JPS6116747A - 人工臓器類のガス減菌用キヤツプ - Google Patents
人工臓器類のガス減菌用キヤツプInfo
- Publication number
- JPS6116747A JPS6116747A JP59135283A JP13528384A JPS6116747A JP S6116747 A JPS6116747 A JP S6116747A JP 59135283 A JP59135283 A JP 59135283A JP 13528384 A JP13528384 A JP 13528384A JP S6116747 A JPS6116747 A JP S6116747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- blood side
- shape
- side nozzle
- artificial organs
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(#楽土の利用分野)
本発明は、血液、腹水、胸水等の体液を処理する人工臓
器類を、使用に先立ってカス滅菌し、使用直前まで滅菌
状態で保持する為のキャップに関するものである。以下
の説明は、便宜上、人工腎臓に用いた場合について記載
する。
器類を、使用に先立ってカス滅菌し、使用直前まで滅菌
状態で保持する為のキャップに関するものである。以下
の説明は、便宜上、人工腎臓に用いた場合について記載
する。
(従来技術とその問題点)
忠魂の血液を処理するための人工腎臓は、その使用直前
まで滅菌状態で保持されねばならない。
まで滅菌状態で保持されねばならない。
従って、第5図に示す人工腎臓は、普通法のようにして
乾式滅菌される。
乾式滅菌される。
血液側入口及び出口ノズル(以下「血液側ノズル」とい
う)(1)には、それぞれ軟質プラスチアク(塩ヒ)製
のキャップ(2)を被せ、高圧法気滅菌又はエチレンオ
キサイドガス(EOG) fi菌(以下これらを単に「
ガス減菌」という)を行う。キャップ(2)は第6図、
第7図に示すように、血液側ノズルの形状に応じた適度
の深さまで内側が円形に穿孔されており、しかも、この
穿孔部には、さらに数個(通常4個)の溝(3)が切ら
れており、穿孔部の内径は侮液側ノズル(1)の外径よ
り若干小さくされているので、キャップを押し付けるこ
とによって血液側ノズルにはめ込み固定することができ
る。滅菌用のガスは第7図に矢印で示すように、溝(3
)を通ってキャップ(2)中に入り、更に反転して血液
側ノズル(1)から人工腎臓中に流入して、所期の滅菌
効果を奏する。 しかし、このような公知のキヤ・ンプ
には、下記の(イ)〜(ハ)の問題点があった。
う)(1)には、それぞれ軟質プラスチアク(塩ヒ)製
のキャップ(2)を被せ、高圧法気滅菌又はエチレンオ
キサイドガス(EOG) fi菌(以下これらを単に「
ガス減菌」という)を行う。キャップ(2)は第6図、
第7図に示すように、血液側ノズルの形状に応じた適度
の深さまで内側が円形に穿孔されており、しかも、この
穿孔部には、さらに数個(通常4個)の溝(3)が切ら
れており、穿孔部の内径は侮液側ノズル(1)の外径よ
り若干小さくされているので、キャップを押し付けるこ
とによって血液側ノズルにはめ込み固定することができ
る。滅菌用のガスは第7図に矢印で示すように、溝(3
)を通ってキャップ(2)中に入り、更に反転して血液
側ノズル(1)から人工腎臓中に流入して、所期の滅菌
効果を奏する。 しかし、このような公知のキヤ・ンプ
には、下記の(イ)〜(ハ)の問題点があった。
(イ)素材が軟質プラスチックなので、高圧蒸気な耐え
られず変形する。
られず変形する。
(ロ)素材が軟質プラスチックなので、使用時にキャッ
プがくい込んでいて取り外しが困難である。
プがくい込んでいて取り外しが困難である。
(ハ)血液側ノズルが、第7図のように出っ張り部をも
つ形状をしているので、キャップを外す時にこの出っ張
り部が軟質プラスチック製キャップの内面を削り取って
、その屑が血液側ノズルに付着し、汚染の原因になる。
つ形状をしているので、キャップを外す時にこの出っ張
り部が軟質プラスチック製キャップの内面を削り取って
、その屑が血液側ノズルに付着し、汚染の原因になる。
(発明の目的)
本発明は、上述のような問題点を解決すると共に、滅菌
用ガスの通過と血液側ノズルとの接合を、より容易且つ
確実に行ない得るキャップを提供するものである。
用ガスの通過と血液側ノズルとの接合を、より容易且つ
確実に行ない得るキャップを提供するものである。
(発明の構成と実施例)
本発明の骨子は、キャップの素材が硬質プラスチックで
あること、及びその形状が、内側穿孔部の断面が6角以
上の正多角形状であって、その各頂点部分が特に肉薄に
形成され、これらの頂点部分のうち、ほぼ等間隔に配置
された3箇所以上には、内側空間に張り出した梁状突起
を設けた点にある。
あること、及びその形状が、内側穿孔部の断面が6角以
上の正多角形状であって、その各頂点部分が特に肉薄に
形成され、これらの頂点部分のうち、ほぼ等間隔に配置
された3箇所以上には、内側空間に張り出した梁状突起
を設けた点にある。
キャップの素材である硬質プラスチックとしては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の公知
のものが使用できる。
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の公知
のものが使用できる。
次に、本発明を図面によって説明する。
キャップの内側断面は、6角以上の正多角形状であって
、キャップの外形は、例えば第1図のように円形である
ので、各頂点部分は特に肉薄部(5)を形成し、隣接す
る肉厚部(6)とバランスよ〈交rLに配置される。こ
れらの頂点部分には、ほぼ等間隔(図では1箇置き)に
、梁状突起(4)が設けである。穿孔部は血液側ノズル
の形状に応じた適度の長さをもち、先細り状にテーパー
をもたせても、或いは、均一の断面形状としてもよい。
、キャップの外形は、例えば第1図のように円形である
ので、各頂点部分は特に肉薄部(5)を形成し、隣接す
る肉厚部(6)とバランスよ〈交rLに配置される。こ
れらの頂点部分には、ほぼ等間隔(図では1箇置き)に
、梁状突起(4)が設けである。穿孔部は血液側ノズル
の形状に応じた適度の長さをもち、先細り状にテーパー
をもたせても、或いは、均一の断面形状としてもよい。
内側断面の形状は、6角形以上でなければ十分に効果を
奏しないので、6角形以上であることが必要である。正
多角形であることが好ましいが、ほぼ正多角形であれば
十分効果を奏することができる。
奏しないので、6角形以上であることが必要である。正
多角形であることが好ましいが、ほぼ正多角形であれば
十分効果を奏することができる。
梁状突起を設ける頂点の数が3より少い時には、十分な
効果が奏されない。
効果が奏されない。
梁状突起(4)は、普通テーパー状の穿孔部中に、全て
の梁状突起の頂点を通る円(第1図の点線で画いた円)
の直径が、血液側ノズル(1)の外径より若干小さくな
くような高さに設ける。梁状突起は、普通、山脈状にあ
る程度の長さを持たせるが、変形として、点状の短い突
起を配列きせるごともできる。なお、梁状突起の高さは
、流すガスによって異なり、EOG用は高圧蒸気用より
低くてもよい。高さの必要条件は、使用ガスが血液側ノ
ズルから人工腎臓内部へ容易に流れ込むことである。
の梁状突起の頂点を通る円(第1図の点線で画いた円)
の直径が、血液側ノズル(1)の外径より若干小さくな
くような高さに設ける。梁状突起は、普通、山脈状にあ
る程度の長さを持たせるが、変形として、点状の短い突
起を配列きせるごともできる。なお、梁状突起の高さは
、流すガスによって異なり、EOG用は高圧蒸気用より
低くてもよい。高さの必要条件は、使用ガスが血液側ノ
ズルから人工腎臓内部へ容易に流れ込むことである。
突起の配置は、7角形等の奇数多角形の場合には、ほぼ
等間隔に設ければ、十分所期の効果を奏することができ
る。
等間隔に設ければ、十分所期の効果を奏することができ
る。
本発明キャップの形状は、第1図に限定されるものでは
なく、例えば、第2図の(ア)〜(つ)は、本発明の他
の変形キャップを示すものである。(ア)及び(イ)は
、外形が多角形で、しかも肉薄部と肉厚部を形成したも
のである。中に。
なく、例えば、第2図の(ア)〜(つ)は、本発明の他
の変形キャップを示すものである。(ア)及び(イ)は
、外形が多角形で、しかも肉薄部と肉厚部を形成したも
のである。中に。
血液側ノズルが第5図の(1)のような形状でなく、第
4図に示すような同心円状に形成した円筒部(1)を有
する公知の他の形状の場合には、第3図に示すように、
キャップの開11部側に、半径方向に溝(8)を設けた
つば(7)を更に付加した変形・キャップ(つば付キャ
ップ)にすれば、第4図に矢印で示すように凹凸内面が
ガス流路を形成して、所期の滅菌効果を奏することがで
きる。尚、第3図のっぽ(7)における溝(8)の数は
、多数設ける必要はなく、ガスが流れる程度であれば、
最低1個でも良い。
4図に示すような同心円状に形成した円筒部(1)を有
する公知の他の形状の場合には、第3図に示すように、
キャップの開11部側に、半径方向に溝(8)を設けた
つば(7)を更に付加した変形・キャップ(つば付キャ
ップ)にすれば、第4図に矢印で示すように凹凸内面が
ガス流路を形成して、所期の滅菌効果を奏することがで
きる。尚、第3図のっぽ(7)における溝(8)の数は
、多数設ける必要はなく、ガスが流れる程度であれば、
最低1個でも良い。
(作用及び効果)
キャップ(2)には、肉薄部(5)と肉厚部(θ)が交
lLにバランスよく配置され、しかも、肉薄部には、ほ
ぼ等間隔に梁状突起(4)が設けであるので、このキャ
ップに血液側ノズルを差し込むと、適当なたわみが生じ
て、キャップが容易に、しかもしっかりとノズルの先に
固定される。
lLにバランスよく配置され、しかも、肉薄部には、ほ
ぼ等間隔に梁状突起(4)が設けであるので、このキャ
ップに血液側ノズルを差し込むと、適当なたわみが生じ
て、キャップが容易に、しかもしっかりとノズルの先に
固定される。
このキャップは硬質プラスチック類なので、ノズルによ
って削られたり、また熱によって変形する心配もなく、
また、単に硬質プラスチックのひずみで固定されている
だけなので、取り外しも極めて容易である。
って削られたり、また熱によって変形する心配もなく、
また、単に硬質プラスチックのひずみで固定されている
だけなので、取り外しも極めて容易である。
ノズルとキャップの実質的接触面積が、第6図のような
公知のものに比べて少ないので、ガスの流路が広くなっ
ている。更に、本発明のキャップは、血液側ノズル外径
に成形上の若干のバラツキがあっても、それぞれに合う
ようにひずむので、容易に差し込むことができる長所も
持っている。
公知のものに比べて少ないので、ガスの流路が広くなっ
ている。更に、本発明のキャップは、血液側ノズル外径
に成形上の若干のバラツキがあっても、それぞれに合う
ようにひずむので、容易に差し込むことができる長所も
持っている。
本発明のキャップを使用すれば、装着前の形状が安定し
ており、かつ滑りも良いので、これ迄1箇づつ手ではめ
込んでいた処理の自動化が可能である。
ており、かつ滑りも良いので、これ迄1箇づつ手ではめ
込んでいた処理の自動化が可能である。
第1図は1本発明キャップの説明図。第2図の(ア)〜
(つ)は、他の実施例を示す説明図。第3図は、つば付
キャップの実施例を示す斜視図。 第4図は、つば付キャップを血液側ノズルに接合した際
の、ガス流れを示す説明図。第5図は、公知の人工腎臓
の簡略図。第6図は、公知のキャップの穿孔部を示す説
明図。第7図は血液側ノズルを第6図のキャップに接合
した際の、ガス流れを示す図。 1血液側ノズル 1円筒部 2ギヤツプ 3溝 4梁状突起 5肉薄部 6肉厚部 7っば 8溝
(つ)は、他の実施例を示す説明図。第3図は、つば付
キャップの実施例を示す斜視図。 第4図は、つば付キャップを血液側ノズルに接合した際
の、ガス流れを示す説明図。第5図は、公知の人工腎臓
の簡略図。第6図は、公知のキャップの穿孔部を示す説
明図。第7図は血液側ノズルを第6図のキャップに接合
した際の、ガス流れを示す図。 1血液側ノズル 1円筒部 2ギヤツプ 3溝 4梁状突起 5肉薄部 6肉厚部 7っば 8溝
Claims (3)
- (1)硬質プラスチック製で、且つ、内側断面は6角以
上の正多角形状で、その各頂点部分は、特に肉薄に形成
され、ほぼ等間隔の、3箇所以上の頂点部分には、内側
空間に張り出した梁状突起を設けたことを特徴とする人
工臓器類のガス滅菌用キャップ。 - (2)内側断面が正6角形で、外形が円形である特許請
求の範囲第1項記載のキャップ。 - (3)キャップの開口部側に、半径方向に溝を設けたつ
ばを有する特許請求の範囲第1項記載のキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59135283A JPS6116747A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 人工臓器類のガス減菌用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59135283A JPS6116747A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 人工臓器類のガス減菌用キヤツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116747A true JPS6116747A (ja) | 1986-01-24 |
Family
ID=15148078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59135283A Pending JPS6116747A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 人工臓器類のガス減菌用キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126245U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-08-29 | ||
US5954957A (en) * | 1995-07-03 | 1999-09-21 | Althin Medical, Inc. | Multi-purpose cap for hydraulic ports on a medical device |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP59135283A patent/JPS6116747A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126245U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-08-29 | ||
US5954957A (en) * | 1995-07-03 | 1999-09-21 | Althin Medical, Inc. | Multi-purpose cap for hydraulic ports on a medical device |
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