JPS61164062A - 内燃エンジン用燃料供給装置 - Google Patents

内燃エンジン用燃料供給装置

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JPS61164062A
JPS61164062A JP492785A JP492785A JPS61164062A JP S61164062 A JPS61164062 A JP S61164062A JP 492785 A JP492785 A JP 492785A JP 492785 A JP492785 A JP 492785A JP S61164062 A JPS61164062 A JP S61164062A
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JP
Japan
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fuel
pulse
internal combustion
combustion engine
fuel supply
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JP492785A
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English (en)
Inventor
Toshio Nomura
俊夫 野村
Hideo Arai
英夫 新井
Eiji Izeki
井関 英治
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内肩エンジン用燃料供給装置に関するもので
あり、特に、装置の耐久性や寿命の問題を改善し、内燃
エンジンのすべての運転状態において、省電力、低騒音
、メンテナンスフリー、かつ小型化を実現することので
きる内燃エンジン用燃料供給装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の燃料圧送用ポンプ系の概略構成を第2図に示す。
燃料タンク1内の燃料は、燃料ポンプ2、燃料フィルタ
3および給油管14を介して、噴射ノズル4に圧送され
る。
前記噴射ノズル4は、公知の適宜の手法により、内燃エ
ンジンの回転に同期して所定時間だけ開弁され、エンジ
ン負荷に応じた量の燃料をインテークマ二ホールド5内
に噴射する。
なお、第2図において、7はスロットルバルブ、8はエ
アクリーナ、9はシリンダである。
この場合、エンジンの要求燃料噴射口(すなわち、噴射
ノズル4から噴射される燃料量)以上の燃料を給油管1
4に供給し、燃圧レギュレータ6によって、給油管14
内の油圧を一定に保持するようにしている。
燃圧レギュレータ6の構成および動作は周知であるので
、その詳細な説明は省略するが、図示例の場合、インテ
ークマ二ホールド5内の圧力よりも給油管14内の圧力
の方が高くなると、燃圧レギュレータ6内の弁が上方へ
押上げられ、給油管14内の燃料が、還流管15を介し
て燃料タンク1に戻される。
反対に、インテークマ二ホールド5内の圧力よりも給油
管14内の圧力の方が低くなると、燃圧レギュレータ6
内の弁が押下げられて前記燃料の還流路が遮断される。
以上のようにして、給油管14内の油圧が一定に保持さ
れる。
以上の説明から分るように、給油管14内の油圧を一定
に保持するためには、給油管14内には、常に余分の燃
料を、燃料ポンプ2によって供給してやることが必要で
ある。この場合、明らかなように、噴射ノズル4から噴
射ざれる燃料量は内燃エンジンの負荷に応じて増減する
したがって、従来は、内燃エンジンの最大負荷時に、給
油管14内の油圧を一定に保持するのに必要な圧送油量
が得られるように、燃料ポンプ2の容量を定め、かつこ
れを直流モータで連続運転することが行なわれていた。
しかし、このような従来装置では、燃料ポンプは、直流
モータであるために、ブラシの摩耗に対する保守の頻度
が高いばかりでなく、実際の要求燃料噴射量の最大値に
相当するPEilを常時圧送している為、エンジンのア
イドル時や、低負荷時には次の様な問題が生じる。
(1)燃料の最大流量分に相当する電力をいつも消費し
ているので、消費電力量が大となる。
(2)消費電力が増えると発電機および内燃エンジンの
負荷が増え、燃費が悪くなる。
(3電子制御式の場合は、燃料ポンプにより、燃料が繰
返し還流されるため、燃料温度の上昇とガソリン劣化を
生ずる。
(4)アイドル回転時の様に静かな時には、燃料ポンプ
の作動音が、特に騒音として感じられるようになる。
その改善策として、前記モータの回転数(したがって、
燃料ポンプ2の回転数)およびデユーティ比を、内燃エ
ンジンの負荷および/または回転数に応じて制御するこ
とが提案されている(例えば、特開昭59−12077
6号公報および実願昭59−31719号明細書参照)
この方法によれば、燃圧レギュレータ6および還流管1
5を通って還流する燃料鑞を、常に必要最小限にするこ
とができるので、前述のような無駄や、電力消費量の増
大を防止して、省電力、省エネルギの目的を達成するこ
とができる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
(1)燃料供給用噴射ノズルの開弁時間に基づいて、燃
料ポンプ2の回転数制御を行なっているので、内燃エン
ジンの回転数や負荷が変動した場合の応答性が十分でな
く、必ずしも前記燃料ポンプ2の最適制御を行なうこと
ができない。
(2)エンジンの暖機時やアイドリンク時に、エンジン
負荷が急変した場合に、燃料ポンプ2からの吐出燃料量
が追従できず、エンジンが不調となることがある。
(a燃料供給量が最大値またはその近傍に達したとき、
燃料ポンプ2の駆動用モータの回転数が過大となり、前
記モータの脱調を惹起することがある。
(勾特に車輌用の装置においては、作動電源がバッテリ
ーであるため、前記バッテリー電圧の変動が、駆動用モ
ータの発生トルクの変動をもたらし、結果的に、燃料ポ
ンプ2の回転数が過大または過小となり、設定値どおり
に制御されないことがある。
(5)ターボチャージャ付内燃エンジンにおいては、イ
ンテークマニホールド5内の圧力が過給によって高くな
った場合に、燃料ポンプ2の必要駆動トルクが、駆動用
モータの発生トルクを土石るようになり、前記モータの
脱調を惹起することがある。
(a燃料ポンプ2の起動時に、低速から所要速度にまで
立上げることが必要であるが、従来の制御装置では、こ
の立上げが困難である。
(71内燃エンジンの加減速時に、燃料ポンプ2すなわ
ち駆動用モータの所要回転数が急激に変化すると、駆動
用モータがこれに追従できず、駆動用モータの脱調を招
くおそれがある。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。
(問題点を解決するための手段および作用)前記の問題
点を解決するために、本発明は、つぎのように構成した
点に特徴がある。
(1)噴射ノズルの開弁時間信号T;、または実際の開
弁時間(Ti −Ti o )  (ただし、Tioは
前記開弁時間信号が供給されてから、実際に噴射ノズル
が開き、燃料噴射が実行され始めるまでのむだ時間)と
回転数Neとの積に応じて、あるいは、前述の開弁時間
信号Ti1または実際の開弁時間(rt −T+ o 
>を燃料噴射周期あるいはクランク信号、TDC信号の
周期Tで除した商に応じて、燃料ポンプおよび駆動用モ
ータの回転数を制御する。
(21(イ)燃料要求量が第1予定値A以下のときは、
燃料ポンプおよび駆動用モータの回転数を第1の設定値
Npaに保持し、これによって燃料ポンプ2の吐出圧制
御が十分に可能なように、燃圧レギュレータを介する燃
料の還流量を確保し、(ロ)燃料要求量が第2予定値B
以上(ただし、BはAより大)のときは、燃料ポンプお
よび駆動用モータの回転数を第2の設定値N1)bに保
持し、これによって燃料ポンプ2の回転数が過大になり
、駆動用モータが脱調するのを防ぎ、さらに、 (ハ)燃料要求量が第1予定値Aと第2予定値Bの間に
あるときは、前記(1)項にした゛がりた制御を行なう
(3駆動用モータに印加される電圧の波高値または平均
値に応じて、モータの回転数および/または平均供給電
流値を制御し、これによって駆動用モータの発生トルク
不足に起因する前記モータの脱調を防止する。
(勾エンジンのインテークマニホールド内の圧力に応じ
て、モータの回転数および/または平均供給電流値を制
御し、これによって駆動用モータの発生トルク不足に起
因する前記モータの脱調を防止する。
(5)駆動用モータの回転数を、スタータまたはイグニ
ッションスイッチの投入からの時間の関数として、許容
変化率以内で立上げ、また必要に応じて、平均供給電流
を前記時間の関数として制御することにより、起動時に
おける駆動用モータの同期を確実にし、脱調を防止する
(O内燃エンジンの加速または減速の程度に応じて、モ
ータの回転数および/または平均供給電流値を制御し、
これによって駆動用モータの発生トルク不足または過剰
に起因する前記モータの税調を防止する。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例の基本的な概略構成図および制
御系のブロック図である。なお、同図において、第2図
と同一の符号は、同一または同等部分をあられしている
エンジン回転数センサ20、吸気圧力センサ21、スロ
ットル開度センサ22、吸気温度センサ23、リフトセ
ンサ24および、TDC(上死点)センサ29によって
検出された信号、ならびにバッテリ10の電圧信号は、
演算及び制御処理装置25へ供給され、そこで、内燃エ
ンジンの制御に必要な各種の演算(例えば、負荷に応じ
た噴射ノズル4の開弁時間信号Tiの演算)や、これを
用いた制御信号の発生などに使用される。
演算及びliIJwJ処理装置25には、既知の適宜の
マイクロコンピュータやマイクロプロセッサなどを採用
できるし、その構成は本発明の要旨には関係がないので
、その詳細な図示、説明は省略する。
演算及び制御処理装置25からは、既知の適当な手法に
よって、開弁時間信号Tiおよび、交流同期モータ(パ
ルスモータを含む)に供給する電圧の周波数(パルス周
期)および波高値(デユーティ比)などの制御信号が発
生される。
前記開弁時間信号Tiは、良く知られているように、エ
ンジン回転数センサ20の検出信号に同期して発生され
るパルス状の信号である。前記開弁時間信号T1によっ
て、噴射ノズル4が開弁され、エンジン負荷に応じた燃
料の供給が行なわれる。
モータ駆動制御装置26は、前記周波数(パルス周期)
および波高値(デユーティ比)などの制卵信号を供給さ
れて、交流同期モータまたはパルスモータ27を駆動す
るための交流またはパルスを発生する。
モータ駆動制御装置26としては、前記制御信号に応じ
た周波数(およびデユーティ比、波高値)を有する交流
またはパルスを発生するような適宜の発振器、あるいは
前記制御信号をパラメータとして、所望の交流またはパ
ルス波形信号を読出されるメモリ装置などを用いること
ができる。
なお、以下の各実施例の説明では、モータ27としては
パルスモータを用いるものとするが、本発明がこれに限
定されるものではないことは理解されるべきである。
第1実施例 ところで、第1図のような内燃エンジン用燃料供給装置
において、噴射ノズル4による燃料噴射量、すなわちエ
ンジンの要求燃料量Q (1(1/Sec )は、下記
(1)式で表わすことができる。
Q−q−Df−Z/2・Ne・1/60・・・・・・・
・・(1) ココテ、qは燃料噴射率(is3/5troke)、N
eはエンジン回転数、Dfは燃料密度((+/GO)Z
はエンジン気筒数である。
また、噴射ノズル弁の代表的なTi−Q特性は第3図の
ように示される。すなわち、開弁時間信号Tiが噴射ノ
ズル4に供給されてから、ある微小時間Tioの間は、
燃料の噴射が行なわれず、前記時間の経過後は、実際の
開弁時間に比例した燃料の噴射が行なわれる。
それ故に燃料噴射率qは、つぎの(2式で表わされる。
q=α(Ti−Tie)・・・・・・(2)ここで、α
は、第3図において特性直線の傾きを表わす定数である
前記(2式を(1)式に代入すると、つぎの(3式が得
られる。
Q=αrri−Tio)・ 1] −Z−Ne /12O−−−−−−(3さらに、
(3式において、α、Df、Zは定数なので、 α・Of −Z=に1 とおくと、 Q=K 1 (Ti −Tio) ・Ne ・・−・−
A4Er或いはTiOを省略して近似的に Q=K 1 (Ti  −Ne ) ”−・−(eと表
せる。
ところで、実際には、エンジン回転数Neは、噴射周期
T(或いはクランク信号、TDC信号の周期)の逆数関
係として、計算で得られるから、前記噴射周期Tを用い
て前記(勾、(5)式を書き直すとつぎの(61および
(′7)式が得られる。
すなわち、燃料ポンプ2の吐出量、従って燃料ポンプ2
の回転数は、(Ti −Tio) /TあるいはTi/
Tの値に応じて制御すれば良いことが分る。
Q=に2 ・ (Ti−Tio)/T・・・・・・(0
Q−に2  ・Ti  /T・・・・・・(力そして、
燃料ポンプ2の回転数は、駆動パルスの周波数、すなわ
ちその周期Tpに依存するから、例えば、つきの8)式
または(8A)式Tp−に3・T/Ti・・・・・・(
8)Tp =に3・T/ (Ti −Tio)・・・・
・・(8A) で表される周期Tpの駆動パルスで、パルスモータ27
を制御すればよいことが分る。この状態を第4図の(b
 )に示す。
なお同図において、Ipは電流流通期間であり、また同
図の(a)は、燃料の噴射の周期(例えばTDC信号の
周期)Tと、開弁時間T1との関係を示すタイミングチ
ャートである。
もっとも、エンジン負荷の急増などのために、要求燃料
噴射lが急増したような場合に、燃料ポンプ2およびパ
ルスモータ27がこれに追従できず、燃料吐出量の所要
量だけの急増ができなくても、給油管14内の燃圧が所
定値に保持されることを保証するためには、実際に噴射
ノズル4から噴射される燃料量よりも、幾分多めの燃料
を燃料ポンプ2から吐出するように制御しておくことが
必要である。
具体的には、前記0式に定数に4の減算項を付加するか
、あるいは係数(1−1))を乗算すればよい。すなわ
ち、つぎの(9)またはく10)式%式%(9) によって、駆動パルスの周期Tpを制御してやればよい
第2実施例 以上に述べた第1実施例では、パルスモータ27の回転
数、すなわち燃料ポンプ2の燃料吐出量を、内燃エンジ
ンの要求燃料噴射量の関数として(はぼこれに比例して
)制御しているために、つぎのような問題点があること
が分った。
(1)内燃エンジンが軽負荷で、かつ要求燃料噴射量が
極めて小さい領域で運転している状態で、負荷が急激に
増加したよう′な場合(例えば、アイドリング中に、タ
ープを起動したり、ライトを点灯したような場合)には
、パルスモータ27の回転数上昇制御が間に合わず、噴
射ノズル4の吐出圧が不足して、エンジンの不調が発生
することがある。
このような現象を防止する対策として、第1実施例では
、0)または(10)式で示したように、要求燃料噴射
量に予定量を上乗せするように、パルスモータ27の回
転数を太き目に設定している。
しかし、この方法では、要求燃料噴射量が可なり大きく
、上乗せの必要がない場合にも、上乗せが行なわれるの
で、省電力、省エネルギあるいは騒音低減などの目的を
十分に達成することができない。
(21内燃エンジンの負荷が大となり、その要求燃料噴
射量が多くなると、パルスモータ27の回転数が過大と
なり、このために、パルスモータ27の回転数制御が不
安定となったり、パルスモータ27の脱調、停止を生ず
るおそれがある。
前述の問題点を解決するために、この第2実施例では、
第5図に示したように、 (1)要求燃料噴射IQが第1設定([A以下の範囲で
は、その全m域において、前記第1設定値の要求燃料噴
射量Aに対応プるパルス周期Tpu−前記(8)、(8
A)式または(9)、  (10)式で算出された値−
を上限値として採用し、 (2要求燃料噴射IQが第2設定値B以上の範囲では、
その全領域において、前記第2設定値の要求燃料噴射I
Bに対応するパルス周期TEI+−前記(8)、(8A
>式で算出された値−を下限値として採用し、 (3要求燃料噴射!IQが前記第1および第2設定値A
、8間の領域にあるときは、要求燃料噴!)JmQの値
に応じて前記(8)、(8A)式で算出された値−を採
用しすることとしている。
第2実施例によれば、内燃エンジンの低負荷および高負
荷時における、燃料ポンプ2の吐出圧または吐出量変動
に起因する内燃エンジンの不調防止と、省電力、低騒音
化とを両立させることができる。
なお、以上においては、要求燃料噴射量Qが前記第1の
設定値A以下のとき、または第2の設定値8以上のとき
は、パルスモータ27の回転数を一定にするように制御
したが、その代りに、要求燃料噴射量Qの減少、増加に
伴なって、パルス周期Tpの増加、減少率を緩和するよ
うに−例えば、第5図の点線で示すように、2次関数ま
たは双曲線関数的に制御してもよい。
第3実施例 前述の第1、第2実施例では、パルスモータ27駆動用
のパルスの波高値が低下すると、パルスモータ27の発
生トルクが低下する。そして、波高値の低下が著しい場
合には、燃料ポンプ2の駆動に必要なトルクを下層るこ
とになり、パルスモータ27の脱調または停止を引起こ
すおそれがある。
このような事態は、特にバッテリ電源を有する車輌用の
内燃エンジンにおいて、前記バッテリの端子電圧がある
値以下に低下したような場合に顕著である。
この実施例は、前述の事情に鑑み、印加電圧(バッテリ
10の電圧、またはパルスモータ27の駆動パルスの波
高値)Vpの低下に応じて、下記の2つの中の少なくと
も一方の補正手法を実行するように構成したものである
(1)パルスモータ27の駆動パルスのデユーティ比、
すなわちip/Tpを大きくすることにより、パルスモ
ータ27の発生トルクを増大させる。
(aパルスモータ27の駆動パルスの周期を大きく(周
波数を低く)することにより、燃料ポンプ2およびパル
スモータ27の回転数を低下させて発生トルクを増大さ
せる。
第4図の波形(c ) (d )は、この第3実施例に
したがい、印加電圧Vpの変化(低下)に応じてトルク
補正を施した場合の、パルスモータ27に供給する駆動
パルスを示している。
波形(C)は、印加電圧vpの低下に応じて、前記(1
)の手法による補正を行なったものであり、デユーティ
比1p/Toが(Ip+ΔI)/Tpに増加され、これ
によって発生トルクの増大がはかられている。
また、波形(d )は、デユーティ比はそのままに保持
し、印加電圧Vpの低下に応じて、前記(2)の手法に
よる補正を行なったものであり、駆動パルス波形の周期
Tpの増加によってパルスモータ27の回転数を低下さ
せ、これによって発生トルクの増大がはかられている。
また、波形(e )は、印加電圧Vpの低下に応じて、
前記(1)および(2)の手法による補正を行なったも
のであり、デユーティ比1p/Tpが(Ip+Δ[)/
 (Tp+ΔT’  )に増加されると共に、駆動パル
ス波形の周期Tpを(Tp +ΔT’ )に増加させる
ことによって、パルスモータ27の回転数を低下させ、
発生トルクのより一層の増大をはかったものである。
なお、前記印加電圧Vpが高過ぎる場合には、前述とは
逆に補正すればよいことは明らかである。
第6図は、この実施例における前記印加電圧VEI  
(横軸)とデユーティ比Ill/TIE(縦軸)との関
係例を示す補正特性曲線図、第7図は前記印加電圧Vp
  (横軸)と駆動パルスの周期TEI(縦軸)との関
係例を示す補正特性曲線図である。
この実施例によれば、印加電圧Vpすなわちバッテリ電
圧またはパルスモータ27の駆動パルス波晶値を監視し
、その値に応じて、前記パルスのデユーティ比および/
または周期(周波数)を補正制御するようにしたので、
常にパルスモータ27の脱調を防止し、燃料ポンプ2の
駆動に必要なトルクを、パルスモータ27に発生させる
ことができる。
これによって、省電力、低騒音と噴射ノズル4の吐出圧
の確保とを両立させることができる。
第4実施例 前述の第1、第2実施例では、過給によって、インテー
クマニホールド5内の圧力(吸気管圧力)が高くなった
場合には、給油管14内の圧力が増加するので、燃料ポ
ンプ2の吐出圧力も増大しなければならず、したがって
、パルスモータ27に要求される発生トルクが大となる
このために、駆動パルスの波高値および周波数、ならび
にデユーティ比などが同一ならば、パルスモータ27の
発生トルクが、燃料ポンプ2の駆動に必要なトルクを下
廻り、このためにパルスモータ27が脱調、停止してし
まうおそれがある。
これを解決するために、この実施例は、インテークマニ
ホールド5内の圧力を監視し、これが設定値を超えたこ
とが検知されたときは、下記の3つの中の少なくとも一
方の補正手法を実行するように構成したものである。
(1)パルスモータ27の駆動パルスのデユーティ比す
なわちIt)/TE)を大きくすることにより、パルス
モータ27の発生トルクを増大させる。
(21パルスモータ27の駆動パルスの周期を大きく(
周波数を低く)することにより、燃料ポンプ2およびパ
ルスモータ27の回転数を低下させ、発生トルクを増大
させる。
(3印加電圧を上げてやることにより、パルスモータ2
7の発生トルクを増大させる。
第8図はこの実施例における過給圧p turb (横
軸)とデユーティ比1p/To(縦軸)との関係例を示
す補正特性曲線図、第9図はこの実施例における過給圧
P turb (横軸)と駆動パルスの周期Tl)  
(縦軸)との関係例を示す補正特性曲線図である。
前述のように、この実施例では、吸気圧力センサ21に
よってインテークマニホールド5内の圧力を監視し、そ
の値に応じて、前記パルスのデユーティ比および/また
は周期(周波数)を補正制御するようにしている。
このため、過給時にも燃料ポンプ2の駆動に必要なトル
クをパルスモータ27に発生させることができ、常にパ
ルスモータ27の脱調を防止することができる。これに
よって、省電力、低騒音と噴射ノズル4の吐出圧の確保
とを両立させることができる。
なお、以上では、吸気圧力センサ21の出力に応じて−
一すなわち、インテークマニホールド5内の圧力増加が
検知された後に、パルスモータ27への供給電気エネル
ギを増加するように補正制御したが、過給ターボの起動
に即応して早目に、パルスモータ27への供給電気エネ
ルギを増加するように制御してもよい。
第5実施例 前述の第1、第2実施例では、単純に、内燃エンジンの
負荷または要求燃料噴射量に応じて、パルスモータ27
の回転数、すなわちその駆動パルスの周期(周波数)を
制御するようにしている。
このため、内燃エンジンの始動時においては、燃料ポン
プ2の慣性や摩擦などのために、パルスモータ27の負
荷が過大となり、パルスモータ27を、所定の短時間内
に、所望の速度まで立上げることができなくなるおそれ
がある。
これを解決するために、この実施例では、スタータスイ
ッチまたはイグニッションスイッチの開成を監視し、こ
れらのスイッチが閉成されたとぎは、つぎの3種の補正
手法の少なくとも一つを実行するようにしている。
(1)燃料ポンプ2およびパルスモータ27の回転数−
したがって、駆動パルスの周波数を、当初は十分に小さ
く設定しておき、前記スイッチの開成時点からの経過時
間の関数として(パルスモータ27が追従できる範囲で
、なるべく大きな上昇率で)、前記回転数および周波数
を次第に高くして行く。換言すれば、前記駆動パルスの
周期Tpを次第に短くして行く。
(′2Jパルスモータ27の駆動パルスのデユーティ比
を、当初は大きく設定しておき、前記スイッチの開成時
点からの経過時間の関数として、前記デユーティ比を次
第に小さくして行く。
(3パルスモータ27の駆動パルスの波高値を、当初は
高く設定しておき、前記スイッチの開成時点からの経過
時間の関数として、前記波高値を次第に低くして行く。
第10図は、この実施例における、スタータスイッチま
たはイグニッションスイッチの開成時点からの経過時間
t (横軸)と、駆動パルスの周期Tp  (縦軸)と
の関係例を示す補正特性曲線図である。
また、第11図は、同じく、スタータスイッチまたはイ
グニッションスイッチの開成時点からの経過時間t (
横軸)と、駆動パルスのデユーティ比1p/Tp(縦軸
)との関係例を示す補正特性曲線図である。
なお、前記第10、第11図において、補正制御を行な
う設定時間t1は、内燃エンジンの特性などに応じて予
め定められるものである。
このように、内燃エンジンの始動初期において、パルス
モータ27を低回転としたり、デユーティ比を大きく設
定したりすることにより、同じパルス波高値であっても
、パルスモータ27に、より大きなトルクを発生させる
ことが可能となる。
したがって、燃料ポンプ2を円滑に所望の速度にまで立
上げ、パルスモータ27の発生トルク不足に起因する脱
調や停止を防止することができる。
さらに、駆動パルスの波高値制御を加えれば、なお一層
安定かつ確実なパルスモータ27の立上げ制御を実現す
ることができる。
なお、パルスモータ27の代りに、永久磁石式交流同期
モータを用いる場合には、その特性上、同期引込みは、
低回転時に行なうのが有利である。
第6実施例 前述の第1、第2実施例では、単純に、内燃エンジンの
負荷または要求燃料噴射量に応じて、パルスモータ27
の回転数すなわちその駆動パルスの周期(周波数)を制
御し、燃料ポンプ2の吐出流量の変化量が内燃エンジン
の要求燃料噴射」の変化量にほぼ等しくなるようにして
いる。
このため、内燃エンジンの急激な加速、減速の場合には
、要求燃料噴射量が急激に変化し、これに伴なってパル
スモータ27の回転数が急激に増加、減少されようとす
るので、パルスモータ27がこれに追従できず、税調、
停止を生ずるおそれがある。
このような事情に鑑み、この実施例では、内燃エンジン
の加速、減速時につぎのような補正手法の少なくとも1
つを実施するようにしている。
(1)エンジンの要求燃料噴射量の変化率よりも小さい
変化率で、燃料ポンプ2の吐出量、すなわちパルスモー
タ27の回転数または駆動パルスの周期を変化させる。
(2)前項の補正に付随して、パルスモータ27が燃料
ポンプ2の駆動必要トルクを発生できるように、デユー
ティ比および/または駆動パルスの波高値を補正する。
(3要求燃料噴射量の変化に追従して、第1および第2
実施例の場合と同様に、パルスモータ27の回転数を変
化させるが、要求燃料噴射量の変化率が予定の限界値を
超えたならば、パルスモータ27の回転数変化率を、前
記パルスモータ27が脱調を起さないような上限値に抑
制する。
第12図は、内燃エンジンの加速、減速時における要求
燃料噴射量の変化率ΔQ/Δt (横軸)と、燃料ポン
プ2の吐出量またはパルスモータ27の駆動パルス周期
の変化率ΔTo/Δt (縦軸)との関係例を示す図で
ある。
通常は点線で示したように、両者の変化率は等しく、1
対1の関係にあるが、内燃エンジンの加速、減速が検出
された時は、その関係は、実線で示したように、(11
)式 %式%(11) ただし、dは1より小、 の関係が成立するように補正される。
第13図は、駆動パルス周期の変化率ΔTD/Δt (
横軸)と、そのデユーティ比(縦軸)との関係例を示す
図であり、この場合は、両者は比例関係に設定されてい
る。
第14図は、要求燃料・噴射量の変化率ΔQ/Δt (
横軸)と、パルスモータ27の駆動パルス周期の変化率
ΔTp/Δ【およびデユーティ比の変化率(ΔII)/
TI))/Δt (縦軸)との関係例を示す図である。
第14図から明らかなように、要求燃料噴射量の変化率
がある予定の限界値より小さい範囲では、パルスモータ
27の駆動パルスの周期Tpの変化率は、要求燃料噴射
量の変化率と比例関係を保つように制御され、一方、デ
ユーティ比は変化率〇−すなわち、一定に保たれる。
しかし、要求燃料噴射量の変化率が前記限界値以上とな
り、パルスモータ27が脱調を生ずるおそれがある範囲
では、パルスモータ27の駆動パルスの周期Tpの変化
率は〇−すなわち、はぼ一定の固定位置に保持され、一
方、デユーティ比の変化率は要求燃料噴射量の変化率と
比例関係を保つようにvlmされる。
このような補正の結果、要求燃料噴射量の変化量に比較
して、不足となるパルスモータ27の回転数変化−した
がって燃料ポンプ2の吐出量変化分が、デユーティ比の
変化量によって補償され、パルスモータ27は燃料ポン
プ2を駆動するのに必要なトルクを発生することになる
以上において、内燃エンジンの種々の運転状態に応じて
、その要求燃料噴射量Qに対するパルスモータ27の駆
動パルスの周期および/またはデユーティ比を補正する
手法について述べたが、これらの補正特性は、図示説明
したものに限られるものではなく、内燃エンジンの特性
に応じて種々の変更が可能であり、また必要であること
は当然である。
そして、これらの種々の補正特性は、それぞれに該当す
る関数発生器あるいは、各補正特性を記憶したメモリな
どを準備することによって、容易に得られることは、当
業者には明らかである。
前述のように、モータ駆動制御装置26の出力パルス(
交流)の周波数は、開弁時間信号Tiが大きい(持続時
間が長い)はど−すなわち、内燃エンジンの負荷が大き
いほど大となるので、これにつれてパルスモータ27(
同期モータ)の回転数も大となり、燃料ポンプ2によっ
て圧送される燃料量も大となる。
すなわち、給油管14に供給される燃料量は、内燃エン
ジンの負荷に応じて適当に(必要最少量に)制御される
ことになる。
以上に述べたような、内燃エンジンの運転状態に応じた
パルスモータ27の駆動制御を行なうための演算及び制
御処理装置25は、各種論理素子の組合せによるハード
ロジックによって、あるいはコンピュータを用いること
によって構成することができる。
そこで、まず、前記演算及び制御処理装置25をコンピ
ュータで構成する場合のフローチャートを第15図に示
し、以下これについて説明する。
ステップS1・・・内燃エンジンの回転数Neおよびス
ロットル開度θthを読込む。
ステップS2・・・前記Neおよびθ【hに基づいて、
既知の手法により、開弁時間信号Tiを演算し、また前
記Neの逆数すなわち噴射同期Tを演算する。なお、必
要に応じて、大気圧補正、温度補正、始動補正、加減速
補正などを、前記開弁時間信号T1に関して実行する。
ステップS3・・・前述の(8) (8A ) (9)
 (10)式のいずれかに基づいて、パルスモータ27
の駆動パルスの周期Tpを演算する。なお、この段階で
は、前記駆動パルスのデユーティ比は予め決められた値
(例えば、1/2)とする。
ステップS4・・・バッテリ(一般的には、作動電源)
電圧を読込む。
ステップS5・・・読込んだバッテリ電圧が設定値より
小かどうかを判定する。判定が成立するときはステップ
S6へ進み、反対に不成立のときはステップS6をスキ
ップしてステップS7へ進む。
ステップS6・・・前記のステップS4で読込んだバッ
テリ電圧に基づいて、前記第3実施−で述べたような、
駆動パルスのデユーティ比および/または周期Tpの補
正演算を実行する。
ステップS7・・・吸気圧力センサ21の出力によって
、インテークマニホールド5内の吸気圧力を読込む。
ステップS8・・・前記吸気圧力を基準値と比較し、過
給圧P turbを検出する。
ステップS9・・・前記ステップS7で検出した過給圧
P turbに基づいて、前記第4実施例で述べたよう
な、駆動パルスのデユーティ比および/または周期To
の補正演算を実行する。
ステップS10・・・始動(すなわち、スタータスイッ
チまたはイグニッションスイッチの開成時点からの経過
時間tが予め定めた設定値t1よりも長くなったか否か
の判定を行なう。
ステップ811・・・前記ステップS10の判定が成立
せず、始動からの経過時間【が設定値t1以内であると
きは、前記経過時間tに応じて、前記第3実施例で述べ
たような、駆動パルスのデユーティ比および/または周
期Tpの補正演算を実行する。
ステップ812・・・内燃エンジンが加速または減速状
態にあるか否かの判定をする。加減速の判定は、周知の
ように、例えば、今回サイクルのステップS1で読込ん
だ回転数Neまたはスロットル開度θthを、前回サイ
クルで読込んだ同種値と比較することによって、行なう
ことができる。
ステップS13・・・Ti /Tの変化率Δ(Ti /
T)/Δtを演算する。Ti/Tの変化率は、今回サイ
クルのステップS1で演算した噴射周期Tおよび開弁時
間Tiを、前回サイクルで演算した同種値と比較するこ
とによって、得ることができる。
ステップ814・・・前のステップ813で求められた
変化率Δ(Ti /T)/Δむに基づいて、例えば、第
12図(および、必要に応じては第13図)の関係から
駆動パルスの周期の変化率ΔTp/Δt 〔および駆動
パルスのデユーティ比の変化率(ΔIp/TI))/Δ
【〕を演算する。
ステップS15・・・駆動パルスの補正済周期Tpおよ
びデユーティ比Ip/Toをつぎの(12)(13)式
によって演算する。
To−TO+ΔTp/Δt・・・・・・(12)Ip 
/Tp −Ip /Tp + (ΔIp/Tp)/Δt・・・・・・(13)ステップ
816・・・前のステップS3で演算した周期’lが、
予め設定された上限値Tpuより大かどうか、換言すれ
ばパルスモータ27の回転数が予定値以下かどうかの判
定をする。
ステップS17・・・前のステップ816の判定が成立
するときは、前記上限値TDLIをもって、駆動パルス
の周期Tpとする。
ステップ818・・・前のステップS3で演算した周期
Tpが、予め設定された下限値Tplより小または等し
いかどうか、換言すればパルスモータ27の回転数が予
定値以上かどうかの判定をする。
ステップS19・・・前のステップ818の判定が成立
するときは、前記下限値Tplをもって、駆動パルスの
周期Tpとする。
ステップ820・・・前述のいずれかのステップで求め
られた駆動パルス周期TEIおよびデユーティ比1p/
TDを、モータ駆動制御装置26に出力する。
なお、第15図のフローチャートには、前記第1実施例
において決定されたパルスモータ27の駆動パルスの周
期およびデユーティ比に、(1)第2実施例における周
期Toの上、下限値による補正、 (2第3実施例におけるバッテリ電圧に応じた補正、 (3第4実施例における過給圧に応じた補正、(4第5
実施例における始動時の補正、(5第6実施例における
加減速に応じた補正のすべてを実行する場合に、演算及
び制御処理装置25内において行なわれる処理手順を示
している。しかし、当業者には明らかなように、これら
の内の1つまたは複数の補正を省略できることは当然で
ある。
また、第15図のフローチャートにおいて、第2〜第6
実施例を適用する順序は、適宜に変更または入換えるこ
とができる。
第16図は、本発明の第1ないし第6実施例のすべてを
含む場合の構成を示す機能ブロック図である。なお、当
業者には容易に理解されるように、本発明の第2〜第6
の実施例は、それぞれ単独に第1実施例と組合せて実施
できるものであり、これら実施例をすべて第1実施例に
組合せることは必ずしも必要ではない。
第16図において、第1図と同一の符号は、同一または
同等部分をあられしている。
エンジン回転数センサ20およびスロットル開度センサ
22によって検知された信号Neおよびθthは、開弁
時間信号Ti ;噴射周期TPs算装置31に供給され
、そこで既知の適宜の手法により、開弁時間信号Tiお
よび噴射周期Tが演算される。
開弁時間信号Tiおよび噴射周期Tは、開弁時間信@T
i補正;Ti/T演算装置32に供給され、そこで、吸
気圧力センサ21および吸気温度センサ23による検知
信号に基づいた、開弁時間信号Tiの圧力および温度補
正が行なわれる。
補正済みの開弁時間信号Tiおよび噴射周期Tは、駆動
パルスの周期Tp演算;デユーティ比It)/T11設
定装置33に供給され、そこで前述の(8)、(8A)
、(91または(10)式にしたがって、駆動用モータ
の駆動パルス周期Tpおよびデユーティ比1p/Tρの
演算が行なわれる。
駆動パルスの周期Tp1デユーティ比1p/Tpの電圧
補正装置34では、バッテリ電圧検出手段35から得ら
れるバッテリ電圧に基づいて、第3実施例として前述し
たような駆動用モータの駆動パルス周期■ρまたは/お
よびデユーティ比to/Tpの補正演算が行なわれる。
駆動パルスの周期Tp1デユーティ比1p/Tpの過給
圧補正装置36では、吸気圧力センサ21による検知信
号に基づいた、駆動用モータの駆動パルス周期Tpまた
は/およびデユーティ比Ip/Tpの補正演算が行なわ
れる。
駆動パルスの周期Tp、デユーティ比It)/TI)の
始動補正装置37では、イグニッションまたはスタータ
スイッチ信号38によって起動されるタイマカウンタ3
9の計数値に基づいて、第5実施例として前述したよう
な、駆動用モータの駆動パルス周期Tpまたは/および
デユーティ比Ip/Tpの補正演算が行なわれる。
Δ(Ti /T)/4t WJ4算装置40t’は、開
弁時間信号Ti補正:Ti/T演算装@32で得られた
Ti/Tの変化率すなわちΔ(Ti/T)/Δtが演算
され。
また、加速、減速判定装置41では、エンジン回転数セ
ンサ20および/またはスロットル開度センサ22の検
出値に基づいて、公知の適宜の手法で内燃エンジンの加
速、減速が判定される。
前記加速、減速判定装置f41の出力に応答して、駆動
パルスの周期TD、デユーティ比ip/Tpの加減速補
正装置42が起動され、前記Δ(Ti/T)/Δを演算
装置40の演算結果に基づいて、第6実施例として前述
したような、駆動用モータの駆動パルス周期Tpまたは
/およびデユーティ比Ip /TI)の補正演算が行な
われる。
駆動パルス周期Toの上下限設定用関数発生装置43で
は、駆動パルスの周期Tp1デユーティ比Ip/Toの
加減速補正装置42から出力された駆動用モータの駆動
パルス周期Tpが、その上限値および下限値と比較され
、その比較結果に基づいて、第2実施例として舶述した
ような、駆動用モータの駆動パルス周期Toの補正演算
が行なわれる。
以上のようにして、本発明の第1実施例にしたがって、
駆動パルスの周期To演算;デユーティ比IEI/T1
1設定装置33で演算された、駆動用モータの駆動パル
ス周期Tpおよびデユーティ比Ip/Tpは、内燃エン
ジンの運転状態に応じて、また所望に応じて、第2〜第
6実施例で述べたような補正を施された後、モータ駆動
制御装置26に供給される。
そして、モータ駆動制御装置26は、前述したように、
補正演算の結果にしたがった周期Tpおよびデユーティ
比1t)/Tpのパルスを発生し、これによってパルス
モータ27が駆動される。
なお、以上においては、燃料ポンプ2の駆動用にパルス
モータを用いるものとして説明したが、パルスモータは
、広義では(永久磁石式)交流同期モータに含まれると
言えるので、パルスモータの代りに交流同期モータを用
いることができることは明らかである。またこの場合、
明らかなように、パルスのデユーティ比は交流電圧の波
高値に対応する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。
(1)噴射ノズルの開弁時間信号Ti1または実際の開
弁時間(Ti −Ti o )と回転数Neとの積に応
じて、あるいは、前述の開弁時間信号Tiqまたは実際
の開弁時間(Ti −Ti o )を燃料噴射周期ある
いはクランク信号、TDC信号の周期Tで除した商に応
じて、燃料ポンプおよび駆動用モータの回転数を制御す
るように構成したので、内燃エンジンの要求燃料噴射量
に相応し、しかも燃圧を一定に保持し得るだけの余裕を
もった最適の燃料吐出量を確保することができる。
[2) (イ)燃料要求量が第1予定値A以下のときは
、燃料ポンプおよび駆動用モータの回転数を第1の設定
値NDaに保持するので、燃料ポンプ2の吐出圧制御が
十分に可能なように、燃圧レギュレータを介する燃料の
還流量を確保することができ、 (ロ)燃料要求量が第2予定値B以上(ただし、BはA
より大)のときは、燃料ポンプおよび駆動用モータの回
転数を第2の設定値Npbに保持するので、燃料ポンプ
2の回転数が過大になったり、駆動用モータが脱調した
りするのを防ぐことができる。
(a駆動用モータに印加される電圧の波高値または平均
値に応じて、モータの回転数および/または平均供給電
流値を制御するので、駆動用モータの発生トルク不足に
起因する前記モータの脱調を防止することができる。
(4)エンジンのインテークマニホールド内の圧力に応
じて、モータの回転数および/または平均供給電流値を
制御するので、駆動用モータの発生トルク不足に起因す
る前記モータの脱調を防止することができる。
(5)駆動用モータの回転数を、スタータまたはイグニ
ッションスイッチの投入からの時間の関数として、許容
変化率以内で立上げ、また必要に応じて、平均供給電流
を前記時間の関数として制御するので、起動時における
駆動用モータの同期を確実にし、脱調を防止することが
できる。
(61内燃エンジンの加速または減速の程度に応じて、
モータの回転数および/または平均供給電流値を制御す
るので、駆動用モータの発生トルク不足または過剰に起
因する前記モータの脱調を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図および制御系の
ブロック図である。 第2図は従来の燃料圧送用ポンプ系の概略構成を示す部
分断面図である。 第3図は噴射ノズル弁の代表的なTi−q特性である。 第4図は開弁時間信号Tiとパルスモータの駆動パルス
波形との関係例を示すタイミングチャートである。 第5図は要求燃料噴射量またはTi /Tと前記パルス
モータの駆動パルスの周期1との関係例を示す補正特性
曲線図である。 第6図は印加電圧(バッテリの電圧またはパルスモータ
の駆動パルスの波高値)と前記パルスモータの駆動パル
スのデユーティ比との関係例を示す補正特性曲線図であ
る。 第7図は印加電圧(バッテリの電圧またはパルスモータ
の駆動パルスの波高値)と前記駆動パルスの周期との関
係例を示す補正特性曲線図である。 第8図は吸気圧力センサの出力に基づいて得られる過給
圧p turbと前記パルスモータの駆動パルスのデユ
ーティ比との関係例を示す補正特性曲線図である。 第9図は前記過給圧P turbと前記駆動パルスの周
期との関係例を示す補正特性曲線図である。 第10図はスタータスイッチまたはイグニッションスイ
ッチの開成時点からの経過時間tと、駆動パルスの周期
Tpとの関係例を示す図である。 第11図は、同じく、スタータスイッチまたはイグニッ
ションスイッチの開成時点からの経過時間(と、駆動パ
ルスのデユーティ比10/TI)との関係例を示す図で
ある。 第12図は要求燃料噴射量またはデユーティ比(開弁時
間/噴射周期)の変化率と駆動パルスの周期の変化率と
の関係例を示す補正特性曲線図である。 第13図は要求燃料噴射量またはく開弁時間/噴射周期
)の変化率と駆動パルスのデユーティ比の変化率との関
係例を示す補正特性曲線図である。 第14図は要求燃料噴射量または(開弁時間/噴射周期
)の変化率と駆動パルスの周期およびデユーティ比との
関係例を示す補正特性曲線図である。 第15図は、コンピュータを用いて、本発明の第1実施
例に、第2ないし第6実施例による補正のすべてを施こ
す場合の、演算及び制御処理装置25の処理手順を示す
フローチャートである。 第16図は本発明の第1実施例に、第2ないし第6実施
例による補正のすべてを施こす場合の全体構成を示す機
能ブロック図である。 1・・・燃料タンク、2・・・燃料ポンプ、4・・・噴
射ノズル、5・・・インテークマニホールド、6・・・
燃圧レギュレータ、7・・・スロットルバルブ、9・・
・シリンダ、10・・・バッテリ、14・・・給油管、
15・・・還流管、20・・・エンジン回転数センサ、
21・・・吸気圧力センサ、22・・・スロットル開度
センサ、23・・・吸気温度センサ、24・・・リフト
センサ、25・・・演算及び制御処理装置(コンピュー
タ)、26・・・モータ駆動制御装置、27・・・パル
スモータ、29・・・TDCセンサ 代理人弁理士  平木通人 外1名 第    図 turb turb

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に圧
    送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するための
    パルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結され
    ており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エン
    ジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され、
    予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的に
    噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管と
    燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定値
    を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タン
    クへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズルの
    開弁時間と燃料噴射周期との比の関数として変化する周
    波数を有するパルスまたは交流を発生するモータ駆動制
    御装置とを具備し、前記パルスまたは交流同期モータ、
    は前記パルスまたは交流手段発生手段としてのモータ駆
    動制御装置の出力によつて付勢されることを特徴とする
    内燃エンジン用燃料供給装置。
  2. (2)前記関数は一次関数であることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1項記載の内燃エンジン用燃料供給装
    置。
  3. (3)前記噴射周期として、TDC信号の周期を採用す
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の内燃エンジン用燃料供給装置。
  4. (4)前記噴射周期として、エンジン回転数の逆数を採
    用することを特徴とする前記特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の内燃エンジン用燃料供給装置。
  5. (5)噴射ノズルの開弁時間は、エンジン回転数センサ
    およびスロットル開度センサの検出出力に基づいて決定
    されることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の内燃エンジン用燃料供給装
    置。
  6. (6)噴射ノズルの開弁時間は、エンジン回転数センサ
    および吸気圧力センサの検出出力に基づいて決定される
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第4
    項のいずれかに記載の内燃エンジン用燃料供給装置。
  7. (7)前記開弁時間は、噴射ノズルに加えられる開弁時
    間信号から、当該ノズルの不応答時間幅を減算した差に
    等しいことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ない
    し第6項いずれか記載の内燃エンジン用燃料供給装置。
  8. (8)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に圧
    送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するための
    パルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結され
    ており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エン
    ジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され、
    予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的に
    噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管と
    燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定値
    を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タン
    クへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズルの
    開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化する
    周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段と
    、前記パルスまたは交流波形の周期を、予定の上限値お
    よび下限値の少なくとも一方と比較する手段と、前記比
    較手段の比較結果に応じて、前記周期が、予定の上限値
    または下限値を超えている範囲では、前記開弁時間と燃
    料噴射周期との比に対する前記パルスまたは交流波形の
    周期の変化割合を低減補正する手段と、前記のように補
    正された波形および周期を有するパルスまたは交流を発
    生するモータ駆動制御装置とを具備し、前記パルスまた
    は交流同期モータは、前記パルスまたは交流手段発生手
    段としてのモータ駆動制御装置の出力によつて付勢され
    ることを特徴とする内燃エンジン用燃料供給装置。
  9. (9)前記パルスまたは交流波形の周期の変化割合が零
    であることを特徴とする前記特許請求の範囲第8項記載
    の内燃エンジン用燃料供給装置。
  10. (10)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、前記パルスまたは交流同期モータの駆動用電源バッ
    テリの出力端子電圧を検知する手段と、検知された端子
    電圧を基準値と比較する手段と、前記比較手段の比較結
    果に応じて、前記端子電圧が基準値以下であるときは、
    その偏差に応じて、前記パルスまたは交流波形の周期増
    大補正およびパルスデューティ比増大補正の少なくとも
    一方を実施する手段と、前記のように補正された波形お
    よび周期を有するパルスまたは交流を発生するモータ駆
    動制御装置とを具備し、前記パルスまたは交流同期モー
    タは、前記パルスまたは交流手段発生手段としてのモー
    タ駆動制御装置の出力によつて付勢されることを特徴と
    する内燃エンジン用燃料供給装置。
  11. (11)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、前記パルスまたは交流同期モータの駆動用電源バッ
    テリの出力端子電圧を検知する手段と、検知された端子
    電圧に応じて、前記前記端子電圧がが低いほど前記パル
    スまたは交流波形の周期を増大する補正、およびパルス
    デューティ比を増大する補正の少なくとも一方を実施す
    る手段と、前記のように補正された波形および周期を有
    するパルスまたは交流を発生するモータ駆動制御装置と
    を具備し、前記パルスまたは交流同期モータは、前記パ
    ルスまたは交流手段発生手段としてのモータ駆動制御装
    置の出力によつて付勢されることを特徴とする内燃エン
    ジン用燃料供給装置。
  12. (12)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、インテークマニホールド内の圧力を検知する吸気圧
    センサと、検知された圧力を基準値と比較する手段と、
    前記比較手段の比較結果に応じて、前記圧力が予定の基
    準値以上であるときは、その偏差に応じて、前記パルス
    または交流波形の周期増大補正およびパルスデューティ
    比増大補正の少なくとも一方を実施する手段と、前記の
    ように補正された波形および周期を有するパルスまたは
    交流を発生するモータ駆動制御装置とを具備し、前記パ
    ルスまたは交流同期モータは、前記パルスまたは交流手
    段発生手段としてのモータ駆動制御装置の出力によつて
    付勢されることを特徴とする内燃エンジン用燃料供給装
    置。
  13. (13)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、スタータスイッチおよびイグニッションスイッチの
    いずれかの閉成を検知する手段と、前記スイッチ閉成か
    らの経過時間を計測する手段と、前記経過時間の関数と
    して、前記パルスまたは交流波形の周期を減少する補正
    およびパルスデューティ比を減少する補正の少なくとも
    一方を実施する手段と、前記のように補正された波形お
    よび周期を有するパルスまたは交流を発生するモータ駆
    動制御装置とを具備し、前記パルスまたは交流同期モー
    タは、前記パルスまたは交流手段発生手段としてのモー
    タ駆動制御装置の出力によつて付勢されることを特徴と
    する内燃エンジン用燃料供給装置。
  14. (14)前記経過時間が予定値を超えたときは、前記パ
    ルスまたは交流波形の周期およびパルスデューティ比の
    減少補正を停止することを特徴とする前記特許請求の範
    囲第13項記載の内燃エンジン用燃料供給装置。
  15. (15)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流周期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、内燃エンジンの加速/減速を検知する手段と、内燃
    エンジンの要求燃料噴射量の変化率を演算する手段と、
    加速/減速の検知に応答して、前記要求燃料噴射量の変
    化率より小さい変化率で前記パルスまたは交流波形の周
    期およびデューティ比を増加/減少補正する手段と、前
    記のように補正された波形および周期を有するパルスま
    たは交流を発生するモータ駆動制御装置とを具備し、前
    記パルスまたは交流同期モータは、前記パルスまたは交
    流手段発生手段としてのモータ駆動制御装置の出力によ
    つて付勢されることを特徴とする内燃エンジン用燃料供
    給装置。
  16. (16)内燃エンジンの要求燃料噴射量の変化率として
    、前記開弁時間と燃料噴射周期との比の変化率が用いら
    れることを特徴とする前記特許請求の範囲第15項記載
    の内燃エンジン用燃料供給装置。
  17. (17)燃料タンクと、燃料タンク内の燃料を給油管に
    圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを駆動するため
    のパルスまたは交流同期モータと、前記給油管に連結さ
    れており、内燃エンジンの回転に同期して、前記内燃エ
    ンジンの負荷の関数として決められる時間だけ開弁され
    、予定量の燃料を、インテークマニホールド内へ周期的
    に噴射するように制御される噴射ノズルと、前記給油管
    と燃料タンクとの間に配設され、給油管内の圧力が設定
    値を超えたときに開弁されて、給油管内の燃料を燃料タ
    ンクへ還流させる燃圧レギュレータと、前記噴射ノズル
    の開弁時間と燃料の噴射周期との比の関数として変化す
    る周波数を有するパルスまたは交流波形を決定する手段
    と、内燃エンジンの加速/減速を検知する手段と、内燃
    エンジンの要求燃料噴射量の変化率を演算する手段と、
    前記内燃エンジンの要求燃料噴射量の変化率を予定の基
    準値と比較する手段と、前記比較手段の比較結果に応じ
    て、前記内燃エンジンの要求燃料噴射量の変化率が予定
    の基準値よりも大きいときは、前記加速/減速の検知に
    応答して、前記要求燃料噴射量の変化率より小さい変化
    率で前記パルスまたは交流波形の周期およびデューティ
    比を増加/減少補正する手段と、前記のように補正され
    た波形および周期を有するパルスまたは交流を発生する
    モータ駆動制御装置とを具備し、前記パルスまたは交流
    同期モータは、前記パルスまたは交流手段発生手段とし
    てのモータ駆動制御装置の出力によつて付勢されること
    を特徴とする内燃エンジン用燃料供給装置。
  18. (18)内燃エンジンの要求燃料噴射量の変化率として
    、前記開弁時間と燃料噴射周期との比の変化率が用いら
    れることを特徴とする前記特許請求の範囲第17項記載
    の内燃エンジン用燃料供給装置。
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