JPS6116573Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116573Y2 JPS6116573Y2 JP2037480U JP2037480U JPS6116573Y2 JP S6116573 Y2 JPS6116573 Y2 JP S6116573Y2 JP 2037480 U JP2037480 U JP 2037480U JP 2037480 U JP2037480 U JP 2037480U JP S6116573 Y2 JPS6116573 Y2 JP S6116573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- temperature
- hot air
- baking
- baking furnace
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 9
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 5
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱風循環式焼付炉の改良に関するもの
である。
である。
従来、エナメル線焼付炉としては熱源に電気を
使用した熱風循環式焼付炉とLPGを使用したガス
式焼付炉が知られている。
使用した熱風循環式焼付炉とLPGを使用したガス
式焼付炉が知られている。
第１図は従来の電熱式焼付炉を示すもので、こ
れは炉内より循環フアン１により回収した熱風を
プレヒータ２で加熱し、さらに触媒３を通過させ
ることにより溶剤蒸気を浄化すると共にさらに加
熱して高温となし、この熱風を矢印のごとく線１
０の通つているワークチユーブ５内にその両端か
ら吹出すようになし、さらにワークチユーブ５の
温度調整のため、硬化帯ヒーター６および蒸発帯
ヒーター７を設けて常時ワークチユーブ５内を一
定温度に保持するようにしている。なお４は熱風
の一部を炉内に放出するための排気管である。
れは炉内より循環フアン１により回収した熱風を
プレヒータ２で加熱し、さらに触媒３を通過させ
ることにより溶剤蒸気を浄化すると共にさらに加
熱して高温となし、この熱風を矢印のごとく線１
０の通つているワークチユーブ５内にその両端か
ら吹出すようになし、さらにワークチユーブ５の
温度調整のため、硬化帯ヒーター６および蒸発帯
ヒーター７を設けて常時ワークチユーブ５内を一
定温度に保持するようにしている。なお４は熱風
の一部を炉内に放出するための排気管である。
しかしながら、このように構成された従来の電
熱式焼付炉は炉温を一定に保持できるという利点
がある反面、熱源として電熱のみを使用している
ためエネルギーコストが高くなるという欠点があ
る。
熱式焼付炉は炉温を一定に保持できるという利点
がある反面、熱源として電熱のみを使用している
ためエネルギーコストが高くなるという欠点があ
る。
第２図は上記する電熱式焼付炉に見られたエネ
ルギーコストの低減を図ることを目的として提案
されたLPG使用のガス式焼付炉で、これは第１図
に示す電熱式焼付炉における電熱式ヒーター２，
６および７を設ける代りに焼付炉の底部にLPGバ
ーナー１１を取付けたもので、LPGバーナー１１
の燃焼量によつて炉内の温度制御を行なうと共に
ワークチユーブ５に至る熱風供給路に設けた硬化
帯ダンパー８および蒸発帯ダンパー９を開閉する
ことにより送風量を変化させてワークチユーブ５
の温度調整を行なうようにしたものである。
ルギーコストの低減を図ることを目的として提案
されたLPG使用のガス式焼付炉で、これは第１図
に示す電熱式焼付炉における電熱式ヒーター２，
６および７を設ける代りに焼付炉の底部にLPGバ
ーナー１１を取付けたもので、LPGバーナー１１
の燃焼量によつて炉内の温度制御を行なうと共に
ワークチユーブ５に至る熱風供給路に設けた硬化
帯ダンパー８および蒸発帯ダンパー９を開閉する
ことにより送風量を変化させてワークチユーブ５
の温度調整を行なうようにしたものである。
しかしながら、このガス式焼付炉はエネルギー
コストが低減できるというメリツトがある反面、
温度制御をバーナーの燃焼量によつて行なうた
め、温度調整を行なうことにより炉内への流入風
量が変化し、炉内の圧力バランスが崩れる、温
度制御はLPG燃焼室のみで行なわれるため、冷風
量、外気吸込量の変化、外気温の変動等を補償で
きず、炉内温度が変動する、温度分布は風量バ
ランスによつて決まるため、一ケ所の温度を変え
ると風量バランスが変わり全体の温度も変化して
しまう等の欠点がある。
コストが低減できるというメリツトがある反面、
温度制御をバーナーの燃焼量によつて行なうた
め、温度調整を行なうことにより炉内への流入風
量が変化し、炉内の圧力バランスが崩れる、温
度制御はLPG燃焼室のみで行なわれるため、冷風
量、外気吸込量の変化、外気温の変動等を補償で
きず、炉内温度が変動する、温度分布は風量バ
ランスによつて決まるため、一ケ所の温度を変え
ると風量バランスが変わり全体の温度も変化して
しまう等の欠点がある。
この考案はかかる在来エナメル線焼付炉に見ら
れた諸欠点に鑑み創案されたものでその目的とす
るところは従来のガス式焼付炉のもつ短所を克服
可能であると共にガス式焼付炉並のエネルギーコ
ストで運転できる熱風循環式エナメル線焼付炉を
提供することにある。
れた諸欠点に鑑み創案されたものでその目的とす
るところは従来のガス式焼付炉のもつ短所を克服
可能であると共にガス式焼付炉並のエネルギーコ
ストで運転できる熱風循環式エナメル線焼付炉を
提供することにある。
第３図は本考案の一実施例を示すもので焼付炉
の基本的な構造、即ち循環フアン１、LPGバーナ
ー１１、触媒３、ワークチユーブ５、硬化帯ダン
パー８および蒸発帯ダンパー９等は第２図のガス
式焼付炉と同一である。
の基本的な構造、即ち循環フアン１、LPGバーナ
ー１１、触媒３、ワークチユーブ５、硬化帯ダン
パー８および蒸発帯ダンパー９等は第２図のガス
式焼付炉と同一である。
１２および１３は硬化帯ダンパー８および蒸発
量ダンパー９にそれぞれ近接して配設されたワー
クチユーブ温度微調整用の電熱式硬化帯ヒーター
および蒸発帯ヒーターで、それぞれワークチユー
ブ５に設けた温度検出器（図示せず）の検出信号
により制御できるようになされている。１４はエ
ナメル線１０を引回すための送りシーブである。
量ダンパー９にそれぞれ近接して配設されたワー
クチユーブ温度微調整用の電熱式硬化帯ヒーター
および蒸発帯ヒーターで、それぞれワークチユー
ブ５に設けた温度検出器（図示せず）の検出信号
により制御できるようになされている。１４はエ
ナメル線１０を引回すための送りシーブである。
次にこの考案の焼付炉の作用を説明すると、炉
内より循環フアン１により回収された熱風はLPG
バーナー１１で加熱され、触媒３を通過させるこ
とにより溶剤蒸気を浄化すると共にさらに高温に
加熱されてワークチユーブ５にその両端側から吹
込まれるが、この場合、ワークチユーブ５の温度
調整はLPGバーナー１１の燃焼量と、硬化帯ダン
パー８および蒸発帯ダンパー９の開度調整により
行なわれ、これによりワークチユーブ内温度が所
定の焼付温度即ちベース温度迄上昇すると、LPG
バーナー１１および各ダンパ８，９はほぼ一定の
燃焼条件および開度に保持される。一方運転中、
外気の影響等により触媒後の温度（LPGバーナー
制御温度）が一定であつても炉温が変動した場
合、該ワークチユーブの温度変動に応じて各電熱
ヒーター１２および１３を制御することにより外
気の影響を保償する微調整を行ない燃付温度をほ
ぼ所定レベルに保持することができる。
内より循環フアン１により回収された熱風はLPG
バーナー１１で加熱され、触媒３を通過させるこ
とにより溶剤蒸気を浄化すると共にさらに高温に
加熱されてワークチユーブ５にその両端側から吹
込まれるが、この場合、ワークチユーブ５の温度
調整はLPGバーナー１１の燃焼量と、硬化帯ダン
パー８および蒸発帯ダンパー９の開度調整により
行なわれ、これによりワークチユーブ内温度が所
定の焼付温度即ちベース温度迄上昇すると、LPG
バーナー１１および各ダンパ８，９はほぼ一定の
燃焼条件および開度に保持される。一方運転中、
外気の影響等により触媒後の温度（LPGバーナー
制御温度）が一定であつても炉温が変動した場
合、該ワークチユーブの温度変動に応じて各電熱
ヒーター１２および１３を制御することにより外
気の影響を保償する微調整を行ない燃付温度をほ
ぼ所定レベルに保持することができる。
即ち、本考案の焼付炉においては、所定の条件
に設定して運転を開始した後は、ベース温度制御
は殆んど行なわず、LPGバーナー１１はほぼ一定
燃焼を保つことができると共に必要に応じて電熱
ヒーター１２，１３により炉温の微調整を行なう
ことができる。
に設定して運転を開始した後は、ベース温度制御
は殆んど行なわず、LPGバーナー１１はほぼ一定
燃焼を保つことができると共に必要に応じて電熱
ヒーター１２，１３により炉温の微調整を行なう
ことができる。
本考案は上述のごとくガス式焼付炉に炉温微調
整用電熱ヒーターを付設するようにしたもので次
のごとき優れた作用効果を奏するものである。
整用電熱ヒーターを付設するようにしたもので次
のごとき優れた作用効果を奏するものである。
炉温微調整を電熱ヒーターで行なうようにし
たのでLPGバーナーはほぼ一定燃焼させること
ができるようになり、炉内の風量バランスの崩
れを皆無となすことができる。
たのでLPGバーナーはほぼ一定燃焼させること
ができるようになり、炉内の風量バランスの崩
れを皆無となすことができる。
微調整は電熱ヒーターのみで実施できるの
で、炉温を部分的に変更することも可能であ
る。
で、炉温を部分的に変更することも可能であ
る。
ワークチユーブの温度を検出して電熱ヒータ
ーを制御しているので、炉温は外気の影響等を
受けず常に一定に保つことができる。
ーを制御しているので、炉温は外気の影響等を
受けず常に一定に保つことができる。
熱源の大部分をLPGバーナーによつて供給し
ているので、ほぼガス式燃焼炉並のエネルギー
コストで運転できる。
ているので、ほぼガス式燃焼炉並のエネルギー
コストで運転できる。
第１図は従来の電熱式焼付炉を示す概略断面
図、第２図は従来のガス式焼付炉を示す街略断面
図、第３図は本考案の一実施例を示す概略断面図
である。 １：循環フアン、２：プレヒーター、３：触
媒、５：ワークチユーブ、６：硬化帯ヒーター、
７：蒸発帯ヒーター、８：硬化帯ダンパー、９：
蒸発帯ダンパー、１０：エナメル線、１１：LPG
バーナー、１２：微調整用硬化帯ヒーター、１
３：微調整用蒸発帯ヒーター。
図、第２図は従来のガス式焼付炉を示す街略断面
図、第３図は本考案の一実施例を示す概略断面図
である。 １：循環フアン、２：プレヒーター、３：触
媒、５：ワークチユーブ、６：硬化帯ヒーター、
７：蒸発帯ヒーター、８：硬化帯ダンパー、９：
蒸発帯ダンパー、１０：エナメル線、１１：LPG
バーナー、１２：微調整用硬化帯ヒーター、１
３：微調整用蒸発帯ヒーター。
Claims (1)
- 対流伝熱方式により加熱する熱風循環式焼付炉
において、炉内より循環フアンにより回収した熱
風を所定の炉温レベルに加熱するガスバーナーと
該ガスバーナーにより加熱された所定炉温レベル
の熱風を炉内温度の変動に応じて微調整せしめる
電熱ヒーターとを備えてなる焼付炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037480U JPS6116573Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037480U JPS6116573Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56123864U JPS56123864U (ja) | 1981-09-21 |
| JPS6116573Y2 true JPS6116573Y2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=29616577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2037480U Expired JPS6116573Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116573Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5974617U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-21 | 東京特殊電線株式会社 | 熱風循環式エナメル線焼付炉 |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP2037480U patent/JPS6116573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56123864U (ja) | 1981-09-21 |
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