JPS61167921A - 液晶中の水分除去装置及びその方法 - Google Patents

液晶中の水分除去装置及びその方法

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JPS61167921A
JPS61167921A JP867985A JP867985A JPS61167921A JP S61167921 A JPS61167921 A JP S61167921A JP 867985 A JP867985 A JP 867985A JP 867985 A JP867985 A JP 867985A JP S61167921 A JPS61167921 A JP S61167921A
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JP
Japan
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liquid crystal
filter
vacuum chamber
vapor pressure
water
Prior art date
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Application number
JP867985A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kinugasa
直己 衣笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hosiden Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は液晶中(ユ含まれている機成水分を除去する
装置及びその方法(1関する。
「従来の技術」 液晶中(二数間PPmの水が混入した状態で長期cl存
されると水分が徐々に拡散して液晶の比抵抗が低下する
。このためアクティブマトリクスなどの液晶表示素子(
:そのような水分を含んだ液晶が用いられると液晶の比
抵抗の低下のため表示不良の原因となる。
このような点より液晶中の微頃の水分を除去して液晶本
来の初期の比抵抗値を保持するよう(ニすることが行わ
れる。このため従来においては例えば特開昭58−11
4016号公報に示されるように液晶表示セル内に液晶
を注入後、その液晶セルを液晶のネマティック相とアイ
ソトロピック相との転移点付近まで加熱して低下した液
晶の比抵抗を高くすることが提案されている。しかしこ
のような方法は液晶の比抵抗の低下C二よる表示不良を
本質的(二解決するものではなく、長期(−使用し、又
は保存していると再び液晶の比抵抗の低下が生じる可能
性がある。
なお液晶は一般C二化学物質の精製法、例えば蒸溜など
(−よる精製C二は適用しく二〈い。
更に液晶をその蒸気圧よりも高いが、水の蒸気圧よりも
低い真空状態下(1配して水分のみを蒸発させることが
考えられるが、液晶中(−拡散してい  □る水分を除
去する(二は著しく長い時間を必要とすること(二なる
「問題点を解決するための手段」 この発明(二よれば液晶の蒸気圧よりも高いが水の蒸気
圧よりも低い状態(1真空引きした真空室が設けられ、
その真空室内に液晶通路を通じて液晶を供給する。その
場合その液晶通路内(−フィルタを設けて真空室内に供
給される液晶の表面積を大きくする。その真空室内(−
はフィルタを通じて供給された液晶を収集する液晶受け
が設けられている。このようC二して液晶の表面積が大
きな状態で液晶が真空室内に供給され、液晶内に分散し
ていた水分は容易(−水蒸気として蒸発する。しかし真
空室の圧力は液晶の蒸気圧よりも高いため、液晶は蒸発
することなく液晶受けに集められる。この場合その液晶
受け(=集められた液晶を加熱することにより一層水分
を蒸発させることができる。
「実施例」 以下この発明(二よる液晶中の水分除去装置及びその方
法の実施例を図面を参照して説明しよう。
図C二おいてベルジャなどの真空室11が設けられ、そ
の真空室はパイプ12を通じて真空ポンプ13(二より
真空引きが行われる。この場合真空室11の気圧は液晶
の蒸気圧10−4乃至10−10torrよりも高い圧
力とされるが、水の蒸気圧1.7 X 10tor r
程度よりも低い圧力とし、従って真空室11内の水は蒸
気となって真空ポンプ13側(:直ちに引かれるよう≦
二される。
この真空室lll内液液晶供給する液晶通路14が設け
られる。即ち真空室11の例えば上板に孔が形成され、
その孔内6ニパイプが挿通されて液晶通路14が構成さ
れる。液晶通路14と真空室11トノ間(二は気密性を
作っためのバッキング15が介在されている。液晶通路
14を通じて真空室11へ液晶16を供給するが、その
液晶の表面積をなるべく大きくして真空室11内(−供
給するよう(;液晶通路14を横断してフィルタ17が
設けられる。フィルタ17としてはこのように液晶の表
面積を大きくして真空室11C;供給するものであって
、例えばニトロセルローズのメンブレンフィルタを用い
ることができ、その材料として゛は化学的に安定で不純
物濃度が低い材質が望ま“しく孔の大きさはミクロンオ
ーダーで例えば1ミクロン程度とされる。
真空室11内(二供給された液晶を受けるように液晶受
け18が真空室11内(二設けられる。液晶受け18は
台19上に配され、液晶通路14の直下に置かれる。
この構成(;よれば液晶通路14の上側の開放端から液
晶16を液晶通路14に供給するとフィルタ17により
液晶16はその表面積が大きくされて真空室11(−供
給される。真空室11内では液晶の蒸気圧よりも気圧が
高いため液晶は蒸気とならないが、真空室11内の気圧
よりも水の蒸気圧が高いため液晶中の水分は蒸発して真
空ポンプ13内番−引かれて外部(−放出される。液晶
は液晶受け18内Cユ収容される。この真空室11内の
圧力は例えば10−4乃至1 torr程度とされる。
但し20QC、二おいてである。このよう(ニして液晶
16中の水分が除去されるが、このことを繰返し行った
方がよい。
実験cよれば真空室11を10 ” torr20’c
としてフィルタ17の径が1ミクロンのものを使用した
場合、この装置に供給する前の液晶C二おけろ水分は1
032.1PPmであったが、この装置を1回I!r1
丁と水分は254.1PPmに減少し、その液晶受け1
8の液晶を更(二もう一度この装置C1通すと水分は1
88.7PPrrz二減少した。この装置C二よれば比
較的短時間で液晶中の水分を充分除去することが可能と
なる。
しかもフィルタ17を通すこと(ユよって液晶16(二
含まれているゴミなどを同時に除去できる利点がある。
また必要(−6じて真空室ll内(−配されている液晶
受け18を加熱して液晶受け18中の液晶(−含まれて
いる水が蒸発しやすいようにするとよい。例えば台19
内Cニヒーターを設は液晶受け18内の液晶16を加熱
する。例えば100°CCユおいては液晶の蒸気圧は1
0−2乃至I Q 6 torrであり、−力水の蒸気
圧は7.6 x I Q2torrとなり、真空室11
内を10−2torrよりも大きいが、水の蒸気圧より
は充分低い気圧とする。このようにしてより効果的(ユ
水分を除去することができる。
またフィルタ17の孔径よりも大きなアルミナ、シリカ
などの吸着剤を液晶16中≦二混入して液晶通路14に
供給することによって液晶16中のイオン性物質がその
吸着剤(−吸着されてフィルタ17(二これが阻止され
てイオン性物質を除去することもできる。
「発明の効果」 以上述べたようζ1この発明C二よれば、液晶と水との
蒸気圧の差を利用し、しかもフィルタによって液晶の表
面積を大きくすることC二よって効率的に比較的短かい
時間で液晶中の微量水分を除去することができ、しかも
液晶中(二含まれるゴミなどの不純物も除去することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明による液晶中の水分除去装置の例を示す図
である。 11:真空室、13:真空ポンプ、14:液晶通路、1
6:液晶、17:フィルタ、18:液晶受け。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶の蒸気圧よりも高いが水の蒸気圧よりも低い
    状態い真空引きされた真空室と、その真空室内に液晶を
    供給する液晶通路に設けられて供給される液晶の表面積
    を大とするフイルタと、上記真空室内に設けられ、上記
    フイルタを通過して供給された液晶を収容する液晶受け
    とを具備する液晶中の水分除去装置。
  2. (2)上記液晶受け内の液晶を加熱する手段を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶中の水分
    除去装置。
  3. (3)上記フイルタの前段側において液晶に、上記フイ
    ルタを通過しない吸着剤を混入する手段を含む特許請求
    の範囲第1項記載の液晶中の水分除去装置。
  4. (4)液晶をその蒸気圧よりも高いが水の蒸気圧よりも
    低い気圧の雰囲気に配し、かつ液晶をフイルタに通して
    液晶の表面積を大とし、液晶中の水分を蒸発させること
    を特徴とする液晶中の水分除去方法。
  5. (5)上記液晶を加熱してこれに含まれる水分を蒸発し
    易いようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の液晶中の水分除去方法。
  6. (6)上記液晶を攪拌しながらこれに含まれる水分を蒸
    発させることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    液晶中の水分除去方法。
  7. (7)上記フイルタに液晶を通過させる前に液晶にその
    フイルタの孔よりも大きい吸着剤を混入させることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項乃至第6項の何れかの液
    晶中の水分除去方法。
  8. (8)フイルタを通して表面積を大とした液晶を液晶と
    水との蒸気圧の差を利用して液晶中の水分を除去するこ
    とを繰返し行うことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    乃至第6項記載の液晶中の水分除去方法。
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