JPS61161631A - パツフア−形ガス遮断器 - Google Patents

パツフア−形ガス遮断器

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JPS61161631A
JPS61161631A JP254385A JP254385A JPS61161631A JP S61161631 A JPS61161631 A JP S61161631A JP 254385 A JP254385 A JP 254385A JP 254385 A JP254385 A JP 254385A JP S61161631 A JPS61161631 A JP S61161631A
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均 溝口
克己 鈴木
悟 柳父
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は固定接触子部および可動接触子部の先端部にそ
れぞれにカーボンノズルが装着される構成のバッファー
形ガス遮断器に関する。
[発明の技術的背景] バッファー形ガス遮断器は、構造が簡単で、他の方式の
ガス遮断器に比べ遮断性能が優れているため60kV以
上の高圧送電系統用の遮断器として主流になっている。
このバッフ1−形ガス遮断器の大電流遮断性能を更に向
上させるため、アーり電極となる部分にカーボンを使用
しようという案がある。
通常の耐弧金属<Cu(銅)−W(タングステン)〉の
アーク電極によるガス遮断器で、短絡大l流を遮断する
とき、アーク中の組成は80%以上が、銅の蒸気で占め
られる。この銅蒸気(または金属蒸気)を減らすことに
より、大電流遮断性能(主として近距離故障時の)を向
上させることができる。アーク電極部にカーボンを使用
してこのような目的を達成しようとするものである。
従来、アーク電慣部にカーボン部材を使用するバッフ1
−形ガス遮断器として、第4図の構造が。
シーメンスレビx −(3iemens  Revie
w ) X Ll 11.1976、No 1.P33
に更に詳しい構造が紹介され、カーボン電極(グラファ
イトと記載されている。)使用の記述がある。
この構造では、同軸上に所定の間隔Sをおき、二つの固
定ノズル1および2が配設され、固定接触子の最狭部附
近に固定カーボンノズル1a、2aが装着されノズルに
なっている。
この固定カーボンノズル1a、2aのそれぞれの反対側
には結合用のフランジ1b、2bが設けられてその間が
絶縁筒3を介して連結されている。
固定ノズル1.2間を橋絡するとともに開離可能に配さ
れた軸方向の摺動自在な円筒状の可動接触子4の外周を
支持する可動シリンダー5およびこの可動シリンダー5
の操作ロッド6を介して可動接触子4が図示されていな
い駆動装置に連結されている。そして前記可動シリンダ
ー5の内壁とこの内壁にfWllJ可能に起重された固
定ピストン7との間で圧縮室8が構成され、固定ピスト
ン7は支持ロッド7aを介して7ランジ2bに固定され
ている。
[背景技術の問題点] 以上のように構成されたバッフ1−形ガス遮断器におい
て、遮断指令が与えられると可動接触子4の移動によっ
てその先端部と固定ノズル1が開離して固定ノズル1の
先端と可動接触子4の先端部間にアーク9が発生し、そ
れにともなって圧縮室8から圧縮されたSFsガス10
が吹きつけられ、アーク9の足は固定ノズル1内部に入
り込みカーボンノズル1a、2aがアーク電極となる。
従って、金属蒸気の発生が極力抑えられ、大電流を遮断
するのに良い状態が確保される。
ギャップSは再起電圧の立上りが急峻な近距離故障を遮
断し易いように選定される。
このように第4図のバッファ形ガス遮断器の例では遮断
のためのギャップSがあまり大きくなく固定されるので
、高い再起電圧の遮断責務に耐えることができない。ま
た、高い雷サージ電圧に対しての絶縁が困難である。
更に第4図の例では可動シリンダー5のカバ一部58が
固定接触子2に重なる位置にきたあとはガス10はアー
ク9に吹きつけられないで無駄に使われてしまうので、
ガス利用の効率が非常に悪い。従って、第4図の例では
高電圧大電流用の消弧室を開発することは困難である。
このような欠点を解消するため特開昭58−18612
2号公報で、リンクを利用して、第4図の可動側の固定
ノズル2を動かす案が提案されている。
しかしながらリンクを使用すると構造が複雑で、面倒な
リンク部の組立が必要になる。またリンクのための比較
的大きなスペースが必要となる。
[発明の目的] 本発明は前記事情に基づいてなされたもので、高電圧大
電流遮断に適する簡単な構造のバッファー形ガス遮断器
を提供することを目的とする。
[発明の概N] 本発明は前記の目的を達成するためにSF6ガス等消弧
性ガスが充填された密閉容器内に、対向した固定接触子
部および可動接触子部を有し、開極動作時にこの可動接
触子部のバッファシリンダ−内のバッファピストンによ
り圧縮された前記消弧性ガスを、前記固定、可動接触子
部の先端部に発生したアークに吹付けて消弧するバッフ
ァー形ガス遮断器において、前記固定接触子部には固定
パイプの先端の最狭部に円筒状のカーボンノズルと、こ
のカーボンノズルの外周部は金属からなる固定ノズルを
有し、前記可動接触子部には前記固定ノズルと同軸であ
ってその内部に、閉極時に前記固定ノズルの外周部に接
触する通電接触子およびこの通電接触子および前記バッ
ファーシリンダーが取り付けられる可動パイプを有し、
かつこの可動パイプ内に支持されるバネによって、前記
固定接触子部に力が加えられる可動側ノズルを有し。
この可動側ノズルは、可動パイプの先端の最狭部円筒状
のカーボンノズルを有し、閉極時には、前記固定ノズル
および可動ノズルのカーボンノズルどうしがある距離を
保って静止し、一方開極動作時には、前記可動接触部の
通電接触子が固定ノズルと開離し、前記可動ノズルの外
周に接触する附近の位置からこの可動ノズルは前記可動
パイプと同体になって移動するように構成されることを
特徴としたものである。
[発明の実施例コ 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
が、はじめに第1図により一実施例について説明する。
第1図は本発明のパック1−形ガス遮断器の消弧室の構
成を示す断面図で、上半分は閉極中の状態を示し、下半
分は開極中の状態を示す。
固定接触子部の固定ノズル21は、カーボンノズル21
aがコンタクトパイプ21bに通電可能にはめ込まれ、
このコンタクトパイプ21bはカーボンノズル21aを
取りつけられた状態でパイプ21Cにロー付等の方法で
固定されている。
また可動部には、リブ26aによって操作ロッド26に
連結される駆動パイプ34のフランジ部34aにパンフ
ァーシリンダー25、ノズル押え33によって固定され
る絶縁ノズル32、通電接触子24が取り付けられる。
閉極時、通電接触子24は、固定ノズル21のコンタク
トパイプ21cの外周部に接触して固定接触部から可動
接触部へ電流を導く。もし定格通電電流が大きいときは
、固定側に通電接触子4より大きな接触子(図示してい
ない)を設はノズル押え33の外周に接触させ、電流を
導くようにすることができる。バッファーシリンダー2
5と固定されるバッフ1ピストン27とによって圧縮室
28が構成される。
また、前記駆動パイプ34の中空部には先端にカーボン
ノズル22aがはめ込まれた可側ノズル22が設けられ
る。コンタクトパイプ22cとパイプ22dは、固定ノ
ズル21と同様、ロー付等によって固定される。また、
この可動側ノズル22は、駆動パイプ34によって支持
されるバネ35によって、固定ノズル21の方向に力を
加えられる。そして、可動ノズル22の後部はリブ26
aを介してロッド36に連結される。
更にこのロッド36は第2図の断面図に示すようにスラ
イド板40がビン36bによって取りつけられ、このス
ライド板40は、可動部支持部材38に取り付けられる
シリンダー37に設けられる溝81137a部にスライ
ド可能にはめ込まれる。
第1図の上半分に示す開極時、前記可動ノズル22はバ
ネ35により左方に力を受けているが、前記スライド板
40がシリンダー37の先端の突起部37aで止められ
る。それにより閉極時の可動ノズル22の位置が決めら
れ、固定ノズル21と可動ノズル22とは小さなギャッ
プS1を保って隔てられる。
またこのとき、駆動パイプ34の内部で通電接触子24
aと可動ノズル22の外周の突起部22dlとの間にギ
ャップS2が保たれる。
前記駆動バイブ34はバッファピストン27の摺接部2
7aおよび可動部支持部材38の摺接部38aで、スラ
イド可能に支持される。
支持部において、可動部支持部材38による摺接部38
aは、第3図に示すように操作ロッド6を支持する構造
とすることも可能である。
以上、第1図の構成において、図示してない駆動機構か
ら駆動ロッド26に駆動力が伝えられ、開極動作が開始
されると、駆動バイブ14と同体でバッファシリンダ2
5、通電接触子24、絶縁ノズル32等は右方向に移動
する。
一方、可動ノズル22は、バネ35の作用により、閉極
時の位置に保たれるが、駆動パイプ34がストロークS
2だけ移動すると、通電接触子24の突起部34aと駆
動バイブ34の外周突起部22d1が当るので、その後
、駆動パイプ34と同体になって右方向に移動する。
従って、第4図の従来例とは異なり、開極動作中、固定
ノズル21と可動ノズル22間のギャップを増加するこ
とができるようになる。そして開型動作終了時には第1
図の下半分に示すように固定ノズル21と可動ノズル2
2とのギャップは絶縁能力を高めるために十分とする必
要な長さのギャップSヨにさ机る。
以上述べた本発明の一実施例によるバッファー形遮断器
において、電流を遮断するときアークは最初、固定ノズ
ル21の先端部と可動側の通電接触子24の先端部との
間に発生するが、圧縮室28からのガス流30によって
アーク29はノズルの内部に移動せられ、h−ボンノズ
ル21a。
22a間に存在せしめられる。従って、金属蒸気の発生
は極少となり、良好な遮断性能が確保される。
第1図の下半部かられかるように、開極動作の終了時ま
で、圧縮室28からのガス流3oはアーク29に有効に
吹きつけられる。従って、第4図に示した従来例に比べ
、消弧性ガス−の利用効率ははるかに向上する。このこ
とにより、圧縮室28の小形化が可能になる。
第3図は本発明の他の実施例の一部のみを示す断面図で
、第1図の可動部支持部材38の摺接部38aによって
操作ロッド26をスライド可能に支持し、かつ駆動バイ
ブ34の図示右端部は可動部支持部材38に支持させな
いようにしたものである。このように構成しても第1図
の実施例と同様な効果が得られる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、アーク電極となる部分に
カーボンを使用して、かつ、閉極動作時はカーボン装着
部が衝突せず、遮断動作中は、アーク電極間のギャップ
を十分長くすることができ、しかもガスの利用効率を高
めることが可能となり、従って、小形で高電圧大電流遮
断が可能なバッファー形ガス遮断器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバッファー形ガス遮断器の一実施
例を示すものであって、この上半部は閉慢時の状態、下
半部は開極時の状態を示す断面図、第2図は第1図のス
ライド板部分を示す断面図、第3図は本発明にバッファ
ー形遮断器の他の実施例の一部を示す断面図、第4図は
電極にカーボンを使用した従来のバッフ1−形ガス遮断
器の一例を示す断面図である。 21・・・固定ノズル、21a・・・カーボンノズル、
22・・・可動ノズル、24・・・通電接触子、25・
・・バッフ戸−シリンダ−126・・・操作ロッド、2
7・・・バッフ7ピストン、28・・・圧縮室、2つ・
・・アーク、30・・・ガス流、32・・・絶縁ノズル
、33・・・ノズル支え、34・・・駆動バイブ、35
・・・バス、36・・・ロッド、36a・・・リブ、3
7・・・シリンダー、38・・・可動部支持部材、22
d1・・・駆動パイプ外周突起部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SF_5ガス等の消弧性ガスが充填された密閉容器内に
    、対向した固定接触子部および可動接触子部を有し、開
    極動作時にこの可動接触子部のバッファシリンダー内の
    バッファピストンにより圧縮された前記消弧性ガスを、
    前記固定、可動接触子部の先端部に発生したアークに吹
    付けて消弧するバッファー形ガス遮断器において、前記
    固定接触子部には固定パイプの先端の最狭部に円筒状の
    カーボンノズルと、このカーボンノズルの外周部は金属
    からなる固定ノズルを有し、前記可動接触子部には前記
    固定ノズルと同軸であってその内部に、閉極時に前記固
    定ノズルの外周部に接触する通電接触子およびこの通電
    接触子および前記バッファーシリンダーが取り付けられ
    る可動パイプを有し、かつこの可動パイプ内に支持され
    るバネによって、前記固定接触子部に力が加えられる可
    動側ノズルを有し、この可動側ノズルは、可動パイプの
    先端の最狭部円筒状のカーボンノズルを有し、閉極時に
    は、前記固定ノズルおよび可動ノズルのカーボンノズル
    どうしがある距離を保って静止し、一方開極動作時には
    、前記可動接触部の通電接触子が固定ノズルと開離し、
    前記可動ノズルの外周に接触する附近の位置からこの可
    動ノズルは前記可動パイプと同体になって移動するよう
    に構成されることを特徴とするバッファー形ガス遮断器
JP60002543A 1985-01-10 1985-01-10 パツフア−形ガス遮断器 Expired - Lifetime JPH0797464B2 (ja)

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JPH0797464B2 JPH0797464B2 (ja) 1995-10-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292538A (ja) * 1987-05-13 1988-11-29 ベー・ベー・ツエー・プラウン・ボベリ・アクチエンゲゼルシヤフト 加圧ガス開閉器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559320A (en) * 1978-07-05 1980-01-23 Tokyo Shibaura Electric Co Buffer gas breaker
JPS55124131U (ja) * 1979-02-26 1980-09-03

Patent Citations (2)

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