被加工管挿通用の大
きな間隙を形成して、これを維持できるものであ
り、かつ、被加工管を前記大きな間隙に挿通した
後は、前記ストツパーによる位置維持状態を解除
するだけで、操作部材を被加工管の曲げ作用方向
に付勢する弾機が、前記ベンデイングツールを、
被加工管に接当する位置まで自動的に移行させる
という作用を得られるのである。
り部から離れる方向に一定以上揺動させるに伴つ
て、係止部に対する送り爪の係合を爪送り解除機
構で解除させその状態でベンデイングシユーを被
加工管から離れる側へ移行させ、その位置をスト
ツパーで維持することにより、ベンデイングシユ
ーと両受止め部材との間に、被加工管挿通用の大
きな間隙を形成して、これを維持できるものであ
り、かつ、被加工管を前記大きな間隙に挿通した
後は、前記ストツパーによる位置維持状態を解除
するだけで、操作部材を被加工管の曲げ作用方向
に付勢する弾機が、前記ベンデイングツールを、
被加工管に接当する位置まで自動的に移行させる
という作用を得られるのである。
したがつて、ベンデイングシユーと両受止め部
材との間に大きな間隙を形成することにより、被
加工管が大径であつても、その間隙内に被加工管
を容易に挿通でき、その上、挿通される被加工管
が小径であつても、ベンデイングシユーを被加工
管に押圧接触させる初期セツトの位置まで変位さ
せるためにレバーを繰り返して往復揺動操作する
といつた、煩わしく、かつ、非能率的な操作を要
さずに、単にストツパーを作用解除操作するだけ
の簡単な操作で、被加工管の管径のいかんにかか
わらず、その初期セツトを容易迅速に行えるよう
になつた。
材との間に大きな間隙を形成することにより、被
加工管が大径であつても、その間隙内に被加工管
を容易に挿通でき、その上、挿通される被加工管
が小径であつても、ベンデイングシユーを被加工
管に押圧接触させる初期セツトの位置まで変位さ
せるためにレバーを繰り返して往復揺動操作する
といつた、煩わしく、かつ、非能率的な操作を要
さずに、単にストツパーを作用解除操作するだけ
の簡単な操作で、被加工管の管径のいかんにかか
わらず、その初期セツトを容易迅速に行えるよう
になつた。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
る。
工具本体1において、一端側に握り部2が備え
られるとともに、他端側に、4方夫々に異なる曲
率の凹部3a…を形成した一対の受止め部材3,
3が設けられ、かつ、前記工具本体1に、前記受
止め部材3,3に受止められる被加工管4に対し
て遠近する方向に移動自在に角軸状の操作部材5
が設けられるとともに、前記操作部材5の先端
に、曲げ角度、曲率などに応じて各種のものと付
け替え自在にベンデイングシユー6が取付けら
れ、受止め部材3,3に受止められた被加工管4
にベンデイングシユー6を介して押圧力を付与
し、被加工管4を所望の曲率で曲げ加工するよう
にベンデイングツールが構成されている。
られるとともに、他端側に、4方夫々に異なる曲
率の凹部3a…を形成した一対の受止め部材3,
3が設けられ、かつ、前記工具本体1に、前記受
止め部材3,3に受止められる被加工管4に対し
て遠近する方向に移動自在に角軸状の操作部材5
が設けられるとともに、前記操作部材5の先端
に、曲げ角度、曲率などに応じて各種のものと付
け替え自在にベンデイングシユー6が取付けら
れ、受止め部材3,3に受止められた被加工管4
にベンデイングシユー6を介して押圧力を付与
し、被加工管4を所望の曲率で曲げ加工するよう
にベンデイングツールが構成されている。
前記操作部材5の周方向一側面に鋸歯状の係止
部7…が形成され、他方、工具本体1に往復揺動
操作自在に枢支連結された操作レバー8に、前記
係止部7…に係止して、前記ベンデイングシユー
6を被加工管4側に変位させる時にのみレバー8
に対する揺動操作力を付与する2個の送り爪9
a,9bが独立的に揺動自在に枢支連結されてい
る。即ち、前記操作部材5側に形成された係止部
7と、前記操作レバー8に取付けられた送り爪9
aとで構成されるラチエツト機構が採用されてい
て、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動操
作する時に、両送り爪9a,9bのいずれか一方
が係止部7…に係止され、ベンデイングシユー6
を強制的に変位して被加工管4を強制的に曲げ加
工し、逆に、操作レバー8を握り部2から遠ざか
る側に揺動操作する時に、両送り爪9a,9bの
いずれもが係止部7…に係止されずに後退変位さ
れるのである。
部7…が形成され、他方、工具本体1に往復揺動
操作自在に枢支連結された操作レバー8に、前記
係止部7…に係止して、前記ベンデイングシユー
6を被加工管4側に変位させる時にのみレバー8
に対する揺動操作力を付与する2個の送り爪9
a,9bが独立的に揺動自在に枢支連結されてい
る。即ち、前記操作部材5側に形成された係止部
7と、前記操作レバー8に取付けられた送り爪9
aとで構成されるラチエツト機構が採用されてい
て、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動操
作する時に、両送り爪9a,9bのいずれか一方
が係止部7…に係止され、ベンデイングシユー6
を強制的に変位して被加工管4を強制的に曲げ加
工し、逆に、操作レバー8を握り部2から遠ざか
る側に揺動操作する時に、両送り爪9a,9bの
いずれもが係止部7…に係止されずに後退変位さ
れるのである。
図中10は、前記操作レバー8を握り部2から
遠ざかる側に変位させるように付勢するための引
つ張りスプリングである。また図中11は当り部
材であり、操作レバー8を握り部2から大きく遠
ざかるように揺動操作するに伴い、第5図のホに
示すように、両送り爪9a,9bの基端部を当り
部材11に接当させ、両送り爪9a,9b夫々を
係止部7…から離脱させ、曲げ加工完了後におい
て、ベンデイングシユー6を被加工管4から遠ざ
かる側に容易に移動操作できるように構成されて
おり、この当たり部材11が、前記操作レバー8
の握り部2からの一定以上の離れ方向側への揺動
に伴つて、前記係止部7に対する送り爪9aの係
合を解除するための爪送り解除機構を構成してい
る。
遠ざかる側に変位させるように付勢するための引
つ張りスプリングである。また図中11は当り部
材であり、操作レバー8を握り部2から大きく遠
ざかるように揺動操作するに伴い、第5図のホに
示すように、両送り爪9a,9bの基端部を当り
部材11に接当させ、両送り爪9a,9b夫々を
係止部7…から離脱させ、曲げ加工完了後におい
て、ベンデイングシユー6を被加工管4から遠ざ
かる側に容易に移動操作できるように構成されて
おり、この当たり部材11が、前記操作レバー8
の握り部2からの一定以上の離れ方向側への揺動
に伴つて、前記係止部7に対する送り爪9aの係
合を解除するための爪送り解除機構を構成してい
る。
前記両送り爪9a,9bには、図示しないが、
夫々係止部7…に係止する側に揺動するように巻
バネが付設されており、そして、両送り爪9a,
9bの相互の間隙が、係止部7…のピツチPの整
数倍に対して約1/2ピツチだけ異らされている。
また、引つ張りスプリング10の付勢力のみによ
つて操作レバー8が握り部2から遠ざかる側に揺
動される場合、両送り爪9a,9bの基端部が当
り部材11に接当した位置まで揺動され、その揺
動に対し、両送り爪9a,9bが係止部7…の1
ピツチPよりもやや小さい量だけ移動されるよう
に構成されている。
夫々係止部7…に係止する側に揺動するように巻
バネが付設されており、そして、両送り爪9a,
9bの相互の間隙が、係止部7…のピツチPの整
数倍に対して約1/2ピツチだけ異らされている。
また、引つ張りスプリング10の付勢力のみによ
つて操作レバー8が握り部2から遠ざかる側に揺
動される場合、両送り爪9a,9bの基端部が当
り部材11に接当した位置まで揺動され、その揺
動に対し、両送り爪9a,9bが係止部7…の1
ピツチPよりもやや小さい量だけ移動されるよう
に構成されている。
上記構成により、両送り爪9a,9bの一方に
よる強制移動を完了した(第5図のイ参照)後、
手を離すに伴つて操作レバー8が握り部2から離
れる側に揺動し、それ伴つて、他方の送り爪9b
のみが、係止部7…のそれまでの位置Aよりも一
個ずれた位置Bに移動し(第5図のロ参照)、そ
の後、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動
するに伴い、他方の係止爪9bのみにより、係止
部7…の約1/2ピツチだけ操作部材5を強制移動
させ(第5図のハ参照)、その操作完了後に操作
レバー8から手を離すに伴い、一方の送り爪9a
のみが、係止部7…のそれまでの位置Cよりも一
個ずれた位置Dに移動し(第5図のニ参照)、そ
の後、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動
するに伴い、一方の係止爪9aのみにより、係止
部7…の約1/2ピツチだけ操作部材5を強制移動
させるのである。
よる強制移動を完了した(第5図のイ参照)後、
手を離すに伴つて操作レバー8が握り部2から離
れる側に揺動し、それ伴つて、他方の送り爪9b
のみが、係止部7…のそれまでの位置Aよりも一
個ずれた位置Bに移動し(第5図のロ参照)、そ
の後、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動
するに伴い、他方の係止爪9bのみにより、係止
部7…の約1/2ピツチだけ操作部材5を強制移動
させ(第5図のハ参照)、その操作完了後に操作
レバー8から手を離すに伴い、一方の送り爪9a
のみが、係止部7…のそれまでの位置Cよりも一
個ずれた位置Dに移動し(第5図のニ参照)、そ
の後、操作レバー8を握り部2に近づく側に揺動
するに伴い、一方の係止爪9aのみにより、係止
部7…の約1/2ピツチだけ操作部材5を強制移動
させるのである。
即ち、操作レバー8を握り部2に近づく側に一
回揺動操作するたびに、係止部7…の約1/2ピツ
チづつ操作部材5を強制移動させ、一回の揺動操
作で係止部7…の1ピツチを移動させる従来の場
合に比べて小さい力で曲げ加工を行えるように構
成されている。
回揺動操作するたびに、係止部7…の約1/2ピツ
チづつ操作部材5を強制移動させ、一回の揺動操
作で係止部7…の1ピツチを移動させる従来の場
合に比べて小さい力で曲げ加工を行えるように構
成されている。
前記操作部材5と工具本体1との間に圧縮コイ
ルスプリング12が介装されて操作部材5を被加
工管4に近づく側に移動させるように付勢され、
かつ、操作部材5の長手方向途中の所定箇所に係
止用凹部13が形成されるとともに、工具本体1
の所定箇所に、前記係止用凹部13に嵌入係止し
て操作部材5の移動を阻止するストツパー14が
設けられている。
ルスプリング12が介装されて操作部材5を被加
工管4に近づく側に移動させるように付勢され、
かつ、操作部材5の長手方向途中の所定箇所に係
止用凹部13が形成されるとともに、工具本体1
の所定箇所に、前記係止用凹部13に嵌入係止し
て操作部材5の移動を阻止するストツパー14が
設けられている。
前記ストツパー14は、工具本体1に揺動自在
に枢支連結されるとともに、その操作部14aが
工具本体1外に突出され、通常時は、第1図に示
すように、ベンデイングシユー6を押し下げて被
加工管4から遠ざけ、ストツパー14を係止用凹
部13に嵌入係止させ、被加工管4から遠ざけら
れた状態を維持させながら、曲げ加工時には、第
2図に示すように、ベンデイングシユー6と両受
止め部材3,3間に被加工管4を挿通し、その状
態でストツパー14を作用解除操作することによ
り、圧縮コイルスプリング12の付勢力により操
作部材5を自ずと移動させてベンデイングシユー
6を被加工管4に押圧接触し、ベンデイングシユ
ー6と両受止め部材3,3とによつて被加工管4
を挾持する初期セツトを完了する。
に枢支連結されるとともに、その操作部14aが
工具本体1外に突出され、通常時は、第1図に示
すように、ベンデイングシユー6を押し下げて被
加工管4から遠ざけ、ストツパー14を係止用凹
部13に嵌入係止させ、被加工管4から遠ざけら
れた状態を維持させながら、曲げ加工時には、第
2図に示すように、ベンデイングシユー6と両受
止め部材3,3間に被加工管4を挿通し、その状
態でストツパー14を作用解除操作することによ
り、圧縮コイルスプリング12の付勢力により操
作部材5を自ずと移動させてベンデイングシユー
6を被加工管4に押圧接触し、ベンデイングシユ
ー6と両受止め部材3,3とによつて被加工管4
を挾持する初期セツトを完了する。
上記構成により、第1図に実線及び二点鎖線
夫々で示すように、被加工管4の管径の大小いか
んにかかわらず、ベンデイングシユー6と両受止
め部材3,3間に被加工管4を容易に挿入できる
とともに、初期セツトを容易に行えるのである。
この時、受止め部材3,3夫々を回転し、曲げ加
工すべき管4の径に応じた凹部3aを対応させる
ようにする。図中15は、ストツパー14を、凹
部13に係止する作用位置に維持させるための当
り部である。
夫々で示すように、被加工管4の管径の大小いか
んにかかわらず、ベンデイングシユー6と両受止
め部材3,3間に被加工管4を容易に挿入できる
とともに、初期セツトを容易に行えるのである。
この時、受止め部材3,3夫々を回転し、曲げ加
工すべき管4の径に応じた凹部3aを対応させる
ようにする。図中15は、ストツパー14を、凹
部13に係止する作用位置に維持させるための当
り部である。
前記操作部材5を被加工管4に近づく側に変位
させるように付勢するのに、上述のような圧縮コ
イルスプリング12に限らず、例えば、引つ張り
スプリングや板バネなど、各種のものを採用で
き、それらをして弾機12と総称する。
させるように付勢するのに、上述のような圧縮コ
イルスプリング12に限らず、例えば、引つ張り
スプリングや板バネなど、各種のものを採用で
き、それらをして弾機12と総称する。
また、前記ストツパー14を構成するに、操作
部材15から接当用のレバー片を突設し、そのレ
バー片に接当させるように構成しても良い。
部材15から接当用のレバー片を突設し、そのレ
バー片に接当させるように構成しても良い。
また、ストツパー14に、その揺動途中で付勢
方向が反転するように引つ張りスプリングを付設
し、前記係止用凹部13に係止する作用位置、及
び、係止用凹部13から離脱する非作用位置夫々
においてストツパー14を付勢維持させるように
しても良い。
方向が反転するように引つ張りスプリングを付設
し、前記係止用凹部13に係止する作用位置、及
び、係止用凹部13から離脱する非作用位置夫々
においてストツパー14を付勢維持させるように
しても良い。
本考案としては、前述のラチエツト構成による
送り爪を1個だけ設け、1ピツチづつあるいはそ
れ以上づつ移動させるように構成するものでも良
い。
送り爪を1個だけ設け、1ピツチづつあるいはそ
れ以上づつ移動させるように構成するものでも良
い。
前記受止め部材3としては、被加工管4夫々の
径に応じた凹部を備えた滑車状のものを用い、適
宜所定のものに取換えるようにしても良い。
径に応じた凹部を備えた滑車状のものを用い、適
宜所定のものに取換えるようにしても良い。
面は、本考案に係る手動式ベンデイングツール
の実施例を示し、第1図及び第2図は夫々一部切
欠正面図、第3図は側面図、第4図は要部の斜視
図、第5図のイないしホは、夫々動作状態を説明
する要部の拡大正面図である。 1……工具本体、2……握り部、3……受止め
部材、4……被加工管、5……操作部材、6……
ベンデイングシユー、7……係止部、8……操作
レバー、9a……送り爪、11……爪送り解除機
構、12……弾機、14……ストツパー。
の実施例を示し、第1図及び第2図は夫々一部切
欠正面図、第3図は側面図、第4図は要部の斜視
図、第5図のイないしホは、夫々動作状態を説明
する要部の拡大正面図である。 1……工具本体、2……握り部、3……受止め
部材、4……被加工管、5……操作部材、6……
ベンデイングシユー、7……係止部、8……操作
レバー、9a……送り爪、11……爪送り解除機
構、12……弾機、14……ストツパー。
Claims (1)
- 工具本体1に、その一端側に握り部2を、か
つ、他端側に被加工管4を受止める一対の受止め
部材3,3を夫々設け、前記工具本体1に、前記
受止め部材3に受止められた被加工管4に対して
遠近する方向に移動自在に操作部材5を設けると
ともに、前記操作部材5の先端にベンデイングシ
ユー6を取付け、かつ、前記操作部材5の軸線方
向に沿つてその周面に形成された鋸歯状の係止部
7…と、この係止部7に係合して、前記工具本体
1に往復揺動自在に取付けられた操作レバー8の
揺動操作力を前記操作部材5の曲げ作用方向への
移動力に変換するように前記操作レバー8に取付
けられた送り爪9aとで、前記操作レバー8の往
復揺動操作に伴つてベンデイングシユー6を被加
工管4曲げ作用方向にのみ移動させるように構成
されたラチエツト機構を備えている手動式ベンデ
イングツールにおいて、前記操作部材5を前記被
加工管4に近づける側へ付勢する弾機12を付設
するとともに、前記工具本体1の握り部2から離
れる方向への前記操作レバー8の一定以上の揺動
に伴つて前記係止部7に対する送り爪9aの係合
を解除する爪送り解除機構11を設けて、前記ベ
ンデイングシユー6を前記弾機12の付勢力に抗
して被加工管4から離れる側へ人為操作可能に構
成し、さらに、前記被加工管4から離れる側に移
行された操作部材5を前記弾機12の付勢力に抗
してその位置に維持するストツパー14を作用解
除操作自在に設けて、前記ストツパー14による
操作部材5の位置維持状態の解除操作に伴つてベ
ンデイングツール6を弾機12の付勢力により被
加工管4に接当する位置まで位置移動自在に構成
してあることを特徴とする手動式ベンデイングツ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19479683U JPS60103519U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 手動式ベンディングツ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19479683U JPS60103519U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 手動式ベンディングツ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60103519U JPS60103519U (ja) | 1985-07-15 |
JPS6116896Y2 true JPS6116896Y2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=30418588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19479683U Granted JPS60103519U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 手動式ベンディングツ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60103519U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10702323B2 (en) * | 2018-03-29 | 2020-07-07 | Aesculap Ag | Spinal fixation rod bending instrument |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19479683U patent/JPS60103519U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60103519U (ja) | 1985-07-15 |
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