JPS61164704A - チヤツク - Google Patents

チヤツク

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JPS61164704A
JPS61164704A JP29983685A JP29983685A JPS61164704A JP S61164704 A JPS61164704 A JP S61164704A JP 29983685 A JP29983685 A JP 29983685A JP 29983685 A JP29983685 A JP 29983685A JP S61164704 A JPS61164704 A JP S61164704A
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lever
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pawl
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Publication of JPH0215322B2 publication Critical patent/JPH0215322B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/16Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野〕 本発明は、チャック本体、該チャック本体に対して半径
方向に移動可能なクランプつめ、前記チャック本体に対
して軸方向に移動可能な作動部材、および前記作動部材
の軸方向の調整運動に応動してクランプつめの半径方向
の調整運動を起こさせる運動変換機構からなるチャック
に関する。
〔従来の技術〕
この種のチャックまたはジョーチャックは西独国特許出
願公告第29 03 904号明細書に記載されている
。この公知のチャックにおいては、作動部材はピストン
であり、該ピストンはチャック本体内で軸方向に移動可
能であって楔形状をしたフック装置を介してクランプつ
めを作動させる。
この公知のジョーチャックおよび他のチャックは、旋盤
の機械加工の間、工作物を掴むために従来から使用され
ているように、楔形状をしたフック、楔形状をしたバー
または山形をした駆動部材を有しており、この公知のジ
ョーチャックおよび他のチャックにおいては、半径方向
に移動可能なクランプつめはチャック本体の保持溝に案
内されている。掴まれるべき工作物にクランプつめが作
動中に係合する点は、これらのチャックにあっては、軸
方向に見たときに、クランプつめと作動部材の間の楔形
状をした連結部材の前面に位置している。すなわち、掴
んでいる間に、トルクが保持溝に作用することになり、
トルクの大きさは一方において掴み力に依存し、他方に
おいて掴み点と横形状をした連結部材との間の距離に依
存する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このトルクは各保持溝内の摩擦力を高め、これらの力は
、特にrjJ清状層状態びチャック要素の摩耗状態の関
数として、工作物に作用する掴み力を著しく減少させる
。より高トルク時に著しく高まるジョーの遠心力もまた
掴み力を減少させるよう作用し、この遠心力はジョーの
質量または大きさを減少させることによってのみ減らす
ことができるものである。更に公知の掴み装置の欠点と
して、ジョー案内路に存在する遊びがあり、この遊びに
よりこれらチャックを用いる場合に達成される機械工作
精度が低下される傾向にある。
上述の従来技術の水準に照らし、本発明の目的は、前述
した形式のチャックを改良して、クランプつめがチャッ
ク本体に対して傾いたり焼付いたりすることを回避する
とともに精度を著しく高めることにある。同時に、クラ
ンプつめと協働するガイド面を省略して、生産が簡単で
且つ安価に行えるチャックを提供することにある。
c問題点を解決するための手段〕 本発明にあっては、上記目的を、ほぼ軸方向に延在して
いる一対のアームを介してクランプつめの各々がチャッ
ク本体に連結されており、該アームは実質的に半径方向
に弾性的に変形可能であり且つ平行スプリングリンクと
して作用し、前記運動変換機構は各クランプつめに対応
して前記・チャック本体に枢支された2アームレバーを
有し、該レバーの外側アームは対応するクランプつめに
作動連結されているとともに該レバーの内側アームは作
動部材に作動連結されていて作動部材の軸方向運動に応
動してレバーがその枢軸の回りに枢動されるようになっ
ているチャックにより達成する。
〔作用〕
本発明のチャックによれば、変形可能なアームに担持さ
れたクランプつめが所望の半径方向の運動を行うことを
該変形可能なアームが許容するとともにクランプつめの
傾きや焼付きに対抗するよう適度な捩じり剛性を持つよ
う変形可能なアームを容易に設計可能なことにある。す
なわち、クランプつめは最早ガイド面間で案内される必
要はなく、従って、従来クランプつめとそのガイド面と
の間の協働に起因して生じていた不都合は全く生じない
。加えて、ルバーの伝達比を適正に選定することにより
、作動部材は比較的小さな軸力を有する際にも、大きな
掴み力がクランプつめに発生できる。これらの掴み力は
最早不確定な摩擦力により影響されない。更に、本発明
の運動変換機構は、好ましくは特許請求の範囲の第12
項に記載のように横面機構として構成されており、自動
調心設計とすることもでき、特に作動部材がチャック本
体内の軸方向に延びるピストン穴内を移動可能なチャッ
クピストンとして構成されている場合には、このように
して掴んだ工作物の芯合せを行う際に非常に高精度を達
成できる。
本発明の開発に際して、アームが半径方向の変形方向に
交差する方向には非常に剛性の高い、平坦な、板ばね形
式のアームとして構成されていることが有効であること
が見出されている。
本発明の特に好ましい実施例においては、該アームはク
ランプつめおよびチャック本体と一体に形成されている
。製造に際しては、噛合継手またはジョー継手の突起と
同様の手順で一体的な突起がチャック本体の自由端面に
形成される。これらの突起の各々には次いで溝が設けら
れ、該溝はクランプつめをチャック本体から分離し、ア
ームから遠ざけ、対応するクランプつめを担持する2ア
ームの内面を形成する。このクランプつめ、アームおよ
びチャック本体からなる一体構造物に溝を形成するには
、好ましくは、ワイヤーカット放電加工機により行う。
最初に、実質的に素形状をして延在する穴を突起に形成
し、次いでワイヤーをこの穴を通し溝形状を該ワイヤー
により加工する。
この構造により費用および生産性の面から著しい効果が
奏される。特に、ワイヤーカット放電加工機の高精度に
よって、板ばね状アームの厚さが狭い公差に維持できる
。アームの間に留まっているブロックは同時に停止片を
形成し、永久変形に繋がるようなアームの半径方向の変
形を該停止片により阻止する。
クランプつめ、アームおよびチャック本体を一体形成す
る場合に、完成模に、前記溝にゴム製の弾性のある充填
剤を充填することが効果的であることが見出されている
。この充填剤を充填することにより、溝が詰ることが防
止でき、特に錐加工や旋盤加工時の削りカスが溝に侵入
して他のブロックに対するアームの自由運動を阻害する
ことを防ぐことができる。溝を完全に充填する必要はな
く、これら溝の少なくとも入口端に充填していれば良い
。また、溝の自由端を横方向の蓋部材により塞いでもよ
い。
更に、横面機構の各レバー並びにチャック本体および/
または対応するクランプつめ間の結合をポールジヨイン
ト結合としてクランプつめが臨界状態まで傾いたり焼付
いたりしないようにすることが好ましいことも見出され
ている。
好ましくは、クランプつめから離れたレバーの比較的長
いアームに内向きのばね力を作用させる圧縮ばねが設け
られていることが好ましいことも見出されている。作動
部材が後退された場合に、これらの圧縮ばねはクランプ
つめをそれらの中立位置を越えて更に外側へ押し、従っ
て、アームが半径方向に最大限まで変形された場合にク
ランプつめの有効な半径方向経路が2倍になる。
作動部材の作動要素を作動部材に対して回転可能に支承
されたローラーとして構成することが好ましいことも見
出されている。これらのローラーは摩擦力による干渉を
排除しつつレバーの楔面と協働する。
本発明の実施に際して、アームに沿って一定な曲げ応力
となるようにアームの軸方向断面形状が選定されている
ことが特に好ましい。本発明の好ましい実施例において
は、アームを画定している溝部分を厳密に軸方向とせず
に半径方向に内向きまたは外向きとして曲線に形成する
ことにより、上記のアームに沿って一定な曲げ応力とす
ることを達成している。
加えて、対応するクランプっめの下面に沿って実質的に
半径方向に延在している溝部分をクランプつめに向けて
前向きにまたはやや外向きにまげるこが好ましいことも
見出されている。この構造により、レバーの枢軸が特に
クランプつめに近接し、それにより、レバーの前側また
は外側アームが非常に短くなり、レバーにより達成され
る伝達比が特に高められる。
本発明の実施に際して、クランプつめまたは内側アーム
の半径方向の内側端部間に位置しているチャック本体の
中央端面領域が面状の停止部として構成されていること
が好ましいことが見出されている。この停止部は把持さ
れた工作物または工具の軸方向の位置決めを行う。弱い
軸方向要素をクランプつめの半径方向の変形に重ねるこ
とにより、把持の間停止片として作用するチャック本体
の表面に工作物を押当るのに有効に用いている。
運動変換機構の設計の仕方に応じて、クランプつめを半
径方向内向きにもしくは半径方向外向きにまたは半径方
向内向きおよび半径方向外向きの双方に掴むのに用いる
ことができる。従って、工作物は外径部または内径部で
掴まれる。傾斜した横面を2アームレバーの内側アーム
に有する実施例においては、横面がチャックの回転軸に
対面しているかまたは外向きに返っており、例えば、作
動部材とともに軸方向に移動可能な作動要素に囲まれて
いるかによって、半径方向に内向きにまたは半径方向に
外向きの何れか一方にのみ掴むことができる。傾斜□し
た覆面を有する実施例に代えて、チャック本体に対して
枢支された山形レバーを有し一方において軸方向に移動
可能な作動部材に作動連結されており他方において2ア
ームレバーに連結されている運動変換機構を具備した実
施例が推奨される。作動部材または2アームレバーを両
方向に有効なように山形レバーに連結する最も簡単な方
法は、山形レバーを作動部材に形成した周辺凹部、特に
周辺溝、に係合させてチャック本体および2アームレバ
ーの双方の上で枢支することである。
半径方向に移動可能なクランプっめを有するチャックの
場合には、掴み力はクランプっめの質量とチャックの回
転速度に依存する。もし半径方向内側に掴む場合には、
チャックの回転速度が増すに連れて、例えば油圧により
付与される掴み力は減少する。掴み力が最早適当でない
状態にまで達する。半径方向内側に掴む間に、有効な掴
み力はクランプつめに作用する遠心力により増加する。
遠心力を補償する装置を具備したチャックは既に知られ
ている。これらのチャックは、しかしながら、その構造
が比較的複雑であるのみならず、場合によってはアタッ
チメントジョーとも呼ばれるクランプつめが実際の使用
に際して交換可能なチャックの場合に種々のクランプつ
めの質量の違いを考慮し得ないようになっている。この
場合には、少なくとも幾つかのクランプつめについては
遠心力の補償が不適当である。
この欠点は、チャック本体およびそれに対して半径方向
に移動可能なクランプつめからなり、前記チャック本体
に対して半径方向に移動可能な弾み重錘が各クランプつ
めに取着されており、チャック本体に対して枢支され且
つ可変レバーアーム長さ比を有する2アームレバーが該
重錘を前記クランプつめに作動連結しており、クランプ
っめの内向きの半径方向運動が前記弾み重錘の外向きの
半径方向運動に対応している本発明のチャックにより回
避される。もし2アームレバーがチャックの回転軸にほ
ぼ平行して延在する場合には、弾み1錘の質量×それに
対応するレバーアームの長さの積は、クランプつめの質
量×それに対応するレバーアームの長さの積にほぼ等し
く設定して、遠心力の補償を行うようにする。これによ
り、弾みm錘はクランプつめに対して半径方向に内向き
の力を高め、この力は少なくともクランプつめに作用し
ている遠心力と同程度である。本発明の構成においては
、2アームレバーの2つのアームの長さ比はクランプっ
めの大きさに応じて変化させてもよい。このようにする
ことにより、遠心力の補償がチャックに取付は可能なク
ランプっめの質量に適応するよう調節可能となる。加え
て、遠心力の補償を安価な製造費で行うことができる。
2アームレバーは入れ子構造とすることもできる。しか
しながら、本発明の好ましい実施例においては、2アー
ムレバーが傾動する位置はレバーに対して簡単に移動可
能としてもよい。これは、構成面から言えば、特に2ア
ームレバーの長さ方向に調節可能な枢支軸受をチャック
本体に設けてレバーの長手方向移動を可能とすることに
より達成される。この枢支軸受は、例えば、ねじ等によ
りボルト状の2アームレバーに取着された半球状リング
のような形状とできる。しかしながら、前記枢支軸受は
2アームレバーの外ねじに螺合されたナツトとして構成
されていることが好ましい。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の詳細および作用効果
を一層詳細に説明する。
第1図および第2図は小ねじ12によりスピンドル14
の自由端に回転駆動可能に取着された円筒状のチャック
本体10を詳細に示している。チャック本体10はその
自由端に一体的に形成された突起16を具備しており、
該突起16は第1図に示す断面図においてはC形状また
はU形状をした溝18により所謂主チヤツク本体10(
なお、以下の記述においては単にチャック本体10と称
する。)、2つのアーム22および以下の説明ではチャ
ック本体10の一部と看做している他のブロック24に
分離されている。多溝18は、2つの軸方向に延在する
溝部分18aおよび実質的に半径方向に延在し前記溝部
分18aを連結している溝部分18bからなっている。
軸方向に延在しているアーム22は半径方向に変形可能
であり、多対のアーム22はそれに対応しているクラン
プつめ20を平行四辺形リンク機構のようにして保持し
ている。周方向のアーム22の幅およびアームの間の距
離を適宜選定して、他の全ての方向の運動に対してクラ
ンプつめ20が位置的に充分に高い剛性を有するように
している。
本実施例のチャックのクランプつめ20 )、t 横面
機構により作動され、該横面機構は各クランプつめ20
に対して2アームレバー26を具備している。2アーム
レバー26の各々は、球状に設計された、環状の支持面
26aにより、チャック本体10または多他のブロック
24に枢支されている。
2アームレバー26は、クランプつめ20の対応する穴
の内部に、第2の球状をした、環状の支持面26bで係
合している。クランプつめ20に対面している2アーム
レバー26のアームは比較的短く、一方、クランプつめ
20から離れた第2のレバーアームは比較的長く且つそ
の自由端の近傍に傾斜した面26cを有している。この
傾斜した面260はO−ラー28と協働し、該ローラー
28は作動部材に取着された回転軸30に回転可能に着
座されている。本実施例においては、この作動部材はチ
ャックピストン32として構成されており、該チャック
ピストン32はチャック本体10およびスピンドル14
に形成された軸方向の穴内を摺動可能に案内され、ピス
トン32を左方(第1図)へ移動させるよう作用する圧
力媒体により作動される。リターンスプリング34は、
一端がチャック本体10に支承されており、他端はピス
トン32の穴に装着されており、ピストン32を原位置
に戻すよう作用する。
ピストン32が左方へ移動すると、2アームレバー26
の右側の長いアームが持上げられてその支持面26aの
回りに枢動され、一方短いアームはクランプつめ20に
半径方向の内向きの運動を生じ、しかして、アーム22
は半径方向に内向きに変形される。ピストン32の戻り
運動に際しては、アーム22のばね効果によりクランプ
つめ20は半径方向外向きに中立位置まで戻される。
本発明の実施に際して、第1図に示すように、圧縮ばね
36が設置されている場合には、この圧縮ばね36はチ
ャック本体10の穴に配置されキャップ38を介して2
アームレバー26の右アームに作用し、クランプつめ2
0はその中立位置に対して、2アームレバー26を通し
て伝達されるアーム22のばね力が圧縮ばね36のばね
力とバランスするかまたは最も遠ざかった位置で長いア
ームがピストン32のローラーに当るまで、更に半径方
向に外向きに移動される。このようにして、クランプつ
め20がより大きく半径方向に移動することが実現され
る。なお、この点について言えば、ばね36のばね力は
調節ねじ40によチャック本体10の外部から調節可能
である。
この実施例において、アタッチメントジョー42が各ク
ランプつめ20の自由端面に螺着されている。組を成し
た交換可能なアタッチメントジョーは掴まれるべき工作
物の形状または直径に適用するように作用し、それらが
傷んだ場合には簡単に交換可能である。第1図および第
2図において、クランプつめ20の1つはアタッチメン
トジョー42を具備している。なお、作業中にはアタッ
チメントジョー42は各クランプつめ20に連結または
螺着されている。第1図に示されているように、アタッ
チメントジョー42の内面は同時に2アームレバー26
の短いアームの軸方向停止片とルでも作用する。更に、
第4図から、傾斜面26cとO−ラ28との協働作用に
より2アームレバー26の好ましくない回転も回避され
る。
前述のように溝は好ましくはワイヤーカット放電加工機
により形成される。しかしながら、突起16の端面から
開始することにより、C形状の工具を用いて溝を電解加
工により形成することもできる。アーム22およびクラ
ンプつめ20を別個の部品として製造し、チャック本体
10に一緒にねじ止めしまたは他の方法にて連結しても
よい。
しかしながら、上述した実施例のように一体構造とする
ことが好ましい。この一体構造とし、溝18を1造直後
に弾性充填剤で充填することが好ましいことが見出され
ている。適当な、比較的柔軟なポリマー材料が選定され
ると、これによりアームとクランプつめの構造が僅かに
堅くなるが、作業中に、ごみや切削屑等が侵入すること
を充分に防止できる。チャック本体10は完全に仕上る
ことができワイヤーカット放電加工機により最終段階で
溝を形成する前に熱処理することができるので、全体的
に見て、上述の方法により本発明のチャックを製造する
と非常に安価に行える。
本発明の付加的な効果として、クランプつめに平行四辺
形リンク機構を採用しているので、これらのクランプつ
めが半径方向に変形する都度自動的にある程度の軸方向
要素の移動を生じ、これにより掴む間に工具または工作
物をチャックの端面に引っ張り、工具または工作物をこ
のようにして軸方向に位置決めする。しかして、チャッ
クの関連する端面領域が相応の仕上処理されており工具
または工作物の停止面として作用するようにすることが
好ましい。
第1図から第4図に関連して上述した実施例の溝は、実
質的に正確な軸の方向に延在する溝部分18aおよび実
質的に正確な半径の方向に延在する溝部分18bからな
っており、後者が軸方向に延在する溝部分18aの外側
端部を連結している。
本発明の実施に際して、軸方向溝部分18aの外側端部
または前側端部をそれらの半径方向に延在する溝18b
との連結点を越えて延在させて、C形状の溝形状に変え
てH形状の溝形状を得ることも可能である。この方法は
、例えば、外側レバ一端を設けたりまたはアタッチメン
トジョーに螺合部を形成する等のために、特にクランプ
つめの中央部において、より大きな材料強度が必要な場
合に有効である。
第5図に示されるように、実質的に軸方向に延在してい
る溝部分18aもまた、本発明の実施に際して、夫々半
径方向に内向きにまたは外向きに曲っていて、得られる
アームの形状が、軸方向に見て、中央が狭く両端部、す
なわち、チャック本体10の近傍およびクランプつめ2
oの近傍、が広がっているようにしてもよい。アーム2
2の長手方向の断面をこのように変化させて各半径方向
のアームの断面に対して一定の曲げ応力に選定すること
ができる。
更に、上述の説明から明らかなように、本発明のチャッ
クの2アームレバーのアームの長さの差は作動部材また
はチャックピストンにより発生される軸方向力の効果的
な伝達に利用できる。このようにして、力を最適な点に
作用させることにより、種々の力を発生する。本発明の
横面機構の特に利点として作動部材またはチャックピス
トンおよび/またはピストン穴の公差を、クランプつめ
20の正確な位置決めを奏する範囲で、2アームレバー
の伝達比に対応する比率まで減少させることができる。
第6図から第8図に図示した実施例につき、前述した第
1図から第5図に示した実施例と相違する点についての
み如何に説明する。
この実施例にあってはチャックピストン32′は周方向
の溝28′を有している。山形レバー全体を50′で示
しており、該レバー50’のアーム52′は各主ジョー
またはクランプつめ42′に設けられており前記溝に係
合している。山形レバーはチャック本体に2つの軸受ビ
ン54′ (第7図参照)により枢動可能に支承されて
おり、第2のアーム56′を有し、該アームには継手ビ
ン58′が設けられている。第8因に示されているよう
に、このビンは、全体を26′で示されている2アーム
レバーの右側のアーム(第6図にお□いて)の穴59′
を貫通している。このレバーは、第1図から第5図の実
施例における2アームレバー26と同様にして、チャッ
ク本体10′に傾動または揺動可能に支承されており、
クランプつめ20′と作動連結している。チャックピス
トン32′の、第6図において、左方への如何なる移動
も山形レバー50′を支持ビン54′の回りに時計方向
に揺動させることになる。これにより、2アームレバー
26′が同様に時計方向に傾動されクランプつめ20’
 が半径方向外側へ移動される。反対の場合には、第6
図においてチャックピストン32′が右方へ移動するこ
とによりクランプつめ20′が半径方向内側へ移動され
る。なお、移動は常に第6図に60’で示しているチャ
ックの軸に対して言うものとする。
この第2実施例には更に遠心力の補償装置が設けられて
いる。この目的のために弾み重錘62′がチャック本体
10′内を半径方向に移動可能に案内されている。これ
は更に、2アームレバー64′を介して対応するクラン
プつめ20′に連結され、チャック回転時に弾み重錘6
2′に作用する遠心力が半径方向に内向きでありクラン
プつめ20’ に作用するカウンターバランスウェイト
に変換されるようにしている。この力はクランプつめ2
0′に作用する遠心力を補償することを意図している。
2アームレバー64′は2アームレバー26′と同様に
してチャック本体10′のチャンネル状通路68′にナ
ツト70’ により形成された球状、環状支持面により
傾動または揺動可能に支承されている。ナツト70′は
2アームレバー64′の外ねじ72′に螺合され、穴と
して形成されたチャンネル状通路68′の壁面に支持さ
れ、小さな固定ビン76′を担持している。該固定ビン
72′は通路68′に沿って延在する溝78′に係合し
て前記ナツト70’の回転を防止する。2アームレバー
64′のレバーアーム長さの比率を互いに変えるために
、このレバーはそれ自体その長手軸の回りに回転される
。この目的のために、スパナ−の挿入用に六角形状をし
た穴80′を具備している。2アームレバー64′はそ
の2つの端部に付加的な球状の、環状の支持面82’ 
、84’を具備しており、該支持面82′、84′によ
り 該レバー64′はクランプつめ20′およびチャッ
ク本体10′の穴86′、88′の壁に支持されている
。最後に、2アームレバー64′は支持面84′の領域
に小さな穿孔90′を具備しており、該穿孔には阻止ポ
ール94′が圧縮ばね92′により押されており2アー
ムレバー64′が偶発的に回転することを防止するよう
にしている。
第6図から第8図に示した構造においては、2アームレ
バー64′の枢支点位置を変え、それによりレバーアー
ム、とくにアタッチメントジョー42′の比率を、クラ
ンプつめ20′の質量に応じて変えることにより、弾み
重錘62′に作用する遠心力を、ジョー20’ 、42
’ に作用する遠心力により常時補償することができる
2アームレバー64′用のポール阻止部材は2アームレ
バー26の部分的な回転が計数できるのでナツト70′
により形成される枢支点位置は外ねじのピッチにより決
定されるという優れた効果がある。
原則として、弾み重錘をクランプつめ20’ に作用し
ている2アームレバー26′に係合させて該レバーを適
当な方法により調節可能な回転位置を具備させることは
ることは可能である。しかしながら、チャックピストン
32′の特定な移動距離は最早クランプつめ20′に以
前と同一の移動距離を与えるものではないので、この場
合には機械制御のために2アームレバーの回転または枢
支点の調節の間、伝達比の変化を考慮する必要がある。
参照符号100′は満18′に充填したシリコーンゴム
を示す。この重点材料は汚れ、特に削り屑や切削屑、が
溝に侵入してアーム22′の自由な運動を阻害すること
を防止するものである。
〔発明の効果〕
本発明のチャックによれば、クランプつめがチャック本
体に対して傾いたり焼付いたりすることを回避できると
ともに精度を著しく高めることことができ、同時に、ク
ランプつめと協働するガイド面を省略して、生産が簡単
で且つ安価に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るチャックの好ましい実施例の長手
軸方向断面図、第2図は第1図のチャックの正面図、第
3図は第1図の3−311に沿う半径方向部分断面図、
第4図は第1図の4−4線に沿う半径方向部分断面図、
第5図は溝の外形またはアームの形状を変形した実施例
の部分長手方向断面図、第6図は本発明の第2実施例の
長手軸方向断面図、第7図および第8図は夫々第6図の
7−7線および8−8線に沿う半径方向断面図である。 10.10′・・・チャック本体、 18・・・溝、       18a、18b・・・溝
部分20・・・クランプつめ、 22・・・一対のアー
ム、26.26’ 、64’ ・・・2アームレバー、
26a、26b・・・ポール継手連結、28・・・ロー
ラ、 32.32′・・・作動部材、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、チャック本体、該チャック本体に対して半径方向に
    移動可能なクランプつめ、前記チャック本体に対して軸
    方向に移動可能な作動部材、および前記作動部材の軸方
    向の調整運動に応動してクランプつめの半径方向の調整
    運動を起こさせる運動変換機構からなるチャックにおい
    て、ほぼ軸方向に延在している一対のアーム(22)を
    介してクランプつめ(20)の各々がチャック本体(1
    0)に連結されており、該アーム(22)は実質的に半
    径方向に弾性的に変形可能であり且つ平行スプリングリ
    ンクとして作用し、前記運動変換機構は各クランプつめ
    (20)に対応して前記チャック本体(10)に枢支さ
    れた2アームレバー(26)を有し、該レバー(26)
    の外側アームは対応するクランプつめ(20)に作動連
    結されているとともに該レバー(26)の内側アームは
    作動部材(32)に作動連結されていて作動部材(32
    )の軸方向運動に応動してレバー(26)がその枢軸の
    回りに枢動されるようになっていることを特徴とするチ
    ャック。 2、各アームは、平坦な、板ばね形式のアーム(22)
    として構成されている特許請求の範囲第1項記載のチャ
    ック。 3、前記アーム(22)に沿って一定な曲げ応力となる
    ようにアーム(22)の軸方向断面形状が選定されてい
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のチャック。 4、前記クランプつめ(20)は、チャック本体(10
    )と一体に形成されているとともに、2つのアーム(2
    2)を画定し且つ関連するクランプつめ(20)をチャ
    ック本体(10)から分離している溝(18)により該
    チャック本体(10)からそれぞれ分離されている特許
    請求の範囲第1項から第3項までの何れか1項に記載の
    チャック。 5、前記溝(18)の各々が実質的に軸方向に延在して
    いる2つの溝部分(18a)および実質的に半径方向に
    延在し該溝部分(18a)を連結している1つの溝部分
    (18b)からなる特許請求の範囲第4項記載のチャッ
    ク。 6、前記半径方向に延在している溝部分(18b)が対
    応するクランプつめ(20)に向けて外向きに曲ってい
    る特許請求の範囲第5項記載のチャック。 7、各溝(18)の少なくとも開放端領域が弾性的に変
    形可能な充填剤で充填されている特許請求の範囲第4項
    から第6項までの何れか1項に記載のチャック。 8、前記溝(18)の開放端が蓋部材により閉じられて
    いる特許請求の範囲第1項から第7項までの何れが1項
    に記載のチャック。 9、前記運動変換および力伝達作用を行うレバー(26
    )がポール継手連結(26a、26b)を介して対応す
    るクランプつめ(20)および/またはチャック本体(
    10)に連結されている特許請求の範囲第1項から第8
    項までの何れか1項に記載のチャック。 10、交換可能なアタッチメントジョーが前記クランプ
    つめ(20)の各々に取外し可能に連結されている特許
    請求の範囲第1項から第9項までの何れか1項に記載の
    チャック。 11、前記クランプつめ(20)または内側アーム(2
    2)の半径方向の内側端部間に位置しているチャック本
    体(10)の中央端面領域が面状の停止部として構成さ
    れている特許請求の範囲第1項から第10項までの何れ
    か1項に記載のチャック。 12、前記運動変換機構が楔面機構として構成されてお
    り、前記レバー(26)の各々がチャック本体(10)
    内に枢支されており、各レバー(26)の外側アームは
    対応するクランプつめ(20)に連結されており、各レ
    バー(26)の内側アームが傾斜し且つ軸方向に延在し
    ており軸方向に移動可能な作動部材(32)と協働する
    楔面(26C)を具備している特許請求の範囲第1項か
    ら第11項までの何れか1項に記載のチャック。 13、各横面(26C)と協働するために前記作動部材
    (32)が回転可能に支承されたローラー(28)を担
    持している特許請求の範囲第12項記載のチャック。 14、前記レバー(26)の内側アームが各々半径方向
    に内向きのばね力を受けている特許請求の範囲第12項
    または13項記載のチャック。 15、半径方向に内向きのばね力を発生するために圧縮
    ばね(36)が前記チャック本体(10)内の対応する
    穴に設けられている特許請求の範囲第14項記載のチャ
    ック。 16、前記運動変換機構が山形レバー(50′)を具備
    しており、該山形レバー(50′)はチャック本体(1
    0′)に対して枢動可能であり且つ一端において作動部
    材(32′)にそして他端においてレバー(26′)に
    作動連結されている特許請求の範囲第1項から第11項
    までの何れか1項に記載のチャック。 17、前記山形レバー(50′)が作動部材(32′)
    の周辺凹部に係合し且つチャック本体(10′)および
    レバー(26′)の双方に枢支されている特許請求の範
    囲第16項記載のチャック。 18、チャック本体およびそれに対して半径方向に移動
    可能なクランプつめからなり、前記チャック本体(10
    ′)に対して半径方向に移動可能な弾み重錘(62′)
    が各クランプつめ(20′)に取着されており、チャッ
    ク本体に対して枢支され且つ可変レバーアーム長さ比を
    有する2アームレバー(64′)が該重錘を前記クラン
    プつめ(20′)に作動連結しており、クランプつめの
    内向きの半径方向運動が前記弾み重錘の外向きの半径方
    向運動に対応している特許請求の範囲第1項から第17
    項までの何れか1項記載のチャック。 19、前記2アームレバー(64′)の長さ方向に調節
    可能な枢支軸受(70′)がチャック本体(10′)に
    前記レバーの長さ方向に移動可能に支承されている特許
    請求の範囲第18項記載のチャック。 20、前記枢支軸受(70′)が前記2アームレバー(
    64′)の外ねじ(72′)に螺合されたナットである
    特許請求の範囲第19項記載のチャック。 21、前記ナット(70′)がチャック本体(10′)
    内で回転しないように案内されているとともに前記2ア
    ームレバー(64′)がその長手軸線の回りに回転可能
    である特許請求の範囲第20項記載のチャック。 22、前記2アームレバー(64′)の回転を阻止する
    ために、ばね式の阻止部材(90′、94′、92′)
    が設けられている特許請求の範囲第21項記載のチャッ
    ク。
JP29983685A 1984-12-29 1985-12-30 チヤツク Granted JPS61164704A (ja)

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JPS5410746A (en) * 1977-06-25 1979-01-26 Ricoh Co Ltd Developing device for electronic copying apparatus

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