JPS61160634A - 湿式ブレ−キ - Google Patents

湿式ブレ−キ

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JPS61160634A
JPS61160634A JP126385A JP126385A JPS61160634A JP S61160634 A JPS61160634 A JP S61160634A JP 126385 A JP126385 A JP 126385A JP 126385 A JP126385 A JP 126385A JP S61160634 A JPS61160634 A JP S61160634A
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plate
rotating
piston
fixed
cooling oil
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Akira Matsuzaki
松崎 昭
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SEKITAN ROTENBORI KIKAI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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SEKITAN ROTENBORI KIKAI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/24Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
    • F16D55/26Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
    • F16D55/36Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side
    • F16D55/40Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side actuated by a fluid-pressure device arranged in or one the brake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D65/78Features relating to cooling
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    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/0058Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、回転板と固定板とを圧接してそれらの間に
生ずる摩擦抵抗により回転板即ち回転軸を制動するよう
構成されている湿式ブレーキのピストン構造、及び該ピ
ストン構造を有する湿式ブレーキのブレーキケース内の
冷却効率の向上環を配慮した内部構造に関する。
(従来技術) 車両の回転部分に付設される湿式ブレーキは、第6図、
第7図に示す如き、固定体4°側に軸方向に往復動自在
に且つ回転動に際し拘束されるよう係着された環状の固
定板2と、回転軸5側に軸方向に往復動自在に且つ回転
動に際し拘束されるよう係着された環状の回転板3とを
、上記固定板の板面2a側方に配設された一つの環状の
ピストン1’(第7図参照)を軸方向(第6図において
右方向)に突出させることにより圧接して、上記回転板
3と固定板2間の摩擦抵抗により、回転板3即ち回転軸
5を停止させるよう構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記構成にかかるブレーキの場合、環状のピス
トンが圧接する固定板、回転板の側面形状に対応するよ
う一体的に構成されているため(第6図、第7図参照)
、ブレーキの容量が太き(なるとピストンの重量が太き
(なり、それに伴って上記ピストン1′の支持部分には
ピストン全体の大きな重力が作用する。一方、上記支持
部分、即ちピストン11とシリンダ部4a?の摺動面の
間には、作動油をシールするための弾性のシール材79
が装着されている。従って、上記シール材71には上記
大きな上方よりの圧力(重力)が作用する。
また、環状溝状の上記シリンダ部48gの寸法、位置等
を正確に特定するためには、外周及び内周の中心、各円
周の真円度、円周面の表面粗さ等の要素を全て満足させ
なければならないが、環状溝の性質上その加工は単純な
円孔と比べ多(の工程から構成され叉使用できる加工機
械、治具等が制限させるため上記要素を満足させること
はより難しくなる。即ち、多くの加工に際し加工基点(
りを一致させることは非常に困難であり、また狭い環状
溝に加工工具を挿入することができないこと等に起因し
て高い表面粗さ等の要求を満足させることができない等
、正確な環状溝を形成することは極めて困難となる。
そのため、車両の大型化に伴うブレーキの容量の大型化
が進むにつれて、可動部分の重量の増加により叉加工精
度の低下に伴う寸法誤差により、上記シール材に作用す
る圧力が増大し、その圧力によるシール材の短時間での
損傷が問題となっていた。
また、その際湿式ブレーキにおいては、上記固定板と回
転板との摩擦により発生する摩擦熱を除去するため、固
定板と回転板間の摩擦面に冷やされた冷却油が常時供給
されるよう配慮する必要がある。
本発明は、上記現況に鑑み行われたもので、大容量のブ
レーキにも対応できる構造を有する湿式ブレーキを提供
することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本発明にかかる湿式ブレーキは、固定体と回転体とをそ
の間に環状空間を形成するよう配設し、環状の固定板を
上記固定体にその軸方向に往復動自在にかつ回転動に際
し拘束されるよう、環状の回転板を上記回転体にその軸
方向に往復動自在にかつ回転動に際し拘束されるよう、
上記固定板と回転板とを交互に、各々固定体及び回転体
に係着するよう上記環状空間内に装着し、上記固定板あ
るいは回転板の側方に、上記軸方向に往復動自在なピス
トンを配設し、該ピストンの突出動により固定板と回転
板とを圧接することにより、上記回転体側の回転を停止
させるよう構成されている湿式ブレーキにおいて、上記
ピストンが所望のブレーキ容量に合わせた小型の複数個
のピストンより構成されていることを特徴とする。
また、もう一つの発明は、上記構成を有する湿式ブレー
キにおいて、上記複数のピストンとこれに隣合う固定板
あるいは回転板の間に、均圧板を配設し、該均圧板と上
記固定体間に冷却油の流れを阻止する阻止手段を設ける
とともに、上記固定板及び回転板の内周近傍に冷却油管
路の吐出孔を設け、冷却油が上記冷却油管路を経て各々
の回転板と固定板の隙間を通ってブレーキケース内を該
ケースの冷却油供給孔から冷却油排出孔に流れるよう構
成されていることを特徴とする。
(作用) しかして、上記ピストン構造を有する湿式ブレーキは、
複数の小型のピストンを装着して所定の圧接力を生じる
よう構成することにより、一つのピストンの大きさく重
量)をその支持部分をシールするシール材の耐圧より小
さい値に制限するこ゛とが可能となり、前記シール材を
、ピストンの重量に基づく上方よりの圧力(重力)で損
傷することもない、また、複数のピストンで構成されて
いるが、これを一つの油圧系統に接続することにより、
ブレーキの作動の際には、個々の小型のピストンが同時
に突出して、固定板と回転板の接触面を均一に圧接する
また、その際、ピストンと固定板あるいは回転板との間
に均圧板を設け、更に該均圧板と固定体間に冷却油の流
れを阻止する阻止手段を設けるとともに、固定板と回転
板の内周近傍に冷却油管路の吐出孔を設けることにより
、冷却油供給孔からブレーキケース内に入った冷却油は
、専ら、固定板と回転板の内周近傍に形成された冷却管
路を遣って、上記固定板と回転板との隙間の内周側から
外周方向に流れ、該固定板及び回転板の表面から摩擦熱
を吸収して、冷却油排出孔からツーレーキケース外に排
出される。更に、均圧板を介することにより複数のピス
トンの押圧力が固定板及び回転板に均等に作用する(実
施例) 以下、本発明にかかる実施例に基づいて、図面を参照し
ながらより具体的に説明する。
第1図は本発明にかかる実施例の湿式ブレーキの構造を
示す第2図X−X矢視ての軸方向の部分断面図、第2図
は同湿式ブレーキのピストンの配置を示す軸直角方向の
部分断面図、第3図はピストンを後退位置に復帰させる
リターンスプリング機構の配役状態を示す第2図X−X
矢視での詳細図である。
図において、1はピストン、2は固定板であるスチール
プレート、3は回転板であるディスクプレート、4は固
定体の一部を構成するピストンハウジング、5は回転体
である回転軸、6は複数のピストンの押圧力を固定板及
び回転板に均等に伝達し且つバイパスする冷却油(固定
板と回転板との隙間を流れずに排出孔にいたる冷却油を
いう、以下、同じ)を阻止する均圧板、7はピストン1
とピストンハウジング4のシリンダ部4aとの摺動面を
シールするシール材であるピストンシール、8はピスト
ンハウジング4等とともに固定体を形成するブレーキケ
ース筒部、9は均圧板6の外周部とピストンハウジング
4との間をバイパスする冷却油を阻止する阻止手段たる
均圧板シールである。
ピストンlは、第2図に示す如く、ピストンハウジング
4上で、回転軸5の軸心Oを中心とした同一半径上に等
間隔(60度間隔)に6個配設されている(第2図にお
いては、上部4個のみ図示されている)。そして、上記
各ピストン1は、ピストンハウジング4に形成された凹
部即ちシリンダ部4aにその軸方向に往復動自在に挿着
され、またピストン1の外周には環状溝1aが形成され
、該環状溝1aにはピストン1とシリンダ部4aとの摺
動面をシールするピストンシール7が装着されている。
また、第1図に示す如く、均圧板6には、上記ピストン
1のピストンハウジング上の配設位置及びピストン1と
の当接面の大きさに合致するよう6個の筒状の凸部6b
が形成され、均圧板6はその凸部6bの端面で上記6個
のピストン1と当接する。そして、上記均圧板6を介す
ることにより各ピストンlが、スチールプレート2、デ
ィスクプレート3の側面(板面)円周上の各部分を均等
に押圧するよう構成されている。また、ブレーキケース
筒部8内には、スチールプレート2、ディスクプレート
3及び回転軸5が内装され、該ブレーキケース筒部8の
内筒表面には、上記スチールプレートを回転に対して係
止する(スチールプレート2の外周のスプラインに対応
する)スプライン8aが形成され、他方ディスクプレー
ト3が係着される上記回転軸5の外周には、ディスクプ
レートを回転に対して係止する(ディスクプレート3の
内周のスプラインに対応する)スプライン5aが形成さ
れている。上記回転軸5はブレーキケース筒部内にその
軸心と略一致するよう配設され、その結果それらの間に
環状空間が形成される。そして、上記環状空間の上記各
々のスプライン8a、 5aには、各々環状のスチール
プレート2及びディスクプレート3が、軸方向に交互に
、複数枚、軸方向に往復動自在に、且つ各々の回転に際
し各々拘束するよう挿着されている。また、左端に当接
面10aを有し、断面中央に回転軸5を貫通させるため
の軸孔10bを有するブレーキケース端板部10が、上
記ブレーキケース筒部8の右端面部に取着され、上記ブ
レーキケース筒部8及び回転軸5から、両プレート2.
3が右側に離脱するのを阻止している(第1図参照)、
一方、上記ブレーキケース端板部10に対応する他のブ
レーキケース端板部11は、第1図において、ブレーキ
ケース筒部8の左端側に、該ブレーキケース筒部8等を
挟んで上記ブレーキケース端板部10に対峠する状態で
、ピストンハウジング4及びブレーキケース筒部8と螺
着されている。そして、上記ブレーキケース端板部11
の中央部には円柱軸状の突起11aが形成され、該突起
11aは第1図において右側に延び、右端部でローラベ
アリング12を介して、回転自在に上記回転軸5を支持
している。
さらに、第2図、第3図に示すように、上記ピストンハ
ウジング4のシリンダ部(第2図においてピストン1と
同じ位置)と略同−半径上のそれらの中間部分にはリタ
ーンスプリング機構13が6箇所配設され(第2図参照
)、作動油が作用しない場合に、均圧板6をスチールプ
レート2から離間させるよう構成されている(第1図、
第3図参照)。
尚、上記ブレーキケース端板部11及びピストンハウジ
ング4には、上記シリンダ4aに圧油を供給する作動油
供給孔11c 、4bが形成されている。また、一つの
油圧系統よ性上記各作動油供給孔に圧油を同時に供給す
るよう構成されている。そして、上記ブレーキケース端
板部11には、スチールプレート2とディスクプレート
3との接触面に冷却油を供給する冷却油供給孔lidが
形成されている。さらに、上記ブレーキケース筒部8及
びブレーキケース端板部10には、上記冷却油を排出す
るための排出孔8a及び凹部10cが形成されている。
また、回転軸には、冷却油供給孔側より、固定板と回転
板の′内周近傍に冷却油を供給するための、軸方向及び
それに直角の冷却油管路16a、16bが形成されてい
る。更に、均圧板6の外周部とピストンハウジング4の
突起リング4Cの内周面との間には、冷却油がそれらの
間を通過するのを阻止する均圧板シール9が装着されて
いる。尚、固定板と回転板との隙間以外をバイパスする
冷却油の流れを阻止する阻止手段は、第1図に図示する
ものに換えて、第4図に図示するように、ピストンハウ
ジングの各シリンダ部内周側に上記均圧板の突起部内周
面6Cと外接するよう突起リング4dを延設し、該突起
リング4dと均圧板6の内周面(摺動面)の均圧板側に
均圧板シール9′を装着してもよい。また、第5図に図
示するように、ピストンハウジングの突起リング4Cの
端面4eと、均圧板のピストン側に形成された段部との
間に軸方向に伸縮自在な均圧板シール9゛1を装着して
もよい。
尚、回転軸5とブレーキケース端板部10、回転軸5と
ブレーキケース端板部11との間にはそれぞれシール材
14.15が装着されているのを始め、各部材の接触部
分で液密性を要する部分にはシール材が、装着されてい
る。そして、各々のシリンダ部4aとピストン1で形成
される空間に、一つの油圧系統から圧油を供給するよう
構成しておく。
しかして、上記構成よりなる本湿式ブレーキは、ブレー
キを作用させる場合、ブレーキ操作により、圧油が上記
作動油供給孔11c 、4bより、各々のシリンダ部4
aとピストン1で形成される空間内に供給されて、各々
のピストン1が均圧板6を第1図において右側に押圧す
る。その結果、固定体側に固定されているスチールプレ
ート2と回転軸とともに回転しているディスクプレート
3は、上記均圧板6の押圧面6dとブレーキケース端板
部10の当接面10aの間で挟着されるため、上記両プ
レートが圧接され、それらの間で摩擦が生じ、回転して
いるディスクプレート3即ち回転軸5はその摩擦抵抗に
より制動される。また、上記ブレーキ操作を解除すれば
、シリンダ4aとピストン1との空間内の作動油は常圧
に戻り、リターンスプリング機構13のバネ力により、
ピストン1及び均圧板6は、押圧していたスチールプレ
ート2より離間する。
そして、上記ブレーキの作動の際、ピストン1とシリン
ダ4a間のピストンシール7は、ピストンlの重量が大
きくないため、従来のピストンシール程、上方より大き
な圧力を受けることはない。また、一つの油圧系統より
圧油を同時に供給するため、各ピストンが同期して作動
し、更に本実施例では均圧板を介して、スチールプレー
トとディスクプレートを押圧しているため、その押圧面
には均等の圧力が作用する。
一方、固定板及び回転板の内周近傍に冷却油管路を設け
るとともに、バイパスする冷却油の流れを阻止する阻止
手段(第1図、第4図、第5図参照)を均圧板、及び均
圧板とピストンハウジング間に設けているため、冷却油
は専ら上記回転軸に設けられた冷却油管路を経て、固定
板と回転板との隙間に通って、冷却油排出孔へ流れるた
め、極めて効率よく冷却される。
(発明の効果) 上述のとおり、本発明にかかる構造からなる湿式ブレー
キは、ブレーキの容量に合わせて小型のピストンを複数
個配設することにより、所要のブレーキの容量を得るよ
う構成されているため、ピストンの個数を増減してブレ
ーキの容量を調整すればよい、従って、一つのピストン
の重量をシール材の使用耐圧値より小さい値に制限する
ことが可能となり、ピストンとシリンダ部分との間のシ
ール材は、ピストンの重量に基づ(上方よりの圧力(重
力)で損傷をうけることがない、そのため、シール材の
使用時間を飛躍的に延長させることができる。また、固
定板及び回転板の冷却効率がよいため、ブレーキの苛酷
な使用にも耐えうろことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例にかかる湿式ブレーキの構造を示す第
2図X−X矢視ての軸方向の部分断面図、第2図は同湿
式ブレーキのピストンの配置を示す軸直角方向の部分断
面図、第3図はピストンのリターンスプリングの配設状
態を示す第2図X−X矢視ての詳細図、第4図、第5図
は本発明にかかる阻止手段の他の実施例を示す軸方向の
部分断面図、第6図は従来の湿式ブレーキの構造を示す
軸方向の部分断面図、第7図は同湿式ブレーキのピスト
ンの形状を示す第6図2−2矢視ての軸直角方向の部分
断面図である。 l・・・ピストン、2・・・スチールプレート(固定板
)、3・・・ディスクプレート(回転板)、4・・・ピ
ストンハウジング、5・・・回転軸(回転体)、6・・
・均圧板、7・・・ピストンシール、8・・・ブレーキ
ケース筒体、9.9′、9″・・・均圧板シール、16
a 、 16b ・=冷却油管路。 募4図 算5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、固定体と回転体とをその間に環状空間を形成す
    るよう配設し、環状の固定板を上記固定体にその軸方向
    に往復動自在にかつ回転動に際し拘束されるよう、環状
    の回転板を上記回転体にその軸方向に往復動自在にかつ
    回転動に際し拘束されるよう、上記固定板と回転板とを
    交互に、各々固定体及び回転体に係着するよう上記環状
    空間内に装着し、上記固定板あるいは回転板の側方に、
    上記軸方向に往復動自在なピストンを配設し、該ピスト
    ンの突出動により固定板と回転板とを圧接することによ
    り、上記回転体側の回転を停止させるよう構成されてい
    る湿式ブレーキにおいて、上記ピストンが所望のブレー
    キ容量に合わせた小型の複数個のピストンより構成され
    ていることを特徴とする湿式ブレーキ。
  2. (2)、固定体と回転体とをその間に環状空間を形成す
    るよう配設し、環状の固定板を上記固定体にその軸方向
    に往復動自在にかつ回転動に際し拘束されるよう、環状
    の回転板を上記回転体にその軸方向に往復動自在にかつ
    回転動に際し拘束されるよう、上記固定板と回転板とを
    交互に、各々固定体及び回転体に係着するよう上記環状
    空間内に装着し、上記固定板あるいは回転板の側方に、
    上記軸方向に往復動自在な複数のピストンを配設し、該
    ピストンの突出動により固定板と回転板とを圧接するこ
    とにより、上記回転体側の回転を停止させるよう構成さ
    れてなる湿式ブレーキにおいて、上記複数のピストンと
    これに隣合う固定板あるいは回転板の間に、均圧板を配
    設し、該均圧板と上記固定体間に冷却油の流れを阻止す
    る阻止手段を設けるとともに、上記固定板と回転板の隙
    間に冷却油を供給するよう上記固定板及び回転板の内周
    近傍に冷却油管路の吐出孔を設け、冷却油が上記各々の
    回転板と固定板間を通ってブレーキケース内を該ケース
    の冷却油供給孔から冷却油排出孔に流れるよう構成され
    ていることを特徴とする湿式ブレーキ。
  3. (3)、前記固定体の一部が筒体をなし、前記回転体が
    上記固定体の筒内に配設される軸体であり、前記均圧板
    が上記固定体の筒体内に挿着され、前記阻止手段が、前
    記均圧板外周部分と上記筒体内周部分あるいは該筒体に
    連設された筒状部円周部分間に、装着されたシール材で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の湿式
    ブレーキ。
  4. (4)、前記固定体の一部が筒体をなし、前記回転体が
    上記固定体の筒内に配設される軸体をなし、前記均圧板
    が上記固定体の筒体内に挿着され、前記阻止手段が、前
    記均圧板と、前記固定体の一部に上記均圧板内周面と外
    接するよう延設された突起リング部間とに、装着された
    シール材であることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の湿式ブレーキ。
JP126385A 1985-01-07 1985-01-07 湿式ブレ−キ Granted JPS61160634A (ja)

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