JPS61168377A - テニスボ−ル - Google Patents

テニスボ−ル

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JPS61168377A
JPS61168377A JP768985A JP768985A JPS61168377A JP S61168377 A JPS61168377 A JP S61168377A JP 768985 A JP768985 A JP 768985A JP 768985 A JP768985 A JP 768985A JP S61168377 A JPS61168377 A JP S61168377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
tennis
balls
butyl rubber
practice
Prior art date
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Pending
Application number
JP768985A
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English (en)
Inventor
邦康 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP768985A priority Critical patent/JPS61168377A/ja
Publication of JPS61168377A publication Critical patent/JPS61168377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスピードボールに対する打球練習に通した硬
式用テニスボールに関する。
〔従来の技術〕
硬式用のテニスボールには、中空コア内に大気圧より0
.6〜1.0 kg/cIa高い圧力がかかるようなエ
アーまたは他のガスを封入したプレソシャーラノイV5
−−づギー11ノl匍匡斗−14−11ハシ ボア内の
内圧が大気圧と等しいプレッシャレステニスボール(無
圧テニスボール)の2種類がある。
このなかに国際テニス連盟規格に合格する一級品のボー
ルと低価格で打球感、特性が前記一級品より若干落ちる
練習用ボールとがある。しかし練習用ボールといっても
、打球感や特性が若干劣るだけで、一級品に比べて特性
が大きくかつ本質力に異なるものではない。
ところで、テニス上達における練習方法には各種あるが
、野球においてスピードボールに慣れるために投手が正
規の位置より前で投げ、投球位置から打者までの距離を
短かくして、スピードボールに慣れさせる練習方法があ
る。このように実際の状況よりも、より苛酷な条件下で
練習することによって上達する方法はどのようなスポー
ツにも応用される。
テニスも最近は世界的にスピード化の傾向にあり、その
対策として各種の練習方法が採り入れられている。グラ
ウンドストロークにおいて基本的な技術は、ボールを打
つ地点へ早く行き、ラケソトを早く引いて滑る速いボー
ルに対しては腰をおとして(ひざを曲げて)打つことが
基本となる。
このような基本をマスターするにあたり、前述のより苛
酷な条件下で練習することが一番の近道である。具体的
には各種の方法があるが、現在のボールを使用する限り
においては、近距離よりボールを速いスピードを出すこ
とによる方法が一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような場合、ボールを出す人間は多量のボールを
次から次へと出すだけで決して通常のラリ−を続けるこ
とはない。これは前述したように、練習用ボールも国際
テニス連盟規格に合格するボールにできるだけ近付ける
ことを目標につくられているため、ラリ−を続けると、
相手方がスピードボールをコントロールよく楽々と打ち
出せる熟達者でない限り、スピードボールに対する打球
練習とならないからである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本発明者はグラウンドストロークの練習にお
いて、お互いにラリ−を続けながら、つまり、より実戦
的な練習をしながら、なおかつ、その中でバウンドが低
く、かつバウンド後の水平方向の速度が大きいスピード
ボールに対する打球練習ができるテニスボールを得るべ
く種々研究を重ねた結果、全重合体中にブチルゴムまた
はブチルゴムの誘導体を3〜20重量%含有させたゴム
組成物でコアを作製するときは、直径が国際テニス連盟
規格に合格する範囲内で重量が54.0〜58.0g、
フォワード変形量が5.90〜7.5On+m、リター
ン変形量が8.5〜10.0ma+と、国際テニス連盟
規格に規定される規格値に合格するかあるいはそれに近
い特性を有しながら、リバウンドが70〜130 el
mと国際テニス連盟規格値より低く、打球感やボールの
飛びが国際テニス連盟規格に合格する一級品テニスボー
ルと大差なく、バウンド後のボールの反射角が従来ボー
ルに比べて小さく、かつバウンド後の水平方向の速度が
従来ボールより大きいテニスボールが得られることを見
出し、本発明を完成するにいたった。
上記のような特性を有するテニスボールは、実際に打球
すると、上述のように従来のテニスボールでは得ること
のできないバウンド後のボール挙動を示す。すなわち、
バウンド後のスピードが速(、かつ滑るように低い挙動
を示す、その結果、本発明のテニスボールを用いること
で、従来ボー−1,ルでは得られないバウンドが低く、
かつバウンド後の水平方向のスピードが速い苛酷な条件
下でのグラウンドストロークの練習となり、前述のスピ
ードボールに対する上達基本事項の早くラケットを引き
、かつ腰を落として(ひざを曲げて)打つということを
より確実にマスターできるようになる。したがって、本
発明のテニスボールを確実にねらい通りに返球できるよ
うになれば、日頃練習している相手よりも数段スピード
が上の者と試合をしてもグラウンドストロークにて難な
く返球することができる。つまり、本発明のテニスボー
ルはスピードボールに対する返球上達のための最適の練
習用ボールということができる。
本発明においては、前記のような特性のボールを得るた
めに、コアを構成する重合体成分としてブチルゴムまた
はブチルゴムの誘導体を全重合体中3〜20重量%の割
合で用いる。
上記ブチルゴムの誘導体とは塩素化ブチルまたは臭素化
ブチルであって、その塩素化量または臭素化量は0.5
〜3.0重量%が好ましい。
本発明において、ブチルゴムまたはブチルゴムの誘導体
を前記のように全重合体中3〜20重量%の割合で用い
るのは、ブチルゴムまたはブチルゴムの誘導体の使用量
が3重量%より少ないとリバウンドが大きくなりすぎて
リバウンドを70〜130口の範囲におさめることがむ
つかしくなり、またブチルゴムまたはブチルゴムの誘導
体の使用量が20重量%を超えるとバウンドが小さくな
りすぎ、かつバウンド後の反射角が著しく小さくなって
練習にならないからである。゛ コアを構成する重合体で上記ブチルゴムまたはブチルゴ
ムの誘導体以外のものとしては、天然ゴム、ポリブタジ
ェン、スチレンブタジェンゴム(SBR)、ハイスチレ
ン樹脂、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM
)などが用いられるが、通常、天然ゴムまたはハイシス
ポリブタジェンが好ましい。
コアは上記重合体にたとえばクレー、炭酸マグネシウム
、炭酸カルシウム、シリカ系充填剤などの充填剤、酸化
亜鉛やステアリン酸などの加硫促進助剤、加硫剤、加硫
促進剤などを適宜添加して調製したゴム組成物を加硫す
ることによって得られる。
その具体的手段としては、前記重合体と充填剤、加硫促
進助剤をパンバリミキサーまたはロールなどの混練機を
用いて混練し、次いで加硫剤および加硫促進剤を配合し
て混練し、得られたゴム組成物をシート状にし、それを
押出機でロンド状に成形し、得られたロンド状のゴム組
成物をハーフシェル用金型に入れて圧縮成形して一対の
半球殻体を作製し、得られた半球殻体のうちの一方の半
球殻体の凹所にアンモニウム塩と亜硝酸塩との混合物に
よるガス発生剤を充填し、これに他方の半球殻体を球状
になるように重ね合わせて圧縮成形することによってコ
アが作製される。また上記のようなガス発生剤を入れる
ことなく無圧テニスボール用のコアとしてもよい。半球
殻体を作製するための圧縮成形は通常140〜160℃
、3〜6分間の範囲内で行なわれ、半球殻体の厚さは通
常3.1〜3.6 mmにされる。コア作製のための圧
縮成形は通常140〜160℃、15〜25分間の範囲
内で行なわれる。
そして、テニスボールは、上記のようにして得られたコ
アにメルトンカバーなどのフェルトカバーを被覆し、ボ
ール用金型中で圧縮成形することによってつ(られる。
テニスボール作製のための圧縮成形は通常130〜15
0℃で15〜20分間の範囲内で行なわれ、ボール直径
は64〜66.5mmにされる。
本発明において、得られるテニスボールの重量を54.
0〜58.0 g、フォワード変形量を5.90〜7,
501、リターン変形量を8.5〜10.0+u+と規
定しているのは、それらの特性をできるだけ国際テニス
連盟規格値に合格ないしは近付けながら、練習用ボール
であるため、国際テニス連盟規格値からの若干の逸脱は
事実用さしつかえないという考えに基づいている。そし
てリバウンドを70〜130 cmに規定しているのは
、リバウンドが70cn未満では飛びや打球感が国際テ
ニス連盟規格に合格するボールから遠ざかりすぎること
と、リバウンドが130 craより大きくなるとバウ
ンド後の反射角を小さく、かつバウンド後の水平方向の
スピードを速くすることができなくなるからである。
〔実施例〕
つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜3および比較例1 第1表に示す配合のコア用ゴム組成物をシート状にし、
それを押出機でロンド状に成形してハーフシェル用金型
に入れ、150℃で5分間圧縮成形して厚さ3.3 m
s+の一対の半球殻体を得た。なお第1表中における各
成分の配合量は重量部によるものである。
上記のようにして得られた一対の半球殻体のうち一方の
半球殻体の凹所にアンモニウム塩と亜硝酸塩との混合物
によるガス発生剤を充填し、これに他方の半球殻体を球
状になるように重ね合わせてコア用金型に入れ150℃
で20分間圧縮成形してテニスボール用コアを得た。
上記コアに常法によりメルトン力バーを被覆し、テニス
ボール用金型に入れ140℃で18分間圧縮成形して直
径65+uwの加圧テニスボールを得た、得られたテニ
スボールについて国際テニス連盟規格に準じて重量、フ
ォワード変形量、リターン変形量、リバウンドを測定す
るとともに、裏打して打球感および飛びを調べ、それら
の結果を第2表に示した。
また、得られたテニスボールをハードコートにてフラッ
トで打球したグラウンドストロークでのバウンド特性を
調べ、その結果を第3表に示した。
第2表に示すように、本発明の実施例1〜3のテニスボ
ールは、重量、フォワード変形量、リターン変形量のい
ずれも国際テニス連盟規格値内に入っているが、リバウ
ンドは国際テニス連盟規格値より小さく、バウンド特性
は第3表に示すように、ボール特性が国際テニス連盟規
格に合格する比較例1のボールより反射角が小さく、か
つ水平方向へのボール速度が大きかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、コアを構成す
る重合体中にブチルゴムまたはブチルゴムの誘導体を特
定割合で用いることによって、ボールのリバウンドを国
際テニス連盟規格値より低くし、バウンド後の反射角を
従来ボールに比べて小さく、かつバウンド後の水平方向
の速度を大きくすることができた。したがって、本発明
のテニスボールによれば、通常のラリ−を続ける場合で
も、従来ボールでは不可能であったバウンドが低く、か
つバウンド後の水平方向のスピードが速いスピードボー
ルに対する打球練習をすることができるようになった。
また、従来同様に近距離よりボールを速いスピードで次
々と出すようにすれば、従来ボールでは得られなかった
バウンドが低く、かつバウンド後の水平方向のスピード
が速いスピードボールに対するより苛酷な条件下での練
習となり、スピードボールに対するグラウンドストロー
クでの返球に際してより適切な練習ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全重合体中にブチルゴムまたはブチルゴムの誘導
    体を3〜20重量%含有させたゴム組成物から作製した
    コアにカバーを被覆してなり、重量が54.0〜58.
    0gで、フォワード変形量が5.90〜7.50mm、
    リターン変形量が8.5〜10.0mmで、リバウンド
    が70〜130cmであることを特徴とするテニスボー
    ル。
JP768985A 1985-01-19 1985-01-19 テニスボ−ル Pending JPS61168377A (ja)

Priority Applications (1)

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JP768985A JPS61168377A (ja) 1985-01-19 1985-01-19 テニスボ−ル

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JP768985A JPS61168377A (ja) 1985-01-19 1985-01-19 テニスボ−ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61168377A true JPS61168377A (ja) 1986-07-30

Family

ID=11672750

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JP768985A Pending JPS61168377A (ja) 1985-01-19 1985-01-19 テニスボ−ル

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JP (1) JPS61168377A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5225258A (en) * 1990-04-25 1993-07-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for hollow core of pressureless tennis ball

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319939Y1 (ja) * 1965-10-23 1968-08-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319939Y1 (ja) * 1965-10-23 1968-08-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5225258A (en) * 1990-04-25 1993-07-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for hollow core of pressureless tennis ball

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