JPS61165975A - ア−ス装置の施工方法 - Google Patents

ア−ス装置の施工方法

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JPS61165975A
JPS61165975A JP22045385A JP22045385A JPS61165975A JP S61165975 A JPS61165975 A JP S61165975A JP 22045385 A JP22045385 A JP 22045385A JP 22045385 A JP22045385 A JP 22045385A JP S61165975 A JPS61165975 A JP S61165975A
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JP
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mixture
ground
grounding
ground wire
grounding device
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JP22045385A
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進 丹羽
佐々木 賢次
重森 大三
前田 省吾
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Chubu Electric Power Co Inc
Sankosha Co Ltd
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Chubu Electric Power Co Inc
Sankosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被アース体、例えば送電鉄塔及び避雷針の接
地抵抗を低減するアース装置の施工方法に関し、特に電
気伝導性物質とアルカリ性固結材との混合粉体を水を使
用することなく施工してアース装置を構成する施工方法
に関する。
送電鉄塔あるいは建造物に設置された避雷針等は、アー
ス線(埋設地線、接地電極)によって大地に対して低抵
抗で接地されるように行なわれている。例えば従来に於
いては、送電鉄塔あるいは建造物等の基部付近の大地に
掘った溝穴に1送電鉄塔あるいは避雷針に接続されたア
ース線(埋設地線、接地電極)を配設するとともに例え
ば石膏と電解物質の混合物に水を混和して生成した電解
導電性流動物を注入し、この流動物が固化した後に、そ
の上に土質を被せてアース装置を得ていた。
このアース装置では、前記石膏の代りにセメントを使用
する場合もあり、これらセメント、石膏は保水性が良く
、地中において常時水分を確保し、この水分によってア
ース線と大地間の導電性を得、さらに電解質である塩類
はセメント、石膏等の含有する水の導電性をよくすると
ともに、地中に浸透し、その周囲の土質の導電性を良く
する役割を果して接地抵抗の低減効果を得ている。
しかしながら、山岳地に設置された被アース体の前記ア
ース装置の施工工事では、例えば電解物質を含んだセメ
ントあるいは石膏に混和する水が得難く、その水を得る
ために大きな労力や費用を必要としたり場合によっては
水が得られるまで工事を中止しなければならず、さらに
電解導電性流動物を生成するための装置を準備しなけれ
ばならず、また山岳地の傾斜した地表に埋設地線を設置
するための長く分岐した溝穴を掘2ても高低差ができて
、流動性のある電解導電性流動物が低い方へ流れるため
溝穴に注入できず、施工工事が困難である等の種々の欠
点があった。
本発明は前述の従来の欠点を解決するアース装置の施工
方法を提供することを目的とする。
このため、本発明は、被アース体付近の大地に溝穴を掘
削し、この溝穴に、炭素粒粉等の電気伝導性物質の粒粉
体とセメント材等のアルカリ性固結材の粉体とを混合し
てなる接地体を構成する混合物を散布するとともに上記
被アース体に接続されたアース線を埋込んだ後に、上記
混合物の上面に土質を被せて土質層を形成するものであ
る。
以下、本発明のアース装置の施工方法の実施例を第1図
に基づいて説明する。第1図において、lはアース装置
を示し、2はアース装置1を施工するに当り避雷針を設
置した建造物又は送電鉄塔の基部3付近の大地Etc掘
削した溝穴、4は溝穴2内に配設した避雷針又は送電鉄
塔に接続されたアース線(あるいは埋設地線又は接地電
極)、5はアース線4とともに溝穴2内に埋込まれた炭
素粒粉とセメント材との粉末状の混合物で、石炭又は石
油から生成した炭素粒粉1重量部に対してセメント材1
〜0.2重量部の割合で混合してなシ、溝穴2の1平方
メートルに対して5〜20に9重量が散布されている。
6は混合物5の上面に適度な淳さに被せて形成した土質
層である。
以下、アース装置lの施工方法を詳しく説明すると、先
ず、避雷針を設置した建造物又は送電鉄塔の基部3付近
の大地Eに溝穴2を掘削し、次にこの溝穴2に避雷針又
は送電鉄塔のアース線4を配設し、次にアースa4を埋
込むようにして前記のような割合で炭素粒粉とセメント
材とを混合した粉末状の混合物5を前記のような量だけ
散布し、最後に混合物5の上面に土質を被せて土質層6
を形成する。この場合、溝穴2に埋込むアース線4と混
合物5の順序は前記のものに限定されず、混合物5を先
に溝穴2に散布し、次にアース線4を混合物5の中に沈
めるようにして溝穴2に配設してもよく、あるいは第1
図に示すよりに先ず溝穴2の底に混合物5aを散布し、
その上にアース線4を配設し、さらに混合物5bをその
上から被うように散布してもよい。また上記施工方法に
於いては、最後に混合物5の上面に土質層6を被せて完
了するものであるが、後述する理由で、さらに土質層の
上から0.1〜5Kg/d(静止加重)以上の重量の加
重を与えてもよい。
上記の施工方法で構成したアース装置lでは、溝穴2内
に散布された当初の混合物5は粉末状を呈しているので
、溝穴2の底面や土質層6の土質と混合物との接触は、
混合物5が粉末状であることに起因して大地の形状に自
由に順応して、良好な接触を形成する。同時に混合物5
はアース線4とも粉末状であることによって、良好に接
触して接地体を構成する。この状態で吸水性を有する混
合物5のセメント材が土質中に含まれる水分を吸収して
、徐々に硬化して一定時間経過後に固化する。そしてセ
メント材が硬化することによって、固化した混合物5は
大地と極めて大きい実効面積で接触すると共に、アース
線4とも密着する。そして混合物5中の炭素粒粉による
良導X本の固形接地体が溝穴2内の混合物5の散布領域
全体忙形成される。この様に接地施工が混合物5の粉末
状の状態で行なわれるので、大地との接触性が良く、ま
た溝穴2の形状に自由に順応して散布でき、溝穴2の活
用度が高くなる。また水分の働きがなくても電導性が高
いことによって、アース線4の接地抵抗を有効に低減さ
せることのできるアース装置が得られる。この場合に混
合物5が土中の水分を吸収して硬化した段階では、雨水
や地下水の浸入によって流出することがなく、また電気
伝導性物質が炭素粒粉であるので、溶出や腐食が生じな
いので経年変化のない安定した永久接地体が得られる。
第2図、第3図は本実施例の施工方法によって施工した
アース装置の実験例を示し、第3図は第2図に示す寸法
形状の8本の分岐埋設地線を有する埋設地線を第2図と
同形状で、巾0.5m1深さ0.5mの溝穴内に配設し
、炭素粒粉とセメント材とを2:lの重量比で混合した
混合物を溝穴1m”当b9Kyの副台で散布して構成し
た本実施例のアース装置の場合(第3図曲線A)と、第
2図の寸法形状の8本の分岐埋設地線を有する埋設地線
を単に大地に埋設した場合(第3図曲MB>と、第2図
の形状で23cysX100cmの8枚の分岐アルミシ
ートを埋設地線に取付けて単に大地に埋設した場合(第
3図曲線C)K於ける各分岐数に対する接地抵抗値を示
し、その測定結果では本実施例の施工方法によるアース
装置は、他の二側に比較すると30〜40%接地抵抗を
低減することができる。ただし第3図に示す本実施例の
施工方法のアース装置のデータは、セメント材が固化し
た後の状態で測定したものである。
次に第4図は、施工方法の説明で述べた混合物5の上面
に土質層6を被せた後に、さらに土質層6の上から0.
1〜5Kp/i(#止加重)以上の重量の加重を与えて
もよいという記載忙関連して、土質層6を混合物5の上
面に被せた後に土質層6の上から加重を与えた場合の混
合物5の抵抗率変化を示すものである。この図で判るよ
うに、大きな加重を加える程抵抗率は小さくなるが、3
〜5Kg/cm2付近ではほとんど変化がなく、それ以
上の加重を加えても抵抗率はitとんど減少しないで安
定する。この現象は、土質層6に加重を加えると土質層
6が締るとともに混合物5と密着し、さらに混合物5も
締って混合物5中の炭素粒相互の接触が増大し、導電作
用を促進させることによるもので、大きな加重を与える
程この現象は促進されることになるが、加重を全く与え
ない場合でもセメント材が大地中の水分を吸収して凝固
して抵抗率は徐々に減少して最終的には加重を与えた場
合と同様に安定する。しかし、加重を与えない場合は、
与えた場合より抵抗率の安定に要する時間は長くなるが
、一定時間を経過して抵抗率が安定した後には両者によ
る接地抵抗値の差異はみられなり0 したがって、前述の施工方法の実施例忙さらに土質層6
に0.1〜5 Ky / ctd4 (静止加重)を加
えるという工程を加えた場合には、アース装置lの接地
抵抗が早期に安定することになり、施工後直ちにアース
装置lの接地抵抗評価ができ能率的な施工ができること
になる。また加重を加えない場合でも多少時間を経れば
接地抵抗値は真の値に近似するようになるので接地抵抗
評価は可能で、やはり能率的な施工ができる。このこと
は従来の施工では、石膏材に水を混合するのでこの水に
よる接地低減効果が含まれるため、施工後直ちに接地抵
抗評価をすることができず、施工時に一時的に含水量の
多くなった土質の水分が他の土質と同じ様な含水量にな
るまで長時間待たなければならなhので施工能率が悪か
ったことに比較すると大きな利点である。また加重量0
.1〜5 K9/ ctdは、大人が足で土質層の上か
ら踏みつけるだけで得られる重量で、特に専用機器を必
要としないので、山岳地等の機器を搬入することが困難
な場所でも簡単に実施することができる。
ig5図は、上記実施例に述べた施工方法にしたがって
、溝穴を縦穴としたアース装置を構成したことを示すも
のである。すなわち、第5図において、llはアース装
置を示し、12はアース装置11を施工する為に避雷針
を設置した建造物又は送電鉄塔の基部13付近の大地E
に掘削した縦穴、14は縦穴12内に垂直に配設された
避雷針又は送電鉄塔に接続されたアース線(あるいは接
地電極)、15はアース線とともに縦穴12内に埋込ま
れた炭素粒粉とセメント材との粉末状の混合物で、石炭
又は石油から生成した炭素粒粉1重量部に対してセメン
ト材1−0.2重量部の割合で混合してなり、縦穴12
の内容積1リツトルに対して1〜3 K9重量が埋設さ
れる。また16は混合物15の上面に適度の厚さにて被
せて形成した土質である。
なお、本発明に使用する混合物5,15のアルカリ性固
結材としては、セメント材の代わりに石膏を使用するこ
とも可能である。またアルカリ性固結材に混入する電気
伝導性物質としては、炭素粒粉を単独で使用する代わり
に炭素粒粉に鉄の粉末、その他の金属粉末もしくは複種
類の金属粉末を混入して使用することも可能である。
本発明のアース装置の施工方法は以上述べた実施例に基
づいて特許請求の範囲の様に施工したので、水を得難い
立地条件の場所でも水を必要としないので施工が容易で
あり、従来のグロく水による一時的な接地抵抗の低減効
果が含まれないから施工後側定抵抗値が真の又はそれに
近似した接地抵抗として評価でき能率的な施工ができる
。また混合物が粒状を含む粉末状で流動体に比べて流動
性が小さいので傾斜メ等いかなる土地でも施工できる。
さらに本発明では、後に固化して接地体を構成する電気
導電性物質が粒粉状で大地の溝穴に散布されるので、接
地体は土質とよく密着したものとなり、かつ溝穴内に広
がって土質との接地面積を拡大して接地抵抗の低減効果
が得られる。
なお、土質層を形成した後に、土質層の上から加重を与
えれば、接地抵抗が早期に安定し、接地抵抗の測定がよ
り短時間ででき、施工能率がより一層高まる。また加重
は0.1〜5Ky/−程度でもよく、これは大人が足で
踏みつけることで得られるため、専用機器を準備する必
要がなく、簡単に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の施工方法で施工したアース装置の実施
例の説明図、第2図は本発明に於ける実験の説明図、第
3図は第2図の実験に於ける測定結果を示すグラフ、第
4図は本発明の施工方法で施工したアース装置に於ける
加重と抵抗率との関係グラフ、第5図は本発明の施工方
法で施工したアース装置の他の例である。 特許出願人  中部電力株式会社 同    株式会社 山光社 第3図 す練蓼− 第5図 /′7、′ ・′

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被アース体付近の大地に溝穴を掘削し、この溝穴
    に、電気伝導性物質の粒粉体とアルカリ性固結材の粉体
    とを混合してなる接地体を構成する混合物を散布すると
    ともに上記被アース体に接続されたアース線を埋込んだ
    後に、上記混合物の上面に土質を被せて土質層を形成す
    ることを特徴とするアース装置の施工方法。
  2. (2)溝穴内へのアース線の埋込み及び混合物の散布は
    、先に混合物の全量を溝穴に散布し、次にアース線を上
    記混合物の中に沈めるようにして溝穴に配設するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のアース装置の施工方法
  3. (3)溝穴内へのアース線の埋込み及び混合物の散布は
    、まず、溝内の底部に混合物の一部の量を散布し、次に
    この散布された混合物上にアース線を配設し、さらに上
    部からアース線を被うようにして混合物の残量を散布す
    る特許請求の範囲第1項記載のアース装置の施工方法。
  4. (4)土質層を形成した後に、この土質層の上から加重
    を与える特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載のアース装置の施工方法。
  5. (5)加重は、0.1〜5Kg/cm^2の静止加重で
    ある特許請求の範囲第4項記載のアース装置の施工方法
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