JPS61160664A - 車両用自動変速機 - Google Patents
車両用自動変速機Info
- Publication number
- JPS61160664A JPS61160664A JP27548484A JP27548484A JPS61160664A JP S61160664 A JPS61160664 A JP S61160664A JP 27548484 A JP27548484 A JP 27548484A JP 27548484 A JP27548484 A JP 27548484A JP S61160664 A JPS61160664 A JP S61160664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- strainer
- oil
- spacer
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両用自動変速機に関する。
[従来の技術]
車両用自動変速機は、例えば第9図に示すごとく、流体
伝動装置ケースであるトルククンバータハウジング12
0に収納されたトルクコンバータ200などの流体伝動
装置と、オーバードライブ遊星歯車変速装置ODおよび
アンダードライブ遊星歯車変速装置tJDなどを備えた
変速機構を有し、トランスミッションケース130内に
収納されたトランスミッション300と、前記トランス
ミッションケース130の下面に締結されたオイルパン
909内に設けられ、オイルポンプ150に送る作動油
を濾過するオイルストレーナ908を備えた油圧制御袋
9900とからなる。
伝動装置ケースであるトルククンバータハウジング12
0に収納されたトルクコンバータ200などの流体伝動
装置と、オーバードライブ遊星歯車変速装置ODおよび
アンダードライブ遊星歯車変速装置tJDなどを備えた
変速機構を有し、トランスミッションケース130内に
収納されたトランスミッション300と、前記トランス
ミッションケース130の下面に締結されたオイルパン
909内に設けられ、オイルポンプ150に送る作動油
を濾過するオイルストレーナ908を備えた油圧制御袋
9900とからなる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記構成の車両用自動変速機においてオイルパン909
内のオイル収容けを増加する場合、オイルストレーナ9
08の吸入口部989を延長することが考えられる(図
示破線)。このオイルストレーナ908は、第9図に示
すごとく折り曲げ部981.982.983があり、ま
たオイルストレーナ908の隅部984は全周が第10
図に示すごとく、上部ストレーナ985、下部ストレー
ナ986、濾過部材987からなり、下部ストレーナ9
86は、上部ストレーt985を覆うよう隅部984で
折り返されている。
内のオイル収容けを増加する場合、オイルストレーナ9
08の吸入口部989を延長することが考えられる(図
示破線)。このオイルストレーナ908は、第9図に示
すごとく折り曲げ部981.982.983があり、ま
たオイルストレーナ908の隅部984は全周が第10
図に示すごとく、上部ストレーナ985、下部ストレー
ナ986、濾過部材987からなり、下部ストレーナ9
86は、上部ストレーt985を覆うよう隅部984で
折り返されている。
このため第9図の折り曲げ部981.982.983の
折り返し板(下部ストレーナ986)が最適に折り返さ
れず空気を吸い込んでしまう。このような時オイルポン
プ150により収縮された空気はオイルポンプ150の
吐出側で膨張し、圧力変動が起き、摩擦係合要素の係合
圧力が不安定になるという問題点があった。
折り返し板(下部ストレーナ986)が最適に折り返さ
れず空気を吸い込んでしまう。このような時オイルポン
プ150により収縮された空気はオイルポンプ150の
吐出側で膨張し、圧力変動が起き、摩擦係合要素の係合
圧力が不安定になるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消し、かつ信頼性のあるオイ
ルストレーナを設けた車両用自動変速機の提供を目的と
する。
ルストレーナを設けた車両用自動変速機の提供を目的と
する。
[問題点を解消するための手段]
本発明の車両用自動変速機は、油圧制御装置からの作動
油の選択的給排により作動する流体圧アクチュエータを
含む変速機構を備えたトランスミッションと、該トラン
スミッションの固定部材に締結された前記油圧制御装置
のバルブボディと、該パルプボディの下部に締結され、
オイルパン内の作動油を濾過する前記油圧制御装置のオ
イルストレーナとからなる車両用自動変速機において、
前記オイルストレーナは、前記パルプボディの下部に締
結され、下端面を平面とされたスペーサ、該スペーサの
下端面に接合する平面とされた上端面を形成し、前記ス
ペーサに締結されたストレーナとからなること構成とす
る。
油の選択的給排により作動する流体圧アクチュエータを
含む変速機構を備えたトランスミッションと、該トラン
スミッションの固定部材に締結された前記油圧制御装置
のバルブボディと、該パルプボディの下部に締結され、
オイルパン内の作動油を濾過する前記油圧制御装置のオ
イルストレーナとからなる車両用自動変速機において、
前記オイルストレーナは、前記パルプボディの下部に締
結され、下端面を平面とされたスペーサ、該スペーサの
下端面に接合する平面とされた上端面を形成し、前記ス
ペーサに締結されたストレーナとからなること構成とす
る。
[作用および発明の効果]
上記構成により本発明の車両用自動変速機は、次の作用
および効果を奏する。
および効果を奏する。
バルブボディとストレーナの間にスペーサを設けること
によってストレーナの取付面は平面となるため、 イ)折り曲げ部を無くすことができる。
によってストレーナの取付面は平面となるため、 イ)折り曲げ部を無くすことができる。
O)急坂路など走行状態如何にかかわらず空気の吸込み
が確実に防止できる。
が確実に防止できる。
[実施例]
本発明の車両用自動変速機を図に示す実施例に基づき説
明する。
明する。
つぎに本発明を図に示す実施例に基づき説明する。
自動変速機100は、流体伝動装置であるトルクコンバ
ータ200と、主変速機であるトランスミッション30
0と、油圧制御袋w1と、4輪駆動用副変速機である4
輪駆動用トランスファ500と、トランスファ制御装置
600と、これらを収納する自動変速機ケース110と
から構成される。
ータ200と、主変速機であるトランスミッション30
0と、油圧制御袋w1と、4輪駆動用副変速機である4
輪駆動用トランスファ500と、トランスファ制御装置
600と、これらを収納する自動変速機ケース110と
から構成される。
トランスミッション300は、第1プラネタリギアセツ
トpO1油圧サーボにより作動される1つの多板クラッ
チC011つの多板ブレーキBO1および1つの一方向
りラッチFOを備える第1の変速装置である増速段と直
結段と切換え可能なオーバードライブ遊星歯車変速装置
ODと、第2プラネタリギアセツトp1、第3プラネタ
リギアセツトp2、油圧サーボにより作動される2つの
多板クラッチC1、C2,1つのベルトブレーキ81.
2つの多板ブレーキB2 、B3 、および2つの一方
向りラッチF1、F2を備える第2の変速装置である前
進3段後進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置U
Dとから構成される。
トpO1油圧サーボにより作動される1つの多板クラッ
チC011つの多板ブレーキBO1および1つの一方向
りラッチFOを備える第1の変速装置である増速段と直
結段と切換え可能なオーバードライブ遊星歯車変速装置
ODと、第2プラネタリギアセツトp1、第3プラネタ
リギアセツトp2、油圧サーボにより作動される2つの
多板クラッチC1、C2,1つのベルトブレーキ81.
2つの多板ブレーキB2 、B3 、および2つの一方
向りラッチF1、F2を備える第2の変速装置である前
進3段後進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置U
Dとから構成される。
4輪駆動用トランスファ500は第4プラネタリギアセ
ットPf、油圧サーボにより作動される1つの多板クラ
ッチC3,1つの多板ブレーキB4を備え、直結段と減
速段と切換え可能な第3の変速装置であるアンダードラ
イブ遊星歯車変速装置uD2と、油圧サーボにより作動
される1つの多板クラッチC4を備え、2輪駆動状態と
4輪駆動状態と切換え可能な2輪駆動4輪駆動切換機構
TI:とから構成される。
ットPf、油圧サーボにより作動される1つの多板クラ
ッチC3,1つの多板ブレーキB4を備え、直結段と減
速段と切換え可能な第3の変速装置であるアンダードラ
イブ遊星歯車変速装置uD2と、油圧サーボにより作動
される1つの多板クラッチC4を備え、2輪駆動状態と
4輪駆動状態と切換え可能な2輪駆動4輪駆動切換機構
TI:とから構成される。
自動変速機ケース110は、トルクコンバータ200を
収容するトルクコンバータハウジング120、オーバー
ドライブ遊星歯車変速装置ODとアンダードライブ遊星
歯車変速装置f(JDIとを収容するトランスミッショ
ンケース130、自動変速機100の後側に締結された
トランスファケース14Gとからなり、これらトルクコ
ンバータハウジング120と、トランスミッションケー
ス130と、トランスファケース140とはそれぞれ多
数のボルトで締結されている。
収容するトルクコンバータハウジング120、オーバー
ドライブ遊星歯車変速装置ODとアンダードライブ遊星
歯車変速装置f(JDIとを収容するトランスミッショ
ンケース130、自動変速機100の後側に締結された
トランスファケース14Gとからなり、これらトルクコ
ンバータハウジング120と、トランスミッションケー
ス130と、トランスファケース140とはそれぞれ多
数のボルトで締結されている。
トランスファケース140は、前方より入力軸室141
、アンダードライブ遊星歯車変速装置UD2を収納する
変速am室142および2輪4輪切換機構TFを収納す
る2輪4輪切換え機構室143を設けたエクステンショ
ンケース144と、伝動機構室145を形成する前部伝
動機構ケース146および後部伝動機構ケース141と
、出力軸室149を形成しトランスファケース140の
後蓋であるエクステンションハウジング148とからな
る。
、アンダードライブ遊星歯車変速装置UD2を収納する
変速am室142および2輪4輪切換機構TFを収納す
る2輪4輪切換え機構室143を設けたエクステンショ
ンケース144と、伝動機構室145を形成する前部伝
動機構ケース146および後部伝動機構ケース141と
、出力軸室149を形成しトランスファケース140の
後蓋であるエクステンションハウジング148とからな
る。
トルクコンバータ200は、前記トルクコンバータハウ
ジング120の前方(エンジン側)が開いたトルクコン
バータ室121内に収容され、エンジン出力軸に連結し
たフロントカバー111、該フロントカバー111に外
周で溶接された円環板状のリアカバー112、該リアカ
バー112の内周壁面の内壁に周設されたポンプインペ
ラ205、該ポンプインペラ205に対向して配置され
たタービンランチ206、該タービンランナ206を保
持しているタービンシェル201、一方向クラッチ20
2を介して固定軸(ステータシャフト)203に支持さ
れるステータ201、および前記フロントカバー111
とタービンシェル207との間を直結する直結クラッチ
(ロックアツプクラッチ)113を備えている。
ジング120の前方(エンジン側)が開いたトルクコン
バータ室121内に収容され、エンジン出力軸に連結し
たフロントカバー111、該フロントカバー111に外
周で溶接された円環板状のリアカバー112、該リアカ
バー112の内周壁面の内壁に周設されたポンプインペ
ラ205、該ポンプインペラ205に対向して配置され
たタービンランチ206、該タービンランナ206を保
持しているタービンシェル201、一方向クラッチ20
2を介して固定軸(ステータシャフト)203に支持さ
れるステータ201、および前記フロントカバー111
とタービンシェル207との間を直結する直結クラッチ
(ロックアツプクラッチ)113を備えている。
前記トルクコンバータ室121と前記トランスミッショ
ンケース130内に設けられその後方に連続する筒状の
変速装置室132との間には、後面に形成された凹所に
オイルポンプ150を収容し、中心部に前向きに突出し
た筒状部152を有する点板状オイルポンプボディ15
1が、前記トランスミッションケース13Gの前端に嵌
合により中心位置決めされてボルトにより締結され、ま
た前記オイルポンプボディ151の後側面には、前記筒
状部152と同軸心を有し後向きに突出する筒状のフロ
ントサポート153を備えたオイルポンプカバー154
が締着されている。−前記オイルポンプボディ151と
オイルポンプカバー154がオイルポンプハウジング1
55を構成し、トルクコンバータ室121と変速装置室
132どの隔壁であるとともにトランスミッションケー
ス130の前部支壁を形成している。また、変速装置室
132の中間にはオーバードライブ機構 ・室133と
アンダードライブ機構室134とを区隔するとともに後
向きに突出する筒状のセンタサポート158を有する中
間支壁159が別体で形成されて嵌め込まれている。ト
ランスミッションケース130の後部には、前向きに突
出する筒状のリアサポート156を有する後部支!l
157がトランスミッションケース130と一体鋳造さ
れて設けられ、前記オイルポンプハウジング155との
間が変速装置室132をなしている。
ンケース130内に設けられその後方に連続する筒状の
変速装置室132との間には、後面に形成された凹所に
オイルポンプ150を収容し、中心部に前向きに突出し
た筒状部152を有する点板状オイルポンプボディ15
1が、前記トランスミッションケース13Gの前端に嵌
合により中心位置決めされてボルトにより締結され、ま
た前記オイルポンプボディ151の後側面には、前記筒
状部152と同軸心を有し後向きに突出する筒状のフロ
ントサポート153を備えたオイルポンプカバー154
が締着されている。−前記オイルポンプボディ151と
オイルポンプカバー154がオイルポンプハウジング1
55を構成し、トルクコンバータ室121と変速装置室
132どの隔壁であるとともにトランスミッションケー
ス130の前部支壁を形成している。また、変速装置室
132の中間にはオーバードライブ機構 ・室133と
アンダードライブ機構室134とを区隔するとともに後
向きに突出する筒状のセンタサポート158を有する中
間支壁159が別体で形成されて嵌め込まれている。ト
ランスミッションケース130の後部には、前向きに突
出する筒状のリアサポート156を有する後部支!l
157がトランスミッションケース130と一体鋳造さ
れて設けられ、前記オイルポンプハウジング155との
間が変速装置室132をなしている。
前記トランスミッションケース130の後部支壁151
の外面に嵌合され締結された前記エクステンションケー
ス144の内では、入力軸室141と変速機構室142
との間には、前記後部支壁151のリアサポート156
と同軸心を有し、後向きに突出する筒状のトランスファ
フロントサポート161を有するトランスファ前部支壁
162がボルトによりエクステンションケース144に
締結されている。また、変速機構室142と2輪4輪切
換えm構室143との間には、トランスファフロントサ
ポート161と同軸心を有し、後向きに突出する筒状の
トランスファセンタサポート163を有するブレーキB
4のシリンダ164が別体で形成さ、れて嵌め込まれて
いる。
の外面に嵌合され締結された前記エクステンションケー
ス144の内では、入力軸室141と変速機構室142
との間には、前記後部支壁151のリアサポート156
と同軸心を有し、後向きに突出する筒状のトランスファ
フロントサポート161を有するトランスファ前部支壁
162がボルトによりエクステンションケース144に
締結されている。また、変速機構室142と2輪4輪切
換えm構室143との間には、トランスファフロントサ
ポート161と同軸心を有し、後向きに突出する筒状の
トランスファセンタサポート163を有するブレーキB
4のシリンダ164が別体で形成さ、れて嵌め込まれて
いる。
また、2輪4輪切換え機構室143と伝動機構室145
との間と、伝動機構室145と出力軸室149との間と
には前部伝動機構ケース146および後部伝動機構ケー
ス147と一体的に形成され、筒状部165.166を
有するトランスファ中間支壁167.168が設けられ
ている。また後端部140Aには前記フロントサポート
153と同軸心を有するよう車両のプロペラシャフト(
図示せず)に連結されるスリーブヨーク310が挿通さ
れ、ボールベアリングb1を介して回転自在に支持され
ている。
との間と、伝動機構室145と出力軸室149との間と
には前部伝動機構ケース146および後部伝動機構ケー
ス147と一体的に形成され、筒状部165.166を
有するトランスファ中間支壁167.168が設けられ
ている。また後端部140Aには前記フロントサポート
153と同軸心を有するよう車両のプロペラシャフト(
図示せず)に連結されるスリーブヨーク310が挿通さ
れ、ボールベアリングb1を介して回転自在に支持され
ている。
前記フロントサポート153の内側の固定軸203の内
側にトルクコンバータ200の出力軸であるトランスミ
ッションの入力軸311が前後2支点において回転自在
に支持されている。該入力軸311はフロントサポート
153の後方にクラッチ部312aを有するとともに軸
心に後向きの中心穴313が形成された後端大径部31
2を有する。前記入力軸311の後方には、先端が前記
中心穴313内に差し込まれ回転自在に支持され、中間
は中間支壁のセンタサポート159に回転自在に支持さ
れ後端は中心に第2中間伝動輪301の先端が摺接する
侵向きの中心穴316が形成されて後端大径部315と
なっている第1中間で伝動軸314が、前記入力軸31
1に同軸上に直列して配されている。
側にトルクコンバータ200の出力軸であるトランスミ
ッションの入力軸311が前後2支点において回転自在
に支持されている。該入力軸311はフロントサポート
153の後方にクラッチ部312aを有するとともに軸
心に後向きの中心穴313が形成された後端大径部31
2を有する。前記入力軸311の後方には、先端が前記
中心穴313内に差し込まれ回転自在に支持され、中間
は中間支壁のセンタサポート159に回転自在に支持さ
れ後端は中心に第2中間伝動輪301の先端が摺接する
侵向きの中心穴316が形成されて後端大径部315と
なっている第1中間で伝動軸314が、前記入力軸31
1に同軸上に直列して配されている。
第2中間伝動軸301は、後記するトランスフ?500
の第1出力軸303の入力がわの前向きの中心穴303
aが形成された大径部303bに差し込まれ第1出力軸
303に回転自在に支持されるとともに第1出力軸30
3トランスフアセンタサポート163に回転自在に支持
されることにより、トランスファケース140に回転自
在に支持される。第1出力軸303は第2中間伝動軸3
01と同軸心上に直列して配され、入力がわで第2中間
伝動軸301の後端部301aを摺接する中心穴303
aを形成した大径部303bを設け、出力がわは前記ス
リーブヨーク310とスプライン嵌合しており、該スリ
ーブヨーク310がボールベアリングb1を介してエク
ステンションハウジング148の後端部に回転自在に支
持されている。
の第1出力軸303の入力がわの前向きの中心穴303
aが形成された大径部303bに差し込まれ第1出力軸
303に回転自在に支持されるとともに第1出力軸30
3トランスフアセンタサポート163に回転自在に支持
されることにより、トランスファケース140に回転自
在に支持される。第1出力軸303は第2中間伝動軸3
01と同軸心上に直列して配され、入力がわで第2中間
伝動軸301の後端部301aを摺接する中心穴303
aを形成した大径部303bを設け、出力がわは前記ス
リーブヨーク310とスプライン嵌合しており、該スリ
ーブヨーク310がボールベアリングb1を介してエク
ステンションハウジング148の後端部に回転自在に支
持されている。
オーバードライブti構室133において、前記入力軸
311の後側に第1プラネタリギアセツトaOが設けら
れ、そのリングギアROは第1中間伝動軸314に7ラ
ンジ板322を介して結合され、プラネタリキャリアP
Oは入力軸311のフランジ部312aと結合され、サ
ンギアSOはインナレース軸323に形成されている。
311の後側に第1プラネタリギアセツトaOが設けら
れ、そのリングギアROは第1中間伝動軸314に7ラ
ンジ板322を介して結合され、プラネタリキャリアP
Oは入力軸311のフランジ部312aと結合され、サ
ンギアSOはインナレース軸323に形成されている。
第1プラネタリギアセツトpOの前側には、後方に開口
する第1油圧サーボドラム324がインナレース軸32
3に固着され、その外周壁とインナレース軸323の間
に環状ピストン325が嵌め込まれてクラッチCOの油
圧サーボC−0を形成すると共にインナレース軸323
側にリターンスプリング326、外周壁の内側にクラッ
チCGが装着され、該クラッチCOを介してプラネタリ
キャリアPOと連結されている。第1油圧サーボドラム
324の内周にインナレース軸323をインナレースと
する一方向りラッチFOが設けられ、その外周にアウタ
レース327とトランスミッションケース130の間に
クラッチCOおよびブレーキBoが設けられ、その後側
の中間支壁159の前側にピストン329が嵌め込まれ
ブレーキBOの油圧サーボB−oを形成し、中間支壁1
59の先端内周部331に設けられたリターンスプリン
グ332が嵌め込まれている。
する第1油圧サーボドラム324がインナレース軸32
3に固着され、その外周壁とインナレース軸323の間
に環状ピストン325が嵌め込まれてクラッチCOの油
圧サーボC−0を形成すると共にインナレース軸323
側にリターンスプリング326、外周壁の内側にクラッ
チCGが装着され、該クラッチCOを介してプラネタリ
キャリアPOと連結されている。第1油圧サーボドラム
324の内周にインナレース軸323をインナレースと
する一方向りラッチFOが設けられ、その外周にアウタ
レース327とトランスミッションケース130の間に
クラッチCOおよびブレーキBoが設けられ、その後側
の中間支壁159の前側にピストン329が嵌め込まれ
ブレーキBOの油圧サーボB−oを形成し、中間支壁1
59の先端内周部331に設けられたリターンスプリン
グ332が嵌め込まれている。
アンダードライブ機構室134内において、前方には、
後方に開口する第2油圧サーボドラム341がセンター
サポート158に回転自在に外嵌され、その内外周壁間
に環状ピストン342が嵌め込まれてクラッチC2の油
圧サーボC−2を形成すると共に内周壁側にリターンス
プリング344、外周壁の内側にクラッチC2が装着さ
れている。前記第2油圧サーボドラム341の後側には
、後方に開口すると共に前方に環状突起335を有する
第3油圧サーボドラム346が第1中間伝勅軸314の
後端大径部315に固着され、該後端大径部315と外
周壁との間に環状ピストン347が嵌め込まれてクラッ
チC1の油圧サーボC−1を形成すると共に内周側にリ
ターンスプリング349、さらに環状突起335の外周
にクラッチC2が装着され、クラッチC2を介して第2
.3油圧サーボドラム341.346が連結されている
。該第3油圧サーボドラム346の後側には、第21ラ
ネタリギアセツトp1が設けられ、そのリングギアR1
は環状突起348およびクラッチC1を介して第3油圧
サーボドラム346に連結され、プラネタリキャリアP
1は前記第2中間伝動軸301の先端部301Aにスプ
ライン嵌合し、サンギアS1はサンギア軸345に一体
に形成されている。また、第2.3油圧サーボドラム3
41.346および第2プラネタリギアセツトp1を最
小空間でカバーするよう成型された連結ドラム360が
、その先端で第2油圧サーボドラム341の外周に固着
され、侵端は、第2プラネタリギアセツトp1の後側で
サンギア軸345に連結され、外周側にベルトブレーキ
B1−が設けられている。
後方に開口する第2油圧サーボドラム341がセンター
サポート158に回転自在に外嵌され、その内外周壁間
に環状ピストン342が嵌め込まれてクラッチC2の油
圧サーボC−2を形成すると共に内周壁側にリターンス
プリング344、外周壁の内側にクラッチC2が装着さ
れている。前記第2油圧サーボドラム341の後側には
、後方に開口すると共に前方に環状突起335を有する
第3油圧サーボドラム346が第1中間伝勅軸314の
後端大径部315に固着され、該後端大径部315と外
周壁との間に環状ピストン347が嵌め込まれてクラッ
チC1の油圧サーボC−1を形成すると共に内周側にリ
ターンスプリング349、さらに環状突起335の外周
にクラッチC2が装着され、クラッチC2を介して第2
.3油圧サーボドラム341.346が連結されている
。該第3油圧サーボドラム346の後側には、第21ラ
ネタリギアセツトp1が設けられ、そのリングギアR1
は環状突起348およびクラッチC1を介して第3油圧
サーボドラム346に連結され、プラネタリキャリアP
1は前記第2中間伝動軸301の先端部301Aにスプ
ライン嵌合し、サンギアS1はサンギア軸345に一体
に形成されている。また、第2.3油圧サーボドラム3
41.346および第2プラネタリギアセツトp1を最
小空間でカバーするよう成型された連結ドラム360が
、その先端で第2油圧サーボドラム341の外周に固着
され、侵端は、第2プラネタリギアセツトp1の後側で
サンギア軸345に連結され、外周側にベルトブレーキ
B1−が設けられている。
前記ブレーキB2の後側のトランスミッションケース1
30内側に形成されたスプライン375には、前方から
ブレーキB2のブレーキディスクb2、ブレーキB3の
ブレーキディスクb3がスプライン嵌合され、その後側
の後部支壁157のリアサポート156外周側とトラン
スミッションケース130の間の環状穴にピストン37
7が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形
成し、また該油圧サーボB−3のリターンスプリング3
79はリアサポート156先端に装着されたリテーナ3
82により支持されている。前記ブレーキB2の内側に
は、サンギア軸345をインナレースとする一方向りラ
ッチF1が設けられ、アウタレース339がブレーキB
2と接続され、前記一方向クラッチF1の後側にリター
ンスプリング390およびインナレース383を第4油
圧サーボドラム372と外側内径においてスプライン嵌
合した一方向クラッチF2が装着されている。第3プラ
ネタリギアセツトp2は、サンギアS2がサンギア軸3
45と・一体に形成され、プラネタリキャリアP2が前
側の一方向クラッチF2のアウタレース386に連結さ
れると共にブレーキB3と連結され、リングギアR2が
第2中間伝動軸301に連結されている。
30内側に形成されたスプライン375には、前方から
ブレーキB2のブレーキディスクb2、ブレーキB3の
ブレーキディスクb3がスプライン嵌合され、その後側
の後部支壁157のリアサポート156外周側とトラン
スミッションケース130の間の環状穴にピストン37
7が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形
成し、また該油圧サーボB−3のリターンスプリング3
79はリアサポート156先端に装着されたリテーナ3
82により支持されている。前記ブレーキB2の内側に
は、サンギア軸345をインナレースとする一方向りラ
ッチF1が設けられ、アウタレース339がブレーキB
2と接続され、前記一方向クラッチF1の後側にリター
ンスプリング390およびインナレース383を第4油
圧サーボドラム372と外側内径においてスプライン嵌
合した一方向クラッチF2が装着されている。第3プラ
ネタリギアセツトp2は、サンギアS2がサンギア軸3
45と・一体に形成され、プラネタリキャリアP2が前
側の一方向クラッチF2のアウタレース386に連結さ
れると共にブレーキB3と連結され、リングギアR2が
第2中間伝動軸301に連結されている。
トランスミッション300は、車速、スロットル開度な
ど車両の走行条件に応じてトランスミッションケース1
30の下部にボルト11により締結されたオイルパン2
に内蔵されたバルブボディ3内のオイルストレーナ4を
含む油圧制御装置1から各摩擦係合装置の油圧サーボに
選択的に出力する油圧により、各クラッチおよびブレー
キの係合または解放が行われ、前進4段の変速または後
進1段の変速を行うようになっている。各クラッチ、ブ
レーキ、一方向クラッチの作動と達成される変速段(レ
ンジ)の−例を表1に示す。
ど車両の走行条件に応じてトランスミッションケース1
30の下部にボルト11により締結されたオイルパン2
に内蔵されたバルブボディ3内のオイルストレーナ4を
含む油圧制御装置1から各摩擦係合装置の油圧サーボに
選択的に出力する油圧により、各クラッチおよびブレー
キの係合または解放が行われ、前進4段の変速または後
進1段の変速を行うようになっている。各クラッチ、ブ
レーキ、一方向クラッチの作動と達成される変速段(レ
ンジ)の−例を表1に示す。
表1
表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキ、一方
向クラッチが係合していることを示す。
向クラッチが係合していることを示す。
Lは対応する一方面クラッチがエンジンドライブ状態に
おいてのみ係合し、エンジンブレーキ状態においては係
合しないことを示す。さらに(L)は対応するー・方向
クラッチエンジンドライブ状態において係合しているが
、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチあるいは
ブレーキによって動力の伝達が保証されていることから
必ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。ざらに
rは対応する一方面クラッチがフリーであることを示す
。ざらに×は対応するクラッチおよびブレーキが解放し
ていることを示す。
おいてのみ係合し、エンジンブレーキ状態においては係
合しないことを示す。さらに(L)は対応するー・方向
クラッチエンジンドライブ状態において係合しているが
、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチあるいは
ブレーキによって動力の伝達が保証されていることから
必ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。ざらに
rは対応する一方面クラッチがフリーであることを示す
。ざらに×は対応するクラッチおよびブレーキが解放し
ていることを示す。
トランスファ500は、摩擦係合要素であるクラッチC
3、ブレーキB4およびクラッチC4とプラネタリギア
セットp1、p2の第2中間伝仙軸301を入力軸とし
、該入力軸(301)に直列的に配されたトランスファ
の第1出力軸303、前記入力軸(301)と第1出力
軸303との間に配されたプラネタリギアセットPf、
前記第1出力軸303に回転自在に外嵌された4輪駆動
用スリーブ551、前記入力軸(301)に平行して並
設され前記第1出力軸303と反対方向に取付けられた
第2出力軸304、前記スリーブ551と第2出力軸3
04との間の伝動機構553を有する。プラネタリギア
セットPfは入力軸(301)の端部にスプライン嵌合
されたサンギア544、該サンギア544と歯合するプ
ラネタリビニオン545、該プラネタリビニオン545
と歯合するリングギア546、および該プラネタリビニ
オン545を回転自在に保持すると共に前記トランスフ
?500の第1出力軸303の先端に連結されたプラネ
タリキャリア547からなる。ブレーキB4はリングギ
ア546をトランスファケース140に係合するための
多板式摩擦ブレーキであり、トランスファケース140
内に装着されたシリンダ164と該シリンダ164内に
装着されたピストン164Pとで構成される油圧サーボ
B−4により作動される。クラッチC3はプラネタリギ
アセットPfのトランスミツシコン300側に配置され
、サンギア544とプラネタリキャリア547との断続
を行なうものであり、プラネタリキャリア547に連結
されたシリンダ550と該シリンダ550内に装着され
たピストン550Pとで構成される油圧サーボC−3に
より作動される。
3、ブレーキB4およびクラッチC4とプラネタリギア
セットp1、p2の第2中間伝仙軸301を入力軸とし
、該入力軸(301)に直列的に配されたトランスファ
の第1出力軸303、前記入力軸(301)と第1出力
軸303との間に配されたプラネタリギアセットPf、
前記第1出力軸303に回転自在に外嵌された4輪駆動
用スリーブ551、前記入力軸(301)に平行して並
設され前記第1出力軸303と反対方向に取付けられた
第2出力軸304、前記スリーブ551と第2出力軸3
04との間の伝動機構553を有する。プラネタリギア
セットPfは入力軸(301)の端部にスプライン嵌合
されたサンギア544、該サンギア544と歯合するプ
ラネタリビニオン545、該プラネタリビニオン545
と歯合するリングギア546、および該プラネタリビニ
オン545を回転自在に保持すると共に前記トランスフ
?500の第1出力軸303の先端に連結されたプラネ
タリキャリア547からなる。ブレーキB4はリングギ
ア546をトランスファケース140に係合するための
多板式摩擦ブレーキであり、トランスファケース140
内に装着されたシリンダ164と該シリンダ164内に
装着されたピストン164Pとで構成される油圧サーボ
B−4により作動される。クラッチC3はプラネタリギ
アセットPfのトランスミツシコン300側に配置され
、サンギア544とプラネタリキャリア547との断続
を行なうものであり、プラネタリキャリア547に連結
されたシリンダ550と該シリンダ550内に装着され
たピストン550Pとで構成される油圧サーボC−3に
より作動される。
クラッチC4はプラネタリキャリア547に連結した第
1出力軸303とトランスファ500の第2出力軸30
4を駆動するための伝動機構553の一方のスプロケッ
ト556に連結したスリーブ551とを断続するための
多板式rfJmクラッチであり、トランスファケース1
40に回転自在に支持されたシリンダ558と該シリン
ダ558内に装着されたピストン558Pとで構成され
る油圧サーボC−4により作動される。伝動機構553
は、スリーブ551にスプライン嵌合されたスプロケッ
ト556、第2出力軸304に形成されたスプロケット
555およびこれらスプロケット間に張設されたチェー
ン557からなる。
1出力軸303とトランスファ500の第2出力軸30
4を駆動するための伝動機構553の一方のスプロケッ
ト556に連結したスリーブ551とを断続するための
多板式rfJmクラッチであり、トランスファケース1
40に回転自在に支持されたシリンダ558と該シリン
ダ558内に装着されたピストン558Pとで構成され
る油圧サーボC−4により作動される。伝動機構553
は、スリーブ551にスプライン嵌合されたスプロケッ
ト556、第2出力軸304に形成されたスプロケット
555およびこれらスプロケット間に張設されたチェー
ン557からなる。
油圧サーボC−3のシリンダ550の外周側には、パー
キングギア559が周設されており、トランスミッショ
ン300のシフトレバ−をパーキング位置に選択したと
き歯止めがパーキングギア559に噛み合い第1出力軸
303を固定する。
キングギア559が周設されており、トランスミッショ
ン300のシフトレバ−をパーキング位置に選択したと
き歯止めがパーキングギア559に噛み合い第1出力軸
303を固定する。
560は4輪駆動用トランスファ500のクラッチC3
、C4およびブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4
およびB−4に油圧を給排する油圧制御装置が設けられ
ているトランスファバルブボディ、561はそのオイル
パンである。クラッチC3、C4およびブレーキB4の
油圧サーボC−3、C−4およびB−4に供給される圧
油は、トランスミッションケース130に設けられた油
路364とトランスファケース140に設けられた油路
564を介してトランス77制御装置600が設けられ
ているトランスファバルブボディ560に導かれる。
、C4およびブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4
およびB−4に油圧を給排する油圧制御装置が設けられ
ているトランスファバルブボディ、561はそのオイル
パンである。クラッチC3、C4およびブレーキB4の
油圧サーボC−3、C−4およびB−4に供給される圧
油は、トランスミッションケース130に設けられた油
路364とトランスファケース140に設けられた油路
564を介してトランス77制御装置600が設けられ
ているトランスファバルブボディ560に導かれる。
通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機の油圧制
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボB−4およびC−4を排圧して
ブレーキB4およびクラッチC4を解放せしめる。これ
によりプラネタリギアセットpfのサンギア544とプ
ラネタリキャリア547とは連結され、動力は入力軸(
301)から第1出力軸303に減速比1で伝達され後
輪のみの2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸(3
01)からの動力は、サンギア544、プラネタリビニ
オン545、リングギア546を介さずにクラッチC3
を介してプラネタリキャリア541より第1出力軸30
3に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷がかからず、
ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行中4輪駆動走
行が必要となったときは運転席等に設けたシフトレバ−
を手動シフトし、トランスファ制御装置600の油圧サ
ーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を円
滑に係合せしめると、第1出力軸303とスリーブ55
1とが連結され、伝動機構553、第2出力軸304お
よびプロペラシャフトを経て前輪にも動力が伝達され入
力軸(301)から第1出力軸303および第2出力軸
304に減速比1で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走
行状態(高速4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動
走行中、急坂路など出力トルクの増大が必要なときにシ
フトレバ−を手動シフトすると、油圧サーボ3−4へラ
イン圧を徐々に供給するとともに適切なタイミングで油
圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキB4を徐々に
係合せしめるとともにクラッチC3を円滑に解放させる
。
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボB−4およびC−4を排圧して
ブレーキB4およびクラッチC4を解放せしめる。これ
によりプラネタリギアセットpfのサンギア544とプ
ラネタリキャリア547とは連結され、動力は入力軸(
301)から第1出力軸303に減速比1で伝達され後
輪のみの2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸(3
01)からの動力は、サンギア544、プラネタリビニ
オン545、リングギア546を介さずにクラッチC3
を介してプラネタリキャリア541より第1出力軸30
3に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷がかからず、
ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行中4輪駆動走
行が必要となったときは運転席等に設けたシフトレバ−
を手動シフトし、トランスファ制御装置600の油圧サ
ーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を円
滑に係合せしめると、第1出力軸303とスリーブ55
1とが連結され、伝動機構553、第2出力軸304お
よびプロペラシャフトを経て前輪にも動力が伝達され入
力軸(301)から第1出力軸303および第2出力軸
304に減速比1で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走
行状態(高速4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動
走行中、急坂路など出力トルクの増大が必要なときにシ
フトレバ−を手動シフトすると、油圧サーボ3−4へラ
イン圧を徐々に供給するとともに適切なタイミングで油
圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキB4を徐々に
係合せしめるとともにクラッチC3を円滑に解放させる
。
これによりサンギア544とブラネタリキ1シリア54
7とは解放されるとともにリングギア546は固定され
、動力は入力軸(301)からサンギア544、プラネ
タリビニオン545、プラネタリキャリア547を介し
て減速され第1出力軸303および第2出力軸304に
伝達され、トルクの大きな4輪駆動減速走行状態(低速
4輪駆動状態)が得られる。表2にトランスファ500
の手動シフトの設定レンジとブレーキ84、クラッチC
3およびC4の係合および解放と車両の走行状態を示す
。
7とは解放されるとともにリングギア546は固定され
、動力は入力軸(301)からサンギア544、プラネ
タリビニオン545、プラネタリキャリア547を介し
て減速され第1出力軸303および第2出力軸304に
伝達され、トルクの大きな4輪駆動減速走行状態(低速
4輪駆動状態)が得られる。表2にトランスファ500
の手動シフトの設定レンジとブレーキ84、クラッチC
3およびC4の係合および解放と車両の走行状態を示す
。
表2
表3においてOは摩擦係合要素の係合状態を示し、Xは
解放状態を示す。減速比(例の3,0)は、遊星歯車機
構のサンギア544とリングギア546の歯数比をλと
し、歯数比λを0.5とした場合の減速比−(1+λ)
/λ=3.0で算出したものである。
解放状態を示す。減速比(例の3,0)は、遊星歯車機
構のサンギア544とリングギア546の歯数比をλと
し、歯数比λを0.5とした場合の減速比−(1+λ)
/λ=3.0で算出したものである。
バルブボディ3は、下面にバルブボディ3と密着させる
第1ガスケット41を介して締結されたスペーサ42、
該スペーサ42の下面に第2ガスケット43を介して締
結されたストレーナ44を有するオイルストレーナ4を
ボルト45、ブラケット46により締結している。
第1ガスケット41を介して締結されたスペーサ42、
該スペーサ42の下面に第2ガスケット43を介して締
結されたストレーナ44を有するオイルストレーナ4を
ボルト45、ブラケット46により締結している。
スペーサ42は、オイルストレーナ4の上蓋425であ
り、精密な金型(ダイス型)を使用し、自動または手動
で注瀾し圧力を加えて鋳造するダイカスト類であり、所
望の形状に精度よくほとんど機械仕上げの必要がないた
め大量生産に最も適しており、図示左端にオイルポンプ
150への出力口421を突出させ、中間にバルブボデ
ィ3と嵌合する突出穴422を下部423に形成された
ボルト穴42a、42b 、 42c 、 42d 、
42e 142f 、 42g 、42h 、 42
i 、 42j 、 42kを形成したストレーナ取付
面424を平面形状とされている。
り、精密な金型(ダイス型)を使用し、自動または手動
で注瀾し圧力を加えて鋳造するダイカスト類であり、所
望の形状に精度よくほとんど機械仕上げの必要がないた
め大量生産に最も適しており、図示左端にオイルポンプ
150への出力口421を突出させ、中間にバルブボデ
ィ3と嵌合する突出穴422を下部423に形成された
ボルト穴42a、42b 、 42c 、 42d 、
42e 142f 、 42g 、42h 、 42
i 、 42j 、 42kを形成したストレーナ取付
面424を平面形状とされている。
第2ガスケット43は、スペーサ42とストレーナ44
とを密着する部材であり、第2図に示すごとく、スペー
サ42のストレーナ取付面424と同様な形状を有し、
ボルト貫通穴43a 、 43b 143c 、 43
d 。
とを密着する部材であり、第2図に示すごとく、スペー
サ42のストレーナ取付面424と同様な形状を有し、
ボルト貫通穴43a 、 43b 143c 、 43
d 。
43e 、 43f 、 43o 、43h 143i
、 43j 、 43kを形成している。
、 43j 、 43kを形成している。
ストレーナ44は、第5図ないし第8図に示すごとく、
濾過プレート441と、折り返しプレート442と、下
蓋443とからなり、濾過プレート441は密な格子状
のスクリーン444によりオイルパン2から吸い込んだ
作動油からゴミ、不純物を取り除くものであり、取付面
445にボルト貫通穴44a、44b 、 44c 、
44d 、 44e 144f 、 44o 、44h
、 44i 、 44j 、 44kを形成しており
、下着443、作動油吸い込み0446および平面状と
された取付面441にボルト穴45a 、 45b 、
45c 、 45d 、 45e 、 45f 、 a
sg 、45h 145i 、 45j 、 45kを
形成し、外径は中間部449から後部448に向って漸
減している。
濾過プレート441と、折り返しプレート442と、下
蓋443とからなり、濾過プレート441は密な格子状
のスクリーン444によりオイルパン2から吸い込んだ
作動油からゴミ、不純物を取り除くものであり、取付面
445にボルト貫通穴44a、44b 、 44c 、
44d 、 44e 144f 、 44o 、44h
、 44i 、 44j 、 44kを形成しており
、下着443、作動油吸い込み0446および平面状と
された取付面441にボルト穴45a 、 45b 、
45c 、 45d 、 45e 、 45f 、 a
sg 、45h 145i 、 45j 、 45kを
形成し、外径は中間部449から後部448に向って漸
減している。
第1図は本発明の車両用自動変速機を採用した4輪駆動
用自動変速機の断面図、第2図は本発明の車両用自動変
速機にかかる第2ガスケットの側面図、第3図は本発明
の車両用自動変速機にかかるスペーサの他の側面図、第
4図は本発明の車両用自動変速機にかかるスペーサの側
面図、第5図は本発明の車両用自動変速機にかかる濾過
プレートの側面図、第6図は本発明の車両用自動変速機
にかかるストレーナの他の側面図、第7図は本発明の車
両用自動変速機にかかる側面図、第8図は本発明の車両
用自動変速機にかかるストレーナの断面図、第9図は従
来の車両用自動変速機を採用した4輪駆動用自動変速機
の主変速機の断面図、第10図は従来の車両用自動変速
機を採用した4輪駆動用自動変速機のオイルストレーt
の断面図である。 図中 1・・・油圧制御装置 2・・・オイルパン3
・・・バルブボディ 4・・・オイルストレーナ 41
・・・第1ガスケット 42・・・スペーサ 43・・
・第2ガスケット 44・・・ストレーナ 45・・・
ボルト 46・・・ブラケット 100・・・自動変速
機 200−・・トルクコンバータ 300・・・トラ
ンスミッション 500・・・トランスファ
用自動変速機の断面図、第2図は本発明の車両用自動変
速機にかかる第2ガスケットの側面図、第3図は本発明
の車両用自動変速機にかかるスペーサの他の側面図、第
4図は本発明の車両用自動変速機にかかるスペーサの側
面図、第5図は本発明の車両用自動変速機にかかる濾過
プレートの側面図、第6図は本発明の車両用自動変速機
にかかるストレーナの他の側面図、第7図は本発明の車
両用自動変速機にかかる側面図、第8図は本発明の車両
用自動変速機にかかるストレーナの断面図、第9図は従
来の車両用自動変速機を採用した4輪駆動用自動変速機
の主変速機の断面図、第10図は従来の車両用自動変速
機を採用した4輪駆動用自動変速機のオイルストレーt
の断面図である。 図中 1・・・油圧制御装置 2・・・オイルパン3
・・・バルブボディ 4・・・オイルストレーナ 41
・・・第1ガスケット 42・・・スペーサ 43・・
・第2ガスケット 44・・・ストレーナ 45・・・
ボルト 46・・・ブラケット 100・・・自動変速
機 200−・・トルクコンバータ 300・・・トラ
ンスミッション 500・・・トランスファ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)油圧制御装置からの作動油の選択的給排により作動
する流体圧アクチュエータを含む変速機構を備えたトラ
ンスミッションと、該トランスミッションの固定部材に
締結された前記油圧制御装置のバルブボディと、該バル
ブボディの下部に締結され、オイルパン内の作動油を濾
過する前記油圧制御装置のオイルストレーナとからなる
車両用自動変速機において、 前記オイルストレーナは、前記バルブボディの下部に締
結され、下端面を平面とされたスペーサ、該スペーサの
下端面に接合する平面とされた上端面を形成し、前記ス
ペーサに締結されたストレーナとからなることを特徴と
する車両用自動変速機。 2)前記バルブボディとスペーサとの接合面には、両者
を密着する第1ガスケットを介在させ、前記スペーサと
ストレーナとの接合面には、両者を密着する第2ガスケ
ットを介在させてなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の車両用自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27548484A JPS61160664A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 車両用自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27548484A JPS61160664A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 車両用自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61160664A true JPS61160664A (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=17556163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27548484A Pending JPS61160664A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 車両用自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61160664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156411A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Denso Corp | 自動変速機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844006A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-14 | 株式会社東洋クオリティワン | クツシヨン体の製造方法 |
JPS5894671A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-04 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機用ストレ−ナ装置 |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP27548484A patent/JPS61160664A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844006A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-14 | 株式会社東洋クオリティワン | クツシヨン体の製造方法 |
JPS5894671A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-04 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機用ストレ−ナ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009156411A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Denso Corp | 自動変速機 |
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