JPS61158734A - トロ−ル漁法及び該漁法に使用されるトロ−ル網 - Google Patents

トロ−ル漁法及び該漁法に使用されるトロ−ル網

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JPS61158734A
JPS61158734A JP27997284A JP27997284A JPS61158734A JP S61158734 A JPS61158734 A JP S61158734A JP 27997284 A JP27997284 A JP 27997284A JP 27997284 A JP27997284 A JP 27997284A JP S61158734 A JPS61158734 A JP S61158734A
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JP
Japan
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net
trawl
expansion
trawler
attached
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Pending
Application number
JP27997284A
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English (en)
Inventor
畑瀬 孝夫
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Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
Original Assignee
Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、イワシ、サバ、イサダ、サンマ或はイカ等の
表層及び中層の魚を捕獲するだめのトロール漁法及び同
漁法に使用されるトロール網に関するものである。
(従来技術) 一般にこの種のトロール漁法は、第3図に示した方法で
行っている。同図において、1はトロール船であり、該
トロール船によって曳網されるトロール網は2本の曳網
2,3に夫々オツター?−ド等拡網装置4,5が取付け
られ、該拡縮装置に網にンネントローゾ6,7を介して
網本体8が取付けられ、該網本体の開口部にはフロート
が取付けられた構成になっている。従って、2本の曳網
2.3でトロール網を曳くと、拡縮装置4,5が水流を
受けて両側に略均等に拡がり、網本体8を開口させ必然
的にトロール船1の後方で曳網するようになっている。
尚図中符号10はトロール船1の推進用ゾロ被うによる
後流である。
このように従来例においては、トロール網がトロール船
lの進行方向の後方に位置するようにして曳網するため
、トロール船1の通過及びプロペラの後流10の影響を
受ける表層及び中層の水深にいる魚が逃散してしまい、
これらを対象とするトロール網では、魚が逃散した後を
曳網することになるので狙った魚が効率良く漁獲できな
いという問題点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、前記従来例における船の通過及びプロ被うの
後流の影響を受ける船の後方での曳網による魚の逃散の
問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するだめの手段) 前記問題点を解決するための具体的手段として本発明は
、トロール網に取付けられる拡縮装置の拡縮力を左右ど
ちらかを大きくし、トロール網をトロール船の進行方向
の斜後方に位置させて曳網することを特徴とするトロー
ル漁法及び一方の拡縮装置の拡縮力を弱くしたトロール
網を提供するものであって、トロール網の拡縮力を一方
に片寄らせることで、トロール網が船の進行方向の斜後
方に位置し、魚群に対して船影及びプロペラの後流の影
響が及ばないようにし、魚群を逃散させないで漁獲する
のである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例により更に詳しく説明する。
尚理解を容易にするため従来例と同一部分には同一符号
を付して説明する。第1図に示した第1実施例において
は、1個のトロール網を曳網する方法であり、トロール
船1の片方の舷から2本の曳網2,3を出し、該曳網の
一方の曳網2に拡縮装置4を取付け、他方の曳網3には
ダミーフロート11を取付ける。そしてこれら拡縮装置
4及びダミーフロート11から網ペンネントロープ6゜
7を取出して網本体8を連設し、該網本体の開口部には
フロート9が取付けられている。
このように曳網の一方にのみ拡縮装置4を取付けること
で、拡縮力が一方に片寄ることになり、他方の側は単に
曳網3の引張力とダミーフロート11の曳行作用で生ず
る抵抗とによる拡縮力が付与されることになる。このよ
うな構成のトロール網をトロール船1で曳網すると、当
然の事として拡縮装置4が取付けられている側に網本体
8が引寄せられ、トロール船1の斜後方に網本体8が位
置し、トロール船1の進路及びプロ4うによる後流lO
を避けた位置を曳網されることになる。
従って、トロール船1の通過及びプロ被うの後流10に
よって逃散した魚及びトロール船の側部から一定の距離
を保って回遊している魚群を逃散させないでトロール網
によって捕獲することができるのである。
第2図に示した他の実施例にあっては、2個のトロール
網をトロール船1の両側で曳網する方法であり、前記実
施例で示したトロール網と略同じ構造のものが使用され
る。
この実施例で相違する部分は曳網2,3を途中で結着し
て夫々1本の曳網としてトロール船1で曳網するのであ
る。即ち、曳網2,3の内、一方の曳網2を他方の曳網
3の途中に結着し、他方の曳網3をトロール船1で引張
るようにしである。
この場合曳網2の結着位置は拡縮装置4との関係におい
て、網本体8が確実に開くように計算され、それによっ
て結着以降の両曳網2,3の長さが決定されるのである
。尚、前記第1実施例と同じように2本の曳網2,3を
トロール船から繰出して曳網することもできることは勿
論である。
このようにトロール船の両側でトロール網を曳く場合で
も、トロール船の航路及びプロ4うの後流10がトロー
ル網に何等の影響も及ぼさず、しかも船影又は後流lO
によって左右に逃散した魚群及びトロール船1の両側を
回遊する魚群を逃散させることなく漁獲することができ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明に係るトロール漁法は、トロ
ール網に取付けられる拡縮装置の拡縮力を左右どちらか
を大きくし、トロール網をトロール船の進行方向の斜後
方に位置させて曳網するようにしたので、漁獲しようと
する魚群がトロール船の通過及びゾロ4うの後流によっ
て逃散することがなく、しかも逃散したとしても進行方
向から横方向にそれた方向に逃散するので、この逃散し
た魚群も一緒に漁獲でき、特に表層及び中層を回遊する
魚群の捕獲が効率良く行えるという優れた効果を奏する
更に、本発明に係るトロール網の構成は一方の曳網にの
み主たる拡縮力を有する拡縮装置が取付けられるだけで
あるので、その分だけ構成が蘭単になると共にコストダ
ウンが図れ、トロール網の取扱い作業も容易になるとい
う種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例のトロール漁法及びト
ロール網を示す略示的平面図、第2図は同第2実施例の
トロール漁法及びトロール網を示す略示的平面図、第3
図は従来例のトロール漁法及びトロール網を示す略示的
平面図である。 1・・・・・・トロール船   2,3・・・・・・曳
網4.5・・・・・・拡縮装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、トロール網に取付けられる拡縮装置の拡縮力を
    左右どちらかを大きくし、トロール網をトロール船の進
    行方向の斜後方に位置させて曳網することを特徴とする
    トロール漁法。
  2. (2)、2個のトロール網をトロール船の両舷で曳網す
    ることを特徴とする前記1項記載のトロール漁法。
  3. (3)、網本体の開口部両側に1対の網ペンネントロー
    プを取付け、該網ペンネントロープの先端に拡縮装置を
    介して夫々曳網が取付けられたトロール網において、左
    右いづれかの拡縮装置を省略して拡縮力を一方に片寄ら
    せたことを特徴とするトロール網。
  4. (4)前記省略する拡縮装置がダミーフロート又は抵抗
    の小さい拡縮具である前記3項記載のトロール網。
JP27997284A 1984-12-29 1984-12-29 トロ−ル漁法及び該漁法に使用されるトロ−ル網 Pending JPS61158734A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052277A (ja) * 2001-08-20 2003-02-25 Fisheries Research Agency サイドトーイングトロールシステム
JP2007244215A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Fisheries Research Agency トロール漁法およびこれに用いるオッターボード
JP2010183877A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Tokyo Univ Of Marine Science & Technology 高揚力オッターボード
JP2021035343A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 ニチモウ株式会社 表中層トロール網におけるフラッパー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922155U (ja) * 1972-05-30 1974-02-25
JPH024750U (ja) * 1988-06-21 1990-01-12

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