JPS6116619Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カートリツジ式誘導加熱調理器のプ
ラグ保護機構に関する。

カートリツジ式誘導加熱調理器１は、第１図に
示すように、グリル２に組み込まれて使用される
構造のものであり、誘導加熱調理器１にかえて、
グリル用ヒータ３が調理物の容器例えばフライヤ
ー４等が適宜設置される。グリル２には、これら
調理器１、ヒータ３、フライヤー４が設置される
凹所５，５が設けられ、この凹所５，５側壁に
は、電源供給用のコンセント６，６が配されてい
る。調理器１、ヒータ３には、このコンセント
６，６に結合するプラグ７，８が設けられ、これ
らを凹所５，５内に設置したとき電気的に接続さ
れる。

このようにカートリツジ式誘導加熱調理器１
は、調理の種類によつてグリル２に設置、或は取
り外しが頻繁に行なわれる。かかる調理器１の取
り外し状態にあつては、プラグ７が調理器１側壁
に露出しているため、収納する際、運搬時その他
必要な操作をするときこれをぶつけて破損する危
惧がある。また逆に使用者がこれにあたつて怪我
をする危険もある。

本考案は、このような欠点を解消する目的でな
されたもので、調理器１を使用しないとき、上記
プラグ７をカバーする保護キヤツプ９を設けたも
のである。第２図は、本考案一実施例を示し、１
は、誘導加熱調理器で、鍋が載置されるトツププ
レート１０及びケース１１よりなる、７はケース
１１側壁に設けられた前記プラグで、電源端子１
２，１３及びアースピン１４よりなる。１５，１
５は、プラグ７の左右に形成された一対の細孔、
９は、プラスチツク等よりなる保護キヤツプで、
細孔１５，１５に差し込まれたときこれに係合す
る係合片１６，１６を有している。第３図は、複
数個の調理器１，１，１の収納状態を示し、それ
ぞれのプラグには、保護キヤツプ９，９，９が被
せられ、積み重ねて置かれる。

このような構造にすれば、調理器の非使用時調
理器側壁に露出して、外部衝撃により破損する惧
れのあるプラグを保護することができ、また使用
者がプラグにあたつて怪我をする危険もなく、プ
ラグの保護及び操作の安全化を達成することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案を説明するための斜視図、第
２図は、本考案一実施例斜視図、第３図は、収納
状態を示す側面図である。 １……誘導加熱調理器、２……グリル、３……
グリル用ヒータ、４……フライヤー、５，５……
凹所、６，６……コンセント、７，８……プラ
グ、９……保護キヤツプ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. グリルに設けられたコンセントに差し込まれ電
   気的に結合するプラグを側壁に有するカートリツ
   ジ式誘導加熱調理器において、上記プラグ近傍に
   一対の細孔を形成し、調理器取り外し時上記細孔
   に係合する係合片を有する保護キヤツプにて上記
   プラグをカバーしたことを特徴とするカートリツ
   ジ式誘導加熱調理器のプラグ保護機構。