JPS61162296A - フラツクス入りワイヤの製造方法 - Google Patents

フラツクス入りワイヤの製造方法

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JPS61162296A
JPS61162296A JP222385A JP222385A JPS61162296A JP S61162296 A JPS61162296 A JP S61162296A JP 222385 A JP222385 A JP 222385A JP 222385 A JP222385 A JP 222385A JP S61162296 A JPS61162296 A JP S61162296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
wire
billet
filling
cored wire
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Pending
Application number
JP222385A
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English (en)
Inventor
Eisuke Yamanaka
山中 栄輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、継目のない溶接用フラックス入りワイヤの製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
フラックスを内蔵した継目のない線材からなるフラック
ス入りワイヤは、従来、lO〜20mm程度の軟鋼のシ
ームレスパイプに脱酸剤、スラグ形成剤からなるフラッ
クスを充填した後、酸洗・熱処理・伸線・メッキ等の工
程をへて製造されているが、この製造方法は以下の欠点
がある。
■ シームレスパイプの内径が5〜20mmと小さいた
め、フラックス充填に時間がかかり、長尺物では充填が
不均一になる。
■ シームレスパイプをさらに細径の溶接棒にするため
には、伸線パス回数が多くなり能率が低い。また、中間
焼鈍が必要となる等によりコストが高い。
■ フラックスの充填率を変えるためには種々の厚みの
シームレスパイプが必要となり、在庫管理等コストアッ
プおよび納期延長等のトラブルの原因になる。
ここで充填率とは、(フラックス充填部断面積)/(中
空部を含むビレット全断面積)との比をいう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は丸ビレットでのフラックス充填により、 l) フラックス充填の手間の減少と、充填率の均一化
をはかる。
2) 溶接用フラックス内蔵線材を製造することにより
、通常の溶接棒製造プロセスを使用可能とし、伸線パス
回数の減少、能率向−に、素材コストの低減により、コ
ストダウンをはかる。
3) 丸ビレッ)・の内外径を変化させることによって
、最適な充填率を得ることができるような方法を提供す
ることを目的とする。
〔問題解決のだめの手段〕
中空丸ビレットを製造し、内部にフラックスを充填しそ
のま〜ビレット加熱して線材圧延を実施することによっ
てフラックス入りワイヤをつくる。
連続鋳造によって製造した中空丸ビレッ]・、あるいは
連続鋳造で製造した中実丸ビレットまたは圧延によって
製造した中実丸ビレットをトレパニング等の機械加工で
穴2を明けて製作した中空丸ビレット1(第1図)の内
部にフラックス3を充填し、その両端部を溶接によりシ
ールし、そのシール部片端又は両端にガス抜き穴を設け
る。加熱炉に装入し所定の温度に加熱均熱(通常110
0〜1250°C) した後、線材に圧延をする。この
際フラックスの充jM 4?=を過大にすると、線材と
して強度を分担する鎖部分か圧延中の伸び変形に耐えら
れず破損する)・ラブルを生じるため、第2図に示すよ
うにフラックス内蔵線材4のフラックス3を除いた前記
鎖部分が全断面積(穴を含む)の60%をこえる心安が
ある。また大面積が極端に小さいとフラックス3111
が不足して本願の目的であるフラックス内包型ワイヤと
しての4:’j性が発揮できないのでフラックス3の充
填率は8%以」二とする。
また高温で加熱時溶融し、圧延中鋼材温度の低下により
固結し、変形しにくくなるタイプのフラックスでは第7
図に示すように線材にカミ出し9を生じるため、固結後
も変形能の大きいものあるいは、融点の高い非溶融型の
フラックスを使用する必要がある。
一方、角ビレットの採否については、第3図、第4図に
示すように中空角ビレッ)・11の内部に丸穴12を加
工した場合、圧延中に変形量の差(コーナ部からの距離
7と辺部からの距#′8の差に起因する。)によって、
第5図に示すようにフラックス13充填部の形状がシャ
ープなエツジ状6になり応力集中により破損し易く、フ
ラックスの充填率を」−げることが難しい。例えば、角
ビレットと丸ビレットのそれぞれの充填率と線材合格率
との関係を比較して第6図に示した。したがって本発明
の中空丸ビレットを使用するのがよい。
このフラックスを充填した丸ビレットを冷間引抜して所
定の線径のワイヤとし、これをメッキ処理して、フラッ
クス入りワイヤを製造する。
〔実施例〕
内径30mm、外径100mmの軟鋼中空丸ビレットに
フラックスを充填後、両端部を溶接によりシールし、そ
のシール部の片端又は、両端部にガス抜き穴を設け、6
mmφに熱間圧延後、1.6男mφまで冷間引抜し、メ
ッキ処理をした。電施300A、電圧28V、速度20
cm/minの条件でCO2溶接したが、フラックスが
突出するもともなく、安定した溶接ができた。
〔発明の効果〕
本発明は以−Lのように構成されているので、すぐれた
フラックス入りワイヤを容易に製造することができ、フ
ラックス充填の手間が減少し、製造能率が向−11’L
、コストダウンとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製品の斜視図、第2図はフラック
ス内蔵線材の端面図、第3図は比較例の斜視図、第4図
、第5図は比較例の説明図、第6図は実施例と比較例の
充填率と合格率との関係を示すグラフ、第7図はかみ出
しを示す断面図である。 ■・・・中空丸ビレット、2,12・・・穴、3,13
・・・フラックス、4,14・・・フラックス内蔵線材
、6・・・シャープエツジ、7・・・コーナ部からの線
材の距離、8・・・辺からの線材の距離、9・・・かみ
出し、11・・・中空角ビレット。 第1図    第3図 中空角 ビ゛レヅト 第6図 第7図 1゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空丸ビレットにフラックスを充填し、この中空ビ
    レットを熱間で圧延して線材にし、さらにその線材を冷
    間引抜して所定の線径のワイヤとした後、そのワイヤに
    メッキ処理を施こすことを特徴とする溶接用フラックス
    入りワイヤの製造方法。
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